平成29(2017)年 2月 1日 水曜日


  1. 柳川市公共施設へ供給 みやまスマートエネルギー 49カ所で年472万円削減 きょう切り替え 事業推進に弾み
     みやま市が出資する電力売買会社「みやまスマートエネルギー」(磯辺達社長)は1日から、柳川市が管理する公共施設のうち高圧電力を有する施設49カ所への電力供給を開始する。1月31日にみやま、柳川の両市が発表した。柳川市の試算では49施設の電気使用料が年間472万円削減できるという。1日には電力の切り替え式も実施される。

  2. 友人、恩師と旧交温める 卒業生の成人を祝福 筑後特別支援学校
     筑後市下北島の筑後特別支援学校卒業生の「成人を祝う会」が1月28日、サザンクス筑後であった。40人が華やかな振り袖やスーツ姿で出席し、友人や恩師らと旧交を温めた。同校PTAの主催、筑後ライオンズクラブの後援。新成人となった卒業生に大人としての自覚を深めてもらおうと毎年開かれ、27回目。

  3. 今年もどんたく参加 明日の100年へ郷土発展誓う 大牟田経済倶楽部
     大牟田経済倶楽部(永松均会長)の新年総会が、大牟田市大正町の料亭一里で開かれ、43人が出席。今年も大牟田のPRのため、再び博多どんたく港まつりへの参加を計画しており、会員らが一丸となって郷土発展に尽くそうと誓い合った。


     車上狙いが頻発している。特に有明地域では、今年に入り立て続けに発生。各警察署では注意を呼び掛けている▼本紙の「こちら110番」欄を見ても明らか。柳川署管内で1月19日午前6時と7時台に3件の110番通報があり、大牟田署管内では21日午前7時台に4件の通報が立て続けにあった。このほか7日と16日、22日、24日に単発で入っている▼21日の大牟田署管内の4件は、市内通町と白川、中白川町と近い距離で発生。未明から早朝の犯行だ。全てが運転席や助手席の窓ガラスを割って犯行に及ぶという荒っぽい手口。車内に置いていたバッグや財布が盗まれた。大切なものを盗まれた揚げ句に、車まで壊されてしまった▼福岡県警がまとめた昨年の刑法犯認知件数(暫定値)で、車上狙いは大牟田市54件、柳川市23件、筑後市22件、大川市10件。大牟田市内では今年1月の110番通報だけで7件あり、昨年の月平均4.5件を上回った▼車上狙いは54%が施錠した状態で「鍵を壊す」「ガラスを割る」など車を破壊。発生場所は駐車場53%、道路上11%と、半数以上が駐車場で起きている。また無施錠の場合は、子どもの送迎や買い物などわずかな時間で被害に遭っており、「ちょっとの時間だから」という心の隙をつかれた▼県警によると、被害に遭わないためには、絶対に車内に荷物を置かないこと。車を離れるときには必ず施錠する。明るく人目につきやすい場所に駐車場を確保する―など対策を呼び掛けている。犯罪に遭わない、起こさせない努力が求められている。


平成29(2017)年 2月 2日 木曜日


  1. 市営住宅で安心見守り ひとり暮らしや高齢者対象に 定期的に電話で安否確認
     大牟田市営住宅管理センターは、ひとり暮らしの人や高齢者に対し、定期的に電話連絡をする「安心見守り電話サービス」を行っている。定期的に安否確認をすることで早期に異常を察知して孤独死を未然に防ぐことや、高齢者たちに「外の社会とつながっている」「見守られている」との安心感を届けるのが大きな狙いで、利用は無料。

  2. 竹を使い産業創出 3社設立、今年末から操業 建築ボード製造や発電に 南関町
     竹を使った新たな産業創出の取り組み「バンブーフロンティア事業」が玉名郡南関町で本格始動する。1月30日には熊本県庁で記者会見が開かれ、同事業の中核となるバンブーマテリアルの山田浩之代表取締役が概要を説明した。

  3. 若者定住へ職場体験 インターン バイターン モデル事業 人口流出抑制と流入促進 柳川
     柳川市は新規事業でインターン・バイターンモデル事業に取り組むことを明らかにした。この事業は就職希望者と企業とのマッチングを行う制度を確立することで「人口流出の抑制」と「人口流入の促進」を行うもので、平成28年度から30年度までの3カ年事業。


     柳川雛祭り・さげもんめぐりは11日に始まる。4月3日まで続く、ロングランの春の柳川を彩る一大イベントである。昨年は期間中に過去最大の17万1千人の入込客数があったという。今年は新規で面白い企画もあり、楽しいものになりそうだ▼新規は旧JA農業倉庫で開催の柳川さげもん・まり大展示とさげもん・まりコンテスト、日本三大さがり雛展示、お雛様ランタン展示などである。主イベントではないが、ここはさげもんを展示している拠点会場の一つ▼日本三大つるし飾りは「柳川のさげもん」「稲取のつるし飾り」「酒田の傘福」である。柳川のさげもんはこの地域では有名で、女の子が産まれた家の「初節句のお祝い」として布の端切れで小物を作り飾ったもの▼稲取のつるし飾りは静岡県で、江戸時代後期から作られるようになった。「雛人形」の代わりに雛飾りに飾られた。酒田の傘福は山形県で、開いた傘の下にぐるりと布をめぐらし、その傘の下にさまざまな意味合いの縁起物を下げるのが特徴▼日本三大つるし飾りが一緒に展示されるのは珍しいことで、さげもんめぐりをより一層楽しませてくれそうだ。会場は柳川藩主立花邸「御花」の近くで、その他の拠点会場にも近く、歩いてさげもんめぐりができる場所にある▼さげもんめぐりは3月に入ると毎週土、日曜日にはイベントが催されており、辻門(伝習館高校北)から沖端(観光案内所前)までのコースで雛めぐり舟が運航。今年も過去最高の人出を上回るのではないか。


平成29(2017)年 2月 3日 金曜日


  1. 全九州学校図書館コンクール 六合小が最優秀賞 教育長へ報告 県賞に有明、豊原小 柳川
     学校図書館コンクールで入賞した柳川市の六合、有明、豊原の3小学校の校長、学校司書たちが1日、市役所三橋庁舎を訪れ、日高良教育長に報告。日高教育長は「柳川の3校が表彰を受けた。積極的に、継続的に、計画的に図書館の利活用を進めてきた成果」とたたえた。

  2. 「三ツ又」から「三又」へ 駐在所が名称変更 安全安心へ決意新た 筑後警察署
     地域と密着した名前にと、大川市三又校区にある駐在所の名称が1日、「三ッ又駐在所」から「三又駐在所」へと変わった。関係者ら約20人が見守る中、筑後警察署の宮崎光一署長、同駐在所の丸田直二巡査長が新しい掛け看板の除幕を行い、地域の安全安心への一層の貢献に向け、決意を新たにした。

  3. 地元自慢の味届ける 熊本北部漁協 のり4400枚を町へ 長洲
     熊本北部漁協の上田浩次組合長らは2日、玉名郡長洲町役場に中逸博光町長を訪問。一番摘みのり約4400枚を寄贈した。上田組合長は「今年も冷凍網の一番のりが採れました。有明海産の柔らかくて、おいしいのりを、ぜひ食べてもらいたい」とPR。町内の小、中学校や幼稚園、保育所に配布され、子どもたちに地元自慢ののりを味わってもらう。


     知り合いの記者から指摘されて驚いたことがある。「大牟田って、すごく空がきれいだね」。その記者は空を見上げて広がる光景が気に入ったらスマートフォンで撮影をしている。その写真もずいぶん増えたという▼大牟田に長く住んでいる人ほど、空が美しいという概念はあまりないのではないか。かつて工場群からは、もくもくと煙が出ていた。それが繁栄の証しでもあった▼昭和29年に制定された大牟田南高校の旧校歌は小説家で詩人の佐藤春夫さんが作詞した。その歌詞には「東洋のマンチェスター」「空に煤煙たちまよひ」「不知火の国 海底に燃ゆる石あり」などが並び、石炭を中心とした産業の隆盛が言葉に刻まれている。そして、大牟田の空はくすんでいた▼当時の新聞記事の切り抜きを見る。「まちの姿はぼんやり」「スモッグ注意報」「青い空が戻らない」などの文字が並ぶ。しかし、それから時はたった。産業が移り変わり、技術は進歩した。さらにさまざまな人たちの努力もあって、大牟田の空はすっかり変わった▼その記者に自慢の写真を見せてもらった。実に美しい。夕暮れ時に見せるあかね色の表情。紫に染まる東雲の空。青空に真っすぐ伸びる飛行機雲。どれも、大牟田の表情だ。「三池港の夕暮れもいいよ」と目を輝かせた▼他のまちから来た人から褒められるまで、気付かなかった。日常に溶け込み、見慣れて気にも留めないことの中に、実はまちの魅力が隠れている良い例だろう。そういえば最近、あまり空を見ていなかった。少し、顔を上げてみよう。


