平成30(2018)年 1月 4日 木曜日


  1. 日常へUターン ふるさと後に 九州道25キロ渋滞
     年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。鉄道や高速道路、空港など各交通機関では連休を終え、日常生活に戻る人や車で混雑が生じた。

  2. 景気良くスタート 初売りに多くの人 有明地域
     有明地域の多くの大型商業施設では1日から、初売りが行われた。お目当ての福袋を手に入れようと開店前から長い行列ができ、景気の良いスタートを切った。

  3. ながす羽衣琉金 誕生 赤黒 白黒 鮮やかな美しさを放つ きょうから一般公開 長洲町養魚組合
     「金魚のまち」として知られる玉名郡長洲町。地元の長洲町養魚組合(松井一也組合長)が約5年の歳月をかけ、品種改良を重ね新品種「ながす羽衣琉金」を誕生させた。町の伝統産業の金魚養殖業を盛り上げ、町の活性化につなげようという取り組みが大きく花を咲かせようとしている。


     三が日も終わり、官公庁をはじめ多くの企業では、きょうが仕事始め。皆さん、どのようなお正月だったでしょうか。家族とゆっくり過ごした人、友人との再会を楽しんだ人、はたまた寝正月だった人。さまざまではないでしょうか▼昨年、ある忘年会の時。出席者にお正月の過ごし方を聞いた。すると、おせちを用意しない人が意外に多いことに驚いた。では何を食べて過ごすのかと興味があったが、それは各家庭のこと。それ以上は聞かなかった▼わが家では必ずおせちを用意する。以前は家で作っていたが、ここ数年は購入するようになった。今年は初めてインターネットで注文。写真では良さそうに見えるが、現物はどうなのだろうと心配していたが、それは杞憂だった▼基本的な料理はきちんと押さえてあり、品数も多い。少し味が濃いかとも思ったが、酒のあてにはこれぐらいがちょうどいいか。料理の解説も付いていて、会話のきっかけにもなった。「時代は変わったね」と感心しきり▼そんな三が日も明け、いよいよ本格的な2018年のスタートだが、まだ本調子ではないという人も少なくないかもしれない。恥ずかしながら自身もまだ休みの感じから抜け切れないでいる。原稿作成でキーボードをたたいても、普段より圧倒的に遅いのが分かる▼平常を取り戻すには、休んだ間よりも多くの時間がかかる。しかし、せっかく英気を養ったのだから、それを生かし、じっくりと腰を据えて今年も新聞作りに取り組んでいきたい。あらためて、またよろしくお願いします。


平成30(2018)年 1月 5日 金曜日


  1. 2018年首長が訓示 課題解決へ協力を
     有明地域の各自治体で4日、2018年の仕事始め式が行われた。年頭に当たり、首長たちが職員を前にして訓示。地域が抱えるさまざまな課題の解決に向けて一致協力し、熱意を持って取り組むことの重要性を説いた。職員たちは住民福祉の向上や地元経済発展のために気を引き締め、気持ちを新たにしていた。

  2. 一丸となり地域振興 新春年賀交歓会 長洲南関含め261人誓う 荒尾商議所
     荒尾商工会議所(那須良介会頭)主催の2018年新春年賀交歓会が4日、荒尾市本井手のホテルヴェルデで開催された。地元政財界や関係機関・団体、行政の代表ら261人が集い、今年も一丸となり地域活性化や商工業振興発展のため尽力していくことを誓った。

  3. 勇壮な火祭り「裸ん行」 12日まで参加者募集 大川
     地元から「おふろうさん」として親しまれている大川市酒見の風浪宮の大祭に合わせ、無病息災や邪気退散を祈願する「裸ん行」が2月10日夜にある。締め込み姿の男衆らがたいまつを片手に市内を駆け抜ける勇壮な火祭り。参加申し込みは今月12日まで。


