平成29(2017)年 10月 2日 月曜日


  1. "働く"と女性の起業 商議所女性会 シンポジウムに50人 大牟田
     大牟田商工会議所女性会(井形ヤス子会長)は9月30日、大牟田商工会議所3階大ホールで「これからの働くを考える女性活躍・起業シンポジウムinおおむた」を開き、50人が来場。さまざまな形で活躍している女性の話を聞き、「働く」ことについて思いを巡らせた。

  2. 活力ある長寿社会に 高齢者福祉大会 表彰や大会宣言 柳川
     2017年度柳川市高齢者福祉大会(柳川市、同市老人クラブ連合会主催)が9月30日、市民会館大ホールであり、会場がほぼ満席となる約千人が来場。表彰や大会宣言、記念講演の後、アトラクションがあり、お年寄りたちは楽しいひとときを過ごした。

  3. 共生のまちづくりへ 大川で支え合うフォーラム 6地区ごとに状況報告
     みんなで支え合うまちづくりフォーラムinおおかわが9月30日、大川市文化センターで開かれた。「〜20年後を見据えた共生のまちづくりを多世代で〜」と題して市が大川市の現状を伝え、さらに各地区でこれまで語り合ってきた状況を報告。訪れた約250人がメモを取りながら聞き入っていた。


     立花宗茂とァ千代をNHK大河ドラマに取り上げてもらう招致委員会の設立総会が、8日午前10時から柳川市の御花対月館で開かれる。すでに地元の招致柳川委員会は立ち上げられており、今回は広域的な招致活動母体となる▼柳川市の金子健次市長が会長となり、顧問に福岡県知事、元自民党幹事長や国政、県政関係者などが予定され、近隣市はもちろん、立花山城の所在地だった新宮町や久山町、ァ千代の関係で長洲町なども委員に▼設立総会開催を発表した金子市長は「宗茂を取り上げると、福岡市周辺の新宮町や久山町、さらに大友家の大分県、さらに鹿児島県の島津、加藤清正の熊本県、さらに鍋島の佐賀県も関連してくる」と説明▼2020年の放送を目指しているが、全国の30以上の自治体が招致活動を行っており、難しい状況であるとの認識を示し、最大のライバルは「加藤清正」を挙げた。だが、たとえ希望の20年の実現がかなわなくとも、粘り強く招致活動を続ける考えを示した▼招致柳川委員会は三柱神社秋季大祭「おにぎえ」に合わせ、8日午前11時45分から高畑公園特設ステージで大河ドラマ招致キャンペーンを開く。宗茂・ァ千代イメージモデルのお披露目や柳川観光大使の北山たけしさんの応援ステージも▼柳川市では市職員など委員会メンバーたちがオリジナルTシャツを着て業務を行ったり、招致のぼりを掲げて盛り上げている。また、市民団体の集まりで招致活動のPRが行われている。招致実現へ多くの人たちの熱意を高めてほしい。


平成29(2017)年 10月 3日 火曜日


  1. 公共交通充実が鍵 コンパクトなまち考える 大牟田
     これからの大牟田の姿を考える「コンパクトなまちづくりシンポジウム」が1日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれ、約100人が来場。基調講演で講師を務めた筑波大学大学院システム情報系社会工学域教授の谷口守さんは「使いやすい公共交通の充実が一つの鍵を握る。自分のまちの現状を正しく理解し、近隣都市との広域的なまちづくりも重要」と強調した。

  2. 白秋献詩入賞者決まる 全国から9136点応募−柳川 文科大臣賞は曽山君 知事賞に石橋君、荒巻君ら
     2017年度白秋献詩の入賞・入選者が決まった。全国各地の34都道府県から9136点の作品の応募があり、その中から特選の文部科学大臣賞に選ばれたのは曽山詠心君(大阪教育大学付属平野中学校3年)の「希望」。一席以上の入賞者には案内状が送られ、11月2日午前10時から柳川市矢留本町の白秋詩碑苑で開かれる白秋祭式典で表彰される。

  3. 最優賞に石川君(川口小)有明海とのりテーマ 標語入賞者を表彰 県漁連
     「宝の海 有明海」と「福岡有明のり」をテーマとする標語の表彰式が9月30日、柳川市三橋町高畑の福岡県有明海水産会館で開かれた。1576点の中から最優秀賞に輝いた石川颯大君(大川市川口小6年)の作品「我が家では 今日もみんなで のりまつり」をはじめ13点を表彰した。入賞標語は、福岡有明海漁連が製作したカレンダーで紹介し、生産者や商社などに配布される。


     「物を大切にしなさい」。厳しいことを言わない祖母だったが、それが口癖だった。定規などを失くした時、探して探して、どうしても見つからない時のみ、新しく買ってもらった。また、ものづくりが好きだった祖父は同じ道具を修理しながら何年も使っていた▼そんな環境で育ったものだから、物持ちは非常にいい。中学生時代に買ってもらったシャツも、数着だが、いまだに着ている。まあ、体型があまり変わっていないというのが幸いしているのだが▼その昔、物が少なかった時代。何かを買ってもらうということは、今と比べて随分と特別なことだったに違いない。欲しかった物を買い与えてもらうと、うれしくてなかなか寝付けず、その夜は枕元に置いていたという話を繰り返し聞かされた▼喜びと共に手にした物は、単なるモノではない。見て、触れて、使うことで喜びの瞬間がよみがえったという。それは大切にするだろう。祖父母の世代は丁寧に手入れし、何度も修理を重ねて愛着を持って使っていたようだ▼先日、25年近く履いていたブーツが、ついに破れた。分厚くて頑丈な革製だが、四半世紀も使えば当然傷みもくるだろう。悲しくもうれしく思ったのが、手入れをしている時に破れたこと。随分と我慢をし、その時を引き延ばしていたのかもしれない▼あらためて見てみる。大きな傷は、守ってくれた証拠。細かいひび割れは、手入れを怠っていた間にできた。無数のしわは、足の形をまねたもの。一緒に過ごした数々の思い出がよみがえる。ご苦労さま。ゆっくり休むといい。


