平成29(2017)年 8月 1日 火曜日


  1. あまおうかき氷開発 全国グランプリ獲得 あすから店舗販売 特産と柳川アピール
     東京都台東区浅草のまるごとにっぽんで、全国の自治体が地域の特性を生かして開発したかき氷≠ナ競い、「柳川あまおうスペシャルかき氷」がグランプリを獲得。開発した柳川市沖端町のル・カフェ・パティスリーさくらの桜井靖さん(49)が7月31日、同市役所で報告。さらさらの氷に、柳川特産のあまおうシロップ粒入りのジャムを合わせたものがかかっている。8月2日から同店舗で発売される。

  2. 新荒尾市民病院の建設地 9月議会冒頭で示す 浅田市長 予算化は市民説明会後
     荒尾市の浅田敏彦市長は7月31日に定例記者会見を行い、「新市民病院の建設候補地を一つに絞った上で、9月4日に開会が見込まれる市議会9月定例会初日の本会議の冒頭で発表する」と明らかにした。

  3. 1日1票 ジャー坊に 大牟田PRしよう 街頭で投票呼び掛ける
     大牟田を元気にして地域活性化を図ろうと、ゆるキャラ(R)グランプリ 2017にエントリー し、トップ10入りを狙っている大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」は7月31日、大牟田駅東口で駅利用者たちにPR活動を展開。サポートする市職員たちは「ぜひ皆さん投票してください」と協力を呼び掛けていた。インターネットでの投票は8月1日から始まる。


     きょうは「水の日」。1年を通して8月が一番水の使用量が多い月のため、月の最初に節水を呼び掛ける目的で国土交通省が制定。7日までを水の週間としている▼国は、産業の発展や都市人口の増加に伴い、広域的な用水対策を実施する必要のある水系を水資源開発水系として指定。国内では七つの水系が指定されており、その一つが筑後川である▼それぞれの水系に、水資源開発基本計画を策定。水道用水と工業用水、それに農業用水の需要の見通しと供給の目標を定め、その達成のために実施事業を挙げている。筑後川水系の事業は福岡導 水、大山ダム建設、佐賀導水、筑後川下流土地改良、小石原川ダム建設である▼福岡で学生時代を過ごしていた昭和53年、福岡大渇水に見舞われた。昼間の数時間しか水道が使えなかった。時間指定断水による給水制限で287日間にわたった。下宿生活だったが、昼間は学校へ行っていたため、実質は水が使えない状態。やむなく下宿を引き払い、片道数時間の通学になった▼この事態を打開するため59年に筑後大堰を建設、筑後川から取水したのをはじめ菊池川水系からも水供給を受けられるようになり、福岡の水不足の解消が図られた▼水資源開発基本計画では、重要事項として流域の健全な水循環を重視し、治水対策への配慮と適正な土砂管理、有明海の環境保全に資するように―と記されている。今回の九州北部豪雨をみると、想定を超える気象現象ではあったが、治水対策や土砂管理など果たして十分であったのかと考えてしまう。


平成29(2017)年 8月 2日 水曜日


  1. 大牟田の活性化を 飛沢さんが地域おこし協力隊員に 移住・定住促進へ決意
     大牟田市の地域おこし協力隊に採用された飛沢竜也さん(29)への委嘱状交付式が1日、同市役所で行われた。飛沢さんは移住コンシェルジュの業務に当たることになり、「これまで培ったスキルを生かして大牟田の活性化のために頑張りたい」と決意を述べた。

  2. 大河ドラマ招致へ全力 立花宗茂とァ千代アピール 会長に荻島会頭 柳川委員会設立
     「立花宗茂とァ千代」NHK大河ドラマ招致柳川委員会設立総会が1日、柳川市の御花で開かれた。会則案や役員選出案、平成29年度事業計画案、同収支予算案を承認した。発起人会代表の立花寛茂さん(柳川観光活性化協議会長)は「皆さんの力で柳川をさらに盛り上げたい。招致実現へ力を貸してください」と呼び掛けた。

  3. 避難先リストも情報提供 荒尾市と市内郵便局 災害時覚書を協定へ
     荒尾市は1日付で市内の9郵便局と「災害時における相互協力に関する協定」を締結した。他市町村の経験から、災害時に必要な対応を精査し、新たな協定を取り交わしたもの。


     おおむた「大蛇山」まつりに合わせて俳句大会も開かれ、大蛇山や総踊り、まつりにかける市民の心意気などが17文字で詠まれた。大川市の風浪宮大祭では吟行する人たちに会ったこともある▼俳句をたしなんでいるわけではないが、吟行でいろんな場所へ足を運び、句をひねるのは面白そう。それが楽しみで作句を続ける愛好者もいる。むろん生涯学習にもなろう▼上島鬼貫という江戸時代の俳人の存在を知った。鬼貫忌俳句大会という活字を見たのを思い出し、調べてみたからだ。松尾芭蕉に比べて一般的な知名度は低いようだが、「東の芭蕉、西の鬼貫」と並び称されているという▼命日が陰暦8月2日。明治36年に河東碧梧桐が俳句雑誌「ホトトギス」の募集句の題にしたのがきっかけで、鬼貫忌は季語になったそうだ。出身地が兵庫県伊丹市。同市でも地元の俳句会が鬼貫忌を行うなど顕彰されている。柳川市の北原白秋、大川市の古賀政男のような存在ではないか▼俳句の世界で8月は秋とされている。「暑い盛りなのに何で」と思っていたが、上旬に「立秋」が訪れるので当然か。猛暑の年続きで地球温暖化が叫ばれる今日この頃なので、さらに違和感も。少しでもそれが薄らぐよう、気候が落ち着いてほしいものだが▼夜も家の中には熱がこもり、時には蚊の攻撃を受けることがあるのに、外から虫の鳴き声が聞こえることも。かすかに秋の足音を感じれば俳句の季節感も納得。「秋はどこへ行った」というのでなく、四季の移ろいを実感できる日本に戻ってほしい。


平成29(2017)年 8月 3日 木曜日


  1. ファッションでまち元気に 市制100周年 9月3日 おおむたガールズコレクション
     さまざまな世代の人たちが出演できるファッションショー「OGC おおむたガールズコレクション2017」が9月3日、大牟田文化会館大ホールで開催される。5歳以上であれば市内外の誰でもがモデルとして出演することができ、年齢の上限はなし。現在、出演者を募っている。申し込み締め切りは今月15日(必着)。

  2. 5、6日 水郷柳川夏の水まつり ソーラーボートに36チーム カヌー競争など参加受け付ける
     第10回水郷柳川夏の水まつり〜スイ!水!すい!〜(水郷柳川の水の祭典実行委員会主催)は5、6の両日、柳川市弥四郎町のからたち文人の足湯公園一帯で開かれる。参加受け付けが終了している2017柳川ソーラーボート大会にはタイの学生チームも含め36チーム、八女市矢部村へ行く源流水持ち帰り隊には15人が参加。事前申し込みが必要なカヌー競争、掘割エイト競漕、はんぎり競漕、水上ゴザばしりはまだ申し込みができる。

  3. みやま・筑後の3カ所 鉱泉スタンプラリー 船小屋で足湯巡り
     筑後市、みやま市にまたがる船小屋エリアで「船小屋鉱泉足湯めぐりスタンプラリー」が2日、スタートした。筑後市尾島の船小屋鉱泉場、同市尾島の川の駅船小屋恋ぼたる温泉館、みやま市瀬高町長田の長田鉱泉場の3カ所を巡るもので、船小屋鉱泉場は夏場に涼を満喫できるひんやり冷たい水温19度。3カ所を回ると恋ぼたる温泉館の入浴料が半額になる。主催者は多くの来場を呼び掛けている。無料で、31日まで。


     駐車中の車の窓ガラスを割り、車内に置かれたバッグなどを盗む「車上狙い」が頻発している。特に柳川、大牟田の両警察署管内での発生が著しい。両署ではパトロールを強化するなど警戒しているが、被害を防ぐために「車内には絶対に荷物を残さないで」と注意を呼び掛けている▼柳川署管内(柳川市、みやま市)では、6月中旬に連続して15件発生した後、鳴りを潜めていた。だが7月になり、夏休みの時季に入って再度多発。20日が6件、22日が17件、27日が4件。この事態はただごとではない▼同署によると、被害は管内の両市内一円に及んでいるという。ただ本紙の「こちら110番」を見ると、23日の24時間中に通報があったものを挙げていくと柳川市の大和町徳益、佃町、鬼童町、大和町明野、大和町中島、下宮永町、筑紫町、三橋町垂見とあり、大和町界隈と柳川市街地で発生。他の日も大和町が多い▼車上狙いは、深夜の時間帯に車の運転席や助手席の窓ガラスを割り、バッグや現金を盗む手口がほとんど。しかし買い物や子どもの送迎など、ほんのわずかな時間にも被害に遭うことがある▼県警の平成28年統計では、車上狙い被害の42%が鍵を掛けた状態で発生している。バッグの中に現金やカードなどなくとも、窓ガラスや鍵などを破壊された車の被害額は大きい▼防犯対策としては、死角となる駐車場所は避ける▽バッグや上着など荷物を残さない▽必ずドアロックする▽防犯の照明やカメラを設置する。そして車内をのぞくなど不審者を見たら、すぐに110番へ。


平成29(2017)年 8月 4日 金曜日


  1. 横断歩道正しく渡って "思いやり、譲り合い"を 大牟田で街頭啓発活動
     今年に入り6件の交通死亡事故が発生していることを受け、大牟田市旭町のゆめタウン大牟田で1日、横断歩道マナーアップ街頭啓発活動が行われた。道路を渡る時は横断歩道を使うことや、早めのライト点灯など交通事故防止を呼び掛けた。

