2018年(平成30年) 4月 2日 月曜日


  1. 有明海再生 ヘドロ減りアサリ回復へ 干潟の環境改善確認 フルボ酸鉄シリカ資材 長洲で実証実験報告会
     有明海再生に向けた福岡大学の水産試験研究の2017年度報告会が、玉名郡長洲町長洲の熊本北部漁協ノリ荷捌所で行われた。福岡大学工学部社会デザイン工学科の渡辺亮一教授から、長洲海岸地先を舞台にフルボ酸鉄シリカ資材を用いた実証試験・研究の成果として、ヘドロの減少、アサリの資源回復、干潟の環境改善などが確認されていることが報告された。

  2. 結婚4組、婚約2組 サポートセ運営協 登録会員104人に 大牟田・柳川・みやま
     大牟田・柳川・みやま結婚サポートセンター運営協議会の総会が3月28日、柳川市役所で開かれ、全議案を承認、役員は全員を再選。報告された2017年度の登録会員は104人 (男性53人、女性51人)で、成婚者は結婚4組、婚約2組だった。

  3. 流鏑馬 駆ける 時代超え春の風物詩 桜の参道 6000人見入る 柳川
     柳川藩初代藩主の立花宗茂、その正室のァ千代と、義父の戸次道雪を祭る柳川市三橋町高畑の三柱神社で1日、馬上から弓を射る「流鏑馬」があった。主催する高畑公園桜まつり実行委員会の発表によると、観衆は約6千人。


     大牟田市延命球場のスコアボードが電光掲示板に建て替えられ、供用開始された。以前はスコアボードの裏に上り、得点やチーム名などが書かれたボードの差し替えを、人手をかけて行っていた▼新しいスコアボードは、高さが約6・5メートルで、幅が約21メートルの大きさ。高さ約6メートルのバックスクリーンの上に取り付けられ、これまでに比べて高くなった。電光掲示板にはチーム名や得点、選手名など漢字でも表記。操作は放送室から行える▼延命球場は昔、延命公園内の現在の市民体育館の場所にあった。1957(昭和32)年の市制40周年記念で開催された大牟田産業科学大博覧会の会場用地となり、隣接する現在地に移転。翌58年に両翼約95メートルで、センター約120メートルの新しい球場に生まれ変わった▼当時は、社会人野球の対抗試合が活発に行われていた。同球場を本拠地にしていたノンプロの東洋高圧からは、田中久寿男選手(55年西鉄入団、のち巨人)など多くのプロ野球選手を輩出▼65年には、原貢監督(原辰徳前巨人軍監督の父)率いる三池工業高校野球部が、地区大会初戦をこの延命球場で勝利。甲子園で全国制覇を果たして、三池争議や三川坑炭じん爆発で沈滞ムードにあった大牟田市民を、一気に明るく元気づけた▼有明新報社や連盟主催の有明地区中学校軟式野球大会も、同球場を主会場に毎年開催。球児たちの憧れと夢を実現する舞台になっている。新たに整備された球場には、選手や関係者も楽しみにしている。スポーツをはじめ、地域活性化の礎になればと期待したい。


2018年(平成30年) 4月 3日 火曜日


  1. 安心して子育てできるまち 包括支援センター開設 はぐはぐОomuta 妊娠期から切れ目なく 大牟田
     妊娠や出産、子育てについての相談窓口、大牟田市子育て世代包括支援センター「はぐはぐ Оomuta」が2日、市役所本庁舎新館2階の子ども未来室内に開設された。安心して子育てできるよう助産師をはじめ専門的な知識を持った職員が配置され、妊産婦ら一人一人の状況を把握しながら、妊娠期から子育て期にわたり切れ目ない支援をする。初日は乳児を連れた母親らが訪れていた。

  2. 昇開橋 通行再開 筑後川の眺めなど楽しむ 大川
     熊本地震で被災した、大川市と佐賀市を結ぶ国指定重要文化財「筑後川昇開橋」の通行が1日、約4カ月ぶりに再開された。開通を待ちわびた家族、友人連れなど多くの人が訪れ、橋桁が昇降する様子を見物したり、筑後川の眺めを楽しんだりした。

  3. 武者、女官がパレード 源平古戦場で平家まつり みやま
     平家伝説が残るみやま市山川町で3月31日、第13回みやま平家まつり(実行委員会主催)が開かれた。同市山川中学校グラウンドを会場に行われ、源平合戦の武者や女官に扮した大人と児童がパレード。山川町にまつわる平家伝説の寸劇もあり、悠久の歴史に触れた。


