2018年(平成30年) 5月 1日 火曜日


  1. 高畑監督を追悼 「柳川堀割物語」上映 20日、水の郷 対談も 柳川
     柳川を題材にした映画「柳川堀割物語」(1987年公開)の脚本・監督を務め、柳川観光大使でもあった高畑勲さんが4月5日に亡くなったことから、柳川市の水の会と柳川市が共催して、今月20日に同市上宮永町の柳川総合保健福祉センター「水の郷」ホールで「柳川堀割物語」の追悼上映会を開く。入場無料。2回上映で1回目の時は撮影秘話などが明かされる対談も予定されている。

  2. 歴史教え平和の大切さ伝える 「昭和の杜」開館を祝う 荒尾二造市民の会
     東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所資料館「昭和の杜」(荒尾二造資料館)を荒尾市荒尾に完成させた荒尾二造市民の会(下津晃代表)は4月30日、同資料館で開館記念式典を開催。同市内や近隣市町など全国から55人が出席。同会は近代化遺産・戦争遺跡の荒尾二造を生かして、地域づくりや調査・研究、命の尊さ、平和の大切さを伝える活動を続けており、その拠点にもなる。

  3. 全校児童が意欲高める 子ども読書の日集会 標語大賞やトーク 大牟田市倉永小
     大牟田市倉永小学校(本村勝則校長)は4月27日、子ども読書の日集会を開催。標語大賞発表などで全校児童が読書意欲を高め、読書推進活動への協力者に感謝した。


     荒尾市の小中学校13校で、「土曜授業」がスタートした。2018年度から毎月第3土曜の授業を、本格的に始めたのである。大きな課題としてあるのが学力の向上。授業時数を確保し、郷土に誇りを持つ子どもを育て、児童生徒の「生きる力」を醸成することも目指すという▼平井小は全校児童が体育館に集まり、新1年生を迎える会を開いた。1年生の自己紹介やゲームを楽しんだ後、歩いて近くの岩本橋まで行き、関川に掲げられているこいのぼりを眺めながら有意義な時間を過ごした▼同じように中央小でも新1年生を迎える会を開き、緑ケ丘小は歓迎遠足、荒尾海陽中では防災授業があった。他校でも授業参観が行われるなど、それぞれの取り組みで土曜授業が繰り広げられた▼お隣の大牟田市は、第3土曜に小学校で授業参観を行った。3時間目の国語や算数の授業を保護者が参観。1年生のクラスでは元気よく手を挙げて答えるわが子の姿を、ビデオやカメラに収め見守っていた▼同市の小学校の土曜授業は、昨年度まで年間5回だったが、本年度は6回に増やして実施。共通月を設けて、授業参観や親子学習会、校内持久走大会、合唱コンクールなど計画している。中学校は年間3回行う予定▼戦後の「詰め込み」教育は、学校を受験や就職を目指す予備校のようにしてしまった。それを反省した「ゆとり」教育は、学力低下を引き起こし、日本人の勤勉さも忘れさせてしまったようだ。紆余曲折はあったが、子どもたちに自ら考え行動を起こすという教え≠してほしい。


2018年(平成30年) 5月 2日 水曜日


  1. 大蛇山Tシャツ・ポロシャツ披露 今年はジャー坊も登場 一般販売 今月下旬から 大牟田
     今夏開かれる第57回おおむた「大蛇山」まつりの公式Tシャツ、ポロシャツが1日、お披露目された。市の公式キャラクター「ジャー坊」を活用し、大牟田ならでは≠フデザインにした。今月下旬の発売を予定している。

  2. 初夏の風物詩 エツ漁解禁 船上でフルコース堪能 筑後川にアシの葉投げる 大川
     大川市の初夏の風物詩、筑後川のエツ漁が1日に解禁された。これに合わせて大川観光協会(高橋一精会長)は同市の観光施設「大川テラッツァ」で、行政や観光関係者、一般優待客らを招いた川開き式を行い、豊漁や遊覧船の安全運航を祈願した。神事の後、出席者は遊覧船に乗り込み、エツ料理に舌鼓を打った。

  3. 市民の安全安心に 消防用バイクを寄贈 筑後LC
     筑後ライオンズクラブ(牟田利弘会長)は1日、筑後市消防本部に消防用原付バイクを寄贈した。消火栓や防火水槽の点検に活用されるといい、牟田会長は「50周年(2010年)を記念して計画したものですが、市民の安全安心のために貢献できれば」と話した。


     築88年の民家。玄関に入る時には久しぶりに親の実家を訪れたような気持ちになった。縁側付近も昭和のたたずまい。初めて見るのになぜか懐かしい。台所もそうだ。いわゆる昭和時代の日本のダイニングキッチン。漫画「サザエさん」にも出てきそうな雰囲気が漂う▼荒尾二造市民の会が民家1棟を改装して整備した荒尾二造資料館「昭和の杜」。4月末の開館記念式典には荒尾、大牟田、玉名など全国各地から55人が訪れ、開館を祝った▼荒尾二造とは、太平洋戦争前から戦中にかけて、荒尾市内にあった軍需工場「東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所」のこと。1942年夏に熊本出張所が設置され、翌年には現在の岱志高校(旧荒尾高校)本館付近に本部事務所が完成した▼関東大震災で甚大な被害を受けた東京の造兵廠での火薬生産拠点を全国に広げる中で、火薬原料の石炭酸(フェノール)が入手しやすい三池炭鉱のある荒尾が生産増強の舞台に選ばれた▼この一帯は現在も多数の工場が並ぶ工業地域。工場の病院跡は今も市民病院。遺跡は至る所で見られる。荒尾二造跡を東西に走る幹線道路は早くから舗装され、道幅が広く、真っすぐなことは子ども心にも印象的だった▼市民の会は荒尾二造を生かし、地域づくりや調査・研究、命の尊さや平和の大切さを伝える活動を続けており、ここはその拠点。一般向けには3日に開館。毎週木、金、土、日曜午後に見学できる。祖父母の家に行ったような気持ちになれる資料館は、歴史を学ぶだけでなく日本人の心≠ェ感じられる場所だ。