  2. 豪雨被災地を支援 LC ガバナー訪問と合同例会 柳川
     ライオンズクラブ国際協会337―A地区ガバナー公式訪問と5R・4Z合同例会(筑後LC1352回、大川中央LC922回、大川LC1396回、柳川LC1349回)が3日、柳川市新外町の御花で開かれた。筑後、大川、大川中央、柳川の各クラブから93人が参加。向井健次地区ガバナーら地区キャビネット、地区ガバナー、地区委員が出席して行われ、九州北部豪雨で被害に遭った朝倉市などへの支援を打ち出し、レオクラブの高校生から募金活動で集めた7万3千円ほどの義援金が向井地区ガバナーに渡された。

  3. 小学生の宿題お手伝い 和やかに勉強や工作 大川樟風高
     大川市向島の大川樟風高校(大津雅博校長)で2、3の2日間、小学生の夏休みの宿題を手伝う「樟風寺子屋」があった。市内の児童延べ約30人が参加し、同校生徒と和やかに勉強したり、工作に取り組んだ。


     柳川藩初代藩主の立花宗茂とその正室のァ千代を主人公とするNHK大河ドラマの招致へ地元柳川で委員会が発足した。委員会には50もの団体が賛同して加わり、実現を目指して市挙げて盛り上げようというのだ▼大河ドラマの誘致を始めるに至った経過として、まず柳川フィルムコミッションの設立が挙げられる。柳川の素材を活用した作品を制作することで、その魅力を発信し、柳川のイメージアップにつなげるのが目的。実績も上がっている▼次に公益財団法人立花財団の設立。さらにNPO法人柳川城を再建する会が結成されたことも大きい。柳川城跡地にパネルによる天守閣を設置して、城再建につながるよう盛り上げているのである▼これらのことにより、宗茂が旧領に返り咲いて400年に当たる2020年に、大河ドラマで宗茂とァ千代を題材にしてほしいとの機運が高まっている。NHKも大河ドラマの題材として取り上げるのには、地元の盛り上がりも一つの要因としているだけに、柳川市民や柳川藩に関係する自治体などの熱意は不可欠▼宗茂は1567年生まれ。同じ年に真田幸村と伊達政宗が生まれている。同年誕生の2人は「独眼竜政宗」「真田丸」の大河ドラマ主人公になった。その点でも、宗茂の知名度は全国的に低いとされる▼豊臣秀吉から筑後3郡を与えられ、関ヶ原の戦いでは秀吉の恩に報いるため西軍につき、敗れて改易。だが、徳川家からも認められ旧領地に復帰した唯一の大名。まずは地元の人たちで、大いにアピールしてほしい。


平成29(2017)年 8月 5日 土曜日


  1. 平和の大切さ伝えよう 小中学校で 出校日に戦争体験聞く 大牟田
     小中学校の平和学習が4日にあった。大牟田市では同日など夏休みの出校日に合わせ、地域のボランティアの協力を得て実施。第2次世界大戦の終戦から72年が経ち、戦争体験者が少なくなる中、体験者の思いを引き継ぐボランティアの「バトン」を受けた児童生徒は「次の世代に戦争の恐ろしさを平和の大切を伝える」と意識を新たにした。

  2. あらお荒炎祭 中止 台風接近で 「大抽選会」は実施
     荒尾市制施行75周年記念の第24回あらお荒炎祭(実行委員会主催)は6日に荒尾運動公園ソフトボール球場一帯で開催される予定だったが、台風接近に伴い、参加者の安全確保のため中止された。延期開催もない。

  3. あす正午で終了 柳川夏の水まつり
     台風5号の接近に伴い、5、6日に柳川市弥四郎町のからたち文人の足湯公園一帯で開かれる第10回水郷柳川夏の水まつり〜スイ!水!すい!〜の内容が変更になった。5日は予定どおり実施されるが、6日は午後の競技を全て中止し、正午で全イベントを終了することになった。


     中学生球児が熱い戦いを繰り広げる第42回有明地区中学校軟式野球大会が5日開幕。本大会には27校25チームが参加する。暑い日が続いているが有明地区の頂点を目指して、はつらつとしたプレーを期待したい▼本大会には県境を越えてチームが集う。3年生にとっては中学時代の最後の大会となるため、懸ける思いは強い。一方で、3年生は出場せずに2年生を中心とした新チームで挑む学校もある▼以前は32校がエントリーした。しかし、近年は学校の再編が進み、校数が減少。さらに1校単独でチーム編成するのが難しく、連合チームで出場することも珍しくなくなった。少子化の影響が、ここにも出ている▼チームの事情はそれぞれ違うだろう。これまで厳しい練習に取り組み「仲間と少しでも長い夏を」という熱い思いで臨むのは同じ。どのチームも精いっぱいプレーして最高の思い出をつくってもらいたい▼中学生に心置きなく、全力で臨んでもらいたいのだが、いくつかの問題がある。一つは熱中症。ここ数日は非常に暑い日が続いており、大会期間中も、かなりの高温が予想されている。水分をこまめに取る、決して無理はしないなど、体調管理をはじめ、万全の対策を講じてもらいたい▼もう一つは台風5号の動き。九州にじわり接近している。動きが遅く、進路予測がつきにくい。主催者として、どのような運営判断をするか悩ましいところもある。いずれにしても、最高のプレーができる舞台を用意しなければならないだろう。球児の夏本番を見守りたい。


平成29(2017)年 8月 6日 日曜日


  1. 中学球児 胸張り堂々行進 27校25チームが頂点目指す
     第42回有明地区中学校軟式野球大会(全日本軟式野球福岡県連盟大牟田支部、同熊本県連盟荒尾支部、有明新報社主催、各市町教育委員会後援)が5日に開幕。福岡、熊本の県境を越えた有明経済・文化圏の27校25チームによる3日間の熱戦がスタートした。

  2. 掘割で水上競技満喫 水郷柳川夏の水まつり 新競技カヌー 小中学生奮闘に声援
     第10回水郷柳川夏の水まつり〜スイ!水!すい〜(水郷柳川の水の祭典実行委員会主催)が5日、からたち文人の足湯公園一帯で開かれた。公園横の掘割で水上競技が行われ、公園内では巨大プールが設置され、幼児を連れた親子らでにぎわった。まつりは6日までだが、台風5号接近に伴い、正午で全イベントを終了し、午後からの競技は中止される。

  3. 大川建具アピールした 協同組合 全国展示会入賞を報告
     大川建具事業協同組合(江島広典理事長)は4日、大川市文化センターで第51回全国建具展示会入賞報告会を開いた。来賓を含めて組合員ら72人が出席。入賞した3点の展示も行われ、倉重良一市長が入賞したそれぞれの事業所に、業績が市の産業振興につながるとして感謝状を贈った。


     あす8月7日は「機械の日」。生活を豊かにし、国の繁栄の根幹となる機械技術の発展に感謝するため日本機械学会が制定。事業の一環として歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化遺産として次世代に伝えるため、国内の歴史的意義のある「機械遺産」を2007年から毎年認定している▼今年は、有人潜水調査船「しんかい2000」をはじめ7件を認定。これらを合わせて機械遺産は90件になる。小欄でも紹介したが、有明地域では大川市の「筑後川昇開橋」、それに大牟田市の「三池港閘門」と同港の浮きクレーン「大金剛丸」がある▼この他に近隣で見られる機械遺産は、九州佐賀国際空港東側の空港公園一角に展示される「旅客機YS11」がある。戦後、初めて国産された中型旅客機である。試作1号機は1962(昭和37)年に名古屋空港で初飛行。64年の東京オリンピックで聖火輸送機に使用された。73年まで182機を生産▼展示機はちょうど100号機目に当たる。98(平成10)年4月21日対馬―福岡の飛行を最後に退役。〓同8月4日佐賀空港へ最終飛行してき た。公園で一般公開しており、じかに触ることができる。団体などで予約すれば機内見学も▼敗戦後、米国に占領された日本は航空機の開発も禁止された。7年後のサンフランシスコ講和条約の発効で独立を取り戻し、国産旅客機開発は欧米諸国と肩を並べるために、わが国の威信を懸けた一大国家プロジェクトだった▼アルミ合金製の機体に触れながら、機械が織りなす歴史のページを感じてほしい。


平成29(2017)年 8月 7日 月曜日


  1. 市民の願い 塔へ込める 荒炎祭中止で 30日まで行灯展示 荒尾
     6日に予定されたあらお荒炎祭は台風接近に伴い中止されたが、荒尾市緑ケ丘のあらおシティモールの会場提供を受け、シティモール生鮮市場内の広場で運営委員会行灯パレード部会(新宮正敏部会長)による「願いの塔」や小行灯の展示が6日に始まった。30日まで行われる。

  2. 市民夏まつり楽しむ 大川
     第11回大川市民夏まつり(大川中央商店街振興組合、大川観光協会、学校法人国際医療福祉大学主催)が5日、同市榎津の同大学大川キャンパスで開かれた。園児たちの踊り、学生ステージ、盆踊りなどの催しがあったほか、各種屋台なども並び、多くの市民らが楽しんだ。

  3. 夜の動物園わくわく 幻想的な雰囲気楽しむ 大牟田
     大牟田市動物園(椎原春一園長)は5日、今夏の「夜の動物園」を開始した。初回は382人が訪れ、昼とは異なる園内の雰囲気と動物たちの姿を楽しんだ。  「夜の動物園」は午後6時から同8時半まで開園を延長して行われている毎年8月の恒例行事。次第に日が暮れていく中、獣舎がライトアップされ、来園者は光に照らされた動物たちに見入り、幻想的な雰囲気を満喫した。


