平成29(2017)年 11月 1日 水曜日


  1. 炭鉱テーマの作品も 炭都国際芸術祭 大牟田
     炭都国際芸術祭in大牟田(実行委員会主催、大牟田市石炭産業科学館と同市共催)が3日から12日まで、同館や宮原坑で開かれる。5回目となる今年は4カ国の外国人5人を含む23人が参加。三池炭鉱をテーマにした作品コーナー、抹茶体験といった初めての企画もある。

  2. 認知症の応援者に 市消防団が初取り組み 荒尾 サポーターを養成
     荒尾市消防団(米井昭文団長)の認知症サポーター養成講座が10月29日夜、同市総合文化センターで開かれた。市民の生命や財産を守る消防活動に携わる団員たちが、認知症の正しい知識や対応を身に付けようと初めて開催。団員の家族も含めて141人が参加し、認知症になっても地域で安心して暮らせるまちづくりへ考えを深めた。

  3. 中学生も楽しむ 大川樟風高 個性輝く文化発表会
     大川市向島の大川樟風高校(大津雅博校長)で10月28日、文化発表会があった。前回に続いて中学生やその保護者にも公開され、同校生徒約380人と共にステージ発表などを楽しんだ。


     有明海沿岸道路で事故が2件、立て続けに発生した。共通するのは、発生場所(みやま市高田町)が近かったことと、負傷者が多人数に及んだこと、車両が対向車線に飛び出し事故を大きくしたこと▼1件目は、10月16日朝の通勤時間帯に起きた。大牟田方面へ向かう車線で、渋滞のため減速していた車列に大型トレーラーが突っ込んだ。弾みで車2台が反対車線に飛び出し、対向して来た車両も巻き込まれ、合わせて7台が絡む事故になった。トレーラー運転手以外の男女6人が病院へ搬送され重軽傷▼2件目は、同22日午後4時すぎに柳川方面へ向かっていた軽乗用車がガードレールにぶつかり、弾みで反対車線に飛び出し、対向して走っていた普通ワゴン車とほぼ正面から衝突。軽乗用車の男性1人と、ワゴン車の子どもを含む男女8人が負傷した▼事故現場は、黒崎IC(インターチェンジ)を中心に高田ICと大牟田北IC間。事故後は共に数時間にわたり閉鎖され、周辺道路は渋滞が発生した▼沿岸道路は、大牟田北ICの北側数百bと、矢部川大橋付近を除いて、全て片側1車線だ。信号はなく、制限速度の60`以上で走行する車両もある。だが対向車線との分離は、高速道路で見られるような中央緑地帯や事故防止のガードレールはない。あるのは樹脂製のポールコーンだけ▼事故防止は、運転者が十分な車間距離を保つなど、安全運転に徹することは言うまでもない。だが避けられない、もらい事故もある。事故が多発する場所には、それなりの設備を施すことが必要。検討を。


平成29(2017)年 11月 2日 木曜日


  1. 白秋祭 ドンコ舟73隻が水上パレード 川下りで詩聖顕彰 柳川
     柳川市出身の詩聖北原白秋を顕彰する第65回白秋祭水上パレードが1日、始まった。柳川市の城堀水門付近から沖端水天宮横までの約4キロの掘割コースをドンコ舟73隻に1千人を超える人たちが乗り込み、歓迎を受けて2時間ほどかけて川下り。水上パレードは3日まで。命日の2日は午前10時から同市矢留本町の白秋詩碑苑で白秋祭式典が催される。

  2. 炭鉱電車の”滑り止め”砂活用
     大牟田市近代化産業遺産を活用したまちづくり協議会(大滝裕久会長)は、炭鉱電車に装備されている車輪の滑り止めの砂を詰めた合格祈願グッズ「スベラナヰス(すべらないす)」を3日から、三川坑跡で販売する。今回は限定で300個を用意。同協議会は「頑張る受験生を応援しようと、昨年に続き販売します。非常に人気なので、ぜひ早めに手に入れてください」と呼び掛ける。

  3. 集中豪雨想定し訓練 情報伝達や避難体制を確認 南関
     平成29年度玉名郡南関町防災訓練が10月29日、南関第二小学校などで行われた。大雨やそれによる土砂災害を想定し、地域住民らは迅速な情報伝達や避難体制確立に取り組んだ。


     「文化の日」(3日)前後1週間、10月27日から11月9日までは読書週間。今年の標語は「本に恋する季節です!」だとか。「読書の秋」といわれるように、秋の夜長を本と共に過ごすのも楽しい。睡魔にさいなまれず、気に入った本を読みたいもの▼読書週間が始まったのは戦後間もない1947年。出版社、取次会社、書店、公共図書館が「読書の力で平和な文化国家をつくろう」と呼び掛けたのがきっかけという。この年は1週間だったが、翌年以降2週間の行事として定着した▼戦時中はもちろん、その前も言論や出版の自由が制限された上に、検閲も行われていた。読みたい本、好きな本と、ごく普通に接することができるようになったのも新しい時代の到来を実感でき、国を再興する意欲につながったとは言えないか▼時が流れ、活字離れや本離れが叫ばれるようになった。休刊、廃刊になる雑誌も増え、それが報じられるたびに寂しさを覚える。書店ではとんと目にしなくなり、なくなったのかとも思っていた雑誌を取材先で目にしたのはうれしかった▼「図書館は文庫本の貸し出しを控えるよう考えてもらえないか」。某大手出版社の社長が会合でそう言ったと報じられていた。本の売り上げ減が、それだけ深刻になっているのかと感じざるを得なかった▼それでも学校では読書推進活動が盛んになっている。朝の読書タイムなどかつてはなかったし、読み聞かせなどでボランティアの人たちも頑張っている。読書週間が始まった頃に、当時の人たちが感じた思いを、もう一度かみしめたいものだ。


平成29(2017)年 11月 3日 金曜日


  1. 白秋祭式典 郷土の詩聖しのぶ 母校矢留小で合唱披露 柳川
     詩聖北原白秋の命日の2日、柳川市矢留本町の白秋詩碑苑で白秋祭式典があった。献花や献酒をして献詩があり、郷土が育んだ偉大な詩人をしのんだ。引き続き、白秋の母校・矢留小学校では第46回校内白秋祭が開かれ、児童たちは「天国の白秋先生に届け」と大きな声で合唱を披露した。

  2. 普光寺 寺宝「釈迦涅槃図」を修復 きょう開帳 特別法要も 大牟田
     大牟田市今山、普光寺(中川原照寛住職)の寺宝「釈迦涅槃図」が修復を終えて帰山した。「立派になって帰ってきてくれて、これで安心して次の代に引き継いでもらうことができる」と中川原住職。3日は釈迦涅槃図の開帳に伴い、特別法要も行われる。

  3. 火災メール届かず 愛情ねっと システム復旧 大牟田
     大牟田市、荒尾市、玉名郡南関町、長洲町が運営する安心安全メール配信システム「愛情ねっと」で一時、大牟田の火災メールが配信されないトラブルが発生した。愛情ねっとを管轄する大牟田市生活安全推進室などによると、詳しい原因は分かっていないが、1日午後に復旧した。


     大牟田市制100周年を記念して誕生した「ジャー坊」。今や大牟田では人気者である。その使命は「おおむたわくわく隊長」として、まちをPRするという大きな任務を背負っている▼市の行事や後援事業、広く市民が参加するイベントなど、ジャー坊の営業#ヘ囲は目を見張るほど広がっている。たまに市外への出張もあり、市長に代わって大牟田のまちのイメージアップに貢献している▼ジャー坊本人≠ヘ、特定企業の営業や販売促進のイベント、酒宴などに参加できない。だがイラストは、商品やパッケージ、ラベル、イベントチラシなどに活用できる。事業者登録し利用申請すればいい。企業のイメージアップとともに、大牟田のPRへ積極的に利用を▼ジャー坊のネームバリューを全国区にしようという試みが、ゆるキャラグランプリへの挑戦である。8月1日から投票が始まり、エントリーしたキャラクター681体のうち、5位(10月31日現在)につける大健闘ぶり▼ジャー坊の応援には、市や商工会議所など官民を挙げて選挙対策本部を組織。「1日1万人運動」を展開している。大牟田のまちが明るく元気になるようにと、ジャー坊の知名度アップに託して、市民が心を一つにしようという取り組みである▼グランプリのインターネット投票は、今月10日まで。ホームページでは締め切り直前となり、順位と得票数が表示されなくなった。最後に公表された10月末日には、1日の得票数が過去最高の8813票。最後の最後まで、心を一つに1日1票を投じよう。


平成29(2017)年 11月 4日 土曜日


  1. 近代化遺産を再発見 炭鉱の祭典2017 親子連れなどでにぎわう 大牟田・荒尾
     郷土に残る近代化遺産の価値を再発見する「炭鉱の祭典2017」が3日、大牟田、荒尾市の各地で開かれた。絶好の行楽日和の中、各会場は家族連れなど多くの人でにぎわいを見せ、楽しみながら炭鉱まちの歴史に触れた。同日は三池港あいあい広場周辺で三池港浪漫フェスタも開催。飲食のブースも設けられ、来場者は海を眺めながら食も堪能。港の魅力を満喫した。

  2. 雲龍の郷でちびっ子躍動 琴奨菊関も応援に 柳川
     第10代横綱雲龍顕彰記念第30回少年相撲大会が3 日、柳川市雲龍の郷相撲ドームで開催された。県内外の54小学校から408人のちびっ子力士が出場し、力いっぱいの取組を見せた。また同市出身の大相撲佐渡ヶ嶽部屋、琴奨菊関や大川市出身の琴隼さんらも応援に訪れ、子どもたちを相手に稽古をつけ、郷土の後輩たちを激励した。

