2018年(平成30年) 3月 1日 木曜日


  1. 新たな観光拠点整備 物販や飲食・展望スペースも 万田坑に10月開設へ 荒尾
     荒尾市観光協会(山代秀徳会長)は、同市原万田の万田坑前(関連敷地内)の社有地に、新たな観光拠点施設の整備を計画している。物産販売に加えて、飲食・展望スペースを備えたもの。同市からの補助金(観光拠点整備推進事業費3333万円)が市議会3月定例会で可決されれば、4月着工、9月に完成、10月にオープンする。

  2. まちの魅力アピール ふるさと納税返礼品を刷新 16日に事業者説明会 大牟田
     大牟田市のふるさと納税が2017年度(1月末時点)は、過去最高となる4023万4千円となった。市では、さらなる返礼品の充実を目指して5月上旬に大幅リニューアルする考え。16日には、返礼品を提供する事業者を募集するために説明会を開催する。市では「大牟田の魅力のPRのためにぜひ協力を」と呼び掛けている。

  3. 社会と関わり元気 サロン同士で交流 みやま
     第3回みやま市サロン交流会「元気づくりはサロンにあり」(実行委員会主催)が2月26日、同市瀬高公民館で開かれた。約40のサロンが出展し、活動などを紹介。講演会も行われ、何歳になっても社会と関わり続けることが元気の秘訣になるとの話を聞き、サロンの意義を再確認した。


     大牟田市の市制100周年を記念して生まれた公式キャラクター「ジャー坊」が誕生から1周年。登場以来、さまざまな所に出没して、まちの笑顔を増やすという大役を果たすために、日々まい進している▼ジャー坊が現れるまで、市としての公式キャラクターはいなかった。さまざまな団体や施設が考えたキャラクターはいたが、市の顔ではなかった。市民から「大牟田にも、ゆるキャラを」との声は多かった▼それらのキャラクターのモチーフで圧倒的に多かったのは大蛇山。やはり市民が考える大牟田を代表する素材といえば、大蛇山が一番に頭に浮かぶのだろう。中には首を傾げるようなデザインもあったが▼ジャー坊の生みの親はレベルファイブ代表取締役社長・CEOの日野晃博さんとシニアアートディレクターの長野拓造さん。2人は大牟田出身。まちの歴史や文化を反映させたものでないと意味がない、と考えた▼たどり着いたモチーフは大蛇山。これまでの他のキャラクターとは全く違う完成度。「妖怪ウォッチ」をほうふつとさせる感じがありながら、大蛇山と炭鉱のまちのイメージを融合。無駄がなく、初めて見た時は衝撃だった▼もっと驚いたのは長野さんの強い思い。「子どもが安心して集まれる場所にジャー坊がいて、そこから笑顔が広がる」という理想を掲げ「大蛇山の姿を借りて未来へ向かう希望を少年の姿にして描いた。子どもたちこそ未来そのもので、まちに力を与える」とも。ジャー坊は希望の象徴でもあった。共に歩んでいこう。これからも、よろしく。


2018年(平成30年) 3月 2日 金曜日


  1. 柳川に春 到来 お堀開きで幕開け 掘割で神事、パレード
     水郷柳川の春の観光シーズンの幕開けを告げる「お堀開き」が1日、柳川市隅町の常設デッキで行われた。「水落ち」が終了し、掘割は水でいっぱいに。観光客を乗せたドンコ舟が見守る中で神事があり、関係者は日吉神社まで川下りでパレードした。

  2. 70年の歴史に幕 伝習館高定時制 最終卒業生巣立つ
     柳川市本町の伝習館高校定時制が70年の歴史に幕を閉じる閉課程記念式典が1日、同校で開かれた。最後の卒業生となった8人が出席し、記念碑贈呈や長年学校給食調理員を務めた食堂の中野英子さんの表彰などが行われた。

  3. 三池の里に春が来た 初市開幕 露天並び植木市も 大牟田
     三池の里に春の訪れを告げる「三池初市318」が1日、大牟田市三池地区公民館周辺で始まった。会場には露店がずらりと並び、植木市なども開催。出店者と来場者が笑顔で会話を交わす姿も見られた。会場は多くの人でにぎわい、訪れた人たちは楽しいひとときを過ごした。2日まで。


     家庭から出る天ぷら油が燃料となり、それを給油したごみ収集車両が運行を始めた。玉名郡南関町の地球温暖化防止に貢献する取り組みで、環境に優しいまちづくりの一環としてアピールしている▼町は、熊本いいくに県民発電所から寄付を受け、昨年9月から天ぷら油など廃食油回収を始めた。町内6カ所に置かれた回収ボックスに、町民がペットボトルなどに天ぷら油を詰めて入れておく。業者が月1回引き取りに回り、熊本市内の精製工場へ持ち込む。精製された燃料を、車両燃料として利用するごみ回収業者が購入する仕組み▼廃食油を精製したバイオディーゼル燃料(BDF)は、ディーゼルエンジンを稼働させる軽油の代替になる。燃焼する際には化石燃料と同じく二酸化炭素を排出するが、原料の植物が成長する過程で二酸化炭素を吸収しているため、その排出量はゼロとみなされる▼町内で半年間に回収された廃食油は439リットル。事業所回収分も含めると約1900リットル。実際にBDFを使ったごみ収集車両が町内を走ることで、町民への啓発となり、さらに回収量が増えると期待している▼町は地球温暖化防止として、クールビズやウオームビズで冷暖房を控え、昼休み時の消灯など細かな節電に取り組んでいる。小中学校の環境教育をはじめ、老人会や婦人会、企業などへ啓発活動も行っている▼BDF活動は、町民と企業の協力で成り立つ事業。県内でも先進的な取り組みの一つと位置付けられている。地産地消のエネルギー利用の新たな形であり、今後も見届けたい。


2018年(平成30年) 3月 3日 土曜日


  1. 日本で経験積みたい ナウルから2選手 来柳 14日まで 柔道事前キャンプ 東京五輪前に
     東京オリンピックに向けてオセアニア諸国の事前キャンプを受け入れている柳川市に2日、ナウル共和国から柔道選手2人が金子健次市長を表敬訪問した。同市民武道場で自主練習に励み、大牟田高校など近隣で合同練習も行う予定。選手たちは「日本で経験を積み、次につなげたい」と意気込みを話した。2人は14日まで柳川市で過ごすという。

  2. 誰もが低料金で 観光も コミュニティバス新生 みやま
     みやま市コミュニティバス出発式が1日、道の駅みやまで行われた。高齢者、障害者に限られた従来の福祉バスから、誰もが低料金で利用できる新システムに移行。愛称は、くすっぴー号。運行台数、本数、時間帯も大幅に拡大され、地域公共交通手段に乏しい同市で地域活性化や観光振興に期待がかかる。

  3. 切れ目ない子育て支援を 4月2日 センター開設 愛称「はぐはぐ Oomuta」 大牟田
     大牟田市は子育てしやすいまちを目指して、「市子育て世代包括支援センター」を4月2日、同市役所本庁舎新館2階にある子ども未来室内に設置する。愛称は「はぐはぐ Oomuta」。妊娠、出産から子育て期にわたって、助産師や保健師など専門的な知識を持った職員が相談を受け、切れ目ない子育て支援を行っていく。


     7年前の東日本大震災。被災者が多数避難している小学校に、毛布や食料を積んだ市の車が来た。寒くて空腹だった人たちは大喜び。しかし「ここは指定避難所でないので配布できない」と職員。車は毛布と食料と一緒に走り去った▼これは実話だという。その職員は真面目に職務を遂行しているつもりかもしれないが「上司の指示がないことはしない」を徹底しているだけ。信じられないような話を聞いて、多くの人たちが驚いた▼荒尾市内で開催された自主防災組織交流会に、防災士も務める青森県八戸市教育委員会職員が講師に招かれ、その話をしてくれた。その人は公務員ながら、「市役所は当てにならない」という心構えや自主体制づくりが、防災の原動力になることを教えてくれた▼「危機管理の3原則」は「空振りになる可能性があっても『安全』の側にかじを切れ」「迷ったら『やれ』」「『巧遅』よりも『拙速』が良い」とのこと。万一の災害時には迅速な判断が迫られる▼そして「『奇跡』と呼ばれた対応が実は『努力』だった」「安心安全は準備に比例する」「全ての防災は事前対策にある」とも。行政を当てにせず、自主・自立・自律の取り組みを、まずできることからすぐ取り組むことが重要▼「本当にあるか分からないことに、そんなに真剣にならなくても」と言われるくらいのリーダーがいて、呼応して巻き込まれる住民がいることが大切。災害は発生しないに越したことはない。そんな取り組みが行われている地域は暮らしやすく、明るく笑顔が絶えないはずだ。


2018年(平成30年) 3月 5日 月曜日


  1. 昭和天皇 三川坑入坑記念 日本庭園の池 復活 市民有志が補修作業 ニシキゴイ150匹を放流 歴史知る憩いの場に 大牟田
     大牟田市の三川坑跡にある日本庭園の池の改修が完了。4日にはお披露目会が開かれ、関係者や一般の市民、合わせて約100人が出席して憩いの場の復活を祝った。この日は子どもらが池に150匹のニシキゴイを放流。コイはすいすいと元気に泳ぎ回り、来場者の笑顔を誘った。

  2. 古賀政男記念大川音楽祭 近藤さん柳川 最優秀賞に 予選突破30組が熱唱
     大川市生まれで、昭和の歌謡史に大きな足跡を残した作曲家、古賀政男を顕彰する「第36回古賀政男記念大川音楽祭」が4日、同市文化センターであった。コンクールには厳しい予選を勝ち抜いた30組31人が登場。古賀メロディー部門は「ウソツキ?」を歌った柳川市の近藤律子さん(40)が最優秀賞、「わたしゃ糸屋の器量よし」を歌った荒尾市の龍喜美さん(41)が優秀賞を受賞した。