     松の内なので、お正月に関係するお話を。今年も元旦から市中へ買い出しに出掛けた。刺し身を調達し、正月風景を体感するのが目的。朝早くからの人出で、顔見知りの方と年始あいさつも交わした▼正月料理の代表は、お節と雑煮。とりわけ雑煮は地方色豊かで、家々の味がある。子どもの頃、年末の手伝いで、昆布とスルメを3aほどの長さに切るのが役割だった。それが雑煮のだしと、具になった。そこへ丸餅を入れたものが、わが家流▼父の転勤で一時期、関西に住んでいた。友人の半数の家が、すましではなく白みそ。それにサトイモ、ニンジン、大根と具だくさんも。餅は角餅であったり、中にはあんこ餅もあった。まさに衝撃的だった▼有明地域の雑煮には、具だくさんが少ないように思える。それは郷土料理のがめ煮があるからではないか。シイタケの戻し汁に骨付き鶏肉を入れて、炒めた具材のゴボウ、レンコン、ニンジン、タケノコ、大根、サトイモ、コンニャクなど盛りだくさんに煮込む。正月料理の一品に出す家庭も多い▼餅は関西から西が丸餅で、東は角餅が主流。角餅は江戸時代に広がった。長屋暮らしで餅をつく道具もない町民たちのもとへ、餅をついてお金をもらう「賃つき餅屋」が、平たく伸ばした餅を四角に切って売ったという▼仕事始めも行われ、いよいよ2018年が始動。皆さんにとって、そしてこの有明地域にとって幸の多い年でありますように。ニュースのがめ煮である有明新報を、今年もご愛読していただきますようお願い申し上げます。


平成30(2018)年 1月 6日 土曜日


  1. 飛躍の年 誓い合う 有明地域は一つに 新春年賀交歓会へ500人
     2018年有明地区新春年賀交歓会(有明新報社主催、大牟田商工会議所後援)が5日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開催された。有明地域の政治、経済、文化、医療、福祉、行政、スポーツなど、各界の第一線で活躍する団体代表ら501人が出席。新年の幕開けを祝い、地域の発展を誓い合った。出席者たちは明るい郷土の未来を目指して語り合い、交流を深めた。【3、9面に関連】

  2. 300人が発展願う 柳川でも年賀交歓会
     2018年新春年賀交歓会(柳川商工会議所、柳川青年会議所主催)が5日、柳川市新外町の御花で開かれた。柳川市、みやま市をはじめ、国勢に携わる人や近郊の政治、経済、文化、教育などさまざまな分野から約300人が出席。新春を祝いながら、日本や地域の振興、発展を願い、心を新たにした。

  3. 威勢良く初競り 有明海産タイラギも 筑後中部魚市場
     新年を迎え、有明地域の魚市場や青果市場で初競りが行われた。柳川市筑紫町の筑後中部魚市場では、有明海産をはじめ、各地から新鮮な魚介類が運び込まれ、競り人たちの威勢の良い掛け声が響いた。この冬初めての有明海産タイラギも入荷され、市場は熱気に包まれていた。


     「今、何をやるべきか。その答えは言うまでもなく、私たちの机の上ではなく、現場にある」。市役所の新年仕事始め式で市長は職員や小中学校長らを前にきっぱりと言った。「前例至上主義」ではいけないことを▼「私たちは各業務の対象者にどれだけ直接向き合っているだろうか。各部署で市民の声を聴き、地域、関係団体、関係業界などと本音の議論をして、ニーズを見極める。そこからがスタートではないか」と▼さらに「現状と課題、そして目指す方向を互いに確認する。その上で役割分担などを協議し、前に進めていく。最初から予算を壁≠ノしてはいけないし、予算がなくても、できることはいろいろあるのではないか」と続けた▼「まちづくりは市役所だけではできないし、特性に応じたパートナーとともに、共通の目的・目標のもとで役割を分担しながら成果を上げていく。これが『協働のまちづくり』と考える」とも言い切った▼「協働のまちづくり」と世間で言われ始めたのは十数年前だったろう。そのころは「市役所が本来しないといけない仕事の半分を市民にまわすとは、いかがなものか」と批判的な声をよく聞いた。それは全く見当外れの意見だったとは思えない▼「民間人は仕事をした上でそれ以外の時間でまちづくりに関わっている。職員にもその意識があれば、市民は協力してくれる」。それを実践していた係長がいた。勤務時間外にも市民のもとを訪れ、本音や実情を理解して動き、自ら汗をかいた。その係長が今は市長。実践はこれからが本番のようだ。


平成30(2018)年 1月 9日 火曜日


  1. 希望胸に新たな一歩 各地で成人式
     8日の「成人の日」に合わせ、各地で2018年の成人式が行われた。華やかな振り袖、スーツなどに身を包んだ新成人が未来への希望を胸に集い、新たな一歩を踏み出した。友人、恩師らと再会を喜び合い、旧交を温める姿も見られた。