平成29(2017)年 2月 4日 土曜日


  1. 韋駄天職員 駆ける 市制100周年記念し設立 消防本部に陸上部 大牟田
     市制100周年を迎える大牟田市をPRしようと、同市消防本部(小宮孝一消防長)の職員が陸上部を創設した。部員はいずれも陸上競技経験者の韋駄天≠シろい。消防車をイメージさせる赤いユニホームも完成し、9月に開かれる全日本実業団陸上競技大会への出場を目指し、部員たちの士気も上がっている。

  2. 寒造り最盛期 早朝から新酒仕込み みやま
     みやま市などの酒どころで寒造りが最盛期を迎えている。同市高田町舞鶴の玉水酒造(山下博昭社長)でも、蔵人と呼ばれる酒造りの職人たちが、冷え込みの厳しい早朝から仕込み作業に打ち込んでいた。3月12日には酒蔵開きを行い、搾りたての新酒を提供する。同酒造の山下茂専務は「新酒を待っている方もいますので、心を込めて造っています。今年のお酒を楽しみにしてください」と話していた。

  3. 犯罪の鬼やっつけろ 節分で防犯啓発 大牟田・柳川
     「節分」の3日、交通事故や犯罪から市民を守ろうと、大牟田警察署や柳川警察署などが啓発活動を行った。警察官は園児らと共に犯罪の鬼を退治し、飲酒運転撲滅やニセ電話詐欺被害抑止などへの機運を高めた。


     寒いさなかに、その作業は進められている。新酒の仕込み、そして搾りのことである。筑後平野で良質の酒米が生産され、筑後川水系の豊かな水に恵まれていることから、この有明地域では酒造場が数多くある▼寒い冬場に酒造りが行われるのは、作業工程で雑菌の繁殖を避けるためと、じっくりゆっくりと発酵することで、おいしいお酒ができるから▼酒造りは玄米磨きから始まる。原料となる米の表面を削り、雑味のもとを取り除く作業である。20%ほど削ったものは普通酒となり、50%を超えると吟醸や大吟醸のもととなる▼次に蒸した米に、カビの一種である麹菌を付けて繁殖させ、米麹をつくる。おいしいお酒を造る一つ目の大きなヤマ場になる。続いてタンクに水、蒸した米、麹、酵母を入れて、1カ月ほどかけてじっくり発酵させる。このタンクの温度管理が二つ目のヤマである。温度が上がり過ぎると発酵が進み、うま味にならない。じっくりゆっくりと、大事に育てることが芳醇なお酒につながる。寒い冬が適しているゆえんである▼大牟田税務署管内の酒造場と代表銘柄は、野田酒造(みやま市瀬高町大江)の「千代錦」、池田屋(同市瀬高町下庄)の「池泉」、星隅酒造(同)の「友ひさご」、菊美人酒造(同市瀬高町上庄)の「菊美人」、玉水酒造(同市高田町舞鶴)の「玉水」▼この他、同税務署管外にも、いくつかの酒造場がある。2月から4月にかけて酒蔵開きを計画しているところもある。ちかく本紙でも紹介する予定なので、早春の酒蔵巡りを楽しんでいただきたい。


平成29(2017)年 2月 6日 月曜日


  1. 新人浅田氏 初当選 荒尾市長選 「新病院は総検証」で 市民の信に決着 山下氏届かず
     任期途中の辞職に伴う出直し荒尾市長選挙が5日に投開票され、無所属新人の浅田敏彦氏(56)が初当選した。浅田氏は「荒尾競馬場跡地への新市民病院建設は行わない」と明言しており「運動公園内の野外音楽堂一帯への建設について、トータルコストなど総合的に検証する」との構え。無所属前職の山下慶一郎氏(57)の再選はならなかった。投票率は56・62%で前回(49・21%)を上回った。

  2. 人口減少に歯止めを ▼インターン・バイターンモデル事業▲ 企業PR大会でスタート 柳川
     柳川市インターン・バイターンモデル事業「企業PR大会」が3日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開かれた。高校生や一般の人たちが来場。同市内の10企業の紹介スピーチに聞き入った。それに特別スピーチとして、地元柳川に就職し活躍している人の体験談も披露。ホワイエには企業PRブースも設けられていた。

  3. ESD成果を披露 吉野小 ビオトープ学習など発表 大牟田
     大牟田市吉野小学校(橋本一郎校長)は4日、吉野小ユネスコスクールフェスティバルを実施した。児童がビオトープをはじめ生活科、総合学習の時間を中心にユネスコスクールで取り組むESD(持続可能な開発のための教育)の学習成果を保護者、ゲストティーチャーら地域住民に発信。創立60周年記念講演会もあった。


     プロ19年目、松坂大輔投手の調子が良いようだ。米国から鳴り物入りで帰国。かつてのライバルの福岡ソフトバンクホークスに入団したものの、新チームでの過去2年間は一昨年夏に肩の手術をしたこともあり1軍登板が昨年最終盤の1度だけ。それも厳しいマウンドだった▼その後のプエルトリコでのウインターリーグ参戦で流れが変わったらしい。昨年12月末の試合で肩の違和感が消えたといい、今年の宮崎キャンプでは3日目に自ら志願してB組(2、3軍)のフリー打撃にチーム一番乗りで登板▼球種を予告しながら延べ13人の打者にヒット性の当たりを3本しか許さず3三振を奪う好調ぶり。ホークス3年目で初めて先発争いのスタートラインに立ったといえよう▼相手チームのエースの時は、ここぞという試合で何度も苦杯をなめさせられた。マウンドで仁王立ちする松坂投手を見て何度、じだんだを踏んだことか。それでも日本代表エースとして快投を見せる姿は頼もしかった▼今も忘れられないのは12年前の夏、ホークス松中信彦選手との対決。この試合、すでに2本塁打を放っている松中選手に対し3―3の同点の9回裏、松坂投手はストレートで真っ向勝負を挑んだ。渾身の投球を松中選手はライトスタンドに運び歓喜のサヨナラアーチ▼会社帰りにカーラジオで実況を聞きながら、プロ野球の醍醐味、大きな感動を覚えたのを思い出す。苦悩しながらも筑後市のHAWKSベースボールパーク筑後の屋内練習場のブルペンで努力を重ねた彼の凱旋登板が待ち遠しい。


平成29(2017)年 2月 7日 火曜日


  1. 高齢化社会の問題解決を 大牟田市と東大が協定結ぶ 包括ケア充実目指す
     高齢化社会が抱えるさまざまな問題を連携して研究・解決しようと、大牟田市と東京大学高齢社会総合研究機構は包括協定を締結。3日には東京大学本郷キャンパス工学部列品館で協定締結式が行われた。高齢者が住み慣れた地域で自分らしく住み続けられるように、市で構築を進めている地域包括ケアシステムの充実を目指して研究が進められる。

  2. 福岡有明のり食べて 金子市長ら招き 児童ら「おいしい」 柳川
     2月6日は「海苔の日」―。これにちなみ同日、柳川市両開小学校で福岡有明海漁業協同組合連合会が寄贈した福岡有明のり給食試食会が開かれた。漁連関係者、金子健次市長、日高良教育長らが招かれ、児童たちと一緒に給食で焼きのりを食べた。

  3. 干潟の環境守って 渡り鳥テーマに 「世界湿地の日」記念行事 荒尾
     荒尾市とNPO法人ラムサール・ネットワーク日本が主催する2017年世界湿地の日・荒尾市記念行事が5日、荒尾総合文化センターなどで開かれ、約100人が参加。ラムサール条約に登録されている湿地の荒尾干潟に訪れるシギ・チドリ類の渡り鳥に関する講話などを通して世界につながる干潟の環境保全の大切さに考えを深めた。


