平成29(2017)年 9月 1日 金曜日


  1. 「人口10万人維持」を 大牟田再生へ提言書 プロジェクト 3駅の周辺開発 少子高齢化対策 魅力ある街づくり 商工会議所
     大牟田商工会議所(板床定男会頭)は8月31日、大牟田市と同市議会へ「大牟田再生に向けた人口減少対策に係る提言書」を提出した。「大牟田3駅プロジェクト」「少子高齢化対策プロジェクト」「魅力ある街づくりプロジェクト」の三つを柱に、「人口10万人維持」を目指す。

  2. 伍位軒 すごいね 高品質と後継者育成 ミカン栽培に集落結集 カンキツ全国大会 産地視察団が驚嘆 みやま
     伍位軒のミカン、すごかばい―。みやま市山川町の伍位軒地区に8月31日、第60回全国カンキツ研究大会の産地視察団が訪れた。九州や関東、関西の生産者ら約400人が高品質ミカンの栽培、後継者育成などで脚光を浴びる同地区の取り組みを見学。住民が一丸となって整備した園地や農道などを見て回り、人口100人ほどの中山間地の村に人がどっと押し寄せ、あふれた。

  3. 昇開橋フェスティバル アカデミー公認映画祭 オールナイト 音楽ライブと温泉も 16、17日 大川
     国際映画祭と音楽ライブ、温泉が一度に楽しめる「昇開橋フェスティバル2017」が16日から17日にかけて、大川市向島の大川昇開橋温泉で開かれる。野外に会場を設置し、映画祭の「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF)」では、短編映画約60本をオールナイト上映する。


     台湾の台北などで開催された第29回ユニバーシアード競技大会で、フェンシング女子サーブル団体が優勝。メンバーの1人で大牟田市出身の高嶋理紗選手が本社を訪問、金メダル獲得を報告した▼来訪の連絡を受けていたので、フェンシングについて下調べをしておいた。中学時代に友人の兄が大学のサークルでフェンシングをしていたので、剣を持たせてもらい、構えを教えてもらったことがある。だが競技の中身は皆目分からない。オリンピックの中継でも、内容を知らないので真剣に見たことはなかった▼フェンシングは、ヨーロッパ発祥の剣術。剣は長さや重さなどの違いで「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種類があり、それが競技の種目名になっている。フルーレは、手足を除いて背中を含む胴体が有効面となる競技。エペは、頭の先からつま先まで体の全身が有効面となる競技。共に攻撃は突き≠セけ▼サーブルは、両腕と頭部を含む腰から上の上半身全てが有効面となる競技。攻撃は、突きも認められるが切る≠フが主体。他の二つと違うのは、騎兵隊の剣技から発達した競技のためであり、馬を傷つけるのは不名誉なことだから▼成功への早道を説いた漢詩に「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」がある。武術とは違う視点を説いているのだが、目的達成のためには奇策も良しとする考え。それからするとフェンシングは、武士道に通じる競技のようにも思えてくる▼郷土出身選手の活躍を応援するとともに、これからはフェンシングも興味を持って見ることができそうだ。


平成29(2017)年 9月 2日 土曜日


  1. 大牟田に大学院開設 帝京大学 診療放射線人材育成へ 来年4月
     帝京大学は1日、福岡医療技術学部がある大牟田市岬町の福岡キャンパスで、平成30年4月に大学院保健学研究科を開設すると発表。診療放射線科学専攻の博士前期課程(修士課程)と後期課程が設けられる。診療放射線科学分野の大学院開設は九州の私立大学で初めて。同学部でも最初の大学院になる。

  2. オスプレイ 安全性に懸念 市議会特別委 論点整理案で質問 柳川
     柳川市議会オスプレイ等の配備に関する調査特別委員会が8月31日に開かれ た。市担当課から「佐賀空港へのオスプレイ等の配備計画に関する柳川市の論点整理について」の素案から案とした修正箇所について説明を受けて、委員からは「パブリックコメントを受けて修正した箇所はあるか」「最終的な判断はあるか」などの質問があった。

  3. 海の安全情報迅速に FMたんとと協定結ぶ ラジオで伝える 三池海上保安部
     三池海上保安部(森信和久部長)は1日、FMたんとを運営する有明ねっとこむ(糸永一平代表取締役社長)と「有明海安全安心ホットラインに関する協定」を結んだ。今後、海の安全に関する情報を迅速に地域へ伝えていく。


     横断歩道の脇に1人の高齢男性。その姿を数十b手前の走行中に見つけた。手を上げるわけでもないので「誰かの迎えかタクシーを待っているのではないか」と速度をある程度落としながらも通り過ぎようと考えていた▼すると、その男性は急に持っているステッキを振り上げ迫ってくる自動車を制するポーズをとった。そして途端に横断歩道を渡り始めた。唐突ともいえる行動。「横断歩道に歩行者がいるんだから、あなたが止まりなさい」と言うかのように▼ここは信号のない横断歩道。歩行者の立場で考える。「いつまで待ってもドライバーは止まってくれず、自分らを渡らせてくれない。これなら横断歩道を設置している意味がないではないか」と▼この声は歩行者の正直な気持ち。交通安全は「お互いさまの精神」で成り立っている。取材先への運転中に最近、そのことを相次いで実感した。お互いが相手のことを思いやっていれば、交通事故は、かなり減らすことができよう▼ステッキを振り上げた勢いで横断歩道を渡る男性に、向こう側から走ってきた自動車は急ブレーキ。男性は何事もなかったかのように、威張ったような態度で歩き去った。とにかく、事故に遭わないで良かった…▼プールの前の緩やかなカーブの4車線道路。向こう側の駐車場から孫2人と一緒に浮き輪を持って渡る初老男性。近くの横断歩道ではなく、何もない場所を孫と話しながら笑顔で渡る。右左に目を配っていない。秋の交通安全運動はもうすぐ。事故防止の鍵は「思いやり」だと思うが。


平成29(2017)年 9月 4日 月曜日


  1. 38機関が防災訓練 住民が液状化や消火器体験 大牟田
     防災力の向上などを目的に、平成29年度大牟田市総合防災訓練が3日、同市大牟田中央小学校と笹林公園で開かれた。参加した38機関は対策本部運営や情報伝達、救出救護訓練などを通して災害時の互いの連携を強め、住民らも日頃からの備えの大切さを再確認した。

  2. 住民の生命 財産守る 有明広域行政組合 消防職員24人を表彰
     有明広域行政事務組合(代表理事・高嵜哲哉玉名市長)の消防職員平成29年度定期表彰式が1日、玉名市築地の消防本部で行われ、勤続20年11人と勤続10年13人の計24人が表彰された。

  3. 筑後の作家 表現多彩に 彫刻家展開幕 24日まで 九州芸文館
     筑後市津島の九州芸文館(津留誠一館長)が主催する筑後の彫刻家展が2日、同館でスタートした。近代から現代にかけて活躍する筑後地区に縁のある作家約50人から約150点が出品。多彩な表現で来場者の目を楽しませている。24日まで。


     「7月8日、クマゼミ鳴く」。「8月28日、セミ鳴かず」。自宅前のケヤキの木を観測ポイントとして、セミが鳴き始めた日と鳴かなくなった日を、手帳に特記事項として書き記している▼この木はクマゼミ専用住宅のようだ。クマゼミの鳴き声はけたたましい。しかも「ワシ、ワシ」と威張っている。鳴き始めを耳にしてから、2週目くらいで大合唱に。ケヤキの下を通ると、空気が震え大音響となり体に響いてくる。メスは鳴かないので、何百匹もいるのではないかと思ってしまう▼セミは、成虫になってから1週間ほどしか生きない―と学校で習った記憶がある。実際は、うまく生きれば1カ月ほど寿命があるらしい。根を張る木の樹液しか餌としないため、捕獲して飼育しようとしても、すぐに死んでしまう▼セミの本当の寿命は長い。卵は樹木の皮などに産み付けられ、ふ化した幼虫は地中に潜る。幼虫の期間は種類で異なるが、クマゼミが5年、アブラゼミが2〜4年といわれている。こうなると昆虫の中でも長寿の部類になりそう▼幼虫として生涯の大半を暮らし、子孫を残す目的のため、地上に出て成虫となる。あの、けたたましい鳴き声は、異性を引き寄せるための最大のアピールだといえよう▼子どもの頃は、競うようにセミ取りに興じて、虫かごをいっぱいにした思い出がある。だが今どき、そんな光景はほとんど目にしない。ウルトラシリーズのバルタン星人は、セミがモデルであることなど、今の子どもたちの関心事ではない。静かになったケヤキの下で、思いにふける。


平成29(2017)年 9月 5日 火曜日


  1. 現施設隣接地に建設 新病院 用地取得と造成10億円 市の実質負担額80億円 浅田荒尾市長が表明
     荒尾市の浅田敏彦市長は、4日開会した市議会9月定例会本会議の冒頭、新市民病院建設地について「現在の市民病院に隣接する市道沿いの高台にある民有地を取得して建設する」と表明した。

  2. 健康な職場に 全国労働衛生週間 推進大会スタート みやま・柳川・大牟田で
     平成29年度全国労働衛生週間推進大会が4日、みやま市商工会館で開かれた。講演などを通して、健康と安全を保ちながら職業生活を送れる「健康職場」づくりの必要性を再認識した。