  3. 大川に芸術の秋訪れる 9日まで 総合美術展が開幕
     第35回大川市総合美術展(大川市、市教育委員会、大川文化協会主催、美術展運営委員会主管)が3日、市文化センターで始まった。市内外から集まった作品455点から入賞、入選した267点が展示され、来場者に芸術の秋の訪れを感じさせている。9日まで。


     詩聖といわれる北原白秋の命日(11月2日)に柳川市で白秋祭式典が行われた。柳川市が主催し、盛大に催され、白秋に関係のある市や町からの参加があるのである。今年は姉妹都市の大分県竹田市と友好都市の宮崎県延岡市の代表格が訪れている▼白秋は全国的に知られる国民的詩人だ。子どもたちのための童謡、さらに校歌なども多く作詞している。母親の実家が玉名郡南関町にあり、ここで産声を上げたことから、南関町でも白秋に対して思い入れが強い。昨年の白秋祭式典には、南関町の関係者が参列したほどだ▼柳川関係の著名人として最も知名度があるのが白秋。柳川では長谷健や檀一雄といった芥川賞や直木賞作家も誕生している。白秋が柳川文学の基礎を築いたとされる▼その白秋の名を知らない人たちが、柳川でも子どもたちを中心に増えているらしい。幼少年期を過ごした沖端には、生家や記念館もあるのに。この白秋祭の期間や生誕祭は盛り上がるのだが▼白秋祭は、命日とその前後に水上パレードがあり、多くのドンコ舟が掘割を巡る。市民の歓迎も盛大で、さすが、白秋のふるさと柳川といえる。さらに協賛行事として多彩な文化行事やスポーツ大会もみられる▼子どもたちへの浸透として、白秋の母校である矢留小学校は校内白秋祭を毎年催し、今年で46回目だった。偉大な先輩をたたえ、しのぶことで、児童たちには白秋が身近に感じられるはずだ。掘割が巡り、自然環境に恵まれた柳川を守り育てるためにも、白秋を伝え続けてもらいたい。


平成29(2017)年 11月 6日 月曜日


  1. ラムサール条約登録5周年 荒尾干潟の魅力体験 国内6カ所から集い学習
     荒尾干潟ラムサール条約登録5周年記念・アジア湿地シンポジウム開催協賛の交流会「KODOMO湿地交流in荒尾干潟」(ユースラムサールジャパン主催、荒尾市、日本国際湿地保全連合、ラムサールセンター共催)が4、5日に荒尾市の荒尾干潟などで開催された。日本国内6カ所の湿地を舞台に活動する子どもたちが交流し、荒尾干潟の魅力を体験学習した。

  2. 福岡県予選男子 大牟田 連覇ならず 高校駅伝 柳川女子3位入賞
     男子第68回、女子第29回全国高校駅伝競走大会の福岡県予選が5日に開催された。福岡県予選男子は東海大福岡が2時間09分06秒で初優勝を果たした。大牟田は2時間10分14秒で3位となり、32年連続41回目の全国大会出場はならなかった。柳川は2時間17分27秒で9位、三池は2時間23分08秒で13位だった。同女子は柳川が1時間12分44秒で3位に入り、4年ぶりの九州大会への切符を獲得した。大牟田は1時間23分11秒で20位で終えた。

  3. チクロス 交流の場に 防災拠点へ先行オープン 筑後
     防災拠点として筑後市蔵数に整備中の市北部交流センター「チクロス」の拠点施設が4日、先行オープンした。現地で式典と記念イベントがあり、出来上がったばかりの施設がお披露目された。併せて地元住民による出し物やバザーもあり、多くの人でにぎわった。


     「これで、お参りに行ける」。小高い山の上にある納骨堂までの自動車参道が開通した。住民たちが自ら立ち上がり、協力して完成させた道。開通式の参加者たちは秋晴れのような、爽やかな笑顔を見せた▼この納骨堂は50年前にできたという。そこへ行くには、勾配が急な階段を使う。階段は120段近くある。実際に上ってみたが、結構きつい。高齢者が上るには相当厳しいだろう。そのため、下から拝む、遥拝しかできない人もいたようだ▼そこで「自分たちの手で何とかしよう」と納骨堂管理会員、地権者、地域住民が協力して自動車が通行できる道を計画した。しかし、それは簡単なことではなく、幾多の困難が待ち受けていた。それを一つ一つクリアして完成にこぎ着けたという▼自分たちの手で、できることばかりではなかった。多くの人に協力を求め、行政も動いた。立案から完成まで3年もの月日を要した。迎えた開通式。晴れ渡る秋空が、住民たちの努力を祝福した▼完成を祝う神事の後で神主は言った。「道とは必ず目的があって、何かをつなぐために造られる大切なもの。単なる便利なインフラなどではない。ぜひ、思いのこもったこの道を大切にしてほしい」▼普段、何げなく通る道路。全ての道に、思いが込められていることに気付かされた。出席者と完成した道を歩いてみる。頂上からの見晴らしが素晴らしく、有明海も見える。何より住民たちの笑顔がまぶしかった。地域の力で切り開かれた参道。一本の道がもたらしたものは、薄れつつある地域の絆なのかもしれない。


平成29(2017)年 11月 7日 火曜日


  1. 豊かな海づくりで功績 福岡有明海漁連 全国表彰を報告 柳川
     第37回全国豊かな海づくり大会功績表彰を受けた福岡有明海漁業協同組合連合会の西田晴征会長(73)=柳川市大和町中島=と園田照彦副会長(76)=同市大浜町=が6日、柳川市役所を訪れ、金子健次市長に報告。ガザミ、アサリ、クルマエビなどの養殖漁業部門の取り組みが評価されたもので、西田会長は「表彰式では一番最初に名前を呼ばれて緊張した」と感想を話していた。

  2. 町合併"還暦"を祝う 記念式典 由紀さおりさんが講演 長洲
     玉名郡長洲町合併60周年記念式典が5日、ながす未来館文化ホールで開かれ、町内外からの出席者たちが同町の還暦≠祝い、今後さらなる発展を祈った。

  3. 魅力満載 刀剣ワールド 撮影会や展示、講演、鍛治実演 女子旅企画 地元や関東など130人
     大牟田た〜んとよかとこ協議会(井上良一会長)は4日、大牟田市西港町の旧三井港倶楽部などで刀剣イベント「筑後国舞刀会〜三池典太のDNA・刀匠の心に触れる和の世界〜」を開いた。参加者は展示や講演、鍛冶鍛錬の実演などを通して、刀剣の魅力を堪能した。


     大牟田市保健所と大牟田歯科医師会はきょう7日 夜、市内のホテルを会場に、歯周病と糖尿病をテーマにした「歯と歯ぐきの健康教室」を開く。主催者あいさつの後、よい歯の高齢者の表彰と講演がある▼これは歯科医師会が、年間を通して普及啓発している「8020推進運動」の中で、11月7日と8日を「いいな、いい歯。」の日と制定。歯と口を大切にすることが、全身の健康保持につながるという認識を広めるのが目的▼歯周病は、歯の周りの組織である歯ぐきや歯槽骨などの病気で、細菌によって引き起こされる感染症。口の中に細菌が定着すると炎症が起こり、歯ぐきが赤く腫れたりする。放置すると歯の周りの組織が壊れ、歯が抜け落ちてしまう▼そればかりではない。歯周病が全身のさまざまな状態と関連することが分かってきている。例えば、歯周病菌が心臓の弁に感染して心内膜炎を起こしたり、気管に入り肺炎にかかることもある。また歯がなくなると、物をしっかりかめなくなり、認知症を発症するリスクが高くなるという▼急増している糖尿病と、歯周病が深刻な関係にあることも明らかになっている。歯周病により歯ぐきの中でつくられる炎症性物質が、血液を介して血糖をコントロールするインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる▼8020推進運動 は、80歳になっても自分の歯を20本以上に保とうというもの。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができるといわれる。自分の歯で食べる楽しみを味わえるように、歯を大切にしよう。


平成29(2017)年 11月 8日 水曜日


  1. 農家減り高齢化進む 認定農業者協 市会議員と意見交換 大牟田
     大牟田市議会議員と認定農業者との意見交換会が、同市役所で行われた。農家の戸数や就業人口などの推移が示され、農家の戸数が減少し、従事者は高齢化していることが明らかになった。これらの状況を受け、今後の大牟田の農業の展望や活性化について考え、意見を交わした。

  2. 滔天、孫文出会って120年 宮崎兄弟資料館 企画展スタート 荒尾
     宮崎滔天・孫文邂逅120周年の宮崎兄弟資料館企画展「この時をもって孫君に許せり」が7日、荒尾市荒尾、宮崎兄弟の生家施設内の同資料館2階企画展示室で始まった。来年1月28日まで開催される。

  3. NHK訪問 重ねる 大河ドラマ・立花宗茂とァ千代 招致委 早ければ今月中決定 柳川
     2020年のNHK大河ドラマに、柳川藩初代藩主立花宗茂とその妻ァ千代を取り上げてもらおうと活動を展開している「立花宗茂とァ千代」NHK大河ドラマ招致委員会(会長・金子健次市長)は、昨年NHKが2019年分を11月に決定したことから、「今回も早ければ11月中に決まる」として、事業計画を練って招致活動に全力を注ぐことを説明した。


