平成28(2016)年 10月 1日 土曜日


  1. 初トリプル選挙へ 市長選2、市議補選4 各陣営が説明会参加 大川
     前市長の辞職に伴う大川市長選挙と、これに合わせて実施される現職議員の死去に伴う市議会議員補欠選挙(定数1)の立候補予定者説明会が9月30日、市役所であった。市長選は2陣営、市議補選には4陣営が参加した。

  2. オスプレイ 体感したい デモフライトを再要請 市長「近隣市町と連携密に」 柳川
     柳川市は9月30日、オスプレイによる同市上空を飛行するデモフライトの実施を九州防衛局に要請したことを明らかにした。九州防衛局は「現在、自衛隊はオスプレイを所有しておらず、米軍との話し合いなので、米国に働き掛けねばならず、要請があったことは防衛省に上げる。実現へ努力する」と回答があったという。

  3. 商品開発や販売強化を支援 小規模事業者の活力へ 利用しやすく 補助額10万円に設定 大牟田市
     地元産業の振興を図ろうと、大牟田市は新商品開発・販売力強化支援事業補助制度を新設。新商品や新サービス開発や販売力強化に向けての取り組みを支援し、最大10万円を補助する。現在、申請を受け付けており、申し込み締め切りは31日。市産業振興課は「熱意のある人を幅広く応援します。ぜひ制度の活用を」と呼び掛けている。


     10月1日は「コーヒーの日」。全日本コーヒー協会が1983年に制定した。公的組織の国際コーヒー機関(ICO)も一昨年、これに同調して定めた。またコーヒー業界の新年度がスタートする日でもある。秋冬期を迎えて、温かいコーヒーがよく飲まれるようになるから▼コーヒーは、ストレス発散やシミ予防などの美容効果、利尿作用によるむくみ解消など健康面でも期待されている。最近、注目を集めているのが、ポリフェノールによる抗酸化作用。いわゆる悪玉コレステロールを抑えて、血管の老化を防ぎ、動脈硬化になりにくくする働きがあるといわれている▼コーヒーはペーパードリップで飲むことが多い。豆は毎回、飲む分だけをひいている。お湯は、沸騰させてから少し落ち着かせ(90度ほど)、粉全体にゆきわたらせるように、ゆっくりと注ぐ。20〜30秒ほど蒸らすのが一番のこつ。粉が膨張したら、泡が消えないうちに湯を注ぎきる▼カナダ第2の日刊紙トロント・スターは、世界のコーヒー豆を届けるサービスを始めた。同紙読者の75%は、コーヒーを楽しみながら新聞を読む習慣があるという。コーヒー愛好者を読者として取り込む狙いがあるらしい▼さて、有明新報の読者はどのように新聞を楽しんでおられるのだろうか。コーヒーカップを片手に、読みふけっているのか。はたまた、早朝の慌ただしさの中で、関心のある記事をチェックされているのか。どんなスタイルにしろ、1本の記事でも、読んでためになった、面白かったと感じていただければ、何より。


平成28(2016)年 10月 3日 月曜日


  1. 平和な国いつまでも 児童が壮絶な被爆体験聞く 南関三小
     玉名郡南関町南関第三小学校の6年生は9月29日、同校で広島、長崎で被爆した女性2人を講師に招き、平和についての学習を行った。児童15人は悲惨な原子爆弾の被害を聞き、あらためて平和の大切さを確認し、壮絶な体験をしながらも懸命に生き抜いた2人の姿に感銘を受けた。

  2. 高校生活へ期待膨らむ 八女工高 中学生が体験入学 筑後
     筑後市羽犬塚の八女工業高校(猿渡博司校長)で1日、中学生の体験入学があった。同市をはじめ柳川、大牟田、久留米市など筑後地域の市町を中心に、中学生約550人と保護者ら約100人が参加。工業高校ならではの実習や部活動の体験を通じて高校生活への理解を深めた。

  3. 児童が高齢者助ける 下校中の路上で 大牟田市中友小5、6年生 温かく声掛け介抱 福祉学習実る 後日、学校訪ねお礼
     大牟田市中友小学校(本村勝則校長)の5、6年生が、路上で気分が悪くなった高齢の女性を助け、「温かく接してくれてありがとう」と感謝された。児童たちは「これからも人助けをしたい」と話し、同校は福祉学習などの取り組みが実ったとしている。