     夏休みという気が緩みやすい中で青少年が福祉犯を含め、インターネットを通じた犯罪の被害に遭う危険性が懸念される。福岡、熊本の両県内の警察、行政、防犯団体などの関係者は児童・生徒や保護者、教職員らに注意を促している▼福祉犯とは少年に対して、「わいせつな行為をする」「売春を強要する」「シンナーや覚醒剤を密売する」など少年男女の心身に有害な影響を与え、健全な育成を阻害するもの。ネット犯罪とイコールではない▼だが、最近はネットが被疑者と被害者が知り合う接点となるケースが多い。その境目は微妙というより、なくなってきているのが現状。SNSなどのコミュニティーサイトを通じて性被害を受けているほとんどが中高生という現実は決して見逃せない▼夏休みは、しっかりと勉強やスポーツ、野外活動などに取り組み、たくましく成長できる期間にできる一方、開放感や気の緩みから生活習慣が大きく乱れることがありがち。まさにもろ刃の剣≠セ▼昨年は熊本地震が発生、今年7月には九州北部豪雨で朝倉市、朝倉郡東峰村、大分県日田市などで甚大な被害があっている。その一方でこの地域は比較的、被害が少なかったが、被災地の人たちのことを思い「普通の生活」ができるありがたさをしっかりと認識する必要があるのではないか▼夏休みもお盆を過ぎると終盤。もう、その備えに入る時期だろう。この期間をどう過ごすかで、人生を左右するといっても過言ではない。保護者だけでなく、周囲の大人たちの温かく厳しい「見守り」が必要だ。


平成29(2017)年 8月 8日 火曜日


  1. 瀬高 12年ぶり優勝 打撃戦の決勝制す 有明地区中学校軟式野球大会 宅峰も健闘 準Vに
     第42回有明地区中学校軟式野球大会(全日本軟式野球福岡県連盟大牟田支部、同熊本県連盟荒尾支部、有明新報社主催、各市町教育委員会後援)準決勝、決勝の3試合が7日、大牟田市営延命球場で行われた。みやま市の瀬高と大牟田市の宅峰が対戦した決勝では瀬高が宅峰を破り、平成17年以来12年ぶり2回目の優勝を飾った。27年に次いで2回目の決勝進出となった宅峰だが、今回も初優勝はならなかった。心配された台風5号の影響もなく、5日から3日間の熱戦の幕を閉じた。

  2. オスプレイ事故「誠に遺憾」 九州防衛局へ 原因究明、対策を要請 柳川
     オーストラリア東海岸で発生したオスプレイなどの事故に関して、柳川市は7日、九州防衛局に対して「オスプレイ事故に係る原因等の公表について」を要請。オスプレイの事故原因の詳細および今後の対策に関して判明次第、速やかに公表することを求めた。

  3. ジョロキア収穫始まる 猛暑を吹き飛ばせ 11日に激辛フェスタ 産地化進める大川
     大川市が新たな特産品として産地化を進めているトウガラシ「ブート・ジョロキア」の収穫がスタートした。太陽の恵みを受け、赤や黄に色づいたジョロキアを手作業で収穫し、「激辛で猛暑を吹き飛ばしてもらえれば」と生産者。激辛≠キーワードにまちおこしを図っている同市ならではの作物として、一般販売をはじめ、激辛フェスタなどイベントで活用される。


     台風5号は、太平洋を行ったり来たりの迷走をした揚げ句に、九州に接近。あわや上陸かとみられたが、東の海上をかすめて通り過ぎた▼有明地域では、台風接近を前に人災や事故などを警戒。平和授業を予定していた小中学校は、休校を決定。イベントでは、あらお荒炎祭が中止され、水郷柳川夏の水まつりが規模を縮小する事態となった▼こうした行事やイベントなど挙行の可否は、気象庁の天気予報を基に判断。台風の進路と強さ、風雨の予報を見て決めている。結果的に台風がそれた場合、被害がなかったことで、よしとしている。だが、もう少し正確に分からないものか―と思ってしまう▼予報で示される台風の「最大風速」や「中心気圧」など、実は推定値である。静止気象衛星「ひまわり」(1977年運用開始)の衛星画像に基づく強度推定値にすぎない。だから台風の中心が予報円に入る確率は70%にとどまり、進路予測の24時間後の誤差が100`程度で、72時間後は200`ともいわれている▼台風の進路や規模の予測について、もっと精度を上げようとする動きが始まった。観測方法は非常に大胆。発達した台風に向けて飛行機を飛ばし、上空から「ドロップゾンデ」という観測機器を投下する。それは直径7a、長さ30a、重さ100cの円柱形。十数個投下し着水するまでに気圧、気温、湿度、風向風速を測定。スーパーコンピューターで解析する▼まず5年間をかけて研究が進められる。早く誤差の少ない台風予報を実現させて、国民生活に役立ててもらいたい。


平成29(2017)年 8月 9日 水曜日


  1. 国の自動運転サービス実証実験 みやま 九州唯一選定 年度内にスタート 中山間部と支所結ぶ
     みやま市は、国土交通省が行う中山間部に自動運転サービスを導入する実験地域に選定された。8日に市が発表した。高齢化が進行する中山間部と地域拠点(道の駅など)を自動運転の車両で結ぶサービス。国が実験地を公募し、全国26地域の中から九州で唯一、同市が選定された。同市山川町の伍位軒地区と同市役所山川支所の間、約5`が対象で、平成29年度内にも運行実験が行われる。

  2. ジャー坊5位 好発進 ゆるキャラグランプリ 投票呼び掛ける 大牟田
     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」がエントリーしている、ゆるキャラR グランプリ2017。今月1日からインターネットでの投票が行われており、激しい投票合戦が繰り広げられている。その中でジャー坊は8日午後3時現在で1万1387票を獲得して5位と好位置をキープ。市シティプロモーション室は「戦いは始まったばかり。11月10日までの長期戦なので気を抜かずに、地道な投票拡大活動に努めたい」と気を引き締める。

  3. 異業種で情報交換 荒尾と大牟田 鉄工組合など91人参加
     第10回荒尾・大牟田鉄工組合・異業種交流プラザ・異業種交流部会合同情報交換会が、荒尾市本井手のホテルヴェルデで開催された。県境を越えて両市から91人が集い、互いの発展に向けて情報交換を行い、親睦・交流を深めた。


     暦の上では「立秋」を過ぎたが、季節は夏真っ盛り。相変わらず猛暑が続いている。そんな夏の風物詩といえば怪談▼中でも「四谷怪談」「牡丹灯籠」「皿屋敷」が三大怪談とされている。昔はこの時季になると、テレビでも放送されていたような記憶がある。「耳なし芳一」など小泉八雲の作品も有名。おどろおどろしい話に背筋が寒くなったものだ▼だが今は何となく怪談になじまなくなったような気がしないと感じている。生活様式が変わったからだ。「不夜城」という言葉からは大都市の歓楽街が思い浮かぶが、夜も開いている店、24時間営業の店があちこちにある▼生活も夜型が進み、そんな店に小学生、就学前の小さな子どもが親に連れられて来ているのも、珍しい光景ではなくなった。地方でも「城」とまではいかないが、「不夜」といわれても違和感を覚えない▼大川市立図書館、みやま市立図書館で怖い話の読み聞かせをする「おはなし会」が企画された。大川市では数年前から、古い町並みにある寺院、神社を生かした肝試しも行われている。お化け≠竍火の玉≠ネどが現れると、子どもたちから悲鳴が上がっていた。親にしがみついて泣きだす子も▼夜型の生活に慣れ、「草木も眠る丑三つ時」と聞いて、あまりぴんとこないであろう今の子どもたちも、お化けや幽霊が怖いのは昔と同じかと妙に納得させられた。真夏日や熱帯夜が続き、気分は滅入るし寝苦しい。せめて怪談でしばし、ひんやりしたいものだ。もちろん現実の「怖い話」は勘弁してほしいが。


平成29(2017)年 8月 10日 木曜日


  1. 全線の早期完成を 有明海沿岸道路建設促進期成会 要望書採択 佐賀熊本と連携 福岡
     有明海沿岸道路建設促進福岡県期成会(会長・中尾昌弘大牟田市長)の平成29年度総会が9日、柳川市新外町の御花で開かれた。事業計画や全員が再任となる役員改選などを拍手で承認。要望書(案)を採択。その後、福岡国道事務所、佐賀県期成会、熊本県期成会からの報告があった。要望書には沿岸道路の早期4車線化、大川東IC(インターチェンジ)以西(筑後川橋など)の早期整備、U期(熊本県側)の早期事業化などを求めている。

  2. スポーツで100周年祝う 11月25日 うまかもん散策 11月26日 100キロリレーマラソンと駅伝 大牟田
     大牟田市制100周年をスポーツで盛り上げる世界遺産うまかもん散策(ウオーキング)が11月25日、100キロリレーマラソンと世界遺産三池港駅伝が同26日に開催される。100キロリレーマラソンには、ゲストランナーとして松野明美さんも参加。また会場には大牟田の物産や食のブースも開設され、ステージイベントも実施。スポーツで楽しく汗を流し、食でおいしく100周年を祝う。

  3. 瀬高中 "応援に感謝"と報告 有明地区中学校軟式野球大会 優勝旗を手に喜び伝える みやま
     第42回有明地区中学校軟式野球大会で12年ぶりの栄冠に輝いた、みやま市瀬高中学校野球部(松藤芳典監督)は9日、同市役所に西原親市長を訪問。同部の猪口裕生主将(3年)が「みやまに優勝旗を持って帰ってくることができました。応援ありがとうございました」と喜びと感謝を伝えた。