     「面前DV」とは、「親が子どもの前で、配偶者や親族らに暴力を振るうこと」である。今さらながら説明すると「DV」とは「ドメスティック・バイオレンス」の略。配偶者や内縁関係、恋人の間で起こる暴力で「家庭内暴力」と訳されることが多い▼この「面前DV」が近年、かなりの増加傾向にあるという。児童虐待防止法で定められた「心理的虐待」の一つ。だが、その影響は心理的範囲だけにはとどまらない。DVのある家庭の児童の多くは、同じ種類の虐待に遭っているという傾向もあるようだ▼DV被害者は、身体的にも精神的にも疲弊している。子どもの養育まで気が回らず「ネグレクト」になることが多いとも。「ネグレクト」とは「怠慢または拒否」だという▼詳しくいうと「児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食または長時間の放置、保護者以外の同居人による身体的虐待、性的虐待または心理的虐待と同様の行為の放置など保護者としての監護を著しく怠ること」とか▼つまり、DV加害者は当然ながら、さらにDV被害者も児童虐待の加害者になり得るということ。身体的にも精神的にも複雑な状況下では結果として、いろんなことが起こってしまう▼今月は厚生労働省が主唱する全国一斉の「児童虐待防止推進月間」。児童虐待は、主に家庭内で発生するため被害が潜在化しやすい。児童・生徒に身近な学校や地域の人たちが、SOSのサインを見逃さず、手を差し伸べることが重要。「もしや」と少しでも思ったら、警察や児童相談所などに連絡を。


平成29(2017)年 11月 9日 木曜日


  1. 全国大会へ初出場 堤君電気工事と当麻君自動車整備 筑後市長に報告 “支えに結果で恩返し” 八女工業高
     筑後市羽犬塚、八女工業高校の猿渡博司校長と生徒らが7日、同市役所に中村征一市長を訪問。第16回高校生ものづくりコンテスト九州大会の電気工事と、自動車整備の2部門で初優勝し、全国大会に出場することを報告した。九州代表に輝いた2人の生徒たちが「支えてくださった方々に結果で恩返ししたい」と活躍を誓った。

  2. 日頃の見守りに感謝 児童が隊員と活動 みやま市二川小
     みやま市二川小学校(大坪淑子校長)の児童たちは7日、校区内の通学路で、地域住民と一緒に見守り活動を実施した。6年生が地域住民と一緒に街頭に立ち、登校してくる児童たちに「おはようございます」と声を掛け、日頃の見守りに対して感謝の気持ちを新たにした。

  3. 「必勝・学業・健康」祈願 ジャー坊お守り 大牟田
     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」のお守りが4日に発売された。同市今山の普光寺(中川原照寛住職)で祈?を受けたお守りで、「必勝」「学業」「健康」の3種類が販売されている。


     ニセ電話詐欺が急増している。それは身の回りでも起きており、人ごとでは済まされない。本紙4日付「こちら110番」では、ニセ電話を心配する4件の通報があった▼1件は「加納町の自宅に男から『バッグが盗まれたので、金を用意してほしい。金は取りに行く』と電話がありました。郵便局の口座に振り込むと伝えたら切れた」。通報者は、息子からの電話と思っていた。他にも「久福木で孫を名乗る男から『あす行く』と電話がありました」。通報者が孫本人に確認したところ、電話をしていないことが判明した▼福岡県警がまとめた今年上半期の発生状況は305件。昨年に比べて139件(83・7%)も増えている。被害金額は5億761万円で、1億5328万円増えた。大牟田署管内では10月下旬までに9件発生。被害金額は約2200万円▼同月中に発生した事案では、大牟田市内の無職69歳女性が、娘婿を名乗る男からの電話を信じて、家に訪ねてきた娘婿の上司の息子という男に現金1千万円を手渡した。また同市の無職73歳男性は警察署員をかたる男に現金500万円をだまし取られた▼「電話でお金の話は全て詐欺」なのに、どうして簡単にだまされてしまうのか。高額の現金を見知らぬ人に渡したり、還付金詐欺の被害に遭ってしまうのだろうか▼何かあったら、まずは誰かに相談してほしい。ATMコーナーで携帯を片手に操作しているお年寄りを見掛けたら、勇気を出して声掛けを。たまには実家に元気な姿を見せ、近所のお年寄りにも話し掛けてみよう。


平成29(2017)年 11月 10日 金曜日


  1. 大牟田・みやま・柳川の消防本部 初めて沿岸道路事故想定 トリアージや搬送など 合同で救急訓練
     大牟田、みやま、柳川市の消防本部による有明圏域定住自立圏共生ビジョンに基づく救急合同訓練が8日、みやま市消防本部で行われた。有明海沿岸道路での交通事故を想定した初めての合同訓練。参加した救急隊員は、連携してけが人のトリアージなどを行った。

  2. 秋晴れの下 プレー 有明地区親善ゴルフ大会 北部豪雨復興を支援
     平成29年九州北部豪雨復興支援チャリティー有明新報社創立50周年記念「有明地区親善ゴルフ大会」が9日、大牟田市岬の有明カントリークラブで開催。秋晴れの下、アマチュアゴルファー57人が、九州北部豪雨で被災した地域の一日も早い復旧を願いプレーした。

  3. ジャー坊に力を!! きょうネット投票終了 大牟田
     ゆるキャラRグランプリ2017に、初めてエントリーした大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」。同グランプリのインターネット投票が10日午後6時で終了となる。ジャー坊を応援する選挙対策本部では「長かったインターネットによる投票も、いよいよ終わりを迎えます。最後の最後まで、ぜひ1票を投じてください。皆さんの力をジャー坊に」と強く呼び掛けている。


     11月10日は「技能の日」。1970年のこの日、アジアでは初めての技能五輪が日本で開催されたのにちなんで、当時の労働省が翌年制定した▼近年よく使われるようになった「ものづくり」という言葉。製造業やその現場で用いられる技術、とりわけ職人の技がそれに当てはまる。今や日本という国の代名詞と言っても過言ではないだろうか。そんな国の信頼性、屋台骨を揺るがしかねない事実判明が続いている▼資格のない従業員に新車の完成検査をさせ、有資格者がやったように偽装する。顧客との契約上の仕様を満たしているかのように製品のデータを改ざんするなど、日本を代表する大手企業による不祥事がそれだ。この先も「新ネタ」が、まだ出てくるのだろうか▼だが今に始まったことではなく、何十年も前から続けられていたとの報道も。言ってみれば慣例として代々引き継がれていたということか。他にも企業のモラル、コンプライアンス能力が問題視されるケースはいくつも見られる▼不祥事が明るみになり始めたのは、そんな在り方に疑問を持つ現場の人間が増えたからではないかとの指摘がある。そうだとすれば、ものづくり大国日本がさらなる飛躍を目指し、進化した姿に脱皮するための「産みの苦しみ」だと思いたい▼社会情勢は刻々と変わっていく。とりわけ最近は変化の波が大きいが、資源が少ないという日本の特性が変わることはあるまい。その中で大切なのは人づくりだ。ものづくりを支える人たちを、しっかり育てていかねばならない。


平成29(2017)年 11月 11日 土曜日


  1. ズーフェス・秋の感謝祭 コラボ商品を開発 11、12日 魅力発信で初企画 大牟田市動物園
     大牟田市動物園(椎原春一園長)は11、12日に同園で開く「おおむたズーフェス〜秋のどうぶつ感謝祭〜」に向けて、市内店舗などとコラボ商品を開発した。ナマケモノの来園を記念した商品もあり、イベントを盛り上げる。

  2. 開設10年「ゆりかご」語る 前熊本市長の幸山さん "その後"含め検証を 荒尾
     荒尾市青少年育成市民会議(一二三宏会長)の40周年記念講演会が、荒尾総合文化センター小ホールで開かれ、市内外から約250人が来場。前熊本市長の幸山政史さんの「開設から10年〜ゆりかごの使われない社会を目指して〜」と題した講演を通して命の尊さを考えた。荒尾市教育委員会の共催で、熊本県青少年育成県民会議の後援。

  3. 共助や防災意識高める 三池校区で訓練 避難やテント設営 大牟田
     三池校区防災訓練(同校区まちづくり協議会主催)が大牟田市の同校区一円で行われた。校区民、同市三池地区公民館や地域包括支援センター職員、消防団員ら約350人が避難、テント設営などの訓練に取り組み、共助や防災への意識を高めた。


     10日は「無電柱化の日」だった。電柱がなくなることで、まちの景観がよくなり観光振興にも役立ち、巨大地震などに対する防災機能が高まることを、広く知ってもらうのが目的。11月10日の日付から、1を電柱に見立て、それが0になることを願い制定▼この日、大牟田市の国道208号沿いで進められていた八江町交差点―大牟田警察署前交差点間の無電柱化工事が完了。地域住民を招き、花植えや歩道ブロックのはめ込み作業を行い、事業の完成を祝った▼事業区間は全長830メートル。国道沿いの電柱をなくし、電線や電話線、光ファイバーなどを歩道の下に埋設した。2011年度の調査設計から事業に着手。17年度の景観整備まで7カ年をかけた▼先行した大牟田駅前―築町間は、電線地中化CABシステムという事業名で実施。1992年度の完成だったから、実に四半世紀以上の大型事業である。これで事業完成区間は、日の出町2丁目交差点から八江町交差点まで、全長3・28キロに▼電線地中化は、電線や電柱をなくすことで開放感のある美しいまち景観が得られる。歩道上で車いすの通行妨害や、点字ブロックの寸断も防げる。地震や台風で電柱が倒れ、火災発生や感電したりすることもなくなる▼世界有数の経済誌フォーブスは2007年、「世界の最もきれいな都市」として大牟田を25位にランク。なぜだか分からない。電線のない駅前が目を引いたのか。景観が向上した国道沿いのように、本当に美しいと思われるような、まちに、市民に、なりたいものだ。