     「いつも一緒に遊び学び、時を過ごしました。あなたが逝去されて80年余り、私も今年百寿を迎えようとしています。汽車の車窓から見た有明海・干潟・夕陽・雲仙・鳥たち。あなたが詠った自然はそのままです」▼この言葉を夭折の同級生に寄せた女性は百歳の誕生日まであと3週間を切った9月末、静かに眠るように逝った。同級生とは小学時代に詩聖・北原白秋を絶賛させた荒尾出身の天才少女詩人、海達公子。前述の言葉は公子の30号詩碑「濱邉」に刻まれている▼この詩碑は荒尾市内の海岸に建立され、公子の生誕100年を記念、生きていれば100歳の誕生日だった今年8月23日に除幕された。建立者は同級生の女性。病床から現地を訪れ、親友の百寿≠心から祝った▼亡くなる2日前、80歳代の友人が百寿祝いに女性の自宅を訪問した。その人からもらった花束をベッドの上でうれしそうに抱えて、「良かったね」と声を掛ける息子のお嫁さんと一緒に笑顔を見せた▼海岸の詩碑の前へ、夕刻に行ってみた。「もうすこうしで、ちっこうのさきにはいるお日さん。がたにひかって、まばゆい、まばゆい」。公子の代表作である「夕日」そのままの景色が広がっていた▼「もうすこうし」で百歳の誕生日を迎えるはずだった女性は長寿の過程で多くの同級生に先立たれる悲しみを味わった。でも心の中では公子がずっと生き、支え続けてくれていたのだと思う。海岸から「まばゆい」光景を見ながらそう実感した。女性の誕生日は今月14日。今度は公子が祝ってくれる番だ。


平成28(2016)年 10月 4日 火曜日


  1. 熊本地震 倒壊家屋木材 処理量超える 荒尾競馬場跡地に仮置き バイオマス発電所で燃料に
     熊本地震により熊本市内で大量に発生した倒壊家屋の木材が、荒尾市水野の荒尾バイオマス発電所でボイラー燃料として有効活用されている。処理量を超える膨大な量が連日運び込まれるため、倒壊家屋木材は同市大島の荒尾競馬場跡地に仮置き。大牟田市内で破砕処理された後に、荒尾産業団地内の同発電所に搬入されている。震災から5カ月を経過したが、復興に向けた作業はまだまだこれからだ。

  2. 収穫の秋 到来 猛暑乗り越え稲刈り 有明地域 新米 11月上旬に食卓へ
     猛暑を乗り越え、収穫の秋が到来―。10月に入り、有明地域では稲刈りのシーズンを迎えている。黄金色の稲がたわわに実り、福岡県有数の穀倉地帯・大和干拓でもあちこちで刈り入れが行われ、コンバインの音が響いていた。JA柳川によると、現在収穫作業が行われているのは、高温に強い福岡県オリジナル品種「元気つくし」。乾燥、調整などの工程を経て、11月上旬ごろには新米として一般家庭の食卓に上るという。

  3. みやま総美展開幕 入賞者たたえ授賞式も 9日まで
     第10回みやま市総合美術公募展の入賞作品などの展示が2日、同市まいピア高田で始まった。初日は授賞式も行われ、同市美術協会賞に選ばれた溝田みゆきさん(書道)ら入賞者をたたえた。展示は9日まで。


     ミーコが姿を現さなくなり、やがて半年になろうとしている。近くの家で飼われている黒猫である。飼い主が「クロ」と呼んでいることを、後で知った。それでもミーコと呼び続け、彼女も「ミャー」と返事をくれる。日々、数分間ほどのふれあいを互いに楽しみ、十数年がたつ▼大牟田市動物管理センターが9月下旬、慰霊祭を開き、ペットをなくした飼い主らが冥福を祈った。終了後には、猫の譲渡会が行われた。新たな家族≠ノ迎えたいという人たちが、9匹の猫とふれあった▼譲渡会は、動物愛護団体と連携して開いている。この取り組みの成果で、センターでは4月から今回の譲渡会まで、殺処分ゼロを続けている。施設の開設以来、初めての快挙▼東京農工大と日本小動物獣医師会の調査で、犬と猫の平均寿命が過去最高になっていることが分かった。犬は13.2歳で、猫が11.9歳。ワクチン接種の普及などで、感染症対策が進んだことなどが理由。室内飼いが増え、餌や医療環境が改善したことも、長寿命化に貢献。25年間で犬は1.5倍に、猫に至っては2.3倍も延びた。猫のワクチン接種率はまだ低く、さらに延びる余地がある▼センターでは、ペットの飼育環境向上や飼い主のマナーアップを今後も強く呼び掛けるという。譲渡会の猫たちは、きちんと飼ってもらえるのかなど確認した上で引き取られていく▼春の日に見たミーコの姿。それは最後の力を振り絞り、お別れを言いに来てくれていたのか。そんなことは認めたくなくて、きょうもその姿を探すふりをしている。