平成29(2017)年 10月 4日 水曜日


  1. 太陽の恵み 豊かな自然 市PR動画を公開 農漁業者や中学生も登場 みやま
     みやま市は3日、市PR動画を発表した。全国でも長い日照時間に着目し、太陽の恵みを受けた農産物、四季折々の自然をはじめ、祭りなど人の営み、海産物などを取り上げている。多くの市民にも登場してもらい、クレイアニメという粘土細工のアニメーションを活用し、幅広い世代に親しまれる動画を目指した。動画サイト(YouTube)で公開し、道の駅みやまなどでも流すという。

  2. 親子で作った工作展示 木工まつり盛り上げる 大川
     大川市内の小学生親子が夏休みに製作した木工工作の作品展が3日、同市榎津の大川信用金庫本店ロビーで始まった。木の枝の形を生かして昆虫を作ったり、細い木の棒を貼り付けて絵を描いたり、工夫を凝らした作品が来店客を楽しませている。6日まで。

  3. 郵便局強盗未遂から2カ月 ささいな情報も連絡を 荒尾署
     荒尾市内の特定郵便局強盗未遂事件から4日で2カ月。荒尾警察署(中川成記署長)は、防犯カメラで撮影された犯人写真をあらためて公開。「写真の男に似た人物を見掛けた」「不審な男が郵便局の近くをうろうろしていた」などの情報連絡を広く呼び掛けている。


     その日、小学校の運動場は、まるで災害被災地の避難所のような光景だった。キャンプ用のテントやパラソルがずらりと並び、どこか異様な光景にも見えた▼その日とは、子どもたちが主役となる運動会が行われた日である。学校が近くだから、毎年のように状況をうかがっているが、これほどテントが立ち並ぶ様子は見たことがない。いつから、こうなってしまったのか▼各学校の保護者向け案内を集めてみると、その多くにテントに関する注意書きがあった。運動場のトラックを中心に、本部席と児童席、保護者らの観覧席(地区指定があるものも)を、細かく地図付きで説明。そして、どこの学校でも観覧席にはテントを設置しないように求め、校庭の周囲にテントエリアを指定している案内もあった。だが実態は、観覧席やその周辺直近にテントを並べていた▼さらに、いつも問題として言われているのが保護者の場所取り。案内には、開門時間を午前6時半としているところが多い。それ以前に敷かれたシートなどは撤去するとある。そのためか、まだ暗い未明から校門前には車がずらりと並ぶ。本紙の「こちら110番」にもあったが、不審に思った付近住民が110番通報し、警察官が出動する騒ぎにもなっている▼テントの弊害の一つとして、ある小学校ではテントを固定するくいで児童がけがをした。その対応として、くいを内向きに打ち込むよう協力を求める校内放送を行った▼昔のことを話しても始まらないが、重箱と一緒に、ござが必須アイテムだった頃が懐かしい。


平成29(2017)年 10月 5日 木曜日


  1. 新作家具1万点出展 大川FF展 木工まつりで一般公開
     国内最大規模のインテリア関連業者向け展示会「Okawa The Future Furniture2017」(大川FF展)が4日、大川市の大川産業会館などで始まった。同会館では市内外のメーカー132社の新作家具など約1万点が展示されている。5日まで。7日からの「大川木工まつり」で一般に公開し、一部を入れ替えるなどして展示品を特別価格で販売する。

  2. 豊かな新しい荒尾へ 浅田市長がまちづくり語る 万年青大学
     荒尾市中央公民館の万年青大学(古沢俊勝会長)は3日、浅田敏彦市長を講師に迎えた。講話のテーマは「荒尾市のまちづくり」。浅田市長は集まった70人余りの受講生に対し「豊かな新しい荒尾をつくるために市民の皆さんの心を一つにしたいので温かいご支援とご協力を」と呼び掛けた。

  3. 豪雨災害復旧を支援 ありあけ新世高生 家屋清掃に汗流す 朝倉で
     大牟田市吉野、ありあけ新世高校(木本和宏校長)の生徒が、7月の九州北部豪雨被災地の朝倉市杷木地区で災害支援ボランティア活動に取り組んだ。


     その男は突然、郵便局内に押し入ってきた。黒いフルフェイスヘルメットを被ったままで。小型拳銃のようなものを局員に突き付け「金を出せ」と脅したが、即座に受け取れる状況でないことを察知して、何も取らずに、出入り口付近に置いていた原付とみられるバイクで逃走した▼それから2カ月が経過。荒尾警察署に数件の情報は寄せられているが、犯人逮捕につながっていない状況だという。何事もなかったようにバイクを運転しているだけでは不審ではない▼30〜40年ほど前よりフルフェイスヘルメットをしている人は減った。しかし、わずかに見える顔を白色マスクと黒色サングラスで、しっかりと隠している。しかも猛スピードで走る一方、時々振り返り後方の状況を気にしていたら、明らかに普通とは違う▼荒尾署は、事件後1週間のときに行っていたが、今回もあらためて防犯カメラで撮影された犯人の写真を公開。「写真の男に似た人物に心当たりがあれば連絡を」と呼び掛けている▼「通りから入った路地でバイクの男が呼吸を乱しながら休んでいた」「不審な男が(事件前後に)郵便局の近くをうろうろしていた」「真夏なのに、あまりにも厚着をしている人がいた」など、どんな小さなことでもいい▼個々はささいな情報でも、それらを積み上げ、つなぎ合わせれば一つのストーリー≠ノなる場合がある。「こんな情報でも何かの参考になるかな」と少しでも思ったら迷わず連絡してほしい。みんなが「無関心」を気取っていては地域の安心安全を守れない。「協働」で取り組もう。


平成29(2017)年 10月 6日 金曜日


  1. ポスター掲示場設置 衆院選準備進む 大牟田
     大牟田市選挙管理委員会(井手保委員長)は5日、10日公示、22日投開票の衆議院議員選挙に向けてポスター掲示場の設置を開始。この日は約40カ所で作業し、公示日前日の9日までに全て設置する予定。

  2. 十五夜に月下美人 月明かりに純白の花咲く 柳川市の島添さん
     十五夜の4日夜、柳川市三橋町五拾町の島添偲さん(72)の自宅で月下美人が咲き、近くの人たちの間で話題を呼んだ。中秋の名月に照らされて白く、甘い香りの花が15輪ほど開き、集まった人たちから「きれいかね」などと喜びの声が上がった。