平成29(2017)年 11月 12日 日曜日


  1. 沖端の魅力アピール 旧漁港朝市マルシェ開始 商店街を活性化 柳川
     柳川市の沖端商店会(坂田潔会長)は、11日から沖端をもっと活気づけようと新たな取り組みを始めた。同商店会内の夜明茶屋横広場で毎日、旧沖端漁港朝市マルシェを開催するもので、沖端の魅力をアピールして、商店街の活性化につなげたいとの思いがある。

  2. 持続可能な社会実現へ 自治体首長ら意見交わす 大木
     環境問題に積極的に取り組む自治体の首長らが集まり、意見交換や情報発信する「地球環境を考える自治体サミット」が10、11の2日間、三潴郡大木町のおおき循環センターくるるんなどであった。

  3. 炊き出しで住民救って LPガス協会荒尾ブロック 市へ用品寄贈
     熊本県LPガス協会荒尾ブロック(西田学ブロック長)は万一の災害時の避難所生活を支援するため、災害時炊き出し用品を荒尾市に寄贈した。


     柳川あめんぼセンターであった柳河・城内公民館合同コンサートに出掛けた。もちろん取材だが、ザ・ターゲッツというバンドの演奏と歌を聞いた。「青春時代へタイムトリップ」と題して懐かしい曲のオンパレード。エレキギターとドラム、キーボードによる迫力ある演奏が楽しめた▼このバンドは1971年に大学時代の軽音楽愛好家が集まり結成されたという。ジャンルはオールディーズをはじめ、エレキの曲に、ポップス、ラテン、ハワイアン、童謡・叙情曲、歌謡曲、民謡など幅広い▼森田公一とトップギャランが歌った「青春時代」などを、訪れた人たちも一緒に歌った。第2部は「君だけを」「美しい十代」「高校三年生」やエレキギターが響く「ダイヤモンド・ヘッド」「雨の御堂筋」など、よく聞いた曲がズラリ▼レコードを聞き始めたのは昭和30年代から40年代。最初に購入したものも演奏され、感激。会場には高齢者も多く、みんなの思いは同じようだった▼このバンドはエレキギター奏者が3人、それにドラムスとキーボードが1人ずつの計5人。今回は歌のゲストで女性歌手が来ていたが、このバンドの演奏を聞いていて、グループサウンドを思い出した。ガンガンと演奏が耳に響くのである▼60歳を超えた人たちが集まると、健康の話題がもっぱら。超高齢化社会に突入し、その入り口に差し掛かった年代であろう。元気でまだ現役で頑張っている人も多いが、健康が気になる年代でもある。青春時代を思い出すのも元気につながるようだ。


平成29(2017)年 11月 14日 火曜日


  1. 文化フェスティバルinおおむた 次の100年を豊かに 西村さん 「やっぱり人がよか」
     「第25回ふくおか県民文化祭2017南筑後ブロック文化フェスティバルinおおむた」が11日、大牟田文化会館で開催された。伝統芸能や子どもたちの発表、大牟田出身の作家、西村健さんの講演などがあり、市制100周年記念の年に豊かな大牟田の文化を発信した。

  2. 次期筑後市長 西田正治氏に聞く 対話し市政を前に トップセールスで企業誘致
     任期満了に伴う筑後市長選挙は12日告示され、無所属新人で前副市長の西田正治氏(60)=前津=以外に立候補の届け出がなく、無投票当選が決まった。当選証書は20日に渡される。任期初日の12月3日は休日のため、初登庁は同4日になる見込み。また同市議会議員補欠選挙も12日に告示され、こちらも届け出があったのが無所属新人の石橋章氏(55)=羽犬塚=のみで、無投票当選となった。

  3. 野外音楽堂"憩いの場"に 病院予定地から外れ 住民がクリーン作戦 荒尾・中央会
     荒尾市中央地区の地域元気づくり組織「よかまち中央会」(松井忠憲会長)は12日、「よかまちクリーン作戦」を実施。地元の荒尾運動公園内の野外音楽堂一帯の除草作業などに取り組んだ。市民病院建設予定地ではなくなったことから、同会は再び野外音楽堂を地域イベントの拠点、みんなの「憩いの場」とする構えだ。


     ここ数日、冷え込みが強くなった。そのせいもあり、木々も色づき始めている。今週半ばから気温が下がり、12月並みになるとか。そういえば、「立冬」を過ぎていた。もう季節は冬を迎えている▼先日、熊本のデパートに出掛けた。この時季定番の催し、大道産子展に行くため。会場には、弁当、スイーツなどの食料品がずらりと並ぶ。毎年、とても多くの人でにぎわう人気の催し。いつも楽しみにしている▼この手のイベントは、やみくもに会場を巡ってはいけない。人気店は長い行列ができるため、お目当ての品を手にするには時間がかかる。効率良く立ち回ることが重要になる。できれば家族や友人など複数人で作戦を立てて臨むのをお薦めする▼会場を後にしようとしたとき、「結局売り切れで買えなかった。悔しいからネットで注文しよう」との声。そうか、この場所に来なくてもネットでも買えるのだと、あらためて気付く。しかし、何か微妙な違和感が残った▼世の中、とても便利になり、いろんな手段で欲しい物が手に入る。それでも直接店に行って買い物をするのはなぜだろう。実際に品物を見て、触れて、店の人と言葉のやりとりを交わして購入する。そう、対面販売はコミュニケーションそのものなのだ▼大型店の進出などもあり、商店街が衰退して久しい。しかし、その大型店も最近はネット通販に押されているという。物を買う方法は多様化した。これも時代の流れだろう。地方の商店街は厳しい冬の時代。だが、そこには単に物を買うだけではない、人の温かさが残っている。


平成29(2017)年 11月 15日 水曜日


  1. 九州北部豪雨被災地 復興支援 流木を無償受け入れ みやま市 19年まで500トン処理 5年前の経験から協力
     みやま市は14日、九州北部豪雨被災地から流木の無償受け入れを開始した。過去最大級の発生量とされる今災害の流木。復興の障害にもなることから、1週間当たり10トンのペースで引き受け、2019年3月までに500トンを焼却処分する計画。有償で処分を引き受ける自治体もあるが、みやま市は市内のごみ処理能力を考慮した上で、可能な範囲で無償協力をするとした。

  2. 家具だけじゃない! フリーペーパーで魅力発信 大川
     家具だけでない大川市の魅力を発信しようと、大川活性化協議会(中島聖知会長)は、地元のディープ≠ネ情報を集めたフリーペーパー「よるばいおおかわ」を創刊した。これまであまり取り上げられることがなかったというラーメン店、仏壇店なども掲載した。

  3. 荒尾市 新たな「エネルギーのまち」目指す 三井物産などと連携 競馬場跡絡め新会社設立へ
     地域特性を生かした新たな「エネルギーのまち」を目指して、荒尾市は14日、三井物産とグローバルエンジニアリングの民間企業2社と「地域エネルギーの有効活用等を中心としたまちづくりに関する連携協定」を締結した。


     みやま市特産の木蝋を使い、小学生たちが和ろうそく作りを体験した。日本伝統のハゼろうが、食品や文房具、化粧品、医療品などさまざまな用途に使われていることを学び、児童らは「ハゼろうってすごい」と目を輝かせた▼これは同市の自主学習グループ「みやまいいまち会」による取り組み。貴重な地元の伝統産業に光を当てて、多くの人に知ってもらおうと和ろうそく作り教室を開いている。体験が行われたのは、木蝋を生産する同市高田町江浦の荒木製蝋▼ハゼの実を使って、ろうを製作しているのは、同社を含めて国内で3カ所だけ。木蝋で作る和ろうそくは、石油製品のパラフィン製より炎が大きくて、すすがべた付かない。何よりエコである。天然素材なので食べても害がない▼江戸時代、ハゼはろうそくの蝋を採取する目的で栽培された。藩財政の一つとして栽培が奨励され、木蝋作りに力を入れた。特に九州地方では、薩摩や福岡、久留米、柳川、熊本の各藩が本格的に取り組んだ▼柳川藩では、最後の家老といわれた立花壱岐が藩財政の建て直しの一つとして、商人に命じて木蝋の売買を行った。そればかりか、壱岐はハゼの新品種を開発。接ぎ木で増殖され藩内で植えられた苗は「壱岐穂」と名付けられ、熊本藩にも広まったという▼「つくづくと 櫨の葉朱く 染みゆけど 下照る妹の 有りと云はなく」。作家檀一雄は、同市瀬高町小田平田の善光寺にたどり着き、妻律子の死を悼んで、この歌を詠んだ。同寺の裏山から檀が見たように、ハゼの紅葉が始まっている。


平成29(2017)年 11月 16日 木曜日


  1. 次世代育成のために 寿海運 市へ3千万円贈る 大牟田
     将来のまちづくりを担う次世代の育成に役立ててもらおうと、寿海運株式会社の板床定男代表取締役社長らは15日、大牟田市役所を訪れて3千万円を寄付した。板床社長は「ぜひ次の世代のために役立ててほしい」と思いを託した。

  2. 二川オリンピック楽しむ "手づくり"五輪で みやま
     オリンピックとパラリンピックムーブメント調査研究事業の推進校、みやま市二川小学校(大坪淑子校 長)が15日、同校で二川オリンピックを開いた。五輪の歴史や競技の種類などを勉強した児童たちが、手作りのイベントを開催。二川ナンバーワン≠目指して、10競技に挑戦した。