  3. 死亡事故 県内ワースト1 8件発生―大牟田警察署管内 夜間の通行 注意を
     大牟田市内で交通死亡事故が相次いでいる。大牟田警察署管内の今年の交通死亡事故件数は8件で、4日現在、福岡県内の35警察署の中でワーストワン。同署はこれ以上の死者を出さないために、歩行者やドライバー双方に注意を呼び掛けている。


     高齢者や一般成人向けの市民講座が各地で持たれている。内容は多岐にわたるが平日の昼間にあるため、成人対象のものでも受講者の大半は高齢者。平均寿命が延び、仕事を辞めた後に過ごす日々も長くなった▼大牟田市で1日講師チャレンジ講座という企画が9月中に4回行われる。すでに人間関係をテーマにした1回目が終了。この後は16日に親子算数教室、19日に音楽での脳トレ、23日は九州に合った薫製づくりに関する講座が組まれている▼公募に応じた市民が講師になる。「私の学びをあなたの学びに」をうたい文句に、いずれも開催日の4日前まで市生涯学習課で申し込みを受け付け、定員を上回る応募があれば抽選。受講資格に制限のある回もあるが、興味のある方は問い合わせをしてみては▼高齢者の生きがいづくりなどを視点に、生涯学習の必要性が強調される今日。学びの場だけでなく、いろんな知識や技能を身に付けた人たちが、それを生かす機会も求められている。講座受講生による小学校での学習支援は、その一例▼そう言えば小学校の卒業文集でだったか、「いつの日も学ぶことを忘れずに」と担任の言葉が書かれていたのを思い出した。何十年も時を経てから記憶がよみがえり、年を重ねたことも実感させられた▼さまざまなことから何かを学び取り、微力ではあるが何かの役に立つ、誰かの心に刻まれることを願いながら伝えていく。多くの人がこの思いを共有すれば、みんなが支え合うことのできる社会実現に近づけないものか。肝に銘じたい。


平成29(2017)年 9月 6日 水曜日


  1. 食欲の秋を先取り 「肉まつり」で100周年 マルシェも同時に 食堂組合など33店 大牟田
     大牟田市制100周年記念事業「秋の肉まつ り」が17日、大牟田市岬町のコメリパワー大牟田店駐車場で開かれる。イベントには33店舗が出店する予定。会場では肉料理を中心に胃袋≠刺激するさまざまな料理を販売し、食欲の秋を先取りする。ハンドメード作家によるマルシェも同時開催。

  2. 日独市民エネルギーフォーラム 市民が楽しく参加を 先進地の取り組み聞く みやま
     日独市民エネルギーフォーラムinみやまが4日夜、みやま市のまいピア高田で開かれた。ドイツからライン=フンスリュック郡を招き、再生可能エネルギー先進国の取り組みを聞いた。同郡で必要なエネルギーの2倍以上を地域内で生産し、余剰分を輸出するなど先進事例を学んだ。

  3. オスプレイ論点整理を提出 佐賀県と九州防衛局へ 柳川市
     柳川市は「佐賀空港へのオスプレイ等の配備計画に関する柳川市の論点整理」を4日、佐賀県と九州防衛局に提出。受け取った佐賀県の落合裕二部長はオスプレイのオーストラリアでの事故などに触れ、引き続き説明を求めていく、柳川市とは環境保全合意書を結んでいることや情報共有、ILS(自動着陸誘導装置)設置は引き続き国交省に伝える、と返答したという。


     大牟田、柳川、みやま、荒尾、南関、長洲の4市2町で構成する有明圏域定住自立圏推進協議会が開かれた。それぞれが抱える問題や圏域全体で取り組む課題について意見交換が行われた▼定住自立圏とは、近接する自治体が相互に連携協力し、「定住」に必要な生活機能を圏域全体で確保し、魅力ある地域をつくることで、人の定着を図るのが狙い。総務省が推進している▼有明圏域は、大牟田市が中心市となり、2010年に柳川、みやま両市と協定締結。13年に熊本県側が加わり、今の組織構成となった。幅広い分野の連携を目指しており、会合では取り組みごとの成果指標を設定することも協議された▼さらに今回は、具体的な課題が数多く出されたことが意義深い。まず有明海の再生について、長洲町が行っているフルボ酸鉄シリカ資材が干潟改善に効果を挙げているため、荒尾市も実証実験に入るという。互いにデータの擦り合わせを行うなど、宝の海を取り戻すきっかけにしてもらいたい。圏域内で取り組む課題として、この他に婚活事業や職員交流、有害鳥獣対策など具体的な課題が話し合われた▼柳川市からは、柳川藩初代藩主の立花宗茂とァ千代姫を主人公とする大河ドラマ招致活動への協力も呼び掛けられた。大牟田の三池藩とは兄弟藩であり、長洲町にはァ千代姫が一時居住した縁もある。ドラマ化が実現すれば、多大な経済効果が予想される▼地域の無駄をなくし効率よく魅力ある圏域を創造するために、関係自治体の連携で一つ一つを実行に移してもらいたい。


平成29(2017)年 9月 7日 木曜日


  1. "元気な筑後を次世代に" 中村市長 出馬表明 市議会一般質問で
     筑後市の中村征一市長(75)が6日、11月に予定されている市長選挙への出馬を表明した。同日の市議会定例会一般質問で議員の質問に答える形で述べた。中村市長は「8年前に元気な人口5万人の市を目指し、これまでかじ取りをしてきた。徐々に成果が見えている中、市をもう一段パワーアップさせ、元気な筑後を次の世代につなぐ最後の仕事をしたい」と3期目への意欲を話した。

  2. 琴奨菊寄付金でまわし 全19小学校へ124本 柳川
     柳川市出身で大相撲の琴奨菊関からのふるさと納税金を活用して作られたまわし124本が5日、同市役所で贈呈された。市内全19校に贈られたもので、代表して琴奨菊関の母校である東宮永小学校の6年生4人が受け取った。

  3. よかまちGoodプロジェクト 中高生5チームが提案 1次審査 FMたんとで 荒尾
     荒尾市は、中高生からまちづくり活動のアイデアを募る「よかまち荒尾Goodプロジェクト」の1次審査を、FMたんとの生放送・再放送を通して行い、聴取者から投票してもらう。


     大相撲関取の琴奨菊関が本場所で勝つたびに1万円を寄付している「ふるさと納税金」を活用して、柳川市は市内の全小学校にまわしを贈った。同市大和町で毎年11月3日に第10代横綱雲龍を顕彰して記念の少年相撲大会が開かれている。その大会へ向けて活用してほしいという▼琴奨菊関は柳川市の東宮永小学校時代に雲龍少年相撲大会に出場し、連覇を達成。そのこともあり、この大会には思い入れが強く、昨年は新しい優勝旗も寄贈。また、賞品として子どもたちに人気のある自転車なども提供している▼ふるさと納税で、琴奨菊関は1勝するごとに1万円。2015年の5月場所から始め、これまでトータルすると98万円を贈呈。各場所で一番思い出に残っている取組を書いた懸賞袋に入れて、柳川市に届けている▼昨年の初場所では初優勝を飾り、大関として横綱昇進も視野に入れていたが、膝のけがもあり、現在の番付は前頭筆頭▼父親の菊次一典さんは「この前、実家に帰ってきて家族に『気持ちは切れていない。もう1回優勝する』と言っていた」と明かした。また、本人から電話をもらったという金子健次市長は「地元である九州場所では再度、三役に返り咲いて」との希望を示した▼昨年の雲龍少年相撲大会には、柳川市内全部の小学校19校から出場があった。すでに全小学校でまわしは303本保有しており、今回、新たに124本が配布され、427本になった。多くの人たちがこの大会で活躍して「第二の琴奨菊」が誕生することを願っている。


平成29(2017)年 9月 8日 金曜日


  1. 有明海沿岸道路 16日開通 テープカットやウオーキング、物産展も 三池港―大川東23.8キロ
     有明海沿岸道路徳益IC(インターチェンジ)〜柳川西IC間(4・5キロ)は16日に開通する。開通を記念して式典やテープカット、パレードが行われ、同道路建設促進福岡県期成会は同日、ウオーキングと物産展を催し、開通を祝う。一般車両が通行できるのは午後4時から。

  2. 子ども未来基金 寄付金第1号 30周年の桜ゆりかご会 荒尾
     荒尾市が今年7月に創設した「荒尾子ども未来基金」への初めての寄付金が7日に贈られた。同基金へ第1号寄付をしたのは同市内の女声合唱団「桜ゆりかご会」(松島真智子会長)。8月に開催した創立30周年記念コンサートの出演者や聴衆らから集めた21万円余りを「荒尾の未来を担う子どもたちのために役立ててください」と浅田敏彦市長に託した。

  3. 息合わせ訓練成果披露 大川、筑後で消防操法大会
     消防団員が訓練の成果を競い合う操法大会が、大川市と筑後市であった。それぞれ家族や仲間の団員が見守る中、出場選手が息の合った動きで、見事な放水技術を披露した。