     4月1日の日曜日。サクラの花が咲く中での行事が多かった。主催者あいさつで「サクラの花が満開で、好天気の中で多くの人が参加してくれた」というのも聞かれた。汗ばむほどの天候だったことから、出掛けるのにも絶好の日和。サクラの花は散り始めだが、まだ満開のようだった▼サクラは日本の代表的な花。花見といえばこの花だろう。柳川春の風物詩となっている流鏑馬が三柱神社であった。昨年は肌寒く、ほとんどのサクラに花は見られなかったが、今年はほぼ満開の下で行われた▼観衆については主催者が6千人と発表。貸し切りバスによる団体客が多かったからだという。外国人も多く、武士の正装をした人が馬上から矢を射る姿を、カメラに収める姿が見られた▼柳川市大和町の有明校区では「桜ウオーキング祭」が開かれた。有明海の海岸沿いのサクラ並木をお年寄りや子どもたちも参加して3世代で、サクラの花を見ながら歩き、交流を深めたのである▼また、水郷柳川ゆるり旅春編はこの日が最後の行事だった。流鏑馬観覧もあったが、もう一つは庭園のガーデンで食事や音楽の演奏会を行うものだった。ゆるり旅のために、新たにチューリップ千本を植栽。サクラの花も咲いていた▼柳川ではこれからハナショウブとフジが見頃を迎える。有名な中山大藤まつりは16日から。中山熊野神社の境内約2千平方bの敷地に、樹齢約300年の樹木から枝分かれした木々にフジの花が咲き誇る。イベントも多彩で、ぜひ見に行ってもらいたい。


2018年(平成30年) 4月 5日 木曜日


  1. 九州福岡おみやげグランプリ2018 古式かまぼこ 受賞 みやま
     九州福岡おみやげグランプリ2018でグランプリを受賞した、みやま市瀬高町下庄の「吉開のかまぼこ」代表取締役社長、吉開喜代次さんが4日、同市役所を訪問。高野道生市長職務代理者に受賞を報告し「一般の方から推薦を頂いたことが本当にうれしく思います」と喜びを報告した。

  2. 梨の花咲き誇る 7日 元気ウオーク 豊かな自然を満喫 荒尾
     荒尾市などの梨園では、真っ白くて美しい梨の花が3月下旬に満開となり、4月になってからも、かれんな姿が道行く人たちの目を楽しませている。

  3. 事業所の魅力発信 PR動画制作を補助 大牟田
     事業所の魅力を伝えよう―。大牟田市は地域企業の人材確保や事業所の魅力発信をサポートしようと「企業PR動画」の制作に補助金を交付する。市では「市内外の多くの人に自社の強味や特徴などの魅力や、経営者からのメッセージ、社員の働きぶりなどを発信しませんか」と呼び掛けている。申請期間は今月16日から5月18日(必着)まで。


     新年度がスタートした。大牟田市内でも、スーツに身を包んで歩く若い人たちの姿が見られる。先日、市役所の辞令交付式の取材に行った。期待や不安を胸に緊張の面持ちで辞令を受け取る新採職員たち。何ともほほ笑ましい▼ここ数年、新規学卒者の雇用情勢を見ると、学生が有利な売り手市場。企業は人手が足りずに労働力を求めている。大牟田公共職業安定所が発表した2018年2月の有効求人倍率は1・68倍と非常に高い水準だ▼振り返れば、09年にリーマンショックが発生。この影響で日本の景気は急速に悪化。学生は就職難となり、いわゆる氷河期を迎えた。同年6月の大牟田職安の有効求人倍率は0・28倍という非常に低い値。当時の広報官の表情も暗かった▼そんな時代も今も変わらないのは、若い人の離職率の高さ。有明地域でも問題になっている。わずか数カ月もせずに辞めてしまう人もいるとか。ある事業主から、自分で会社に行くことができなくなり、母親が辞表を持ってきたという〓話も聞いた▼比較的自由な学生と違っ て、社会人は仕事や振る舞いに責任を求められる。もちろん、これまでと生活のリズムや環境も大きく変化する。重圧を感じている新社会人も多いのではないだろうか▼テレビを見ていたら、ある大学教授が「いきなり何でもできるようになるわけがない。焦らず、一つずつできることを増やしなさい」と学生にエールを送っていた。人生100年時代。先はまだ長い。ゆっくり歩くことが近道になることもある。新人たちよ、ぼちぼち頑張れ。


2018年(平成30年) 4月 6日 金曜日


  1. 次の100年も愛される施設に 名称改め 三井港倶楽部 全面改修 文化財の価値守る 7日オープン 大牟田
     大牟田市西港町の旧三井港倶楽部は「三井港倶楽部」と名称を改め、7日にリニューアルオープンする。100年前の風情を残しながら、美しく使いやすい施設にするため全面改修し、レストランのメニューなどサービスも一新。所有者の三井松島産業株式会社は「次の100年も愛される施設に」と意気込んでいる。

  2. 市総合市民センター建設向けて 瀬高公民館 今秋解体 ホール利用も終わる みやま
     2021年度の開館を目指す、みやま市総合市民センター(仮称)。その建設地となる同市瀬高公民館の解体工事が今年秋、スタートする。工事に先立ち4月1日に同公民館ホールの一般利用が終了し、会議室なども7月1日以降、使えなくなる。隣接する市社会福祉協議会やシルバー人材センターなどの事務所も建設地にかかるため、秋には旧市消防庁舎に移転する。

  3. 8月5日 あらお荒炎祭 イベントを一新 こども綱引きや大抽選会
     第25回あらお荒炎祭の第1回実行委員会が荒尾市役所で開催され、8月第1日曜の5日に荒尾運動公園ソフトボール球場で開催されることが正式に決定。これまで定番だった「石炭積みレース」「行灯パレード」に代わり、新たに「おとな綱引き」「こども綱引き」を取り入れ、イベントが一新されることになった。