  3. 木工まつりで「職人めぐり」 ものづくり現場を見学 7、8日 大川
     大川市で7日から開催される「第68回大川木工まつり」の中で、市内の製材所や酢造場などを回る工場見学バスツアー「職人めぐり」がある。ボランティアガイドが、普段はなかなか入ることのできないものづくりの現場を案内する。参加無料。


     7日までの1週間は「公証週間」。公証制度の普及を目的に、各種の取り組みが行われている。法務大臣から任命された公証人が作成する公正証書遺言は、遺産争いを防ぐために有効であり、制度の重要性が社会一般にも知られるようになってきた▼公証役場は全国に約300カ所あり、そこで執務する公証人は約500人。公証人は、原則として判事や検事などを長く務めた法律実務経験者などが任命されている。有明地域では、大牟田市不知火町の中島物産ビルに大牟田公証役場がある。担当エリアは法務局管轄に準じるため、県を隔てた荒尾市などは熊本市内にある熊本合同公証役場になる▼公証役場・公証人の活動は幅広い。遺言ばかりではなく、高齢化社会で注目されている任意後見契約、金銭消費貸借、土地建物賃貸借、離婚、会社や法人の定款認証、確定日付の付与など多岐にわたる▼近年増えているのが遺言書の作成。「争族」や「争続」などと揶揄されるように、相続問題は深刻である。裁判所が事後救済の役割を担うのに対して、公証人は事前に紛争を防ぐ予防司法の位置付けとなっている▼公証人は、公証事務を担う公務員だが、国からの給与や補助金など一切ない。国が定めた手数料収入で事務運営をしており、手数料制の公務員ともいわれている。だから相談は無料。ちなみに遺言手数料は財産の価額で決まり、例えば1千万円までは1万7千円で、5千万円までが2万9千円などとなる▼残された遺族の幸せのためにも、公証役場の門をたたいてみてはいかがでしょうか。


平成29(2017)年 10月 7日 土曜日


  1. 産業振興と地域活性化へ 28、29日 「柳川よかもんまつり」 海づくり大会も 50メートル巻きずしや物産展
     柳川市の産業振興と市民の交流、地域の活性化を促進する目的で第13回柳川よかもんまつりが28、29日に同市橋本町の学童農園むつごろうランドで開かれる。多彩な行事があり、第37回豊かな海づくり大会福岡大会の関連行事としてクルマエビの稚魚放流なども行う。さらに隣接の柳川ひまわり園では、よかもんまつりに合わせ、秋のヒマワリ10万本が開花予定。

  2. 錬士6段 露から武者修行 山門高で稽古 人の体、心を高める みやま
     みやま市瀬高町上庄の山門高校剣道部に6日、ロシア在住の剣道家、アンドレイ・ソロドフニコフさん(40)が訪れた。武者修行と称して日本各地を訪れていて、この日は同部の生徒たちと竹刀を交えて合同稽古。国際交流を深めた。

  3. テロの脅威へ備える 三池港で合同訓練 大牟田
     国際的なテロへの脅威が高まる中、大牟田市の三池港で6日、テロ対策合同訓練が行われた。13機関、約70人が参加し、「テロを許さない」と、船舶の立ち入り検査、テロリスト制圧、核・生物・化学兵器への対応など実戦さながらの訓練を展開した。


     ファンにとってはにわかに信じられない話かもしれない。「大手民放ラジオがプロ野球中継から撤退か」と報道された。同局の社長からは「どの番組も改編対象になり得る。年内に結論を出す」と明確な否定はなかったという▼長く「国民的娯楽」といわれたプロ野球。近年はファンサービスにも力が入れられるようになり、一部の人気球団に限らず、各チームで観客動員が増加傾向にある。だがテレビはすでに毎日のように放送していた地上波がほとんどなくなり、衛星放送へ移行▼テレビでは手に汗握る終盤の勝負どころで「まことに申し訳ありませんが、放送時間がなくなりました」と中継の終わるのがお約束≠フようになっていた。ラジオは延長戦でよほど試合が長くならない限り、終了まで聞けるので重宝している人も多いはず▼放送権料などを考えればコストパフォーマンスが良くないとの話もあるが、福岡など関東、関西以外に本拠地を置く球団も増えた。地元チームを放送する地方局では聴取率を稼げるコンテンツだろうから、撤退はないと思うが▼プロ野球が国民的娯楽からコアなファンの楽しみに変わっているように思える。サッカー、バスケットボールなどもプロ化され、野球少年が少なくなったと聞く。大人数の子どもが集まればソフトボールをしていた頃と隔世の感▼スポーツに限らずレジャーも多様化している。文化面では、伝統的な芸事は後継者がいなくなってしまうという危惧の声を聞く。社会の変化が激しい時代、これからどうなるだろう。


平成29(2017)年 10月 9日 月曜日


  1. 大河ドラマ招致へ全力 広域的な組織を設立 県知事ら顧問、市長が会長 柳川 宗茂、ァ千代モデル決定
     広域的な招致活動の母体となる「立花宗茂とァ千代」NHK大河ドラマ招致委員会設立総会が8日、柳川市新外町の御花で開かれ、会則や役員選出、事業計画、収支予算の各案を承認し、正式に発足。同日は、すでに発足している柳川委員会が三柱神社境内にある高畑公園特設ステージで招致キャンペーンinおにぎえを行い、宗茂・ァ千代イメージモデルが披露された。

  2. 難関突破せよ いす―1グランプリ 事務いす疾走に声援
     事務いすに乗って2時間走り続けるレース「いす―1GP(グランプリ)熊本南関大会」が8日、玉名郡南関町の関町商店街一帯で開催された。ユニークな見た目とは違い過酷なレースに35チーム、105人が出場。集まった多くの観客から声援を受けながら、難関突破を目指してコースを走り抜けた。

  3. 熱心に家具品定め パレードに盛んな声援 大川木工まつり
     インテリアのまち大川市の一大イベント「第68回大川木工まつり」が7日、大川産業会館をメイン会場に始まった。同会館では新作家具など約1万点がお祭り価格で展示販売され、同市内外から訪れた家族連れなどが熱心に品定めしていた。また8日は市民ら約500人によるパレードに、市出身の歌手大川栄策さん、俳優陣内孝則さん、騎手的場文男さんが登場し、沿道から盛んな声援を浴びた。