     筑後市議会に、担当記者が定例会本会議の撮影許可を求めたところ断られた。報告を受けて、「なぜ」と絶句してしまった▼経緯について、議会事務局長に直接確認した。記者からの要請を受け、議長に伺いを立てた上で「前例がなく慣例に従った」として許可をしなかったという。さらに「質問のやりとりに集中したい。撮影されていると思うと、議論への集中が途切れてしまう恐れがある」と▼「撮影は議員席側に入り込んで行うものではない。傍聴席からの撮影だ」に対しては、「撮影されていると意識してしまうので思わしくない」という。議員の皆さま方はそんなにデリケートなのか▼では、インターネット中継で生放映されていることについては意識しないのだろうか。市役所玄関ロビーやサンコアでテレビ放映され、自宅のパソコンで市民は見ているのに▼国会でも、県議会でも、近隣の市町議会のどこでも、報道各社の撮影を許可している。7日付有明新報有明筑後版1面では、みやま市議会の記事に議場内写真を添えているが、筑後市議会の記事に写真はない。中村征一市長が3期目を目指し議場で出馬表明したが、その生の表情を読者に伝えることはできなかった。「筑後市と市議会はまだ報道慣れしていない」というのが新聞、テレビ各社の評である▼議場内撮影を認めなかった今回の対応は納得できない。議会事務局長は「議会運営委員会で協議してもらうようにしたい」と返答。前例や慣例に縛られていては、人口減少し衰退する地方の自治体は立ち行かなくなる。


平成29(2017)年 9月 9日 土曜日


  1. 大牟田市動物園 利便性と魅力向上へ 駐車場確保 トイレ改修 絵本美術館 中尾市長ら答弁 来年度から整備方針
     来園者が年々増加している大牟田市動物園について、市は8日に開かれた市議会定例会で、2018年度から施設整備を進めていく考えを示した。喫緊の課題≠ニされている駐車場不足の解消をはじめ、トイレの改修や絵本美術館の設置などについても検討を進め、利便性と魅力の向上を図る。

  2. 有明海再生へ向け講演会 コウノトリの郷に学ぶ 豊岡市長から環境政策聞く 柳川
     森里川海のつながりを復活させることで、有明海をよみがえらせ次代につなぐための知恵と思いの共有の場として、有明海再生講演会「コウノトリの郷に学ぶウナギの郷づくり」が17日午後1時から同3時まで、柳川市民会館で開かれる。有明海再生講演会実行委員会の主催で、参加は無料。

  3. 月見ヨガ、大豆ランチ・・・ シアワセ女旅 参加募る 筑後
     20歳代から40歳代の女性をメインターゲットにした体験型観光プログラム「ちくごシアワセ女旅2017」の秋のプログラムが、募集を開始した。「恋のくに」として地域おこしをする筑後市ならではの魅力を発信。お月見ヨガ、日本庭園でお茶の体験講座、大豆を使ったおもてなしランチなどの企画が組まれ、プロジェクト委員会は「女性たちが女性目線で企画しました。ご夫婦や女性1人で参加される方も多くいらっしゃいます。多くの方に参加いただければ」とPRしている。


     きょう9日は五節句の一つ「重陽の節句」。陰陽思想などにおける縁起の良い奇数の極である「9」が重なることから重陽と呼ばれる。めでたい日とされ、邪気を払い、不老長寿を祈願したという▼古来から奇数は縁起が良く、偶数はそうではないと考えられてきた。そのため、奇数が重なる日を祝ったのが五節句の始まり。五節句は江戸時代、今でいう祝日に定められていた▼ちなみに、「重陽」以外の節句は1月7日の「人日」、3月3日の「上巳」、5月5日の「端午」、7月7日の「七夕」。植物との関わりも深く、人日は七草、上巳は桃、端午は菖蒲、七夕は笹の節句ともいわれ、生活と深く関わってきた▼これらは、中国から平安時代に伝わったといわれる。そして重陽の節句といえば菊。というのも中国ではその昔、菊が不老長寿の薬草といわれていたことから、花を使って長寿を祈願していた。しかし、旧暦から新暦へと移り、季節が合わなくなったことから、少しずつなじみが薄いものになってきた▼その代わりといってはなんだが、さまざまな団体が9月9日を記念日としている。当時の厚生省は1982年に「救急の日」を制定。日本占術協会は1999年に、この日を「世界占いの日」としている▼そういえば、9日は世界情勢を騒がせているあの国の建国記念日でもあるとか。国のトップは「退屈しないように、これからもプレゼントを贈り続ける」と言っていたようだが、頭の上を物騒な物が飛び交うような事態はご免被りたい。どうせこの日に贈るなら、核などではなく菊を。


平成29(2017)年 9月 10日 日曜日


  1. いくつになっても これからがスタート 三浦雄一郎さん語る 健康づくり市民大会 "夢や目標を" 大牟田
     第40回大牟田市健康づくり市民大会が9日、大牟田文化会館大ホールで開かれた。プロスキーヤーで、エベレストへの挑戦をし続けてきた三浦雄一郎さんが講演。「いくつになっても、これからスタートと思えば元気になれる」などの言葉に会場を埋める人たちが聞き入った。10日午前9時から午後2時まで、同会館で「大牟田みんなの健康展」と「健やか住みよか食育フェア」がある。

  2. 元気に長生きしてください 荒尾市敬老大会と長洲町敬老会 高齢者たちへ感謝
     荒尾市と同市老人クラブ連合会主催の同市敬老大会と玉名郡長洲町主催の同町敬老会が9日、それぞれ開催。これまでの郷土の発展に尽力してきた人たちに感謝の意を表し「これからも元気に長生きしてください」と激励した。

  3. 児童がプログラミング コンピューター使い何ができるか 柳川市教委 小学校で教育公開
     柳川市教育委員会は9日、柳河小学校で「地域ボランティア(シニア、主婦など)が指導するプログラミング教育」を公開した。教育関係者や保護者なとが訪れ、児童たちのコンピューターを使ったプログラミング教育現場を見た。


     「うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川 夢は今もめぐりて 忘れがたきふるさと」。説明するまでもないが、唱歌「ふるさと」の1番の歌詞。いつ聞いても何度歌っても心が洗われる。日本人の原点がそこにある▼荒尾市の女声合唱団「桜ゆりかご会」創立30周年記念コンサートのフィナーレには出演者全員がステージに集い、会場に詰め掛けた聴衆と一緒にこの歌を全員合唱し、ムードは最高潮。音と一緒に心も合わせるコーラスの魅力を味わった▼現メンバー55人の平均年齢は74歳。大ホールに響き渡る歌声、はつらつとした笑顔を見ると、とてもそんな年齢構成には見えない。若さの秘訣は、やはりコーラスか。こちらが元気をもらっている気がする▼発会間もないこの合唱団の練習会場へ取材に訪れたことがある。単純に引き算すると当時の平均年齢は44歳になるが、皆さんは、もっと若かったように思う。小学校PTA母親部会コーラスが前身だという▼メンバーのうち役員8人が今度は市長室に現れた。会長の手には「子ども未来基金」と書かれた封筒。「子どもは地域の宝物、みんなで育む『人づくり』」を政策の3本柱の一角に掲げる同市の看板事業の一つが「荒尾子ども未来基金」で、この合唱団が第1号の寄付をした▼「童謡の温かさ、優しさを子どもたちに伝え、みんなで歌っていこう」が発会の趣旨。その思いを30年が経過した今も持ち続けている。「山は青きふるさと 水は清きふるさと」。この気持ちと郷土の美しい景観をずっと大切にしていきたい。


平成29(2017)年 9月 12日 火曜日


  1. 市長と高校生が討論 フォーラム 市政へ関心広げる 荒尾
     「荒尾の未来をみんなで考えてみませんか」をテーマに、荒尾青年会議所(前田和仁理事長)主催の「荒尾市政フォーラム」が10日、荒尾総合文化センター小ホールであった。市民約80人を前に浅田敏彦市長が市の「あらお未来プロジェクト」の取り組みを説明し「多くの市民の声を聞き市政を前に進めたい。市民の皆さんと行政などによる『協働のまちづくり』が大切。もっと市政に関心を持ってほしい」と呼び掛けた。

  2. 力合わせピザ作り 大牟田JC 桜の記念植樹も
     大牟田青年会議所(永川俊彦理事長)は10日、大牟田市上内の橘香園で2017年度「OMOIAIプロジェクト〜したことないことやってみよう!〜」を開催。小学4〜6年生の児童約30人が参加し、力を合わせながら窯作りから始めるピザ作り体験に挑戦。桜の記念植樹も行い思い出をつくった。

  3. 「生物の宝庫」身近に 絶滅危惧種が続々と 高校生ら観察 ヤベガワモチも発見 みやまの矢部川下流
     柳川市本町の伝習館高校生物部は9日、みやま市の矢部川干潟で環境学習会を実施した。堤防工事などを行う瀬口組の提案、協力により、同市高田町の干潟を観察。希少なヤベガワモチをはじめ、絶滅危惧種が次々に見つかり、「野生の生体は初めて見た」などと驚きの声が上がった。身近に「生物の宝庫」がまだ残されていることを喜んだ一方、環境保全の重要性をあらためて確認した。