平成28(2016)年 10月 5日 水曜日


  1. 種付け解禁は17日 海水温高い状況続く 有明海・養殖ノリ
     有明海の養殖ノリの今シーズン種付けが、福岡、熊本両県とも17日解禁と決定した。佐賀県を加えた沿岸3県で協議した上で、4日に各県で決定。昨年より3日遅い解禁となる。種付けの海水温は24度未満が適温だが、今年は海水温が高い状況が続いていて、福岡有明海漁連は海水温を注視していくとしている。

  2. 南筑後芸能フェスティバル 歌や大正琴など多彩 大川 古賀政男の演目も
     第24回ふくおか県民文化祭2016南筑後ブロック芸能フェスティバルが2日、大川市文化センターであった。同市では4年ぶり。踊りや楽器演奏、歌など多彩な演目が披露された。同フェスティバル事業実行委員会主催、大川文化協会と三潴郡大木町文化協会の主管。

  3. 野菜の高騰続く・・・ 有明地域 猛暑や台風も不安要素に
     台風や異常気象の影響で野菜の高騰が続いている。有明地域でもニンジンやレタス、葉物類も高止まり。消費者からも「高すぎて料理に使えない」など悲鳴が上がっている。11月に入るとニンジンやレタスなどは九州産のものが出始め、値段も落ち着くと見られるが、今年は10月に入ってもなお猛暑が続き、台風18号接近も加わり、市場関係者からも先行きを不安視する声が上がっている。


     「影を慕いて」「東京ラプソディ」「誰か故郷を想わざる」「悲しい酒」。言うまでもなく昭和歌謡界を代表する大川市出身の作曲家、古賀政男の作品だ。哀愁を帯びた旋律の心にしみいる名曲の数々は「古賀メロディー」と呼ばれている▼テレビの懐メロ番組で藤山一郎が歌う「影を慕いて」を聞いたのは高校3年生の夏。古賀政男という名前も初めて耳にした。さして印象に残らなかったが、しばらくしてラジオの深夜放送でこの曲にまつわる楽しくも少しほろりとさせられたお便りが読まれ、深く心に刻まれた▼翌年、東京で高校の先輩の下宿に泊まると、一緒になった後輩も合わせて3人で「東京ラプソディ」をがなった≠フは懐かしい思い出だ。その時には将来、仕事で古賀政男、古賀メロディーや数々の楽曲の名を何度も聞くことになるとは思わなかったが▼古賀メロディーを継承したいと大川で結成されたアマチュアバンドの30周年記念コンサートが開かれた。月に1回行う古賀政男記念館でのコンサートをはじめ、さまざまな場で演奏。すでに国内各地や海外で、千回を超える演奏活動を重ねている▼プロではないし、活動が重なったら何かと大変な時もあるはず。メンバーも年を取って、「後継者が欲しい」という思いも聞かされた。それでも大川市の音楽親善大使を務めながら頑張るのは、古賀メロディーへの深い思い入れがあるからこそ▼これからもバンドが続き、大川をアピールする顔である古賀メロディーが歌い、語り継がれるよう願ってやまない。


平成28(2016)年 10月 6日 木曜日


  1. 自民分裂 対 野党共闘 保守票の行方注目 一本化でも不確定要素 衆院福岡6区補欠選
     衆院福岡6区補欠選挙(11日告示、23日投開票)に5氏が出馬を表明し、準備を進めているが、5日に開かれた野党幹事長・書記長会談で「野党共闘」に合意したことで、共産党新人の小林解子氏(36)が立候補表明を取り下げ、民進党新人の新井富美子氏(49)に一本化されることになった。自民党の公認を申請していた蔵内謙氏(35)と鳩山二郎氏(37)は両方とも公認が得られず、保守分裂の選挙となったことから、保守票の行方が注目される。