     あす8月11日は「山の日」。昨年のカレンダーから新たに記された国民の祝日で、今年は2回目を迎える。同じく国民の祝日で7月の第3月曜日は「海の日」。山、そして海とくれば、当然「川」も国民の祝日にすべきだ。と昨年、「山の日」にちなんで小欄で書いた▼その後、調べていたら、面白いことを見つけた。周囲を海に囲まれた海洋国・日本の中で、海に面していない都道府県は、栃木と埼玉、山梨、群馬、長野、岐阜、滋賀、奈良の8県だけ。このうちの奈良県は平成20年から7月の第3月曜日を「奈良県山の日・川の日」とすることを県条例で定めた▼県民が誇りと愛着を持つことのできる奈良の美しい山と川を育み、次世代に引き継ぐことが目的。海洋国日本の繁栄を願う「海の日」に、海の恩恵に感謝するとともに、奈良県は海も山も川も分け隔てなく大切にして、美しい国を守ろうと決意した▼ところが県条例制定の8年後、超党派の国会議員連盟の働きで「山の日」が制定された。当初は盆休みと連続させやすいように8月12日とする案があったが、この日が日本航空機墜落事故と重なるため、その日の前日に決まった。海と山と川を大切にしようという奈良県の思いと違って、その意義がよく分からない後発の祝日のようでもある▼置いてきぼりの川≠フようだが、そうでもない。国土交通省は7月7日を「川の日」と定めている。七夕伝説の天の川に由来している▼さて、きょう8月10日はこれも国土交通省制定で「道の日」。あれこれと恩恵に感謝する日の多いことだ。


平成29(2017)年 8月 11日 金曜日


  1. おおむた100フェス ステージ盛りだくさん 海上花火大会で6000発
     大牟田市岬町の帝京大学福岡キャンパス前広場で11日に開かれる「おおむた100フェス2017」のステージプログラムが決定した。「おおむた海上花火大会」と同時開催され、市制100周年の夏を大いに盛り上げる。

  2. 新たな体験型観光に ぶどう園がオープン 高品質「干拓巨峰」の産地 柳川
     「干拓巨峰」の産地・柳川市両開地区に10日、観光ぶどう園がオープンした。ミネラルを豊富に含んだ干拓地の土壌に加え、小雨の影響で糖度が21度ほどと高品質な巨峰が採れているといい、初日から多くの人が訪れ、甘い巨峰を堪能。同市の新たな体験型観光として期待が集まる。

  3. 連携、体力 職務で発揮 筑後署が2連覇 県警フットサル大会
     筑後警察署(宮崎光一署長)は5日、北九州市で開催された第14回FPPフットサル大会に出場し、優勝。2連覇を達成した。福岡県内の警察官が集う大会で、機動隊やサッカー強豪校出身者のチームも下しての栄冠。主将兼監督の熊谷弘一郎警部補は「普段の警ら、防犯活動などで培ってきたチームワークをしっかりと発揮できた。このチームワークと鍛えた体力を、今後の警察活動に生かしていきたい」と喜びと抱負を話した。


     水郷柳川で夏の水まつり〜スイ!水!すい!〜があった。2日目は台風接近の影響で午後からは中止となったが、主催者発表では2日間で約1万人の来場があったという。ソーラーボート大会には遠方からの参加もあり、大いに水郷をアピールできたのでは▼掘割を活用してさまざまな水上競技が行われた。歴史のあるソーラーボート大会は有名で、各種競技とも小、中学生の子どもたちの参加が多かったのが良かった。カヌー競争、それに水上ゴザばしりは水上に敷かれたゴザの上を子どもたちが走り、元気がありすぎて、水中に落下した子も▼このような水上競技ができるのは、観光柳川の目玉である川下りが行われるきれいな掘割があるからこそ。市民の清掃活動など、掘割を守る取り組みのおかげでもある▼柳川は湿地帯であった。そこに掘割を掘ることによって水はけを良くしたのである。現在の水郷となる基盤は、立花宗茂や田中吉政といった柳川を治めた領主たちのまちづくりによるところが大きいと言われる▼そんな掘割にも危機があった。環境悪化が進み、水路はごみ捨て場と化した。そのため、市は国の補助を受けて幹線水路以外を埋め立て、下水溝にするという工事に取り掛かろうとしていた▼それに待ったを掛けたのが市職員だった広松伝さん。広松さんは亡くなったが、その遺志は引き継がれている。今ではウナギはもちろん、掘割には珍しい魚介類が生息しているらしい。きれいな掘割を次世代に残すために、再生の取り組みは続けていきたいものだ。


平成29(2017)年 8月 12日 土曜日


  1. 和ろうそく作り体験 伝統工芸の魅力発信 みやま
     みやま市の政治学級「みやまいいまち会」(田中敬一郎代表)は11日、同市の道の駅みやまで和ろうそく作り体験教室を実施した。連休で多くの人が訪れる中、ハゼの実から作られる同市特産の和ろうそくをPR。子どもを中心に多くの人が体験し、伝統工芸の魅力を発信した。

  2. 「製造・土木建設」就職面接会 企業ブース設け対面 23日 荒尾
     玉名公共職業安定所(西森健一所長)主催の「製造業・土木建設業」就職面接会が23日午後3時から同4時半まで、荒尾総合文化センター小ホールで行われる。大牟田公共職業安定所と荒尾市、玉名郡長洲町の共催、たまな若者サポートステーション、ジョブカフェ・玉名ブランチの後援。

  3. 三池港の歴史学ぶ 高速船でクルージング 大牟田
     大牟田市制100周年記念事業・三池港世界文化遺産登録2周年記念事業「三池港親子クルージング」が11日、高速船三池島原ライン乗り場発着のコースで開催。親子連れなど約210人が参加し、海から世界文化遺産の三池港閘門を見学。ガイドの説明を受け、理解を深めていた。


     大牟田市の公式キャラクター「ジャー坊」が、ゆるキャラRグランプリ2017にエントリー。今月1日からインターネットによる投票が行われている。気になる順位はというと、ここ数日は5位をキープ。とても良い滑り出しといえるだろう▼グランプリでは全国各地のキャラクターたちがナンバーワンの座を競う。知名度が上がれば、まちのPRだけでなく、経済効果の期待も上昇。各自治体とも第二の「くまモン」を狙え、と力を入れている▼投票はインターネット経由で行われ、1日1票を投じることができる。残念ながら、このことがまだ浸透していない。「もう投票したよ」との声をよく耳にする。さらに聞くと「1日1票入れられるのは知らなかった」と。1度投票して安心する人が非常に多い▼実は今回のグランプリに、有明地域からはジャー坊だけでなく、JA柳川のキャラクター「センドくん」も参加している。水郷巡りの船頭をイメージしたデザインだという。こちらも、ここ数日は16位と健闘している▼いずれのキャラクターも、さらに上位に行けばPR効果はさらに高まる。そのためには毎日1票を投じてくれる人をさらに増やす必要があるのは、言うまでもないだろう。いかに市内外のファンを獲得するか。今後の戦略展開が重要になる▼毎日投票し、順位を気に掛けながら見守るのは意外と楽しい。順位が上がると、何か郷土が頑張っているように思えてくることもある。投票は11月10日までの長丁場。そして決戦投票は同18、19日。それまで気長に応援していきたい。


平成29(2017)年 8月 14日 月曜日


  1. 多彩に文化祭 全7校 垣根を越えて 高校生が心一つに 自作のまちPR動画上映も 大牟田
     大牟田市内にある七つの高校全てが一堂に会し、初めての高校生総合文化祭「大牟田100祭(SAI)」が12日、大牟田文化会館であった。ステージイベントに加えて、展示や体験、食のコーナーが設けられ、学校の垣根を越えてつながった生徒たちが、自ら制作したシティープロモーション動画を上映。授業や部活動を生かしながら、大牟田や学校の魅力を発信した。

  2. HAWKSベースボールパーク筑後 お盆休み 大いに沸く 若鷹夏祭りにぎわう
     HAWKSベースボールパーク筑後で11、12の両 日、ファームの祭典「若鷹 夏祭り2017」が開催された。お盆休みとあって、両日とも多くの人が来場。観戦客全員へオリジナルタオルのプレゼントをはじめ、球場内外でさまざまなアトラクション、イベントが実施され、大いに沸いた。

  3. "泳げるようになったよ" 発表会で喜び、笑顔 みやま
     みやま市教育委員会が主催する「泳げない子どもの水泳教室」の発表会が10日夜、同市瀬高町小川の瀬高B&G海洋センタープールで開かれた。幼児や児童約60人が、およそ1カ月にわたる教室での練習成果を発表。最初は水に顔さえつけられない子も多かったというが、発表会では元気にプールを泳ぐ姿が見られ、「ママ、泳げるようになったよ」などと喜びと笑顔が広がった。


     球児たちの健闘が輝いた有明地区中学校軟式野球大会が7日までの3日間、開催された。関係者をはじめ会場周辺の地域の皆さんのご協力に感謝します▼さて今大会の開会式では、大牟田市内のN社の協力を得て上空からドローン撮影を試みた。無人航空機を街中で飛ばす場合は、飛行目的などを国土交通省へ申請して許可を受けなければならない。N社は福岡、熊本両県で法に基づいて飛行できる許可を得ている▼ドローンは、飛行前にGPS(全地球測位システム)の位置情報を受けるが、この時は十数基の衛星から受信。水平方向と高度の情報を基に飛んだ。操縦機器から手を離せば、その位置でホバリングを続け、風が吹いても流されないように自動で修正。また自動で離陸地へ戻ってきた▼GPSは、アメリカ軍が運用する位置情報システム。現在は衛星30基余りで全地球をカバー。その精度は10b程度の誤差がある▼そこで、わが国はGPSを補完する目的で、日本版GPSとも呼ばれる準天頂衛星の計画を進めている。2010年に1号機を、今年6月に2号機を打ち上げた。3号機を今月12日に打ち上げる予定だったが、ロケットエンジンの動作修正のため、17日以降に延期した▼計画では、年度内に4号機まで打ち上げて、来春から本格運用を開始。位置情報の誤差を数aに高める。23年までに十数基に増やし、山間部やビルの谷間でも使えるようにする。これらの情報を使い、建設機械や農機の自動運転、測量など専門分野での利用を想定。想像すらできない未来がありそうだ。


