平成28(2016)年 12月 1日 木曜日


  1. 南関高跡に新庁舎 耐震診断で補強不可能 町政懇談会 町長が考え初めて明かす
     町民の声を生かそうと、玉名郡南関町の町政懇談会が始まった。初日となった11月28日夜は同町関町のうから館で開かれ、佐藤安彦町長は耐震対策が急がれる町役場庁舎について、来春閉校する南関高校跡に建設する考えを、町民に対して初めて明らかにした。集まった町民から質問や要望が出された。

  2. 琴奨菊関がプレゼント 柳城中で税作文など表彰 柳川
     中学生の税についての作文と書写(書道)コンクールの表彰式が11月29日、柳川市柳城中学校であった。福岡国税局長賞などを受賞した生徒へ表彰状、同校へは感謝状が贈られ、サプライズゲストとして大関琴 奨菊関が受賞した生徒らに色紙をプレゼントし、「夢を持って」と激励した。

  3. ベルギーのアート紹介 友好150周年で企画展 大牟田
     日本とベルギーの友好150周年を記念した企画展が大牟田市立三池カルタ・歴史資料館で開かれている。「タンタンの冒険」や「スマーフ」などの漫画を生み出したベルギーのアートの世界を紹介している。


     買い物をするため、あるスーパーに立ち寄った。駐車場に車を止め、店に入ろうとすると玄関前に犬が座っている▼中型で毛は茶色。恐らく雑種だったのではないか。野良犬が来ているのかと思ったものの、よく見ると首輪を着けている。かっぷくもいいので、飼い犬が買い物中の飼い主を待っているのかと納得。買い物を終え5分ほどして戻ると、同じ場所に同じ姿勢で座っている。「なかなか賢そうな犬ではないか」と考えた▼同じように感じた人もいたようだ。いくつもの袋を抱えた女性が犬に目をやって「あら、お利口さんね」と言いながら通り過ぎた。よくしつけもできていると思い、飼い主が現れるまで待ってみようともしたがそこまではせず、まだそのままの犬を見ながら店を離れた▼「まさか平成の忠犬ハチ公?」という考えが頭をかすめ、翌日も同じくらいの時間に通り掛かったがもういなかった。コンビニエンスストアでも、店の外につながれた犬を見ることがある。こちらは家の中で飼われていそうな小型犬がほとんど▼言うまでもなく飼い主は愛犬が人をかんだりしないよう責任を持たねばならない。よくしつけられた犬でも、例えば何かのきっかけでいたずらをされると思い、怒って事故が発生しないとも限らない▼自分の犬は暴れたりしないと考えていても、「想定外」の事態はいつ何時でも起こり得る。人がいる公園で遊ばせる場合などは常に目配りをするはず。車に乗せておくのでなければ、犬だけ待たせることは避けた方がいいのではないか。 


平成28(2016)年 12月 2日 金曜日


  1. 街に明かりを イルミネーション築町商店街に点灯 大牟田
     大牟田の冬の風物詩として親しまれている築町商店街のイルミネーションが1日、点灯を始めた。街を彩る優しい光が見る人の心を癒やしている。

  2. 郷土が生んだ国文学者 藤村作たたえる 顕彰碑に花束ささげて 柳川
     柳川市出身の国文学者、藤村作先生顕彰会(立花寛茂会長)は命日の1日、同市新外町の御花などで「第29回偲ぶ会」を催した。会員らが藤村作の墓のある本光寺で読経、掘割沿いにある顕彰碑に花束をささげ、その後に御花で遺影を飾り、郷土を生んだ国文学者をしのんだ 。

  3. 恋姫が一日署長に 年末年始特別警戒始まる 筑後署
     筑後警察署(宮崎光一署長)は1日、年末年始特別警戒出陣式を県営筑後広域公園体育館駐車場で実施した。署員や来賓、地域のボランティア団体メンバーなど約100人が参加。一日警察署長に任命されたちっご観光大使「恋姫」の野村優衣さん(23)が「皆さんの頼もしい姿は心強く、安心することができます」とあいさつし、部隊視閲などを行った。


     師走を迎え、冬本番への準備を怠りなく進めなければならない。今年1月には大寒波が襲来。有明地域は断水など日常生活に大きな影響を受けた▼大牟田市は、市民生活に欠かせない水の安定供給を図るため、寒波対策マニュアルを見直した。見直したということは、以前から存在したことになるのだが、あれだけの被害をもたらしたのだから「なかった」に等しい▼新たなマニュアルは、危機レベルに応じて庁内体制を編成する「寒波対策」、積極的に周知啓発を行う「広報活動」、配水量の監視強化を徹底する「寒波対応の水運用・運転」―の三つを柱に策定▼危機レベルに応じて4段階の庁内体制を明確にしたことは、現象への構えが容易にでき、迅速な行動につながる。ただしレベルの程度を区分する基準が、「広範囲に断水の恐れ」や「広範囲にわたる断水が不可避」などと予測的で、担当者の経験と勘に頼る部分もあるところが不安要因▼広報活動は、市民生活への影響を最小限に抑え、不安を解消するために重要なこと。さらに予防対策を徹底する上では、市民の意識啓発が不可欠だ。水運用・運転では、配水量を注意深く監視し、一定基準に達した場合、速やかに減圧を順次行っていくことが断水回避につながろう▼マニュアルを改善したといっても、当然のことながら完全なものなどありはしない。完璧な運用を目指して努力を惜しんではならない。ぎりぎりの状態になって行動に移すより、早め早めに手を打っていくこと。くれぐれも前回と同じ轍を踏まないように。 


平成28(2016)年 12月 3日 土曜日


  1. "量少ないが良質" オイルと新漬け販売開始 荒尾産オリーブ
     荒尾市で産地化が進められているオリーブ。平成28年度産のエキストラバージンオイルと実の新漬けの販売が1日、スタートした。初日、九州荒尾オリーブ村にはオープン時刻から市内外から多くの人が訪れ、盛況。同村副理事の上園満雄さんは「今年は量は少ないが、良質。オイルは荒尾産100%でパンやサラダにかけたり調味料として使えます。ぜひ一度味わってもらえれば」とアピールする。オイルは限定100本ほど、実の新漬けは限定300パックほどを販売する。

  2. ホークス野球教室 筑後七国 和田投手ら直接指導 小学生300人が室内練習場で ベースボールパーク筑後
     福岡ソフトバンクホークス選手によるふれあい野球教室「ベースボールキッズ2016」が11月27日、HAWKSベースボールパーク筑後室内練習場で実施された。今シーズン最多勝利のタイトルを獲得した和田毅投手など現役選手5人が講師を担当。筑後七国などの小学生約300人が参加し、プロの技を学んでいた。

  3. 輝け駅前に電飾5万7千個 大牟田市制100周年も祝う
     大牟田まちなかイルミネーション点灯事業「オームタ☆イルミナーレ2016―2017」の点灯式が2日、大牟田駅前広場で行われた。昨年よりも1万2千増えた約5万7千個のLEDが点灯。築町や新栄町のイルミネーションとも連携して、まちを盛り上げ、市制100周年の節目を彩っている。


     大相撲の琴奨菊関がふるさと柳川市の母校、東宮永小学校を訪れた際に、児童たちを前に、あいさつした後援会の人が「有明新報が発行しているクレバに『柳川市出身の有名人といえば』のアンケート結果が載っていたが、1番は誰と思う」と質問。児童たちからは一斉に「琴奨菊」の声が上がった▼正解は詩聖北原白秋。2番目が琴奨菊関。だが、その差はわずか。子どもたちにとって琴奨菊関の方が身近ということだろう。特に、母校の東宮永小の子どもたちにとって琴奨菊関はヒーロー▼その琴奨菊関は地元九州場所で5勝10敗と負け越し、来年の初場所は大関陥落の危機であるかど番。それも7回目。柳川で応援する人たちも「ハラハラさせられる。だから楽しい」とも。初場所は今年初優勝して縁起がいい。優勝してふるさとで水上パレードがあり、「かつてない人出になった」のである▼九州場所の負け越しに、琴奨菊関は「けがをしていた」「体調が悪かった」といった言い訳はしていない。「相撲はいいときもあれば悪いときもある。準備不足で守りに入った」と説明▼地元から期待されていることから、「頑張らなければ」との思いが強すぎたのかもしれない。だが、来場所に向けて「精進して頑張る」と誓っている▼琴奨菊関は勝ち星に応じて柳川市にふるさと納税しており、雲龍少年相撲大会には新しい優勝旗を寄贈した。柳川市の小学校を卒業し、高知県の明徳義塾で中学、高校生活を送っている。柳川を忘れない琴奨菊関を、苦しいときも応援しよう。


平成28(2016)年 12月 5日 月曜日


  1. 大牟田 市制100周年に協力 ホークス専務ら市長表敬
     福岡ソフトバンクホークス鰍フ太田宏昭代表取締役専務らは2日、大牟田市の中尾昌弘市長を表敬訪問。福岡市のヤフオクドームや筑後市のタマホームスタジアム筑後へ今年の大牟田市民の多大な来場に感謝の意を表した上で「来年の大牟田市制100周年の盛り上げに球団としてお手伝い、協力させていただきたい」と申し出た。

  2. 全国へまちアピール 市制100周年・文化会館30周年記念 のど自慢盛り上がる 大牟田
     大牟田市制100周年、大牟田文化会館開館30周年記念「NHKのど自慢」(NHK福岡放送局、大牟田市主催)が4日、大牟田文化会館大ホールで開催され、全国に生放送。厳しい予選を突破した20組が自慢の歌声を披露し、訪れた約1400人の観衆を魅了。来年3月の100周年に向けて盛り上がり、まちの魅力を発信した。