  2. 思い出と再会 長洲 タイムカプセルを開封 新成人が旧友と共に ライオンズクラブ
     玉名郡長洲町の4小学校で6日、タイムカプセルの開封式が行われた。今年、成人を迎える2009年度の卒業生が参加。旧友との再会を喜び、思い出を懐かしんだ。

  3. 勇壮に出初め式 1年の安心安全を願う きびきびと小隊訓練や放水 有明地域
     1年間の地域の安全を願って新春恒例の消防出初め式が6、7日、有明地域各地で行われた。消防職員や消防団員らは火災などから地域住民の生命・財産を守ろうと決意を新たにし、放水やパレードなどで火災予防の意識を啓発した。


     2018年の幕開けにふさわしく有明地区新春年賀交歓会が、華やかににぎにぎしく挙行された。有明新報社が主催し、大牟田商工会議所の後援を得て、政治や経済、文化、医療、福祉、行政、スポーツなど各界で活躍する501人が一堂に会して、地域の発展を誓い合った▼主催者をはじめ来賓による新年あいさつでは、戦後の経済成長を遂げたいざなぎ景気を超える好景気になっているといわれているが、有明地域の地場の中小企業や商工業に至ってはまだまだその兆候が見られない、と現状を分析▼大きな課題は、どこの自治体でもいわれる少子高齢化社会への対策。これに対する特効薬はなく、掲げたそれぞれのビジョンへ向けて、取り組むべきことを一つ一つ着実にこなし積み上げていかねばならない▼有明地域で共通して取り組むべきものの一つは有明海沿岸道路。自動車専用道路が昨年4市を結んだことで、地域の流通・交流動脈として効果を上げていることを実感。熊本へ、佐賀へと延伸させるように行動を起こし、企業誘致や観光振興、防災対策などにも生かそうと声が上がった▼年賀交歓会は、荒尾や柳川、大川、筑後の各地でも行われている。柳川では沿岸道路をはじめとしたインフラ整備に加えて、立花宗茂とァ千代のNHK大河ドラマ招致実現に官民一体となって行動することも誓い合った▼有明地域6市3町の人口は約40万人。それぞれの地域特性を生かしながら、共に取り組めるものは無駄なく協調し合い、地域の発展を目指すべきである。「有明は一つ」の心で。


平成30(2018)年 1月 10日 水曜日


  1. 雨の中、火災よけ祈願 勇壮に臼かぶり 大牟田
     火災よけ祈願の伝統行事「臼(水)かぶり」が8日夜、大牟田市三池の三池本町祇園宮(三池本町弥剣神社)境内で行われた。雨の中、さらに水をかぶる氏子たちの勇壮な姿に声援が送られた。

  2. 地域と未来照らす 柳川JC 新春祝賀会で誓う
     柳川青年会議所(木原頼長理事長)の2018年度新春祝賀会が8日、柳川市新外町の御花で開かれた。来賓やJC会員などを招 いて新春を祝い、感謝の念を表し、スローガンの「BeingからDoing!〜地域と未来を照らす灯火となろう!〜」を合言葉に活動していくことを誓った。

  3. 米、みかん、梨豊作 平山菅原神社で作試し 御幣で札釣り上げる 荒尾
     荒尾市平山の平山菅原神社(月田襄宮司)で7日、今年の農作物の作柄や天候などを占う作試しが行われた。江戸時代から200年以上続く伝統行事で、地元住民らは作柄予想結果の一覧表を見ながら、今年の農作業やムラおこしへの決意を新たにしていた。