平成29(2017)年 8月 17日 木曜日


  1. 1100人がラジオ体操会 荒尾から15年ぶり 健康の大切さ再認識
     荒尾市制施行75周年・荒尾干潟ラムサール条約湿地登録5周年記念事業の「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が16日、荒尾市民体育館で開催され、市内外から約1100人が集い、家族や仲間と一緒に体操をする楽しさと健康の大切さを再認識した。

  2. 地獄の門番 黒鬼登場 体にすす塗り真っ黒に 子どもら大綱引いて供養 筑後市久富地区
     筑後市久富地区の久富観音堂盆綱曳きが14日、同地区一帯で行われた。真っ黒いすすを体中に塗り、地獄の門番・黒鬼に扮した子どもたちが、巨大な綱を引いて地区を練り歩き、死者を供養した。

  3. 高田中剣道部 25年ぶり全国大会出場 力発揮し良い結果を 教育界、OBらが激励会 みやま
     25年ぶり全国中学校剣道大会(全中)の男子団体戦に出場する、みやま市高田中学校剣道部(江崎彰太監督)の激励会が13日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれた。みやま市の教育関係者や保護者、同部OBら約190人が出席。同部の藤木光希主将は支えてもらっている人たちへの 感謝を表し、「全国では自分たちの力を最大限発揮して、良い結果を報告できるよう頑張る」と決意を述べた。


     「純平さん、サインしてください」「純平ちゃん、これからも頑張ってね」。「若鷹夏祭り2017」でにぎわう先日のHAWKSベースボールパーク筑後。チームが11―6で勝利した初戦の終了後、ドラフト1位で昨年入団した高橋純平投手がファンの前に、さりげなく登場▼思わず駆け寄る女性、近寄りたくてもできない少女、「こっちにも来てね」と明るく呼び掛ける中年男性など、 みんなの人気の的。握手やサインに、一つ一つ丁寧に応じる姿勢に好感を持った▼鷹の祭典レプリカユニホームの背中へサインをせがんだ女性。二つ返事で引き受けた高橋投手は、サインペンを手にサラサラと走らせた。女性は思わず目頭を押さえ放心状態。思い出したように慌てて手を差し出し、握手してもらい感無量の様 子▼これぞプロフェッショナル。ファンを大切にする福岡ソフトバンクホークス。それを徹底して実践する姿に感動。試合だけでなく、見どころが満載とも実感した▼高橋投手は、昨年7月のフレッシュオールスターゲームのウエスタン・リーグ代表に選出された。1回を1安打無失点で抑え、自己最速154キロの速球を披露。今年4月の1軍初登板ではいきなり2ホームランを打たれ、3回4失点ながらも5三振を奪った▼今は1軍で活躍するための制球力を磨いている若きエース候補。野球そのものに全力を投じる一方で、ファ ンともしっかり向かい合うナイスガイだ。 背番号「47」は、工藤公康監督や杉内俊哉投手などホークスの歴代エースナンバー。それも受け継いでくれると信じている。


平成29(2017)年 8月 18日 金曜日


  1. 100年前の姿に生まれ変わる 100畳大広間―御花 保存修理工事が終了 1年間かけて 床の間復元や耐震も 柳川
     柳川市新外町の御花では、大広間を100年前の姿に修復する保存修理工事が終わった。1年かけての工事。すでにリニューアルオープンしている。100畳の広さがあり、中の間、三の間を取り除くと能舞台にも。御花は「ここは松濤園が一番よく見えるところで、京都の職人に作業してもらった。100年前に戻したということ」と説明している。

  2. RDFセンター 灯油からLNGへ転換 3億円投じ設備改修 燃料費削減と環境配慮 大牟田・荒尾清掃施設組合
     大牟田・荒尾清掃施設組合は17日、ごみを固形燃料化する大牟田・荒尾RDFセンターについて、ごみの乾燥などに使っている燃料を、現在の灯油からLNG(液化天然ガス)に転換することを決めた。地球温暖化の原因ともいわれる二酸化炭素等の排出削減と燃料費削減を図るのが目的。これに伴い、同センターは総工費、約3億円を投じてLNG供給設備設置などの改修工事を行う。

  3. 郷土の逸品一堂に 20日まで大牟田物産展
     第27回大牟田物産展が17日、大牟田市旭町のゆめタウン大牟田1階ゆめ広場で始まった。郷土の逸品が一堂に集い、人気を呼んでいる。20日まで。


     きょう8月18日は太閤 忌。1598(慶長3)年のこの日に豊臣秀吉が亡くなった。享年61。織田信長の遺志を継いで天下を統一。文禄・慶長の役といわれた朝鮮出兵のさなかに病死した▼その秀吉が「忠義も武勇も九州随一」と称賛した武将が柳川藩初代藩主の立花宗茂。「東に本多忠勝、西には立花宗茂という天下無双の大将がいる」ともたたえた。豊臣政権の五大老の一人、小早川隆景は「立花家の3千は他家の1万に匹敵する」と評価。朝鮮出兵で宗茂の救援を受けた加藤清正は「日本軍第一の勇将」と絶賛▼秀吉から大名に取り立てられて柳川藩藩主になった宗茂。秀吉没後の関ヶ原の戦いでは、直接参戦はしなかったものの秀吉への忠義から西軍についた。そのため領地を召し上げられて浪人の身に▼その3年後、宗茂は、本多忠勝の口利きで徳川家康・秀忠から認められ、陸奥棚倉の1万石の大名になった。そして二度にわたる大坂の陣では、徳川方で戦った▼宗茂が去った柳川は、東軍に参戦した田中吉政が、西軍の将・石田三成を捕縛した大功で筑後を治めた。だが跡継ぎが途絶えた田中家は断絶。宗茂が、柳川藩主として返り咲いた。関ヶ原で西軍についた大名が、その後、徳川幕府に召し抱えられて大名になったケースはいくつかあるが、元の藩に戻ることができたのは宗茂だけ▼戦国時代を駆け抜けた武将・立花宗茂。正室ァ千代と共に物語性は豊かだ。太閤・秀吉の称賛を御旗に掲げ、大河ドラマの主人公へと躍り出られるように、この有明の地からのろしを上げよう。


平成29(2017)年 8月 19日 土曜日


  1. 優良商品奨励賞に輝く 第一紡績が開発「あらおのわいと」地元で一貫生産 浅田市長へ受賞報告 荒尾
     第一紡績(本社・荒尾市増永、乾義和代表取締役社長)が開発した女性用肌着のブランド「あらおのわいと」が、熊本県物産振興協会主催の平成29年度優良新商品表彰事業の民工芸・日用品部門で、優良商品奨励賞を獲得。同社繊維本部自社ブランドチームのスタッフが17日、浅田敏彦市長に受賞を報告した。

  2. 体内で溶けてなくなる金属研究 医療分野へ本格展開 長洲町と立地協定調印 不二ライトメタル
     非鉄金属製品製造の不二ライトメタル(本社・玉名郡長洲町長洲、山田晋代表取締役社長)は、本社工場敷地内に医療用マグネシウム合金製生体吸収性スキャフォールドの臨床に向けた研究開発設備を増設することになり、17日に熊本県庁で長洲町との立地協定書の調印式をした。

  3. 有明海の流木 漁業者1000本回収 ノリ期前に完了を 県漁業振興対策協議会 23日から第3回作業 漁船60隻180人動員
     福岡県有明海漁業振興対策協議会(会長・金子健次柳川市長)の総会が17日、柳川市のランヴィエール勝島で開かれた。提出された全議案を拍手で承認した後、九州北部豪雨災害による有明海への流木対策などについて話し合い、海上の流木対策では多くの漁業者が漁船で回収作業を行っているが「流木はまだ半分ほど残っている。8月いっぱいで回収したい」と報告。第3回の回収作業は23、24日にあり、漁船60隻・漁業者180人が参加を予定しているという。


     夏休みを利用して大牟田市内の小学5、6年生と中学生の学習に対する意欲、関心を深めようとチャレンジスクールが行われた。小学生の国語、算数と中学生の数学があり、算数では和算が登場▼鶴と亀の足を合わせた本数からそれぞれの数を当てる鶴亀算、移動する人が向かい合って進むとどこで出会うか、スピードの早い方が後から追い掛けると追い付き、追い越すのはどこかを考える旅人算に児童が挑戦していた。それを見て、子どもの頃、同じような問題に向き合ったのを思い出す▼教諭が答えと併せて、いろんな解き方があると教えていた。それが算数の面白さだとも。算数や数学との相性は悪かったが、面白いと思えていればもう少し好きになれたかもしれない。多くの子どもたちがそう感じるよう願う▼「算数、数学なんて実社会では役に立たない」―。同じようにこの教科が嫌いな友人と、こんな話をしていた。しかし論理的な思考力がなければさまざまなアプローチができず、問題は解けない。今の教育で言う、問題解決能力が必要なのである▼久留米藩第7代藩主の有馬頼?は和算に優れ、数学者である関孝和の研究に基づく著書があり、かの「学問の神様」菅原道真と共に、大川市の若津神社に祭られているほど。同神社大祭として彼をしのぶ若津少将祭も行われ、有明地域に縁のある人物だ。学力向上を願う子どもたちによる絵馬も見たことがある▼このような先達にもあやかって、児童生徒が学ぶ力を高めてほしい。できれば頼?の発信にも、さらに力が入れられるといいのだが。


平成29(2017)年 8月 21日 月曜日


  1. 国の"米"政策見直し前に 新たな特産品探す 新規作物研究会 発足 柳川
     国の米政策が平成30年度から大幅に見直されるのに伴い、柳川市の新たな特産品を探ろうと、同市新規作物等研究会が18日に発足し、第1回会議が行われた。大学教授や農業団体、農業者など16人に委嘱状を交付。29年度中におおむね6回前後の会議を開催し、既存の作物も含めて高収益な農作物を調査していく。9月21日に第2回会議を開き、具体的な品目などを検討するという。