  3. 郷土の詩人を顕彰 10年目命日に碑除幕 松永さん詠んだ「村」刻む 大木
     三潴郡大木町出身の詩人、松永伍一さん(1930〜2008)を顕彰する詩碑の除幕式が3日、碑が建立された同町総合体育館前の広場で行われ、関係者約200人が出席。松永さんが故郷を懐かしんで詠んだという詩「村」が刻まれた碑がお披露目された。「郷土が輩出した詩人を次世代に」との願いを込め、詩の朗読、ミニコンサートなどが行われた。


     柳川市で梅の花見ができる「七ツ家梅の木街道公園梅祭」へ出掛けた。毎年訪ねる梅の名所の一つ。寒波が続いた影響で、開花は例年より2週間ほど遅れている。五分咲きとなり、やっと見頃を迎えた▼七ツ家梅の木街道は、1979(昭和54)年に同地区土地改良事業が完了したのを記念して整備された。慶長本土居跡に沿って、梅の木約200本が1キロにわたり植えられている。水車小屋や小川、あずまや、竹垣、ベンチなども配置されている▼梅の木の手入れを行っているのは、地元の五つの老人クラブの連合会(梅崎英武会長)。冬場の枝の剪定や施肥などを総出で実施。梅祭では、5クラブが交代でお茶サービスに当たる。梅雨前には梅の実を収穫し、酢漬けにして翌年の梅祭でお茶と共に振る舞っている▼今年も梅祭で、この酢漬けの梅を、お茶や漬物、お菓子などでもてなしていただいた。酢梅は、青梅5キロと砂糖5キロ、酢1・8リットルを材料に作る。洗った梅を水に浸してあくを抜き、切り目を入れる。酢を温めて砂糖を溶かし、冷まして梅と共に瓶詰め。数カ月待つと、梅が柔らかくなる▼慶長本土居は、関ヶ原後の筑後藩主田中吉政が大川新田―柳川―渡瀬間の有明海沿岸32キロに築いた干拓堤防。新田から鷹尾までの25キロは、地元領民を総動員して1602(慶長7)年8月6日から3日間で完成させたと伝えられている▼梅祭の無料お茶サービスは、きょう5日が最終日。酢梅を頂きながら白梅や紅梅の花と、飛び交うメジロを眺め、今昔の風情に浸ってみてはいかが。


2018年(平成30年) 3月 6日 火曜日


  1. 「よかっ祭」YEGそろう 注目は柳川よか男選手権 おひな様水上パレードも 18日 沖端
     柳川商工会議所青年部が初めて取り組む「よかっ祭」が18日(日)午前11時半から午後4時半まで、柳川市沖端地区の稲荷町ポケットパーク内で催される。Y(よかもん)E(イベント)G(グルメ)がそろうまつりで、その中の一つのイベントである柳川よか男選手権(1部午後0時50分から、2部午後2時15分から)は注目。また、この日は柳川雛祭り・さげもんめぐりのメインイベントである「おひな様水上パレード」が沖端から三柱神社までの掘割コースで開催されることから、沖端地区はにぎわいそうだ。

  2. 火災予防呼び掛ける 一日消防団長と署長任命 防火パレードや街頭啓発 荒尾・長洲
     春の火災予防運動(1〜7日)の一環で4日、荒尾市では一日消防団長と一日消防署長の任命や防火パレード、防火啓発活動が実施された。

  3. 春告げる関の初市 商店街 活気づく 南関
     玉名郡南関町に春の訪れを告げる行事「関の初市」が3、4の2日間、同町関町商店街一帯で開かれた。植木市やフリーマーケットなどが並んだほか、100円商店街も同時開催。会場一帯は活気のある声が響いた。


     日曜日にさげもんめぐりをしている女性のグループを見掛けた。毎年、この時季に柳川を訪れているという。その近くで満車の案内表示が出された大型駐車場で係員が対応している姿も見た。近年駐車場は整備され、増えていると思うが、やはり、大きなイベント開催の際には駐車場を探す車があるようだ▼柳川は年間120万人の人たちが訪れる観光都市。いろいろなイベントが行われているが、この時季の「柳川雛祭り・さげもんめぐり」は人出が多い。できるだけ公共交通機関を利用してと呼び掛けているが、貸し切りバスの団体客を除 き、数人の家族や仲間だとどうしても自家用車になることが多い▼駐車場不足に対応して、1時間以内の利用は無料の市営駐車場が数カ所に設けられている。ここをよく利用するが、どうしても1時間以内が頭にあり、取材時間を考慮しなければならないのが難点▼また、大規模なイベントの場合、市役所や近くの公共施設を駐車場として活用。さらに民間の施設も協力して駐車場として開放することもある▼柳川は「おもてなしの心日本一」を掲げ、市や観光団体・観光関連事業所の他に、地域の団体も協力しておもてなしに努めている▼観光客150万人を目標にしているが、川下り、うなぎ料理など既存の観光資源の他に新たな魅力あるものが必要で、大河ドラマ招致に関係して柳川藩へ注目が集まっている。さまざまな取り組みもあり、観光客は増加が見込める。そこで、さらにきめ細やかな観光客への対応が求められるのでは。


2018年(平成30年) 3月 7日 水曜日


  1. キリン夫婦同居始める 雄「リン」12歳 雌「プリン」4歳 2年間の別居経て 2世誕生へ期待膨らむ 大牟田市動物園
     大牟田市動物園(椎原春一園長)は6日、キリンの雄「リン」と雌「プリン」の同居を開始。2頭はさっそく仲むつまじい様子を見せ、2世誕生に向けて、順調なスタートを切った。

  2. 学校給食センター 建て替え急務 長洲町と共に検討へ 荒尾
     荒尾市立学校給食センター(荒尾市増永)は1972(昭和47)年3月の完成から46年が経過し、施設の老朽化が進んでいる。学校給食法に伴う現行の衛生管理基準を満たしておらず、建て替えは喫緊の課題。荒尾市と玉名郡長洲町は「建て替えについて一緒に検討していく」と申し合わせており、早期の新センター建設が待たれている。

  3. 子どもたち 伸び伸び描く 昇開橋スケッチ 福岡県児童画展 入賞作品会場飾る 大川・清力美術館
     大川市立清力美術館で「第18回筑後川昇開橋スケッチ大会入賞作品展」と「第66回福岡県小学校児童画展」が開かれている。子どもたちが感じたまま、伸び伸びと描いた作品が会場を飾っている。入場無料。


     大牟田のまちに春の訪れを告げる「三池初市」が1、2の両日、三池神田脇の県道をお祭り広場に繰り広げられた。30年以上前の取材で、名残雪に見舞われた記憶がある。この時季は天候が不安定だが、今年は両日共に天候に恵まれた▼三池は昔、筑後と肥後の国境にあった。交通の要衝で宿場町として栄えた。三池藩の陣屋があり、江戸時代は地方行政の中心地。三池街道沿いで農作業用品や米、野菜の物々交換が行われるようになり、生活物資調達と交流の場として初市へ発展したと考えられている▼三池初市では、200以上の移動商や植木商が集い、ここを皮切りに九州一円へ営業を始めた。その歴史と規模から「初市の中の初市」といわれた。出店の内容は時代とともに変わったが、「花てぼ」といわれる手提げ用の籠やざるなどの竹製品、クワや包丁などの刃物類は変わらぬ光景を見せている。最近はミニ大蛇山の創作竹細工も人気▼300年の歴史を持つことから、2001年を「三池初市301」と銘打ち新たな初市づくりが定着。今年は「三池初市318」。地元の児童生徒たちが歌や踊り、吹奏楽など多彩に発表。地域の組織で実行委員会を結成して運営している▼時代が変わっても、初市を楽しむ子どもたちの姿に変わりはない。植木や竹籠を手に行き交う人々の姿も同じ。「初市風に当たれば風邪をひかない」の言い伝えも健在▼そんな三池初市をいつまでも継承してもらいたい。初市は「三池」ブランドを高める大きな存在だ。大牟田のまちづくりにも貢献している。


2018年(平成30年) 3月 8日 木曜日


  1. 将来担う人材育成 おおむた100若者未来応援基金 奨学金の返還を支援
     大牟田市は将来を担う人材の育成を図ろうと、奨学金の返還を支援する「おおむた100若者未来応援基金」を創設する。市内で働く人を対象に、年10万円を上限に最大で3年間、合わせて30万円の補助金を交付。市内企業への就業促進や人材確保、大牟田への移住・定住を図る。さらに企業、事業所や大牟田ゆかりの人に基金への寄付も募る。

  2. 地元企業アピール 高専学生240人を対象に 有明広域産業技術振興会 40社が事業説明 大牟田
     有明広域産業技術振興会(糸永一平会長)は7日、大牟田市東萩尾町の有明工業高等専門学校で会員企業紹介事業を実施した。学生に各社の事業内容や製品などを説明し、地元企業への就職促進を図った。

  3. 食品ロスなくそう 3010運動コースターでPR 最初と最後は食事を 筑後
     春の歓送迎会シーズンを前に、筑後市環境衛生協議会と同市は「3010運動」のコースター約4千枚を作成し、市内の飲食店に配布した。この運動は宴会の開始30分と最後の10分は自席で食事を楽しみ、食品ロスを減らそうというもの。同協議会の三浦徳会長は「食品ロスは年々増加し、全国で621万トンが廃棄されています。小国の1年分の食料に相当する分。食べ残し削減に協力を」と呼び掛けている。


     三川坑跡にある日本庭園の池の修復が終わり、市民へお披露目。150匹のニシキゴイが放流された。コイは池の中を探検するように泳ぐ。慣れない場所で、少しぎこちなさそう。子どもたちは、それを見て大喜びだった▼池の傍らで、その光景を見て、目を細めている人がいた。地域資源を生かし、まちの活性化に取り組んでいる三池港三川地区振興会の会長を務める入江裕二郎さん。「やっぱり、いいねえ」▼池の補修をしようと思ったきっかけは、訪れた人の本当に何げない一言だった。「何で池はあるのに、水が張ってないの」。その言葉に心を動かされ、一念発起したという▼三川坑跡の日本庭園は、1949年に昭和天皇が三川坑を視察されたのを記念して造成。しかし、97年に三池炭鉱が閉山になると、その後は手入れもされずに荒れ果てていた。2014年に市が無償譲渡を受けた時、池は干上がっていた▼水を入れても、あちこちひび割れていて漏れた。まず底や側面を赤土で覆い、防水コンクリートで固めた。再度、水を入れたが漏れる。崩れた石積みやコンクリートの補修、防水工事を繰り返した。作業はNPO法人三池港未来のまちづくり会が引き継ぎ、約1年をかけて完成。会員、市職員、一般の人たちが無償で取り組んだ▼お披露目の日、ある市職員は「あの人が一生懸命頑張るから、手伝えるんです」と言った。まちへの思いが多くの人の共感を呼び、協力者が集まる。「ここが、にぎわいと憩いの場になればいいね。まだやることは多いですよ」。入江さんは笑った。