     天下五剣の一つ「大典太光世」や、徳川家康の遺愛刀「ソハヤノツルギ」は、大牟田の三池に住んでいた平安時代の刀工・三池典太光世の作。三池典太を初代とする刀工集団「三池派」をはじめ、大牟田は古来から刀鍛冶が盛んな土地柄だ▼大牟田が数多くの名刀を生んだ里であることと、刀に関心を持つ若い女性が増えていることに着目した刀剣イベント・筑後国舞刀会が11月4日、旧三井港倶楽部と三川坑跡で開かれる。女性の視点を生かして大牟田の観光資源を発掘、発見しようと発案された▼「三池」という地名は、平安時代の「三毛郡」からきている。三毛は「御食」に由来するという説がある。神や天皇に供える食事のことで、古代の三池地方はそうした役割が課せられたのではないかという▼歴史上で、三池に親しみを覚えるのは、江戸時代に三池藩が置かれてからである。柳川藩初代藩主の立花宗茂の実弟・直次を藩祖として、その子・立花種次が初代藩主として三池新町に陣屋を築いた。今の三池小学校の辺り▼三池町は、西半分が柳川藩領の本町で、東半分が三池藩領の新町。大蛇山の山車で御前山といわれるのは、それぞれの藩主から贈られたもの。三池地区には、陣屋関連の眼鏡橋、大手門跡、屋敷跡、寿光学問所跡、その時代を彷彿とさせる井戸や連なる塀、道並みの風情がある▼三池と言えば、炭鉱はもちろんかるた、初市など数多くある。福岡に博多があるように、大牟田には三池がある。刀剣の着目は素晴らしい。あらためて「三池」をブランドとして打ち出したい。


平成29(2017)年 10月 11日 水曜日


  1. 衆院選 選挙戦に突入 各候補 支持求め街頭へ
     第48回衆議院議員選挙が10日公示された。投開票日となる22日に向けて12日間の選挙戦に突入。有明地域の福岡6区、7区や熊本2区でも各陣営が出陣式や出発式を開催。「ガンバロー」と心を一つにして激しい選挙戦を戦い抜くことを誓った。候補者たちは支持者の声援を受けて街頭へと繰り出して政策や主義・主張を訴えた。経済政策や憲法改正などが大きな争点になると見られる。

  2. 大川の魅力伝えたい 新たなかぐや姫決まる
     インテリアシティ大川市をPRする「さわやかかぐや姫」が8日、決定した。第68回大川木工まつりの中で審査会が行われ、いずれも会社員の荒木優希さん(23)=佐賀市=、坂井綾さん(22)=大川市上巻=がこれから2年間、37代目のかぐや姫を務めることになった。

  3. 趣ある御茶屋跡で観月会 100人が神楽や合唱楽しむ 南関
     中秋の名月を楽しもうと、玉名郡南関町の南関宿場町伝楽人(宮尾洋一会長)は7日夜、同町の南関御茶屋跡で観月会を開いた。約100人が訪れ、趣のある御茶屋跡で神楽や歌、踊りなどを鑑賞した。


     10月はシルバー人材センター事業普及啓発促進月間。全国一斉に活動を展開している。高齢化の進展もあり、高齢者の生きがいづくりや健康維持にシルバー人材センターの果たす役割は大きい。元気なお年寄りが頑張れる環境整備は必要だろう▼シルバー人材センターは、利益を追求する民間企業とは異なり、事務経費などで国や地方自治体の補助を受けている。さらに、その活動に理解を示す自治体からは公共の仕事の受注も多い▼ところが、財政難により、行政から思うような補助や仕事が得られず、厳しい状況にあるのも事実。それゆえ、各シルバー人材センターは経費節減などを打ち出し、民間からの受注に力を注いでいる▼柳川市のセンターは2016年度の事業実績によると、受注額が約2億7千万円。ほぼ前年度並みで推移している。注目したいのは「高齢活用・現役世代雇用サポート事業」でシルバー派遣事業を拡大していること▼理事長は「安全第一の就業と会員の増大」を目標に掲げた。安全就業促進大会を開き、無事故の徹底を確認した。かつて県内のセンターでワースト3位の事故発生率だったのが、減少している。会員増強に関しては、一部の業種によっては仕事の依頼があっても、受けられないほど▼促進月間で広報車による啓発活動、安全就業促進大会、市長への事業支援の要望、シルバーフェスティバルへの参加、清掃の奉仕作業が予定されている。お年寄りが頑張れるシルバー人材センターを、大いにアピールしてもらいたい。


平成29(2017)年 10月 12日 木曜日


  1. 期日前投票始まる 朝早くから有権者が1票 衆院選
     第48回衆議院議員総選挙が10日に公示されたことに伴って、期日前投票が11日、有明地域の各地でも始まった。大牟田市は、市役所北別館1階の市民ホールに投票場を開設。高齢者を中心に多くの市民が訪れて投票を行っていた。

  2. 残暑で害虫被害警戒 早めの稲刈り呼び掛ける ウンカ発生
     稲刈りのシーズンを迎える中、厳しい残暑により害虫「トビイロウンカ」による被害が広がっている。株元から稲の養分を吸い取って枯らせる「坪枯れ」という症状を引き起こし、福岡県筑後農林事務所南筑後普及指導センターなどでは、収穫期を迎えた稲については被害が拡大する前に、早めの刈り入れを呼び掛けている。

  3. 33年に1度 秘仏開帳 光明寺祭で稚児行列も 筑後
     筑後市津島、光明寺(奈須隆文住職)の光明寺祭が9日までの3日間行われ、行基作との伝承が残る同寺の秘仏・千手観音像が開帳された。公開されるのは33年に1度で、多くの参拝者が訪れ、本尊の前で手を合わせていた。稚児行列や露店も並び、境内はにぎわいを見せた。