     季節の変わり目の無病息災を願い、節分の豆まきが各地で行われた。柳川市の日吉神社では、警察署などによる飲酒運転・不審者撲滅豆まきキャンペーンが実施された。園児たちは元気に豆を投げて、警察官が扮する鬼を退散させた▼このときの警察官のスタイルは、頭に角をつけて、黄色に黒しま模様のパンツをはいた定番の鬼の格好。角は牛であり、しま柄はトラを表している。風水あるいは陰陽道で、鬼が出入りする鬼門(北東)が十二支の「丑・寅」の方角とされることからきている▼鬼門に対して反対方向の裏鬼門(南西)が、同じく十二支の「申・酉・戌」の方角。申はサルであり、酉がキジ、戌がイヌのこと。ここまで説明すると、頭に浮かんでくるのが、おとぎ話の一つである桃太郎。鬼を退治に行くあれ▼桃太郎の物語には諸説あるが、岡山県の吉備地方に伝わる話が有力といわれている。おばあさんからきび団子をもらい、イヌとサル、キジを従えて鬼ヶ島まで鬼を退治しに行く内容。古代の大和政権と吉備国との対立の話が発端ともされている▼それにしても鬼門のウシとトラを、裏鬼門のサルとキジ、イヌで退治させるという構図。方位を基に成り立たせているところに説得力がある▼柳川署の豆まきキャンペーンでは、「知らない人について行かない」と園児たちに約束させた後、飲酒運転撲滅の紙芝居を見せて「家に帰ったらお父さん、お母さんに伝えて」と呼び掛けた。飲酒運転が後を絶たない。園児たちによる飲酒運転の鬼¢゙治に、みんなで応えたい。


平成29(2017)年 2月 8日 水曜日


  1. 持続可能社会の実現へ 日独でエネルギー会議 みやま
     日独自治体エネルギー会議inみやまが6、7の両日、みやま市のまいピア高田で開かれた。再生可能エネルギーを推進する、ドイツの自治体や都市公社を招いて実施。先進的な取り組みを学ぼうと国内からも九州、関東、東北などから35自治体の関係者が出席した。みやま市を含めて取り組みを発表し合い、持続可能な社会の実現を考えた。

  2. “思いやり”“夢”持って 浦田さんと川野さん迎え 障害者理解へ講演会 大牟田
     リオパラリンピックに出場した浦田理恵さん、川野将太さんを迎えた講演会が2日夜、大牟田文化会館で開かれた。大牟田市の市制100周年記念事業で障害者理解促進のための取り組み。障害への葛藤を経てアスリートとして世界で活躍する2人から相手を思いやることやコミュニケーションの大切さ、夢を持ち続ける思いなどを学んだ。

  3. 高校生が町の課題質問 「学校跡へ介護施設」 「関所まつりで陶芸体験」 閉校控えて最終会議 南関
     高校生が町の課題や将来について聞く、玉名郡南関町の高校生議会が6日、同町議会議場で開かれた。南関高校3年生、14人は高校生議員として佐藤安彦町長ら執行部に鋭い質問をぶつけていた。


     「カン、カン、カン、カン」―。電車が通り過ぎ、遮断機が上がるやいなや、また警報音が鳴り、下りてくる。大牟田市中心部にある踏切だ。数分間渡れないこともしょっちゅう▼周囲を見ると、車内でイライラしているのが見て取れる運転者もいる。人のことばかりは言えない。自分も車に乗っていたら、歩行者や自転車の人から同じように見えることがあるはずだ▼遮断時間の長い「開かずの踏切」は、あちこちにある。渡っていた人が電車にひかれ、死亡するという痛ましい事故もニュースになる。そして、その多くは高齢者のようである。幸いにして大牟田で同様の事故を聞いた記憶はない。もちろん注意を怠ってはならないのだが▼以前に高架化など対策を求める声も耳にしたが、実現されないまま。経済的損失がばかにならないと聞いたこともあった。さりとて鉄道が生活に欠かせないのは論を待たないし、悩ましいことではある▼警報音が鳴り始めてから実際に電車が来るまで結構時間がある。素人考えであるかもしれないが、この間がもう少し短くならないものか。それができれば続けて通過する時以外、車の待ち時間を減らせる。実際に踏切番が遮断機を操作していた時は、こんなに長くなかったと思うが気のせいか▼それでも歩行者の事故を防ぐにはどうすればいいのか。高齢者らに同伴している人がいればよいが、いつもそうはいかないので、こちらの対応はさらに難しい。バリアフリーの誰にも優しい環境を築かねばならないが、簡単にはいかないものだ。


平成29(2017)年 2月 9日 木曜日


  1. 市の戦略に反映を 移住体験 ギネス挑戦 世界遺産 シティープロモーション アイデアまとめ提出 大牟田
     大牟田市が策定するシティープロモーション戦略に生かしてもらおうと、大牟田まちづくり市民会議地方創生実行委員会(永川俊彦委員長)のメンバーは8日、市役所を訪れて、これまで練り上げてきたシティープロモーションのアイデア集を中尾昌弘市長に手渡した。中尾市長は「戦略の中に可能な限り反映させたい」と答えた。

  2. 「集める」から「集まる」へ 第2期観光振興計画 最終案まとめる 荒尾
     第2期荒尾市観光振興計画(平成29年度から33年度までの5年間)の最終案がまとまった。ビジョン(目指す将来像)は現行の第1期計画と同じ「幸せを感じる 感動が生まれる 荒尾」で、それを実現するための戦略構築の核となるコンセプト(基本方針)には、「荒尾の魅力(人と資源)を磨き上げる」を掲げた。近く市の計画として正式に決定する。

  3. 防犯カメラ 3庁舎に35台設置 オルレ 人気で定員達成 みやま
     みやま市の2月定例記者会見が7日、同市役所本所で開かれた。西原親市長が今後の行事予定などを説明。昨年9月に発生した市役所本所別館の火災を受け、設置を進めている防犯カメラは、3月22日までに合計35台を設置する見込みであることが話された。また19日にある九州オルレみやま・清水山コースのオープニングイベントの一般参加を募っていたが、6日時点で定員300人に達したことも紹介された。


     ロウバイの盛りを見逃してしまった。「立春」を迎え、思い出したように出向いたが、もう散り始めている。特に今年は梅の開花が早いので、なおのこと▼黄色く半透明で、蝋細工のような艶めく花を咲かせるロウバイ。甘い香りはフリージアやキンモクセイに似ているが、それらに比べてしとやかであり、そこに心揺すられる▼有明地域では梅を楽しむ名所は数多い。大牟田市今山の普光寺では本殿前の白梅「飛梅」が三分から五分咲き。県指定天然記念物の紅梅「臥龍梅」はちらほらと咲き始めた▼みやま市山川町には、お座敷梅で知られる「梅花園」と「青輝園」がある。樹齢数百年の古木をはじめ数多くの鉢物が座敷や庭園に並び、白や紅の花が咲き始め、ふくいくとした香りに包まれている▼柳川市では、地域住民が手入れをしている街道筋の梅が有名。慶長本土居跡に沿って1`ほど続く七ツ家梅の木街道である。土地改良事業の完了を記念して整備され水車小屋などもある。毎年2月下旬には地元老人クラブがお茶のサービスを行っており、前年にとれた梅の酢漬けなどを振る舞ってくれる▼荒尾市の宮崎兄弟の生家には、同家先祖が太宰府天満宮から移し植えた〓と伝えられる樹齢250年の白梅があ る。1913年3月に孫文が訪れた際、この白梅と生家を背景に記念撮影している。もうじき見頃となる▼ロウバイは産地の中国名「蝋梅」から、バラ科サクラ属の梅の仲間と思ってしまうが、実はクスノキ目ロウバイ科ロウバイ属で種が違う。来年は1月中に足を運ぶとしよう。


平成29(2017)年 2月 10日 金曜日


  1. この冬一番 寒気に注意!! 防寒対策徹底呼び掛け 大牟田
     九州では冬型の気圧配置が強まって11日にかけ、この冬一番の強い寒気が流れ込む見込みとなっている。この影響で福岡県内でも山地を中心に雪となり、10日から11日にかけて平地でも大雪となる恐れがあるという。大牟田市では広報車を走らせ「水道管に保温チューブを巻くなどの防寒対策の徹底を」と呼び掛け、警戒を強めている。

  2. パリパリしておいしい 学校給食に地元産のり 大川
     児童や生徒に地元産のおいしいのりを味わってもらおうと、大川市内の小中学校12校で9日、給食に福岡有明海漁業協同組合連合会(西田晴征代表理事会長)が提供した焼きのりが出された。三又小学校では同漁連関係者らが招かれ、4、5、6年生の児童と一緒に給食を食べた。

  3. 有明海や川を生かす 全国海洋教育サミットで 大牟田の児童が発表
     全国海洋教育サミット(東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター、日本財団主催)が、東京大学で開かれた。4回目となった今回は大牟田市からも初めて参加。3校の児童が三池港、有明海や川を生かしたこれまでの学習について約400人の出席者に発表した。