  3. 飲酒運転に目光らす タクシーで通報訓練 筑後地区一円
     福岡県筑後地区タクシー協会(中川恵司会長)は15日、交通事故防止研修会を開いた。筑後地区一円のタクシー事業者64社から約120人が参加。筑後地区の警察署と合同で飲酒運転通報訓練が行われ、業務中に発見した飲酒運転を確実、速やかに通報する流れを実演。年末に向けて、筑後地区一円の千台以上のタクシーが飲酒運転撲滅に目を光らせる。


     「火の用心 ことばを形に 習慣に」。15日まで1週間実施された秋季全国火災予防運動で掲げられた全国統一防火標語である。「そんなことは当たり前」といっても、それができていない人が多いから強く啓発するしかない状況が続いている▼以前からよく見掛けるのが自動車の運転席の窓を開け、たばこを持った手を外に出しながら吸うドライバーの姿。灰を少しずつ落としながら運転し、最後には火が付いたまま道路に投げ捨てるのが定番。後続車の人にとっても嫌な行為だ▼なぜそうするのか。最近は灰皿が標準装備されていない自動車が多いから「仕方がなく、そうしている」という人がいる。オプションでホルダー式の灰皿を付ければいいのに。自分勝手な論理でルール違反してはいけない▼日本たばこ協会がつくった「寝たばこ火災予防の3カ条」。「たばこは@ふとんで吸わないA灰皿には水を入れてB消えたかどうか絶対確認」というもの。これもまた当然のこと▼火災予防運動では「住宅防火 いのちを守る 七つのポイント」も呼び掛けられた。このうち「三つの習慣」は@寝たばこは絶対やめるAストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用するBガスこんろなどのそばを離れる時は必ず火を消す▼さらに「四つの対策」の中には「お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる」も挙げられた。いわゆる「向こう三軒両隣」の実践。これは日常生活、つまりは住民全体の人生そのものを豊かにする。それが火災予防や人命救助にもつながる。


平成29(2017)年 11月 17日 金曜日


  1. 健康弁当全国1位 牛乳たっぷりヘルシーに 大川
     第7回「あなたに届けるJA健康寿命100歳弁当」コンテストの「乳和食」部門で、全国1位に当たる特別賞に輝いたJA福岡大城女性部の大川市内の会員でつくるグループ、母里のメンバーが16日、同市役所へ報告に訪れた。出品したのは乳製品をふんだんに使った「牛乳たっぷりヘルシー彩り弁当」。倉重良一市長は「毎日食べたら健康になりそう」と味わった。

  2. 強盗発生!どうする 金融機関職員が対応訓練 大牟田
     「金を出せ!」大牟田市で銀行強盗発生―。大牟田市栄町の三井住友銀行大牟田支店で15日、銀行強盗対応訓練が行われた。犯人が窓口で拳銃を突き付け現金を要求する実戦さながらの訓練を通して人・物・金の動きが活発になる年末に向け、適切な対応を学んだ。

  3. 長洲町と研究機関 干潟再生へ実証実験 アミノ酸コンクリートブロック活用 アサリ餌の珪藻を増殖
     玉名郡長洲町を舞台に、徳島大学と鹿児島大学、水産大学校(山口県下関市)は、アミノ酸コンクリートを使って、干潟の環境保全・再生への実験を開始。16日は、同町の有明海に干潟調査の試験器具(流速計・アミノ酸コンクリートブロック)を設置した。来年3月までに効果について報告する。


     「イモをもらいました」。記者が両手で抱え、袋いっぱいのお裾分けを持ち帰ってきた。イモ掘り取材の頂き物だ。「こちらが安納イモで、こっちは普通のサツマイモ」。普通にも品種があるのだろうが、分からないまま、みんなで分けて、ありがたく持ち帰った▼安納イモは種子島原産。糖度は、巨峰と同じくらいの15度ほどにもなり、甘みの強い品種。きめ細かく、しっとりした肉質が特徴。焼きイモにするとねっとり系=B最も多く栽培されているベニアズマはほくほく系=・農林水産省の作物統計(2015年)によると、国内のサツマイモ年間生産量は81万トン。県別では鹿児島29・5万トンで第1位。全量の4割を占めている。2位が茨城16・5万トンで、3位が千葉10・5万トン。ちなみに熊本2・3万トン、福岡1890トンと少ない▼名前の由来は、中国から琉球に入り、薩摩を経て広まったから、「唐イモ」「琉球イモ」とも言われる。江戸幕府8代将軍徳川吉宗のころ、蘭学者の青木昆陽が飢饉に備えて東日本に広めた。江戸後期に焼きイモが人気となり、商品作物として作られるようになった。植えてから半年足らずで収穫でき、2、3カ月貯蔵すると甘みが増す▼♪垣根の垣根の曲がり角、たき火だたき火だ落ち葉たき♪。童謡「たき火」にピッタリなのが、やはり焼きイモである。残り火くらいの柔らかな熱源なら、サツマイモをそのまま放り込んで構わない。しばらくして、皮の一部に焦げ目が付いたら出来上がり。火の元に十分注意しながら、秋の風情を楽しんでみてはいかが。


平成29(2017)年 11月 18日 土曜日


  1. 安心安全に暮らすまちへ 生活困窮者に食糧支援 市社協 グリーンコープと協定 大牟田
     安心・安全に暮らし続けることができるまちを目指し、大牟田市社会福祉協議会と、グリーンコープ生活協同組合ふくおかの協定調印式が15日、同市総合福祉センターであった。経済的な面だけでなく、さまざまな福祉課題を抱える生活困窮者支援を進める中、食糧支援を基本とした協定を結び、両者の連携を強めて解決に取り組む。食糧支援に関し、同組合と市社協が協定を締結するのは初めて。

  2. ”火の用心”形、習慣に 荒尾で防火パレード 徹底促す
     秋季全国火災予防運動(9〜15日)に合わせて、荒尾市消防団(米井昭文団長)は有明広域行政事務組合荒尾消防署(畑中二郎署長)と一緒に、消防車両による防火パレードを実施。車両33台が3コースに分かれ、平成29年度全国統一防火標語「火の用心 ことばを形に 習慣に」などの言葉を使って、市民に防火徹底を促した。

  3. 忘年会は食べ残しゼロに みやま市「30・10」コースター作成
     忘年会は食べ残しゼロに―。みやま市は、宴会などで最初の30分と最後の10分は自分の席で料理を楽しむ「30・10運動」のコースターを作成した。本来食べられるのに廃棄される「食品ロス」を減らそうと、コースター1万枚を用意。希望する市内の飲食店に配布する計画で、同市環境衛生課は「ぜひ多くの方にご協力を」と呼び掛けている。


     自分たちの力でやれる社会貢献をしたいと、中学生が子ども服を集めて難民の子どもたちへ贈ろうというプロジェクトに取り組んでいる▼衣料品生産販売会社が支援する「服のチカラプロジェクト」がそれだ。大牟田市宮原中学校有志が参加。今月末までに回収を終えるのがめど。校内や地域に協力を求め、近くの幼稚園へも呼び掛けた。1700枚余り集めた昨年を上回りたいと張り切っている▼同市を拠点に活動しているガールスカウト福岡県第7団も、リサイクルブックエイド活動を展開。不要になった本、CD、DVD、ゲームソフトを集め、買い取り査定金額に10%上乗せした額が、小学校建設や図書館教育などアジアの子どもたちへの教育支援に使われる▼海外にばかりではない。国内の災害被災地支援への募金、現地でのボランティア活動に取り組む児童生徒もいる。教育で思いやりや命の大切さを教えることが重要だと叫ばれる中、これらを考えた行動があちこちで見られる▼海外支援やボランティアは多くの人の力が結集されなければ、なかなか結果が見えてこないのも事実。しかし児童生徒が自分なりにできることを考えて実行に移す話を聞くのは心強く、頼もしさも感じる。いつまでも、この思いを忘れずに成長してもらいたい▼大人も負けてはおられぬ。子どもの手本になることが求められる立場なのだから。例えばハラスメントなど思いやりに欠ける行為をしないように心掛けるなど、誰もが胸を張って、子どもたちを導ける存在であらねばならない。


平成29(2017)年 11月 20日 月曜日


  1. 新たなまちづくり誓う 大牟田市制施行100周年 盛大に 式典や心込めて合唱曲
     大牟田市の市制施行100周年記念式典が19日、大牟田文化会館で開催され、市民、来賓など合わせて約千人が参加。まちの歴史を振り返り、今を見詰め、未来に向かって気持ちを新たにした。さまざまなアトラクションも披露。最後には100周年記念オリジナル合唱曲「ずっと ずっと」が歌われ、次の100年に向けて歩みを始めた。

  2. まかない飯に行列 福岡駅伝も同時開催 趣向凝らしたメニュー並ぶ 筑後広域公園で
     第7回筑後七国まかない飯グランプリが19日、福岡県筑後広域公園で開催。筑後、柳川、大川、みやま市などの飲食店21店舗が集い、自慢のメニューを出品。親子連れら多くの行列ができ、舌鼓を打っていた。第4回市町村対抗福岡駅伝も同時開催され、選手たちが郷土の誇りを胸にタスキをつないだ。

  3. 古賀メロディー継承を 生誕祭で功績たたえる 大川
     大川市出身の作曲家、古賀政男(1904〜78)の生誕祭(古賀政男顕彰会、古賀政男音楽文化振興財団主催)が19日、同市三丸の古賀政男記念館であった。関係者や地元住民らが参加し、日本の昭和歌謡史に大きな足跡を残した功績をたたえた。