2018年(平成30年) 3月 9日 金曜日


  1. 産学官で長洲干潟再生事業 実証試験、研究を継続 アサリ生育環境創出へ
     玉名郡長洲町の有明海干潟で行われている「長洲干潟の環境保全・再生へ向けた実証試験・研究事業」の2017年度報告会が7日、同町長洲の熊本北部漁協ノリ荷捌所で開催された。実証試験は、アミノ酸コンクリートブロックを使いアサリの餌となるケイ藻の増殖効果などを調査するもの。報告会では現状説明とともに、水温変化やアサリ産卵期の効果確認も必要な課題であることが提案された。18年度も引き続き試験研究に取り組んでいく。

  2. 県境越えて連携強化 火災想定し合同訓練 大牟田市・荒尾消防署
     県境を越えて災害時の連携を高めようと、大牟田市消防署と荒尾消防署は8日、荒尾署で火災合同訓練を行った。消防隊員ら43人が参加。火災を想定した二つの訓練を通して、協力体制を確認した。

  3. ナウル国選手迎え交流 両開小 児童と給食楽しむ 柳川
     柳川・みやまオリンピック・パラリンピック事前キャンプ連絡協議会が招致し、柳川市に滞在しながら練習に励んでいるナウル共和国の柔道選手、オヴィニ・ウエラさん(30)とキップ・カイエルアさん(19)が8日、柳川市両開小学校を訪れ、児童たちと一緒に給食を食べ、交流を深めた。


     大牟田市の代表的な観光施設となっている市動物園の整備が、2018年度から本格的に始まる。駐車場やトイレ、休憩施設など充実させて、さらに誇れる施設を目指してもらいたい▼整備計画案の中で引っ掛かるものがある。絵本ギャラリーである。同市出身の絵本作家、内田麟太郎さんの作品を中心に展示。来園者と絵本読者の対象年齢が近いため、相乗効果を期待している。園内最奥のキリン舎に隣接する旧老人福祉センター跡地を活用して、休憩室を伴う施設を考えている▼だが、そこで本当にいいのかと問いたい。これは開会中の市議会定例会の質問でも上がっていた。絵本ギャラリーならば、市動物園近くにある図書館と三池カルタ・歴史資料館の複合施設「カルタックスおおむた」の方が適所ではないか▼図書館では、子どもたちを対象にした読み聞かせが熱心に行われている。絵本ギャラリーをここに整備してこそ、意義深いものになるのではないだろうか。動物園の中に取り込んでしまっては、一般利用が難しい。カルタックスの中なら、子どもたちの興味が絵本から一般書へと広がる機会にもつながる▼市はアスベストを使用している老人福祉センターの解体で、国の補助を導入したい考え。それならば絵本ギャラリーを持ち出さなくても、授乳室などを備えた子どもにも、お年寄りにもやさしい気の利いた施設を建てたいという理由では駄目なのか▼絵本は読んで見るもの、読み聞かせるもの。たくさんの本に囲まれた中で、子どもたちの食い入るまなざしを見ていたい。


2018年(平成30年) 3月 10日 土曜日


  1. ジャー坊マンホール登場 市本庁舎と企業局入口に 来庁者の目楽しませる 大牟田
     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」の誕生1周年、下水道事業60周年、市制100周年を記念して作られたジャー坊のカラーデザインマンホールが、市役所本庁舎の正面入り口と企業局入り口の2カ所に展示された。色鮮やかでユニークな図柄のカラーデザインマンホールが来庁者の目を引いている。

  2. 魅力向上 6次化支援 農村チャレンジショップ 物販飲食6ブース入る
     「道の駅みやま」で、みやま市が開設する同市農村チャレンジショップの工事が進んでいる。完成は3月下旬を予定。農業者の6次産業化支援や道の駅の購買力向上などが目的。物販1ブース、飲食5ブースが入る予定。福岡県下トップクラスの売り上げを誇る同駅の魅力が、さらに強化されることになりそうだ。

  3. あらお荒炎祭Tシャツ デザイン決まる 山と花 自然を素材に
     今夏の第25回「あらお荒炎祭」に向けた「2018あらお荒炎祭Tシャツ」のデザインが決定した。選定委員会で最優秀賞に選ばれた京都市伏見区の北村友莉さん(23)の作品が採用される。


     「あの車、おじいちゃんのかな」。自動車学校で教習を終え、自転車で帰宅しようとしていた18歳の少年は、駐輪場近くの交差点を見ながらそう思った。その直後に大きな衝突音が鳴り響き、現場には3台の自動車。横転した軽自動車もある▼すぐさま駆け付けた少年。祖父の車ではなかったものの、横転した車を見ると、助手席を下にして運転者の男性がシートベルトをしたまま、ぶら下がっている。ガラスが割れた後部荷台のドアの窓から入った▼救急車はまだ来ない。車内はとても窮屈だが「なんとかして助けよう」と懸命。男性を体で支えながらシートベルトを外し、一緒に荷台のドアから脱出することができた。自分の手から血が出ているのを気付かないほど無我夢中だった▼少年は高校3年生で、救出劇は卒業式前の2月中旬。少し照れながら、荒尾警察署長から感謝状を受け取った。何より、自分のことは後まわしにして、人を助ける精神の持ち主だと実感した▼過去にも2回の人命救助の経験があるが、中学時代に救命救急講習を受けたことに頭が下がる。高校1年の夏には、自宅付近の民家玄関階段から転げた高齢者を発見。すぐに自宅からタオルを持ち出して止血した▼昨年12月は、テスト当日に駅へ向かう途中、バイクで転倒し雨上がりの冷たい路面に横たわる高齢者を応急措置し救急隊に引き継いだ。その結果、テストは遅刻して受けたとか。野球部でも頑張った少年。よくぞここまで育てたと、保護者や学校にも感謝したい。間もなく、地元企業に就職する。社会人としても活躍してくれるだろう。


2018年(平成30年) 3月 12日 月曜日


  1. 新大牟田駅 開業7周年を祝う 観光プラザ開設5周年も 新幹線祭りに多くの人
     九州新幹線新大牟田駅開業7周年・新大牟田駅観光プラザ開設5周年を記念するイベント「なが〜く愛して新幹線祭り」が11日、同駅で開かれた。好天に恵まれ、多くの人が来場。多彩なグルメやステージ、体験イベントなどを楽しんだ。

  2. 新浦島橋が開通 式典やセレモニーで祝う 橋幅拡大し利便性高まる 柳川・みやま
     みやま市高田町徳島と柳川市大和町中島の矢部川に架かる国道208号の新しい浦島橋が10日、開通した。これを記念して同日、みやま市のまいピア高田で式典、新浦島橋上でテープカットなどのセレモニーが行われ、多くの人たちが参加して開通を祝った。

  3. 「大川組子」と桐箱がコラボ 互いの強み生かし新製品
     大川市の伝統工芸「大川組子」で独自の技術を持つ前田建具製作所と、古賀市の桐製品の老舗増田桐箱店がコラボレーションし、お互いの強みを生かした新たな製品を開発した。出来上がったのはふたに組子細工をあしらったアメニティーボックスで、福岡市のホテルに採用された。今後は海外への展開も目指す。


     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」誕生1周年を記念して、ジャー坊へカラーデザインマンホールがプレゼントされた。市役所本庁舎の正面入り口と、企業局入り口の2カ所に展示され、来庁者の注目を集めている▼ジャー坊マンホールは、下水道事業60周年と市制100周年、ジャー坊誕生1周年を記念して作成された。黄色いキャップランプと、青のつなぎ姿のジャー坊を中心に、世界遺産の宮原坑立て坑櫓と巻揚機室を配置。水色に染めた背景に、下水道周年記念で星(市章)を60個ちりばめ、カラフルに仕上げた▼大きさは直径6センチで、重さが40キロ、厚さ4センチの鋳鉄製。価格は1枚10万円。色の部分は手塗りである。10枚制作し、うち2枚が今回展示された。残りの8枚は、4月以降に市内の歩道上に設置する▼マンホールは、地下の下水道や電気・通信ケーブルなど暗渠された施設へ、作業員が出入りできるよう地表に開口した穴のこと。ふたも総じてマンホールと言う場合が多い。形状が円形なのは、ふたが穴の中に落ちないように▼表面の凸凹は、車や人が通過時に滑りにくくするため。模様は、管理者が自治体だと、シンボルの花や郷土を代表する史跡、芸能などが描かれる。近ごろ、その図柄に興味を示す「マンホーラー」や「蓋女」と呼ばれるファンが増えており、ネット上のサイトも数多くある▼大牟田市内の下水道用マンホールのふたは1万3600枚あり、歩道上には3千枚設置されている。春の陽気がまちを駆け抜けたなら、ジャー坊を探しに行こう。


2018年(平成30年) 3月 13日 火曜日


  1. 旧吉原家住宅 復旧工事見学会 通常見られぬ屋根裏も 市教委が24日 貴重な機会で公開 大川
     大川市教育委員会は24日、2016年4月の熊本地震により被災した国指定重要文化財・旧吉原家住宅=大川市小保=の復旧工事見学会を開く。通常は見られない屋根裏や床下、鉄骨による耐震補強の様子などを見学できる。同市教委では「工事中だからこそ見られるところがある。貴重な機会なので興味のある人は申し込んでほしい」と呼び掛けている。