     「柳川の掘割を救った伝さんの展示を行うように検討されている」と柳川市環境団体関係者から聞いたのが1カ月前のこと。それが実現し、柳川あめんぼセンターで常設展示されるという▼14日が除幕式だ。準備をしている市水路課には問い合わせも来ているといい、すでに多くの人たちがこのことを知り、関心を持っているようだ▼観光都市の柳川の最大の集客力は掘割での川下り。また、「水郷柳川」といわれているので、掘割の存在は欠かせない。その掘割が昭和40年から50年代にかけて荒廃が進んだ▼市は52年に幹線水路以外を埋め立て、下水溝に取り替えることを計画。それに異を唱え、掘割を守ることに尽力したのが広松伝さん。広松さんは市の職員で、都市下水路担当係長だったのだが、市の方針に反対して「掘割をなくしてはならない」と訴えたのである▼計画を撤回させ、市民ぐるみの浄化作戦を展開するため、市民への説明を繰り返し、現在は掘割や有明海の水環境を守ろうとする各団体の活動にもつながった。広松さんのおかげて掘割は再生しつつある。また、市民に掘割を守る機運が高まった▼現在、掘割には珍しい貴重な魚介類が見られるようになり、ウナギのすめる環境になってきている。これも広松さんの活動があったればこそ。あめんぼセンターでは広松さん自身の手書きの資料の写しも展示されるという。きれいな掘割を次世代に残していくためにも、いろいろな人たちが再生に取り組んだことを顕彰し、役立てたいものだ。


平成29(2017)年 2月 11日 土曜日


  1. お発座祭 華やかに 古式ゆかしく 稚児練り歩く きょうお潮井まいり 大川・風浪宮 おふろうさんまつり
     大川市酒見の風浪宮(阿曇史久宮司)の大祭で10日、華やかな衣装を身に着けた稚児たちが練り歩く古式ゆかしい神事、お発座祭があった。かわいらしい稚児行列が大祭に彩りを添えた。

  2. 強い寒気流れ込む 有明地域でも雪に
     今シーズン最強クラスの強い寒気が流れ込んできた影響で冬型の気圧配置が強まり、10日は西日本を中心に大雪となった。有明地域でも雪が降り、まちはうっすらと雪化粧。大きな被害は出ていないが、12日ごろまで厳しい寒さが続くことが予想されている。各自治体では水道管の凍結防止をはじめ、防寒対策を呼び掛けている。

  3. 教室内をクリーンに 地中熱換気システム稼働 17日から全小中学校で
     玉名郡長洲町教育委員会(松本f教育長)は17日午前8時15分から六栄小学校で、同町立小中学校地中熱利用換気システム運転開始式を行う。同システムは全国でも例が少なく、学校普通教室への導入は熊本県内で初めて。


     「もう、諦めたほうがいいかもしれんね」。先日、母がぼそりとつぶやいた。以前から運転免許証の自主返納を考えていた。しかし万が一、ひとりで動かなければならない時に備えて運転免許証を持ち続けていた。車も、廃車にはしていなかった▼高齢者の交通事故やアクセルとブレーキの踏み間違えなどの報道を目にすると、表情を曇らせていた。そのたび、「まだ大丈夫」と「もう駄目かも」という気持ちが複雑に交錯していたのだろう▼大牟田警察署管内の平成28年中の交通死亡事故は2件だったが、今年1月だけですでに3件。わずか1カ月で昨年を上回り、いずれも高齢者が関係する。28年中の福岡県全体の人身事故数は3万7308件で高齢者が関係する事故は1万880件。死者は143人で、このうち高齢者は半数を超える76人だ▼このような状況下で、大牟田署管内では高齢者の運転免許証の返納が非常に増えている。家族の勧めなど、きっかけはさまざまだろう。しかし、最終的には本人が決める。とはいえ地方都市に住んでいると、交通インフラは都市圏ほど充実していないため、車は移動手段として不可欠。なかなか踏ん切りはつかない▼それでも決断するのは「加害者にも、被害者にもなりたくない」という強い思いからだろう。これまでできていたことを自ら諦めるということは、非常につらい▼廃車の手続きが終わって母の車が無くなった庭は、がらんと広い。ここ数日の寒さが過ぎれば、少しずつ暖かくなる。春はもうすぐ。助手席に乗せて、一緒に桜を見に行こう。


平成29(2017)年 2月 12日 日曜日


  1. おひな様始祭 華やかに さげもんめぐり 展示も始まる 柳川
     柳川雛祭り・さげもんめぐり(実行委員会主催)が11日、「おひな様始祭」で幕を開けた。赤や金の華やかなさげもんで彩られ、お内裏さま、おひなさま、稚児らを乗せた台車や山車が柳川市内をパレードした。観光案内所や商店街など各拠点での展示も始まり、市民や観光客を楽しませている。さげもんめぐりは4月3日まで。

  2. 搾りたて新酒に舌鼓 野田酒造 蔵開き 各蔵元でも 
     有明地区で先陣を切って11日、みやま市瀬高町大江の野田酒造(野田公明社長)が蔵開きを実施した。搾りたてを求めて多くの人が訪れ、今年の新酒に舌鼓を打っていた。また古代米の赤米を使った餅つきには人だかりができ、特設テントで販売されたおでん、かす汁なども人気を集めた。

  3. 春の「にしばるさん」 子ども連れが参拝 あす「こくんぞさん」 荒尾
     「にしばるさん」と呼ばれ親しまれる荒尾市西原町の西原大神宮(弘格宮司)の春季大祭が11日にあり、多くの家族らが参拝に訪れ、にぎわった。


     雪が激しく降った。ふと、脳裏に浮かぶことがある。あまりにも大きな事故で、驚きとともに、何から手を付けたらいいのか分からず、がむしゃらに動いた。ただ、それだけ。その日の記憶は、途切れ途切れにしか思い出せない▼1984年1月18日、現みやま市高田町の旧三井三池炭鉱有明鉱で坑内火災事故が発生した。その日は寒波の襲来で、朝起きたときには一面の銀世界。車のタイヤチェーンを持たなかったため、自宅から一歩も出ることができなかった▼まだ携帯電話はなく、社からは家の黒電話に連絡が入った。チェーンを持つ先輩が迎えに来てくれて、持ち場となった当時の三井大牟田病院に降ろされた。現場から運ばれてくる負傷者や犠牲者の名前の確認だ▼サイレンを鳴らして到着する救急車からは、ストレッチャーに横たわる坑員が次々に運び込まれてくる。首から胸までピンク色に染まった肌。一酸化炭素中毒だ。壁に張り出された紙に、負傷者と犠牲者の名前が書き込まれていく。負傷者欄から、犠牲者欄へ書き移されるのが続いた。ノートに書き写し、公衆電話から本社へ情報を入れた▼火災原因は、ベルトコンベアの整備不良から発火し堆積していた炭粉に火が付いたもの。発生時点で700人ほどが坑内にいた。発火地点より奥にいた99人が閉じこめられ、19人が助かったものの83人が犠牲になった▼エネルギー政策の転換で閉山した有明鉱跡は、太陽光発電所へ生まれ変わった。エネルギーの供給基地として役割を受け継いでいることに、この地の宿命を感じる。


平成29(2017)年 2月 14日 火曜日


  1. 台湾と柳川の懸け橋に 郭さんが観光大使へ
     柳川市を訪れる外国人観光客は年間約15万人で、そのうち半数以上が台湾から。そのため、柳川市は台湾にターゲットを絞り「やさしい日本語」でのおもてなし事業に取り組んでいる。そのこともあり、台湾人の郭献尹さん(40)を柳川観光大使に任命した。

  2. 福銭求め参拝客どっと 春のこくんぞさん みこが舞奉納 荒尾
     「こくんぞさん」と呼ば れる荒尾市大島の四山神社(黒田明司宮司)の春季大祭が13日に行われた。直 近までこの地方も寒波に見舞われていたものの、この日は穏やかな晴天となり、縁起物の「福銭」(五円玉)を求め、商売繁盛や縁結びなどを祈願する参拝客たちでにぎわった。

  3. クリーンルームを九州全域へ アスカインデックスが開所式 大牟田
     株式会社アスカインデックス(田中礼右代表取締役)の九州テクニカルセンター開所式が13日、大牟田市四箇新町、大牟田テクノパーク内の同施設で行われた。医療業界、食品業界からも高いニーズがあるクリーンルームを設計・施工し、大牟田を拠点に九州全域へ提供していく。