     1月10日は「110番の日」。毎日ある記念日の中でも知名度が高い方だろう。言うまでもなく警察の緊急通報用ダイヤル110番の適正利用を呼び掛けるのが目的だ▼戦後間もない1948年、GHQの勧告を受けて東京などの大都市で始まった。もっとも東京以外は異なる番号でスタートし、統一されたのが54年。警察庁による「110番の日」制定は85年で、翌86年が1回目となっている▼有明地域の警察署では例年キャンペーン、教室といった啓発行事がされている。大都市では有名人が一日署長、通信指令課長を務めたとニュースにもなる。事件や事故で警察の初動を早めるために不可欠な存在だが、目的に沿わない通報も多いのが現状▼「ペットがいなくなった」「ヘビが出てきた。怖い」など、いろんな例があるようだ。通報された現場に到着したが、何もなかったというようなものまで。「明らかに虚報だと思っても、受理すれば出動しないわけにはいかない」と警察官は困った表情になる。高齢化社会の進展で、高齢者の勘違いによる通報も増えているようだ▼例えばそうした事案に対応している間に、同じ警察署の管内で発生した重大な事件、事故への初動が遅れ、犯人や加害者に逃げる時間を稼がせてはいけない。いたずらに使わないようなモラルが求められる。ごく当たり前のことなのだが▼日本を代表するビッグカンパニーの相次ぐ不正も明らかになり、いろんなところでモラル崩壊が叫ばれる。日常生活からみんなが守るようにして、食い止めねばならない。


平成30(2018)年 1月 11日 木曜日


  1. 市民舞台劇 見に来て 劇団員たちがPR活動 大牟田
     大牟田市制100周年特別記念事業の市民舞台劇「レ・ビューおおむた2017」が28日、上演される。この劇を多くの人に見てもらおうと出演者らは、大牟田市岬町のイオンモール大牟田でPR活動を展開。ストーリーなどが説明され、チラシも配布。「ぜひ見に来てください」と来店者たちにアピールした。

  2. 海外バイヤーを招致 大川家具新春展 50回の節目迎える
     今年のインテリア業界を占う業者向け展示会「大川家具新春展」が10日、大川市の大川産業会館をメイン会場に始まった。同会館で164社、他の会場や関連イベントも含めると250社以上が参加する日本有数の規模の展示会。開場式では出席者の拍手に送られ、初荷を載せたトラックが出発した。11日まで。

  3. 活躍胸に"筑後市民"へ 新人選手が住民票移す 福岡ソフトバンクホークス
     筑後市のHAWKSベースボールパーク筑後の選手寮「若鷹寮」に入寮する新入団選手たちが9日、同市への転入手続きを行った。「筑後市民」として新天地での活躍を胸に、書類に記入していった。


     この冬、第一級の寒波がやって来た。有明地域ではきょう11日から14日の週明けまで、冬将軍が猛威を振るう。最低気温はマイナス4度が予想されている。それが数日間続く見込みで、水道管凍結の可能性大≠ナある▼それにしても今年の冬は寒い。アメダス(地域気象観測システム)大牟田観測地点の最近10年間を調べてみた。12月の気温で比較すると、昨年が最も低かったようである。1カ月の日平均気温は5・6度。最高気温が10度未満の日と、最低気温が0度未満のマイナスがついた日が、共に14日間もあった。2012年12月がこれに近い記録▼最低気温がすさまじく低かったのが16年1月。まだ記憶に新しい「大牟田大断水」が発生したときである。20日から26日までの毎日、最低気温はマイナスを観測。特に24日から25日までの35時間にわたり、大牟田のまちが、ずっと零下の世界に包まれた。このときの最低気温はマイナス7・4度▼市ではきのう10 日、この寒波襲来で市内を4ブロックに分けて広報車を走らせ、市民に水道管凍結の防止対策やスリップ事故などに対する注意を呼び掛けた。屋外のむき出しになっている水道管には、布を巻いたり保温チューブを取り付けるなどの防寒対策を施し、それでも凍結の心配があれば少量の水を出しっぱなしにするなどの対応を求めている▼市内全域で断水した前代未聞の経験を踏まえて、市は災害マニュアルの見直しを行い二度と同じ轍を踏まない構え。市民も不自由だったあの生活を忘れずに、しっかりと対応をしよう。


平成30(2018)年 1月 12日 金曜日


  1. 3月10日に開通へ 国道208号 高田町〜大和町結ぶ 浦島橋架け替え 間もなく完成
     国土交通省福岡国道事務所は矢部川に架かる新しい国道208号浦島橋が3月10日午後4時に開通すると発表。この日は午前10時から、みやま市高田町濃施のまいピア高田で式典を開き、その後、浦島橋新橋本線上でテープカットなどをして開通を祝う。開通区間はみやま市高田町から柳川市大和町までの延長約700メートル。