  2. 災害に負けない絆を 100人集い防災フェスタ 荒尾市八幡台1丁目
     東日本大震災から7年となった11日、災害への備えをしてもらおうと、荒尾市八幡台1丁目集会所で「八幡台1丁目みんなの防災フェスタ」が開かれた。地域住民約100人が参加し、災害時の適切な対応などを学んだ。

  3. 絵本から科学の世界へ誘う 「理科読」のすすめ 大牟田市立図書館
     大牟田市立図書館(出村貴美子館長)主催の行事「理科読のすすめ」が11日、カルタックスおおむたで開かれた。科学の本の読み聞かせと、理科の実験を行う新しい形のおはなし会「理科読」を児童に体験してもらい、大人には「理科読」の意義や活動へ理解を深めてもらおうと実施。児童らが「くうき」をテーマにした絵本の読み聞かせから想像を膨らませ、実験を通して科学への興味を深めた。


     梅の花が咲いて見頃と思っていたが、間もなく桜の花が咲く。筑後地方の桜の名所として知られる柳川市の高畑公園では、23日からライトアップが予定されている。花見でにぎわいそうだ▼高畑公園桜まつりで有名なのが、 「流鏑馬」。今年は4月1日午後2時半から、三柱神社参道で行われる。約300メートルの距離を馬で駆け、馬上から設けられた的を射るのである。華やかで勇壮な行事で多くの見物客が集まる▼昨年の流鏑馬では、高畑公園内には桜の花ほとんど見られなかった。開花前の開催となり、図柄的には寂しいものだった。今年は強烈な寒波はあったものの、流鏑馬の当日は桜が咲いているとの予想。華やかなものになりそうだ▼三柱神社で行われる流鏑馬は伝統があり、1849(嘉永2)年の「高畠馬場流鏑馬御興行之図」に記されている。一時途絶えたが、再開されて今年で14回目。多くの見物客やアマチュアカメラマンが集まる。参道を馬で駆け抜け、馬上から弓を射るため、シャッターチャンスをものにするのはなかなか難しい▼例年、流鏑馬のある日は古武道披露なども行われる。今年は、立花宗茂とァ千代を題材としたNHK大河ドラマの招致を展開していることから、イメージキャラクターを登場させる▼また、地場産市やうなぎの販売も行われる。それに三柱神社の修復に役立てるため、大和中生徒たちも参加してお茶会が開かれる。多彩なイベントで盛り上がろう。桜が満開の中で催されるよう期待したい。春の風物詩なのだから。


2018年(平成30年) 3月 14日 水曜日


  1. まちを笑顔いっぱいに ジャー坊の誕生日祝う メッセージ267通届く 大牟田
     3月1日に誕生日を迎えた大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」。今回、初めてバースデーメッセージを募った。市シティプロモーション室によると、267通のカードが寄せられ、ジャー坊も大喜び。「みんなのメッセージで元気が出たバイ。2年目も頑張るバイ」と、大牟田のまちをPRして笑顔でいっぱいにするため、気持ちを新たにした。

  2. 歴史交流館 5月開館 県指定文化財「山梔窩」隣接 愛称募集20日まで すでに全国から50点 筑後
     筑後市は、同市水田の県指定文化財史跡「山梔窩」に隣接して歴史交流館を整備。5月17日の開館に向け、愛称を募集している。歴史交流館は山梔窩や水田地区の歴史などを紹介し、「恋のくに」にちなんだ商品などを置く予定で、観光、歴史、文化の発信を担う。愛称は3月初旬に募集を開始して以来、市内はもとより遠方は北海道まで全国から約50件の応募があっているという。20日まで受け付ける。

  3. 清水山荘 施設整備し人員配置 オルレ休憩にも活用 みやま
     みやま市は同市瀬高町本吉の「清水山荘」を改修し、今年夏にリニューアルオープンすることを目指しているが、山荘の管理運営に地域おこし協力隊員2人を採用する計画を示した。農業体験といった着地型観光などの催しを協力隊員に計画してもらい、民間の知恵を生かした魅力あるプログラム立案で、観光促進や農林漁業振興を図る。同計画は2018年度予算に盛り込んで3月議会に提案中。承認されれば、新年度の初めにも協力隊員の就任を目指したい考え。


     2年前の熊本地震で被災し、修復工事が行われている大川市小保の国指定重要文化財・旧吉原家住宅で24日、復旧工事見学会が開かれる。通常は見られない屋根裏や床下、鉄骨による耐震補強の様子など見ることができるとあって注目を集めている▼旧吉原家住宅がある小保・榎津地区は、「藩境のまち」として知られる観光スポット。同住宅がある小保地区は柳川藩領で、隣の榎津地区は久留米藩領だった。両藩につながる街道筋として発展。江戸時代から昭和初期の町並みに出合うことができる▼旧吉原家住宅は江戸時代、柳川藩の別当職(町内の役人)を代々務めた大庄屋の邸宅。1825(文政8)年に建てられたとされる。大規模で細部にまでこだわった職人の技が顕著で、1999(平成11)年12月に国指定重要文化財に指定された▼見どころは、南向きの表側に接待用玄関と三つの公用の間があり、その彫刻欄間は大川木工の伝統の技の結集ともいわれる芸術品。上の間の天井は、大樟の一枚板3枚でつくる豪華さ。縁側の通路は、継ぐことなく長さ11bの木材を惜しげもなく使っている。全てが圧巻の造り▼全国を回り実測による日本地図を完成させた伊能忠敬も、ここに宿泊。近くにある藩境石について測量日記に書き記している。幕末の情勢について、隣の佐賀鍋島藩との情報交換の場として活用されたのではないかともいわれている▼復旧工事は2018年度中に終了するが、それまでは休館が続く。見学会の申し込みは、往復はがきに必要事項を記入し、15日必着で。


2018年(平成30年) 3月 15日 木曜日


  1. ものづくり大賞受賞 矢部川電気工業 水素燃料の不純物計測 世界から注目される開発 大牟田
     大牟田市浄真町に本社を置くアルミ制御装置メーカーの矢部川電気工業株式会社(阪本英司代表取締役)は「第7回ものづくり日本大賞」で九州経済産業局長賞を受賞。燃料電池自動車(FCV)用の水素燃料に含まれる一酸化炭素(CO)など、複数の不純物を計測する装置を開発したことが評価された。オンラインでリアルタイムに計測・自動校正ができる世界初の装置で、FCV普及に向けて活躍が期待されている。

  2. 16日から開幕3連戦 物産展やステージも ホークス2軍
     16日からHAWKSベースボールパーク筑後で行われるウエスタン・リーグ開幕3連戦に合わせて、筑後七国観光フェスタが同日から18日まで開かれる。メイン球場のタマホームスタジアム筑後開業2周年を記念したもので、筑後七国のグルメや特産品が大集合。ステージイベントも多数計画され、またホークスによる入場者プレゼントもある。

  3. クリーンウッド法学ぶ 組合員ら対象に研修会 大川化粧合板
     大川化粧合板工業協同組合(池末和海理事長)は13日夜、大川市向島の同組合会館で昨年施行された「合法伐採木材等の流通および利用の促進に関する法律(クリーンウッド法)」の研修会を開いた。組合員や市の関係職員ら約30人が参加した。


     ここ数日は、とても暖かい日が続いている。延命公園の桜も、少しずつだが膨らみ始めたようだ。今年は寒い日が続いていたため、梅の開花が遅かった。春の訪れは、まだ遠いかもしれないと思っていたが、もうそこまでやって来ている▼春の到来をうかがわせるのが、後輩記者の様子。最近は室内でもマスクを着用している。インフルエンザではなく、花粉症。「目がしょぼしょぼする」と言って充血している姿は、見ていても気の毒な限り▼幸い、自らはそのような症状が出たことはないのだが、後輩は「いつ花粉症になってもおかしくないですよ」と、にっこり笑顔で脅す。できれば、そうはなりたくないのだが▼言うまでもなく、花粉症はスギなどの花粉が原因で起こるアレルギー疾患の一つ。日本のスギ花粉は冬の終わりから春先にかけて飛散するために、患者はこの時季に急増。多くの人が、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどで苦しんでいる▼後輩が言うように、突然発症することもあるという。花粉に対する抗体が体内に蓄積され、一定の量を超えたら発症するそうだ。抗体を生成するペースは、これまで吸い込んだ花粉の量や体質などによって違ってくる▼多くの人が「春は好き」というが、花粉症の人にとっては憂鬱な季節だろう。飛散している写真を見るだけで、むずむずする人もいて、さらに深刻になると花粉という文字を見ただけで気分が悪くなるとか。後輩の姿は、多くの人の「好き」が全ての人に当てはまるわけではないことを、無言で伝えている。


2018年(平成30年) 3月 16日 金曜日


  1. 最後の給食に考案料理 レシピコンテスト最優秀作品 銀水小 井芹君 地場野菜使って美味 大牟田
     大牟田市が行った学校給食レシピコンテスト最優秀作品が3月の給食献立に取り入れられ、15日は市内の小、中学校でメニューの一つとして登場。同日は小学生の部で最優秀賞を獲得した井芹秀圃君(12)が通う銀水小学校など11の小学校で、井芹君が考案した「地場野菜を使った具だくさんビーフン」がメイン料理となった。小学校で最後の給食が自ら考案した一品となり、クラスメートと共に喜びも味わった。

  2. 水田農業政策学ぶ 集落営農リーダーら150人参加 農水省と全農協中央会が説明 基盤強化と経営安定 JA柳川
     農林水産省、九州農政局の関係者が出席しての水田農業政策に関する研修会が15日、柳川市大和町栄のJA柳川営農センターで開かれた。集落営農組織リーダーなど約150人が参加。農水省と全国農業協同組合中央会の担当者から、米をめぐる状況や農協改革などで学んだ。柳川で水田農業政策に関する研修は2014年3月以来2回目。これだけ農水省関係者がそろって出席するのは珍しいという。

  3. "ようこそ筑後市へ" 八女ICに電子看板 旬の観光情報を発信
     ようこそ筑後市へ―。筑後市長浜の九州自動車道八女インターチェンジ(IC)出入り口に、筑後市やJAふくおか八女などの観光情報を発信するデジタルサイネージ(電子看板)が登場した。掲載する情報は随時更新でき、同市の玄関口に当たるこの場所で、HAWKSベースボールパーク筑後や市内のイベント、農産物などを表示して来訪者の市内周遊を促していく。