     大牟田市役所に程近い、国道208号沿いに立つ 一本桜≠ェ、今年も見事に咲き誇ってくれた。幹周りは2bを超え、松の木のごとく斜に構えている。枝は高く、そして東西に伸び、両端までが20bほどもありそうだ▼この木は、市の保存樹に指定されている。そばに立つ保存樹等指定標識には、樹種がソメイヨシノで、2011(平成23)年1月14日に指定されたことが記されている▼保存樹とは、04(同16)年に施行された「市緑化の推進及び樹木等の保存に関する条例」に基づいて指定。緑豊かで快適な都市環境を確保するのが条例の目的。古くから残る巨木や樹林は、良好な景観と自然環境を保ち、地域のシンボルとして価値があり、市民を挙げて守ろうというのである▼これまでに指定されたのは保存樹115本と、保存樹林が15カ所(約8万3千平方b)。同市鳥塚町の鳥塚熊野神社周辺のクス林も保存樹林だ。地域の良好な緑として憩いの場になっており、後世に残すべき宝として評価されている▼指定は、所有者などの同意を得て行っている。病害虫で枯れる恐れがある場合など、市は樹勢回復のために、樹木医を紹介するなどの支援をしている▼冒頭の一本桜は、大牟田の大空襲で街が焼け野原になった後、建物の再建と同じ頃に植えられたらしい。よく見ると太い幹の一部が空洞になっている。数年前、造園業者から、弱った部分を取り除く措置をしてもらった。「まちの宝として大切にしたい」と所有者。市民一人一人の気持ちで、街の美観がつくられている。


2018年(平成30年) 4月 7日 土曜日


  1. 新たな歴史築こう 駛馬小学校が開校 大牟田
     大牟田市駛馬小学校(萩島弥穂校長)の開校式が6日に挙行された。児童、教職員らは二つの学校の伝統を受け継ぎ、新たな歴史を築いていくことを誓った。

  2. 中逸長洲町長 地域医療の連携強化 荒尾、大牟田に期待
     玉名郡長洲町のまちづくりと2018年度事業についての記者会見が6日、町役場大会議室で行われ、中逸博光町長が平川一喜副町長、戸越政幸教育長と共に、定住化推進や福祉充実、産業振興、教育・子育て充実の対応や課題、継続事項の取り組みやそれに当たっての思いなどを述べた。

  3. 16日 中山大藤まつり開幕 薄紫のシャワー堪能を プレイベント 14、15日 野外音楽祭も 柳川
     第15回中山大藤まつりは、16日から柳川市三橋町中山の中山熊野神社と隣接の立花いこいの森公園で始まる。大藤は樹齢約300年で福岡県指定の天然記念物。今年は開花が早くなりそう。ピーク時は約2千平方bの敷地で満開の薄紫色の花が楽しめる。プレイベントとして14、15の両日に立花いこいの森公園で野外音楽祭「BABY・GO14」がある。


     干潟を光らせる夕日を背に海岸に向かって帰ってくる人の姿、干潟で過ごす野鳥の向こうで作業に励む人の群れを巧みに撮影している。「荒尾干潟フォトコンテスト」の自然・風景部門と営み・取り組み部門の最優秀作品だ▼有明海の干潟は、干満差6bという国内最大の潮流によって、川から供給される大量の土砂が奥へ奥へと運ばれることで形成されたという。その中でも荒尾干潟は、粗い砂と貝殻などからなる砂質の干潟なので歩いても沈みにくい▼砂質を好むゴカイ類や貝類、小型の甲殻類などの底生生物やそれらを餌にする水鳥や、浅瀬を利用する魚類など多種多様な生物が暮らす。まさに宝の海=B古くからアサリ漁やノリ養殖などが行われてきた▼シベリアやアラスカなどで繁殖しオーストラリアやニュージーランドなどで冬を越すシ ギ・チドリ類、日本で冬を過ごすカモ類など数多くの渡り鳥が、荒尾干潟を中継地または越冬地にしてきた。そんな荒尾干潟は「国際的に重要な干潟」として2012年7月に有明海では初めてラムサール条約湿地に登録された▼3月中旬には蔵満海岸を舞台に「荒尾干潟サンセットカフェ&コンサート」が開かれ、約500人が夕日に輝く干潟と音楽、カフェのコラボレーションを満喫▼来場者の一人、玉名市出身で十数年にわたり荒尾市内に住む女性は「荒尾の夕日がこんなにきれいだなんて初めて知りました。子育てで慌ただしく過ごしていたので見逃していたんですね。また見に来ます」と笑顔を見せた。干潟のファンは着実に増えている。


2018年(平成30年) 4月 10日 火曜日


  1. 市動物管理センター 犬猫の殺処分ゼロ達成 アニマルライフセーバーと連携 2年連続 今後継続に限界も 大牟田
     大牟田市動物管理センターは2017年度、犬と猫の殺処分ゼロを達成した。前年度に続き2年連続で、福岡県によると、県内でも殺処分ゼロは同センターだけ。動物愛護団体、アニマルライフセーバーとの連携で実現したが、今後も継続させるには市民の意識の高まりが求められている。

  2. 豊かな自然を満喫 梨の花ウオークに500人 荒尾
     第16回あらお梨の花元気ウオークが7日、荒尾市の旧観光物産館前のあらおシティモール駐車場を発着、ふるさと自然公園で折り返す10・4キロのコースで行われ、市内外から約500人が参加。不安定な天候に加え、冷え込みもあったが、ウオークの時間帯の大方は好天となり、梨園を巡る道のりの豊かな自然を満喫しながら、秋のジャンボな実りを期待していた。