  3. 長谷健とうふ祭り 最高賞の相浦君ら朗読 芥川賞作家を顕彰
     柳川市で生まれ、小学校教師時代に芥川賞を受賞し、故郷柳川の文化や文学の発展に尽くし、北原白秋の「帰去来詩碑」を建てる時は建設委員長、「からたちの花」「邪宗門」「帰去来」の白秋にちなんだ小説3部作を執筆し、「帰去来」完成直前に亡くなったが、現在のように観光柳川が全国に知られるきっかけをつくった長谷健の業績をしのぶ第59回長谷健とうふ祭りが4日、市婦人の家で開かれた。例年、同市坂本町の柳城公園内の文学碑前での開催だったが、この日は雨だったため、会場が変更された。


     読者から小欄へ投稿を頂きました。紅葉のことを取り上げていたからです。その方は毎年、秋になると大牟田市の延命公園周辺へ、紅葉を見に行くことを楽しみにされています▼「行ってびっくりしました。警察署の南側から体育館の方のナンキンハゼの枝が切り払われ、裸の幹が寒そうでした。図書館から郵便局の方はきれいな葉があるのに、どうして。なぜ、あんなにかわいそうな姿になっているのか調べてください」▼ということで、維持管理を担当する市役所土木管理課に尋ねました。理由は一昨年、警察署前で落ち葉が原因で転倒、けがをされた方がいました。昨年は様子を見たけれど、今年は葉が落ちる前に剪定したということです▼例年は落葉後に剪定。今回の枝落としの度合いはいつもどおり。この時季に、あそこだけ早く行ったために目立ったようです。この件については、他にも理由を尋ねる問い合わせがあっているということ▼ただ同課によると、落葉樹に関して周辺住民から苦情も多いそうです。「毎日の掃除が大変だ」「雨の後はドロドロになって汚いし、滑って危ない」と毎年のようにお叱りが。「紅葉を楽しまれる方と、落ち葉の苦情を訴える方々との板挟みです」。担当者もつらそうでした▼警察署前から郵便局あたりまでは紅葉がきれいです。この季節になると国道を走っていても、わざわざ交差点でハンドルを切り並木の紅葉を楽しむ人も多いようです。同課は今後の維持管理について「状況を見ながら判断します」と回答。あなたは、どう思われますか。


平成28(2016)年 12月 6日 火曜日


  1. 未来に希望持てる大川へ 倉重市長が所信 副市長に石橋氏
     大川市議会定例会が5日に開会した。会期は16日までの12日間。倉重良一市長が当選後初の議会に臨み所信表明した。人口減少を最大の課題として挙げ、市民と一緒にこの解決に向けて行動し「未来に希望の持てる大川」を実現すると決意を表した。

  2. 絵本で心豊かに 内田麟太郎さん原画展や読み聞かせ 市制100周年記念 11日までギャラリー 大牟田
     大牟田市制100周年記念「ともだちや絵本ギャラリー」が3日、同市新栄町の「えるる」で開幕した。同市出身の絵本作家、内田麟太郎さんの絵本原画展や読み聞かせなどが行われ、心を豊かにする物語の世界にいざなっている。11日まで。

  3. 南関第三小 児童の米 15分で完売 田植えから包装デザインまで 市場調査し一般向け販売
     玉名郡南関町南関第三小学校(大木洋一郎校長)の5年生が自分たちで田植えからパッケージデザインまで全てを手掛けた米を3日、初めて販売した。販売会場となった同町小原の直売所「やさい畑」には多くの人が並び、用意した75袋は15分ほどで完売。児童は満面の笑みで喜び合った。


     「男女共同参画」という言葉を嫌がる男性の存在をあまり感じなくなったのは最近になってからだろうか。その一方で「私は男女共同参画について、しっかりと理解、行動している」と自慢する男性の存在もあちこちで見受けられる▼よく聞いてみると「いつも家事を手伝う」という声が大半。「手伝う」というスタンスが「最初から共同参画ではない」という指摘もあるかもしれないが、まずはそこが玄関口にもなろう▼荒尾市男女共同参画審議会が来年度から5カ年の第3次男女共同参画計画の策定について市長へ答申。「活力ある豊かな荒尾市を築くためには、男女一人一人が対等な構成員として、あらゆる分野に参画し、個性と能力を発揮するための意識を育むことが重要」と指摘した▼わが国で女性の活躍を阻害している要因に「固定的な性別役割分担意識」があるという。両者が理解して役割分担をすることは構わない。でも事前に一方的に決めつけるのは良くない▼東日本大震災の時や今年の熊本地震でも避難所での女性への配慮という視点での対応が不足していた。それに男性が気付けば良いのだが、女性の意見が出しやすく、すぐに実現する仕組みづくりが防災面でも必要▼そうしてこそ、真の復興への道筋が開けてくるし、何の分野でもそのようだ。荒尾市男女共同参画計画の基本理念は第3次でも「女と男がともにいきいき輝くまち」と掲げられた。男女の区別にかかわらず個々の性格や得意分野は違う。それを踏まえた話し合いでの役割分担なら理想的といえるだろう。


平成28(2016)年 12月 7日 水曜日


  1. 生ごみを電気、液肥に 来月着工 バイオマスで循環型社会 みやま
     循環型社会の実現を目指したみやま市バイオマスセンター建設工事の安全祈願祭が5日、同市山川町の旧山川南部小学校運動場で行われた。西原親市長をはじめ、市や地元、工事関係者ら約50人が出席。来年1月から始まる工事の安全と無事な施設の完成を願った。

  2. ふるさと納税 8倍に 民間“応援団”結成で 南関 町の魅力を全国発信 職員がうれしい悲鳴
     地域の特産を生かした返礼品で全国的に注目を集める「ふるさと納税」。玉名郡南関町でも全国各地から申し込みが殺到しており、金額もすでに平成27年度の8倍を超え、さらに伸びる勢い。急激な伸びに町職員も手続きなどの作業に追われ、うれしい悲鳴が上がっている。

  3. 年賀状でニセ電話防げ 協賛企業を募集 筑後
     ニセ電話詐欺を地域で防ごう―。筑後郵便局などは来年の年賀はがきで防犯啓発を図ろうと、企業の協賛を呼び掛けている。はがきの裏面には被害例を紹介する4こま漫画などが描かれ、表面には協賛企業名を印刷。高齢者の多い地域を中心に届けられる。筑後市内の各郵便局(簡易郵便局を除く)で受け付けている。9日まで。


     JR大牟田駅から東方面へ1キロほど行くと宮浦石炭記念公園がある。その前の道にはメタセコイア並木が続く。南の空を仰ぎ見ると、赤茶色に染まった紅葉が美しい▼大牟田の「市の木」がクヌギならば、メタセコイアは「肝の木」ではあるまいか。石炭のもとになった木であり、それを起源に発展したまちだから肝心要の存在といえよう▼メタセコイアへの市民の思いは、ずっと以前から深いものがある。1957(昭和32)年に市制40周年を記念して盛大に開催された大牟田産業科学大博覧会。会場の延命公園には、石炭のまちをアピールするため、たくさんのメタセコイアが飾られた▼今も同公園の入り口には、5本ほどが残され大きく育っている。また石炭層が地表近くにあり「焼け石山」の地元玉川小学校にも4本ほどが移植された。それらの勇姿は、通りからでも見ることができる▼メタセコイアが街路樹として整備されているのは、冒頭に記した宮浦公園前に平成8年、70本を植裁。同10年には諏訪公園・イオン周辺に300本が植えられた。この他にも市内を見渡せば、意外に多くあることに驚いてしまう。大牟田駅周辺と駅前広場シティコート。市立病院前のロータリーにも大木がある。三角にとがった木の頭があちらこちらに。余談だが「冬のソナタ」で主人公の2人がデートしたのもメタセコイア並木▼メタセコイアは天を目指して真っすぐに成長する。緑豊かなとき、秋色に染まるとき、落葉し冬の趣を届けるとき。いつの季節も、それはまちの象徴であり「肝の木」だ。


平成28(2016)年 12月 8日 木曜日


  1. 駛馬 新しい小学校名 南・北再編協 市教委へ答申 大牟田
     大牟田市立駛馬南小学校・駛馬北小学校再編協議会は、両校統合で駛馬北小を校舎として平成30年4月に開校する新しい学校の校名案を「駛馬小学校」と決定。7日に同市教育委員会へ答申した。両校に共通し、子どもたちや地域にも親しまれるなど、新校にふさわしいとして決めた。

  2. 事故や犯罪を未然防止 柳川署で特別警戒出発式
     年末年始に向けて増加が予想される交通事故や犯罪の未然防止を図ろうと、柳川警察署(中村隆署長)で7日、特別警戒出発式があった。同署や管内の柳川、みやま両市の関係機関、団体から約80人が出席し、一日署長の観光柳川キャンペーンレディ「水の精」古賀理紗さん(27)が激励や視閲を行った。

  3. 地震被災地でごみ収集支援 4事業者に感謝状 みやま
     熊本地震被災地でごみ収集支援活動を行い衛生環境の改善に貢献した、みやま市内4事業者への感謝状贈呈式が6日、同市役所本所で開かれた。休日を使ってボランティアで被災地に向かい、家屋倒壊などで発生した大型ごみ、生活ごみを分別しながら運搬する作業などを担った事業者に対し、高野道生副市長が「九州北部豪雨のときも廃棄物処理が大変だったことを記憶しています。被災地でのご支援ありがとうございました」とお礼を述べた。