  2. 移動販売で高齢者等見守る トクナガと長洲町 町外への拡大視野に
     玉名郡長洲町は株式会社ユーマートトクナガ(徳永浩則代表取締役社長)と11日、「高齢者等見守り活動に関する協定」を締結した。同社が取り扱う生鮮食品や生活雑貨などを町内で移動販売する「移動スーパーとくし丸」事業を2月9日に開始する。徳島県で始まった「移動スーパーとくし丸」は現在、全国42都道府県で運行中。空白5県の一つである熊本県では初めて長洲町でスタートする。

  3. 旧商工会館跡地入札に ベストアメニティが応募 大牟田
     大牟田商工会議所(板床定男会頭)は11日夜、大牟田市大正町の料亭「一里」で臨時議員総会を開き、旧商工会館跡地の一般競争入札結果を報告。ベストアメニティ株式会社から応札があったことを伝え、承認の議決を得た。


     元東大阪市長で、現在は柳川市に在住している松見正宣さんから自費出版した本を頂いた。ぜひ読んでほしいということだったので読ませてもらった。かつてNHK記者をしていたということから、分かりやすく、読みやすかった。タイトルは「声帯麻痺闘病記」で副題が「立ちはだかった糖尿病」。自身のことをつづってあるだけに真実味があり、引き込まれた▼厚生労働省が発表した日本国内の糖尿病患者は約1千万人。予備軍を含めると2千万人はいるだろうと推測される▼糖尿病は痛くもかゆくもないけれど、生活習慣を改めず、適切な治療を受けなければ、足や自立神経の障害、人工透析に至る肝臓病、白内障や網膜剥離症などの眼病、高脂血症、動脈硬化症といった合併症を併発し、命取りになる病といわれる▼この本は声帯麻痺で突然声を失った筆者が、摘出手術を経て自分の声を取り戻すまでの闘病記。「身にしみて怖いと思ったのは糖尿病が手術の前に立ちはだかったこと」らしい▼自身を、若い頃から酒豪を気取り、暴飲暴食を制御できない不摂生な生活を続けてきたと振り返り、「チョイ悪オヤジ」半生を反省したらしい。幸い、手術は成功し、声を取り戻したが、糖尿病は怖いと実感したというのだ▼胸に手を当てれば思い当たる節がある人たちに「今からでも遅くない。改めなさい」と警告している。健康診断で糖尿病の疑いが指摘されている人もいるはず。松見さんは自身の体験を通して、多くの人たちに注意を呼び掛けているのである。


平成30(2018)年 1月 13日 土曜日


  1. 三池港に“光の航路”出現 夕日が閘門へ一直線 17〜27日 展望所公開時間延長 世界遺産で愛を誓う 大牟田
     大牟田市にある世界文化遺産構成資産の一つ「三池港」。夕焼けが美しいスポットとして有名で、多くのアマチュアカメラマンやカップルなどが訪れている。17日から27日までは、航路の先端から閘門を抜けて同港展望所まで、ほぼ一直線に「光の航路」を見ることができる。市はこの景色を多くの人に楽しんでもらおうと、同港展望所の施設公開を期間中、午後6時まで延長する。

  2. 木室が九州チャンピオン 大川勢31年ぶり大会制覇 全国へ向け意欲燃やす ミニバスケ
     第38回全九州ミニバスケットボール大会で優勝を成し遂げた大川市のチーム、木室ネクサスガールズの選手たちが11日、同市役所を表敬訪問した。大川勢の大会制覇は31年ぶり。報告を受けた倉重良一市長は「大川の人はみんな喜んでいると思います。ありがとう」と笑顔で迎えた。

  3. 商売繁盛、夫婦円満 十日恵昆須で祈願 筑後
     筑後市羽犬塚、六所宮境内にある羽犬塚夫婦恵毘須神社の「十日恵毘須大祭」が10日、六所宮境内で開かれた。全国で最も古いとされる男女双体の「夫婦恵毘須」があり、一年の商売繁盛、無病息災、夫婦円満などを願い、多くの人が参拝。景品付き福ザサの販売、ぜんざいの振る舞いなども行われた。