  2. 柳川で男性2人けが 台風18号 海上交通機関に影響
     強い勢力の台風18号は5日午前、九州北部に最接近し、有明地域でも非常に強い風が吹いた。目立った被害の報告はないが、柳川市で4日、台風へ備えて雨漏り対策などの作業をしていた男性2人が屋根や脚立から落ちてけがをした。また、交通機関にも欠航や遅れなど影響があった。

  3. 甘くておいしい 特産のナシ 給食に 荒尾
     収穫の最盛期を迎えている荒尾市特産のジャンボナシ「新高」が5日、同市などで学校給食に登場した。地元の生産者が育てた秋の味覚が届けられ、児童たちが「甘くておいしい」と笑顔で頬張っていた。


     大牟田・荒尾両市内を馬蹄型に鉄道敷がつながり、石炭や炭鉱マン、社宅の人たちを運んだ三池炭鉱専用鉄道。その鉄道敷の一部がしっかりと残り、近代化の歴史を証明する貴重な財産だと認められて世界文化遺産に登録された▼専用鉄道を力強く駆け巡ったのが「炭鉱電車」。過去の栄華を物語る生き証人として大牟田市が譲り受け、保管していた炭鉱電車4両が、三池炭鉱三川坑跡に勢ぞろい。一般公開に向けて、展示施設の整備が進められている▼専用鉄道は、三池港が明治41年に開港したのとほぼ同じ時期に、それまでの馬車鉄道に代わって電化工事が進められた。45年に万田坑〜三池港間が電化され、大正12年には全線で完了した▼当時、国内には電気機関車を製造する技術がなかった。外国製を導入し、国内の技術を高めて国産へと移行した。炭鉱はエネルギー政策の要として、国内のあらゆる産業を下支えし、日本の近代化を実現させた▼展示される炭鉱電車は、最初に輸入したアメリカGE社製15トン級8両のうちの1両。明治41年製造で、現存する電気機関車の中で最古級の代物。展示4両の中では一番小さくて、その価値を見落としてしまいそうだ。扉がなくて、窓から出入りしなくてはならない。乗り物としては不完全なつくりに思えるが、そこに歴史の重みを感じる▼三川坑跡は、世界文化遺産には登録されていない。だが炭都の歴史を体感する貴重なゾーンとして開発が可能なエリア。三池炭鉱を象徴する集客施設となるように、内容の充実を図ってもらいたい。


平成28(2016)年 10月 7日 金曜日


  1. 豊後大野と電力で連携 エネルギー協定を締結 みやま市
     みやま市は4日、大分県豊後大野市と地域再生可能エネルギー活用に向けた連携協定を締結した。豊後大野市で行われた調印式には、みやま市長職務代理者の高野道生副市長と豊後大野市の橋本祐輔市長が出席。今後の連携を約束した。

  2. 100周年をアピール 記念ピンバッジ作製 大牟田 大きな節目 共に祝おう
     大牟田市制100周年記念事業実行委員会(会長・中尾昌弘市長)は、シンボルマークをモチーフにしたピンバッジを作製。6日から一般に販売を開始した。同実行委員会では「市内外に大牟田の市制100周年を広くアピールしたい」と話している。

  3. オリーブの実 収穫盛ん 荒尾市特産 12月オイルにして販売 太陽の恵み浴びて 生産者50軒が6千本栽培
     荒尾市特産のオリーブが収穫期を迎えている。太陽の恵みを浴びたオリーブがたわわに実り、生産者たちが収穫作業に追われていた。今年採れた実は、11月に塩漬けとして、また12月にはオリーブオイルも販売されるという。収穫に汗を流していた九州荒尾オリーブ村副理事の上園満雄さんは「土地と気候でマイルドなオイルが採れます。荒尾産100%のエキストラバージンオイルをぜひ味わって」とアピールしていた。