2018年(平成30年) 5月 3日 木曜日


  1. 和解実現を強く期待 100億円基金 容認へ3県一致 「開門放棄」と反発も 有明海再生に弾み 諫早湾干拓問題
     国営諫早湾干拓事業問題をめぐり、佐賀、福岡、熊本3県の漁連と漁協は1日、柳川市三橋町高畑の福岡県有明海水産会館で共同の記者会見を開いた。3県で足並みをそろえ、国が提案した基金案を受け入れる方針を発表。「福岡高裁が示す、開門しないことを前提とする和解協議を進めてほしいという考えで一致した」と述べた。【2面に「共同文書」全文を掲載】

  2. 空き家バンクに協力 荒尾、長洲の行政と連携強化 宅建支部 順法営業や暴排研修
     熊本県宅地建物取引業協会荒尾支部(村上裕二支部長)の2018年度報告会が荒尾市本井手のホテルヴェルデで開かれ、荒尾市と玉名郡長洲町の空家バンクに協力するなど行政との連携を強化して取り組んでいくことを確認した。

  3. 年間利用者77万人 今年開港20周年に 5年連続で記録更新 佐賀空港
     九州佐賀国際空港の2017年度の年間利用者数は77万6614人だった。5年連続で過去最高を更新し、1998年の開港以来最高だという。同空港は今年、開港20周年を迎える。


     「取材先でセクハラはあるのか」。本紙編集部の女性記者に確認した。結果は、「多少ある」「そう感じることがある」などであった。そういう意識の下で、日々の取材活動に当たっていることを知り、認識の甘さを気付かされた▼セクハラを受けたと、本人が感じ取った具体的な内容を聞くと、深刻な事態というものはないように思われた。しかし、受けた本人にとっては、鳥肌が立つ思いであったり、その場から逃げ出したい気持ちであったのかもしれない。何よりも、された人の心の受け止め方が重要である▼取材現場の問題がクローズアップされているが、営業活動など社会全般でも言えること。往々にして利害関係で優位に立つものが、セクハラやパワハラの加害者になりやすいことを肝に銘じねばならない▼守らなければならないのは、個人の尊厳と男女平等である。教育現場で、教師が子どもたちを呼ぶときは「○○さん」と、男女を問わず、名字に敬称をつけている。小さな子どものときから、教育の一環として行われている。これが基本であり、人間社会の根幹を形づくっていく▼女性がセクハラを受けたとき、「あなたにも隙があった」とか、「うまい受け流し方を知ることが大切」などと言われることが、一番つらいという。はっきりと、「NO」と言える社会へ変えていかねばならない▼セクハラやパワハラの概念は難しい。被害者の感じ方によっても変わるから。ただ社外、社内を問わず、そうした行為に対しては、うやむやにせず、毅然と対処することが必要だ。


2018年(平成30年) 5月 6日 日曜日


  1. パレードで元気アピール 「どろつくどん」と「大蛇山」 博多のまちを勇壮に
     第57回博多どんたく港まつりがゴールデンウイーク終盤の3、4の2日間、福岡市で開催され、市内は祭りムード一色に染まった。五月晴れの下、3日に明治通りなどをコースに行われたパレードには大牟田市から「大蛇山」、柳川市から「どろつくどん」も参加。博多のまちを勇壮に練り歩き、沿道に詰め掛けた観光客に郷土の魅力と元気をアピールした。

  2. まつりに多くの客 こいのぼり泳ぐ岩本橋で 荒尾
     荒尾市上井手の岩本橋河川広場で3日、平井地区協議会(古嶋忠典会長)主催の「第15回岩本橋鯉のぼりまつり」が開催され、ゴールデンウイーク中でもあり、市内外から訪れた多数の来場者でにぎわった。関川上に掲揚された約80匹のこいのぼりや川沿いの21本の矢旗は6日まで楽しめる。

  3. 県内外から6万3千人 金魚まつり 九州選手権で熱戦も 長洲
     第23回火の国長洲金魚まつり(玉名郡長洲町主催、同町養魚組合、同町商工会、同町観光協会など共催、熊本県、有明新報社など後援)が3、4日に長洲町金魚と鯉の郷広場で開催され、天候にも恵まれ、県内外から3日は3万5千人、4日は2万8千人、計6万3千人が来場してにぎわった。


     東南アジアからはるばる海を渡り、日本で子育てをするツバメ。害虫を食べる益鳥、商売繁盛を招く鳥として親しまれてきたが、最近は何羽も連なり飛んでいる光景を見なくなった。数が減っているように思っていたら、激減しているとの報告もあるそうだ▼農作物の害虫を食べる益鳥、商売繁盛を招く鳥として親しまれてきた。だが、ふんが汚いと巣を落とす人が増えたと聞く。そして、巣作りに適する日本家屋は減った▼とりわけ都市部や近郊では水田、畑が次々となくなり、農薬の使用もあって、餌になる虫も少なくなっているだろう。もちろんカラスなどの天敵に、卵やひな鳥が襲われる例もある▼ツバメは天敵を近づけないため、人間が多く集まる場所に営巣する。商売繁盛を呼ぶといわれるゆえんだ。シャッター通りといわれる商店街が目立ち、空き家も増加している昨今。前の年は営業していた店、住人がいた家が1年たったら無人になることも少なくあるまい▼そこに作った巣へツバメが戻っても、天敵から卵やひなを守れることにならないか。空き家が多くなることにより景観や治安の面で良くない、災害発生時に危険を伴う―などの問題が生じるのはよく指摘されている。ツバメにとっても困ったことなのだ▼一方で駅や遊技場、大型商業施設などでツバメの巣を目にするようになった。段ボールでふんよけが作られたり、「頭上注意」「ツバメ子育て中」の注意書きが見られることも。初夏の風物詩のツバメに日本で快適に過ごし、子育てをしてほしいものだ。


2018年(平成30年) 5月 8日 火曜日


  1. まちづくり提案箱 意見や要望寄せて 広聴強化し市政に反映 荒尾
     荒尾市は、市民の意見や要望などを市政運営に反映させるため「まちづくり提案箱」を、市役所玄関前などに設置している。

  2. 30人が鉄道敷跡歩く 郷土の歴史を理解 大牟田
     三池炭鉱専用鉄道敷跡ひとめぐりウオークが4日、大牟田市石炭産業科学館を発着点とする約17キロのコースで開かれた。市内外から約30人が参加。路線の一部が世界文化遺産に登録されている鉄道敷跡を歩きながら、郷土の歴史に理解を深めた。