     久留米市美術館で開催中のブリヂストン美術館収蔵作品展「じっと見る」を見てきた。ギリシャ陶器から国内外の近現代美術まで、石橋財団コレクションから選ばれた約130点が会場に並べられている▼会場の同美術館や石橋文化センターなどの施設は、同市出身でブリヂストン創業者の石橋正二郎が寄贈。1956年の会社創立25周年を記念し、約3万平方bの敷地に体育館や50bプール、ペリカン噴水、洋風庭園なども造られた▼後にプールの場所には美術館別館が建てられたが、昨年11月に改修して石橋正二郎記念館に一新、石橋財団から市に寄贈された。記念館として生まれ変わった同施設ものぞいた▼正二郎は17歳のときに家業の仕立物屋を継ぎ、足袋専業に切り替えてアサヒ靴の前身を創業。1921年に、足袋の底にゴムを張り付けた地下足袋の製造を始めた。この発明は、履物史上の革命といわれ、爆発的に売れた▼それに大きく関わったのが、三池炭鉱である。専用鉄道の電化が完成して、炭鉱電車が輸送の中心になったころ。黒ダイヤを求めてヤマに入る男たちの足元は、まだ布製の足袋やわらじだった。正二郎は、ゴム底足袋の試作品を千人余りの坑夫たちに実験として提供。坑内の上り下りに滑らず、仕事の能率が向上したと好評を得た。過酷な坑内の労働条件下でも対応できることが分かり、地下足袋が世に広まるきっかけとなった▼文化センター正門の壁面には「世の人々の楽しみと幸福の為に」と正二郎の言葉が刻まれている。その思いに触れた一日だった。


平成29(2017)年 9月 13日 水曜日


  1. 有明沿岸道路 開通祝う 中学生が橋名板を書写 徳益、三橋、柳川高架橋 16日開通 式典やイベント
     国土交通省福岡国道事務所は11日、16日に開通する有明海沿岸道路の徳益IC(インターチェンジ)〜柳川西IC間に建つ3カ所の新しい高架橋に橋名板を設置した。これを前に、柳川市三橋町藤吉の有明海沿岸道路出張所で「橋名板」設置式を開き、毛筆で橋名を書いた中学生たちに記念品を贈り感謝した。

  2. 栽培やPRに協力を "激辛"生産者が要請 大川
     大川市が新たな特産品として産地化を進めているトウガラシ「ブート・ジョロキア」の収穫が本格化。栽培する大川とうがらし研究部会員たちが11日、同市役所に倉重良一市長を訪問した。栽培方法の確立やPRに対して協力を要請し、「激辛のまちおこしに協力していきたい。調理や活用方法などを探り、販売と同時に提案していければ」と求めた。

  3. 新100歳58人、以上169人に 老人週間行事で記念品贈る 最高齢者 女性110歳 男性108歳 大牟田市
     「老人の日」(9月15日)を前に、大牟田市がまとめた高齢者の状況によると、65歳以上は4万1235人で高齢化率は35・3%=9月1日現在=となった。平成29年度中に100歳になるのは58人。人生トライアスロン金メダルと厚生労働大臣からの祝い状などを届け、長寿を祝福する。


     9月12日は「宇宙の日」だった。1992年に当時の科学技術庁と宇宙科学研究所が公募で制定した。宇宙飛行士の毛利衛さんが、アメリカのスペースシャトル「エンデバー」で宇宙へ飛び立った日に由来している▼ロシアでも、旧ソ連時代のガガーリンによる初の有人宇宙飛行を記念した「宇宙飛行士の日」があるという。宇宙に寄せる思い、星へのロマンに憧れるのは万国、万人共通なのだと実感させられる▼夏休みの思い出として、小学生から「星空観察会に行ったこと」と聞いた。たまたま取材で居合わせた観察会だった。夜でもあり親子の参加が目立ち、望遠鏡や双眼鏡で、この時季によく見える夏の大三角形、木星、土星などを探していた▼観察会では、空を眺めるだけで、星の細かい様子は分からない。だが多くの探査機が打ち上げられ、いろんな発見もある。最近では、国産の金星探査機「あかつき」の観察データから、金星赤道近くの大気中に周囲より速いジェット気流が起きているのが分かった、と公表されている▼人工の光があふれ、特に都市部では星が見えにくくなっている。その一方で、探査機やその技術の進歩により、星の謎がさらに解き明かされることだろう。見づらくなるのに実態が明らかにされるのは、何となく寂しい気もする▼満天の星空を眺め、俗世のことをしばし忘れたいと思うものの、その機会や場所がない。何事も同じだが、どちらも自分で捻出し、見つけねばならない。空気が澄んでくる秋の夜空を仰ぎ、宇宙の謎にも思いを巡らせたい。


平成29(2017)年 9月 14日 木曜日


  1. 「敬老の日」特別イベント 65歳以上が入園無料 大牟田市動物園
     大牟田市動物園(椎原春一園長)は「敬老の日」(18日)にちなんだ特別イベントを行う。16日から24日まで65歳以上の入園を無料とするほか、16日は60歳以上のための一日飼育員体験、18日は高齢動物ケアガイドを実施する。

  2. 商売繁盛や縁結びなど願い 荒尾の四山神社 福銭求めて参拝 こくんぞさん
     「秋のこくんぞさん」と呼ばれる荒尾市大島の四山神社(黒田明司宮司)の秋季大祭が13日に行われ、縁起物の「福銭」(五円玉)を求め、商売繁盛や縁結びなどを祈願する多くの参拝客でにぎわった。

  3. 10月28日 ギネスに挑戦しよう おにぎり握る人数で 子どもたちが 田植え収穫した米使う 山門JC
     山門青年会議所(石橋輝喜理事長)は10月28日、世界ギネス記録に挑戦する事業を行う。内容は、おにぎりを5分間で握った人数の記録に挑むもので、同JCは目標2千人を掲げ、参加者を募っている。石橋理事長は「個人も団体も地域みんなで一丸となり、地域の絆を深められれば。子どもからお年寄りまで多くのご参加をお待ちしています」と呼び掛けている。


     柳川市出身の力士、琴奨菊関が頑張っている。初日の豪栄道関、2日目の照ノ富士関と、立て続けに2大関を撃破。3日目には、今場所、横綱で唯一土俵に上がっている日馬富士関を、寄り切って土俵から押し出す初金星を上げた▼今場所の琴奨菊関が違って見えたのは、初日の豪栄道関との取組から。立ち合い前の仕切り直しの合間で、両関取のにらみ合いが少しの時間続いた。琴奨菊関は、あの細いまなざしながら、キッと見据えて視線を外さなかった。豪栄道関は、それにペースを崩されたようだ。琴奨菊関の気合勝ちである▼相撲の勝敗は、8〜9割が立ち合いで決まる。立ち合いをどのように行うか、仕切り直しのときに、頭の中で想像を巡らせる▼土俵中央の仕切り線の前で腰を下ろして蹲踞し、両手の拳をつけて臨戦態勢へと気持ちを持っていく。これが「仕切り」。行司が「時間です」と口上を伝えるまで、仕切りを繰り返すことを「仕切り直し」と言う。世間一般で使われているこの言葉は、ここから来ている▼制限時間は、階級によって違う。幕内力士は最長4分で、十両が最長3分。幕下以下は、一度きりの仕切りと決められている。土俵にまく「清めの塩」も、十両以上の力士に限られる▼その塩をまくスタイルで、一番目立っているのが琴奨菊関である。上体を天を仰ぐように反らす「琴バウアー」の後、大づかみした塩を勢いよくまき上げる。毎場所の星取を有明新報の紙面で報じているが、琴奨菊関本人も喜んでいる。今場所も、たくさんの白星を重ねてもらいたい。


平成29(2017)年 9月 15日 金曜日


  1. 田島さん、古賀さんが入賞 デザイン甲子園 国内外から力作331点 大川樟風高3年生 来月7日 表彰式 大川
     「デザイン甲子園」の愛称で知られる「全国高校インテリアデザイン展」の審査会が13日、大川市の大川産業会館であった。今回は初めて海外からの参加があり、いずれも大川樟風高校3年の田島早姫さんが市教育委員会賞、古賀永遠さんが大川インテリア振興センター理事長賞を受賞した。

  2. ジャー坊の認知度アップを ラッピング車が完成 グランプリに投票して 大牟田
     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」のイラストがラッピングされた公用車が完成。14日から本格的な運用が始まった。ジャー坊は現在、全国各地のご当地キャラクターが順位を競う「ゆるキャラ=グランプリ2017」にエントリー。今回のラッピングカーを活用してジャー坊の認知度アップや、同グランプリでの投票呼び掛けも図っていく。

  3. 14〜15人が出馬へ 長洲町議選 26日に告示
     任期満了に伴う玉名郡長洲町議会議員選挙が26日に告示される。定数14を超える立候補があれば10月1日に投開票が行われ、定数以内なら無投票。14人か15人が出馬する見込みだ。


     柳川市議会定例会一般質問は3日間行われた。計13人の議員が質問したが、そのうち2人が北朝鮮ミサイル発射に対する柳川市の対応を取り上げた。議員によると、市民が不安に思っているというのだ。関心は高いだろうが、自治体レベルでの対応は難しい▼北朝鮮はアメリカを敵視し、核や弾道ミサイル発射実験を続けている。核はすでに水爆実験にも成功しているというし、弾道ミサイルも米国に届くまでの能力のものを開発。このことから、アメリカと北朝鮮の戦争がいつ勃発してもおかしくない状況▼日本は唯一の被爆国で、戦争の放棄、平和国家をうたっている。とにかく戦争はしないということだが、日米安保条約を締結しており、同盟国のアメリカが最も近い朝鮮半島で戦争をするとなったら、知らん顔もできないのである▼北朝鮮は戦争になったら日本も攻撃目標にするといっている。そうなったら日本にミサイルが飛んできても不思議ではない。先日、ミサイルが日本の上空を通り、太平洋上に落ちたのには驚いた人も多い▼日本ではJアラート(全国瞬時警報システム)で国民にミサイル発射を知らせ、注意を呼び掛けることになっているが、ミサイルは発射されて10分程度で日本に到達。Jアラートの知らせから数分で爆発することになる▼数分では十分な避難はできない。それにコンクリートの建物や地下など身近にない人がほとんど。地方自治体の議会でも、北朝鮮ミサイルが話題になる。それほど、みんなが危機感を持っているということだろう。