     観光のまち唐津市の唐津城を訪ねた。開館50周年事業で、昨年から行われていた天守閣の改修工事が終了。地階に新しく入場口が設けられ、石垣トンネルが入館者を迎えている。刀剣や甲冑、古文書などの展示方法を改め、分かりやすい館内導線を取り入れ、城をはじめ唐津の歴史と観光を紹介する拠点として生まれ変わった▼唐津城は豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高が1602(慶長7)年から7カ年かけて築城。本丸や二の丸、三の丸などが、幾重の石垣と城堀で守られていた。城を中心に砂浜が翼を広げたツルのように見えることから「舞鶴城」とも呼ばれている。天守閣は1966(昭和41)年に観光文化施設として造られた▼唐津には、秀吉が朝鮮出兵したときの拠点・名護屋城跡がある。その周りには柳川藩初代藩主の立花宗茂をはじめ全国の諸大名が陣屋を建てた。この城の解体資材を、唐津城築城に用いたともいわれている。天守閣については図面などが残っておらず、その存在は明らかではない▼一方、柳川城の天守閣は写真も残されており現存した。5層5階建てだったが、1872(明治5)年に焼失している。宗茂が城郭を造り、関ヶ原の戦いの後、田中吉政が藩主となり天守閣や掘割を整備した▼柳川城跡は柳城中学校の一角にあり、高さ数bの石垣で囲まれている。天守閣を再建しようという市民の動きがある。唐津城はまちのシンボルとなり、市民の心の支えともなっている。城にはそんな魅力があるのは確か。観光のまち柳川にも、あってほしい存在である。


平成29(2017)年 11月 21日 火曜日


  1. 新浦島橋 本年度中完成 工法改め1年前倒しで 橋幅は17.5メートルに拡大 福岡国道事務所
     福岡国道事務所は矢部川に架かり、みやま市高田町と柳川市大和町を結ぶ国道208号浦島橋の工事が2017年度中(来年3月まで)に終わり、通行できる見通しになったと発表された。具体的な日時については調整して決める。完成の目標は18年度としていたが、出水期の施工を可能とする架設工法などを導入することで、完成が前倒しになったという。

  2. "市の課題、着実に" 筑後市長選と市議補選 当選証書を付与
     12日に告示され、無投票で当選が決まった筑後市長選挙と同市議会議員補欠選挙の当選証書付与式が20日、同市役所で開かれた。次期市長の西田正治氏、市議会議員の石橋章氏にそれぞれ当選証書が渡され、西田氏は「責任の重さを痛感しています。いろんな市の課題が残っていますので一つ一つ着実に進めたい」と意気込みを話した。

  3. 希望を歌に込めて infixの長友さん 100周年で郷土ライブ 大牟田
     大牟田大使で、ロックバンド「infix」のボーカルを務める長友仍世さんは17、18の2日間、大牟田市制100周年を記念したライブを同市三里町の多目的スペース「ドレミ」で開催。それぞれコンセプトを変えて曲を披露し、郷土への思いや、次の100年に向けての希望を歌やオカリナ演奏に込めた。


     朝夕はめっきり寒くなったが、天気のいい日の日中はやや暖かく過ごしやすい季節だ。そのため、地域行事が盛んで、土、日曜日は集中的にまつりなどが催され、多くの人たちが訪れて楽しんでいる▼柳川市は小学校ごとにコミュニティセンターが設けられ(昭代地区のみ昭代第一と第二と一緒)、公民館などの活動拠点となっている。各公民館とも独自に多彩な活動を行っているが、どうしても同じ日に同じ行事の開催となることが多い▼有明新報は地元紙ということで、各公民館から行事の案内を教えてもらうが、運動会、敬老会などは全ての公民館を取材するのは難しく、どうしても行けないことがある▼地域は小学校との連携が盛んだ。次代を担う子どもたちは地域の宝といわれる。それが自分の子ども、孫であればなおさら一生懸命になるのは分かる。一方、少子化に伴い、児童数が減ってしまい小学校単独で運動会を開催できず、校区民と合同開催するところが増えている▼先日、取材したみやま市の小学校の広場では、お年寄りと児童がふれあう行事が設けられていた。また、柳川市の小学校ではまつりとして、児童と地域住民が歌や踊りなどを披露していた。子どもたちが参加する行事は見守る住民もほほ笑ましく、みんな笑顔で楽しそうである▼有明地域の各市町村は、人口減少に歯止めをかける対策を打ち出している。子どもを産み、育てやすい環境を整えようとしている。「地域で子育て」という言葉を聞く。みんなで宝の子どもたちを大事に育てたいものだ。


平成29(2017)年 11月 22日 水曜日


  1. 地域公共交通網を形成 移動ニーズ高い大牟田・荒尾間で 計画策定へ共通認識
     住民の移動が多く密接な関係にある大牟田市と荒尾市が連携して今後の望ましい公共交通の在り方を考えようと、大牟田・荒尾地域公共交通活性化合同協議会が設立。第1回会合が21日、大牟田市役所で開催された。両市が関係する課題について共通認識を持ち、それぞれ2017年度中に策定を予定している地域公共交通網形成計画に反映させようと、意見交換を行った。

  2. グルメや農産物 集結 まるごとみやま秋穫祭 スイーツコレクションも 25、26日
     農漁業のまち、みやま市の一大イベント「第7回まるごとみやま秋穫祭」が25、26の両日、同市立図書館駐車場とその周辺で開催される。グルメや物産などおよそ60ブースが軒を連ね、市内の和洋菓子店が腕を振るう「みやまスイーツコレクション」も実施。豊富な農産物も並び、ステージではゴダイゴの浅野孝己さんによるギターショーなど多彩なイベントも計画。会場とJR瀬高駅などを結ぶ無料シャトルバスも運行される。

  3. 柳川のまちを調査 豪国学生ら 都市計画作成目指す
     オーストラリアのシドニー大学大学院建築・デザイン・都市計画学部の学生15人が21日まで、柳川に滞在し、城内と柳河地区を中心に研究調査。柳川あめんぼセンターで報告会があり、グループ発表やディスカッションがあった。


     東名高速道路で夫婦が死亡した事故の発生以来、あおり運転など危険な運転に関するニュースが連日のように報道され、多くの人の目に触れたと思う。自動車の運転という身近な話題だけに市民の大きな関心になっている▼ウインカーもつけずに強引な割り込み、嫌がらせのような前方車両の急な減速、車間距離を極端に詰めるあおり運転などを経験して、怖い思いをしたドライバーや同乗者は多いだろう。安全運転が叫ばれる中、危険な行為は減ったのだろうか▼残念ながら減ったとはいえないのではないか。あの事故以降も、ヒヤリとすることが随分あった。先日も、信号のない丁字路で一時停止を無視した車両とあわや接触ということがあった。こちらは優先道路。急ブレーキを踏んで、事なきを得た▼自動車に関係する人と話していた時、衝撃的なことを聞いた。「特にそういった運転をする人たちは、自分の思いどおりにならないと負けた≠ニ感じるんですよ。相手のことなんか全く眼中になく、頭の中は自分のことだけなんです」▼思いどおりにならないから腹いせをして、相手が困ると勝った≠ニ思って、優越感に浸ることもあると言っていた。信じられない。「だから、まともに相手をしたら絶対に駄目ですよ」とも▼交通事故はいくら注意を払っているつもりでも、ふとした気の緩みで起こってしまうことがある。荒尾市の有明成田山大勝寺の自動車やバイクの安全祈願殿には「仏心で握るハンドル事故はなし」の文字が。運転時には心を広く、余裕を持って臨みたい。


平成29(2017)年 11月 23日 木曜日


  1. 船頭になって地域おこし 協力隊員2人が半年間研修 来月から川下りデビュー 柳川
     柳川市の地域おこし協力隊の2人が半年間ほど川下りの船頭として研修を積み、21日に船頭技能習得カリキュラムの修了試験に臨んだ。ドンコ舟2隻に乗り込んだ観光協会や船会社の教官など25人から意見を聞いた。その結果、「おおむね舟の走行技術はもちろん、案内もしっかりしている」と高得点の評価を受けた。2人は12月から船頭としてデビューする。

  2. ノリ収穫 始まる 福岡県沖海況順調 生産者も意気込む 有明海漁連
     福岡県沖有明海産ノリの収穫が21日夜、本格的に始まった。闇夜の有明海に漁船約600隻が出港。揺れる小船の上で、生産者がノリの摘み取りに追われていた。福岡有明海漁連によると、徹底的な流木の撤去や清掃のおかげで九州北部豪雨の影響はなく、海況も順調。生産者からは「良質なノリが採れている」との声もあり、幸先良いスタートを切った。福岡県では28 日、九州他県に先駆けて初入札会が行われる。

  3. 荒尾で「白蓮の恋」発表 歌手AYAさんらアルバムに 縁ある宮崎兄弟生家から
     宮崎兄弟や坂本龍馬が取り持つ縁で、歌手のAYAさん(45)=本名・橋口亜矢、宮崎県日向市=が、激動の時代を生きた男と女を歌う「白蓮の恋」を含んだニューアルバム(CD)「Heart予報」を発売。21日に荒尾市荒尾の宮崎兄弟の生家で、作詞・作曲者と一緒に制作発表の記者会見を行い、同曲を披露。「運命的な出会い、人と人の絆の素晴らしさを、この荒尾から九州や全国に発信していきたい」という。