  3. きょう清水山 ぼたん園オープン 80種2千株 芝桜も 14日以降見頃に みやま
     約80種2千株のボタンが楽しめる、みやま市の清水山ぼたん園が10日、オープンする。9日には開園式が行われ、同園を通じて観光促進、地域活性化を願った。9日の時点で早咲きの種類はちらほらと咲き始めているといい、見頃は14日ごろ以降とみられる。また15日からは、柳川市の中山大藤を結ぶ無料シャトルバスも運行される。


     開業して110年を迎える「三井港倶楽部」(大牟田市西港町)が生まれ変わり、新たなスタートを切った。炭鉱で栄えた大牟田の歴史を象徴する一つの証しであり、その姿をいつまでも残してもらいたい▼三井港倶楽部は1908(明治41)年、三池港の開港に合わせて開館。炭鉱がにぎわいを見せる時代に三井財閥の社交場であるとともに、外国高級船員の宿泊や接待、皇族や政財界の迎賓館として利用された▼建物は、現在の清水建設が請け負い、和洋館並立で建設された。残っている洋館は木造2階建てで屋根部屋付き。延べ床面積665平方b。本格的な明治の洋風建築だ▼2004(平成16)年に、当時所有していた三井鉱山(現日本コークス工業)が産業再生機構の支援を受ける中で閉館。解体など心配した地元はじめ全国から3万人の署名が集まり、経済界有志が保存会を結成。翌05年に営業を再開。市指定文化財の認定も受けた▼だが施設の傷みがひどく、多額の費用がかかる改修を断念。保存会は昨年、施設を手放した。経営譲渡を受けたのが松島炭鉱を前身とする三井松島産業で、今年2月から大規模な改修工事に着手。壁の塗り直しやカーペットの張り替えなど老朽箇所を補修。文化財の価値を守り、100年の風情を残す木造部分や調度品などそのまま活用▼新生・三井港倶楽部は、レストランの高級志向とブライダルの強化で、福岡など遠来客も見込んでいる。倶楽部への愛着を持つ地元と歩みを共にしながら、次の100年も愛される施設になってほしい。


2018年(平成30年) 4月 11日 水 曜日


  1. 野外音楽堂で“中桜祭” イベントなどにぎわう 荒尾
     荒尾市中央地区の元気づくり組織・よかまち中央会(松井忠憲会長)主催の「中桜祭」(ちゅうおうさい)が8日、荒尾運動公園内の野外音楽堂で行われ、器楽演奏やダンス、歌などが披露され、地域住民挙げて参加。親睦・交流の時間を楽しんだ。荒尾市と中央地区協議会(中村泰彦会長)の後援。

  2. 子ども読書の日 筑後が文科大臣表彰 県内公立で最高得点 市立図書館 貸し出し増 催し多彩
     筑後市立図書館(一ノ瀬留美館長)が、子どもの読書活動推進優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けることになった。事前に県内で審査が行われたが、この10年間で子どもの本の貸し出し冊数が3倍近くに増加し、イベントも充実しているとして県内公共図書館では最高得点だったという。表彰は23日に東京都で行われる。

  3. 笑顔の一年生を歓迎 小中学校で入学式 有明地域
     大牟田、みやま市の小学校、柳川、大川、筑後市、三潴郡大木町の中学校、荒尾市、玉名郡長洲、南関町の小中学校で10日、入学式が行われた。新入生は教職員や在校生らの歓迎を受け、晴れやかな笑顔で学びやの門をくぐった。


     柳川市民会館で伊藤整一海軍大将没後73年「鎮魂と平和への出発」と題した式典とコンサートがあった。戦後生まれで戦争を知らない世代であっても、このようなイベントは心打つものがある▼伊藤大将は現在のみやま市高田町黒崎開の出身。中学伝習館で学び、片道約12キロを歩いて通っていたという。戦艦大和を指揮し、大和が攻撃を受け沈没した時に船とともに亡くなった。息子は中尉で父親の死後に戦闘機で出撃し、後を追うように亡くなったらしい▼鎮魂と平和への出発は大和さくらの会が主催。この団体は伊藤大将とその息子に由来する父子桜を全国に植樹して、平和を願う活動を展開。昨年は沖縄支部もできたという▼伊藤大将の母校である伝習館高校吹奏楽部の41人が出演。それに大牟田市で活動している琉球舞踊団の黒琉や海上自衛隊の「ラッパ演奏による海上自衛隊の1日」は楽しめた▼大和は軽巡洋艦と駆逐艦を率いて沖縄海戦に向かったが、航空機の護衛はなく、敵の戦闘機200機の爆撃を受けて沈没している。柳川市の式典で渡哲也主演の映画の一部が上映されたが、伊藤大将は大和がかなわないことを予想していたようだ▼伊藤大将は米国軍人の友達もいて、国力の差が大きく、日本が米国と戦争することに反対していたらしい。大和出撃に際し少尉候補生らに退艦命令、沈没する前に総員の退去命令を出している。戦争に反対しながら、第2連合艦隊の司令長官として出撃しなければならなかった思いは。二度と戦争は繰り返してはならない。