平成29(2017)年 9月 16日 土曜日


  1. 有明海沿岸道路 きょう開通式 台風接近で物産展中止 4市が直結
     「有明海沿岸道路徳益IC(インターチェンジ)〜柳川西IC間(4・5キロ)の開通を記念する式典が16日に行われる。台風18号の接近が予想され、イベント内容など一部変更が出ている。柳川市三橋生涯学習センターで行われる開通式典は予定どおり実施する計画だが、テープカットやパレードなど屋外行事は状況などを見ながら判断。物産展は中止となった。【9面に関連記事】

  2. 祖父母とかかし作り "一緒で楽しかった" 柳川市矢ヶ部小
     「敬老の日」(18日)を前に、柳川市矢ヶ部小学校(末次幸一校長)で15日、敬老参観があり、4年生21人は祖父母らとかかし作りに挑戦。力を合わせて高さ2・5メートルから3メートルほどの3体を仕上げた。

  3. 郷土の文化芸術振興へ 三池中・三池高創立100周年記念 櫪友美術展に力作そろう 大牟田
     三池中学校・三池高等学校創立百周年記念櫪友美術展〜郷土大牟田を彩る美の道統〜が15日、大牟田文化会館で始まった。卒業生、在校生らが郷土の文化芸術振興への思いを込め、研さんの成果を披露している。18日まで。


     取材が終わると「持っていかんね」と、にっこり笑っておまんじゅうなどを渡されることがある。社会的通念を逸脱しない限り「ありがとうございます」と頂くことにしている▼イベントなどで食べ物が振る舞われることがあると「せっかくやけん、食べていかんね」と勧められることも多い。しかし、楽しみにして来ている人たちに行き渡らなければ意味がない。十分に余裕がありそうな場合、ごちそうになる▼食べ物を分けてくれようとするのは、特にお年を召した方が多い。なぜだろうと考えていたが、ある人と話をしている時に、気付かされたことがあった。「それはね、その人たちがとても苦しい時代を生きてきたからなのよ」▼戦中、戦後は、食べる物に苦労した時代。食料を分けるのは、命を分け与えることと同じ。厳しかったからこそ、分かち合う時代だったのだろう。その体験から、感謝の気持ちを表す手段の一つとして、食べ物を渡すという行動があるのではないか▼近年、食品ロス問題が叫ばれている。農林水産省および環境省の2014年度推計によると、日本では年間2775万dの食品廃棄物等が出され、そのうちまだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は621万dにも上るという▼飽食の時代。糖質を抑えるダイエットのために、回転すし店に行って、しゃりを残して上の刺身だけ食べる人もいるとか。信じられない。いくら時代は変わっても、食べ物は命をつなぐ物に変わりない。こんな時代だからこそ、あらためて食を考えてみてもいい。


平成29(2017)年 9月 18日 月曜日


  1. 有明海沿岸道路が開通 徳益IC〜柳川西ICも自動車専用道路に 大牟田、みやま、柳川、大川を直結 テープカットやパレードで祝う
     地域高規格道路・有明海沿岸道路徳益IC(インターチェンジ)〜柳川西ICの間4・5キロが16日、開通した。国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所と有明海沿岸道路建設促進福岡県期成会は開通を祝い、式典やテープカット・くす玉開き、通り初め、パレードを行った。沿岸道路は最初に開通してから10年で三池港ICから大川東ICまでの23・8キロがつながった。

  2. 短編映画と音楽ライブ 昇開橋フェス 家族連れら楽しむ 大川
     昇開橋フェスティバル2017が16日、大川市文化センターであった。台風接近のため、会場やイベントのスケジュールが変更されたが、国際短編映画祭あり、音楽ライブありのプログラムを、市内外から訪れた家族、友人連れらが楽しんだ。

  3. ホークスVセール始まる 監督背番号にちなみ 81円入浴券進呈
     福岡ソフトバンクホークスがパ・リーグ制覇を果たし、有明地域各地でホークス優勝セールが始まった。HAWKSベースボールパーク筑後のある筑後市でも、1軍の活躍を地元から盛り上げようと優勝を記念したセールやイベントが行われている。


     大牟田市制100周年記念事業の目玉の一つとして誕生した市の公式キャラクター「ジャー坊」。その知名度を上げて大牟田のPRにつなげようと、ゆるキャラ=グランプリ2017にエントリー。8月1日からインターネット上での投票が始まり、当初は5位の順位をキープする好スタートを切った▼しかし、現実はそう甘くはない。ジャー坊はじりじりと順位を落とし始め、今月16日現在で8位。この日はちょうど得票数が8万票の大台に乗った。日割り計算すると、1日の得票数は1700票余り。5位当時の得票数が1400〜1700票といわれていたので、当初から得票数はそれほど増えてはいない▼1位の「ちりゅっぴ」(愛知県)は21万票を超えており、1日の得票数が4600票以上。グランプリ開幕当初にトップを走り現在2位の「うなりくん」(千葉県)を、2万5千票ほど引き離す独走態勢に入っている▼「ちりゅっぴ」は愛知県知立市のPRを目的にエントリー。この1カ月ほどで急激に得票数を伸ばしたのは、隣接市が豊田市であり、トヨタ自動車関係者のバックアップが強いと言われている▼ジャー坊支援には、選挙対策本部が設けられている。だが得票数の伸びがない状況を見ると、組織戦は機能していない。ジャー坊の後ろ1万票圏内には、5体のゆるキャラがひしめいている。10位圏外に引きずり落とされるのも、時間の問題▼大牟田には、重化学コンビナートの大手企業を中心に数多くの企業がある。「まちPR」の御旗を掲げて、選挙戦を展開すべきである。


平成29(2017)年 9月 19日 火曜日


  1. 天ぷら油を燃料に 町内6カ所で回収 南関 公用車へ活用予定
     地球温暖化防止に貢献しようと、玉名郡南関町は廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料に精製する取り組みを始めた。町民以外も回収に協力でき、「これまで捨てていた物がリサイクルされ、環境にも良い。ぜひ、協力を」と呼び掛けている。

  2. ものづくり、CAD体験 中学生に特色アピール 大川樟風高
     大川市向島、大川樟風高校(大津雅博校長)の中学生を対象とした体験入学が17日、同校で開かれた。台風接近で延期されていたが、この日は青空が広がり、約120人が参加。ものづくりやCAD(コンピューターによる設計)などを体験してもらい、同校の特色をアピールした。

  3. 第2宝箱を建設 地域生活支援拠点に 柳川・みやま
     社会福祉法人たからばこ(恒吉清隆理事長)は柳川市三橋町蒲船津の国道443号沿いに第2宝箱(仮称)を建設する。すでに地鎮祭も行われ、来年3月末完成、2018年度運用開始を目指して工事が行われている。将来的には柳川市・みやま市地区「地域生活支援拠点等」になる見込み。


     「小高き山を染め抜いた 純白可憐な花の群れ 少女は山を駆け上り『春が来たよ』とおどりだす」「小さな羽を羽ばたかせ 遥かな海を越えてきた 姿美しシロチドリ 足取りかわいやシロチドリ」▼「ふるさと荒尾」の魅力をふんだんに盛り込んだ混声合唱組曲「あらお」が完成。団員挙げて作詞を担当した地元の混声合唱団ARAOは11月の創立50周年記念演奏会で初披露するため、練習に励んでいる。先日は作曲者を迎え、直接団員たちを指導した▼団員たちが郷土愛を込めて作った言葉に美しいメロディーを乗せたのは久留米市出身・在住の作曲家。管弦楽・吹奏楽・室内楽の編曲なども手掛ける音楽のプロフェッショナルだが、第一に考えたのは「ふるさとの情景」の表現▼「音楽的な技術を駆使して現代風に仕上げることよりも、この土地の人たちになじみ、親しまれることを考えて作曲した」という。組曲版「ふるさと」≠荒尾の人の思いを生かして作ったということか▼荒尾の地で暮らす人たちの思いは多種多様だ。市内や玉名郡市など熊本県内の出身者に加え、大牟田市や筑豊地方、鹿児島県最南端の与論島に祖を持つ人たちなどもいる。佐賀県や長崎県も近い。県や市町村というくくりにとらわれない郷土愛、郷土意識がそこにある▼組曲を構成するのは「荒尾干潟」「万田坑」「梨の花」「御田植祭」「のばらさん」「小岱山」の六つ。お祭りで奉納される歌や掛け声などの言葉や旋律も盛り込んだ。荒尾市内の人に加え、近隣の人たちの心にもかなり響くと思う。