  2. 電子黒板で英語の授業体験 中学生にガイダンス 大川樟風高
     大川市向島、大川樟風高校(大津雅博校長)は19日、同校内で「中学生のためのキャリアガイダンス」を開いた。このガイダンスには大川市、筑後市、久留米市、大牟田市、玉名市、佐賀県内から中学生10人と保護者8人、中学教諭2人が参加。大川樟風高校について学んだ。

  3. 市民サービスセンター増強を 市議会報告会 シティモールは便利 荒尾
     荒尾市議会主催の議会報告会が、19日にあらおシティモール内のシティホールで、20日には市議会本会議場で開催された。シティモールでの報告会には104人もの市民が集まった一方で、議場での報告会には22人の参加しかなかった。


     あす8月22日は「チンチン電車の日」。1903年のこの日、東京で初めての路面電車が新橋〜品川間で走った。大牟田市内でも路面電車は走っていた▼1922(大正11)年に大牟田電気軌道が設立され、27(昭和2)年に旭町〜四山間4・7キロで開業。同社は41(同16)年に九州鉄道に吸収合併され、翌年に戦時下の企業統合で西日本鉄道に併合。同社の大牟田市内線となった。その後、部分的に休止路線が広がり、52(同27)年に全面営業休止となった▼路線は全て単線だった。起点の旭町は、国道208号と三井化学専用鉄道(旧三池炭鉱専用鉄道)が交差する所で、今のホテルニューガイア・オームタガーデン近く。同ホテル前のカーブした道が路線跡。そのまま南へ進みJR線路と国道の間に残る旧三池炭鉱専用鉄道跡のレンガ積みガード下をくぐり、現在の国道へ抜けて大牟田駅前を通過▼大牟田文化会館前からは西側へ振れて中島物産ビル裏を通る。ここからJR鹿児島本線の頭上を通過するまでは、車道との併用から離れ、電車専用軌道に。路線跡が細い道として残り、線路特有の緩やかな弧を描いたカーブが続く。白金から四山までは旧道三川通りを走る▼終戦後の焼け野原となった大牟田市内を、路面電車が走る写真がある。その当時の街中を走った車両が残っている。43(同18)年製造の「204号」▼路面電車の廃止後、八女や福岡を走り、山口県光市で展示されていたものを市民グループが譲り受け、大牟田市宮部のうどん店駐車場に仮置き。歴史的財産としても必見だ。


平成29(2017)年 8月 22日 火曜日


  1. 25日 中学生議会 大牟田 まちづくりを考える 議場の傍聴席児童も見守る 質問戦で市長ら答弁
     まちの将来を担う中学生たちが、学校で学んだ議会制度を実際に体験する「大牟田市制100周年記念子ども議会」が25日、大牟田市議会議場で行われる。テーマは「これからの大牟田のまちづくりについて」。中学生たちから出された数々の質問に中尾昌弘市長をはじめ、市当局者たちが答弁する質問戦≠ェ繰り広げられる。

  2. 今後も献血協力します 市に厚生労働大臣表彰状 警察署へ赤十字社感謝状 荒尾
     献血運動を推進する荒尾警察署(中川成記署長)への日本赤十字社(近衛忠W社長)からの感謝状が21日、荒尾市の浅田敏彦市長から伝達された。同市は今回、厚生労働大臣表彰を受けており、中川署長と一緒に今後さらなる献血活動の推進を誓い合った。

  3. 伝統の音 にぎやかに 舟舞台はやしで元気届ける 柳川
     柳川市矢加部のグループホーム「桜の木」に20日、同市の沖端舟舞台囃子保存会が訪問。沖端水天宮大祭などで演奏している児童たちが約200年続く伝統のはやしを披露。「どすこい」「えいやー」などと声をそろえ、三味線や笛、太鼓の音を響かせ、利用者に元気を届けた。


     「柳川市のPRになれ ば」と、筑後市在住の女性が柳川市に立花宗茂の人形を贈った。受け取った金子健次市長は「宗茂とァ千代をテーマにしたNHK大河ドラマの招致に取り組んでいるところで、この人形はその弾みになる」と喜んだ▼柳川市は柳川藩初代藩主の宗茂とその正室であるァ千代を主人公とした大河ドラマの招致に乗りだした。すでに柳川で招致委員会も発足しており、地元での機運の盛り上げを図っているところ▼東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の放送を目指している。大河ドラマには全国からそれぞれのテーマで多くの招致運動が行われており、宗茂とァ千代がこの年に実現するのは難しいところであるが、柳川市は粘り強くNHKに働き掛けていくというのだ▼大河ドラマ招致が実現すると、経済効果は福岡県で300億円、観光客150万人増を想定している。さらに1年間、週に1回放映されることで、全国に向けて柳川のPRになるし、柳川市民も地域の歴史を再認識できる▼柳川市は招致企画書を作成し、ことあるごとに市民へのPRに努めている。また、観 光名所などでPRのぼりをよく見掛け る。大いに市民が盛り上がり、まちが宗茂とァ千代一色になりそうだ▼戦国武将は人気がある。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は別格で、それに真田幸村、伊達政宗、加藤清正らの武将もよく知られる。宗茂も話題性は豊富。柳川城の再構築の動きもあることから、大河ドラマ招致を柳川のまちづくりに生かしていきたい。


平成29(2017)年 8月 23日 水曜日


  1. サポーター開始から10年 支援の熱意高まる 28年度口数は過去最高 新たな取り組み目指す 大牟田市動物園
     大牟田市動物園の運営を市民が支援する「動物園サポーター事業」が導入されて丸10年がたった。平成28年度は前年度に比べ、件数、口数共に増加。今年は年2回だったサポーター限定イベントを3回に増やし、ポスターや認定証のデザインを一新するなどして、加入者のさらなる増加を図っている。

  2. 幸せつかみ地元に住んで 男女の出会い支援 相談会など企画 センターを開設 大川
     独身男女の結婚を支援する「大川・大木出会いサポートセンター」が22日、大川市観光・インテリア情報ステーション「大川テラッツァ」にオープンした。昨年6月に三潴郡大木町横溝の「道の駅おおき」に開設されたサポートセンターを拡大した。テラッツァでは当面、会員登録の受け付け業務のみ行う。

  3. 24時間 泳ぎまくれ 夏の思い出8万メートルリレー 南関
     水泳に親しんでもらい、夏の思い出をつくってもらおうと「24時間チャリティスイムリレー」が26日から27日にかけて、玉名郡南関町B&G海洋センターのプールで開かれる。協力して24時間泳ぎ、8万メートル達成を目指す。


     季節の上では、もう秋。朝夕は少しだけ涼しくなってきたような気がする。日差しにも変化が。肌を刺すような痛みは、やや和らいだのではないだろうか。季節は確実に移ろっている。しかし、日中はまだ暑い▼会社帰り。スーパーに寄ると、もうマツタケが売り出されていた。中国産で、やや小ぶりのものが3本で2千円ほど。あれくらいならば、あっという間に食べてしまうだろう。国産の物に比べれば安いが、おいそれと手が出る値段ではない▼そういえば先日、ニュースで今年もサンマの漁獲量が減少する見込みといっていた。ここ数年、取れ高は減っているが、さらに少なくなるという。原因は、サンマが日本近海まで来る前に各国の漁船に取られてしまうことなどが挙げられている▼今夏は全国的に天候不順で農作物への影響が懸念されている。日照時間が少ないことや、大雨などが要因だとか。聞くところによると、キュウリなど、一部の夏野菜の価格も値上がり傾向にある。今後も野菜は高値になりそう▼こう見ると、日々の生活は天候や世界情勢に大きく左右されるのをあらためて感じる。取材でよく顔を合わせていた人は「関係ないと思っても、地球の裏側で起こったことは必ず生活に影響する。だって地球は丸いんですから」が口癖だった▼そのような世界情勢や地球規模の気候変動も大切なことは重々分かるのだが、喫緊の問題はわが家の食卓と家計。多少高くなってもサンマは食べたい。どう、やりくりするか。まだまだ暑い日が続いているが、頭の中はすでに秋の味覚。


平成29(2017)年 8月 24日 木曜日


  1. いかにも、おおむた キャッチフレーズ 女子旅企画が本格始動 観光資源を発掘 大牟田た〜んとよかとこ協議会
     おもてなし≠ノ敏感な女性が遊びに来たくなる大牟田を目指す「おおむた女子旅プロジェクト」が本格的に動きだしている。21日は大牟田商工会議所で第3回会議を行い、キャッチフレーズを「いかにも、おおむた」に決定した。

  2. 荒尾RC40周年を記念 一輪自転車大会で利用 陸上競技場にベンチ贈る
     荒尾ロータリークラブ(石崎信雄会長)は創立40周年記念事業の一環として、荒尾運動公園陸上競技場本部席ベンチを荒尾市に贈呈した。贈呈式は23日に同陸上競技場で行われた。

  3. ニセ電話詐欺“かも” かもめ〜るで注意喚起 筑後署と郵便局
     郵便局と筑後警察署、協賛企業によるニセ電話詐欺撲滅「かもめ〜る」の発送式が22日、同署で行われた。ニセ電話詐欺が多発している中、注意喚起を促すはがき1900通を筑後市内の高齢者宅に発送するもの。同署の宮崎光一署長は「昔から地域に根差す郵便局ならではの細やかな抑止に期待しています。一件でも多く防止し、協力して撲滅していきたい」と期待を込めた。