2018年(平成30年) 4月 12日 木曜日


  1. 160社が新作家具出展 "熱い商戦"繰り広げる 木工まつりで一般公開 大川
     全国各地から家具関連業者が集う「ジャパンインテリア総合展2018」が11日、大川産業会館などで始まった。大川市内外の160社が新作家具を出展し、各ブースではバイヤーとの熱い商戦≠ェ繰り広げられている。12日まで。「春の大川木工まつり」(14、15日)で一般公開し、一部を入れ替えるなどして展示品を特別価格で販売する。

  2. てんぐ面で無病息災 北矢加部の「一万度大祓い祭り」 柳川
     柳川市北矢加部地区と町矢加部地区で、10日まで3日間「一万度大祓い祭り」が行われた。最終日の10日、世話方たちが軽貨物車に太鼓を乗せ、それを打ち鳴らし、てんぐの面を掲げて地区内を回り、無病息災や五穀豊穣などを祈願した。

  3. 5月30日 チャレンジデー2018 目標参加率70%以上 対戦相手は秋田県大館市 世界遺産ウオークなど 大牟田
     5月30日に全国で開催される住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー2018」に向けた大牟田市の第1回実行委員会が10日夜、同市民体育館研修室Bで開かれた。同市は秋田県の大館市と対戦する。目標参加率を70%以上に掲げ、勝利を目指して住民への広報活動や運営体制などを確認し合った。


     大牟田市動物管理センターは、2017年度に収容・保護した犬と猫の「殺処分ゼロ」を達成した。前年度に引き続いて2年連続の快挙である。福岡県によると、殺処分ゼロを達成しているのは県内5カ所のセンターでも唯一▼同年度中にセンターで収容した犬は76匹、猫が43匹。このうち犬50匹が飼い主の元へ戻り、23匹は新たな飼い主に引き取られた。残る3匹は、けがや病気が原因で死んでいる。猫は22匹が新たな飼い主に渡され、14匹が動物愛護団体アニマルライフセーバーの元で保護された。7匹は、けがや病気で死んだという▼殺処分ゼロの達成は、アニマルライフセーバーの協力によるところが大きい。3年ほど前から両者が連携を強化。セーバー会員は、けがをした犬猫を動物病院で治療してもらったり、譲渡会を開いて、新たな飼い主探しを行っている。センターもホームページで収容した犬猫の情報を提供したり、引き取り希望者に紹介するなど取り組んでいる▼殺処分ゼロがスローガンのように掲げられたのは、13(平成25)年に「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正されたことから。飼い主の責任で最後まで飼育することが明記され、安易な理由の持ち込みに対して自治体は引き取りを拒否できるようになった▼だが収容・保護される犬や猫は後を絶たない。行き場のない犬や猫たちをセーバー会員が保護するのにも限界がある。スローガン的な殺処分ゼロでは、目指すところの本当の動物愛護にはならない。犬も猫も、人と同じ命ある存在であることを考えよう。


2018年(平成30年) 4月 13日 金曜日


  1. 水道一元化が完了 閉山対策 全て終わる 大牟田
     大牟田市水道事業における長年の課題であった「水道一元化」の事業が2017年度で、全て終了。当初の予定より1年早い完了となった。これまで一元化の最終段階として、14年度から給水装置を市の配水管へと切り替えていたが、必要となっていた2237件の切り替えが終わった。このことで、三池炭鉱閉山に伴う閉山対策事業は、全て終了となった。

  2. 「大川家具」ブランドに 競争力高めイメージアップ 地域団体商標登録 まず10社ほど許可へ 商議所で受け付け
     大川商工会議所(津村洋一郎会頭)は4月から、特許庁の地域団体商標に登録された「大川家具」と、そのロゴマークの使用申し込みの受け付けを始めた。「同商議所の会員」「大川市およびその周辺地域で生産された家具」などが要件で、すでに十数社が申請。うち10社ほどを審査し、春の木工まつり(14日から)までに許可する見込み。

  3. 農業と暮らしの関係は JAみなみ筑後 補助教材を寄贈 みやま
     JAみなみ筑後(乗富幸雄組合長)は11日、みやま市役所山川支所に同市教育委員会を訪問。小学生の補助教材として「農業とわたしたちのくらし」を寄贈した。農畜産物の生産行程、生活と農業の関わりなどを紹介する本で、乗富組合長は「日本は食料自給率が先進国でも最も低い部類。自然環境を守る側面もあり、農業に対する理解を深めてもらえれば」と述べた。


     車のエンジンをかけると、ナビが音声で「きょうは何の日か」を教えてくれる。そんな日もあるのだと、毎日感心している。まあ、昼ごろには何の日か忘れていることが多い▼調べてみると、さまざまな記念日がある。どこが決めているのだろう。「元旦」など一般的によく知られる祝日は「国民の祝日に関する法律」に基づいて制定。しかし前出のような記念日は、国民の祝日とは違う▼調査を進めると、一般社団法人日本記念日協会にたどり着いた。こんなところがあったとは。同協会は企業、団体、個人などによって、すでに制定されている記念日、新しく制定をした記念日についての認定と登録を行っている▼独自の記念日を登録したいと考えている個人や団体は名称、日付、由来、目的、活動といった必要事項を所定の「記念日登録申請書」に記入して郵便などで協会へ送付。審査をパスすれば認定。登録料は必要になるが▼大牟田市の市制100周年を記念して昨年3月1日に生まれたジャー坊。これを祝う日として、申請してみてはどうだろう。そして、この日にイベントを実施。ご当地キャラの巨星・くまモン誕生祭とまではいかないかもしれないが、市民がジャー坊の誕生と市の歴史を忘れず、祝うきっかけにはなる▼記念日を登録・認定しているのは同協会だけではないかもしれない。というのも、カーナビが教えてくれる記念日は同協会のホームページに記載されていないものもある。公認にこだわらなくてもいいので、何らかの方法で、まちの記念日をつくってみてはいかが。