     せっかく秋めいてきたと思っていたが、ここ数日は非常に暑い日が続いた。もう10月だというのに。日中は汗が吹き出し、夏が戻ってきたよう。かと思うと、夜に窓を開けていると肌寒い時もある。体調管理が非常に難しい▼10月というと、思い出すのは「体育の日」。以前は10月10日で固定だった。しかし、2000年からは「ハッピーマンデー制度」が適用されて10月の第2月曜日に変更。休みが続くのはいいが、いまだにどうもなじめないところがある▼「体育の日」はスポーツに親しみ、健康な心身を培うことが趣旨。1964年に開催された東京オリンピックの開会式が行われたことに由来する。なぜこの日が選ばれたかというと、特異日に近かったからだとか▼特異日とは、天気の平均をとった時、特定の日にある気象状態が高い確率で出現する日のこと。東京五輪開会式が行われた10月10日は「晴れの特異日」に近かったために決定したという話も聞いたことがあるが、真偽のほどは不明だ▼以前は、「体育の日」に合わせて10月に運動会や体育祭が開かれることが多かったが、最近では5月など初夏に行われる学校も増えた。これは「秋になると受験勉強が忙しくなるため」「最近は暑いので、練習中の熱中症を防ぐため」「学校行事の分散化」など諸説ある▼祝日には、なぜその日になったのかという理由がきちんとある。しかし最近では、それがぼんやりとして単なる休みになっているような気がしてならない。もう一度、それぞれの祝日の意味を学んでみるのも大切かもしれない。


平成29(2017)年 10月 13日 金曜日


  1. 給食にイタリアン 児童ら「ボナペティート」 大川
     イタリア・ポルデノーネ市との姉妹都市締結30周年を記念し、大川市内の小中学校全12校で11日、給食にイタリア料理が登場した。道海島小学校(橋本真理子校長)では、1年生から6年生まで約100人が校内のランチルームに集まり、同国出身のALT(外国語指導助手)らと、にぎやかに味わった。

  2. 神楽の伝承に努力 熊野座神社奉納 県文化財功労賞で表彰 荒尾
     上荒尾熊野座神社神楽保存会の上田康行会長らが10日、荒尾市役所を訪れ、熊本県文化財功労者(団体)の表彰を報告した。「ごんげんさん」の名称で親しまれる同市荒尾の同神社春の大祭で奉納される同神社神楽(上小路子ども神楽)の保存伝承活動がたたえられ、「子どもたちの頑張りがあってこそ。神楽のことを広く知ってもらいたい」と神楽を舞う児童生徒と一緒に喜びをかみ締めていた。

  3. 収穫米でギネス挑戦 小中学生が稲刈り体験 おにぎり握る人数 28日2千人参加目標 山門JC
     山門青年会議所(石橋輝喜理事長)が主催する青少年育成事業として、稲刈り体験が行われた。みやま市清水小学校そばであり、小中学生約30人が参加。自分たちで植え、たわわに実った稲を手作業で収穫していった。山門JCでは今回収穫した米を使い、28日に「おにぎりを5分間で握った人数」でギネス世界記録に挑戦することにしていて、多くの参加を呼び掛けている。


     水稲や果樹など農作物に被害をもたらすウンカ、カメムシが大量発生している。カメムシは夜の街灯などに群がる量が半端ではないので、今年の大発生が実感として分かっていた▼農林水産省は「病害虫発生予報第7号」(9月13日付)を発表して、水稲の病害虫トビイロウンカの発生が多くなると予想。水田の見回りの際には、株元を注意深く観察するよう呼び掛けた。福岡県も、これより早く7日付で注意報を出した▼稲の病害虫ウンカは、ベトナムや中国で大量発生して飛来。水田などで増殖する。成虫も幼虫も、稲の茎や葉にストロー状の口針を刺して、水分や栄養分を吸収。坪枯れの被害となる。坪枯れとは、水田にポッカリと円形のへこみができたように、稲が枯れて倒れてしまう状態のこと。ウンカは枯れた稲から、隣の稲へ少しずつ移動するため、同心円状に被害が拡大していく▼先日は、小学校から取材依頼を取りやめる連絡が入った。児童の稲刈りの取材依頼だったが、ウンカ被害が拡大する前に収穫を終えてしまったという内容。JAでも、農家に対して早めの収穫を勧めている▼カメムシも、稲の栄養分を吸い取る。このため玄米に黒い斑点ができてしまう。その斑点米の混入率が0・1%超で、2等米に格下げされてしまう。つまり千粒の中に1粒だけでも斑点米が混ざっていれば、1等米ではなくなってしまう▼カメムシは、外敵から身を守るために悪臭を放つ。追い払おうとして刺激を与えると、それだけで放出するので要注意だ。何とも言いようのない厄介者である。


平成29(2017)年 10月 14日 土曜日


  1. 中村市長が不出馬表明 「議会との対立マイナス」と 筑後
     11月12日告示の筑後市長選挙に出馬の意向を表明していた中村征一市長(75)は13日、同市役所で記者会見を開き、出馬の取りやめを発表した。これまで中村市長と議会側の対立が深まっていたが、「仮に再選しても、議会側と予算や施策などでことごとく対決しないといけないし、それは市民の生活にとってマイナス。思い悩んだが、ここは自分が退くべきだと決断した」

  2. 横倉氏が世界医師会長に 地元でも喜びの声
     世界医師会総会がアメリカ・シカゴで開かれ、13日の会長就任式で日本医師会会長で、みやま市高田町濃施の医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長の横倉義武氏(73)大牟田医師会所属が会長に就任。日本医師会から、会長となるのは3人目。任期は1年。

  3. 新嘗祭に向け収穫儀式 献穀事業 野原八幡宮で抜穂祭 荒尾
     11月23日の新嘗祭で熊本県を代表して献上される米と粟の収穫儀式である抜穂祭が11日、荒尾市野原の野原八幡宮献穀田で執り行われた。精米(白米)1升(1・8リットル)と精粟5合(0・9リットル)が献上される。