     柳川藩祖の立花宗茂の生誕450年記念の一つとして、宗茂とその正室であるァ千代を取り上げた直木賞作家、葉室麟さんの小説「無双の花」の朗読イベントが11月13日に柳川総合保健福祉センター「水の郷」である▼宗茂は1567(永禄10)年に戦国大名大友家の家臣高橋紹運の子として誕生。やはり大友家の家臣で男子がいなかった戸次道雪の養子になる。やがて道雪の娘ァ千代の婿になり、立花城に入り、立花(戸次)家の家督を継いだのである▼島津との戦いで目覚ましい活躍があった宗茂に、豊臣秀吉は筑後の国山門郡、三潴郡、下妻郡の領地を与えた。そのことで、宗茂は糟屋郡内にあったとされる立花城から柳川城に本拠地を移している▼戦国時代から秀吉の時代、そして徳川の世になる頃に宗茂は登場。関ヶ原の戦いで西軍に就いたことから、立花家は改易となり、城を明け渡したが、やがて、前とほぼ同じ領地が与えられ、再び柳川城に戻ったのである▼関ヶ原の戦いで宗茂は認めてくれた秀吉への恩もあり、西軍に加わった。ァ千代は徳川家康側の東軍に就くことを主張し、夫婦で意見が分かれたらしい。この後、ァ千代は現在の玉名郡長洲町にとどまり、ここで亡くなっている▼夫婦仲は良くなかったのではとの推測もあるが、夫婦で危機を乗り越えていることから、そうではなかったという説もある。戦国時代から豊臣、徳川と激動の時期を乗り越えてきた夫婦の物語を演じるイベントは楽しみ。多くの来場があれば柳川のアピールにもつながろう。


平成28(2016)年 10月 8日 土曜日


  1. 健康、快適な職場に 柳川で県産業安全衛生大会 乗富鉄工所などを表彰
     平成28年度福岡県産業安全衛生大会(福岡県労働基準協会連合会主催、福岡労働局、各労働基準監督署、福岡県、柳川市、中央労働災害防止協会後援)が7日、柳川市民会館であった。労働安全衛生表彰式や講演が行われ、最後に「安全第一」「健康第一」の原点に立ち返り、安全で健康・快適な職場づくりに向けて全力で取り組むことを誓う大会決議を採択した。

  2. ゴ−ルボ−ル女子日本代表主将 浦田選手 応援に感謝 東京パラでも貢献したい 南関
     ゴールボール女子日本代表主将として、リオデジャネイロパラリンピックに出場した玉名郡南関町豊永出身の浦田理恵さん(39)が6日、同町を訪問した。佐藤安彦町長らに「おかえりなさい」と迎えられると、浦田さんは「皆さんの応援がリオまで届きました」と謝辞を述べ、「メダルを持って帰ってくることができなくて、すごく残念に思っていましたが、温かく迎えてもらい、ありがたいです」と話した。

  3. 薬物乱用はノー 世界奉仕デー前に LCが中学生へ啓発 荒尾、長洲
     「世界ライオンズ奉仕デー」(10月8日)を前に7日、荒尾市、玉名郡長洲町内の中学校でライオンズクラブによる薬物乱用防止キャンペーンが行われた。LC会員らは登校してくる生徒に対して「危険ドラッグは毒だ」「見た目にだまされないで」「ノーと言える自分を大切に」などと呼び掛けた。


     干支の組み合わせが60通りあることから、一回りした人のお祝いが還暦である。長寿を祝う賀寿には、十数種類もあるという。各地で繰り広げられた敬老行事では米寿(88歳)祝いがポピュラーだが、近頃は白寿(99歳)祝いも珍しくなくなった▼古希の由来は、唐の詩人・杜甫が「人生七十古来稀也」と70歳まで生きるのはまれだと言ったことから。喜寿は文字からめでたさが伝わるが、「喜」の草書体「?」から77歳の祝い▼傘寿(80歳)は傘の略字「?」が「八十」と読めるから。半寿(81歳)は「半」を分解して「八・十・一」。卒寿(90歳)は「卒」の略字「卆」から▼白寿は、クイズのようなひねりがある。もう一般的に知られているが「百」の字から「一」を引くことからである。百寿は、そのまま百歳のお祝い。1世紀を表すことから「紀寿」といったり、最上という意味で「上寿」ともいうらしい▼賀寿には、百歳以上の祝いがさらにある。茶寿は「茶」の字を分解して、草冠の「十と十」に「八十八」を足して108歳の祝い。次に皇寿。「皇」の字から「白」の「99」と、「王」の「一・十・一」を足して111歳のお祝い。そして大還暦は、還暦の2回りで120歳。とどめは、人としてかなわぬ賀寿だろうが、天寿が250歳の祝い▼昨年、いつの間にやら過ぎてしまった還暦。古希までずいぶん待たねばならぬと思っていたら、平成14年に日本百貨店協会が緑寿(66歳)を制定。楽しみだ。ちなみに大牟田市の65歳以上の高齢化率は34.6%。県平均より9ポイント高い。