     あの日からちょうど75年を迎えた。日本時間の1941年12月8日午前3時すぎ、日本軍がハワイ真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲。日本はアメリカ、イギリスとの太平洋戦争に踏み込んだ▼今年8月で終戦から71年。戦争は4年近くにも及んだ。日本からアメリカに最後通牒を渡してから攻撃することにしていたが、文書作成に手間取ったために結果として奇襲攻撃になったとも聞く▼だがアメリカのルーズベルト大統領は日本が攻撃を考えているのを事前に知っていて、国民の心を戦争遂行でまとめるため、あえて防衛態勢を取らなかったとも聞く。もっとも空母はそこにいなかったというが。アメリカは「リメンバー・パールハーバー」と応戦した▼終戦の日は戦没者追悼式が行われたり、メディアにも大きく取り上げられるが、開戦日はそれほどでもないように思える。始めがなければ終わりもない。「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報が送られなかったなら▼戦争が間違いなく回避できたとはいえまいが、まだその可能性を探る細い道は残った。もちろん避けられれば、大牟田などのような地方都市まで空襲の大きな被害を受けることはなく、原爆の惨禍もなかったのではないかと思いたくなる▼8月には学校でも原爆投下や終戦に関する平和教育が行われている。子どもたちに戦争を語れる人も減っていくが、戦没者追悼の場で誓われる恒久平和実現を目指し、続ける道を探らねばならない。そして「戦争が始まった日」についても、語り継いでいくことが必要ではないか。


平成28(2016)年 12月 9日 金曜日


  1. 台湾人が川下り やさしい日本語推進でモニター うなぎのせいろ蒸しも 柳川
     柳川市は海外からの観光客が増加する中、受け入れ面で外国人観光客のうち、割合が最も高い台湾を対象に「やさしい日本語ツーリズム事業」に取り組んでいるが、その一環で台湾人モニターを実施。台湾人モニター6人が8日に福岡空港に到着して柳川でウナギのせいろ蒸しを食べ、川下りを体験した。

  2. 良い年願い破魔矢作り 荒尾・四山神社
     荒尾市大島、四山神社の破魔矢作りがピークを迎えている。正月の縁起物で、初詣には、かぶら矢などを合わせて1200本、熊手約1000本も用意するといい、黒田明司宮司らが「良い年に」と願いながら作業にいそしんでいる。

  3. 2千人が歓声 大牟田場所 園児も果敢に挑む
     大相撲がやって来た―。大牟田市制100周年記念平成28年冬巡業「大相撲大牟田場所」が8日、大牟田市民体育館で開催された。 大牟田で大相撲が行われるのは平成6年以来22年ぶりのこと。会場には市内外から約2千人(主催者発 表)の相撲ファンが来場。横綱・白鵬や柳川市出身の大関・琴奨菊らが繰り広げる熱戦に歓声を上げ、力の入った取組を楽しんだ。


     大牟田市街の横断歩道。目の前の信号が青に。一歩踏み出そうかとしたそのとき。視界の横側から入ってきた車は減速することもなく、平然と交差点に進入。前を横切り去って行きました。車の正面の信号は赤に変わって数秒は経過していたはず。悪質な信号無視です▼師走だからというのではないでしょう。近頃この手のルールを守らないドライバーが目立ちます。信号一つ止まったからといって、目的地に到着する時間に、それほどの遅れは生じないはず。この程度なら許される―なんて甘い考えでいるのでしょうか▼本紙の「こちら110番」でも、物件・人身事故の通報がとても多く見られます。注意散漫であったり、イライラした気持ちでハンドルを握っていたのでは、いつか痛い目に遭います。事故は被害者、加害者共につらく、周りの家族も暗い気持ちにさせます。運転席に座るときは緊張感を持ち、常に冷静な判断ができる状態を保ちましょう▼「運転は譲り合いの気持ちで」といいます。この言葉をよくよく考えてみると、引っ掛かる点があります。先を譲ったのに、相手がさも当たり前のような態度であったならば憤慨してしまいます。そんな気持ちになったならば事故のもと。だから見返りを求めないこと、同じ次元でものを考えないこと▼なんて横断歩道を渡りながら、さまざまことが頭をよぎった。いけない。注意散漫では事故に遭遇してしまう。前後左右、それに頭上や足下にも注意を怠りなく。でも、やはり譲り合う心が通じる社会であってほしい。そう思います。


平成28(2016)年 12月10日 土曜日


  1. 必要な情報 検索しやすく HP「よくある質問」充実 大牟田
     大牟田市は現在、市のホームページで公開している「よくある質問と回答」の充実を図る。分類、キーワード、ライフイベントの三つの方法で検索できるようになり、Q&Aの項目も現在の39から約800へと大幅にアップ。必要な時に必要な情報を検索しやすくなり、市民サービスの向上を図るという。公開は来年2月中を目指している。

  2. 踏切内で車 立ち往生 2人が運転者救う 警報機鳴る中の行動たたえる 筑後署
     筑後市内の踏切で立ち往生していた車から高齢者を救助し、車を移動させて列車事故を防いだとして、八女工業高校3年の山下健太郎君(17)?八女郡広川町新代?と羽犬塚中学校教頭の志牟田圭一さん(50)?柳川市三橋町蒲船津?に筑後警察署長から感謝状が贈られた。8日、同署で贈呈式が行われ、「大事にならなくて良かった」と胸をなで下ろす2人を、宮崎光一署長は「勇気ある行動に感謝している」とたたえた。

  3. くまモンライトを贈呈 JAたまな 荒尾、玉名警察署へ 交通事故防止に役立てる
     JAたまなは7日、荒尾、玉名の両警察署に「くまモンLED自転車ライト」を千個ずつ贈呈した。JA共済は交通事故の防止と撲滅を目指す社会貢献活動の一環で同ライトを製作し、地域住民に活用してもらうためにプレゼントしたもの。


     柳川市の技能功労者表彰で平成28年度受賞者は78歳の時計修理工1人だけだった。始まった20年度は4人で、21年度、22年度、23年度はそれぞれ2人ずつの受賞。25年度のゼロを除くと、他は1人ずつの状況▼この表彰制度は長年にわたり、同一職業に従事し、技能および技術の錬磨ならびに後進の指導育成に当たるとともに、市の産業振興に顕著な功績をおさめた人などが対象で、調理師、菓子製造業、豆腐製造業、写真業、畳製作、左官、建具製作、造園工、大工などさまざまな職種に適用▼柳川は柳川藩の城下町で歴史と伝統のあるまち。そのため、神棚神具製造工、柳川まり製作など特殊な業種も受賞している。まさしく「現代の名工」の柳川市版▼今回受賞した時計修理工の経験年数は59年。柳川市内には二十数年前までは時計店が20店舗ほどあったという。だが現在、専門店は1軒だけになっているらしい。また、電波時計や電池式のクオーツ時計が主流になったが、年代物の時計や高級時計はゼンマイで動く機械式時計がほとんど▼ところが分解修理できる技術者は少なく、新しい時計の購入を勧められたりするものだ。柳川市内唯一の専門店になったことで、熊本県や佐賀県からも修理依頼があるという▼受賞者は「うれしい」と喜びを表したが、同時に「今後も技術者を育てる」と誓った。「一人前になるには住み込みで修業して最低5年はかかる」との持論があった。店は息子が跡を継いでいるが、修理工としては現役。さらなる活躍を願いたい。


平成28(2016)年 12月11日 日曜日


  1. 児童の安全見守り10年 垂見小 手作りメダル贈り感謝 柳川
     「いつもぼくたち、私たちのことを見守ってもらい、ありがとうございます」と柳川市垂見小学校(山田親朝校長)は、結成10年になる垂見児童安全見守り隊に感謝している。10日に同校体育館で感謝の会が開かれ、全児童が参加。隊員たちに手作りのメダルと感謝状を渡して、お礼を述べた。この会の開催は初めてで、感謝された隊員は「われわれは子どもたちを守るために集まった。活動に感謝してもらいうれしい」と話していた。

  2. 病院で“洋風かつ丼”提供 患者ら楽しませる 大牟田天領
     大牟田市天領町、大牟田天領病院は、入院患者らに大牟田のソウルフードといわれた「洋風かつ丼」を提供した。かつて、市民の味として親しまれた料理に「当時の味に近い」「おいしい」と好評だった。

  3. 年の瀬前に強盗想定 金融機関で対策訓練 筑後警察署
     人やお金の動く機会が多くなる年の瀬を前に7日、筑後警察署(宮崎光一署長)は強盗対策訓練を実施した。大川市榎津の筑邦銀行大川支店であり、同市内の銀行と郵便局が参加。刃物を持った強盗が現金を要求すると想定した訓練を行い、強盗事件発生時や未然に防ぐための対策を学んだ。