2018年(平成30年) 4月 14日 土曜日


  1. ジャー坊グッズ盛況 製作330件うち販売商品64点 イラスト利用も多数 「まちPRに活用を」 大牟田
     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」が誕生して1年以上が経過。2017年4月のイラストの利用開始以来、18年3月末までに事業者登録は124件、利用申請は269件あった。さらに実際に製作されたのは330件。そのうち、販売用の商品は34事業所と1個人が64点製作。市では「グッズが充実すると、ジャー坊をより身近に感じてもらえると思う。ぜひ多くの利用を」と話している。

  2. 地中熱換気 整備完了 町内で全小中学校に 児童生徒の教育環境向上 長洲
     玉名郡長洲町は2017年度に町内6小中学校の特別支援教教室と保健室、合わせて15室に「地中熱利用換気システム」を整備しており、3月末に使用をスタート。今月から18年度となり児童生徒は新たな教室などで快適に過ごしている。

  3. 後輩へアドバイス 金子市長招き教育講演会 山門高校
     みやま市瀬高町上庄、山門高校(金丸敏雄校長)は12日、同校体育館で教育講演会を開いた。全生徒458人が柳川市の金子健次市長の「人生は一度きり、何事にも全力で!後輩たちがんばれ」と題した講演を聞いた。金子市長は同校の出身で、後輩たちにさまざまなアドバイスとエールを送った。


     大牟田市は、大規模な自然災害時に、高齢者や障害者など特別な配慮が必要な人の避難施設となる「福祉避難所」の拡充を図るため、市内の七つの社会福祉法人と協定を結んだ▼今回は市内の介護老人保健施設7カ所で、51人の収容を確保した。市は、まず2012年に総合福祉センターと協定を締結。次いで16年に介護老人福祉施設9カ所と障害者福祉施設2カ所と協定を結んでいる。合わせると19施設で、要配慮者301人分の収容枠を確保▼福祉避難所の対象者は、災害時において高齢者や障害者、乳幼児、その他特に配慮を要する者(災害対策基本法)と定義されている。具体的に協定では、要介護認定3・4・5、身体障害者手帳1・2級の人、避難が必要と認められる人などとしている▼東日本大震災や熊本地震でみると、一般の指定避難所では段差のないバリアフリーであっても、避難者であふれかえり、車いすでは身動きも取れない状況。耳が不自由な人は、手話通訳ができる人がそばにいなければ、食事や物資配布の連絡など伝わりにくい。日常生活に介護が必要な人なども同じ▼福祉避難所は、そうした配慮が必要な人が安心して利用できる施設のことである。介護老人福祉や保健施設、それに障害者福祉施設などは、要配慮者に対して専門的に対処できる職員が常駐している。災害発生時には、市や県の要請を受けて迅速に対応できることが期待されている▼市が把握している在宅の要配慮者は約3千人。今後も福祉避難所の拡大に向けて努力してもらいたい。


2018年(平成30年) 4月 16日 月曜日


  1. 200社の最新家具1万点 大川木工まつり ドリーム市長賞は中村君
     「第9回春の大川木工まつり」が14、15の2日間、大川市の大川産業会館をメイン会場に開催された。地元メーカーを中心に約200社が最新家具約1万点を格安で販売し、お目当てを探す家族、友人連れなどでにぎわった。小学生の夢の家具を職人が形にしたドリームファニチャーコンテストもあった。

  2. 宗茂とァ千代アピール 柳川で講演とトークショー 大河ドラマ招致盛り上げ
     「立花宗茂とァ千代」をNKK大河ドラマに招致している柳川市で15日、東京大学教授で宗茂を大河ドラマに推薦している本郷和人さんの講演と歴史アイドルの小日向えりさんを加えたトークセッションが開かれた。会場となった柳川市民会館はほぼ満席となり、約千人が宗茂とァ千代について学び、楽しんだ。

  3. 被災地復興の願い込め 上小路子ども神楽 地域伝統受け継ぐ 荒尾
     荒尾市荒尾の上荒尾熊野座神社(月田襄宮司)の春の例大祭が14、15日に行われた。江戸時代から約160年の歴史を持つ市指定無形民俗文化財の同神社神楽(上小路子ども神楽)が奉納された。あいにくの風雨の中でも、多くの人たちが幻想的な伝統行事の魅力を満喫した。