     その人は母校へ教育実習にやって来た大学4年生だった。担当教科は体育。2週間の授業の最後は剣道だったが「きょうは5分で終わる。あとは俺の話を聞いてくれ」。高校時代に制帽自由化運動を行い、みんなで授業をボイコットした思い出話をしてくれた▼校舎の片隅でギター部員が練習していると「ちょっと貸してくれんね」と弾き語り。「あなたはもう忘れたかしら、赤い手ぬぐいマフラーにして」。透き通った歌声に魅了された▼それから3年。先生はシンガーソングライターとしてデビューした。お披露目のコンサート会場は当時の大牟田市民会館。終了後のロビーで「先生、お久しぶりです。おめでとうございます」とガッチリ握手した▼その4年後、その教え子は有明新報記者となった。さらに数年、荒尾総合文化センターで面会した。恩師相手の初取材だったが「先生と呼ばるっとは恥ずかしか。今度からは先輩て言うてくれんね」と、はにかみながらひと言▼先輩の転機は、あの名曲を作ったことだったろう。CDになる前に実家のお母さんから頂いたカセットテープをカーステレオに入れた。「そらあ、ときどきゃ、おれたちも、寂しか夜ば過ごすこつもあるばってん…」。方言で優しく歌いだす曲だった▼聴きながら運転していたが「帰らんちゃよか、今度みかんばいっぱい送るけん」。もう涙で前が全然見えなくなり、車を道路脇に寄せた。デビューから38年が過ぎた秋。関島秀樹先輩、いや先生の曲は、やはり心に染みます。教え子は入社34年。元気です。


平成29(2017)年 10月 16日 月曜日


  1. 衆院選 初の週末 懸命に支持訴える 福岡7区
     22日に投開票の第48回衆議院議員総選挙も中盤に差し掛かった。序盤戦は自民・公明の連立与党が優勢とみられる中、公示後初の週末となった14、15日は各候補とも、それぞれの選挙区内の大票田を中心として、積極的に街頭演説や個人演説会を実施。支持拡大を目指して奔走した。有明地域の福岡7区でも各候補が政策や主張などを訴えて、有権者たちに支持を求めた。

  2. 野田さん(桜舞館)に最高賞 與田凖一の遺徳しのぶ みやま
     第31回與田凖一児童文学まつり(みやま市文化協会、実行委員会主催)が14日、みやま市瀬高公民館で開催された。同市出身の児童文学者、與田の遺徳をしのび、小中学生を対象にしたコンクールの表彰などが行われた。694点の応募の中から、最高賞の與田凖一文学賞には、野田あかりさん(桜舞館小)が選ばれた。

  3. 安東省菴しのぶ 顕彰会の例祭に50人 柳川
     柳川の学問の基礎をつくった儒学者・安東省菴の顕彰会(立花民雄会長)は15日、柳川市旭町の浄華寺で例祭を催した。約50人が参加し、読経と焼香を行った後、子ども塾の参加者と共に、音読。さらに立花会長が講話をして省菴をしのんだ。


     「渋柿と烏も知って通りけり」小林一茶。渋柿の渋さは、カラスでさえ見向きもしないまずさである。カラスの賢さは知られているが、人は渋抜きの方法を知っている分、一枚上である▼みやまの道の駅に、渋柿があったので買って帰った。渋抜きの一つ、干し柿を作るため。残りの一袋だったが、大玉なのでしぼんでしまう干し柿にするのにはちょうどいい▼家族が皮をむき、ひもで結ぶ役割が回ってきた。長さ40〜50センチのひもの両端に柿を一つずつ結び付ける。長いひもにいくつも付けると、ひもに当たった実が傷んでしまう。硬くなったがくとの隙間にひもを通すとき、へたが取れてしまわぬように注意▼干す前のひと工夫は、塩を少し入れ沸騰させた湯に5秒ほど実を浸すこと。殺菌とカビ防止を兼ねたひと手間だ。わが家には軒先がないので、ベランダの物干しざおの端に下げている。鳥などにつつかれぬようにと祈るばかり。特に天気には注意を払い、雨が降りそうならば部屋に入れる。数日たち、表面が乾いて硬くになったら、実を優しくもんでいく。もむことで渋が抜け、早く甘くなる▼この他に渋柿の渋を抜く方法としては、ポリ袋にリンゴと一緒に1週間ほど入れておくといい。リンゴが発するエチレンガスで、成熟を促すからである▼干し柿は、正月の鏡餅にも飾られる。柿は「嘉来」から喜びが来るとか、「長寿の木、財を集める」という言い伝えがあり、庭に植えられることが多い。そういう縁起物だが、わが家では干し柿が正月まで残ったためしがない。だから財も…。


平成29(2017)年 10月 17日 火曜日


  1. 開校記念のオリーブ 初収穫 菓子作り楽しみ 荒尾市万田小
     荒尾市万田小学校(児玉伊左夫校長)の児童たちが、同校グラウンドに植えられたオリーブの木になった実を初めて収穫した。近く塩漬けした上で11月ごろ、お菓子などの材料として使う予定。児童たちは、みんなで味わうのを楽しみにしている。

  2. 結婚観を"一般質問" 議場で婚活イベント 大木
     町議会が開かれる議場を使ったユニークな婚活イベントが14日、三潴郡大木町役場であった。参加者が実際の議会さながらに一般質問し合い、それぞれの結婚観や結婚後の生活について話し合った。

  3. トレーラー 渋滞に追突 有明海沿岸道路 6人が重軽傷 みやま
     16日午前7時40分ごろ、みやま市高田町永治の有明海沿岸道路上で大型トレーラーが渋滞の列に衝突。合わせて車7台が絡む多重事故が発生した。トレーラーに乗っていた糟屋郡の男性運転手(59)を除く男女6人が病院へ搬送され、柳川市の看護師の女性(21)が骨盤骨折の疑いで重傷。5人は軽傷のもよう。