     「わたくしたちは、隣人愛をもって社会福祉の増進に努めます/わたくしたちは、常に地域社会の実情を把握することに努めます/わたくしたちは、誠意をもってあらゆる生活上の相談に応じ自立の援助に努めます」▼これは民生委員児童委員信条≠フ一部である。この理念を守り、昼夜を問わずに地域住民の身近な相談役として活動に励んでいる。その民生委員児童委員の新たな任期が12月1日から始まった。期間は3年間。社会奉仕の精神の下の地域活動であり、報酬はない▼全国一斉の改選で、有明地域でも新たな任期を迎えた各委員に厚生労働大臣の委嘱状が伝達された。定数については、民生委員法で都道府県知事が市町村長の意見を基に定めている。だが近年は異変が起きている。委員のなり手がなく、欠員が目立ってきている▼大牟田市では定数295に対して新 任、再任を含めて285人。10人の欠員。みやま市は90に対して87人。荒尾市にいたっては102に対して79人と、欠員23人の状態でスタート。2割の定数割れで過去最多。各市とも、追加の委嘱も行っていく▼活動内容は、安否確認や必要とされる福祉制度の紹介、関係窓口との連携、見守り活動。家庭を訪問して、本人や家族の相談に乗る。要援護者と思われる人の生活情報を聞き取りする際、邪険にされることがある。怖い思いをすることも。今年1月、大牟田の断水では、給水に行けない家庭へ重いペットボトルを抱えて何度も行き来した▼何事も難しくなるこの社会において、献身に尽きる職務だ。


平成28(2016)年 12月13日 火曜日


  1. ドリームズ・カム・ツリー 柳川から希望の光発信 熊本・大分地震復興願う 来月14日まで点灯 LED10万個で照らす
     柳川市の冬の一大イベントとなっている「ドリームズ・カム・ツリー2016」(柳川市商工会青年部で構成するイルミネーション実行委員会と柳川市商工会主催)が11日夜、同市三橋町中山の立花いこいの森公園で開かれた。主催者の見込みを上回る1万人以上が来場したといい、設けられていた臨時駐車場も満杯となり、駐車場を探す車で周辺は混雑したほど。親子連れやカップルなどが光の祭典を満喫した。

  2. 父で詩人・博さんへの思い語る 内田麟太郎さん講演に230人 大牟田
     大牟田近代文芸家顕彰会(大城美知信代表)は市制100周年記念プレ事業として大牟田市出身の絵本作家、内田麟太郎さんを迎え11日、同市新栄町の「えるる」で文芸講演会を開いた。絵詞作家≠自称する内田さんが約230人の聴衆を前に、詩人である父、内田博さんへの思いを語った。

  3. 南関の食 やっぱり"よか" 生活研究グループ 学生との開発商品も
     玉名郡南関町の南関町生活研究グループ連絡協議会(片山カツ子会長)は11日、「あしたにつながる南関食フォーラム」を南の関うから館で開き、地域住民ら約100人が来場。原農場、立教大学経済学部の学生と共同開発した「なんかん混ぜご飯の素」も披露。郷土食の試食、意見交換もあり、郷土の食の素晴らしさを再確認した。


     「身につけよう 命のお守り 反射材」。来年の交通安全年間スローガン一般の歩行者・自転車部門の全国最優秀作品(内閣総理大臣賞)である。こども部門入賞作品には「ここにいる 車に伝える 反射材」も▼反射材の代表格といえる夜光タスキは交通安全キャンペーンで配布されることもあるし、店で買っても数百円程度。これで命が助かるのであれば、コストパフォーマンスは高い。黒っぽい服を好んで着ることもあるから多用するように心掛けている▼スローガンの入賞作品を見ると、スマートフォンに関するものもずらり。「スマホ見る その一瞬が 事故のもと」「傘・スマホ 片手運転 事故のもと」「聴いてみて イヤホン使わず 外の音」などがそうだ▼「歩きスマホ」でもかなり危ないのに、自動車運転中には、たとえ信号待ちの際でも言語道断。気が付くと、いつの間にか青信号に変わり、後ろの車からクラクションでせかされると慌てるので危ない▼「ムチャするな ジカンにゆとり ココロのよゆう」の頭文字は「ムジコ」。「わたろうか 迷う気持ちは 赤信号」「おともだち むこうにいても みぎひだり」。分かっていても守れない人が実に多い。事故に遭いたいわけではないだろうが▼JAたまなが荒尾、玉名の両警察署に「くまモンLED自転車ライト」を贈呈した。荒尾署は自転車を使い通学する中高生を主体に管内の学校に配布するとか。3パターンに光るLEDライト。かわいいくまモンの笑顔が心の余裕を生み、みんなを守ってくれるはずだ。


平成28(2016)年 12月14日 水曜日


  1. 秋芽のり 2回目入札 価格堅調 13億円に おおむね平年並み 福岡
     福岡県沖有明海産のりの入札会が11日、柳川市大和町中島の福岡有明海漁連共販センターで開かれた。秋芽の今シーズン2回目の入札となり、1億455万5600枚を販売し、13億241万1千円を売り上げた。昨シーズンは品質低下をもたらす赤腐れ病で大打撃を受けたが、今回は影響も限定的と見られ、価格が堅調に推移。おおむね平年並みの売り上げとなった。

  2. 10億9千万円売り上げ 昨シーズンの不振を挽回 熊本
     熊本県沖有明海産の秋芽のり入札会が8日、熊本市の熊本県漁連会館で開催。秋芽2回目の入札会となり、7306万1千枚を販売し、10億9592万3千円を売り上げた。平均単価は15円0銭。昨シーズンは品質低下を引き起こす赤腐れ病で深刻な打撃を受けたが、今回はほぼ例年並みとなり、平均単価も佐賀県より高くなり、昨シーズンの不振挽回となった。

  3. 毎年「1月17日」ユネスコスクールの日 大牟田 市制100周年記念に制定
     大牟田市は、来年から毎年1月17日を「大牟田市ユネスコスクールの日」とする。市制100周年を契機に、ESD(持続可能な開発のための教育)をさらに発展させ、市民の学校教育への関心を深めるのが目的。同日を含む1週間を「大牟田市ユネスコスクール週間」とし、初年度となる平成28年度は記念式典を開催する。各校で記念イベントも行う。


     師走は、あれやこれやで忙しい。なのに、追い打ちを掛けるように、年末恒例のあの作業がさらに上乗せされる。年賀状である▼年賀状の楽しみの一つは、会うこと、話すことがかなわなくなった人の安否が分かり、ちょっとした近況が垣間見られることにある。新年の始めに、そうした人たちとの書状での交流は心温まるものがある。一方で、疎遠になったとそしりを受けるのも心苦しいから、永遠と続く年末年始の決まりものでもある▼そんな年賀状が始まったのは、いつからか。賀状のやりとりは太古の時代からあった。郵便制度が創設されたのは明治の初め。明治32年に通常郵便とは別に取り扱いが始められた。以来、年賀状の需要は伸び続けたが、第2次大戦前の昭和15年に取り扱い中止に▼戦後、年賀郵便の特別取り扱いが再開されたのは23年から。互いの安否を確認し合い、生存を喜び合う意味合いが強かった。翌年からは、お年玉付き年賀の発売が開始された。つまり、年賀状は日本人が気持ちにゆとりを取り戻した証しであり、平和の象徴でもあったと言える▼ピークは平成9年。以降はインターネットの普及で電子メールが盛んとなり減少傾向に。とは言っても、現在でも国民一人当たり約35通を出しているそうだ▼この時季には、喪中のお知らせも舞い込んでくる。それとは違って、「高齢に達し体力、気力共に衰えて、年頭のご挨拶を失礼させていただきたく」と丁寧なお断りの書状が届いた。なるほど、勉強になった。あす15日から、年賀状の引き受けが始まる。


平成28(2016)年 12月15日 木曜日


  1. 掘割でウナギ復活 放流稚魚13センチに成長 伝習館高生物部など 水環境改善の兆し 柳川
     柳川市の掘割にウナギを復活させようと活動しているNPO法人SPERA森里海・時代を拓くと伝習館高校生物部、九州大学準教授のゼミが協力して行ったモニタリングで、今年7月30日に放流したウナギの稚魚が体長13・2aになって捕獲された。伝習館高校生物部の顧問である木庭慎治教諭は「掘割の浄化が進み、ウナギがすめる環境になっている可能性が高まった」と分析している。

  2. 山下市長 突然の辞意表明 病院建設問題"市民の信"問うと 議会質問で施策批判受け 荒尾 出直し選挙に打って出る
     新市民病院建設問題が難航している荒尾市の山下慶一郎市長(57)が14日の市議会12月定例会一般質問で議員から批判を受けて突然、辞意を表明。出直し市長選挙に出馬する考えを示した。荒尾運動公園内の野外音楽堂一帯への市民病院建設について出直し市長選で市民の信を問う構えだ。

  3. 青竹で"ご一服"を 溝口地区 きせる祭 先祖をしのぶ 筑後
     先祖の霊をなぐさめ、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する筑後市溝口地区の伝統行事、溝口きせる祭(竃門神社例祭)が13日、同地区の民家で行われた。同神社の氏子や来賓らが参加し、青竹に刻みたばこを詰めて点火。「ご一服を」の合図で一斉に吸い、思わずせき込む人の姿には周囲から笑いが起こっていた。