  3. 東京五輪・パラリンピック 柳川、みやまが登録 ホストタウンに国から支援
     柳川市は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン登録(第7次)に、福岡県および柳川市、みやま市、みやこ町、築上町が登録されると発表。登録されることにより、交流事業に対し、国から特別交付税措置(対象経費の一般財源合計額の2分の1)などの支援が受けられる。


     ゴールデンウイークの柳川市は、沖端水天宮祭でにぎわった。舟舞台の三神丸では、子どもたちのお囃子などとともに、「立花宗茂とァ千代」大河ドラマ招致活動としてイメージキャラクターによるパフォーマンスが行われ、祭り客の拍手を誘った。会場では歴史交流企画「島原の乱」のチラシも配りPR▼1567年生まれの宗茂。同年生まれには伊達政宗や真田信繁(幸村)がいる。宗茂は、豊臣秀吉への忠義で1600年の関ヶ原の戦いで西軍につき、柳川の領地を没収された。4年間の浪人生活の後、徳川幕府に仕え、06年2代将軍秀忠から奥州の領地を拝領、大名へ復帰。20年には柳川への再封が決定。西軍の将で旧領に復帰したのは唯一。宗茂54歳だった▼秀忠や3代家光から寵愛された宗茂は、柳川の領内統治と幕府で政務をこなすため柳川・江戸を往来。29年に柳川藩の江戸下屋敷が完成すると、上屋敷を2代藩主忠茂に渡して家督移譲を進め、忠茂が柳川・江戸を往復。宗茂は将軍を、そばで支えた▼冒頭の島原の乱(37年)は江戸幕府を震撼させた出来事で、立花家からは忠茂が参陣していた。年が明けても収まらず、家光は71歳の宗茂にも出陣を命令。戦国の実戦で活躍した武者の登場に、諸大名からは「武神再来」と評され、敵の夜襲を的中したり、軍議で兵糧攻めを提案。宗茂の着陣から20日余りで鎮圧した▼島原城七万石武将隊を迎えて行う交流企画「島原の乱」は13日、柳川藩主立花邸御花で開催。宗茂とァ千代の大河ドラマ招致活動は、ますます力が入っている。


2018年(平成30年) 5月 9日 水曜日


  1. 女性が来てみたい街 スイーツフェアや刀剣会 たーんとよかとこ協 もうける観光確立も 大牟田
     大牟田た〜んとよかとこ協議会(井上良一会長)の2018年度第1回会議が8日、大牟田商工会議所で開かれ、事業計画案などを承認。本年度は「女性が来てみたい街」を目指して大牟田市のイメージ変革に取り組み、観光振興の在り方を確立させる。また協議会の名称を一部変更した。

  2. あらお荒炎祭に参加を イベントや四ツ星市場 今月末まで受け付ける
     あらお荒炎祭実行委員会(会長・浅田敏彦市長)は今夏の第25回あらお荒炎祭(8月5日、荒尾運動公園ソフトボール球場一帯)の各イベント、「ふるさと四ツ星市場」(郷土料理、特産品などの物産展)の出店者を募集している。

  3. まつり終わり房切り 中山大フジ 81人が作業 柳川
     柳川市三橋町中山、中山熊野神社大のフジの房切りが6日行われ、中山大藤まつり実行委員会(新開政紀委員長)、地元の保存会(竹井澄子会長)、まつりで露店を出した人たちやボランティアを含む81人が作業に励んだ。


     人口減少傾向にある柳川市は若者・新婚・子育て世帯の定住促進を目指すため、市有地を住宅地として整備して分譲する。この取り組みは2回目。前回は全て完売し、購入した世帯の中には多くの子どもがいて、近くの小学校に通っている子もいるという▼柳川市は旧柳川、大和、三橋の1市2町が合併して誕生した新市。合併当時に比べ人口は9千人ほど減っている。合併後、13年目に入ったが、毎年、確実に人が減っているのである▼人口減少への対策は難しいところもあるが、死亡に比べ、出生が少なくなっている自然動態の減少が大きいようだ。流入が少ない地方都市は人口減少が進んでいるところがほとんど。3町が合併して誕生したみやま市も同様。さらに炭鉱が閉山した大牟田市は、他市を上回る減少率▼柳川市は定住促進住宅地の分譲に際して多彩な特典を設けた。市外からの転入、結婚後1年以内、29歳以下の場合、中学生以下や65歳以上がいる場合などで最大で40%割り引く。300平方メートルを超える物件が割引を使うと、200万円台で購入できる可能性もあるのだ▼少子化対策としては、安心して子育てができる環境整備、さらには大牟田、柳川、みやまで婚活を行い、結婚を望んでいる人たちをサポートする事業も展開▼その取り組みは驚くべき成果とはなっていないものの、継続することが必要。居住地が確保でき、働く場が見つかり、安定した生活ができるとなれば結婚する人も増えよう。元気な子どもたちであふれる郷土となってほしいものである。


2018年(平成30年) 5月 10日 木曜日


  1. アドリブ弱くても 笑いで大牟田盛り上げ レモンティーの山田さん ライブに意気込み 19日 TRAX
     郷土を笑いで盛り上げようと、「福岡よしもと レモンティーお笑いライブ爆笑!Vol2」が19日、大牟田市港町のTRAXホールで開催される。大牟田市在住のお笑い芸人、山田ドゥさんと、あべてつあきさんでコンビを組むレモンティーなどが出演。山田さんは「大牟田の人と芸人と一緒になってまちを盛り上げたい」と意気込みを見せる。

  2. インスタ情報活用を 1万件投稿プロジェクト講演会 魅力発信、集客に威力 山門JC
     山門青年会議所(冨重秀之理事長)は8日夜、例会行事として講演会「ひとりのポスト(投稿)でこのまちを変える!〜1万件ポストプロジェクト〜」を開いた。地域住民や行政、観光関係者ら約40人が出席。ネット上の無料写真共有アプリケーション「インスタグラム」を活用したまちおこしなどを学んだ。

  3. 農業の大切さ伝える 市教委へ教材を寄付 JA柳川
     JA柳川(成清法作組合長)は9日、農業と食につての小学生向け教材「農業とわたしたちのくらし」を、柳川市教育委員会に寄付した。同JAの田中昭夫常務理事らが同市役所三橋庁舎を訪れ、沖毅教育長に手渡した。田中常務理事は「口にしている食べ物がどうやって生産されているかを知ってほしい。食べ物を大切に、他人を思いやる心も育むことができれば」と話した。