     高級タオル綿糸「金魚」は大阪府内の企業が100年の時を超え復刻したものだ。綿100%素材で柔らかな風合いが特長。糸の繊度が細かく、使うほどに肌になじむ織り上がり、国産にこだわって厳選した綿を使用しており、丈夫で劣化しにくい▼約360年の歴史がある長洲金魚とこの高級タオル綿糸の歴史と伝統のコラボレーションによる新商品が登場した。その名は「長洲金魚タオル」。七宝の柄や市松模様、ふれ売り師の姿や有明海の景色も描かれている▼この素材などを使った高級タオルは今治名物として知られており、このブランドタグに長洲オリジナルタグも付けて立派な贈答品、お土産物として新たな生命が吹き込まれた。見ているだけでも心躍り、触ってみて今度は笑顔に▼「長洲の魅力をありったけ詰めました」と銘打ち「シャインながす」(長洲町地域雇用創造協議会)が地域の事業者と協力して開発した成果品のレシピや情報を披露する「新商品レシピ大公開セミナー」が同町内で開催された▼「あみの味噌漬けかぶっつき」もお目見え。その昔は、この地域で食べられていた定番の名物おかずを現代風にアレンジして復活させた。あみとみその組み合わせは珍しくオンリーワン。食欲をそそり、ご飯が何杯でも食べられる逸品だ▼そんな11品目を見に来たのは町内外の事業者や創業希望者約40人。新たな感動を抱き、業務意欲を燃やしているように見えた。今回公開された長洲ブランドの新商品たちは全国各地で元気いっぱいに泳ぎ回るだろう。


平成29(2017)年 2月 15日 水曜日


  1. 伝統「水落ち」柳川 水門閉じ掘割環境守る
     柳川市の掘割の水を抜く「水落ち」が14日に始まった。矢部川水系の二ツ川から流れ込む水をせき止めるために城堀水門を閉じ、下流の沖端地区の二丁いび(水門)が開かれた。

  2. 谷口さん瀬高路駆ける 清水山ロードレース 776人が白い息弾ませる みやま市制10周年記念
     みやま市制10周年記念市清水山ロードレース大会が12日、同市瀬高町小川のタカ食品工業を発着点に開催された。同市誕生後、最多となる776人が出場。バルセロナ、アトランタのオリンピック2大会に出場した谷口浩美さん(56)もゲストランナーとして登場。白い息を弾ませながら新春の清水山を駆け、健脚を競った。

  3. 発表会で成功祈願 恋グルPASS第3弾 筑後
     恋のくに筑後≠フ恋にちなんだグルメ、恋メニューを紹介する「恋グルPASS vol3」の完成を記念して11日、「恋メニュー発表会」が筑後市水田の水田天満宮境内で行われた。恋グルPASSの成功祈願を行ったほか、一般から公募した男女の恋愛成就も祈願。恋メニュー販売や同市のPRキャラクター「パネコ」「ポネコ」の誕生会もあり、イベントを盛り上げた。


     大牟田市草木の大牟田高校で献血会が開かれた。大牟田中央ライオンズクラブが主催。同校の生徒や教職員ら80人が協力を申し出て、比重不足などを除く74人が献血した▼同LCは毎年2、9月に同校で献血会を開いている。昭和41年5月に設置された同市愛の献血推進協議会は、校区献血推進会や各ライオンズクラブ、大牟田青年会議所などで構成。各地域で献血会が計画され、平成28年度は27会場で実施。この他にも学校や企業などの協力を得ており、この日、同校で行われた献血会も計画外のもの▼このように献血会は積極的に行われているが、献血者数は減っている。平成10年度まで5千人を超えていたが、近年は4千人台へと落ち込んでいる。原因は、主に少子化がいわれるが、関心の薄れであることも否めない。厚生労働省によると40歳代以上が6割を超え、若年層はこの10年間で3割ほど減っている▼若者の献血協力を高める目的で、1月と2月は「はたちの献血キャンペーン月間」が展開されている。特に冬季は献血者が減少し、安全な血液製剤の安定的な確保が必要不可欠だ▼主流となっている400ミリリットル全血献血は男17歳、女18歳から69歳までで、体重50キロ以上の健康な人なら誰でもできる。献血することで肝機能や糖尿病関連の検査も行われるため、自身の健康管理にも役立つ▼大牟田高校の献血会で初めて献血を経験した2年生は「人のためになることなので、これからも協力したい」と答えた。この身近なボランティアが、尊い生命を守るための大きな力となる。


平成29(2017)年 2月 16日 木曜日


  1. 地元企業へ就職を 高専生に魅力アピール 有明産業振興会が初取り組み 28社ブース設け紹介 大牟田
     有明広域産業技術振興会(糸永一平会長)は15日、大牟田市東萩尾町の有明工業高等専門学校で会員企業紹介事業を実施した。学生らに各社の事業内容や製品などを説明し、地元企業の魅力をアピールした。

  2. 新副市長 3月提案へ 浅田市長 病院検証チーム発足急ぐ 荒尾
     荒尾市の浅田敏彦市長は藪内孝則副市長の16日付退任に伴い、市議会3月定例会に後任の副市長の人事案件を提案する見込み。17日から不在となるため、同市ナンバー2空席のまま同定例会を進めるのではなく、初日の3月6日に提案される可能性が高い。現在、副市長候補の人選を急いでいるもようだ。

  3. 掘割再生に役立てたい 水質改善の効果出る 大坪GSI 1年間、水路浄化試験 柳川
     「柳川の掘割の再生に役立てれば」と、柳川市大和町徳益の大坪GSI(大坪隆治社長)が商標登録しているフォームドG(発泡ガラス)を豊原小学校近くの水路に設置して、試験を実施している。すでに非常に効果が出ているという。同社は3年をめどに水質浄化試験を行い、掘割などの水質浄化に役立てたい考え。


     先週末に襲来した寒波も収まり、暖かくなった。さすがにもう大きな寒波も来ないと思うが、果たしてどうだろう。予報が当たるよう願っているのだが▼もちろんしっかりした根拠があるわけではなく、時季的にそうあるだろう、そうあってほしいという願望交じりのものである。天気予報はどうなるだろうか。ちなみに2月16日は「天気図記念日」▼1883年のこの日、ドイツ人気象学者の指導を受け日本初の天気図が作られた。約2週間後の3月1日からは毎日配布されるようになっている。それから130年余り。気象庁が発表している1992年から2015年まで降水の有無の的中率例年値によると、九州北部では翌日分で84%、7日後では67%だ▼昔と比べてはずれは減り、予報精度は上がっていると感じる。観測や予報技術進歩のたまものだろうが、直近でも100回に16回は当たっていない。これは高いのか低いのか。子どもの頃、あすの天気を占おうと履物を蹴り上げ、表が出たら晴れ、裏だったら雨と言っていたのを思い出した。これでも当たる確率は50%である▼地球温暖化で気候変動が激しくなった。ピンポイントのゲリラ豪雨などなかなか予測できるものではなく、「想定外」といわれる事態がさらに多くならないかと心配だ。人間の英知でしっかり予測できるようになるのを期待したいが、まずその原因を取り除くのが先だ▼気候変動で季節感も失われていくような昨今。天気予報でも、日本に独特な四季折々の風情が楽しめるようでありたい。


平成29(2017)年 2月 17日 金曜日


  1. 公共施設を統廃合 市民体育館 民活導入を模索 延べ床面積20%削減へ 大牟田
     大牟田市は人口減少が進む中、まちづくり総合プランに掲げる将来の都市像の実現を図るため、市公共施設維持管理計画の目標である延べ床面積20%削減を目指して公共施設の統廃合を行う方針を示した。学校再編によって空きとなった施設は原則売却の方針。大牟田市庁舎は、公共施設全般の動向を踏まえて改修や建て替えの方向性を検討。市民体育館は民間活力の導入も模索し、労働福祉会館は廃止を基本として考える。

  2. 筑後圏域の発展を 県境超え初交流ー柳川 佐賀空港利用や観光客誘致
     佐賀県と九州佐賀国際空港活性化推進協議会は15日夜、柳川市の御花で「筑後圏域交流会〜九州佐賀国際空港と筑後圏域の一体的発展を目指して〜」を開いた。佐賀県内はもちろん、福岡県南西部自治体、経済団体、空港関係者など約120人が出席。県境を超え連携して筑後地区の発展に協力していくことを誓った。

  3. 国税庁HPで書類作成 倉重市長 初の確定申告 大川
     平成28年分の確定申告受け付けが始まった16日、大川市の倉重良一市長が大川税務署で国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」を利用した申告を体験した。