     「大きな店ができても、その影響で近くに買い物されるとこがなくなると、年寄りは困る。車も運転しよらんのに」―。ある大型商業施設のオープン前に、こう話す高齢者がいた▼少し遠くに行くにも、大都市であれば公共交通機関が多いので、さほど不便は感じないかもしれない。だが地方では話が別。マイカー普及の影響でバスの便数も少なくなるなど、車がないと非常に不便なのが実情だ▼高齢化が進むに伴い、高齢者が関係する交通事故も増えていると聞く。加齢とともに認知機能や判断力などが低下するので、車を運転する際にはそれを十分に考え、注意を払ってほしいと高齢者の交通教室で警察官らが呼び掛けている。近年は免許証の自主返納を求める動きも広がってきた▼返納者に自治体などが特典を与える事例も耳にする。商業施設、文化施設、病院などに停車する高齢者向けの無料バスを運行する自治体もある。それでも、車がなければ日々の生活に困る高齢者がいるのもまた事実だ▼柳川市、大川市や三潴郡大木町の優良運転者、交通安全功労者の表彰式が行われ、長年にわたって無事故・無違反、交通安全思想普及を続けている人たちを警察署や交通安全協会がたたえた。被表彰者には運転歴が50年近く、無事故・無違反歴も30年ほどになる人もいる。事故のない安全な交通環境確立は誰もが願うこと▼高齢ドライバーの事故が増えたのは時代の状況を反映したもの。交通関係機関団体だけでなく、さまざまな分野で力を合わせて対策を考えるべき問題である。


平成28(2016)年 12月16日 金曜日


  1. 中逸長洲町長 3選へ 経験と人脈で課題解決
     玉名郡長洲町の中逸博光町長(62)が3期目に向けて次期町長選に出馬する意思を15日に表明した。「2期8年の経験と、これまで培った人脈を生かし、一つ一つの行政課題の解決へ、強い使命感と責任感を持って全身全霊を込め今後の町のかじ取り役を担わせていただきたい」という。

  2. 地域貢献と誇れる仕事 選ばれる業界へ初めて交流会 高校生対象に 電気工事業の魅力伝える 大牟田
     福岡県電気工事業工業組合南部協議会(重松和馬南部支部会長)と大牟田電気工事協同組合(東政弘理事長)は14日、大牟田市草木の大牟田高校で同校電気科生徒との意見交流会を開いた。業界の未来を担う高校生と共に電気工事業の魅力を考えた。

  3. 川下りに“こたつ舟” 柳川の風物詩 暖かくして掘割巡る
     柳川の冬の風物詩となっている「こたつ舟」が掘割の川下りコースで見られる。ドンコ舟に火鉢を持ち込み、布団をかぶせたこたつを積み込み、寒風が吹く中でも下半身は暖かく、利用者にも好評だ。こたつ舟は来年2月末まで運航する。


     「堪忍袋の緒が切れた」―。えーっ、それで辞めたの。と、あきれた思いだ▼山下慶一郎荒尾市長が14日、市議会定例会一般質問の答弁に立ち、突然の辞意を表明した。市民病院建設問題がスムーズに前へ進まないため、「市民の信を問う」として出直し市長選挙に打って出た。山下市長にとっては「今でしょ」という思いなのかもしれない▼山下市長は緊急記者会見で、本紙記事の見出し「終わりなき賛否」を連発して引用。市民の了解のもと新たな建設場所は決まっていると判断する一方、相変わらず「その場所は違う」という意見があり、それが辞意表明の根底にあると説明。だが、それを超越して施策を進めていくこと、できる限り丁寧に説明責任を果たして、より多くの理解を求めていくこと、それが政治家の本来の姿ではないのか▼山下市長は選挙で、市民病院の建て替えを現在地で行うと主張して戦った。競馬場跡地に移転建設を掲げた当時の現職を破り、初当選した。けれども現在地での建て替えは物理的に困難であることが確実になり、断念した。どうせ、出直し選挙をするのであれば、この時点で民意を問い直すのが筋ではなかったのか。そう思えてならない▼山下市長が辞職願を議長に提出したのだから、出直し選挙の実施は決定的。19日の市議会定例会最終日で同意が得られなくても、辞職願提出の20日後には自動的に辞職が決まる▼荒尾市民の皆さんは、今回の市長の辞意表明をどう感じただろうか。民意が問われました。しかし、しかし、重ねて言うが、あきれた。


平成28(2016)年 12月17日 土曜日


  1. 都大路へ心一つ 大牟田高駅伝部 選手ら必勝を祈願 25日 県代表で駆ける 19日出発
     男子第67回全国高校駅伝競走大会に福岡県代表として出場する大牟田市草木の大牟田高校駅伝部は16日、同市草木の草木八幡神社で必勝祈願を行った。選手らが25日の都大路へ向けて、心を一つにした。

  2. 立地適性化計画策定へ 説明会や市民意見募る 来年3月決定目指す 集積した利便性高いまち 荒尾
     荒尾市は、平成28年度中に同市立地適正化計画を策定する。福祉や交通なども含めて都市全体の構造を見直し「コンパクトシティー+ネットワーク」のまちづくりを進めていくための計画だという。おおむね20年後の都市の姿を展望するとともに、その先の将来も考慮したものとなる。同市は計画案を16日の市議会全員協議会で説明した。

  3. 諫早湾干拓事業 和解受け入れに前向き 福岡有明海漁連 年内3県協議で結論
     国営諫早湾干拓事業をめぐる開門差し止め訴訟の和解協議を受け、福岡有明海漁連(西田晴征代表理事会長)は16日、方針を固めた。国が開門しない代わりに、有明海沿岸4県と漁業団体に提案する100億円の基金について、西田代表理事会長は「有明海の環境変化の原因究明のための開門調査の旗は降ろさないが、海再生は漁業者にとって待ったなし。基金の提案受け入れに、前向きな方向で意見を集約した」と表明。ただ最終的な結論は熊本、佐賀県の漁業者団体とも協議し、3県で足並みをそろえることを強調した。


     柳川市議会定例会一般質問で「ピアス跡地の活用」に関する質問が出た。議員の質問に対する市執行部の答弁がかみ合わず、一時中断する場面もあり、傍聴人も興味深く見守っていたようだ▼ピアス跡地とは化粧品製造販売会社が撤退した柳川市大和町鷹ノ尾の工場跡地のこと。総面積は約2万4千平方メートル。大和庁舎の南側で国道沿いということもあり、現在も複数の企業から購入して立地を検討したいとの問い合わせがあっているという▼そのため、市は今定例会に土壌汚染調査費を提案。平成23年に変更された土壌汚染対策法では工場取り壊しには広さ3千平方メートル以上で届け出が必要。それに対応しての土壌調査▼ピアス跡地は旧大和町が6億円近い金額で購入したものだが、市町合併で新柳川市となった当時、市議会に百条委員会が設置され、参考人を招致して厳しい追及があった▼土壌が汚染され、工場にアスベストが使われ、処理するためにはかなりの費用がかかるとして、町が購入した経緯などを調べた。だが、「汚染の実態はなかった」という結果で幕引きがされたが、現在も工場はそのままある▼一般質問で議員は「市民のために活用して」と主張。さらに住宅地での活用も聞いた。これについて市執行部は「準工業地帯に指定されており、企業誘致のために活用したい」と説明。立地が実現すると雇用が創出され、固定資産税も入るから「ベストの判断」と答弁。市もいろいろ検討し、方針を出したのであろう。今後は「ベストの結果」になってほしいもの。


平成28(2016)年 12月19日 月曜日


  1. 大規模災害に備え訓練 刻々変わる状況に対応 倉重市長 「共有できる仕組みを」 大川市
     万一の大規模災害に備えようと、大川市は17日、台風による暴風、大雨、洪水を想定した災害対策本部設置運営訓練を市役所で実施した。幹部職員を中心に約80人が参加し、刻々と変わる状況への対応力や職員同士の連携の向上を図った。

  2. 光の芸術が魅了 セキア・スターライト 南関
     「森のイルミネーション セキア・スターライト」が玉名郡南関町のホテルセキアで行われている。日が暮れると、南関の山々の中に光の芸術が幻想的に浮かび上がり、家族連れやカップルなどが楽しんでいる。来年2月28日まで。

  3. 装着型介護ロボット導入 大牟田のリビングアエル正山 負担軽減と離職防止で
     大牟田市正山町の小規模多機能型居宅介護リビングアエル正山に、装着型介護ロボット1台が導入された。介護職員の負担軽減、離職防止が目的。年明けには全員が使えるようになるのを目指し、身体介護に当たる職員が訓練をする。


     「30・10運動」というのが全国に広がりつつある。宴会で、乾杯後の30分間とお開き前の10分間は、自席に座り料理を楽しむ時間をつくり、残さずに食べようという取り組み。年の瀬も迫り、忘年会の中で推奨していこうというのだ▼運動は、食品ロスを減らすのが目的。食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のこと。日本では年間2800万dの食品廃棄物が排出され、うち食品ロスは約630万dと推計されている。これは世界中で飢餓に苦しむ人たちに向けた世界の食糧援助量の2倍に相当。米に換算すると1人が毎日おにぎりを2個ずつ捨てていることになる▼この数値は、農林水産省と環境省がまとめた。両省は、平成24年から食品リサイクル法に基づき、廃棄量が多い業種に対し「発生抑制の目標値」を設定して削減を推進。さらに両省と文部科学省、経済産業省、消費者庁の関係5省庁で連絡会議を設け、実態把握と消費者への意識啓発に努めている▼食品ロスを減らすには、業者へのルールづくりとともに、消費者一人一人が食べ物を大切にする意識が欠かせない。食に対して「もったいない」という気持ちを持つこと。この「もったいない」という言葉は、世界に通用する日本語の一つ。とても美しい言葉だと思う▼「30・10運動」は長野県松本市が発祥の地≠ニされ、福岡県も推奨するなど全国の自治体に拡大している。忘年会の席だけに限らず、この「もったいない」の精神を心掛け、食べ物を大切にして無駄にしないように賢い消費者になろう。