     今シーズン最強といわれる寒波の襲来で、全国各地で雪による被害が出ている。福岡県内でも大雪の影響で交通が混乱したところがあったようだが、幸い、有明地域では大きな被害はなかったようだ▼大牟田市では2016年1月、寒波によって水道管が破裂するなどして市内全戸断水するという事態に陥った。それ以降、市では極端に寒くなりそうなときは事前に広報車を走らせるなどして早めの対策に取り組んでいる▼あのときの苦い経験から学び「何かあってからでは遅い。結果として空振りでもいいから、早めの注意喚起を」と考えての取り組み。市民の意識も高まりつつあり、多少の寒波が来ても大きな被害は出ていない▼災害が発生し、大きな被害が出た後に「想定外」という言葉がよく使われる。実際に経験したことがないようなことが起きたため、想定を超える被害が発生したということだろう。しかし、自らが経験しないでも、全国各地でさまざまな事例が発生している▼大きな災害が発生すると、テレビなどでも報道されているが、対岸の火事としてではなく、自らのこととして捉えることが重要ではないか。これは行政だけでなく、市民一人一人が考えなくてはならないことだろう▼今回の寒波はピークを過ぎたとの見方もあるが、まだまだ冬が終わったわけではない。これからも寒い日は続く。20日は二十四節気の一つ「大寒」。この頃は、冷気が極まって一年で最も寒くなるといわれている。気を引き締めて、事前にできることを考え、しっかりと対策を。


平成30(2018)年 1月 15日 月曜日


  1. 造形は無限 技法を追究 蒲池焼彦三郎窯の田嶋さん ルーヴル開館記念 「傑作選」に入る みやま
     みやま市瀬高町大草、蒲池焼彦三郎窯代表の田嶋芳実さん(69)が季刊美術誌「美術の杜」のルーヴル美術館開館225周年を記念した傑作選に選出され、作品が掲載されている。絵画、書など約200点が選ばれているが、陶芸は田嶋さんだけ。作品は緻密な一珍文様のつぼで、田嶋さんは「陶芸は奥深く、造形は無限。まだまだ道半ば。もっと文様の技法を追究していきたい」と話した。

  2. 初の認知症カフェフェスタ 見守り地域へ広げる 11カ所紹介 講話やマップ配布
     第1回おおむた認知症カフェフェスタが13日、大牟田市旭町のゆめタウン大牟田で開催された。認知症の人や家族を地域全体で支え見守る取り組みを広げる同市。市内11カ所で運営されている認知症カフェの存在を広く市民に知ってもらおうと初めて行われた。講話や認知症カフェの紹介を通じ、認知症の予防や対応への市民の関心を高めた。

  3. 活気に満ちて幕開け 金魚やコイ初競り 長洲
     九州で唯一という金魚とニシキゴイの初競りが11日、玉名郡長洲町梅田の村木養魚場内の「長洲観賞魚競売場」で行われた。雪の影響はあったものの、同町近郊だけでなく大阪、名古屋からも業者や愛好家らが集まる中「金魚のまち」の同町が主な産地として知られるジャンボシシガシラなどが競り落とされ、活気に満ちた一年の幕を開けた。


     大牟田市三池の三池本町弥剣神社で8日夜、火災よけ祈願の伝統行事「臼(水)かぶり」が行われた。雨粒が舞い降りる寒空の中、子どもから青壮年らが臼やバケツの水を元気いっぱいにかぶった▼三池本町は、柳川藩領の宿場町。肥後熊本から筑後柳川を結ぶ三池街道にあり栄えた。1699(元禄12)年の「三池火事」をはじめ大火の記録が多い。特に1868(明治元)年には三池上町と寺町で80戸を焼失。火災よけ行事として臼かぶりが始まった▼白装束にわらじがけの氏子たちが神社で祈願した後、町内を2度駆け回り、3度目はその年に新1年生となる子どもが神水をかぶり、ほら貝を合図に一斉に駆け出し、各家の前に置かれた臼やバケツの水をかぶって回った▼若者は力比べで臼をかぶり、子どもたちはバケツの水を何杯かぶったかを自慢し合った。だが1958(昭和33)年、車の往来が多くなり昔ながらの狭い三池街道での行事は危険だと中止に。だが四半世紀を経た83(同58)年、伝統行事の保存を願う氏子や有志の総意で復活。同神社境内で再開された▼青壮年がかぶる臼は重量約35〜80キロ。慣れない新人は左右に立つ介添え役に手助けしてもらい、ようやく持ち上げている。手慣れたつわものは腰を下げて一気に持ち上げて水をかぶり、豪快に後ろへ放り投げていた▼14日は、みやま市高田町江浦町の淀姫神社でも臼かぶりが行われた。男衆が地区内を駆け回り、勇壮な姿を見せた。古き時代の人々の営みがあってこそ、今がある。いつまでも、つないでもらいたい。