     仕事がら、いろんな人たちと話をする。年齢の高い人、低い人などさまざま。特に若い人たちと話をしていると、分からない言葉が飛び出してくる「それって、どういう意味ですか」▼いわゆる若者言葉。先日聞いた(見た)「ガンダでよろ」とはいかなる意味か。「ガン」とはガンガンということから「すごく」。「ダ」はダッシュで「急いで」。「よろ」は「よろしく」。解読すると「すごく急いで来てね」ということか▼「BFF」とは何ぞや。これは「ベスト・フレンド・フォーエバー」の英語表記の頭文字。ならば「親友」でも良さそうだが、それではかっこよくないようだ。似たような言葉で以前は「ズッ友」(ずっと友達)と言っていたようだが、流れは速い▼これらは基本的に若い人たちの間で使われる。SNSがコミュニケーション手段となり、特にツイッターでは一度に投稿できる文字数に制限があるため、使う文字数を少なくしているとか。さらに仲間内のみで通じる言葉まで含めると、文面は複雑怪奇な文字の羅列になる▼テレビなどで活躍する日本語学者で、杏林大学教授の金田一秀穂さんは若者たちの操る言葉に寛容な立場だ。「若い世代には、その世代なりの言葉がある。それで自分たちを表現し、相手が理解できるのならば、それでいいのでは」と▼しかし新聞となるとそうはいかない。読者の年齢層は広く、どの世代が読んでも分かるような言葉を選ばなければならない。言葉は意思伝達の手段で変わり続けるもの。常に緊張感を持って接し、使わなければならない。


2018年(平成30年) 5月 11日 金曜日


  1. 夏も近づく八十八夜 府本小で「校内茶摘み」 全児童と住民ら参加 荒尾
     荒尾市府本小学校(金子浩幸校長)の茶摘みが10日に校内の茶畑で行われ、全校児童77人と職員や保護者、府本地区協議会のメンバーや府本老人クラブ・慶寿会の会員ら112人が参加。「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る」と唱歌「茶摘み」を動きも交えてみんなで歌った後に作業を体験した。

  2. こっぽりーを活用 お守りとキーホルダー作る 柳川
     柳川市のマスコットキャラクター「こっぽりー」運営委員会(諸藤悟会長)は、同市坂本町の日吉神社で売上金を市活性化へ活用するため、作った水難よけのお守りとキーホルダーを清める神事を行った。

  3. 女性視点の防災講演会 備えの大切さ再認識 大川
     「女性視点の防災」をテーマにした講演会(大川商工会議所女性会主催)が9日、大川商工会館であった。女性会会員だけでなく、大川市外からや男性の参加もあり、約30人が万一の事態に備えておくことの大切さを再認識した。


     熊本地震で被災した熊本市動植物園のユキヒョウ「スピカ」。避難先の大牟田市動物園にやって来て、丸2年。ここの暮らしにすっかり慣れ、元気に過ごしている。いつでも帰れるようにと、移送に向けてトレーニングが始められている▼スピカは、2005年5月27日に東京都多摩動物公園で誕生。もうすぐ13歳。06年4月に熊本へ来た。地震で獣舎にひびが入り、大牟田へは16年4月23日に来園。初めは展示場へ姿を見せることが少なかったので、奥の部屋の様子を映すモニターが設けられた▼動物福祉に配慮した科学的な飼育管理を行う大牟田市動物園。その取り組みは国内で注目の的である。大きくは二つあり、まず一つ目が動物が心身共に健康に暮らせる環境を整えること。アスレチック整備や餌隠しなど、動物が知恵を使い運動する機会を増やしている▼もう一つはハズバンダリートレーニング。採血や体温・体重測定、治療などの健康管理に、動物が自発的に協力するよう訓練している。ライオンやトラ、サバンナモンキー、マンドリルなど国内で初めて成功した。スピカも17年3月、国内のユキヒョウで初めて無麻酔下採血に成功。現在も定期的に行い、健康状態は良好▼動物園は、生きている命と向き合える場所。全国的に園の動物の高齢化が進んでいる。それも含めて、飼育員らの発案による公開方法で、動物の魅力が伝えられている▼雌のスピカは、大牟田に来て、少しぽっちゃりしたようにも見える。26日は誕生日会が開かれる。里帰りする前に、スピカに会いに行こう。


2018年(平成30年) 5月 12日 土曜日


  1. 「やながわの成り立ち」刊行 古代から江戸までそろう 古文書館長まとめる 柳川
     柳川古文書館館長で柳川市史編集委員会委員の田渕義樹さんが、柳川の歴史1「やながわの成り立ち」をまとめた。柳川の古代から中世を、太宰府・筑後国・山門郡・三潴郡、三潴荘・瀬高荘(上荘・下荘)をキーワードにして通史的に記述。同市史編さん事業はこれまでに35冊を刊行しており、今回は36冊目。

  2. 海外の観光客に対応 外国語パンフ作成へ 英、韓2カ国 別設計で みやま
     みやま市は、同市で初となる外国語パンフレットを作成する。訪日外国人の増加といったインバウンド需要の高まりを受けての取り組みといい、今後プロポーザル方式で委託事業者を決め、完成は8月末の予定。九州オルレみやま・清水山コースでは昨年2月のオープンから1年間で、約5千人が訪れ、推計ではその2〜3割が外国人。道の駅みやま、清水寺本坊庭園も外国人の人気が高いといい、市はパンフレットで市内周遊に結び付けたい考え。

  3. 大牟田の遺産など学ぶ ありあけ新世高生 市職員が取り組み講話
     大牟田市吉野のありあけ新世高校(葉玉千賀子校長)は10日、キャリア教育として産社・総学社会人講演会を実施した。全校生徒が同市職員の話を聞き、大牟田の遺産、観光振興への取り組みを学んだ。