     日が短くなり、午後6時ごろにはもう暗い。これから「冬至」へ向かって、もっと日照時間は少なくなる。暗くなった通りを歩いていると、街路樹からけたたましい鳥の鳴き声▼スズメの群れだと分かったが、枝や葉に隠れて姿は見えない。人間にとって最も身近な鳥である。折しも稲刈りの時季。稲のもみ米を食べる害鳥として嫌われる。春は稲の害虫も食べることで重宝されているのに、人間の都合で扱いがこれだけ変わるのも何となくかわいそう▼瓦の下や雨どいと屋根の隙間などに営巣。人のすぐそばで繁殖する。ツバメと同じく、この時は人間を外敵を近づけないための用心棒だと認識しているのだろうか▼「雀の涙」「欣喜雀躍」など慣用句にも登場。「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」という小林一茶の句は有名。年中見られるため、日本にいる時季が限られるツバメほど注意して見ることはなかった▼だが写真では愛らしい姿を見せてくれる。羽毛を膨らませ、丸くなった「ふくら雀」などかわいい。つい最近、美術展に出展されていた写真のつぶらな目も印象に残っている。撮影の仕方がうまいせいもあるかもしれないが。そんな身近な存在も、昔に比べて個体数がかなり減っているとも聞く▼理由として都市部での餌が少なくなったのに加え、コンバインでの稲刈りが普及して、田んぼに落ちているもみ米が減ったことなども考えられているそうだ。人間と自然の共存は普遍的なテーマ。小さな生き物が生きやすく、人間も住みやすい環境をつくりたいもの。


平成29(2017)年 10月 18日 水曜日


  1. 100だらけの物産展 20、21日「ふる里おおむた屋」 市制100周年祝う特別企画 新商品など多彩 北部豪雨被災地復興支援も
     大牟田物産振興会(森史朗会長)は20、21の両日、大牟田文化会館小ホールで物産展「第15回ふる里おおむた屋」を開く。市制100周年を記念して「百祭」をタイトルに開催。「100」にちなんだ商品をそろえるほか、九州北部豪雨復興支援として朝倉の物産販売などを行う。大牟田市共催。

  2. 新開能 住民が継承 加茂、敦盛など奉納 みやま
     福岡県無形民俗文化財に指定されている宝満神社奉納能楽(新開能)が17日、奉納された。雨が予想されたため、会場をまいピア高田の能舞台に移して実施。住民たちが継承する伝統の能、狂言が上演され、多くの人が訪れた。

  3. 柳川商議所70周年祝う 永年企業表彰や大会宣言
     柳川商工会議所(荻島清会頭)は17日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」ホールで創立70周年記念式典(第16回会員大会)を開いた。永年企業や永年勤続従業員などの表彰を行い、大会宣言を採択。特別公演として葉室麟小説「無双の花」朗読劇「立花宗茂とァ千代」があった。


     衆議院議員総選挙もたけなわ。運動期間はきょうも含めてあと4日間。終盤戦である。投票日の当日は新聞製作に当たるため、いつものことながら期日前投票に行った。投票日に仕事や用事、旅行など予定がある方は、ぜひ事前に投票を▼投票所へは入場券を持って行くが、届かなかったり紛失した場合でも、選挙人名簿に登録されていれば本人確認をして投票することができる。会場では、まず小選挙区用ピンクの投票用紙が渡される。1人の候補者名だけを記入して投票箱に入れる▼次に、比例代表(あさぎ色)と裁判官国民審査(うぐいす色)の投票用紙を渡される。比例代表は、政党名だけを記入。参議院比例代表は政党名か候補者名を書くが、これと勘違いしないように。国民審査はやめさせた方がよいと思う裁判官がいれば、その氏名の上に×印を書く▼公職選挙法の見直しで昨年6月以降、選挙権年齢が18歳からに引き下げられた。大牟田市選挙管理委員会は18、19歳の正確な有権者数を把握していないが、それぞれ千人ほどいるとみている▼高校3年生は、その半数が選挙権を持っていることだろう。中学高校では、授業で模擬投票などを行い、選挙への関心を高めるとともに、政治の仕組みについても知識を深めようとしている▼けれども、誰に、どの党に投票すればいいのか分からない―と思っているかもしれない。1強や、離合集散のありようには、大人も迷ってしまう。だが棄権や白票では、世の中は変えられない。1票の積み重ねから始まることを知ってほしい。


平成29(2017)年 10月 19日 木曜日


  1. 公正な投票行われているか 学生が目光らす 大牟田 期日前立会人に 衆院選
     選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての衆議院議員総選挙となった今回、大牟田市役所北別館1階市民ホールに設置された期日前投票所では18日、帝京大学福岡医療技術学部の学生が投票立会人として参加。目を光らせて公正な投票を見守った。

  2. 自転車、バイク 2重ロックを 全国地域安全運動 高校生らに注意促す 荒尾
     全国地域安全運動(11〜20日)の一環として18日朝、荒尾市増永のJR南荒尾駅で自転車盗等被害防止キャンペーンが実施された。地元の高校生代表が警察署など関係機関・団体メンバーと一緒に通学途中の高校生らに対して「盗難の危険性が高い自転車やバイクを2重ロックで守りましょ う」などと呼び掛けた。

  3. 加齢による衰え自覚を 高齢者講習会 "慣れ"の運転へ警鐘 筑後
     高齢者を対象にしたシルバー・セーフティ・ドライビングスクール(福岡県トラック協会主催)が、筑後市久富の筑後自動車学校で開かれた。約20人の受講者へ、加齢による衰えの自覚を促し、安全運転を呼び掛けた。また受講者自身の車を使った運転の実技講習も行われた。


     衆議院の解散に伴う総選挙の投開票は22日。首相が任期を1年ほど残して解散に踏み切ったことから、野党の反発が強く、安倍政権の信任を問う選挙であるといわれる。希望の党が民進党と合流したが、それがどう投票結果に結び付くのか、も注目の一つ▼野党共闘もあるが、九州は保守が強く、多くで自民党候補の再選が予想される。福岡6区、7区や熊本2区も自民前職がリードしていると見られている▼国政レベルの選挙では報道機関などが事前に聞き取り調査をしており、情勢は明らかになるところもあるが、無党派層が約半数あり、まだ投票先を決めていない人が多くいて、流れがどうなるか、で変わってくるかもしれない▼各陣営とも最後のラストスパートに力を入れている。6区は昨年10月に補欠選挙が実施され、現職で亡くなった議員の二男が出馬。前市長だったことで、大川市で支持者が多いのに加え、久留米市でも知名度は抜群。他候補も久留米市中心の活動▼補欠選では自民党の分裂選挙となり、注目を集めたが、今回は一本化。対する野党は、補欠選で共産党候補が民進党候補の応援に回り、立候補を取りやめたことから、一本化したのだが、今回は共産党と無所属で割れた▼報道機関が出口調査や状況分析の結果、開票が始まると同時に「当確」を出すこともある。結果が早く出ることは各陣営も歓迎。できるだけ開票業務を急いでほしい。投票率も気になる。各候補が掲げる政策をしっかりと見比べて、自分で判断して投票をしたいものだ。