平成28(2016)年 12月20日 火曜日


  1. 新病院進展に市民の力を 山下市長 退任式で謝意と決意 荒尾
     荒尾市の山下慶一郎市長の退任式が19日、市役所11号会議室で行われた。山下市長は市職員の前で、年末に大変な状況をつくったことを謝り、「ゼロに立ち戻り、2年間の反省を踏まえて市の課題をつぶさに見極めたい。そして荒尾の未来像を描きたい」と述べた。

  2. ゴルゴ松本さんが講演 柳川高で命の授業
     柳川市本城町、柳川高校体育館で16日、特別公開課外授業「命の授業」があった。芸能人のゴルゴ松本さんが講演を行い、生徒たちに「言葉の重要性」を訴えた。保護者や一般の人にも開放され、多くの人たちが講演に聞き入った。

  3. 歌手の水前寺さんら訪問 お年寄り喜ばせる 大川
     大川信用金庫(古賀巧理事長)が開催した「歌とお笑いで綴るバラエティーショー2016」の3組の出演者が18日、大川市北古賀の養護老人ホーム明光園を訪問した。歌手の水前寺清子さんはヒット曲「三百六十五歩のマーチ」を熱唱し、入居のお年寄りら約60人を喜ばせた。


     「長年の課題がやっと実現して良かった」「今後も継続して交流していきましょう」。福岡、熊本の県境を挟んで隣り合わせにある連合の地域協議会の役員たちが県境にほど近い荒尾市内に集い「県境地協の意見交換会」をしたのは今年10月だった▼連合とは日本労働組合総連合会の略称。日本の労働組合のナショナルセンターであり、国際労働組合総連合に加盟。一連の熊本地震災害に対する「対策救援本部」も組織内に設置している▼そこで救援カンパ運動、被災者の生活・雇用面での安心や被災地の復旧に向けて、政府・政党、経済団体への要請行動などの取り組みを展開しているが、南筑後と肥後有明の両地域協議会は間に県境があるため思うように連携できなかった▼有明新報のエリアも県境を挟んでおり、いわば特殊な地域。それゆえに目に見える障壁や目に見えない壁がある一方で、だからこそ見えてくる景色や世界だってあるのではないか。県という行政の枠組みにこだわらず▼9月に「みんなが主役のまちづくり」をテーマに荒尾市主催で開かれた「まちづくりシンポジウム」ではパネリストの1人が「県境特有の地域性(ボーダーカル)をうまく使うと、まちや地域がますます元気になる」との提言があった▼デメリットと思われていたものも発想の転換でメリットになる。県境の存在がそう。複数の県内を「地元」にできる。有明海沿岸や内陸にわたる広域の人々が「同郷人」になる手助けをするのが本紙の使命。地域をパワーアップさせよう。


平成28(2016)年 12月21日 水曜日


  1. 任務向上に努力誓う 準看65回生が戴帽式 大牟田医師会看護専門学校
     大牟田医師会看護専門学校(杉健三校長)は17日、大牟田文化会館小ホールで准看護科第65回生の戴帽式を行った。62人が式に臨み、ナースキャップを着けて「師の教え、父母の願いを心としてその任務の向上に努力したい」と誓いの言葉を述べ、看護の道へ心を新たにした。

  2. 昆虫講話など多彩に まつり 図書館の魅力伝える みやま
     図書館に親しんでもらおうと、みやま市立図書館(猿渡恵子館長)の図書館まつりが開かれた。最終日となった18日には、昆虫写真家の新開孝さんの講演やサイン会などが開かれ、子どもから大人まで幅広い年齢層の人がイベントを楽しんだ。

  3. 海外の貧しい子を助けたい ボトルキャップ集め支援 白川小 できること考える機会に 大牟田
     大牟田市白川小学校(次郎丸京子校長)は19日、「ペットボトルキャップお渡し集会」と題して全校集会を開いた。児童が海外の貧しい子どもたちへの支援、リサイクル推進のために集めたペットボトルキャップ約65`をリサイクル、売却益による国際協力に取り組んでいる団体へ渡した。


     きょう21日は「冬至」。北半球では、1年のうちで太陽の位置が最も低く、昼の時間が最も短い日。その一方で、南北に長い日本では、日の出・日の入りに地域差がある▼三池港の潮汐表で調べてみた。昼の時間が短いのは12月17日から27日まで。その時間は9時間59分。夜との差は4時間1分ある。この11日間は「長い夜」が続く。そのあとは日の出が早くなり、日没が遅くなるのかと思えば、少し違っていた▼日没、つまり日が暮れるのが最も早いのは11月27日から12月11日までの間。時間は午後5時12分。その後は遅くなっており、きょうは同5時16分。「冬至」の10日以上前から、日没時間が遅くなっている▼日の出の時間は、さらに興味深い。「冬至」後は早くなるのかと思えば、そうではない。きょうの日の出は午前7時17分。まだまだ、これから遅くなっていく。年が明けて1月3日から13日までが最も遅く同7時22分。その後、ようやく日の出が早くなる▼「冬至」を過ぎても、これから日の出が遅くなるし、平均気温も下がっていく。風邪をひかぬように、カボチャを食べてゆず湯に入るのが古くからの習わし。これは理にかなったことでもある▼そこで、ゆずの収穫に行って来た。実家の菜園はぬしが居なくなり荒れ放題。一角にあるゆずの木まで、草木を取り除き道づくりから始める。一年間全く手を掛けないのに、しっかりと実をつけてくれている。感謝の気持ちを込めて、枝に絡み付くつる草などを取り除きながら収穫。日照時間が短い「冬至」の頃の、年中行事である。


平成28(2016)年 12月22日 木曜日


  1. 広域火葬施設に合意 みやま市 仲絶区と協定結ぶ 有明生活環境施設組合
     みやま市瀬高町下庄に建設が計画されている広域火葬施設について19日、有明生活環境施設組合と同市仲絶行政区が建設に関する基本合意協定を締結。同組合長を務める西原親市長は「皆さんに納得してもらえる施設にする」と約束した。

  2. 受験や人生の 難関突破を 南関 米と箸贈り励ます
     受験や人生の難関を乗り越えてもらおうと20日、玉名郡南関町関町の花見商店と同町久重のヤマチクが南関高校と南関中学校を訪問。両校の3年生に難関突破の思いを込めた米と箸を寄贈した。

  3. 「ふるさとまち歩き」発行 歴史探訪シリーズ3作目 デッサンでつづった14年間 大牟田 中川原さんがまとめる
     郷土の歴史を訪ねる「ふるさとまち歩き―大牟田・柳川・大川・みやま・荒尾・南関―」が大牟田市橘の中川原広吉さんにより発行された。中川原さんの絵と58人の執筆者の文から成る同書は、有明新報に掲載された人気の歴史探訪シリーズのコラムをまとめたもの。「多くのふるさとを愛する方々に本書を読んで人生の宝としていただきたい」と中川原さん。


     もうすぐクリスマス。今年も残り少なくなり、慌ただしさが増してきた、ここを越せば今年もあと一週間を切る。月日がたつのは早い▼みんながせわしなくなっているのは、正月が近いからというのもある。昔と比べたらクリスマスも華やかになっているが、日本人にとってはまだ正月の方が大事なようである。子どもの頃はもちろんプレゼント、お年玉の両方楽しみ。それでも現物支給≠フクリスマスに、より心が躍ったようだ▼プレゼントやお年玉をもらえなくなり、渡す立場になると、バブル崩壊やリーマンショックなどで経済状況も次第に厳しくなっていく▼あちこちにイルミネーションがともされ、華やいだ雰囲気も漂う。本紙でもいくつかを紹介。点灯にかける関係者の考えも聞いた。地域活性化、明るいまちづくりを願い、その契機にしたいという思いがあふれている。子ども時代や景気の良かった頃、クリスマスは楽しいばかりの行事と思っていたが…▼有明地域でも少し前に、イルミネーションの名所として取り上げられた場所があった。点灯開始イベントもあり、期間中には毎年多くの若者らが見に来ていた。こちらも明るく、人の心が優しいまちをつくりたいと始まったが、設置者は10年を一区切りと考え、活動は終了▼そこには自分の意思を若い世代が引き継ぎ、何かを始めてほしいとの思いもあったようだ。だが簡単にできるものではない。まず多くの人が思いを共有するところからスタートする。来年は新たな動きがあちこちで見られるよう楽しみにしたい。


平成28(2016)年 12月23日 金曜日


  1. 柳川のいいところアピール 原田さん市民レポーター第1号に 市広報紙へ掲載
     柳川市は22日、市民レポーターを委嘱した。任命されたのは同市細工町の原田由美子さん(63)。「市民目線で柳川のいいところをアピールしていきたい」と張り切っている。この制度は第3次行財政改革大綱(平成31年度まで)基本方針の一つ「住民と共に進めるまちづくり」を進めていく上で、市民が行政への関心を高め、参画してもらうため初めて設置。行政からの一方的な情報提供ではなく、市民が知りたい情報を取材し、市広報紙へ掲載する。

  2. 長い冬休み18日間 各学校で終業式
     大牟田、柳川、大川、みやま、筑後市の小中学校や特別支援学校で22日に終業式があった。児童が2学期を振り返り、3学期も頑張ろうと思いを新たにした。3学期の始業式は来年1月10日。冬休み期間はカレンダーの曜日、祝日の関係で、18日間の長い休みとなる。