     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」が、全国6位にランキングされた。インターネット投票のゆるキャラRグランプリ2017で、初挑戦ながら目標の10位以内を達成する快挙。九州ではトップの座を射止めた▼大牟田市制100周年を記念して3月に誕生したジャー坊。おおむたわくわく隊長に任命されて、市民を元気づけるとともに、市内外でまちのイメージアップに活躍。さらに全国へアピールしようと、グランプリにエントリーした▼まちを挙げてジャー坊を応援しようと、市や商工会議所が主体となり選挙対策本部を組織。投票期間の中盤になってしまったが、それでも「1日1万人運動」を掲げて、企業や学校巡り、街頭の辻立ち、選挙カーでの連呼と、本物の選挙さながらに展開▼本紙も、選挙対策本部と連携して、毎日紙面で投票数を掲載。ジャー坊への応援を呼び掛けた。その結果、初めは2千票余りだったが、後半は5千票、6千票と躍進。得票数の最終公開日は「ジャー坊チャレンジ24」と銘打ち過去最高の8813票を獲得した▼トップ10入りしたキャラクターは、ジャー坊以外は全て昨年の大会を経験し、対策を練っての再挑戦。その中での健闘ぶりは見事。市民が心を一つ≠ノ臨んだ表れである▼ジャー坊は、まちのPRばかりでなく、そのイラストが事業所や商品販売にも活用されている。21日現在で登録数110件、承認数213件に上る。全国民が「ジャー坊」を見れば「大牟田」をイメージできるように、ジャー坊を育てていかねばならない。


平成29(2017)年 11月 24日 金曜日


  1. 秋の清水山を満喫 もみじウオークに500人 民間ツアーも組まれ盛況 みやま
     秋の清水山を歩く、みやま市恒例の清水山もみじウオークが23日、同市清水小学校を発着するコースで実施された。今回はイベントに参加する民間ツアーも組まれるなど、県内外から約500人が参加。紅葉で赤く染まった清水山巡りを楽しんだ。

  2. 立花宗茂 いわれの伝統行事 筑紫町田町で「愛嬌挨拶」 子どもら民家を回る 柳川
     柳川藩初代藩主の立花宗茂がいわれとされる柳川市伝統行事である「愛嬌挨拶」の関連行事が20日夜、同市筑紫町田町地区であった。地区内の幼児と児童ら16人が地区内を回り、各民家を訪れた。「えいぎょうえいさつ、なかのよかごと」と歌い、住民から赤飯のおにぎりとダイコン、ニンジンのなますを提供された。同市では各地域でこの行事が催されていたが、現在も続いているのは筑紫町田町地区だけだという。

  3. "目標持ち毎日楽しい" パラリンピック銅メダリスト 乗松さんが講話 大牟田市三池小
     荒尾市出身のウィルチェア(車いす)ラグビー選手、乗松聖矢さんの講演会が22日、大牟田市三池小学校(城崎清彦校長)で開かれた。リオデジャネイロパラリンピックで銅メダリストを獲得し、東京パラリンピックに向けて日々、鍛錬を重ねている乗松さんが目標を持って生きることの大切さを伝えた。


     「白蓮の恋の花 時代の波を乗り越えて 逞しく羽ばたく鳥のよう 激しくも美しく あなたとの恋がいつか純愛に変わる」。荒尾市の宮崎兄弟の生家に優しくかれんな歌声 美しく丁寧なハーモニーが響きわたった。決して大きくはないが、一つの花が確かに咲いた▼この歌は大正から昭和にかけての歌人で、愛に生きた柳原白蓮の心情をつづった「白蓮の恋」。3年前のNHK連続テレビ小説「花子とアン」で、仲間由紀恵さんが演じた葉山蓮子(歌人の白蓮)のモデルであることでも知られる▼伯爵家の娘として生まれながらも、波乱の生涯を走り抜けた白蓮。筑豊(飯塚)の炭鉱王・伊藤伝右衛門に嫁いだが、荒尾出身の自由民権家、宮崎滔天の息子・龍介と恋に落ち、許されない愛へと足を踏み入れた▼「あの日のことは ごめんなさいねと やっとの想い 伝えられて 今さらながら 罪の深さよ 自由を許してくれた あなたへの感謝」。「籠の鳥」の状態から飛び立つ女性の気持ちを切々と表現している▼「白蓮の恋」を含むニューアルバム(CD)の制作発表は荒尾の宮崎兄弟の生家で行われた。宮崎県日向市の女性歌手が作詞・作曲をした男性フォークデュオと一緒に、この曲を丁寧に歌い上げた▼坂本龍馬ファンのネットワークで知り合った人たちが、龍馬の精神を受け継いだ宮崎兄弟、それに関わる白蓮を取り巻く人間模様に魅力を感じ誕生したこの歌。作曲者は脳梗塞で左半身まひになりながらも、多くの人たちへの感謝の念を抱き、病床で書き上げた。ぜひ歌い継いでほしい。


平成29(2017)年 11月 25日 土曜日


  1. 立花宗茂生誕450年を記念 柳川古文書館立花家史料館 初タッグで特別展 来月9日から130点展示 生涯と人物像描く
     立花宗茂生誕450年記念特別展「立花宗茂と柳川の武士たち」が12月9日から、柳川市隅町の柳川古文書館と同市新外町の立花家史料館で開かれる。立花財団、柳川市、同市教育委員会、柳川古文書館、柳川商工会議所、柳川市商工会、同市観光協会で構成する立花宗茂生誕450年記念実行委員会の主催。来年2月4日まで開催。

  2. 金魚博覧会始まる 貴重な50種類展示 物産も みやま・東照寺
     日本全国から貴重な金魚が集う、九州大金魚博覧会が24日、みやま市瀬高町大広園の東照寺でスタートした。1匹12万円する「白黒モザイク透明鱗東海錦」をはじめ、各地の品評会優勝金魚など約50種が展示された。会場には九州北部豪雨被災地の物産や農産物なども並び、家族連れら多くの人が訪れた。26日まで。

  3. 自慢の料理を給食に レシピコンテスト 地場農産物で作る 大牟田
     大牟田市教育委員会は23日に市中学校給食センターで、地場農作物を使った学校給食レシピコンテストを開催。小学生(5年生以上)、中学生、一般の参加者が工夫を凝らした自慢の料理で味、創造性を競った。


     秋季全国火災予防運動の一環で、有明広域行政事務組合消防本部は管内を自転車でパレード。呼び掛けの一つが「住宅用火災警報器の電池寿命は10年」だった▼警報器は、火災により発生する熱や煙を感知し、警報音や音声で知らせる機能を持っている。消防法の改正で、全ての住宅に設置が義務付けられた。パレードは、法改正から10年を過ぎたため電池切れや機器自体の故障がないかなど、点検を促すのが目的▼くしくも「電池月間」のさなか。電池工業会が制定した11月11日「電池の日」(月日の十一が電極のプラスとマイナスに見える)から12月12日「バッテリーの日」(野球のバッテリーの守備位置の数字から)までの1カ月間である▼電池では、幾度となく失敗している。リモコンや時計など、購入時の付属電池を使い続けたことで、液漏れや結晶化、ひどいときは青さびまでつくったことがある。取扱説明書を読むと、装備品の電池は長持ちしないので、早めに新しいものと交換するよう注意書きがある▼電池は、モーターで動くおもちゃや電灯で使用した後も、時計や電卓など消費電力の弱い機器に入れ替えて使い続けることができる。ただし長く使うと、液漏れを起こすこともあり注意したい▼警報器に話を戻すが、設置して1度も電池交換していないのであれば、この機会にぜひ新しく換えておこう。そのときは、機材が正常に作動するのかテストも忘れずに。せっかく設置していても、機能しなければ意味がない。大切な命と財産を守るために、設置推進と動作確認を。


平成29(2017)年 11月 27日 月曜日


  1. リレーマラソン 三池港駅伝 笑顔で走る、走る 2大会へ1500人 100周年盛大に祝う 大牟田
     大牟田市制100周年特別記念事業の「おおむた100キロリレーマラソン」と「世界遺産三池港駅伝」が26日、諏訪公園や周辺道路で開催された。二つの大会に合わせて112チーム、約1500人がエントリー。参加者たちは笑顔でランニングを楽しみ、節目の年を盛大に祝った。会場には物産ゾーンも設けられ、出場者や応援者は郷土の食も満喫した。

  2. 自動運転実証実験スタート 中山間地の課題解決へ 地域協が発足 伍位軒と山川支所結ぶ みやま
     みやま市役所山川支所と伍位軒地区(山川町甲田)の約5キロのルートで車の自動運転実証実験が2017年度中に行われるが、その準備がいよいよ本格始動した。24日に国や有識者、行政、警察、地域などでつくる地域実験協議会が発足。同支所で初会合が行われた。高齢化、人口減の続く中山間地域に自動運転車両を導入。人や物の流れに新たな仕組みをつくるのが狙い。次回会合で実際のルート、実験時期などが示される。

  3. 中学生とマップ作り 柳川の魅力調べる 城内校区
     柳川市青少年育成会城内校区民会議(池末剛会長)は25日、城内公民館で中学生との意見交換会を開いた。柳城中学校の生徒とメンバーが協力し、「柳川の魅力マップ」の製作に取り組んだ。


     「ペンは剣よりも強し」という言葉がある。そして26日は「ペンの日」だった。国際ペンクラブ日本支部、国際連盟脱退後の日本の外国への窓口の一つとして、1935年11月26日に立ち上げられた▼初代会長は島崎藤村。戦後の47年に再発足した時の会長が志賀直哉。翌48年に同クラブにも復帰を果たしている。言論の自由が保証されている民主的国家になったと、国際社会から認定されたということか▼調べてみると、この言葉はイギリスの政治家で作家でもあるリットンによる戯曲「リシュリュー」に出てくる。言論の力は武力より強いという意味。権力に屈しない姿勢を表す慣用句として定着しているが、「真に偉大な統治者の支配下では」というただし書きがそこにある▼フランス王国時代の宰相リシュリューが、ペンによる自分の署名や許可証はどんな武器にも勝ると、自身の権力を誇示したのだという。ちなみに国際連盟脱退のきっかけとなった満州に関する報告書をまとめたリットン調査団の団長が「リシュリュー」作者の孫だったと知り、何やら因縁めいたものを感じた▼言葉が元の意味と異なって解釈されるのはよくある話。だが使われ方がどうあれ、言論界に身を置く者がその力を信じ、肝に銘じておかねばならないことは変わらない。もちろんその思いを人々に伝えることもだ▼今では文を作るのにもパソコンを使い、筆記具を手にすることがほとんどなくなった。ペンの力やありがたさをあらためて考え、再認識するためにペンを使う機会も増やそう。