     夏の夜に華やかな憩いのひとときを演出する花火。今年もあちらこちらで、花火大会が開催され人々を楽しませている▼花火の産地として知られるみやま市。市内には玩具花火の生産業者4カ所と、打ち上げ花火の製造所2カ所がある。これだけあるのは国内でも珍しく、有数の産地と言える。線香花火に至っては、同市の1業者を含めて国内に3カ所しか製造していない。他は中国産が主体▼その線香花火だが、小さくて、はかなくて、何やら人々の心を引き留める魅力がある。燃え方には段階があり、初めは「蕾」で、直径5ミリほどの火の球がブルブルと震えて見える。2番目は「牡丹」といい、パシャパシャと音を立てて断続的に火花が散る。3番目が「松葉」。無数の光の線が四方に飛び散る。最後は「散菊」で、火の球から時折流れるような光の線が落ちていく▼これらは人生にも例えられ、生まれたばかりの蕾に、血気盛んな青春時代の牡丹。結婚や出産など岐路が多い青壮年の松葉。そして穏やかな余生の散菊。線香花火の火花を通して、幼い頃の思い出や将来の希望、家族への思いが交錯する▼線香花火は、稲わらに火薬を塗ったものや和紙で包んだものがある。どちらも火の球が落ちて終わってしまうが、少しだけ長持ちさせる方法がある。火の球が付いた軸を斜めに持つこと。互いの接地面積が広くなり、表面張力がより大きくなるから▼26日は「みやまおもちゃ花火フェスタ」が、まいピア高田で開催される。おもちゃ花火の遊び放題コーナーもある。試してみてはいかが。


平成29(2017)年 8月 25日 金曜日


  1. 課題解決と連携を確認 大牟田・柳川・みやま・荒尾・南関・長洲 各取り組みに成果指標 有明圏域定住自立圏
     平成29年度有明圏域定住自立圏推進協議会が24日、大牟田市役所で開かれた。会合には大牟田、柳川、みやま、荒尾市と玉名郡南関、長洲町の首長や市、町議会議長らが出席。それぞれが抱える問題や圏域全体で取り組む課題について、積極的に意見交換。定住自立圏ビジョンの中で中長期的な人口の目標や具体的な取り組みに関する成果指標を設定し、施策を展開していくことを決めた。

  2. 高齢者の交通事故減少目指す 免許返納でタクシー券 来月から やなぽから商品券2千円も 柳川
     柳川市は9月1日から運転免許証を自主返納する高齢ドライバーにタクシー利用券1万円分を支援する事業を開始する。これに合わせ「やなぽカード」事業を行う協同組合柳川おもてなしカード会(浦善信会長)が、2千円の商品券を贈ることを決めた。浦会長らが24日に市役所を訪れ、金子健次市長に報告した。

  3. 6年連続黒字 筑後市立病院 評価結果を報告
     独立行政法人筑後市立病院の平成28年度の業務実績評価結果が23日、同市役所で中村征一市長に報告された。同病院評価委員会の薬師寺道明委員長らが結果を伝え、28年度決算は110万円の黒字。「中期目標・中期計画の達成に向けて計画どおりに進んでいる」とした。黒字は6年連続。評価結果は9月議会後に同市ホームページで公表される。


     人と人が関わり合う社会の中で、家族はその基礎、根幹を成すもの。家族との絆が強ければ、喜びは何倍にも、苦しみや悲しみは半分以下になろう。家族が緊密に連絡を取り合えば、犯罪被害にも遭いにくいのは確かだ▼年金支給日の今月15日、各市町の金融機関で警察署などによる「振り込め詐欺」防止へのキャンペーンが実施された。被害防止の鍵となるのが家族との絆である。肉親や家族への思いが全くなければ「オレオレ」と息子をかたる電話に惑わされることもないが▼大切なのは日頃から頻繁に会うか、連絡し合っているかということ。同じ人物でも肉声と電話の声は微妙に違うものだが、しばしば電話をかけ合っていれば、他人からの電話を息子と間違う確率も低くなるはず▼お盆は大切な人のことを思い出す時季。その相手は今は亡き人だったり、遠くにいる息子や娘だったり、人それぞれ。そういった優しさや思いやりを利用して金品などをだまし取ろうとするのは言語道断。絶対に許せない▼そのための自衛策を徹底しようということ。荒尾市内では年金が支給されたその日、81歳女性と74歳男性の家に、それぞれ市役所職員の名をかたった還付金詐欺とみられる不審な電話がかかってきた▼どちらも未遂に終わったが、金融機関店舗のATMではなく、商業施設や病院、住宅地にあるATMに呼び出し、金融機関職員の目が届かないところで入金操作をさせるのが、よくある手口。いったん電話を切り、家族や関係先に相談・確認すれば、被害はほぼ防げると認識しよう。


平成29(2017)年 8月 26日 土曜日


  1. 立花宗茂 鎧の袖発見 家臣に与えた逸話を立証 大河ドラマ招致 追い風に 柳川
     柳川市は25日、「伝説の立花宗茂の鎧の袖」が発見されたことを発表。立花家家臣の小野家に伝わっていたもので、それを市に寄贈。調査した市史専門研究員の植野かおりさん(立花家史料館館長)と、この分野では日本でも第一人者の西岡文夫さん(西岡甲房、日本甲冑武具研究保存会副会長)は「宗茂の袖に間違いない」としている。発表に立ち会った金子健次市長は「宗茂をテーマとしたNHK大河ドラマ招致の追い風になる」と喜んでいる。

  2. "私にとってふるさと"語る 閉山20年で講演会 「見知らぬわが町」著者 きょう 中川さんを講師に迎え 映像や音声も記録に 大牟田
     大牟田市石炭産業科学館で開催される三池炭鉱閉山20周年記念連続講演会を前に、講師を務める同市出身、大阪府在住の中川雅子さんが故郷への思いを話した。中川さんは閉山前の1996年に出版され、高校生が記したルポルタージュ作品として話題になった「見知らぬわが町 1995 真夏の廃坑」の著者。講演は26日午後2時から。

  3. "ホークス ファイト" 地元の本郷小 児童ら恩返しに声援 みやま
     みやま市の本郷校区子ども育成会(松藤正稔会長)は、HAWKSベースボールパーク筑後で「親子ふれあいスポーツ観戦」を開いた。休校となった本郷小学校最後の運動会でサイン入り色紙などをもらった恩返しにと、親子ら約100人で福岡ソフトバンクホークスを応援。声を張り上げ、大声援を送った。


     大牟田市内で16、17日と相次いで建物火災が発生した。同市消防本部では、はっきりとした出火原因は分かっていないとしているが、いずれも電気配線などが原因の可能性もあるとしている▼16日の火災は民家の居間に置いてあった扇風機とその周辺を焼いている。翌17日は木造平屋建ての民家を全焼し、成人男性が犠牲となった。共に火元周辺が強く焼けているため原因が特定できていない。が、電気系統からの出火が疑わしい▼家庭における電気系統の火災や事故の原因は、まずトラッキング現象。電源プラグとコンセントの隙間にほこりがたまり、綿ぼこりが湿気を帯びて火花放電が繰り返されて発火する。冷蔵庫や洗濯機などコンセントに長年差し込んだままにしておくと、その危険性が高まる。大掃除などの機会にプラグを抜いて拭き取ったり、長期間外出するときはコンセントから抜くようにしたい▼電源コードは、無理に曲げたり、ねじれや引っ張り、いすの足で踏むなど過度な負荷がかかると、断線・ショートして発熱や発火の恐れがある。電源タップのたこ足配線も気を付けたい。容量を超えた使用は避けたい▼こんなこともある。見た目は止まっている扇風機だが、実は電源が入っていて何らかの原因でモーターが動かずに発熱し発火した事例がある▼タップやコンセント、コードの異常な発熱や、薄茶色に変色している場合は、漏電や断線を疑った方がいい。そんな時はすぐに使用をやめること。意外と落とし穴が多い家庭の電気系統の火災である。日頃から注意したい。


平成29(2017)年 8月 28日 月曜日


  1. 有明海沿岸道路 来月、専用道で4市直結 夏の思い出に現場見学 親子20人参加 高架橋でボルト締め体験 柳川、大川
     柳川市や大川市内で進められている有明海沿岸道路工事への理解を深めてもらおうと、建設現場の「親子見学会」が26日にあった。両市内を中心に小学生とその保護者合わせて約20人が参加し、日頃は立ち入ることのできない工事現場で夏休みの思い出をつくった。

  2. のしこら祭 「嫁入り行列」2組祝福 総踊り、花火でにぎわう 長洲
     玉名郡長洲町の「のしこら祭2017」が26日、同町の金魚と鯉の郷広場で開催された。当日までの雨でグラウンドのコンディションが悪く、金魚みこしタイムトライアルレースは中止されたが、例年に近い約1万3千人の来場者でにぎわった。

  3. 肝だめしで悲鳴 江戸情緒残る藩境探索 大川
     旧柳川、久留米藩の境界に当たり、江戸情緒が残る大川市小保、榎津地区で26日夜、「藩境・肝だめし」があった。市内外から多くの家族、友人連れが参加し、「お化け」が潜んだ寺社を探索、夏ならではのイベントを楽しんだ。


     早いもので、8月も残りわずか。大牟田市内の小学校で運動場など校内の除草作業が行われた。児童と教職員、保護者に地元住民も協力。早朝に汗を流した。子どもたちが学校、地域の絆を再認識する機会にもなっただろう▼2学期にはもちろん、10月に運動会をするところはこれに備える意味もある。新学期が始まってから1カ月後に控えるビッグイベントのため、すぐに練習を始めなければならないからだ。猛暑の夏が続き、何となくそのイメージも薄れていたのだが▼運動会は国威発揚、国民の健康増進などを目的に明治末期から広く普及し、農繁期を避ける意味もあって秋開催が定着したそうだ。近代日本独特の行事で、俳句の世界では秋の季語とされている▼だが春開催に変更する学校が増えてきた。同市の小学校でも、春と秋がほぼ半々と聞く。春には猛暑の影響を避けられるなどのメリットの半面、1年生がまだ学校に慣れていないしクラスも変わったばかりといったデメリットも指摘される▼どちらも長所ばかりということではない。他の行事との兼ね合いなども考慮して決められている。どんな形になるにしろ、子どもたちの胸に、学校生活の良い思い出として刻まれるようにすることが肝要だろう▼少子化で子どもの数が減り、小規模校では地域の公民館と合同で開いている例もある。思えば、小学校の運動会には多くの地域住民も訪れていた。学校は地域にとって大きな存在。これからも子どもたち、地域の人たちが絆を深める大きな機会であってほしい。