平成28(2016)年 10月 10日 月曜日


  1. 盛大に「おにぎえ」 御神幸行列が練り歩く 柳川
     柳川市三橋町高畑、三柱神社の秋季大祭「おにぎえ」は中日の9日、メインの御神幸行列があった。裃の先導に、猿田彦・鎧武者・囃子山車のどろつくどん、五色旗などの供奉員など踊り山が続き、日吉神社に行き、三柱神社に帰るコースで行われ、沿道で市民や観光客が見入った。

  2. 雨の中 走り抜く 熊本初いす1GP 南関
     事務いすに乗って商店街を駆け抜ける「いす―1GP(グランプリ)熊本南関大会」が8日、熊本県内で初めて玉名郡南関町の関町商店街一帯で開かれた。31チーム、約100人が参加。見た目とは裏腹に過酷なレースを、何度も転倒しながら走り抜いた。

  3. 一口で汗が噴き出す 大川木工まつりから販売スタート 激辛ジョロキア製品に
     大川市が産地化を進めている唐辛子「ブート・ジョロキア」を製品化した「オオカワペッパー」が8日、販売を開始した。10日まで開催されている大川木工まつり会場内にブースを設けて販売され、「一口食べただけで汗が噴き出す」と話題に。同市農業水産課の担当者は「家具はもちろん、激辛でもまちおこしをしたい」と意欲。木工まつり終了後は、同市榎津のヴィラベルディ内にある、大川観光情報センターでも販売を行うという。


     大地震や津波から一夜明けても水は引かず、親子は屋根の上でひたすら助けを待ち続けた。そして夕暮れ時、「きょうもだめだったか」と諦めかけた際に1機のヘリコプターのごう音。屋根に向かって下りてきた救助隊員は、まさに「スーパーマン」▼これが隊員と5年半前の震災当時、小学3年生だった少女との出会い。ヘリの機体に書かれた「ひばり」の文字を手掛かりに熊本県防災消防航空隊と分かり、お礼の手紙を送ったことから同学年の娘がいる隊員らと家族ぐるみの文通・交流が続いている▼宮城県石巻市内で救助された少女は現在、中学3年生。熊本地震発生をきっかけに「熊本の皆さんから助けられた私たちが今度は熊本の力になりたい」と上益城郡などを訪れ、熊本地震被災者を激励した▼そして少女は、隊員の1人が住む荒尾市内の中学校PTA行事の講演会で、隊員と一緒にマイクを握り、「皆さんからの支援で復興に向かい、みんなと元気に学校に通えています」と笑顔でお礼の言葉を述べた▼今年4月の熊本地震の際、津波注意報が発令。荒尾市内では、市役所や有明小学校のサイレンが真夜中に鳴り響いた。隊員は「この時に避難しようとしなかった人は、万一の津波の際には助かりません。まず自分の命は自分で守った上で周囲の人たちを助けてください」と▼さらに隊員は「大災害時には救急隊がすぐに皆さんのところに駆け付けることはできません」と「公助」が後になることを強調。隣近所との常日頃の付き合い、思いやりの心や行動が大切なことを実感した。


平成28(2016)年 10月 12日 水曜日


  1. 衆院福岡6区補選 4人が立候補 支持求め選挙選スタート
     鳩山邦夫元総務相の死去に伴う衆院福岡6区補欠選挙は11日告示され、届け出たのは順に幸福実現党新人の西原忠弘候補(61)、民進党新人の新井富美子候補(49)、いずれも無所属新人の鳩山二郎候補(37)と蔵内謙候補(35)の4人。各陣営とも出陣式を行い、12日間の選挙戦に突入した。【2面に各候補者第一声】

  2. 漱石と郷土ゆかりの人物 カルタ・歴史資料館 講座で文学の世界へ 大牟田
     大牟田市立三池カルタ・歴史資料館(梶原伸介館長)の文化講座が9日、カルタックスおおむたで開かれた。「吾輩は猫である」などで知られる明治の文豪・夏目漱石(1867〜1916)と郷土ゆかりの人物との交流を絡めた講話を通して、受講生は漱石の文学の世界に触れた。

  3. 沿岸の”不審”を警戒 熊本県下で一斉パトロール 荒尾・玉名
     熊本県下一斉沿岸パトロールが実施された。荒尾、玉名の両警察署沿岸警備協力会の合同出発式は、玉名市岱明町下沖洲の新川漁港で行われ、漁船2隻ずつが両署管内の沿岸海上を巡回して不審な動きに目を光らせる一方、沿岸住民や漁業関係者には不審船や不審者を発見したら、すぐに通報するよう協力を呼び掛けた。