     「市職員が近所に住んでいるが、何度誘っても地域行事になかなか参加してくれない。『市民と行政との協働のまちづくり』と市長がいくら呼び掛けても、これでは行政との連携などできないし、する気持ちがなくなってくる」▼ある団体の例会で市長が卓話をした際の質疑応答で、メンバーからそんな意見が出た。これは住民として、地域の世話役としての正直な思い。市職員からすれば「職業に関係なく、住民はみんな同じ立場のはず。なのになぜ自分だけが文句を言われなければならないのか」というもの▼記者としても住民と同じ気持ちがある。市が関わる休日の行事について職員から熱心に取材依頼があったので、やりくりして時間をつくり行ってみると、その職員の姿は会場になかった▼同じ時間の別の行事の担当をしていたのかもしれないが、共同作業をしたという達成感がなかったのは確か。事情があったかどうかは当事者から説明を聞かないと分からないものだ▼そういう言葉と言葉、心と心の「キャッチボール」が「協働」の基本、土台だろう。職員が親身になり地域に入って、住民の心に寄り添い、一緒に行動し、一緒に汗をかけば、みんなじっとしてはいないのではないか▼荒尾市は市民の意見や要望を市政運営に反映させるため「まちづくり提案箱」を市役所正面玄関前などに設置している。かつては「市長への手紙」だった。他自治体にも同様のものがあろう。これも「キャッチボール」の一つとして活用してほしい。それが「協働」への道筋をつくっていく。


2018年(平成30年) 5月 14日 月曜日


  1. 原山町公民館 住みよいまちづくり 出産や高齢者へ祝い金 加入促進も 末端組織で初取り組み 大牟田
     大牟田市の原山町公民館(上野光己館長)は、住みよいまちづくりや公民館加入促進を目指し、2019年度から公民館加入者を対象に赤ちゃん、米寿になった高齢者への祝い金を贈る。18年度は3歳以下と、88歳以上に支給。上野館長によると、赤ちゃんに対する祝い金支給は同市の町内公民館では例がないという。

  2. 九州北部豪雨の災害復旧 6年かけて改修 矢部川・沖端川河川整備が完成 六合に防災ステーション 式典と碑除幕で祝う
     2012年7月の九州北部豪雨で堤防の決壊や家屋浸水など甚大な被害が発生した矢部川と沖端川の河川整備が完成したことから、矢部川・沖端川河川激甚災害対策特別緊急事業竣工式が13日、柳川市大和町六合地先の矢部川津留橋付近で開かれ、事業主の国土交通省九州地方整備局、福岡県とみやま、柳川、筑後、大川、八女市と大木町で結成する矢部川改修期成同盟会の関係者などが出席し、式典で完成を祝い、竣工記念モニュメントの除幕式を行った。

  3. ヒマワリ大きく育って 「人権の花運動」開会式 児童へ種を贈る 大川
     花の栽培を通じて児童の思いやりの心を育む「人権の花運動」の開会式が11日、大川市三又小学校であり、地元の人権擁護委員からヒマワリの種が贈られた。ヒマワリは3年生27人が協力して育て、種を採り、秋に風船を付けて飛ばす。


     今年7月に開港20周年を迎える九州佐賀国際空港の利用者数が急増している。開港から15年間は年間30万人前後の利用で推移していたが、ここ5年間で2倍以上に膨れ上がっている▼同空港は1998(平成10)年7月28日に開港。2年目に34万8千人と、期待を持たせる数字をたたき出した。だが以降は、それを上回ることがなく、大阪や名古屋便が運休するなど、厳しい状況が続いた▼活路を見いだしたのが格安航空会社(LCC)の国際線就航である。2012年に中国・春秋航空が、上海浦東国際空港線をプログラムチャーター便で就航。翌13年には韓国・ティーウェイ航空が、仁川国際空港(ソウル)線を就航。今では上海便が週3往復に、ソウル便が週9往復(期間増便)に増えている▼国内線も充実。空港運営者の佐賀県が、航空機の夜間停泊に補助を行い、東京発最終便が空港で夜を明かし、翌日の早朝に東京へ向けて出発させている。このことで東京方面の日帰り出張客から好評を得ている▼東京羽田便が毎日5往復で、成田便が毎日1往復。人気なのは羽田行き午前6時15分発の同8時15分着と、帰路になる羽田発午後7時25分の佐賀着同9時20分▼17年度の年間利用者数は77万6614人。この5年間は毎年、過去最高を更新し続けている。東京羽田便は45万9千人で、全体の6割を占める。ソウル、上海便も過去最高を記録。何日駐車しても無料の駐車場や、有明海沿岸道路の延伸で利便性が向上したため、人と物流の拠点としてますます注目される九州佐賀国際空港だ。


2018年(平成30年) 5月 15日 火曜日


  1. ゆるキャラGP ジャー坊がエントリー トレカ1万枚作りPR 激しい前哨戦始まる 大牟田
     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」が、ご当地キャラなどが集う「ゆるキャラRグランプリ2018in花園〜ラグビーのまち東大阪〜」へ正式にエントリー。前回は初出場6位という成績だったが、今回は「日本一の座」を目指す。市は,エントリーを記念してジャー坊のゆるキャラトレカを配布し、PRを図る。インターネットの投票は8月1日からだが、激しい前哨戦がすでに始まっている。

  2. 市民文化会館建設へ 請負契約締結を可決 3回目落札で 20年度中落成を明言 柳川
     柳川市議会臨時会が14日に開かれ、3回目の入札で落札された市民文化会館(仮称)建設工事請負契約の締結が提案され、賛成多数で可決した。提案理由を説明した金子健次市長は「工事期間は2年間で、2020年5月末に完成。20年度中に落成する」とスケジュールを示した。

  3. "住みやすさ、生かせ" 地方創生の進捗報告 みやま
     みやま市まち・ひと・しごと創生会議が11日、同市消防本部会議室で開かれ、事業の進捗状況が市より報告された。人口減、少子高齢化が続く中で、2019年度までに市内事業所従業員数を現状の1万882人(16年度実績)から2割近く増やすといった現実的に厳しい数値目標もあった。委員からは「今の時代、大企業の誘致は厳しい」とし、教育や子育て、通勤補助の充実など「住みやすさ」を生かした施策を求める声が出た。