平成29(2017)年 9月 20日 水曜日


  1. 1日1万人運動を始動 ジャー坊応援に心一つ 拳突き上げ連携誓う 大牟田
     市民の心を一つに―。ゆるキャラRグランプリ2017にエントリーしている大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」を官民挙げて応援しようと、「心をひとつに 1日1万人運動」が19日、スタート。同日は市役所正面玄関前で式典があり、ジャー坊を一つでも上位に押し上げようと、関係者約50人が拳を突き上げて連携を誓った。

  2. "困難"だった現地になぜ 浅田市長 「当時と状況違う」 新病院建設 荒尾市議会
     荒尾市議会9月定例会の一般質問が19日に始まり、最初に登壇した議員の冒頭から新市民病院建設問題についての質問が行われた。  多田隈穣議員(創生荒尾の会)は、建設地決定までの過程や今後の展望などについて取り上げ「新市民病院建設問題は収束に近づいたが、この結論にたどり着くまでのプロセスを精査しなければならない。疑問を払拭した時、初めて終結したといえる」とし、「困難」とされた現地建て替えがなぜ可能になったのかなどを聞いた。

  3. ちょうちん手に"わっしょい" 千燈明祭 筑後市溝口 豊穣など祈願
     筑後市溝口、竈門神社の千燈明祭が18日夜、同神社で開かれた。締め込み姿の小学生らがちょうちんを手に「わっしょい、わっしょい」と駆けて矢部川で身を清め、やぐらに取り付けられた灯明に点灯。幾多の光が夜空に輝き、五穀豊穣や無病息災などを祈願した。


     玉名郡南関町が、家庭から出る天ぷら油の回収を始めた。集めた廃食油をバイオディーゼル燃料(BDF)に精製し、町内でごみ収集するパッカー車などに使用。地球温暖化防止に貢献するのが狙い▼BDFは、動植物油を原料に製造する燃料のこと。ディーゼルエンジンを稼働させる軽油の代替えになる。国内では、リサイクルの観点から植物油、主に廃食油を原料として作っている▼ガソリンや軽油、灯油などの化石燃料は、製造する過程や燃料として利用するときに二酸化炭素を排出。地球温暖化の原因になっている。一方、BDFは燃焼時に化石燃料と同じく二酸化炭素を排出するが、原料の植物が成長する際に光合成で二酸化炭素を吸収しているため、大気中の二酸化炭素の量は増やさない▼このためBDFの利用は地球温暖化対策に有効だとして、京都議定書はBDFの燃焼で排出された二酸化炭素について、温室効果ガス排出量をゼロとみなしている▼南関町は、熊本いいくに県民発電所の寄付金を活用して廃食油回収事業を行う。町役場や南の関うから館など、町内6カ所に回収ボックスを設置。月1回、業者が熊本市内の精製工場へ持ち込む。精製された燃料は、ごみ収集パッカー車の一部に使用。「排気口から天ぷらの臭いがしたらBDF車両です」とアピールしている▼今回の取り組みは、庁内の周知が行き渡らずに事業実施を知らない職員もいたという。いいことは大いに進めてもらいたいが、灯台下暗しでは町民にも伝わらない。庁内外に徹底した呼び掛けが必要だ。


平成29(2017)年 9月 21日 木曜日


  1. 議員定数 削減方針へ 人口減少と財政難で 定数1減に 25日特別委採決 柳川市議会改革
     柳川市議会改革特別委員会が20日、同市役所委員会室で開かれ、議員定数について、熊井三千代委員長が定数(二二)から1削減を提案。この日は2議員が欠席していたことから、採決は全員がそろう25日に行い、現在、開会中の9月定例会最終日の26日に提案するとしている。

  2. 甘い秋冬の味覚 全国へ 出発式で園児ら見送る 山川みかん 出荷スタート JAみなみ筑後
     JAみなみ筑後(乗富幸雄組合長)による山川みかん出発式が20日、みやま市山川町立山の同JA山川選果場で行われた。今シーズンの露地ミカン出荷がスタート。甘酸っぱい秋冬の味覚がトラックに積まれて全国に向けて出荷され、地元の園児たちが「いってらっしゃい」などと旅立ちを見送った。現在は極早生ながら糖度の高さが魅力の「早味かん」の出荷が始まり、10月中旬には主力の早生ミカンの出荷が始まる。

  3. 新病院建設で 「不退転の決意」ただす きょう4人質問 荒尾市議会
     荒尾市は「新病院建設地説明会」を10月10日から市内10会場で開催する。同市の浅田敏彦市長は市議会9月定例会初日(今月4日)の本会議冒頭で新市民病院の「現地建て替え」を表明しており、21日まで行われる同定例会一般質問を経て、新市民病院建設問題は新たな段階に入ることになった。


     地元で言えば三池初市の初市手形、こくんぞさんの福銭がなくなったようなものだろうか。博多三大まつりの一つとされる筥崎宮放生会(12〜18日)名物のおはじきセット販売が、今年から中止されていたのを知った▼博多人形師が作り、災厄をはじくとされる縁起物。1980年にお目見えしたという。放生会には、それから数年後に一度行ったことがある。残念ながら購入しなかった。こうなるなら持っておけばよかったと、今さらながら思っている▼初日に1箱3千円で1200箱出るだけの少量販売。近年人気が高まって、購入希望者が徹夜で並んだり、高値でネット取り引きされるなどトラブルや問題も出ていたという。年間を通して買うことのできる新たな縁起物作りが検討されているようだ▼地域活性化策としてまず語られるのが、来訪者を呼び込み、観光振興を図ること。もちろんこの有明地域も例外ではない。大きなイベント集客に関しては、駐車場確保などの課題が論議される例もあるが。当然ながら受け入れをスムーズにすることが求められる▼人を集めて人気があるものを作り出すことはできても、次の課題が浮上することを放生会が証明したとも言えないか。ネットなどで、すぐに多くの人へと情報が拡散する今日。おはじきセットにもその恩恵、負の側面が両方あったのだろう▼例えば世界遺産などPRをどうするかがクローズアップされがちだが、成功したら次に何をすべきか。そこまで考えるのは難しい。しかし、やっておくべきことだと感じさせられた。


平成29(2017)年 9月 22日 金曜日


  1. 新病院建設 1歩前へ 定例会一般質問 議会も「一丸で」と 荒尾
     荒尾市議会9月定例会の一般質問2日目の20日は、「夜間議会」、同3日目の21日は通常どおり行われ、計7人が登壇。このうち5人が新市民病院建設問題を取り上げた。19日の1人を含め6人に上り、浅田敏彦市長が表明した「現地建て替え」に異論を唱える意見はなかった。新病院建設問題は、また一歩前に進んだもようだ。

  2. 議会と対立 表面化 市長へ辞職勧告決議可決 3選阻み候補擁立か 筑後
     筑後市議会定例会最終日の21日、緊急動議で中村征一市長に対する辞職勧告決議案が提出され可決された。中村市長の議会への姿勢や市政運営を疑問視して即刻辞職を求めるもの。中村市長と市議会の対立が表面化する形となった。市議会では、11月の市長選に向けて議員内外から対立候補を擁立する方向性という。

  3. 議長に不信任案 動議提出後 取り下げる みやま市議会
     みやま市議会定例会最終日の21日、同議会の壇康夫議長に対して「情報公開をし、透明性を高めるとした公約の違反、議員報酬削減に関わる発議の不履行」を理由に不信任案の動議が出された。


     9月15日は「老人の日」。そして今年は18日が「敬老の日」。これが、しっくりとこないところが、年齢に関係なく、その領域に入っているのかもしれない▼1963年老人福祉法によって「老人の日」が定められた。66年には国民の祝日に関する法律(祝日法)で「敬老の日」に改められた。お年寄りを敬い、その長寿を祝うために、祝日となり学校や会社は休みになった。学校で、先生からそう教わったような気がする。それが長年、身に染みついている▼ところが、ハッピーマンデー制度とやらで、祝日法が改正され、2003年に「敬老の日」は「老人の日」から離脱。9月の第3月曜日へと曜日主導型になった。もう十数年も前のことなのに、いまだに慣れない。関係する記事が出たとき、担当記者に聞き直す始末だ▼大牟田市のまとめによると、65歳以上は4万1235人(9月1日現在)。高齢化率は35・5%で、3人に1人以上になっている。17年度中に100歳になるのは58人。これを含めて100歳以上は169人(男24人、女145人)▼いまや超高齢化社会である。少子高齢化の社会を維持していくには、高齢者の活躍にかかってくる。企業は65歳への定年延長あるいは廃止も模索している。健康を維持していくこと、働ける限りは働き続けること。それが医療費の削減や介護、年金など若い人への負担軽減につながる▼「老人の日」「敬老の日」は、先人の生き方を学び、後に続くものがどのように生きて、この高齢化社会を維持していけばいいのか―を考える日でもある。


平成29(2017)年 9月 23日 土曜日


  1. 世界高校生サミット 柳川高国際科3年生が実行委 各国の職業事情学ぶ 講演や意見交換で
     柳川高校国際科世界高校生サミットが22日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」大ホールであった。同校生徒、学校関係者、保護者、住民たちが来場し、会場はほぼ満員。「Evolution〜世界の変革から発展した職業〜」をテーマにプレゼンテーション発表、御花社長の立花千月香さんによる講演、各国代表によるパネルディスカッションが行われた。