平成29(2017)年 10月 20日 金曜日


  1. 地域学習の成果発表 カステラまんじゅう実演販売 大牟田市中友小 ふる里物産展に参加 21日
     大牟田市中友小学校(平野正明校長)の4年生が21日、大牟田文化会館で開かれる「ふる里おおむた屋物産展」で、地域をテーマにしたESD(持続可能な開発のための学習)の一環として作るカステラまんじゅうを実演販売。大牟田発信に一役買う。18日には校内で同市の公式キャラクター「ジャー坊」にこれまでの学習成果を発表。大牟田の宣伝隊≠ニして、共に頑張ろうと誓い合った。

  2. みやまで県議長会 採択2議案、九州へ提出
     第155回福岡県市議会議長会が18日、みやま市のまいピア高田で開催された。県内28市の議長や副議長らが出席。開催地の壇康夫みやま市議会議長が会議の議長を務め、生活保護費等の全額国庫負担、学校教育の充実の2議案を採択し、九州市議会議長会に提出することとなった。

  3. 車上狙いへ注意を すでに昨年発生の3倍 看板掲げて啓発活動 柳川署
     管内で車上狙いが多発していることから、柳川警察署は「車上狙い注意喚起看板」をつくり、被害防止のため、行政機関に配っている。19日は、柳川市役所で南島彰夫署長が成松宏副市長に贈呈した。20日は、みやま市役所で行われる。


     先日まで汗ばむ陽気だと思っていたら、一気に気温が下がり、もはや晩秋の雰囲気。季節が行ったり来たりして、ジェットコースターに乗っているよう。さらに台風まで接近しつつある▼10月も中旬以降に台風が日本列島へ上陸するケースは珍しいのではないか。しかし、数こそ少ないが、10月台風は強い勢力を保ったまま上陸することが多く、大きな被害をもたらすことが多いとか。注意が必要▼ここ数日は、あまり天気がよろしくない。どんよりとした雲。しょぼしょぼ降る雨。気分も空と一緒で、どうもすっきりしない。「天高く馬肥ゆる秋」には程遠い日々が続いている。この傾向は、あと数日続く見込みだという▼何とか秋を満喫しようと、興味を食に向けてみる。だが、サンマは今年も非常に高い。以前は1匹100円ほどだったと記憶しているのだが、最近スーパーで見掛けたサンマは1匹250円の値が。その隣にあったレンコダイの方が安い。なんてことだ▼秋の味覚の王様といわれるマツタケは、当然、その上を行くお値段。サンマどころの騒ぎではない。国産ならば、到底庶民の手が出るものではない。秋の楽しみは、いったいどこへいったのやら―と嘆かわしいばかり▼何としても秋を味わいたい。そこで登場するのが、マツタケ風ご飯。まずエリンギを適度な大きさに切り、ご飯を炊く時に投入。続いてマツタケの吸い物のもとを加えると、手軽にマツタケご飯の雰囲気が味わえるとか。でも、せっかくだったら本物を味わいたい。ああ、味覚の秋は遠い。


平成29(2017)年 10月 21日 土曜日


  1. 国内唯一の一貫生産 紡績から製品化まで 繊維業界の注目浴びる 全国14社が2日間研修 荒尾
     第一紡績(乾義和代表取締役社長)による「イチボウテキスタイルスクール」が19、20の2日間、荒尾市増永の同本社敷地内の荒尾生産部で行われた。関東、関西など繊維業界の全国14社から34人が参加。同一工場で紡績から編み立て、染色加工、縫製までの繊維の一貫生産を国内で唯一行う同社で製品づくりのノウハウを学んだ。

  2. 時代映すポスター、チラシ レトロな館内に200点 大川・清力美術館
     大川市立清力美術館で、企画展「明治・大正・昭和レトロ浪漫アンティークグラフィック展」が開かれている。明治時代に建てられ、レトロな雰囲気漂う館内に、収集家の10万点以上にも及ぶコレクションから約200点を展示。時代を映し出すポスター、色鮮やかなチラシの原画などが並んでいる。12月3日まで。

  3. 発砲事件に不安の声 児童見守り強化 大牟田
     大牟田市上官町の指定暴力団、浪川会本部事務所での発砲事件から一夜明けた20日早朝、同事務所付近の通学路では警察官や教師、見守りボランティアらが児童の登校を見守った。保護者に付き添われて登校する児童の姿もあり、保護者からは不安の声が聞かれた。


     「あおり運転」が問題になっている。前方の車に極端に近づいて追い回したり、横から威圧的に近寄る幅寄せ、クラクションを鳴らして威嚇する行為など▼身近でも起きている。本紙16日付「こちら110番」の大牟田署管内、14日午後0時26分「旭町を走行中、普通乗用車が幅寄せした上、急ブレーキをかけてきました」、午後7時55分「有明海沿岸道路の大牟田インターチェンジ付近で、鹿児島ナンバーの車に、あおられました」。いずれも交番員が出動したが、発見にはいたらなかった▼日本自動車連盟(JAF)が昨年6月に行ったインターネット調査では、運転中にあおられた経験を尋ねたところ、「よくある」と答えたのが7・9%、「時々ある」が46・6%。合わせて半数以上が経験している。わが身を振り返っても、思い当たる節はある▼実際にあおられたりした場合は、どうすればいいのか。まず絶対に挑発に乗らないこと。危害を加えようとする相手から離れること。自分の車を路肩などに寄せて、危険な行為をする車を先に行かせること▼幅寄せされて運転を続けるのが危険な場合は、路上ではなく路肩に停車。ドアロックして絶対に外に出ないこと。危険を感じたならば、迷わずに警察へ通報すること。高速道路では、近くのサービスエリアなどに退避し、警察が来るまで待つこと▼ドライブレコーダーで証拠を残すのもいいが、スマートフォンなどの撮影で相手の怒りを増幅しないように注意。何よりも一人一人が心に余裕を持ち、安全運転に心掛けることが必要である。