     1932年5月15日、官邸に乱入した海軍青年将校から、犬養毅首相が暗殺される五・一五事件が起きた▼将校に取り囲まれ、「話せば分かる」と言う犬養に、「問答無用」と将校が発砲したことでも知られている。話し合いの政党政治から、軍部による強権政治へと変わるきっかけになったといわれた出来事。2カ月前の3月5日には血盟団事件で、大牟田と縁の深い團琢磨が右翼の凶弾に命を奪われた▼そして4年後の二・二六事件につながり、日本は戦争へと突き進むことになる。とりわけこの事件はかつて、2月26日になると、謎の部分に迫るといったテレビの特番がよく組まれたのに、最近は見なくなった。今年で終戦から73年。時の流れを実感する▼戦争体験の風化が叫ばれている。ある遺族は「戦争を知らない世代はこれからも増える。平和の尊さを語り継がねばならない」と言葉に力を込めた。例えば、読み聞かせでも戦争をテーマとする絵本が取り上げられるが、果たして子どもたちはどのくらい理解できるか▼戦争だけでなく地震、豪雨など大きな災害もしかり。発生から23年の阪神大震災はもちろん、まだ7年しかたっていない東日本大震災ですら「知らない子どもが増えてきた。体験継承にはどうすればいいか」と心配する声があるほどだ。2012年と17年の九州北部豪雨にも当てはまるはず▼過去を振り返るのは、より良い未来を考えることにもなろう。折に触れて、歴史を学ぶ精神は忘れないようにしたい。地域発展を考える上でも同じことではないか。


2018年(平成30年) 5月 16日 水曜日


  1. 気軽に参加し感動を モザイクアートでギネス挑戦 「駛馬小」創立を祝う はやめカッパ祭り ジャー坊描き世界一に 大牟田
     世界一のモザイクアートでギネスに挑戦―。6月9日の第20回はやめカッパ祭り(実行委員会主催)で、大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」を描いたモザイクアートを制作。面積で世界一に挑む。祭りが20回目を迎え、旧駛馬北、旧駛馬南の両小学校が駛馬小学校として一つになった節目を祝って企画。「子どもから高齢者まで誰もが気軽に参加し、感動できるイベントにしたい」と実行委員会。

  2. 山梔窩 歴史交流館 あす開館 七国情報発信や土産品も 観光促進と活性化期待 筑後
     筑後市水田の県指定文化財「山梔窩」に歴史交流館が完成、17日にオープンする。山梔窩は幕末の勤皇志士・真木和泉守保臣が約10年を過ごした家で、館内では和泉守の人柄や活動の記録などをパネル展示。同市や筑後七国の観光情報を発信し、土産品も販売。運営は地元住民によって行われ、観光促進や地域活性化に期待がかかる。

  3. 障害者から生の声聞く 民生委員が部会研修 柳川
     柳川市民生委員障がい者部会研修会が15日、同市役所三橋庁舎であった。民生委員たちが同市障害者自立協議会から障害について説明を受け、障害者の生の声を聞き、質疑応答を行って、地域での活動に生かそうと学んだ。


     熊本地震で被災した熊本県山都町の国指定重要文化財で、日本最大級の石造り水路橋「通潤橋」の石垣が崩れた。降雨の影響と見られるが、来年から予定していた放水の再開は見通しが立たなくなった▼石造りの水道橋は、大牟田市にも国指定重要文化財「早鐘眼鏡橋」がある。通潤橋は江戸時代末期の建造だが、早鐘眼鏡橋は江戸時代初期に造られており「日本初」という貴重な存在▼島原・天草の乱(1636〜37)の頃、世情不安と大干ばつに見舞われ、三池藩の苦悩は大きかった。特に水枯れした天領、諏訪、片平地域の水田を潤すため、早鐘谷を締め切り、堤を築いて灌漑用水に充てることにした▼堤は、高さ10b、幅80bの堰を築いて造った。完成は干ばつから27年後の64年。水を流す用水路は、大牟田川上流の逆川の上を通さなければならない。そこで眼鏡橋を架けることに。アーチは半円型にすると橋が高くなり水流が悪くなるので、円心を下げるという藩独自の土木技術を駆使。10年後の74年に完成▼水路を流れた水は水田を潤し、翌年から米の収穫は激増。人馬の交通も兼ねて多目的に利用され、1889年まで活用された。1970(昭和45)年に国指定重要文化財になった▼早鐘眼鏡橋は、通潤橋に比べれば無名に近い。その結果を生んだのは、公開と非公開の要因が大きい。市教育委員会に連絡すれば見せてもらえるがオープンではない。世界文化遺産の宮原坑も近くにあり、セットで公開の方法を検討してはどうか。認知されなければ役立つ宝≠ナはない。


2018年(平成30年) 5月 17日 木曜日


  1. 工場公開する38社紹介 「ブランドブック」5千部製作 和英2カ国語併記 11月にイベント 世界中から集客を 大川
     11月に大川市で開催されるイベント「クラフトマンズデイ」に向け、大川商工会議所、大川観光協会で組織する実行委員会は、市内のものづくりに焦点を当てた「ブランドブック」を製作した。イベントで行われるオープンファクトリーに参加予定の木工関連、農漁業、食品などの38社をフルカラーで掲載。海外向けに英語と日本語を併記した。

  2. 6月から法人化 柳川市観光協会 組織、役員構成を固める
     柳川市観光協会の通常総会が15日、御花で開かれた。事業報告、収支決算、事業計画案、収支予算案を審議し、原案のとおり承認。役員選任も行われ、まず理事と監事を承認。引き続き臨時理事会を開き、会長に高橋努武さん(高橋商店代表取締役)、副会長に富安信一郎さん(柳川旅館組合長)と山田三代子さん(道守柳川ネットワーク代表)を決めた。役員の任期は2年。

  3. モルモットが大賞受賞 どうぶつ×飼育員アワード 来月2日 上位3組まで特別ガイドも 大牟田市動物園
     大牟田市動物園(椎原春一園長)は、企画展「どうぶつ×飼育員アワード2018」の投票結果を発表。各飼育員が一押しする動物の魅力について、手作りパネルで紹介する企画展で、モルモットが大賞を受賞した。6月に上位3組の動物のスペシャルガイドも行う。