     福岡県畳工業組合大牟田高田支部は、地元の小中学校へ半畳の畳を寄贈している。子どもたちに日本の文化や畳の良さを実感してもらう目的で、贈り続けて10年になる▼各学校では、茶道の活動で使ったり、図書館の一角に広げて座ったり、寝転んで本を読めるようにしている。学級の憩いの場にしたり、作業をするときに活用。ストレッチをしたり、武道場の待機場にするなど、子どもたちが畳のある空間に親しんでいる▼27年前、柳川地方総局勤務になり、土地勘を得るため車を走らせていたとき、目に入ってきたのが、イ草だった。最初はイ草とは分からず、稲にしては背丈が高すぎると疑問に思い尋ねてみた。イ草であることを教えてもらい、柳川や大川はその産地であることも知った▼すでに当時から中国産の輸入量が増え、毎年イ草の水田が姿を消していくのを実感。今では、目にするのが珍しいくらいになってしまった。それでも産地の名残として、イ草の加工業者や販売会社が頑張っている。筑後花ござは有名であり、大川家具とのコラボも見られる▼イ草は、畳となっても生きている。部屋の湿気を吸収したり放出して、高温多湿の日本風土の住まいを快適にしている。あの懐かしい香りは鎮痛効果があり、人体によくない二酸化窒素を吸収するなど浄化作用がある▼冒頭の組合青年部は、各学校を訪問して畳表替えの手縫い実演も披露。職人の技や和室の良さを感じてもらおうと取り組みを続けている。日本人の心と体になじんだ畳文化を、いつまでも大切にしたい。


2018年(平成30年) 3月 17日 土曜日


  1. 掘割にウナギ復活を 三井物産環境助成受けて 次世代中心の活動展開へ 柳川
     「柳川の掘割にニホンウナギを復活させよう」と「ウナギ円卓会議」準備会が15日夜、柳川あめんぼセンターで開かれた。NPO法人SPERA森里海・時代を拓く(理事長代行・田中克京都大学名誉教授)が呼び掛けたもので、発表や意見交換を行い、「7、8月に発足する。メンバーについては募集。活動は三井物産環境活動助成の650万円(自己資金20%を含む)で行っていく」と説明があった。

  2. “将来性十分 応援を” 市民ら新入団選手歓迎 福岡ソフトバンクホークス
     福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地のある筑後市で15日、2018年度ホークス選手歓迎のつどいが開催された。新入団選手を迎えて行われ、小川一夫2軍監督が「将来性が十分ある選手ばかり。ファームに足を運んでもらい、応援を」と求め、来場者約400人も「いざゆけ若鷹軍団」の熱唱で応えた。

  3. 次のステージで活躍誓う 高専、小学校で卒業式
     有明工業高等専門学校(高橋薫校長)の卒業式・修了式が16日、大牟田市東萩尾町の同校第1体育館で開かれた。留学生2人を含む本科生184人、専攻科生29人が門出を迎え、次のステージでの活躍を誓った。


     「社会奉仕団体に入ったことで自分の職業に対する向き合い方など多くのことを学ぶ機会に恵まれました。中でも『買い手よし』『売り手よし』『世間よし』という近江商人の商いの心得とも通じる理念が一致しました」▼ある書店の経営者を取材した時に、その言葉を聞いた。メーカー勤務から独立して32年半。この「三方よし」の心得を肝に銘じて精進を続けてきたという。売り手の都合だけで商いをすることを固く禁じ、買い手が心の底から満足することを追求する精神▼さらに、事業活動が地域社会の発展や福利の増進につながることを事業の使命にしている。これはどんな仕事や活動にも当てはまること。この気持ちがあれば、きっと相手に思いが通じていくはずという確固たる信念が見える▼この人が所属する団体は小学生を対象とした「なかよし一輪自転車競技大会」を主催している。先日、第29回大会が開かれた。第1回の出場者は40歳になった人もいる歴史ある大会だ▼子どもたちの体力増進と心身の健全育成、親睦と交流が目的。今回も児童の懸命の競技を見ることができた。一生懸命に練習して上手になった児童のスムーズな走りにも感心するし、何度も転げながら完走しようという子の姿も目に留まった▼大会は競い合いでもある。みんなから後れを取るのは悔しい。転げるのは恥ずかしい。起き上がり、再びペダルをこぐ。すると、スタンドから割れんばかりの拍手。気持ち良く笑顔で最後まで走り抜いた子の目は、すでに来年を見ている。素晴らしい活動・大会だと実感した。


2018年(平成30年) 3月 19日 月曜日


  1. 横倉さんさらなる活躍を 世界医師会長就任で祝賀会 地元の期待伝える
     大牟田医師会会員で日本医師会会長、横倉義武さんの世界医師会とアジア大洋州医師会連合の会長就任祝賀会が17日夜、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれた。同市や近郊などから約250人が出席し、地域から日本、世界の医療界リーダーとして健康長寿の日本の医療システムを世界に発信、「医療を世界の共通資本へ」との思いも抱える横倉さんの今後のさらなる活躍を期待した。

  2. 華やかに水郷柳川彩る おひなさまが掘割パレード
     柳川雛祭り・さげもんめぐりを盛り上げるメインイベントでもある「おひな様水上パレード」が18日、沖端から三柱神社までの掘割コースであり、水上に飾られたさげもんの中をお内裏さまとおひなさまなどかわいい稚児たちがドンコ舟で進んだ。掘割沿いには多くの人たちがこの華やかで水郷柳川ならではの光景を見ようと駆け付けた。

  3. 新緑歩き自然満喫 1周年イベントに450人 九州オルレみやま・清水山コース
     九州オルレみやま・清水山コースの1周年アニバーサリーオルレが18日、同コースで開かれた。市内外から約450人が参加し、春の新緑の山道を歩き、自然を満喫。コース途中では地域住民らが甘味や果物などでもてなした。


     編集室に、春がやって来た。応接テーブルに置かれている鉢植えの桜が、咲き始めたのである。堅かったつぼみの先が割れて、深紅の花芽が見えるようになってからは、「けさは咲いただろうか」と出社の楽しみの一つになっていた▼この盆栽桜は、九州北部豪雨で被災した朝倉市などを支援するもの。東日本大震災や熊本地震の被災地復興支援をしているグリンピース磯浜(大牟田市小浜町)が、「ありがとう桜」と命名して販売。収益を寄付する▼鉢への植え替え作業は、子ども花壇プロジェクトに参加しているメンバーなど30人が手伝った。田主丸産の「一才桜」を一本一本、丁寧に陶器の鉢へ移植。土の表面にはコケをかぶせていった。ひと鉢ごとに気持ちを込めて作られた「ありがとう桜」が、被災地復興を願う心の広がりに役立てばと思う▼花壇プロジェクトは、大牟田市制100周年で発足。駅前の大正小学校正門横ロータリーを花いっぱいにして、観光客を迎え入れようという思いから始まった。地域住民や事業所、団体などが協力して花を育てている▼東日本大震災から7 年。熊本地震の発生から来月で丸2年を迎える。被災地を支援する心。観光客を迎え入れるおもてなしの心。根っこは互いを思いやる心につながっている▼日本気象協会が発表した桜の開花予想によると、福岡は当初より早まり19日。1週間後には満開になるという。今年も花をめでて、心を優しさで満たし、元気なまちづくりの輪を広げよう。本紙も20日から有明地域の「さくら情報」をお伝えします。


2018年(平成30年) 3月 20日 火曜日


  1. 手鎌校区が県防災賞 14年間の地域活動評価 住民が災害図上訓練 栄誉を市長へ報告 大牟田
     約14年間にわたる地域防災への取り組みが認められ、大牟田市手鎌校区災害訓練実行委員会(梅野信会長)が福岡県知事から県防災賞を受けた。19日には同市の中尾昌弘市長を訪問し、喜びと今後の防災への思いを報告した。

  2. マラソンの父・金栗四三 先輩たたえ歌作る 全校児童で合唱DVD 6年生の感想文 歌詞に 母校・南関三小
     玉名郡南関町南関第三小学校は郷土ゆかりのマラソンの父、金栗四三の歌「RUNNER〜人生をかえた十二キロ〜」を完成させた。6年生の感想文を基にまとめられた歌詞には諦めないことや努力の大切さが書かれており、児童たちにも好評。歌を収録したDVDの製作が行われ、児童はふるさとの自慢を元気に歌った。

  3. 吹奏楽の輪広げよう 幅広いジャンル熱演 大川
     大川市内の吹奏楽団4団体による演奏会「大川児童吹奏楽団第41回定期演奏会・おおかわサークルオブブラス演奏会」が18日、同市文化センターであった。吹奏楽曲をはじめゲームや映画、ポピュラー音楽など幅広いジャンルを熱演し、会場は大きな拍手に包まれた。


     柳川市でおひな様水上パレードがあった日は、人と車で混雑。特にパレードの出発地の沖端では「よかっ祭」も開催され、多くの人でにぎわった。雛祭り・さげもんめぐり開催中ということもあり、女性客も多かった▼この日は日曜日。それに晴天で暖かったことも来場者増に拍車を掛けた。訪れた人から外国人が多い、との声が聞かれた。海外からの観光客増は全国的な傾向のようだが、観光地柳川も同様▼沖端のまつり会場で本紙「ホープちゃん」コーナーにと、もうすぐ5歳になる男の子の取材をしていたら、隣に座っていた欧米系の老夫婦がこちらをのぞき込み、ニッコリ。その老夫婦は優しそうで、外国人という違和感がなかった▼その後、柳川商店街に取材に行ったが、ここではインドネシア人など海外の人たちがさげもん作りを体験していた。子どももいて、女性はほとんど着物姿。着物を着て柳川を満喫していた▼柳川市は、年間150万人の観光客を目標に掲げている。その中には、増えている海外からの観光客にも注目している。それに柳川高校はタイに付属中学校を設け、卒業した生徒を受け入れる。もともと海外からの留学生が多いが、校長は全生徒の3分1は留学生にしたい意向だ▼以前、アメリカ人の女性を取材していた時に、日本語が少し分かるということで、相継いで質問していたら、「ゆっくり話してほしい」と要望されたことがある。柳川では外国人観光客用に「やさしい日本語」を普及させている。観光客増に、海外からの観光客誘致も欠かせまい。