     編集部のフロアに、ふくいくとした甘い香りが広がっている。大牟田市鳥塚町の三笠神社(熊野神社)境内に咲く紅梅のお裾分けだ。見事に咲いた花と香りの出迎えに、来訪者も感嘆の声を上げられている▼あちこちを巡るのが好きなため、弊紙エリア外で筑後北部の梅の名所に出掛けた。観光案内にも登場する有名なスポットで十数年前から通っている。だが残念なことに年を重ねるごとに花数が減り、特に今年は惨憺たる状況だった▼梅にまつわる言葉がある。「桜切るばか、梅切らぬばか」。春先に咲く代表的な二つの花を対比しながら、栽培上の注意を示している。桜はむやみに切ると、そこから腐敗することがある。逆に、梅は切り詰めないと無駄な枝が伸び、花芽が枝先へと移動してしまう。前述の名所は、老木ということもあろうが、しっかりとした剪定がなされていないのが見て取れた▼1週間ほど前の小欄で、弊紙エリア内の梅の名所をいくつか紹介した。その中の一つで柳川市の七ツ家梅の木街道は、地元の七ツ家老人クラブ連合会が剪定から施肥、除草など一年を通して手入れに汗を流している。慶長本土居跡の約1`に161本。見応えがある。22日から5日間、五つの単位老人クラブが輪番でお茶の無料サービスを行い、昨年とれた梅の酢漬けも振る舞ってくれる▼冒頭の三笠神社も毎年、見事な花を楽しませている。例年、境内では梅花祭が催されており、今年は3月7日。野だてやお神酒の振る舞いがある。梅の香りに包まれて、春の訪れを堪能してはいかが。


平成29(2017)年 2月 18日 土曜日


  1. 長谷川さんに「夢生き賞」 ソロプチミスト柳川 働きながら勉強
     国際ソロプチミスト柳川(田中萬里子会長)は17日、柳川市新外町の御花で2016年度「夢を生きる賞」表彰式を開いた。柳川山門医師会看護高等専修学校准看護課程で勉強している長谷川麻美さん(40)を表彰。出席したソロプチミスト柳川の会員たちは「1人で子どもを育て、介護施設で働きながら准看護師の勉強を続けているのは立派。努力の人」とたたえた。

  2. 20日から980項目 業務の効率化 市民サービス向上 「よくある質問」Q&A大幅増 ホームページ 電話対応マニュアル作成も 大牟田市
     大牟田市は市民サービス向上を目指して市のホームページに掲載している「よくある質問と回答」を充実させて20日午後8時ごろから公開し、利用できるようになる。Q&Aの数はこれまでの39項目から約980項目へと大幅に増加。Q&Aは3とおりの方法で検索ができ、今後は状況に応じて追加や削除、更新などを行って業務の効率化と、より良い市民サービスの提供を目指す。

  3. 地中熱利用換気システム稼働開始 環境のまち"長洲"へ 県内初 全小中学校普通教室で
     玉名郡長洲町は町内の6小中学校の全普通教室など計49教室に「地中熱利用換気システム」を整備し17 日、一斉に運転をスタート。同日に六栄小学校で運転開始式が行われた。同システムの導入は全国でも例が少なく、学校教室への整備は熊本県内で初めて。「環境のまち長洲」として県内市町村の先導的な役割を同町が担う。


     水郷柳川で掘割の水を抜く「水落ち」が始まった。水落ちは掘割の環境を守るため、江戸時代から続く堀干し行事。掘割から水がなくなることで、期間中は川下りコースが変更される▼水落ちは矢部川水系の二ツ川から流れ込む水をせき止めるために城堀水門を閉じ、下流の沖端地区の二丁いび(水門)を開ける。このため掘割から水がなくなり、川底の清掃を行い、日光消毒する▼掘割は総延長930`で柳川のまち中を巡る。この中で川下りのメインコースとなるのが城下町地区(柳河、城内、沖端地区)の約60`。水落ちは23日に城堀水門が開けられるまで続く。終了すると、3月1日に「お堀開き」。これを節目に、新たなシーズンの幕開けとなることから、1年間の掘割での安全・無事故を祈願する▼水落ち期間中に掘割から水がなくなることで、フナやコイなど大きな魚が少なくなった水を求めて、集まり、ピチピチとはねる姿が見られる。掘割再生が功を奏して、多くの珍しい魚もいるようだ▼川下りは寒い日も楽しめるようにと、こたつ舟が巡っているが、これも2月末で終了。3月からは掘割沿いも春の草花で彩られ、ちょっとポカポカ陽気の中で楽しめるはず▼柳川では「柳川雛祭り・さげもんめぐり」が行われている。各地でさげもんが見られるが、3月に入ると、雛めぐり舟の運航やおひな様水上パレード、流し雛祭など掘割で行われる行事もある。柳川の観光資源になっている掘割を、いつまでも活用できるように守り続けていきたいものだ。


平成29(2017)年 2月 20日 月曜日


  1. 必要なのは人の熱意 100周年へカウントダウン なかじーがトークで強調 大牟田
     大牟田市制100周年の記念日である3月1日の10日前となる19日、「カウントダウン10 トーク・アンド・コンサート」が同市石炭産業科学館で開かれた。会場には約100人が来場。大牟田出身で市制100周年宣伝部長の「なかじー」こと中島浩二さんは、トークショーで「これから大牟田のまちに必要なのは人の熱意。人の熱意はいろんなことを動かす」と強調した。

  2. みやまにオルレコース 済州島発祥トレッキング 初日は450人楽しむ
     九州オルレ「みやま・清水山コース」が19日、オープンした。オルレは韓国・済州島発祥のトレッキングで、コース認定は九州内で19番目。同日はオープニングセレモニーが行われ、みやま市の新たな観光資源誕生を祝福。韓国を含め約450人が清水山の自然をめでながら山歩きを楽しんだ。道中ではぜんざい、豚汁など住民らによるおもてなしが行われていた。市では今後、年に複数回のイベントを計画していくという。

  3. もてなしの心で掘割清掃 水落ち利用し"大作戦" 柳川 クリーンアップに2100人
     江戸時代から続く柳川の伝統行事である水落ち期間中を利用して、地元住民や観光関係者に加え、市内外の住民や各種団体など約2100人が参加して掘割の一斉清掃「柳川堀と道<Nリーンアップ大作戦」が19日、柳河・城内・沖端の掘割約60キロに渡って行われた。参加者たちは水郷のイメージを高め、観光客を歓迎する最大のおもてなしの心≠フ気持ちで清掃に励んだ。


     家の庭先に季節外れの夏を見つけた。セミの抜け殻だ。最近は暖かい日もあったが、いくらなんでも季節を間違えてひょっこり出てくることはあるまい。考えられるのは、以前からその近くに抜け殻はあったが何かの理由で姿を現したということだろう▼考えられる要因の一つは風。夏の忘れ物は長い間、どこかにしがみついていたが風に吹かれて飛ばされてきたのだろう。それは春一番なのかもしれない。九州北部地方でも先日、春一番が吹いたらしい。残念ながら気付かなかった。三寒四温。これから少しずつ暖かくなっていくだろう▼暑さ寒さも彼岸までという。彼岸とは「春分の日」と「秋分の日」を中日とし、前後の3日間を合わせた7日間。ちなみに「春分の日」は自然をたたえ、生物をいつくしむ日という。今年は昨年と同じ3月20日だが実はこの祝日は日にちが固定されていない▼「春分の日」と「秋分の日」は国民の祝日に関する法律にも、具体的な月日が明記されていない。それぞれ「春分日」「秋分日」とだけ決められている。これらは星々の動きと密接な関わりがある。国立天文台によると、予想することはできるが、地球の運行状態は常に変化しているために予測が必ずしも一致するとは限らないという▼そのため「春分の日」「秋分の日」は国立天文台が毎年2月に翌年≠フ日にちを官報で公表するという仕組みになっている。毎年訪れる祝日も意外とその由来などを知らないことが多い。あらためて調べてみると実に面白い。セミの抜け殻が、そのきっかけをくれた。


平成29(2017)年 2月 21日 火曜日


  1. 庁舎 危険性"高い" 耐震診断結果明らかに 震度6強で倒壊、崩壊 改修か、建て替え検討へ 大牟田
     大牟田市は20日、平成28年度行っていた市庁舎本館などの耐震診断の結果を発表。震度6強の地震があった場合、正面入り口側の市庁舎本館は「倒壊、崩壊の危険性がある」、北東側の同新館は「倒壊、崩壊の危険性が高い」という診断結果が明らかになった。熊本地震以降、全国的に庁舎の安全性が問われる中、大牟田市の庁舎の安全性は低い≠ニいう非常に厳しい状況にあることが分かった。

  2. 観光大使の井口さん 年間チャンプ目指す 熊本地震へ義援金も 柳川
     柳川市出身で柳川観光大使のレーシングドライバーである井口卓人さん(29)が20日、同市役所を訪れた。金子健次市長に熊本地震義援金25万6千円を手渡し、4月8、9日に岡山国際サーキットで始まるスーパーGTの年間チャンピオンを目指して頑張ることを誓った。また、各課を回り、職員たちから激励の拍手を受けた。