     年間約130万人が訪れている観光都市柳川の観光協会は総会を開き、会長が渡辺力さんから橋努武さんに代わった。また、6月から一般社団法人化することで、組織を改めた。観光推進母体である観光協会の役割はさらに重要となってきている▼総会で前会長は、大河ドラマ招致について触れた。「残念ながら目標としていた2020年の招致は実現しなかったが、近いうちになるのではないか」との思いを披露。観光協会としても、招致委員会の一員として協力していく立場を強調▼観光客数は、大河ドラマが招致されれば、その効果もあり、「目標としている年間150万人どころではない」と期待した。法人化することで、収益事業にも力を入れる▼それもあり、組織は会長直轄の特別事業室、副会長の2人が担当する事業推進グループと未来創造グループを設けた。新会長や新副会長は、やる気満々である▼最後に顧問の立花民雄さんがあいさつ。柳川が大河ドラマ招致で盛り上がっている中、大牟田市三池で講演。立花宗茂の弟が三池藩祖・立花直次であり、藩が復活した時はその息子・種次が藩主になった。互いに独立した藩だが、同じ一族。「大牟田も大河ドラマ招致に盛り上がってほしい」と要望したという▼宗茂とァ千代が大河ドラマに取り上げられれば、その効果は柳川だけにとどまらず、ゆかりの地も脚光を浴びる。観光面でも広域的な取り組みがされている。みやま、柳川、大川などの筑後七国と同様に、大牟田を含めて連携を深めてもらいたい。


2018年(平成30年) 5月 18日 金曜日


  1. 出産は6月末か7月上旬 レッサーパンダ妊娠 大牟田市動物園 2回目の繁殖
     大牟田市動物園(椎原春一園長)はレッサーパンダの雌「まい」が妊娠していることを発表した。出産は6月末から7月上旬ごろの見込み。無事に出産すれば、1997年12月にレッサーパンダの飼育を開始して以来、2回目の繁殖となる。

  2. 懸命に求愛ジャンプ!! ムツゴロウ 有明海初夏の風物詩
     有明海のマスコット的存在、ムツゴロウの求愛ジャンプが沿岸各地で活発に見られている。雄が干潟の上をピョンピョンと跳ね回り、雌に猛アピール。有明海の初夏の風物詩としても知られ、愛好家らが訪れてその様子を観察していた。

  3. 歴史交流館オープン 愛称は「くちなし庵」 筑後・山梔窩
     筑後市水田に完成した山梔窩歴史交流館の開館式が17日、山梔窩で開かれた。公募した同館の愛称も発表され、「くちなし庵」に。館内では山梔窩で約10年を過ごした勤王志士、真木和泉守保臣の人物像や歴史などがパネル展示され、土産品も販売。式典では新たな観光資源の整備を祝った。


     緑が目にまぶしく、気温も随分と高くなってきた。初夏で思い出されるのは「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」という江戸中期の俳人・山口素堂の句。粋な江戸っ子が好んだものを詠んだ句といわれる▼「目に…」と聞くこともあるが、正しくは「目には…」のようだ。「目には…」では字余りのため、テンポがよい「目に…」が定着したという説もある。それにしても、季語が三つも入る少し変わった句である▼初カツオが人気を集めたのは、初ものが喜ばれたから。旬の走りのものは高価だが、それを食べるのが粋。供給量は多くなって値段が安定するまで待つのは無粋とされたとか。江戸っ子の気質が垣間見られるエピソード。初ものを食べると寿命が伸びるとの話もあったようだ▼回遊魚であるカツオは、春から初夏にかけて黒潮に乗って太平洋を北上する。九州では、早ければ3月ごろから水揚げされる。伊豆半島や房総半島沖では、ホトトギスの鳴く初夏の頃が良い漁場になるという。脂分が少なくてよく身がしまり、さっぱりした味が特徴▼この句を引用した時期を逃したような気がするのは、最近暑い日が続いているからか。大牟田市では15日、最高気温が30度を超え、今年初の真夏日となった。半袖のシャツを着ていても、屋外にいると汗が噴き出した▼週末は、天気が崩れると予報もある。本格的な梅雨の前に、天気がぐずつくことを走り梅雨≠ニいう。天候が不安定だと体調を崩しやすくもなる。そうなる前に、カツオのたたきを食べて元気をつけるか。


2018年(平成30年) 5月 19日 土曜日


  1. 業況判断 売上額 収益 いずれも上昇 地場産業景況レポ 大川信用金庫
     大川信用金庫(古賀巧理事長)は、大川市および近隣の三潴郡大木町などの取引先中小企業の昨年10月―今年3月期の実績と、今年4月―9月期の見通しを調査し「地場産業景況レポート」をまとめた。実績は前年同期と比べ、業況判断、売上額、収益いずれも上昇。見通しについては業況判断が横ばい、売上額は上昇、収益はわずかに下降と予想されている。

  2. 自分たちの校区学ぶ 駛馬小2年生 施設や史跡など訪問 大牟田
     大牟田市駛馬小学校の2年生が17日、生活科の授業で校区内を探検した。神社や店などを巡って自分たちが住む校区について学んだ。

  3. 福祉の心育てよう 6年生が「ジュニア民生委員」大牟田市白川小
     「福祉の心育てて」―。大牟田市白川小学校(次郎丸京子校長)のジュニア民生委員委嘱状交付式が16日、同校で行われた。6年生64人が白川校区ジュニア民生委員・児童委員の委嘱を受け、「声を掛け、安心して生活できるようにしたい」などと決意表明。声掛けや訪問、見守りなど地域住民の支援に努める民生委員・児童委員の活動や役割へ意識を新たにした。


     「ピウーッ」。白バイの甲高いサイレンが、白昼のオフィス街に鳴り響いた。交差点の信号無視や、横断歩道を渡る歩行者に危険を感じさせる無謀な運転などを厳しく取り締まっている▼今年に入り、大牟田市内で3件の交通死亡事故が発生。特に4月の春の交通安全運動期間中に2件発生し、県下ワースト1となった昨年の同時期と並んでいた。大牟田警察署は、緊急対策として交通機動隊の白バイやパトカーと協力した取り締まりの強化と啓発活動を展開。交通事故の未然防止に取り組んでいる▼福岡県警ホームページに、今年3月末現在の交通事故情勢と防止ポイントが掲載されている。交差点とその付近の事故が、全体の半数を占めるという。4月の安全運動期間中の事故2件も、これに該当する。交差点に入るときや通行するときは、交差点の状況に応じて安全な速度と方法で進行すべきであり、右折車や歩行者に気を配らなければならない▼交差点でのドライバーのマナーの悪さは際立っている。黄色信号は、止まることができない場合は注意して通過すべきだが、青信号のごとくに走り抜けていく。赤信号は止まるべきなのに、行けると判断したらスピードを上げて、わが物顔だ▼信号で止まることを、何か損をしたように勘違いしているのではないか。事故を起こしてしまったら、それこそ取り返しがつかない▼薄暮や夜間に死亡事故が多発している。早めのライト点灯やハイビーム活用で歩行者などの発見に努めたい。歩行者も暗くなったら明るい服装や反射材の利用で安全を確保してほしい。