     段ボールで作った原寸大の蒸気機関車を見に行った。筑後市の九州芸文館で開催している鉄道の日展2016「SL鉄道博」のメイン展示作品だ▼模型はD51を忠実に再現。機関車本体部分で全長12・5メートル、幅3メートル、高さ4メートルの巨大さ。段ボール製だが、重量は1トンある。会場では、蒸気を噴き力強く走るSLの効果音も流されていて、今にも動きだしそうな迫力▼子どものころ、一時期、大阪に住んでいた。夏休みなど帰郷の行き帰りに利用した列車は、蒸気機関車が客車を引いていた。大牟田駅ホームに白い蒸気や黒い煙を吐き出しながら姿を現した蒸気機関車を見て、胸を躍らせた。関門海峡の海底トンネルを通るとき、誰ともなく「窓を閉めろー!」と声が掛かるのだが、閉め遅れたときは当然ながら最悪の状態になる▼展示会場では、Nゲージの模型が走り子どもたちの人気を呼んでいた。船小屋近辺の今昔を写真で紹介したり、今年、筑後市にやって来たホークスのパネル展も催されている▼もう一つ目に留まったのが、旧国鉄佐賀線の写真展だった。鹿児島本線の瀬高駅から長崎本線の佐賀駅までの全長24・1キロを結んだ。昭和62年3月に廃止されるまで、全線が非電化で単線。線路敷跡は、公園やサイクリングロードなどになっている▼残されているものとして筑後川に架かる昇開橋は有名。その手前、花宗川には、橋桁を両側に75度跳ね上げる跳ね橋があったと記されていた。廃止から数年後に撤去されて面影もないという。姿形が分からぬ新たな発見。追跡してみよう。


平成28(2016)年 10月 13日 木曜日


  1. 分裂自民 ねじれ公認 大川市長選 代理戦争の様相
     鳩山二郎氏の大川市長辞任に伴う市長選挙(16日告示、23日投開票)へ、無所属での出馬を表明した元市長の江上均氏(54)?大川市紅粉屋?が、自民党福岡県連の推薦を受けることになった。先に立候補を表明した新人で元JA福岡中央会職員の倉重良一氏(39)は同党大川支部が推薦している。

  2. 弱者狙う犯罪許さない 80人がパトロールへ出発 大牟田署
     20日まで展開されている「全国地域安全運動」に合わせて初日となった11日、大牟田警察署(大倉英治署長)は同署前で防犯パトロール出発式を行った。大倉署長ら署員をはじめ、地域で活動する防犯ボランティアなど約80人、パトカーや青パトといった車両15台が参加。弱者を狙った犯罪を撲滅しようと、パトロールに出発した。

  3. 来年も乱舞楽しみ 一小校区元気づくり 東屋形をホタルの里に 幼虫300匹を放流
     荒尾市一小校区元気づくり委員会(福田和寛委員長)は10日、屋形山麓の小川にゲンジボタルの幼虫約300匹を放流した。来年5月中旬から下旬ごろにかけて美しい光の乱舞が楽しめそう。その時季にはホタル鑑賞会が開催される。


     10日は「体育の日」だった。地元でも多くのスポーツ行事が。10月10日から10月第2月曜日に変わったのが2000年。ハッピーマンデーとなってもう17回目だが、なぜかまだ「体育の日は10日」という感覚が抜けきれない。その意味で今年は違和感がなかった▼1964年の東京オリンピックが始まったのは10月10日。爽やかな秋晴れの空の下で開会式が行われたのを映像でよく見る。「体育の日」はこれに由来。夏季五輪でありながら秋開催となったのは、この日が東京地方の「晴れの特異日」とされていたから▼4年後の2020年。東京で2回目となるオリンピックは、7月下旬から8月上旬の予定だ。気候変動で夏の暑さは厳しくなっているが、この年はどうなるか。とりわけマラソン、ゴルフなど大変だ。この時季は豪雨被害も懸念される▼そうでなくても、このままでは経費が当初見込みを大幅に上回るといわれるなど、難題が次々と浮上している。トラブルが続き、準備が間に合うのかとよくニュースになっていた今年のリオデジャネイロ五輪が、人ごとではないように思える▼外野での騒ぎをなくして開催地の国民、開催都市住民に喜ばれ、歓迎されるイベントにするのが成功への足掛かりだ。暑さ対策も避けては通れない課題となるだろう▼メダリストも出るなど、地元出身選手も活躍したリオ五輪。4年後もさらに成長して、いいパフォーマンスを見せてもらいたい。そのためにも、いい環境で競技をしてもらわねばならないと、「体育の日」にあらためて思った。