平成30(2018)年 1月 16日 火曜日


  1. 精進や振興へ力尽くす 有明新報社 新年文芸の入賞者表彰
     有明新報社が募集した2018年有明新年文芸の表彰式が15日、大牟田市有明町のだいふくで開かれた。一般の部入賞者を祝福し、出席者が今後も精進して、地域の文芸振興へ力を尽くそうと思いを新たにした。

  2. 口溶け、味に高い評価 冷凍網のり 初入札 福岡県沖有明海産
     福岡県沖有明海産の冷凍網のり初入札会が15日、柳川市大和町中島の福岡有明海漁連共販センターで開かれた。黒々とした冷凍網一番摘みのり7295万3500枚が並び、約14億2790万円の売り上げとなった。買い付けに訪れた商社の担当者らからは「昨年よりも質がかなり良い」「口溶け、味も良い」などと高く評価する声が聞かれた。【入札結果は後日掲載】

  3. 荒尾干潟で探鳥会 親子連れ観察 レンジャーの児童も
     2018年最初の荒玉地区探鳥会として荒尾干潟探鳥会(日本野鳥の会熊本県支部・荒玉地区、荒尾干潟保全・賢明利活用協議会共催)が14日、荒尾市蔵満の海岸で行われ、参加者が越冬中の鳥などを探した。


     「『すぐに来て』そんな時には落ち着いて110番」と丁寧に呼び掛けるチラシをもらった。「110番をかける際には、今いる場所を教えてください」と。あまりなじみのない場所でも、街かどの住所表記や電柱の管理番号でも伝えられる▼「『いつ、どこで、何があったのか』などをお尋ねしますので、落ち着いて答えてください」とも。的確に説明しないと現場到着が遅れる。そうしないと事態の迅速解決には至らない。基本中の基本▼「110番の日」の今月10日、有明地域の各警察署でも積極的に啓発活動が行われた。大牟田署は大牟田市内の大型商業施設で110番の適正利用や犯罪予防を訴えた。「緊急時には迷わず110番。相談などは♯9110番か、直接、警察署に電話して」とPR▼柳川署は柳川、みやま市内の商業施設で街頭キャンペーン。筑後署は三潴郡大木町内の小学校で110番教室、荒尾署は各交番・駐在所から適正利用を促すチラシを配布した▼荒尾署によると熊本県警の昨年1年間の110番送受信件数12万4664件のうち、いたずらなどの非有効受信は14・3%の1万7816件もあったという。月別では寒くて活動が鈍るのか1、2月が少なく、曜日別では行動範囲が広域化する金曜や土曜が多いとか▼時間帯では通勤時間より退勤ラッシュの午後4時からの4時間に集中する傾向がある。観光・レジャーでは初めて通る道でハンドルを握ることもあろう。カーナビに頼り過ぎず、自分の目でしっかりと状況を見極めて運転を。通報の場合も同様だ。


平成30(2018)年 1月 17日 水曜日


  1. 「真」の心 貫き活動 荒尾JC 新年祝賀会で誓う
     荒尾青年会議所(山崎貴博理事長)の2018年度新年祝賀会が15日夜、荒尾市本井手のホテルヴェルデで開催された。同JCの現役やシニア会員、近隣JCメンバーや来賓など約140人が出席。山崎理事長らは荒尾JCの本年度(1〜12月)のスローガン「確乎たる『真』の心を貫く。」を披露し、この一年も地域おこし、まちづくりなどに尽力することを誓った。

  2. 農福連携で事業展開 毎月15日「イチゴの日」に 障害者の就労を支援 柳川
     障害者就労支援の一環で「あまおうフェア」が柳川市京町の柳川商店街KATARO・Base32で始まった。特産品であるイチゴのあまおうを使ったプチクレープの販売やあまおう1パックプレゼントが行われ、多くの人たちが訪れてにぎわった。今後も15日を「イチゴの日」として毎月開催する予定。

  3. 1年の健康、安全祈る 大牟田、柳川、荒尾、長洲 住民がやぐら囲み
     大牟田市、柳川市、荒尾市、玉名郡長洲町で13、14日にどんど焼き(どんどや、ホンゲンギョウ)が行われ、地域住民らが燃えるやぐらを囲んで一年の健康や安全を祈った。