     「以前よりあまりくしゃみをしなくなりました。保健室などにも導入されて、うれしいです。とても快適に過ごしています」。小学校児童会保健委員長を務める6年生女児は、「地中熱利用換気システム」の吹き出し口を見ながら笑顔でそう話した▼このシステムは外気を直接取り入れず、きれいな空気を保ち続けるため、PM2・5や黄砂などの関係で「教室の窓を開けて空気を入れ換えたいが、それができない」という環境問題の悩みがクリアされた▼正式な検証結果はまだ出ていないものの、インフルエンザなどのウイルス対策としても威力を発揮しているようだ。2017年度は近隣市町より、インフルエンザ流行が比較的遅かったことも教育現場などで耳にした▼同町は町内6小中学校の全普通教室など計49室へ16年度に同システムを整備して昨年2月中旬、一斉に運転を開始。そして17年度には町内6校の特別支援教室と保健室の合わせて15室に同システムを取り入れた▼保健室や特別支援教室には以前からエアコンは整備されており、これに続いて全普通教室などへエアコンが設置され一昨年8月末から稼働しているが、地中熱利用でエアコン電気代が3割前後低減されているもよう。地中熱利用システム事業費の3分の2が国補助金だという▼熊本県内の学校教室への導入は初めてなので県内外からの視察が相次いでいる。まさに「前例は自らつくる」の実践か。「費用対効果」は目先の数字だけで表せるものではない。10年先、20年先の住民の笑顔が、それを証明するだろう。


2018年(平成30年) 4月 17日 火曜日


  1. ジャー坊を全国1位に!! 応援実行委が発足 スタートダッシュかける 大牟田
     ジャー坊を全国1位に―。大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」が、今年もゆるキャラRグランプリに出場する。グランプリでジャー坊を1位に押し上げてまちを元気にしようと16日、応援実行員会が発足し、会長に中尾昌弘市長が就任。「グランプリに再度チャレンジして全国1位を目指す」と気勢を上げた。改めて「1日1万人運動」を展開して投票初日からスタートダッシュをかける構えを見せた。

  2. 中山大藤まつり開幕 神事で祝い安全祈願 すでに五分咲き 土、日曜見頃に 柳川
     樹齢約300年と推定されるフジと、それから分かれたツルなど現在2千平方メートルほど敷地で咲いている柳川市三橋町中山の中山熊野神社と隣接の立花いこいの森公園で第15回中山大藤まつりが16日、始まった。福岡県指定の天然記念物で今年は開花が早く、すでに五分咲き。次の土曜、日曜日は見頃となりそう。

  3. 産業発展の基礎築く 日源上人しのび顕彰祭 筑後・九州製紙業の祖
     矢部川流域に製紙業を伝えた日源上人の顕彰例祭が13日、筑後市溝口の福王寺で開かれた。同市や八女市の関係者らが出席。上人の伝えた技術は各地にも波及して九州の製紙業の開祖といわれ、産業発展の基礎を築いた上人の遺徳をしのんだ。


     フジやボタンが見頃を迎えたので、花見へと出掛けた▼有明地域で、フジの名所の一つは柳川市三橋町中山の大フジ。江戸時代の享保年間(1716〜35年)に、この地で酒屋を営む人が上方見物し、河内野田のフジの見事さに心を奪われ、実を持ち帰り植えたのが始まり。後に神社に移植されたという。福岡県指定の天然記念物▼25年ほど前、柳川総局勤務だった当時に比べると、フジ棚の規模は3倍ほど広くなった。2012(平成24)年7月の九州北部豪雨では沖端川の堤防が決壊し、中山地区は冠水し甚大な被害を受けた。大フジの幹も水没し勢いをなくしかけたが、地元保存会の手入れで復活。この日は60センチほどの房が五分咲き。甘い香りが漂い心を和ませてくれた。やがて1メートルほどに伸び、薄紫のシャワーをほうふつとさせる。大藤まつりも開幕し、月末までにぎわう▼中山の大フジと、無料シャトルバスで結ばれるみやま市瀬高町本吉の清水ぼたん園では、約80種2千株の大輪ボタンが迎えてくれた。赤やピンク、紫、白、黄と色鮮やか。豪華さに圧倒された▼隣接する清水寺本坊庭園は、紅葉の時季とは対照的に、辺り一面が新緑に包まれていた。その中で、モミジがピンクの花をつけていたのは、小さな発見だった。オオデマリもかれんな白い花を咲かせて存在感を出していた▼最後に訪ねたのは、同市高田町上楠田の上楠田天満宮にある大フジ。市指定の天然記念物。ひとときの安らぎを味わうには、もってこいの隠れた名所である▼桜の頃とは一味違う春を、ご堪能あれ。


2018年(平成30年) 4月 18日 水曜日


  1. 高校野球さながらに ホークス応援ウイーク始動 生徒が演奏など盛り上げ 20日まで
     HAWKSベースボールパーク筑後で17日、地元高校生による福岡ソフトバンクホークスの応援ウイークが始まった。初日は筑後市和泉にある八女高校の生徒約700人が来場し、始球式、ダンスパフォーマンス、吹奏楽演奏などで試合を盛り上げ、声援を送った。応援は20日まで筑後、大川、みやま市の4高校が行う予定にしている。

  2. 駅前の"にぎわい"創出 新生「みやマルシェ」に 22日から恒例朝市 音楽イベントも企画
     「みやま軽トラ市」「みやまの朝市」として親しまれてきた毎月恒例の朝市イベントが、「みやマルシェ」として生まれ変わることになった。記念となる第1回は22日に、JR瀬高駅前広場で実施。旬の野菜や総菜、パン、お茶などの出店があり、音楽マルシェも計画。サンリブ瀬高店の閉店によって空洞化が懸念される同駅前のにぎわい創出を図る。