2018年(平成30年) 3月 21日 水曜日


  1. 初代よか男 皆川さん 新しい祭りで柳川アピール 地場商品や味覚も満喫 商議所青年部
     柳川商工会議所青年部プレゼンツ「よかっ祭」が18日、柳川市稲荷町のポケットパーク内で開かれた。多くの来場があり、イベントや柳川の味覚、物産などを満喫した。初めての開催で、メインイベントの「柳川よか男選手権」には9人がエントリー。来場者の投票で、初代柳川よか男に皆川宗一郎さん(32)=柳川市上宮永町、管理薬剤師=が選ばれた。

  2. 井手川地区徘徊模擬訓練 住民が見守り模索 3コースで声掛け52人 荒尾
     荒尾市井手川地区協議会(辛島正春会長)主催の認知症徘徊模擬訓練が18日、井手川地区(旧四小校区)一帯で行われた。認知症になっても本人や家族などが住み慣れた地域で安心して生活できる地域であるように、住民全体での見守り方法などが模索されている。

  3. 干拓の変遷 地図パズルに 手鎌歴史と里山の会 高校生ら郷土学ぶ 大牟田
     干拓の歴史を学ぶ講座「大牟田の歴史再発見」が18日、大牟田市新栄町の「えるる」で開かれた。高校生ら12人が現在と昔の大牟田の地図を見比べ、干拓地の変遷が分かる地図パズルを製作。郷土の成り立ちを学んだ。


     荒廃竹林の再生と、竹を活用した新たな産業創出を目指すバンブーフロンティア事業。玉名郡南関町で始まった。竹で新建材を作ったり、バイオマス発電の燃料にするなど、新しい発想でスタートした事業に注目が集まっている▼これは関連する民間3社で始動。原料の竹を集めてチップなどに1次加工する会社と、そのチップなどで新建材を製造・販売する会社、竹の枝葉などを燃料に発電を行い新建材製造工程へ電力供給する会社である▼竹で思い浮かべるのは、食材のタケノコや、竹で編む竹籠、おにぎりを包む竹の皮、かっぽ酒、竹とんぼ、たこ揚げのたこの骨組み、耳かき棒、箸、竹串、柵、ほうき、どんど焼きのやぐら…▼と、結構ある。それだけ日本人の生活の中に取り入れられ、多用されてきたということ。だが生活様式が変わって、使われる頻度が減り、竹林は荒廃を続けている▼そこに着目した事業は、捉えどころがいい。国内初の取り組み。竹を調達する会社は、管理が行き届かない竹林を手入れする代わりに、無償で竹を入手。持ち込みの買い取りも行っている。製造する新建材は、割れにくい高密度のブロック材やくぎが抜けにくいボードとして評価されている。建材商社や大川家具の木工所などと取り引きが決まっている▼課題となるのが、需要に見合う大量供給、つまり安定的に相当量を調達できるのかという点だ。町は、町民からの買い取りに上乗せする補助制度を設けた。軌道に乗れば、100人を超える新規雇用も見込める。近隣の協力も欠かせない。


2018年(平成30年) 3月 22日 木曜日


  1. 地域で青少年健全育成 市民会議発足40周年 荒尾 連携強化し活動推進
     荒尾市青少年育成市民会議(一二三宏会長)の発足40周年記念祝賀会が20日、同市下井手のホテルブランカで開催され、加盟団体の代表や来賓ら37人が出席。今後も「明るく・楽しく・親子で・地域で・組織で・みんなで・健全育成」をテーマに、連携をより強固にして、世代に応じた青少年健全育成運動を推進していくことを誓い合った。

  2. 柳川おもてなし健康マラソン大会 雨の中かっぱで力走 掘割沿いコース楽しく ウナギかば焼き振る舞いも
     第4回柳川おもてなし健康マラソン大会(柳川市、同市教育委員会主催)が21日、柳川市上宮永町の有明地域観光物産公園を発着するコースで開かれた。昨年の1697人を上回る1917人がエントリー。川下りコースである沖端の掘割沿いなど柳川の特色あるコースを走り楽しみ、終了後に発着点となった物産公園でウナギのかば焼きなどのもてなしを受けた。

  3. 地元農産物で元気に 甘木山学園 きよみず作業所 JAみなみ筑後 米とイチゴ贈る みやま
     地元産の農産物を食べて元気に育ってほしいと、JAみなみ筑後役職員連盟が20日、大牟田市甘木の甘木山学園とみやま市瀬高町下庄のNPO法人きよみず作業所へ米とイチゴを贈った。


     1カ月ほど前、この欄で青い車とお別れしたことを書いた。その反響の大きさに驚くばかり。「イメージに合ってましたよ」とか「次はどんなのですか」など。取材先で、さまざまな声を聞いた▼一番多かったのが「新しい車はもう来たんですか」。実は、10日ほど前に納車。中古車とは思えないほど、ぴかぴかの車に乗っている。いつもお世話になっている自動車店が本当に丁寧に手入れをしてくれた。おかげで、まだ新車の匂いがする▼とても気に入っているが、まだ慣れない。先進の機能も付いているが、ほとんど使いこなしていない。全く触れていないのが速度をあらかじめ設定すると、そのスピードで走るというもの。本当にそんなことができるのかと、疑心暗鬼▼若い人を中心に車離れが進んでいるという。都会に住んでいれば交通手段はさまざまあって、車がなくても不自由することはないだろう。しかし、地方では移動手段の中心といっても過言ではない。高齢になって免許を返納すると「買い物に行くのすら難しい」という声も▼車が走る道路も重要になる。もちろん、多くの税金を投入して無駄な道を造るのには反対だが、生活のための道路は必要だろう。地方に行けば行くほど重要性は高まる。生活に車は不可欠▼新しい車で走りたい道路や行きたい所はあるが、とにかく年度末は業務が集中して時間がない。もう少し、ゆっくりしたらドライブに出掛けよう。そうそう、もちろん青い車のことは忘れていません。購入したのは、色は違うが同じ車種の後継車ですから。


2018年(平成30年) 3月 23日 金曜日


  1. 海達公子まつりが開幕 児童文芸展 大賞に石橋君と藤田さん 荒尾
     海達公子顕彰会(松山厚志代表理事)主催の第9回海達公子まつりが21日に開幕し、荒尾総合文化センターで開会式と児童文芸展表彰式(自由詩の部のみ)が行われた。小中学生から寄せられた総数1108点の応募作品の中から、287点が入賞作品に選ばれた。入賞作品は24日まで同センターで同センターギャラリーに展示されている。

  2. 駛馬南小 108年の歴史に幕 学びやと別れ惜しむ 大牟田
     大牟田市駛馬南小学校(出嶋卓校長)の閉校式が22日、同校体育館で行われた。108年間で約1万5千人の卒業生を送り出した同校。全校児童や教職員らが学校の歴史を振り返り、学びやとの別れを惜しんだ。

  3. "自分たちのプレー発揮" ミズノ杯初出場を報告 高田中男子ソフトテニス
     みやま市高田中学校男子ソフトテニス部(安達明美顧問)は、同市役所に高野道生市長職務代理者を訪問。29日から始まる第3回全国ミズノカップジュニア選抜ソフトテニス選手権大会に初出場することを報告した。団体、個人戦両方の出場で、永江孝二郎主将(2年)は「自分たちのプレーを発揮し、高田中すごいねと言われるように戦いたい」と抱負を話した。


     戦艦大和を旗艦とする第2艦隊トップの司令長官・伊藤整一中将(戦死後大将)に会って来た。正確には、伊藤大将をはじめ造船国へ発展させた科学技術を紹介する広島県の呉市海事歴史科学館・大和ミュージアムを訪ねたのだ▼伊藤大将は、1890(明治23)年に三池郡開村(みやま市高田町開)で生まれた。伝習館から海軍兵学校へ進み海軍大学卒業後、山本五十六海軍航空隊隊長の下、副長を務めた。その後のアメリカ駐在で国力の差を知り、開戦に強く反対。大和をはじめ艦隊に乗り込む7千人の部下を無駄死にさせる作戦命令にも強行に反対した▼アメリカは、日本軍の真珠湾奇襲で航空機の重要性を認め、戦闘機生産に力を入れた。それなのに日本は大艦巨砲主義を続け、戦艦大和が誕生▼第2艦隊は残存軍艦で編成し、実質は連合艦隊だった。大和を旗艦に、軽巡洋艦矢矧、それに駆逐艦8隻。1945(昭和20)年4月1日、アメリカ軍が沖縄上陸を開始したため、艦隊は6日に徳山沖から出撃。大和を沖縄の浅瀬に乗り上げ、敵基地へ主砲46センチ弾を撃ち、陸上戦へ移る作戦だった。だが7日正午すぎ、鹿児島県沖で魚雷10本と爆弾多数を受け、左舷から傾き沈没。約1トンの主砲弾を1発も撃てなかった▼伊藤大将は軍規違反となる作戦中止命令を出し、将兵1700人を退艦させて命を救い、自らは大和と共に海へ沈んだ▼憲法を改正しようとする今の国の動きを、伊藤大将はどう見るだろうか。4月7日は没後73年。母校伝習館がある柳川で鎮魂と平和の祈念式がある。


2018年(平成30年) 3月 24日 土曜日


  1. 別れ惜しみ最後の校歌 駛馬北小が閉校式 歴史重ねた125年に幕下ろす 石炭と世界遺産 学び納め
     大牟田市駛馬北小学校(坂本美也子校長)の閉校式が23日、同校体育館で行われた。児童、教職員、地域住民らが出席。閉校宣言、校旗の返納などがあり、最後は児童たちが別れを惜しむように大きな声で校歌を斉唱。125年の歴史に幕を下ろした。式典終了後には「お別れの発表会」が開かれ、これまでの学習の成果を元気に披露した。