平成29(2017)年 8月 29日 火曜日


  1. 多彩な大輪 夜空染める 有明海花火 スカイナイアガラも魅了 柳川
     第19回有明海花火フェスタ(実行委員会主催)が27日夜、柳川市学童農園「むつごろうランド」周辺であった。2尺玉を含む約8千発を打ち上げ、ギネス記録を持つナイアガラが進化した「スカイナイアガラ 柳川スペシャル」や連発の花火が来場者を魅了。地元に活気を呼び込んだ。

  2. 東京五輪へ手応え 高嶋選手・台北ユニバ女子団体 大牟田出身 金メダル獲得を報告 フェンシング 本社来訪
     台湾の台北などで開催中の第29回ユニバーシアード競技大会で、フェンシング女子サーブル団体が優勝。メンバーの1人で大牟田市出身の高嶋理紗選手(18)=東京都在住、法政大学1年=が27日、有明新報社を訪問し、金メダル獲得を報告。「厳しい戦いだったが、東京オリンピック出場に手応えを得ました」と喜びを語った。

  3. 24時間泳ぎ切る リレーで8万メートル超え 6歳〜82歳 101人がつなぐ 参加費からチャリティー 九州北部豪雨被災地へ 南関
     丸一日、交代で泳ぎ続ける「24時間チャリティスイムリレー」が26、27の2日間、玉名郡南関町B&G海洋センタープールで行われた。6歳から82歳まで、町内外の101人が協力して目標だった8万メートルを泳ぎつないだ。


     有明海沿岸道路の建設事業が打ち出されたのは、故・栗原孝市長が大牟田市政のかじ取りをしていたとき。三池炭鉱では、まだ石炭が掘られていた。閉山時期は明らかにされていなかったが、避けては通れぬ道として、行政も経済界も、「その時」に向けて動きだしていた▼行政担当記者として特集記事用にトップインタビューを依頼。快く引き受けてくれた栗原市長は、大きな地図を広げて「ここを有明海沿岸道路が走る。その西側一帯に環境リサイクル産業団地を形成。三池港には公共埠頭を整備し地域産業に役立てたい」▼この言葉は、特集連載記事の第1回冒頭を飾り、地図上を指さす栗原市長の写真を添えた。有明海沿岸道路と環境産業構築、三池港整備は、閉山後の浮揚策の要として、前もって準備しておく「あらかじめ対策」の中心となる3点セット▼三つとも着実に事業化され、今日に至っている。環境産業の中心となるRDF(ごみ固形化燃料)発電所は、福岡県などの撤退で2022年度末で事業終了。ダイオキシン対策で全国初の取り組みだったが、これも時代の流れ▼三池港は、港湾計画を策定して公共埠頭を整備。外国定期航路の拡大に向けてポートセールスを展開。有明海沿岸道路は9月16日、大牟田とみやま、柳川、大川の4市が自動車専用道路で直結される。三池港と佐賀空港の流通拠点をはじめ、地域を結ぶ動脈として利便性が高まる▼あらかじめ、まかれた種はそれぞれに芽を出した。一つは品種交換となるが、他の二つはまだまだ成長させなければならない。


平成29(2017)年 8月 30日 水曜日


  1. 大牟田商工会議所方針決定 旧会館 壊さず売却へ
     大牟田商工会議所(板床定男会頭)は28日、大牟田市西港町の旧三井港倶楽部で臨時議員総会を開催。同市有明町の旧商工会館跡地について、建物を取り壊さず、このまま売却する方針に決定した。

  2. 早期の複線化実現を 久留米―大牟田間 県と西鉄に要望 西鉄天神大牟田線
     西鉄天神大牟田線久留米―大牟田間複線化促進期成会(会長・金子健次柳川市長)は28日、福岡市博多区のホテルで平成29年度総会を開き、その後、福岡県議会、福岡県と西鉄に要望書を提出した。要望は久留米―大牟田間の単線区間約16・1キロの全区間複線化早期実現、朝の通勤通学の時間帯の運行時間短縮と増便などの利便性向上の2点。

  3. 特産イチジク出荷 柳川 晩夏の味覚 好天で甘く
     九州屈指のイチジク産地、柳川市で出荷の最盛期を迎えている。生産者が丹精し育てた果実を一つ一つ丁寧に手でちぎる姿が見られ、園地では特有の甘く芳醇な香りが漂っていた。今年は好天に恵まれて甘さが増しているといい、晩夏の味覚は福岡県内を中心に出荷され、地元のスーパーなどにも並ぶという。


     柳川市民会館で紙相撲トーナメント大会があった。子どもたちが広い台の上に設けられた土俵に自分たちで作った「紙力士」を組ませ、台をたたいて勝敗を決めた。ドンドンと強く台をたたく子どもたちが多く、真剣。何回も取り直しの結果、敗れ悔し泣きする子も▼柳川市では相撲人気は高い。それは同市出身の琴奨菊関がいるから。関取は昨年の初場所で優勝し、活躍が期待されたが、けがに泣かされ、大関を陥落。新番付は西前頭筆頭▼関取のふるさと愛は強い。勝ち数に応じて柳川市に寄付。自身も出場していた雲龍少年相撲大会も支援。九州場所前後には必ず、柳川市に戻り、市民と交流を深めている▼そんな琴奨菊関に柳川市では後援会があり、関取をバックアップ。毎回、琴奨菊関が勝った後には花火が上がるのだ。番付は下がる傾向にあるが、秋場所で勝ち越し、再び大関を狙える位置に。それを市民は願っている▼紙相撲トーナメント大会は今年で3回目。1回目から連続出場を続けている子どももいた。何より、一緒に訪れていた両親が、わが子の夢中になっている姿にほほ笑むのがいい。市民会館の独自事業なのだが、市民文化会館になっても継続してもらいたい事業▼琴奨菊関は北原白秋とともに、柳川市民にとってよく知られる存在。平成29年度市スポーツ栄誉賞で、昨年のリオデジャネイロオリンピック競泳200bバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人選手も表彰した。スポーツでの活躍は市の活気につながる。みんなで応援したいものだ。


平成29(2017)年 8月 31日 木曜日


  1. 発祥の地 アピール 日本最古「天正カルタ」アレンジ 市制100周年でトランプ作成 郷土愛醸成に 大牟田
     大牟田市は市制100周年を記念し、市内外に「カルタ発祥の地 大牟田」をアピールしようと、日本最古といわれる「天正カルタ」をアレンジした「復元天正トランプ」を千個作成。市内の小、中、特別支援学校に配布するのをはじめ、10月3日から三池カルタ・歴史資料館で一般向けに約700個(1個700円)を販売する。

  2. 清水山荘 大規模改修 来年度当初オープン目指す オルレ休憩所や合宿などに みやま
     みやま市は30日、同市瀬高町本吉の農林漁業体験実習館「清水山荘」を8900万円かけて大規模改修を行う方針を発表した。改修費用を含めた補正予算案を9月議会に提出する。老朽化が進み、機能も制限されているが、改修により宿泊施設としての利用をはじめ、人気を集める九州オルレのみやま・清水山コースの休憩所、各種スポーツ合宿の受け入れ、農漁業の研修などでの利用を想定。議会で承認を得られれば平成29年度中にも工事に入り、来年度当初のオープンを目指す。

  3. 沿岸各地で一斉清掃 ノリ養殖へ準備順調 有明海クリーンアップ作戦
     有明海クリーンアップ作戦2017が30日、福岡県内の沿岸部で実施された。柳川、みやま、大川市の漁港や海岸で漁業者、地域住民、関係団体などが参加。早朝からごみやアシ、流木などを拾い集め、水辺の環境美化に励んだ。福岡有明海漁連によると、7月の九州北部豪雨による流木は多くが回収され、秋からのノリ養殖に向けて順調に準備が進んでいるという。


     先日、JAみなみ筑後と大牟田ぶどう部会から、大牟田市へ地元産の巨峰「ハニー巨峰ネオ」が贈られた。今回は市制100周年を記念して100房を贈呈。みずみずしいブドウは、秋の訪れを感じさせるものだった▼大牟田でブドウが作られ始めたのは約50年前から。このまちは石炭産業を中心とした工業都市の印象が強く、1次産業のイメージは弱い。ブドウが作られているのを知る市民は、あまり多くないのではないだろうか▼作付面積は10fで、収穫は50dほど。約8割が巨峰という。福岡県内の巨峰収穫量が1038dということから見ても、あまり多いとはいえない。県内では久留米市の田主丸が有名で、観光農園の収穫体験も人気▼大牟田で採れた巨峰の主な出荷先は、鹿児島県や広島県といった県外がメインのようだ。市内では一部の大型商業施設や直売所で販売されているという。普段から気を付けていなかったせいもあるだろうが、あまり目にしたことはなかった▼大牟田で作られている巨峰は、「ハニー巨峰」として売られている。糖度は18度以上が中心。以前は少し酸味があったが、消費者の好みの変化もあり、今はとても甘いものが喜ばれるという。さらに、最近では種無しが人気だとか▼一番の問題である味だが、実際に食べてみると、とてもジューシー。口の中いっぱいに、爽やかな香りと濃厚な味が広がる。皮はやや固いが、皮ごと食べると程よい渋みが一層、甘みを引き立てる。これも、またいい。まだ厳しい残暑が続くが、秋の味覚を堪能した。