  3. 賀庭寺の歴史 後世へ 府本小 児童が読み聞かせ 荒尾
     荒尾市府本小学校(栗原豊子校長)の5年生が17日、同校で今春入学する新1年生に平安時代末期の建立と伝えられる賀庭寺を題材にした「賀庭寺ものがたり」を読み聞かせた。熊本県の指定文化財「賀庭寺と古塔群」を広く伝えようと府本地区協議会や賀庭寺保存会が作った冊子を活用し、初めて実施。「歴史を後世に残し、受け継いでほしい」との願いを受け、児童らが交流とともに郷土への愛着を深めた。


     仕事を終えて社を出たとき、視界に引き付けるものを感じた。視線を向けると、見慣れた大牟田市役所庁舎だ。待てよ、これはいつもと同じなのか、違うのか。建物が浮き立つように見える▼市政担当記者に携帯で連絡を入れると、ライトアップのリハーサルだという。大牟田市制100周年の記念式典が開かれる3月1日夜、祝いの関連行事として庁舎を照らし、背景に花火を打ち上げて七色に彩る。そのライト調整をしていたのだ▼大牟田市庁舎は歴史と風格がある。旧庁舎の焼失で建て替えられ1936(昭和11)年に落成。近代式鉄筋コンクリート4階建てで、国の登録有形文化財になっている▼貴賓室跡には、大理石のマントルピースがある。屋上は緩やかな傾斜で雨水が庁舎後ろ側へ流れるため、正面には美観を損なう雨どいがない。また市中心部が焦土化した大戦の戦火にも耐えた証しとして、屋上には高射砲の台座や防空監視哨が残る▼昨年の熊本地震で、大牟田市は震度4に見舞われた。庁舎は今後、これ以上の揺れに耐えられるのか。市は耐震診断を前倒しで実施。耐震補強をするのか、建て替えるのか―など対応を検討することになる。庁舎には、多くの来庁者があり、職員もいる。市民の貴重な個人情報があるし、市有財産のデータなど大量に蓄積されている▼市は、公共施設の利活用についても検討を進めている。庁舎は、大きな検討課題の一つだ。どのような形で次代へ引き継ぐのか。100周年の節目に当たり、まちの拠点として、あるべき姿をしっかりと考えよう。


平成29(2017)年 2月 22日 水曜日


  1. 沖端の良さ見つけよう 景観形成ワークショップ 30人がまち歩きで学ぶ 柳川
     柳川市の景観形成推進事業で第4回沖端まちなみワークショップが20日に行われ、地元の人たち30人が参加。沖端地区を歩いて回り、地元の良さを再発見した。沖端地区は観光都市柳川の拠点の一つ。詩聖・北原白秋が育ったところで、白秋生家・記念館や柳川藩主邸だった御花があり、観光客でにぎわうところだが、住民がまち歩きすることで、まちづくりに生かそうというもの。

  2. “お隣さん”を探検 児童ら校区超えて交流 みやま
     みやま市清水小学校児童が隣の水上校区を巡る校区探検交流活動が20日、同市瀬高町長田の上長田公民館などで行われた。清水小と水上小児童が合同でグループをつくり、長田の大銀杏、長田鉱泉場など水上校区の魅力を再確認。校区を超えて交流を深めた。

  3. まちづくり、観光、教育・・・ 若い感性で郷土考える 市長と学生が意見交換 大牟田
     若い感性でこれからのまちづくりを考える「若者」「よそ者」「女子」目線でトークが21日、大牟田市西港町の旧三井港倶楽部で開催された。中尾昌弘市長と大牟田について研究してきた大学生たちが、まちづくり、観光振興、教育などの現状や郷土の将来について自由に意見交換。市制施行100周年、三池炭鉱の閉山から20年という大きな節目を機に、これからの郷土発展の可能性を探った。


     「地中熱利用換気システム」なんて、全く知らなかった。昨年11月上旬の玉名郡長洲町議会臨時会に町長から提案されたのは、同システム導入工事の条件付き一般競争入札による請負契約の締結。原案どおり可決された▼それから3カ月余りが過ぎた。町内のある小学校では町長と児童代表の女子2人が一緒にスイッチを入れ、拍手と歓声の中でシステムが動きだした。この導入は全国でも例が少なく、学校教室への整備は熊本県内で初めてだという▼換気のために外気を直接取り入れず、深さ7.5メートルの地中から、季節に関係なく年間を通じて15〜17度くらいの地中熱で外気を夏は冷却、冬は加熱。これを給気ファンで教室内に送風するものだ▼使用ピーク時には補助ヒートポンプを稼働させて心地よい温度に調整するという。クリーンな空気を保つため、PM2・5や黄砂などの環境問題、インフルエンザなどのウイルス対策などの衛生面でも有効。エアコン電力利用量の30%低減も見込まれている▼一年中、変わらずに安定した地中の温度をうまく利用した環境にやさしい換気システムといえ、地元に先進事例がない事業へ果敢に取り組んだ長洲町の英断や努力に拍手を送りたい。その根底にあるのは、子どもの健やかな成長を願う温かい心だろう▼「今シーズンは本校でもインフルエンザで学年閉鎖や学級閉鎖があったのでウイルス対策として、ありがたいです」。校長先生も笑顔を見せた。システム自体が理科や社会科の教材にもなる。今後の取り組みにも注目したい。


平成29(2017)年 2月 23日 木曜日


  1. 今年は8月6日開催 あらお荒炎祭 ラストに「大抽選会」
     今夏の第24回あらお荒炎祭の第1回実行委員会が22日、荒尾市役所で開かれ、8月第1日曜の6日に荒尾運動公園ソフトボール球場一帯で開催することを決定した。昨年までと同様の行事に加え、エンディングセレモニーの直前に「大抽選会」を開催することになった。「イベントの最後まで楽しんでもらえる内容を目指す」という。

  2. 新技術で管内洗浄 九州初のアイスピグ工法 流量は大幅に改善 大牟田
     大牟田市汐屋町の共栄環境開発鰍ヘ19日までに市東部環境センターから七浦橋まで総延長1・5キロの処理水放流管(直径100ミリ)を九州で初めてとなる「アイスピグ工法」で洗浄し、流量は大幅に改善。多くの関係者らが作業の様子を見守り、環境に非常に優しいといわれる新たな工法に高い関心を寄せていた。

  3. 梅の名所でまつり 七ツ屋街道 老人クもてなす 柳川
     柳川市の梅の花の名所の一つで地元のお年寄りたちが手入れをして地域を盛り上げている昭代地区の七ツ家梅の木街道で22日、梅まつりが始まった。約1キロの道路沿いに梅の木200本が植えられ、白色、桃色の花が咲き誇っている。地元老人クラブ連合会が昨年採れた梅を酢漬けにして、お茶と一緒に無料提供。訪れた人たちをもてなしている。まつりは26日まで。


     気象庁は、16日に「九州北部で春一番が吹いた」と発表した。広い範囲で気温が上がり、南寄りの風が強まったから。九州北部では一昨年2月21日以来、2年ぶりである▼春一番の条件は、地域によって違いがある。九州北部の条件は、「立春」から「春分」までの間に、南寄りの風で最大風速7メートル以上吹き、最高気温が前日より高くなること▼大牟田でも同日、風の向きが前日までと比べて大きく変わり、南寄りになった。最高気温は16・7度と4月並み。ただし10分間の平均風速の最大値が4・1メートルで、肝心の風が弱かった。その日よりも翌17日が最高気温20・1度と、今年初めて20度を突破。風に至っては最大風速6・6メートルと強く吹き、最大瞬間風速は13・6メートルを記録▼大牟田にとって事実上の「春一番」は17日だったと言える。続いて20日も南寄りの風が吹き、最高気温は16・1度。最大風速が7・5メートルで、最大瞬間風速は14・5メートル。これは「春二番」と言っていいのではなかろうか。このように春二番、春三番と重ねてゆき、4月ごろに「春本番」を迎えることになる▼話は変わるが、この春一番には思い出がある。新聞社の入社試験で、いくつかの言葉の意味を問われた。春一番は解答できたが、「リンパック」は答えることができなかった。米海軍主催の環太平洋合同演習のことで、日本の海上自衛隊が初めて参加したのは1980年▼気象予報によると、今年は春三番、春四番と、例年になく繰り返されるという。花粉の飛散も多くなるので、予防策は万全にしていただきたい。