  2. 道の駅みやま 寄付累計が1億円 利益を地域へ還元 売り上げ右肩上がり 教育振興にも一役買う
     道の駅みやま(大坪利博駅長)は31日、収益金から1500万円を同市に寄付する。2014年から毎年続けているが、その累計額が今年で1億円に達することになった。同駅は県内トップクラスの売り上げを誇り、さらに今春は新規施設のオープンも予定していて、その魅力がさらに強化されることに。地域活性化に一層の期待がかかる。

  3. 児童の交通安全に貢献 横断旗114本を寄贈 県トラック協柳川分会
     福岡県トラック協会筑後支部柳川分会の下川暢洋会長らは22日、柳川市役所三橋庁舎の同市教育委員会を訪問。児童の交通安全へ横断旗114本を寄贈した。下川会長は「車を扱う事業者として交通安全が一番ですし、地域で少しでも事故を減らせれば」と話した。


     活動のテーマは「明るく・楽しく・親子で・地域で。組織で・みんなで・健全育成」だという。荒尾市青少年育成市民会議は結成40周年を迎えた。これまでの道のりは決して平たんではなかったろうが、記念祝賀会で会長が見せた穏やかな笑顔に、この組織の結束力と粘り強さが見えた▼青少年を取り巻く環境は40年前と現在では、すっかり様変わりし、健全育成への取り組みも変遷してきた。急速なインターネット・SNS(ソーシャルネットワークサービス)の普及には驚くばかり▼子どもたちはスマートフォンを持っているのが普通。友達とのやりとりに忙しく、一家だんらんの食事の際にもスマホをいじっているという異様な光景。そういうと「普通じゃないか」と言われそうだ▼友達から自宅に電話がかかってこないから娘や息子の友人関係が親に見えてこない。というか、自宅に固定電話がない家庭も珍しくなくなってきた。ファクスできなくてもネット環境さえあれば、情報交換には困らないというが▼親にも分かりにくい青少年の行動も、地域社会全体が連携して一丸となれば次第に見えてくる。即座に判断できなくても情報交換の中から、その姿が次第にはっきり形となって現れることもある▼駅で自転車を盗まれた高校生が、その場で当然のように他人の自転車のハンドルを握りペダルをこぐ。つまり、いつでも被害者や加害者になる状況。「地域で・組織で・みんなで」の気持ちがないと対応できない。地道な活動を続けることが、地域の未来づくりの第一歩だろう。


2018年(平成30年) 3月 26日 月曜日


  1. 大蛇山Tシャツ 最優秀賞に登野城さん デザイン公募へ237点 ポロシャツ採用は田中さん 大牟田
     第57回おおむた「大蛇山」まつり公式Tシャツデザイン公募の各賞が、22日に発表された。登野城明さん(47)=大阪府大阪市=の作品が最優秀賞を受賞し、Tシャツデザインに採用。また優秀賞に選ばれた田中博行さん(54)=大牟田市久福木=の作品は公式ポロシャツの背面デザインに採用される。

  2. 旧吉原家住宅 復旧の"技"に感心 被災重要文化財を後世へ 屋根裏や床下も見学 大川
     熊本地震で被災し、復旧工事が行われている国指定重要文化財・旧吉原家住宅の工事見学会が24日、大川市小保の同住宅で開かれた。市内外から約20人が訪れ、普段は見られない屋根裏や床下なども見学。参加者は復旧への丁寧な手仕事に感心した様子だった。工事は2018年度中に終了し、19年4月開館の予定。

  3. 防災安全課を新設 専門知識持つ人材配置 筑後
     筑後市は4月1日、防災安全課を新設する。西田正治市長は防災力強化を掲げていて、課の新設もこの一環。これまで防災、防犯関係の業務を担ってきた地域支援課を廃止して、新課に移行。自衛隊OBなど専門知識を持った非常勤職員も新規採用し、自主防災組織の支援、災害時の受援計画策定を目指す。


     JR九州が大幅な減便を伴うダイヤ改正をスタートさせた3月17日、車窓の人となった。久しぶりにJRを利用した遠出の旅である。九州を離れ、目的地が本州のため、九州新幹線の新大牟田駅発の選択肢もあったが、歩いても行ける在来鹿児島本線大牟田駅から旅立った▼手には真新しい時刻表。列車を利用するときの旅の友である。乗車する列車のページは、折り紙をするように大きく折っておくのが常だ。乗り継ぎ列車のページを瞬時に見開ける。博多の新幹線ホームで落ち合った友人は、スマホをタッチして時刻を検索する。結果はこちらが数段早い。どうだい、と自慢してみせる▼しかし、今回のダイヤ改正にはあきれる。乗り換えなしの博多までの快速が大幅に減った。改正前は1日に29本あったのが、13本に半減。土曜・休日は運休もあり、さらに減る。大半が久留米、鳥栖止まり。しかも途中各駅停車の区間快速が目立つ▼今回の旅は、新幹線乗り継ぎに合わせて大牟田から鈍行に乗り、鳥栖で区間快速に乗り換えた。博多までの所要時間87分。直通より25分も長くかかった▼福岡県や60市町村などで構成する地域交通体系整備促進協議会は20日、ダイヤ改正が通勤や通学に重大な影響があるとして見直しを求めて要望▼例えば、吉野駅を利用する定時制生徒は、帰宅時に上りの夜9時台がなくなり、10時台まで90分ほど待たなくてはならない。タマスタでナイトゲームの場合、帰宅する従業員が上り列車に間に合わないという。定住政策へも影響することを、JRは考慮すべきだ。


2018年(平成30年) 3月 27日 火曜日


  1. 訪問先異変に迅速連携 長洲町と地元16事業所が協定 来月から見守りネットワーク
     玉名郡長洲町は安全・安心な地域づくりのため郵便局、電力会社、新聞販売店、介護サービス事業者組織など地元16事業所との「見守りネットワーク事業協定」(4月1日付)へ26日に調印した。

  2. 来場者が生け花体験 宮崎兄弟の生家施設 日本文化味わう 荒尾
     「宮崎兄弟の生家春のいけばな展」(荒尾市教育委員会、荒尾華道会主催)が24、25日に同市荒尾の宮崎兄弟の生家施設で開かれ、生け花体験など、幅広い年代の来場者でにぎわった。 出瓶した会員は13人。各社中の作品と合わせて、ガーベラ、スイセン、サクラ、ユキヤナギ、チューリップ、モモなど生家施設屋内には27瓶、宮崎兄弟資料館前の屋外には12瓶、立華や生 花、自由花などの計39瓶が並べられた。

  3. 物語で郷土の歴史紹介 くもで座 親子連れなど楽しむ 柳川
     柳川市民劇団「くもで座」の3月公演「お別れ遠足はタイムマシーンに乗って」が25日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」であった。物語に沿って郷土の歴史を紹介し、多くの親子連れなどが楽しんだ。


     柳川おもてなし健康マラソン大会が雨の降る中で、行われた。多くの人たちがかっぱを着て走っていた。2千人近くの人たちが参加を申し込んでいたようが、雨の中、どれだけの人たちが走ったのか、気になった▼この日、雨音で起きると、早速、主催者の柳川市に実施するのかを問い合わせたところ、「あります」の返事。走る人たちもそうだが、応援する人たち、運営する人たちも大変だろうと思った▼配布されたパンフレットによると、北海道や関東地区など遠方からも参加があった。マラソンブームなのだろうか、半分以上が市外からとなっていた。柳川は観光地として知られていることから、遠くからでも参加があるのかもしれない▼最も柳川らしいところとして、沖端の掘割沿いでカメラを構えた。雨のため、傘を差しての撮影。10キロコースが一部変更となったことで、北原白秋生家・記念館へ向かう交差点に待機。そのコースの参加者たちが通り過ぎると、すぐに6キロと2・5キロのコースへ移動し、各コースの撮影風景が変わるようにした▼参加者の中には仮装して走る人たちもいて、大会を盛り上げていた。それと大牟田高校駅伝部の選手たちが、赤いユニホームで走っていたところが目に入った▼開会式、閉会式があった発着点の有明地域観光物産公園では、参加者に配布されるおにぎりやウナギのかば焼きに長い列ができた。もくもくと煙に包まれたところで、ウナギを焼く人たち。柳川を全国に発信するためにも「おもてなし」の心遣いを続けてほしい。


2018年(平成30年) 3月 28日 水曜日


  1. 宮崎兄弟資料館と提携「晩晴園」 来年 共同報告書発刊 シンガポール 正副館長ら市長表敬 荒尾
     シンガポールの孫中山南洋紀念館・晩晴園のアルビン・ティン館長とアンジェラ・イェ副館長らが27日、荒尾市の浅田敏彦市長を表敬訪問した。

  2. 1票が暮らし決める 国政の動向など解説 大牟田
     第25回白ばら講座が27 日、大牟田市労働福祉会館で開催された。元新聞記者で福岡県明るい選挙推進協議会副会長の谷村寿重さんが講師を務め、国政の動向や国の財政状況などを丁寧に解説。「幸せに生きるためには自ら判断しなければならない。そのためにも選挙は非常に重要で、皆さんの1票がこれからの暮らしを決める」と強調した。

  3. 児童考案の家具披露 春の大川木工まつり 最新作 直売価格で 4月14、15日 200社が1万点展示
     インテリアのまち大川市春の一大イベント「春の大川木工まつり」が4月14、15の2日間、大川産業会館をメイン会場に開催される。家具メーカー約200社が最新作など約1万点を直売価格で販売。市内小学生がデザインした家具を職人が実際に製作した「ドリームファニチャーコンテスト」なども催される。