  2. 筑後市長選 西田副市長が辞職 市議会支持で出馬へ 無投票一転激戦か
     筑後市の西田正治副市長(60)が22日付で辞職。11月の同市長選に出馬する意向を示した。中村征一市長と対立する市議会の支持を受けての出馬となる。西田氏は「議会との混乱を正常化しないと市民のためにならない。4年連続単年度収支赤字なので財政健全化を図りたい」と話した。当初、無投票と見られていた市長選だが、一転して激しい選挙戦となりそうだ。

  3. 大蛇山振興会 まつりの安心安全に感謝 伝統ある祇園六山 集合写真パネル贈る 大牟田
     おおむた「大蛇山」まつり振興会(会長・中尾昌弘市長)は22日、大牟田警察署と大牟田市消防本部に祇園六山の集合写真パネルを贈った。伝統と格式ある6基の大蛇山が一堂に会した写真パネルは観光プラザなどでも見ることができる。


     柳川市議会は議員定数削減の方向だ。議会改革特別委員長は1削減を提案。特別委員会で採決という形によって決まれば、開会中の定例会本会議に提案される▼議員定数は人口減少が進む地方自治体では問題となる。それに自主財源が乏しく、国、県の依存財源が大きな割合を占めるところにとっては議員への報酬や議会運用費を削れるのは大きい▼柳川市の議員定数は22。1市2町で合併して誕生した新市であり、合併直後は旧市、町の議員が全てそのままだったことから、多いなと感じたものである。それが大幅に削減されている▼合併してから、12年以上が経過。この間、人口は毎年700人前後減少しており、現在は6万7千人ほど。さらに財源については合併特例債が活用できることで、なんとか環境整備ができているものの、特例債は2020年がタイムリミット。その後はどうするのか、厳しい予想がされている▼議員は行政の監視役とともに、政策に提言でき、その役割は重要。選挙によって市民から選ばれるもので、いわば市民の代表。そのことを考慮すると多くの議員がいたほうがいいのだが、人口減少と財政難となると、削減もやむなしとなるのであろう▼柳川市は定住策など打ち出しているが、人口増加の見込みは厳しい。なんとか歯止めがかかればよいが、難しい状況。財源についても不安視される。現議員の任期は18年10月20日まで。任期満了に伴う選挙では新しい定数での実施を目指している。議員定数に関しては市民も関心が深い。


平成29(2017)年 9月 25日 月曜日


  1. ふわっと空から一望 バルーンフェスタ 300人が熱気球搭乗 夜間係留も幻想的に 大牟田南RC
     大牟田南ロータリークラブ(森田敏靖会長)主催の「ドリーム・バルーンフェスタ」が23日、大牟田市諏訪公園で開かれた。約300人が熱気球に乗って、空から市内の風景を一望。夜は大牟田で初の「ナイトバルーン」も行われ、幻想的な光景を楽しんだ。

  2. 母のふるさと支援 九州北部豪雨被災地へCD売上金 南関町出身ピアニスト 北村さん 協力に感謝
     玉名郡南関町出身のピアニスト、北村明日香さん(30)が21日、九州北部豪雨で甚大な被害を受けた朝倉市に義援金を贈った。北村さんのファーストCDの売上金全額など123万560円で、「ここまで大きな金額になるとは想像していなかった。全国の人たちに協力してもらい、本当にありがたい」と感謝していた。

  3. グルメやダンスなど盛大に ちっご祭へ多くの人 筑後
     第48回ちっご祭が23日、筑後市民の森公園やサザンクス筑後などで開催された。グルメやダンス、アマチュアバンドライブなど多彩なイベントが行われ、親子連れら多くの人で盛大ににぎわった。


     最近は朝夕と、涼しい日が続いている。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくいったもの。日中は、まだ汗ばむ日もあるが、夕方には収まりを見せる。何より日差しが全く違う。あの暑かった夏も過ぎ、秋の訪れを感じさせる▼秋といえば台風のシーズン。特に9月に訪れる台風は大きな被害が出ることも多いという。先日は強い台風18号が九州に上陸し、その後は日本を縦断。各地に爪痕を残したが、有明地域には大きな被害がなかった▼18号は迷走し、コースが定まらなかった。しかも大型で強い勢力を保っていたので、事前に入念な対策が迫られた。そのため、予定されていたイベントなども、相次いで中止や延期に。対応に追われた関係者も多かったのではないだろうか▼わが家でも、急いで台風の準備に取り掛かった。雨戸を閉め、飲料水や備蓄できる食料を買いそろえて備えた。さらに、仕事も含めて万が一の時は迅速に行動できるようにと、情報収集に努め、現状や進路予測を見守った▼しかし、当初の予測よりも南側に進路を取ったこともあり、有明地域では目立った被害は少なく、通り過ぎた日の夕方には晴れ間も見えた。台風一過。ほっと胸をなでおろした▼喉元過ぎれば何とやら。準備は慌ただしく行うのだが、後片付けに時間がかかるのは悪い癖だと十分承知している。台風が過ぎて1週間も経ってから、ようやく雨戸を片付けた。古くて枚数も多いので一苦労である。久しぶりに家中の窓を開けると、すうっと風が抜けていき、心地よい。わが家に、待ちわびた秋が訪れた。


平成29(2017)年 9月 26日 火曜日


  1. コスプレでまちに活気 銀座通り商店街 105人が撮影、散策楽しむ 大牟田
     商店街でコスチュームプレーを楽しむイベント「おおむたコスロケ商店街」が24日、大牟田市の銀座通り一帯で催された。漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターに紛したコスプレイヤーが集い、街は活気にあふれた。

  2. 議員定数1削減へ 議会改革特別委 賛成多数で可決 柳川
     柳川市議会の議会改革特別委員会(熊井三千代委員長、議員全員で構成)が25日に開かれ、熊井委員長が提案した議員定数(二二)を1削減する案を採決。賛成多数で可決し、26日の市議会定例会最終日の本会議に提案されることになった。反対の議員が1人のみであることから、可決される見通し。2018年10月実施が見込まれる市議会議員選挙から適用となる。

  3. "これからもお元気で" 新100歳訪問し表彰 みやま
     新100歳をたたえるみやま市の高齢者訪問が25日、市内各所で行われ た。西原親市長らが対象の長寿者を訪問し、「これからもお元気で」などと祝福。表彰状や記念品を贈った。


     「心をひとつに!1日1万人運動」。選挙運動のようなフレーズだが、いや、まさしく選挙運動なのである。大牟田市制100周年で誕生した公式キャラクター「ジャー坊」を応援する市民運動が本格的に始動した▼全国各地のご当地キャラクターが順位を競う「ゆるキャラRグランプリ2017」に、ジャー坊がエントリー。官民を挙げて応援する選挙対策本部が設置された。市役所正面玄関前の式典では、中尾昌弘市長や板床定男大牟田商工会議所会頭らが、ジャー坊を囲み拳を突き上げて運動の推進を誓った▼あいさつで述べられていたが、市民が心を一つにすることが、次の100年につながる。大牟田の力を全国に発信することが、「九州に大牟田あり」と知らしめることになる▼大牟田のまちは、石炭で大きくなった。それを基幹産業として、たくさんの重化学工業群が生まれ健在だ。中心企業がなくなり20年たつが、人口は2万8千人ほどが減ったにすぎない。港があり、大動脈となる沿岸道路も着々と形造られている。親しみのある熱い市民をはじめ、多くのセールスポイントがあることを自覚しよう▼炭鉱の人から、つるはしとヘルメットをもらった大蛇の化身・ジャー坊は、炭鉱の町から新たな町へと変貌し、大蛇山まつりで熱くなる元気な市民の姿を映し出している。まさに大牟田のシンボル▼1日1万人運動は、熱気に包まれた夏まつり「1万人の総踊り」の再来である。市民が、大牟田のまちを愛する心を醸成する運動として、毎日、心の1票を積み上げてもらいたい。


平成29(2017)年 9月 27日 水曜日


  1. 衆院選向け始動 福岡7区 3人が準備進める
     安倍晋三首相が28日召集する臨時国会冒頭で衆議院を解散する考えを正式に表明したことに伴い、福岡7区でも衆院選に向けて準備を進める動きが始まっている。7区では自由民主党現職の藤丸敏氏(57)、民進党から原圭助氏(39)、日本共産党から江口学氏(43)が、それぞれ立候補を予定している。衆院選は10月10日公示、同22日に投開票の見込み。

  2. 20年ぶり無投票に 長洲町議選 14人の当選決まる
     任期満了に伴う玉名郡長洲町議会議員選挙(定数14)は26日に告示され、現職12人、新人2人の計14人が立候補を届け出た。定数どおりの立候補で定数を超えなかったため、全員の無投票当選が決まった。同町議選の無投票は定数18だった1997年以来20年ぶ り。

  3. 段ボール製原寸大 C62初公開 30日からSL鉄道博 九州芸文館
     九州芸文館「鐡道の日」SL鉄道博2017が30日午前10時から、筑後市津島の九州芸文館で開幕。段ボール製の原寸大蒸気機関車「C62」が初公開される。公開組み立てが28、29日に行われ、観覧できる。この他にも「段ボールで作ろう!ミニD51」や実際に乗車できるミニ蒸気機関車など鉄道の魅力を発信する。