2018年(平成30年) 5月 21日 月曜日


  1. 若い感性 生かそう 高校生がまちの魅力発信 ウェブサイトを運営 地元企業で体験や交流 大牟田
     高校生の若い感性を生かす「地域協働型高校魅力化プロジェクト」の第1回会議が18日、大牟田市職員会館で開かれた。市内7高校から代表者15人が参加。インターネットで各高校や地域の魅力を伝えるウェブサイトの運営、地元企業との交流、講演会の企画・運営といった三つの事業に取り組むことにした。自ら考え、積極的に行動し、郷土への愛着を深めながら「大牟田の魅力発信」という正解のない大きな課題に、高校生たちが乗りだした。

  2. 防災意識を高める 柳川で大規模訓練・演習 650人が参加、警察ヘリも
     柳川市防災訓練・水防演習が20日、同市橋本町の旧炭鉱跡地で開かれた。大雨による河川の増水と有明海の満潮が重なったため、塩塚川が氾濫し、多数の家屋で浸水被害が発生。さらに堤防ののり面が崩れ、車両が土砂に埋まって緊急な救助作業が必要になったと想定して大規模な訓練と演習が行われ、26機関・団体から約650人が参加して災害に備えた。

  3. チャレンジショップ完成 飲食、物販の6店舗 道の駅みやま きょうオープン
     道の駅みやまにチャレンジショップが完成し、20日に開店式典が開かれた。みやま市の農水産物を使ったグルメや物販の合計6店舗が入り、約50人収容のイートインスペースも整備。雇用創出、農漁業振興に期待を込め、テープカットなどが行われた。定食や丼物、家庭料理、おにぎり、ラーメン、うどん、スイーツ、お茶、コーヒーなどが販売され、一部はテイクアウト可能。オープンは21日となる。


     特ダネやスクープの機会に遭遇することがある。21年前のきょう、5月21日は忘れられない日だ▼三池炭鉱閉山を前に、その後の地域振興策の柱として三池港整備が浮上した。同港は石炭の積み出しを目的にした三井鉱山の私港のため、国内の重要港湾で唯一、港湾計画を持たない港だった▼三井の専用港に、税金を投じる公共埠頭整備はできない。県は港の一部の無償譲渡を、水面下で交渉を始めた。大牟田市の行政を担当していた記者として、「このヤマ取るぞ」と自分に言い聞かせ、1年間追い続けた▼市担当課の壁の日程表には、月数回「県庁行き」が書き込まれた。そのたび会議の内容をしつこく取材。数カ月後には日程表から県庁行きの文字が消えた。だが部課長や担当がこぞって不在になるのはこの案件。県の港湾担当に問い合わせるとアタリ。言える範囲で取材に応じてくれた▼取材を重ねることで全容が大方つかめた。そろそろ書かなければ他社が書くかもしれない。閉山(1997年3月)して、5月20日の炭鉱閉山式をきっかけに、直前につかんだ調印式の日程も含め、具体的な規模を21日付紙面で伝えた。大手紙Z社も同日付1面トップで、無償譲渡の方針だけを報じた。Z社はさらに翌日付で、再び1面という異例の扱いで有明新報の後追い記事を掲載した。「勝った」▼この特ダネは、記者として大事にしたい思い出の一つ。だが、もっと大切なことは、地元紙として地域の人たちと共に歩み、その営みの一つ一つを丁寧に紙面に紡いでいくこと。郷土のために。


2018年(平成30年) 5月 22日 火曜日


  1. 市民の声 ネットで 市政モニターを試行運用 スマホやPC回答 行政運営やサービスへ 大牟田
     大牟田市は、市民の声を行政運営や行政サービス向上の参考にしようと、インターネット市政モニターの試行運用を始める。パソコンやスマートフォンを利用してアンケートへ回答。アンケートに答えるにはモニター登録が必要となる。

  2. 木工まつりが始動 10月6、7、8日に開催 パレードや展示即売会 大川
     今年で69回目を迎える「大川木工まつり」の実行委員会(委員長・倉重良一市長)が21日、大川商工会館であった。委員を務める市内の各種機関、団体の代表者ら約60人が出席し、まつりをアピールするパレード、家具や建具の展示即売会などの事業の実施計画を決定。「インテリアのまち」の一大イベントが本格的に動き始めた。

  3. 「柳川堀割物語」を鑑賞 高畑監督追悼会で上映 水の会と柳川市
     柳川を題材にした映画「柳川堀割物語」(198 7年公開)の脚本・監督を務め、柳川観光大使でもあった高畑勲さんが亡くなったことから、追悼上映会が20日に柳川市上宮永町の柳川総合保健福祉センター「水の郷」であった。2回上映で多くの人たちが「柳川堀割物語」を観賞、掘割を通して水の大切さを再認識した。


     「自分は何をやりたいのか」「仕事を通して実現したいことは何か」「自分はどうありたいのか」「その実現のために何を身に付けていけばいいのか」。荒尾市内の職業訓練センターで開かれた説明会で、就職支援アドバイザーは参加者に問い掛けた▼何をやりたいのか(興味・欲求)と何が得意か(才能・能力)、何をやっていると充実しているか(価値観)の共通部分を探すのが「自己理解」であるし、そこにこそ、自分の進むべき道が見えてくることを伝えた▼国が掲げる「1億総活躍社会の実現」に向け、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は、職業訓練で女性の活躍を支援している。同機構は全国のポリテクセンターで12番目、熊本県内では初の女性専用コースとして7月に「CADものづくりサポート科」を開設する▼生産現場で必要となるCAD(コンピューターを使う図面作成ソフト)による製図の現場サポートと一般事務業務で必要な簿記会計や表計算ソフトなどのパソコン操作を学べるという▼冒頭の問題提起は男女に関係なく、どんな人たちにも当てはまることだろう。自分がやりがいを感じる仕事をするために、必要な能力を身に付けることは就職した後にも必要▼ベテランになっても時代に即応した業務を覚えようとする姿勢や行動が、長年かかって習得した熟練の技を一層を輝かせるはずだ。アドバイザーの案内で説明会が進むうちに、参加者同士が打ち解けていた。コミュニケーション能力も社会で必要なこと。今後も、センターの取り組みに期待しよう。