平成29(2017)年 2月 24日 金曜日


  1. 地元企業で働こう 玉名・大牟田の19社が求人 職安 各ブースに求職者100人 荒尾
     玉名公共職業安定所(ハローワーク玉名、長谷川幹所長)主催の「製造業・土木建設業」就職面接会が22日、荒尾総合文化センター小ホールで開催された。求職者約100人が地元19社の人事担当者から直接、対面方式により各ブースで会社概要や仕事内容などを聞き、行政の担当職員からのアドバイスも受けて、就職活動の参考にした。

  2. 薬草使う調理学ぶ 生愛会が初の実習 柳川
     薬草を中心とした食育を通じて健康を目指す生愛会が柳川市で発足。第1回薬膳料理実習が21日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」調理実習室で開かれた。初回のテーマは「ツバキ御膳」。熊本市や福岡市など遠方からの参加もあり、薬草を使っておいしい調理法を学んだ。

  3. 町挙げて幼児英語教育 全国でも珍しい 国際感覚を人材育成に 長洲
     玉名郡長洲町の英語教育の推進に関する包括連携協定調印式が、同町中央公民館で行われた。英語教育を通じて幼児や小学生の頃から国際感覚を身に付け、国内外で活躍する人材育成をしていくことを関係者挙げて誓い合った。


     有明地域では大川木の香マラソン大会が26日に開かれる。3月は12日にちっごマラソン大会、20日にも柳川おもてなし健康マラソン大会が。皆さんに楽しんでもらいたい▼54年8カ月6日5時間32分20秒3というマラソンの世界最長記録ともいわれる数字が残っている▼日本人が初めてオリンピックに出場したのは1912年の第5回ストックホルム大会。選手の1人がマラソンの金栗四三さん。20歳だった。当時の世界記録を大きく上回るタイムを国内で出していたことで、大きな期待を集めていた▼北欧の地でありながら異常気象による高温のため、完走できた選手は半数ほどという過酷なレースに。金栗さんも日射病で倒れ、コース近くの農家で介抱されて目が覚めたのは翌日だった。自ら棄権の意思表明をしたわけでもなく、当時は行方不明になったとされ、この事実が後になって分かったという▼1967年にストックホルムで開催されたオリンピック55年記念行事に招待された75歳の金栗さ ん。当時のコースをたどって、役員や観客が見守るスタジアムでゴールのテープを切ると、「第5回オリンピックはこれで全日程を終えました」というアナウンスも。この粋な計らいには多くの人が感激▼五輪で国民の期待に応えることができず、つらい思いをしたに違いない。それでも現役引退後は箱根駅伝開催に尽力するなど、日本の陸上競技発展に力を注いだ金栗さん。マラソンにも例えられる山あり谷ありの人生。金栗さんの歩みはマラソンそのものではなかったか。


平成29(2017)年 2月 25日 土曜日


  1. 新病院建設検証・検討 8月末までに結論 まず野外音楽堂を精査 浅田市長「新たな候補地や現地も」 荒尾
     荒尾市の新病院建設計画検証・検討プロジェクトチームの第1回会議が24日、市役所で開催された。懸案の新市民病院建設問題について、運動公園内の野外音楽堂一帯の適否などの総合的検証のための組織。冒頭で浅田敏彦市長は「野外音楽堂についての検証に加え、今まで(論議の)テーブルに乗っていない新たな候補地や現地建て替えも含め、皆さんと一緒に考えていきたい」と庁内の関係各課の職員に呼び掛けた。

  2. 有明海を大切に 小学生が絵で訴える 図画・ポスターコンクール 入賞者42人表彰 柳川
     柳川市が主催する平成28年度「有明海を大切に」図画・ポスターコンクール表彰式が23日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」であった。入賞した小学生たちに金子健次市長が表彰状を渡し、祝福した。入賞作品は3月2日まで、水の郷2階渡り廊下に展示。6日から17日まで最優秀賞受賞作品はパネルにして西鉄柳川駅自由通路に掲げられ、その後、市役所柳川庁舎前の広告塔に1年間掲示される。

  3. プレミアムフライデー初日大型店セールで盛り上げ「働き方改革」浸透には時間
     毎月最終金曜日に終業時間を早め、買い物や飲食などを楽しんでもらう取り組み「プレミアムフライデー」が24日に始まった。商店をはじめとするサービス業は新たな需要を取り込もうと、さまざまな企画やセールを行い、盛り上げを図っている。


     「プレミアムフライデー」って、何?。「おまけのフライでーす」とサービスランチに、えびフライが一つ多く付いてくるのか、とくだらないことを考えてしまう▼そうではない。月末の金曜日には、午後3時までに退社して、消費に時間を使ってもらおうという取り組み。政府は昨年6月、日本再興戦略2016で国内総生産600兆円の目標を打ち出し、経団連が消費拡大策を検討▼12月には経済産業省と経済関係団体が推進協議会を発足。働き方改革の一環として、早帰りも組み合わせて実施することになった。その初日が、きのう24日だった▼しかし、全く盛り上がっていない。有明地域では、そんな言葉すら耳にしない。担当記者が調べて回ったが、商工会議所も地元事業所で取り組む話は聞かないという。やっと見つけたのが大手スーパーなど。特別週末企画としてこだわり商品≠竍午後3時のタイムバーゲン≠ネど展開▼消費拡大の取り組みは、わずかだが一部で行われた。けれども働き方改革はみじんもない。公共職業安定所の有効求人倍率は高く、売り手市場の傾向が見える。しかしながら地元中小企業の業績や従業員の収入が上がっているとは思えない。「効率化提案するため日々残業」「ノー残業居なくなるのは上司だけ」(共に第一生命サラリーマン川柳)。こんな皮肉さえ頭をよぎる▼政府主導の「クール・ビズ」は大当たり。だが「プレミアムフライデー」は犠打にもなり得ぬ凡打に思えてしようがない。えびフライ一つおまけの方が、この上もなく気が利いている。


平成29(2017)年 2月 27日 月曜日


  1. まち協活動を研究 大会で功労者たたえる 大牟田
     第45回大牟田市校区コミュニティ研究大会が25日、大牟田文化会館で開催され、町内公民館や自治会関係者など、合わせて約400人が参加。住民、地域と行政が連携して安心して暮らせるまちを目指し、課題解決に向けての糸口を探った。また長年にわたって地域活動に貢献してきた個人や優良公民館、自治会の表彰も行われた。

  2. 早春の筑後川沿い駆ける 楽しく完走目指す 大川木の香マラソン盛大に
     早春の筑後川沿いを駆ける大川市の一大スポーツイベント「第30回記念大川木の香マラソン大会」が26日、筑後川総合運動公園一帯をコースにあった。市内外から幅広い年代のランナーが参加し、それぞれのペースでゴールを目指した。

  3. “本探 しわくわく” 書名伏せ一文を紹介 みやま市立図書館
     みやま市立図書館(猿渡恵子館長)は本の貸し出しお楽しみ袋「出会いの一行」を24日、スタート。本のタイトルを伏せ、文中の一行のみ書き出す形で図書を紹介。企画した同図書館司書の古賀幸恵さんは「来館者の皆さんに新しい本との出合いを提供できれば。本探しを、わくわくしたものに」とPRしている。貸し出しは限定30冊で、なくなり次第終了する。


     各地で梅が紅白の花を付けている。梅といえば、みやま市山川町のお座敷梅が有名。ここには梅花園と青輝園の隣接して2軒のお座敷梅展示場がある。樹齢が数百年という古木など座敷や庭園に多くの盆栽が並べられ、愛好家を喜ばせている▼数年前、お座敷梅を購入して自宅庭に移植した。十数センチの大きさだったが、花を咲かせ、枝が伸びている。庭の手入れは大変だが、きれいな花が見られる喜びの方が大きい▼少子高齢化時代の到来で、時間に余裕のある高齢者世帯が増加している。だからということもないだろうが、花や盆栽、または野菜作りなどの家庭菜園を趣味にしている人も多く見られる。各地の花の名所を訪れることを楽しみにしている人たちもいる。自治体によっては「花いっぱい」を掲げているところもあり、花が観光にも結び付いているということ▼柳川市の七ツ家梅の木街道を見に行った。10年以上前に訪れたことがあったが、2度目。福岡県が道路整備したところに約1キロにわたって梅の木約160本が植えられている。地元の老人クラブ会員たちが管理し、26日まで梅まつりを開催。訪れた人たちに梅を酢漬けにしたものやお茶を出し、もてなした▼損得抜きのボランティアで、管理作業を続けている。自分たちが住む地域に、こんなに美しく咲く梅が多く並んでいるという誇りもあるに違いない。見に来ている人たちは、老人施設から訪れたお年寄りたちも多かった。高齢化社会だから生きがいづくり、楽しめるものを見つけられるともいえよう。