  3. Xマス前にケーキ主役 あまおう出荷最盛
     クリスマスを前に、福岡県内屈指のイチゴ産地、大川・三潴地域で「あまおう」の出荷がピークを迎えている。22日も、赤く甘酸っぱい果実が大川市北古賀の大川集荷場に運び込まれ、検査などを経て次々に出荷されていた。主に関東、関西をはじめ、県内の市場にも出荷され、クリスマスケーキを彩る主役≠ニして家庭に届けられる。


     大牟田市動物園は、環境省が高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染防止を目的に対応レベル3(国内複数箇所発生時)に引き上げたのを受けて、園内のバードケージを閉鎖している。同園の目玉の一つでもあり、早く事態の沈静化を待つばかりである▼同園は、19種57羽の鳥類を飼育している。レベル引き上げを受けて、ネットのない施設で飼育しているフラミンゴを屋内舎へ移動。ツルやオシドリなど40羽を飼育している巨大バードケージは閉鎖の措置をとり、来園者が立ち入らないようにポールを立て、おことわりの説明書きを掲示した。車両出入り口の消毒も実施▼昨年度、国内での鳥インフルエンザ発生はなかったが、近年は度々みられるようになった。同園の措置も、それに合わせて行っている。ただバードケージを覆う金網の目が大きく、スズメなどの小さな野鳥が出入りできるため、それが心配の種となっている。金網の交換は数千万円の出費となるため、予算の都合がつかないのが実情▼九州では、宮崎県川南町の養鶏場でウイルスが確認され、ブロイラー約12万羽が殺処分された。その近隣では制限区域が設けられ、鶏や卵の出荷が禁止に。福岡県は関係機関を集めて防疫連絡会議を開き、国内の発生状況の把握や消毒の徹底など、あらためて注意を喚起している▼福岡県下では、これまで鳥インフルエンザの発生はない。だが流通経路から勘案すると、決して遠くのことではなく危機感を持って対応しなくてはならない。動物園も、養鶏場も気を抜けない日々が続く。


平成28(2016)年 12月24日 土曜日


  1. 球界 トップレベルの技 大牟田で小学球児たちに伝える
     WATT野球教室が23日、大牟田市営延命球場で開催。プロ野球の中田翔選手(北海道日本ハムファイターズ)、千賀滉大投手(福岡ソフトバンクホークス)が訪れ、小学生たちを直接指導。球界トップレベル、日本代表の技を伝えた。

  2. "食"の魅力アピール ぶらり旅でセロリ収穫 みやま
     みやま魅力発進協議会が主催する体験プログラム「みやまぶらり旅」の最終回、セロリの収穫体験が、道の駅みやまなどで開かれた。定員を超える20人が参加。みやま市特産のセロリの収穫体験、地元産物を使ったランチなどを楽しんでもらい、「食」の魅力を伝えた。

  3. 線路に男性が寝ている!! 荒尾署 救出した会社員へ感謝状
     荒尾警察署(平良俊司署長)はJR線路上に寝込んでいた男性を発見して助けた荒尾市内の会社員男性に感謝状を贈呈して、その勇気ある迅速な行動をたたえた。人命救助をしたのは、荒尾市万田の会社員、山脇征治さん(43)。


     新年を迎える準備で慌ただしくなってきた。交通量も増え、事故に遭わないためにも時間の余裕を持っての運転を心掛けたい。それに火災も増える時季。火の取り扱いには注意が必要▼正月準備といえば、しめ縄作りや餅つき。子どもたちが加わったものもよく目にする。お年寄りと子どもたちが一緒に正月を迎える準備をするのはほほ笑ましい。学校行事の一環で行われるところもあり、日本の良き伝統を子どもたちに伝えていきたい▼しめ縄作りを体験した人は少ないはず。やってみると、これがなかなか難しい。わら束をほぐして5、6本をねじっていくのだが、難しく思いどおりにはできない。神社などに飾る大しめ縄など、とてもとても。熟練の技の必要性を感じる▼中高年の人たちにとって餅つきといえは各家庭でついていたところも多かったはず。田舎の実家に親戚中が集まり、きねと臼で大量につき上げていた思い出も残っている。つきたてを頬張ると柔らかく、思わず「おいしい」の声が出るほど▼地域や施設、学校などで餅つき大会があるとの情報がよくある。ついた餅を福祉施設などに子どもたちが届けて回るというものも。餅つきは人の絆をつなぐのに役立っているようだ▼正月用品の買い出しで各店舗はにぎわう。ピークは28、29、30日か。広大な駐車場があり、品ぞろえ豊富な大型店に行きがちだが、地元の良さ、それに人と人とのぬくもりを感じさせてくれる商店街も欠かせない。高齢化社会でもある。近くで買い物ができる地域になってほしい。


平成28(2016)年 12月26日 月曜日


  1. 大牟田 19位でゴール 全国高校駅伝大会ータイム2時間07分23秒 2〜4区追い上げる
     男子第67回全国高校駅伝競走大会が25日、京都市の西京極総合運動公園陸上競技場を発着とする7区間42・195キロのコースで開催。福岡県代表の大牟田高校駅伝部(赤池健監督)は1区で出遅れる厳しい展開だったが、2〜4区で猛追。一つでも順位を上げようと懸命の走りを見せ、19位でゴールした。タイムは2時間07分23秒。優勝は2時間02分34秒の記録を出した倉敷(岡山)で、初の栄冠を手にした。

  2. しめ縄、門松を奉納 柳川・吉原公民館
     柳川市吉原、吉原公民館(伊藤幸義館長)は25日、隣接する日吉神社にしめ縄と門松を奉納した。公民館関係者ら約30人が社殿のしめ縄の掛け替えを行い、門松を設置。地域の安全と五穀豊穣を祈願した。

  3. 無病息災願い練り歩く 伝統 大注連縄送り みやま・上楠田天満宮
     約400年の歴史を持つ神事、上楠田天満宮大注連縄送りが25日、みやま市高田町上楠田の同天満宮一帯で行われた。男衆10人ほどが大注連縄を担いで、地域を巡り、五穀豊穣や無病息災を祈願した。


     NHKとイギリスBBCが共同制作した大自然ドキュメンタリー「プラネットアースU」で、ユキヒョウが紹介された。大牟田市動物園にも、熊本市動植物園から地震被害で緊急避難中のユキヒョウがいる▼ユキヒョウは幻の動物といわれ、ヒマラヤ山脈など中央アジアの高地に生息している。氷河期が始まるころ、南下せずに氷河の大地にとどまったヒョウが環境に適応して進化。足は断崖を力強く駆けるため太くて短い。足の裏は大きくて雪の上でも沈みにくく、長い毛が滑り止めになっている。太くて長い尾は、どんな場面でも絶妙にバランスを確保する役割を担う▼白に黒の斑点模様の体毛は、高級な毛皮として密猟の被害に遭い、その数は減り絶滅危惧種に指定されている。外毛は雪やけがから身を守るために長くて硬い。内毛は保温のため柔らかくフサフサ。11月ごろから冬毛に生え替わる▼大牟田市動物園に避難しているユキヒョウは、11歳の雌「スピカ」。平成17年5月27日に東京都多摩動物公園で生まれ、翌18年4月熊本に。大牟田市動物園では、ストレスを感じさせないように日中でも運動展示場と寝室舎間の扉を開放。そのため寝室舎にカメラを置き、来園者がスピカの様子を見られるようにしている▼健康チェックなど自発的に受ける訓練を取り入れ、動物福祉に配慮した飼育管理で全国から注目を集めている大牟田市動物園。スピカがやって来て8カ月になるが、その居心地はどうだろうか。冬毛になり、首回りがモフモフ気味のユキヒョウを見に来てもらいたい。


平成28(2016)年 12月27日 火曜日


  1. 荒尾市長選 浅田企業局長 出馬 前職 山下氏と一騎打ちに
     荒尾市企業局長の浅田敏彦氏(56)は26日、田上廣秋企業管理者に退職願を提出、同日付で退職した。出直し市長選挙に立候補するためで、浅田氏は27日に正式な出馬表明を行う。市長1期目途中の今月19日に辞職した山下慶一郎氏(57)との一騎打ちになりそうだ。

  2. ふるさとで新たな人生を 帰省者対象に就職相談 みやま
     年末年始に帰省する人たちへ就職、転職情報を提供しようと、26日から「みやま年末年始転職・再就職相談会」が、みやま市瀬高公民館で始まった。同市総務課市民相談室は「相談者が何をしたいのかを第一に考え、アドバイスします。年齢などで諦めずに相談してください」と呼び掛けている。

  3. 大絵馬で組子PR 神社ゆかりのシラサギ図柄 大川・風浪宮
     大川市酒見の風浪宮(阿曇史久宮司)の正面神門に25日、同市特産の組子で作られた大絵馬が設置された。来年の干支・酉にちなみ、図柄は同宮とゆかりの深いシラサギ。阿曇宮司は「三が日は数万人が絵馬の下をくぐる。大川の伝統の良さを広く知っていただく契機になれば」と話している。