     大牟田市役所に隣接する笹林公園の一角に、半円を描いたようなモニュメントがある。弓道の的の上半分に見えるデザインである。碑文には「九州自動電話創始之碑」とある。そう、九州で初の自動式電話交換は、大牟田から始まったのだ▼自動式電話交換がスタートしたのは、85年前の1933(昭和8)年3月26日。産炭地・大牟田は日本のエネルギー政策の要として重要視され、最先端の技術がいち早く取り入れられた。当時、三池炭鉱は宮浦、万田、四山の3坑体制で、年産227万dを出炭。人口も急増し10万人に達しようとしていた矢先で勢いづいていた▼自動式電話交換は、ダイヤルして直接相手にかけられる仕組み。それまでは手動式電話網で、まず電話局の交換台につながり、交換手へ相手を通知してつないでもらう。市外通話は申し込みから接続まで時間がかかるため、いったん電話を切って待ち受けていた▼遠い昔、田舎の祖父は壁掛けの電話機に向かい、左手で黒い棒状の受音器を耳に当て、右手でノブを回して交換台を呼び、ラッパ状のマイクに話し掛けていた。小学生の頃、赤い公衆電話で市外へかけるとき、店の人に頼んで交換台からつないでもらっていたことを思い出す▼福岡県全域が自動式になったのは、それから45年後の78年11月15日。翌79年3月に沖縄を含む九州と全国で自動化に切り替わった。それほど昔ではないことに驚きを覚える▼モニュメントは、大牟田を起点に九州・沖縄の8県への広がりを波紋で表している。機会があれば見ていただきたい。


2018年(平成30年) 3月 29日 木曜日


  1. プラスチックを油に 全国で初めて再生事業 新会社設立 廃棄物の地産地消 大木
     三潴郡大木町環境プラザに隣接する町有地に整備が進められている廃プラスチックのリサイクル施設で27日、地域住民や行政関係者向けの内覧会があった。回収したプラスチックを選別し、「プラ」マークのない製品プラスチックを油へ戻すのが一番の特徴で、全国でも初めての取り組みだという。

  2. 災害時に岸壁使用 長洲町のJMU、日立造船 三池海上保安部 7管内 企業と初協定
     三池海上保安部(森信和久部長)は玉名郡長洲町の中逸博光町長の立ち会いで28日、JMU(ジャパンマリンユナイテッド)有明事業所(長洲町有明)、日立造船有明工場(同)と「大規模な災害の発生時等における施設借用の協力に関する協定」を締結した。

  3. 奨学生を励ます 柳川RC 卒業生送る会も
     柳川ロータリークラブ(古賀英次会長)の例会が28日に柳川市の御花で開かれ、引き続き、高校生・高専生・大学生、大学院生を金銭面で支援する近藤・竹下・沖奨学会(竹下学理事長)の新奨学生証書交付式と、卒業生を送る会があった。新高校奨学生は柳川高校と杉森高校の学校推薦の2人を含めて15人。竹下理事長が証書を手渡し、RC会員たちが拍手で激励した。


     ここ数日、日中は汗ばむような陽気となっている。冬のあの寒さはどこへやら。これまで耐え忍んでいた草木も芽吹き、すっかり春爛漫。スーパーでもタラの芽、菜の花などが売られ、季節を感じる▼春といえば、やはりサクラ。有明地域の名所でも、今を盛りと咲き誇っている。公園などでは弁当を広げて、ゆっくり花見を楽しむ人やブルーシートを敷いて場所取りをしている人の姿もちらほら見られる▼日本にはヤマザクラ、オオシマザクラなど9種を基本とし、変種も合わせると100種以上のサクラが自生しているという。しかし、一般的にサクラとして知られているのはソメイヨシノ。全国の名所といわれる多くの所に植えられているのは、この品種だ▼ソメイヨシノは、江戸時代にオオシマザクラとエドヒガンを交配させて誕生した のが有力といわれる。種を実らせることがほとんどないため、自然に増やすことはできない。育てるには台木を用意して接ぎ木するか、すでに接ぎ木された苗木を植えることになる▼このことから、全ての木が限られた原木を基に作られた同じ遺伝子を持つクローンともいえる。クローンゆえに同じ条件がそろえば開花するため、咲く時季を予想できるという。桜前線などの開花予想は、この特性を利用している▼その年によっても違うが、咲き始めから満開まで1週間、さらに満開から散るまでも1週間ほどといわれる。しばらくは雨が降ることもないようなので、少しは長く楽しめそう。ふらりと出掛けて花をめでるのも、また一興か。


2018年(平成30年) 3月 30日 金曜日


  1. 地域団体商標登録 「大川家具」で産業復活へ メーカー認定を推進 18年度事業計画 海外出願や商品開発も 商工会議所
     大川商工会議所(津村洋一郎会頭)は27日、同商議所で通常議員総会を開いた。昨年、特許庁の地域団体商標に登録された「大川家具」のメーカー認定事業、商標の海外での出願、さらに「大川建具」の地域団体商標出願などを盛り込んだ2018年度の事業計画などを決めた。

  2. 世界遺産まちづくりシンポジウム 歴史残し伝えよう 市民主体で仕組みを 荒尾
     「みんなで考えよう!炭都の未来、まち・ひと・なりわい」をテーマとした「世界遺産まちづくりシンポジウムin荒尾」が荒尾総合文化センター小ホールで開催され、市内外から約160人が来場。今後も「地域の記憶を残す」「地域の歴史を伝える」「地域の歴史資源をまちづくりに生かす」を視点に活動していく必要があると再認識した。

  3. 新スコアボードに期待 電光掲示板で見やすく 4月1日供用開始 地元球界の活性化へ 大牟田・延命球場
     大牟田市や筑後地区をはじめ、福岡県内の野球関係者から愛されている延命球場。スコアボードの電光掲示板への建て替えや内野グラウンドの改修がほぼ完了し、現在は4月1日の供用開始を目指して最後の仕上げが行われている。スコアボードが明るく見やすくなることから、野球関係者からは「より良い環境でプレーできるようになり、選手たちも喜ぶのではないか。競技力向上につながれば」と期待の声が上がる。


     柳川藩の初代藩主である立花宗茂(統虎)と、その実弟で三池藩祖の立花直次(統増)をテーマにした講演が25日、大牟田市三池地区公民館で開かれた。小欄でも繰り返し登場している2人だが、両藩の関係や同じ立花姓になぜ≠フ声があるので、今回はおさらいをしてみたい▼武将は、成長や出世など機会あるごとに名前を変える。宗茂は、豊後国主大友宗麟の重臣・高橋紹運の長男として生まれ、幼名千熊丸。紹運と同じ大友家同紋衆の戸次道雪から請われて、一人娘ァ千代姫の婿養子になった。同紋衆といえども戦国時代であり、つながりを強固にするための人質のようなもの▼道雪は、大友家の支城である筑前国・立花山城(福岡県新宮町、久山町、福岡市東区)を守った。名門の立花姓を名乗りたかったが、大友家からの許しは出なかった。だが宗茂は認められ、ここから立花姓が始まる▼紹運は筑前国・岩屋城(太宰府市)を守り、二男の直次が高橋家を継いだ。豊臣秀吉の九州平定の武功で、宗茂は柳川藩、直次は筑後三池郡江の浦城主に取り立てられた▼だが関ヶ原の戦いで敗れ、共に領地を召し上げられた。その後、徳川家の許しを得て大坂の陣で活躍。そのころ直次は兄に倣い立花姓を名乗った。子がない宗茂は、直次の四男・忠茂を養子に迎えた。1620年、宗茂は柳川藩主に返り咲き、翌21年に直次の子・種次が三池藩初代藩主になった。共に独立した藩だが、良好な関係は続いた▼端折る説明で、お分かりいただいただろうか。また機会を見つけて紹介したい。


2018年(平成30年) 3月 31日 土曜日


  1. 水の精決まる 観光キャンペーンレディ 古賀さん、森田さん、柳瀬さん 1年間 柳川をPR
     観光柳川キャンペーンレディ「水の精」認定書交付式が30日、柳川商工会館で開かれた。水の精に選ばれた古賀美紅さん(22)=久留米市藤光、西日本シティ銀行柳川支店=、森田菜月さん(21)=大牟田市草木、JA柳川=、柳瀬百花さん(20)=柳川市高島、柳川観光バス=の3人に認定書、賞金、記念品が贈られた。

  2. 昇開橋 通行を再開 熊本地震被災で修理 あす 先着200人へ記念品
     熊本地震で損傷し、復旧工事のため昨年11月から通行止めになっていた国指定重要文化財「筑後川昇開橋」が、4月1日午前9時に開通する。通行再開を記念して、先着200人(大川側、佐賀側各100人)に記念品が贈られる。

  3. 中小企業支援で活性化 市、商議所、協会が業務 連携 3者締結は県内初 信用保証料負担など 大牟田
     大牟田市、大牟田商工会議所、福岡県信用保証協会は29日、「中小企業支援に係る業務連携に関する覚書」を締結した。3者が連携して新規創業者や中小企業への支援を行うことにより、地域経済の発展を図る。


     「島原大変肥後迷惑」とは、226年前の1792年肥前国島原(現在の長崎県島原地方)で発生した雲仙の火山性地震と、その後の眉山の山体崩壊、それに起因する津波が、島原や対岸の肥後国を襲った自然災害だ。この時の死者は約5千人といわれている▼その被災地である玉名郡長洲町にとって、直接的に揺れた2年前の熊本地震はもちろん、阪神・淡路大震災、東日本大震災、九州北部豪雨などの相次ぐ自然災害への備えは切実な問題。自身の課題だといえよう▼ながす減災応急手当救命会(NDF)主催の「ながす防災塾」には町内外の約40人が参加。避難所運営ゲーム(HUG)を疑似体験しながら、自分たちが避難所運営をしなければならない立場になった際の対応を考えた▼講師は島原地方で雲仙・普賢岳噴火という自然災害を経験した日本防災士会長崎県支部長。「被災者の避難所生活の基本は自主運営」と強調する。「お役所任せ」や「行政依存」の意識では避難所生活はすぐに破綻してしまう▼「100人避難しているところに、50人分のおにぎりが届いたら、どうするか」と問うと、「みんなで半分ずつ食べる」の意見が大半。でも「30人分だけしか来なかったら」と聞けば見解が分かれてくる▼いずれにしても住民のリーダーが責任を持って取り仕切らないと収拾がつかなくなる。病気の人がいたらどうするか。高齢者や障害者、妊婦らをどのように守るかなどの課題が山積する。日常からの準備・訓練を含めた地域活動による住民同士の絆の構築が一番の力になるだろう。