     地域の安全を願い新春恒例の消防出初め式が、有明地区の各市町で行われた。消防職員や消防団員らのきびきびとした小隊訓練やパレード、火消しの心意気を示す放水デモンストレーションに拍手が送られた▼消防団の始まりは、江戸時代にさかのぼる。将軍徳川吉宗が南町奉行大岡越前守忠相に命じ、町火消し「いろは四十八組」を編成。無報酬で装備は自前だったが、各組に名前が付けられたことにより、互いの名誉にかけて競い合った▼消防団は消防組織法で設置され、団員は非常勤特別職の地方公務員。年報酬は各市町条例で定められるが、どこもほぼ同じ。大牟田市の場合、団長8万2500円、分団長5万500円、団員3万6500円。火災など災害活動や訓練に出れば2千円、講習や器具点検の従事で千円支給。一定期間勤務すれば退職報償金がある▼それぞれ職業を持つ傍ら、いざというときの出動。使命感をもって臨まないと続かない。戦後は全国で200万人を数えたが、今は80万人台と減っている▼大牟田市消防団は、協力事業所や学生消防団活動認証制度の導入、自作の募集動画をインターネットで公開するなど団員獲得を強化。2010年の608人から、17年10月末で683人まで増員。日本消防協会から認められ、県下で初めて防災学習機材や車両を寄贈された▼「自分たちのまちを、自分たちで守る」のが消防団。この精神こそ、まちづくりの根本。市民の生命と財産を危うくさせる火元は消さなければならないが、この心意気は消してはならない。


平成30(2018)年 1月 18日 木曜日


  1. インフルエンザ 注意報レベルへ上昇 猛威ひたひたと 大牟田 A、B型が同時流行
     全国的にインフルエンザの感染が広がる中、大牟田市では流行の指標となる定点報告数が2018年第1週(1月1〜7日)は17・17人で「注意報レベル」。市内の2小学校と1中学校の合わせて3クラスが17日まで学級閉鎖になるなど、流行が本格化している。また、今シーズンの特徴はA型とB型が同時に流行していることで、市保健衛生課では注意と予防対策の徹底を呼び掛ける。

  2. 水温10度水しぶき 水難防止願い初泳ぎ みやま
     みやま市水泳部(江口光臣部長)の初泳ぎが14日、同市瀬高町小川の瀬高B&G海洋センターで行われた。水難事故防止や水泳の上達を願い水温10度のプールに飛び込み、冷水の中を泳いだ。

  3. アイデア駆使し競う 少年少女発明クラブ ロボット改造に知恵 荒尾
     第16回荒尾少年少女発明クラブアイデアロボットコンテストが14日、荒尾総合文化センター小ホールで開かれた。小中学生合わせて39人が参加。ブルドーザーキットを、それぞれのアイデアを駆使し工夫を凝らして改造したロボットによるタイムトライアルレースに挑んだ。


     あれからもう23年の時が流れた。1995年1月17日は阪神大震災発生の日。死者は約6500人に達 し、当時は戦後発生した災害で最多の死者だったという▼「防災」という言葉が使われる機会が増えたのは、この災害がきっかけ。有明地域でも防災教室、講座などがあちこちで開かれ、取材した記憶もある。それから20年もたたない2011年3月11日に東日本大震災が発生し、さらに多くの死者を数えることになってしまった▼近年は気候変動の影響と考えられる大雨、台風など自然災害のニュースも増えている。由々しいことだが、しょっちゅう接していると少々のことでは驚かないというか、感覚が鈍くなってしまわないかという不安も頭をもたげる▼30年以上前に東京へ行き、友人のところに泊まっていた時のこと。夜に地震が起きた。それまで経験したことのない揺れだったので、ただおっかなびっくり。それでも彼は涼しい顔。「またか」とつぶやき、念のためという風情で家具に手を添えた。震度4だったと報道された▼思えばこのころは地震が多かったようで、第2の関東大震災が発生する可能性ありといわれていた。友人にはあまり油断しないようにと話したものの、「大丈夫だ」とそれほど深くは考えていない様子だった▼最近も防災教室や訓練の会場へ行く機会はある。「憂いなし」とまではいかなくとも、しっかり備えておきたい。阪神の頃と比べると高齢化も進んで、、いろんな課題が山積している。みんなで知恵と力を出し合い対処していきたい。