     「妻や娘が『早く見に行って』というので間に合いました。助かってくださって、本当にありがたいです。家族も心から喜んでいます」。この夫、この父あっての妻や娘、この妻や娘あってのこの人なんだと実感する取材だった▼12月上旬の夜、泥酔しJR鹿児島本線の線路上に寝ていた69歳男性を踏切から線路に入り助けた43歳の会社員が警察署長から感謝状を受けた。何より、その勇敢さと臨機応変な判断力、迅速な行動が1人の命を救った▼JR博多駅付近で勤務している会社員は定時で仕事を終え午後7時半ごろ帰宅。夕食後の同9時50分ごろ、自宅の外でたばこを一服する際に、線路上に人影を見つけ、砂利を踏む音を聞いた。「保線区の人かな」と思っていたら、間もなく視界から消えた▼それを妻や娘に告げると前述のやりとり。目の前はフェンスがあるので、妻の軽乗用車に乗り踏切付近に行くと、線路上に頭を置いて寝ている男性を発見。現場に駆け寄り110番通報した▼すぐさま男性を線路脇に運ぼうとしたものの、線路にしがみつくようにしていたので四苦八苦。どうにか線路脇に寄せ、到着した警察官と一緒に運び救急隊に託した。数分後には列車が通過する予定だったから、まさに間一髪▼男性は荒尾市内であった会社のOB会に出席。荒尾駅から自宅がある熊本市に帰るつもりだったらしい。しかし、その後は何も覚えていないとか。久々に懐かしい人たちと会い、さぞや楽しい酒だったのだろうが。素晴らしい家族の迅速な救出劇に感心、感動することができた。


平成28(2016)年 12月28日 水曜日


  1. RDF発電 34年度終了を正式決定 県へ 撤去費用と振興策支援要望
     大牟田リサイクル発電事業運営協議会が27日、大牟田市健老町のエコサンクセンターで開催された。平成35年度以降の大牟田リサイクル発電事業について協議。委員全員の同意によって34年度末で事業終了することが正式に決定。これで三池炭鉱閉山後に産炭地域振興策の旗印として進められてきた環境リサイクル産業のエコタウン事業は、大きな柱を失うことになった。

  2. 日本代表する選手に 古賀捕手が入団報告 プロ野球で活躍誓う 柳川
     柳川市東宮永小学校、柳城中学校出身で、プロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズに5位指名を受けた古賀優大捕手(18)=明徳義塾高校=が27日、同市役所柳川庁舎を訪れ、金子健次市長に報告。背番号57のユニホームや帽子を身に着け、「1年目は体づくりをして、いずれは日本を代表する捕手になり、日本代表に入りたい」と抱負を述べた。

  3. 南関町で鳥インフル 10万7千羽を殺処分 25戸に移動、搬出制限 周辺道路9カ所で消毒
     玉名郡南関町上坂下の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受けて27日、同養鶏場で飼育する約10万7千羽の鶏の殺処分が行われた。町内をはじめ、近隣市町でも鶏の移動や搬出が制限され、消毒ポイントも設けられており、同町の佐藤安彦町長は熊本県などと協力して一刻も早い終息へ向け、全力を挙げるとした。


     年の瀬も押し迫り、もう来年のことを言っても鬼が笑うことはないだろう。一年の計は元旦にあり。邪気を払い、無病息災に過ごせるよう準備をしなければならない▼屠蘇である。今年の初めにも小欄で紹介した。それを頂く意味や飲み方について調べ、書かせていただいた。新年はしっかりと作法にのっとり頂戴しよう。作るときに欠かせないのが酒。これまでは家にあるものや店頭で適当に選んでいた。せっかくだから厳選したい▼そこで今回は、酒について調べてみた。吟醸やら、何やらと区分けがあることは、誰でも耳にして知っているが、多くの人は詳しくは分からない▼日本酒には九つの分類がある。まず「純米」がつくものと、つかないものに大別される。純米とは、米と米麹だけで造られる酒で、「純米大吟醸酒」「純米吟醸酒」「特別純米酒」「純米酒」の4種類。純米がつかないものは、米と米麹に醸造アルコール(濃いめの焼酎のこと)を加えたもので「大吟醸酒」「吟醸酒」「特別本醸造酒」「本醸造酒」「普通酒」の5種類。また米は、その外側に雑味があり、中心にうま味があるとされる。精米で半分以上を研ぎ落として、低温でじっくりと発酵させたものが大吟醸になる▼ここまで知ると、新年の屠蘇用には純米大吟醸酒を手に入れるしかない。と思いきや。屠蘇の作り方を調べると、普通酒や本醸造酒がお薦めという。うーむ、どっちも手に入れるしかないか▼有明地域のこの一年。大寒波や地震など災いが目立った。新年の屠蘇に邪気退散・除災の願いを託したい。


平成28(2016)年 12月29日 木曜日


  1. 首長 この1年締めくくる 100周年へ、災害対応、新事業参入、タマスタ効果
     有明地域の各市で28日、平成28年の仕事納め式が開かれた。各市長らが自治体職員らを前に今年を振り返り、新年の意気込みを話した。各市長の1年を締めくくる言葉を拾った。

  2. 来年度事業へ支援を 商議所が要望書提出 大川
     大川商工会議所(津村洋一郎会頭)は27日、大川市へ平成29年度の事業に対する要望書を提出した。津村会頭、園田雄司、広津和信、高場保信の各副会頭、池松正樹専務理事らが市役所を訪ね、倉重良一市長に手渡した。

  3. 専門家が野鳥調査 鳥インフル10キロ圏内で 環境省
     玉名郡南関町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、環境省は28日、同養鶏場から10キロ圏内の池や河川で専門家による野鳥の調査を開始した。3日間かけて異常がないか調査する予定。


     12月に入ったと思ったら、あっという間に忘年会シーズンも終わり、年の瀬を迎えた。月日のたつのは早いものだが、あらためて実感させられるのもこの時季▼忘年会は年忘れの行事だが、さて何を忘れたいのか考えてみると嫌なこと、悲しいこと、つらいこと、余計な執着などがすぐに思い浮かんだ。ポジティブと言えない言葉ばかりで、早く捨て去ってしまいたいと思うものばかり。だが、いいことがあっても一度リセットして、気を緩めることなく新たな目標を目指し再スタートを―と思ってもいいはず▼考え方は人それぞれ。自分なりの忘年会にして、明日への活力にできればそれに勝るものはなかろうし、形も通常の宴会に限らず、いろんなものがあっていいだろう▼「望年会」と名付けた年忘れもある。読み方は「ぼうねんかい」。初めて聞き、誘われたのが30年ちょっと前。「夢や希望を持って新年を迎えよう」という趣旨だった。それから何度か耳にした。最近ご無沙汰していたので忘れていたが、今年になって久しぶりに聞いた▼ある団体が山に登り、餅つきと合わせた「望年餅つき」として開催。新年も活動が滞りなくできるようにと願ったそうである。初日の出を見に山登りをしたことはあったが、山を舞台にこのようなこともできるのかと納得▼今年も残すところわずか。忘年会や望年会で養った英気を来る年につなげられるよう、そしてやろうと思ったことが三日坊主で終わらせないため、今のうちにしっかり心の準備もしておかねばならない。


平成28(2016)年 12月30日 金曜日


  1. 暮らし体験 移住第1号 19組57人が利用 来年6月まで予約 まちの魅力に触れ定住
     柳川市の暮らしを体験する施設「もえもん家(ハウス)」体験者で第1号の移住者が誕生した。第1号はオーストラリアから来たバリー・シェルトンさん(72)と岡山恵美子さん(57)夫妻。城下町の風情が残るまちの魅力に触れるとともに、柳川のおもてなしに「学生がよくあいさつしてくれる。フレンドリーなまち」と話している。

  2. 犯罪抑止など目指す 更生保護女性会 会員が店舗内巡回 大牟田
     大牟田区更生保護女性会(中村深湖会長)は、子どもの見守り活動として大牟田市旭町のゆめタウン大牟田で冬休み店舗内巡回を実施した。

  3. まちや住民へ感謝 南関高 クリーン作戦を展開 花植え美化に励む
     玉名郡南関町関町の南関高校(重岡忠希校長)3年生は、南高クリーン作戦を行った。町内の清掃に加え、今年は花植えも行い、生徒と教師が力を合わせて町の美化に励んだ。


     指折り数えて新年を待とうとしている有明地域に、駄目押しの災いが。鳥インフルエンザだ。この地域にどうして、と耳を疑った。被害を最小限に食い止め、早期に事態の収束を図らねばならない▼鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスによる鳥の病気。家畜伝染病予防法では高病原性と低病原性に分けて指定されている。高病原性に鳥が感染するとその多くが死んでしまう。近隣へ飛び火しないように、徹底した防疫態勢でウイルス封じ込めを急いでほしい▼九州では今年、宮崎県川南町に続いて南関町が2例目。他には北海道や青森、新潟など全国で多発している。ウイルスは、大陸から飛来する渡り鳥が持ち込むといわれている。そのため養鶏場では、窓のない閉鎖型の鶏舎にするなど感染防止に努めている。それなのに感染してしまうのだから関係者の落胆も大きい▼年末年始で、卵の需要も高まる時季だ。消費者にとっては、いま卵を買っても大丈夫なのだろうかと心配する向きもあるだろう。防疫対策の一つとして、鶏や卵を移動させたり、搬出させないなどの措置がとられている。必要以上に騒ぎ立てることなく、普段どおりの対応に努める冷静さが求められる▼有明地域のこの一年を振り返ると、年初めは大寒波による断水に見舞われた。熊本地震では数カ月間も余震が続き恐怖に震えた。大雨では過去にない規模で避難勧告が発令された。いつどこで起きるか分からぬ災害に、いかに対応していくのか。知恵と備えの大切さが身に染みた一年だった。