  3. 桜で学校と地域つなぐ 協働のまちづくりへ 吉野地区公民館 文科大臣表彰受ける 大牟田
     大牟田市吉野地区公民館(池松幸一館長)が文部科学省の2017年度優良公民館表彰を受け、文部科学大臣から表彰された。桜をテーマに学校と地域が一体で地域づくりを進めるためプロジェクトを立ち上げ、世代や団体の枠を超えて地域コミュニティー活性化、まちづくりに関わる人材発掘と育成に取り組んだことが表彰につながった。


     春の交通安全運動が終わった。10日間の期間中、有明地域でも街頭啓発や、キャンペーンなど、さまざまな啓発行事が展開されたが、残念ながら大牟田市では2件の死亡事故があっ た。悲惨な事故は後を絶たない▼交通安全運動は春に加えて夏、秋、年末年始と 年に4回。交通ルール順守やドライバ ー、歩行者の両方が思いやりと譲り合いの気持ちを忘れないよう呼び掛け、飲酒運転撲滅、自転車の安全利用推進、子どもや高齢者の事故防止など同じ重点目標が掲げられる▼飲酒運転による逮捕がしょっちゅうニュースになるように、現状が大きく改まらないのである。それどころか高齢化が進むに伴い、高齢者の関係する事故増加が懸念されるのが現状▼散歩などで外出した高齢者が事故に遭うのは、自宅近くが多いと、警察官から聞いたことがある。帰宅の際に「もうすぐ帰り着く」という安心感から気が緩みがちになるのだろう。子どものころ、遠足などの行事を楽しんで帰る前には、家に着くまで行事が続いていると思い、気を付けて、と教師に言われた▼これも「ただいま」と言う時まで気を引き締めておくようにという注意である。車を運転中、注意していてもふと気の抜ける時がある。そして一瞬の油断が事故を呼んでしまう▼ドライバー側からすれば、前をよく見ていなかったという前方不注視が多くの事故につながっている。思いやり、譲り合いに加え「油断大敵」の言葉をいま一度かみしめて、交通事故を起こさず、被害にも遭わないようにしよう。


2018年(平成30年) 4月 19日 木曜日


  1. 「センダン」利活用を推進 国産早生樹連絡会設立へ 産学官が情報交換 森林、木工業界も注目 大川
     成長が早く、利用できるまでの期間が短い、早生樹「センダン」などの利活用を進めようと、関係業界団体や県などの担当者、学識者らの情報交換会が、大川市勤労者総合福祉センターであり、九州内外から約60人が出席した。

  2. 旧南関高でアート 28〜30日 花道祭 「ありがとう」の気持ち込め
     玉名郡南関町関町の旧南関高校を活用したイベント「アートフェスティバル南関高校 花道祭」が28日から30日までの3日間、同校で開かれる。美術展やバンド演奏、マルシェのほか、さまざまな体験もあり、卒業生はもちろん、同校に来たことがない人も楽しめる。

  3. こいのぼり悠々と 三川坑跡に110本 三池港開港も記念 大牟田
     NPO法人三池港未来のまちづくり会(入江裕二郎理事長)は18日、大牟田市の三川坑跡を訪れた人たちに楽しんでもらおうと、同坑跡に110本のこいのぼりと吹き流しを設置。三池港からの海風に乗って悠々と空を泳いでいる。


     本紙17日付で、「茶摘みシーズン到来」の記事を掲載した。添えた写真は、摘み取った新緑の茶葉を掲げて、「ほらっ」と言わんばかりのうれしそうな女児の表情。茶摘みの情景と収穫の楽しさを物語る1枚。大きなサイズで飾りたかったが、紙面の都合でかなわなかった▼記事は、八女茶産地の一つである筑後市の茶畑で、招待された園児の茶摘み体験を紹介した。同市では40人ほどが約70ヘクタールで生産。すでに一番茶の摘み取りが始まっている。唱歌「茶つみ」で歌われる「八十八夜」は、「立春」から数えて88日目のこと。今年は5月2日になり、その頃は新茶の摘み取り最盛期▼茶摘みは、早朝から一日中続く重労働。収穫後も、蒸して、もんで、乾燥させるの3工程を経なければならない。蒸すことで発酵を止め、蒸し時間で味や香りが決まる。体験茶摘みを行ったJAふくおか八女茶部会筑後支部によると、冬が冷え込むと茶葉が栄養を蓄えようとするため、今年の出来は期待できるという▼農林水産省の2016年統計では、九州の生産量トップが鹿児島県で2万4600トン。次は宮崎県3760トンで、3番目が福岡県1870トン。八女茶が県下の多くを占めており、「八女伝統本玉露」は同省の地理的表示保護制度に登録されている▼緑茶は入れ方一つで味が変わる。ちょっと変わった入れ方を紹介。急須に大さじ3杯ほどの茶葉を入れ、茶葉が浸る程度に水を入れて3分待つ。70度くらいの湯を2杯分、急須に入れて約30秒。まろやかな味のお茶が楽しめる。試していただきたい。