     「とびだしキケン 絶対ダメ!」「おさきにどうぞの あんぜんうんてん」「いのちを守るヘルメット」「ダメ!しんごうむし」「てをあげて さゆうよくみて あいことば」。子どもたちの交通安全への切なる願いが込められた言葉だ▼全国で秋の交通安全運動が実施されており、その一環で荒尾市、玉名郡長洲町内の小学生や幼稚園・保育園児から3532点の交通安全ポスターが寄せられた。前述の言葉は入賞作品に書かれている▼運動の重点は「子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の撲滅」の四つ▼10年ほど前、ある昼食の席で年配男性から「1杯飲まんね」とビールを勧められた。こちらは「ありがとうございます。でも運転しますから」と丁寧に断ったが、相手は「今の若い人は融通が利かんね」と一言▼「たった1杯ぐらい飲むと良かつに」と追い打ちも。こちらを見下したような視線も感じた。道路交通法の順守の是非だけでなく、こんな意識や慣習をなくさなければ飲酒運転の根絶は難しい▼「わずかなお酒でも運転能力・判断能力を鈍らせる恐れがあります。『ちょっとだけ』の軽い気持ちが重大な事故につながります」と啓発チラシでも呼び掛けている。酒は人と人とのコミュニケーションを円滑にする手段になるが、運転をするなら別。「乗らない」「乗せない」「飲ませない」を徹底しよう。


平成29(2017)年 9月 28日 木曜日


  1. 市民病院の現地建て替え 地元経済界へ説明 浅田市長 理由や利便性向上も 荒尾
     荒尾経済倶楽部(会長・那須良介荒尾商工会議所会頭)の9月例会が27日、荒尾市下井手のホテルブランカで開かれた。同市の浅田敏彦市長が「新病院建設地について」と題して講話を行い、地元経済人に対して「現地建て替え」の新市民病院建設計画を説明、建設への理解と協力などを求めた。

  2. 児童により深い学びを 大牟田の小学校 電子黒板導入し研修
     大牟田市内の小学校全校に電子黒板が導入され、各校で活用研修が行われている。教諭全員で操作方法などを実習。主体的、対話的な学習のツールとして児童のより深い学びに生かそうと考えている。

  3. 大川木工まつり 10月7―9日 家具1万点 祭り価格で 新イベントめじろ押し
     インテリアのまち大川市で最大のイベント「第68回大川木工まつり」が10月7、8、9の3日間、大川産業会館、大川中央公園などで開かれる。家具メーカー約200社の最新作など約1万点をお祭り価格で展示販売し、約500人が参加するパレードには市出身の歌手・大川栄策さん、俳優・陣内孝則さん、騎手・的場文男さんも登場。市では前回の18万人を上回る20万人の来場を目指す。


     何かと猫が話題に上っている。ときは猫ブームである。わが編集部記者たちも、取材の途中で猫を見掛けると、パチリと激写。業務本番で、シャッターチャンスを逃すような事態になっていないので、まぁ良しとしておこう▼猫と言えば、日本ならではの縁起物として知られる「招き猫」が頭に浮かぶ。右手を上げていると金運を招き、左手を上げていると客を招くといわれている▼猫ブームに乗り、いろんなパターンが登場。通常の耳の高さよりも、グーンと手を上に伸ばし、遠くの人やお金を、より多く引き寄せたいと願うもの。両手を挙げて、重きを成す方をさらに高く掲げているもの。また一般的な三毛猫ではなく、学業向上や交通安全の青猫、恋愛成就のピンク猫、病よけの赤猫、それにゴージャスな金色と多彩。注目株は黒猫で魔よけとして人気▼あす9月29日は来る福≠フ語呂合わせから「招き猫の日」。日本各地で記念行事が行われている。有明地域の近くでは、長崎県島原市のしまばら水屋敷で10月16日までの1カ月間、まつりを開催。千体を数えるさまざまな招き猫をそろえて、来場を呼び掛けている。雲仙の湧水と、島原名物のかんざらしを堪能してみてはいかがだろうか▼日本のペット事情は、圧倒的な犬の強さは薄れてしまい、今やその座を猫に取って代わられている。ストレス社会が問題となり、猫のこびないマイペースな姿に憧れているのだろうか▼でも、両手を挙げた招き猫は控えた方がいい。欲張りすぎると、お手上げ万歳になってしまうかもしれないから。


平成29(2017)年 9月 29日 金曜日


  1. 衆議院解散 前哨戦が加速 福岡7区 前新3人 民進の動き注目
     安倍晋三首相は28日の臨時国会の冒頭で、衆議院を解散。実質的な選挙戦へと突入した。総選挙は10月10日公示で、同22日に投開票という日程。小選挙区福岡7区では自由民主党前職、民進党新人、日本共産党新人の3人が本番に向けて準備。自民党の前職は地元へと帰り、民進と共産の新人は街頭で演説活動を展開するなど前哨戦が加速している。

  2. 熊本2区 前職1、新人3か 社民 野党共闘を期待
     熊本2区では前職1人と新人3人が立候補準備をしている.政界再編が進む中で新たな候補が浮上する可能性もあり、情勢は流動的だ。

  3. 互いに批判 対立激化 市長出席し全員協議会 筑後市議会
     筑後市議会全員協議会が28日、議場で行われた。9月議会で、次期市長選に出馬する中村征一市長(75)の辞職勧告決議が可決されたが、その後、中村市長が記者会見を開いて議会側を批判。中村市長の発言の真意を問うべく、今回の全員協議会が開かれた。中村市長と議員が互いを批判し合い、対立が一層激化する形になった。


     携帯電話の普及でめっきり少なくなった公衆電話。30年ほど前と比べ、設置台数は5分の1程度のようだ。市街地がおおむね500b四方、それ以外は1`四方に1台という設置基準はあるものの、使われなくなってはどうしようもないということか▼親元を離れていた学生時代は世話になった。緊急の頼み事があれば10円玉や100円玉を何枚も用意して使用。100円玉では釣りが出ないので、「それくらい戻してよ」と思ったものだ▼社会生活上の安全や、戸外での最低限の通信手段確保が設置の趣旨。発信、接続が規制されても制限を受けない「優先電話」になっており、東日本大震災などで大きな存在感を示し、重宝されたのは記憶に新しい。災害用伝言ダイヤルとしても使える▼同ダイヤルの体験学習が小学校で行われた。対象となった学年の児童約30人のうち、公衆電話を使ったことがあるのは5、6人くらいだったそうだ。携帯を持つ小学生も増えているので、無理もないか▼体験学習での公衆電話機操作では、プッシュホンのボタンに軽く触れるだけのため、講師から「しっかり押して」と教えられる児童も。若い世代を中心に、固定電話がない家庭も多くなったといわれるご時世。固定や公衆の減った影響がここまでなのかと驚いた▼「ここに公衆があったはず」と公共施設駐車場へ行ったら、撤去されていた。採算が合わないからなくなるのだろうが、非常時を考えると、なければ困る必需品といえる。自然と人間ならぬ、携帯と公衆の共存ができないものか。


平成29(2017)年 9月 30日 土曜日


  1. 西部と昭代干拓が合併 土地改良区 予備契約に調印 柳川
     柳川西部土地改良区と柳川市昭代干拓土地改良区の合併予備契約調印式が27 日、同市就業改善センターであった。西部土地改良区の待鳥文義理事長と昭代干拓土地改良区の椛島美実理事長が金子健次市長、今村和彦筑後農林事務所長の立ち会いの下、契約書に調印し、この4人で握手し た。

  2. グリーンランド舞台に 「ふしぎの国の波平さん」 週刊マンガ雑誌で連載
     荒尾市内の遊園地を舞台にした漫画「ふしぎの国の波平さん」が28日発売の週刊ヤングジャンプで連載開始された。

  3. 選挙違反に目光らせる 福岡・熊本県警が取締本部
     10月10日に公示される第48回衆議院議員総選挙に向けて今月29日、福岡、熊本県警では選挙違反取締本部を設置。公正な選挙が行われるよう、違反に目を光らせる。


     28日朝、大牟田の市街地を覆うような七色の虹が出現した。ほんの10分間ほどの短い時間だったが、くっきりと大きな虹だった。本紙29日付の社会面に写真を掲載したので見ていただきたい▼虹は、大気光学の気象現象。太陽の光が空気中の水滴で屈折、反射して、水滴がプリズムの役割をするため、光が分解されて複数色の帯が見える。虹を撮影したときは、小雨が降っていて条件が整ったのだろう▼虹は、観察者を中心に太陽と正反対の方向に見える。多くの場合、光の角度から虹の円の中心点が地平線より下にあるので半円に見える▼状況次第では、太陽が高い位置にあるとき、太陽と同じ方向の地平線に近いところで逆半円に見えることがある。これを専門用語で環水平アークという。また大気中に水蒸気が多く含まれたり、薄雲があるとき、太陽や月の周りに光の輪ができる。日暈と月暈で、これも大気光学現象▼虹といえば、思い出がある。小学校高学年のとき、虹をテーマに詩を書いた。「虹はパッと現れて、パッと消えてしまう。まるで忍者のようだ」と。戻ってきた先生の評は五重丸の最高評価だったが、赤ペンの添え書きに盗作を疑うような文面があった。親は激しく怒っていたが、抗議までは至らなかった。今の時代なら、先生は大変な目に遭っていたに違いない▼虹は、自然が織りなすスペクタクル。子どもが見ても、大人が見ても、その光景は笑顔を誘う。大いなる夢の懸け橋である。大牟田の空を包み込むように現れた虹は、きっとまちにいいことを運んでくれるだろう。