平成29(2017)年 11月 28日 火曜日


  1. 平山バイパスが開通 南関ICからアクセス向上 20年かけ要衝を整備 荒尾
     熊本県が整備を進めてきた地域の大動脈′ァ道平山荒尾線・荒尾南関線のバイパス区間(平山・本井手間の約1.9キロ)が27日正午、開通した。午前中には同市平山の宿北交差点付近で開通式があり、地元住民代表を含む関係者約40人がテープカット、くす玉割りなどで祝った。

  2. 牛ステーキをかつ重に 清柳食産カレー店が3回目優勝 まかない飯グランプリ 金子市長「絶品」と笑顔
     第7回筑後七国まかない飯グランプリで優勝した、柳川市沖端町の清柳食産直営「名もなきカレー店」の職員たちが27日、同市役所を訪問し、金子健次市長に報告した。食肉店の直営店として厳選した国産牛ステーキをかつ重にし、イベントでは1760杯を売り上げたという。これまで清柳食産としても2回優勝していて、今回で3回目の快挙。「寒い中並んでいただいた皆さんのおかげで優勝できました」と喜びを伝えた。このメニューは12月1日から店舗で販売する。

  3. 農産物やグルメ・・・ 秋穫祭に多くの人 みやま
     みやま市秋の一大イベント、第7回まるごとみやま秋穫祭が25、26の両日、みやま市立図書館駐車場一帯で開かれた。新鮮農産物や地元のグルメ、スイーツなど多彩なブースが並び、山川みかん狩りバスツアーも定員がすぐに埋まる好評ぶり。ステージイベントも会場を盛り上げ、家族連れら多くの人で盛況だった。


     大規模な災害を想定して、近隣の消防本部が合同で対応する訓練が初めて行われた。参加したのは大牟田、みやま、柳川、大川、筑後、八女、久留米広域、甘木・朝倉の筑後地域の八つの消防本部▼場所はみやま市の消防本部。救助業務に携わる隊員ら約100人が参加した。車がガードレールを乗り越え7b下に転落したという事故を想定。隊員がロープを使い、けが人を助け出した。次にビル火災を想定、はしごなどで建物に残された人を救助した▼訓練は各消防本部の混成チームで実施。大規模災害の現場で、いかに意思疎通を図りながら迅速に救助していくか、手順を確認した。救助のノウハウや機材の取り扱いの共通化など、緊急を要する現場では迷いなく救助作業をスムーズに進めていくことが求められる▼筑後地域の8消防本部が管轄するのは15市町村で、面積にして福岡県内の3分の1。人口は約90万人。昨年4月から筑後地域消防指令センターの運用を開始。複数の消防本部による共同運用は、県内初の取り組みである▼そうしたつながりで、今回の合同訓練になった。実際に九州北部豪雨災害をはじめ、最近では10月に、みやま市の有明海沿岸道路で立て続けに2件の大きな交通事故が発生している▼それぞれの消防本部では、人員にも機材にも限りがある。ひとたび大規模災害が発生すれば、一つの消防本部だけでは、とうてい対応しきれるものではない。それぞれが持つノウハウを共有して、迅速で的確な救助を行うためにも、継続して訓練を行ってもらいたい。


平成29(2017)年 11月 29日 水曜日


  1. 良いのり採れた 福岡有明のり 初入札
     九州他県に先駆けて今シーズン1回目の福岡有明のり入札会が28日、福岡有明海漁連共販センターで開かれた。秋芽一番のり約6千万枚が出品され、全国からバイヤー約300人が来場。バイヤーからは「冷凍網の一番摘みに匹敵する出来」、関係者からは「味はここ数年で一番」などの声も聞かれた。初入札会は佐賀県が29日、熊本県が12月1日に開かれる。【福岡県の入札結果は後日掲載】

  2. 若者の声 地域再生へ 帝京大生と対話集会 大牟田商議所
     「若いエネルギーを大牟田市に満ち溢れさせよう!〜『産学官』の連携で大牟田再生へ〜」と題し、行政、経済界と学生との対話集会が27日、大牟田市岬町の帝京大学福岡医療技術学部で開かれた。同大学1年生と学友会メンバー合わせて約300人が参加。若い世代の声を聞き、まちづくりの課題や展望を探った。

  3. 久留米大と連携協定 産業振興、人材育成など協力 大川
     大川市と久留米市の久留米大学は27日、産業振興、人材育成、保健福祉、文化、学術などの分野での包括的な連携を目的とした協定を結んだ。同大学で調印式があり、倉重良一市長、永田見生学長が臨んだ。


     柳川市で健康・文化ウオーキングがあった。主催するまちづくりネットワーク柳川が柳川の魅力をアピールするため、毎月開催しており、この前が170回目だった。好天気で参加者たちは紅葉のきれいな柳川の神社や寺院などを巡って楽しめたことと思う▼いつもより参加者が多かった。主催者が募集のチラシを配ったりして、少しでも参加を増やそうと努力しているのが分かった。今回は柳川藩初代藩主である立花宗茂の正室、ァ千代をしのぶコースだった▼参加者に聞いたところ、戦国時代のファンで、宗茂やァ千代にも関心が深いと打ち明けた。柳川市は立花宗茂とァ千代をテーマとしたNHK大河ドラマの招致活動を展開。地元でも招致委員会を結成して、盛り上げを図っている▼その効果もあろう。市民の間でも立花家を夫婦で支えた2人に関心が高まっているようだ。健康・文化ウオーキングも、宗茂やァ千代の関連地を訪れるコースにすると人気が高い▼ァ千代は豊後の国(今の大分県)の大名、大友氏の家臣だった戸次道雪の娘。道雪に息子の誕生がなく、家督を譲られたァ千代は立花山城(糟屋郡新宮町・久山町)の城主に。宗茂は、同じ大友氏の家臣である高橋紹運の長男だが、ァ千代の婿として迎えられている▼その宗茂は豊臣秀吉に武勇が認められ、与えられた筑後3郡を治めるため、立花山城から柳川城に本拠地を移したのである。柳川は城下町であり、掘割が巡っていることで、他にない情緒を醸し出している。その歴史を大切にしたいものだ。


平成29(2017)年 11月 30日 木曜日


  1. 大牟田市政功労者 長年の活躍たたえる 地方自治・社会福祉・教育文化スポ 100周年迎え厳かに議場で
     大牟田市制100周年記念事業2017年度市政功労者表彰式が29日、市役所議場で厳かに開催された。議場で表彰式を執り行うのは初めてのこと。式典には地方自治、社会福祉、教育文化スポーツに大きく貢献した被表彰者29人の中から19人が出席。中尾昌弘市長から表彰状や記念品が贈られ、長年にわたる活躍に光が当てられた。

  2. 琴奨菊関声援に感謝 ふるさと納税贈る 初場所での健闘誓う 柳川
     柳川市出身の琴奨菊関が29日、同市役所を訪れ、九州場所での声援に感謝した。来年1月の初場所に向け、「優勝を目指して頑張る」と健闘を誓った。場所ごとに続けている「ふるさと納税金」を金子健次市長に手渡した。

  3. 市民の待ち合いに ソファ4台を寄贈 瀬高LC
     瀬高ライオンズクラブ(菅原竜介会長)らは28日、みやま市役所本所を訪問。ソファ4台を同市に寄贈した。同市役所本所では2017年度中にロビーのリニューアル(配置換え)を予定していて、ソファを市民の待ち合いスペースに活用してもらおうというもの。菅原会長は「市の玄関口ですので、有効に使っていただければ。今後も瀬高LCとして地域貢献活動を続けていきたい」と話した。


     早いもので、今年も残すところ、あと1カ月ほど。あすから「師走」になる。ここ数日は比較的、暖かい日が続いていたが、また寒さが戻ってくるようだ。冬将軍の到来も、そう遠くはなさそう。体調管理はしっかりしなければならない▼そう思っていたところに大牟田市の小、中、特別支援学校の中で、今シーズン初めての学級閉鎖が発生した。ある中学校の1クラスで7人が罹患したという。閉鎖の期間は2日半ほど。これ以上、拡大しないことを願いたい▼例年であれば12月ごろからインフルエンザにかかる人が増え始め、年が明けると本格化することが多い。今年は例年より1カ月ほど早い学級閉鎖だった。市教育員会や市保健所では、広く市民に予防策の徹底を呼び掛けている▼インフルエンザの初期症状は、風邪と非常に似ているため、注意を怠ることもあるという。特に潜伏期間は自覚症状がなく、感染していることが分かりにくい。この期間に別の人へうつしてしまうことも多いというから、気を付けなければならない▼症状として38度以上の高熱、全身の倦怠感や筋肉痛が挙げられる。風邪よりも、全身にだるさなどが表れるのもインフルエンザの特徴といわれる。急激に症状が進行する特色もある▼何より、流行を前に予防することが重要。ワクチンを接種したからといって、かからなくなるわけではない。帰宅したら、まず丁寧な手洗い、うがいを徹底すること。十分な睡眠も大切になる。室内の保湿も有効な手段だ。正確な知識と対策で、本格的な冬を迎えたい。