平成28(2016)年 10月 14日 金曜日


  1. 防災部会を新設 大牟田で九州市長会
     第119回九州市長会が13日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで始まった。この日に行われた総会には九州内の118市のうち、110市の市長らが出席。各県提出の行財政、社会文教、経済関係の14議案が可決。九州各市が一体となって災害に対応するため,新たに防災部会が設置された。

  2. さくらちゃんを探せ みやまの魅力PR /副賞10万円も
     矢部川くすべぇ復活プロジェクト実行委員会と、まるごとみやま秋穫祭実行委員会は、みやま市の魅力をPRする観光キャンペーン隊「さくらちゃん」の3代目メンバーを募集している。「みやま市やくすべぇが好き」という女性が対象で、17日まで受け付けている。

  3. 採れたてにおいしい 園児が枝豆を収穫 柳川
     柳川市認定農業者連絡協議会(松藤稔会長)が主催する平成28年度「枝豆交流会」が13日、同市大和町中島の田んぼであった。二ツ河保育園と垂見保育園、豊原幼稚園の年長児とその保護者、市内の認定農家らが参加。園児らは袋いっぱいに枝豆を収穫し、試食では次々と口に運んで「おいしい」「あまい」と笑顔。朝採れたばかりの枝豆を存分に味わっていた。
     今年の中秋の名月は9月15日だった。9月になっても真夏日が続き、月を愛でる気分ではなかった。このところ急に冷えてきて、足早に過ぎ去っていく気配のする秋を楽しまなくては。と、秋の夜長の月に心が酔いしれている▼中秋の名月は、旧暦でいう8月15日を指す。なので、その日が必ずしも満月とはならない。満月は2日遅れて9月17日だった。そして十五夜は、広い意味では旧暦の毎月15日を指す言葉▼ということで季節柄もよろしく、月見を楽しんでみよう。10月の満月は16日の十六夜。「いざよう」とは、ためらうの意味。十五夜の月より遅くためらうように出てくるから▼そのあとも順に呼び名がある。十七夜は立待月で、立って待っていると出てくる月。十八夜は居待月で、十九夜が寝待月、二十夜の更待月となる。「座って、寝て、さらに夜が更けて」と、月の出が遅くなっていく様を表している▼月は、満月から欠け始めて半月となり、三日月を経て姿を見せない新月となる。月が欠けていくことを下弦といい、満月に向かって膨らみを増していくことを上弦という。その見分け方がある。下弦の月は、左側が丸くなっているので、アルファベットの「C」を当てはめる。上弦の月は、右側が丸いので「D」。「かげん、でぃおうげん」と、ちょっと強引な覚え方をしている▼月の楽しみ方では、もう一つある。一年のうちで最も大きく見える満月「スーパームーン」だ。月が地球の周りを楕円軌道で公転しているために起きる現象。今年、月が地球に最接近するのは11月14日。


平成28(2016)年 10月 15日 土曜日


  1. 市長選 市議補選 あす告示 いずれも一騎打ちか 大川
     鳩山二郎氏の大川市長辞職に伴う市長選挙と、これに合わせて実施される現職議員の死去に伴う市議会議員補欠選挙(定数1)が16日、告示される。市長選はいずれも無所属で、新人で元JA福岡中央会職員の倉重良一氏(39)、元市長の江上均氏(54)が出馬表明していて、一騎打ちとなる公算が大きい。市議補選にも新人2人が立候補の見込み。

  2. まつりステージ設営 「安全に」プロ集団の心意気 荒尾支援学校
     23日の「第5回ARA・SHIまつり」を前に熊本県建設業協会荒尾支部(門田保則支部長)と熊本県建築士会荒玉支部(片山健支部長)は、荒尾市増永の荒尾支援学校(宮田寿光校長)の体育館でまつりステージ設営のボランティア作業に取り組んだ。 

  3. 九州一の大木町 秋の味覚 キノコ堪能 10月15日きのこの日 ツアーで見学や収穫
     10月15日の「きのこの日」に合わせて14日、九州一のキノコ産地・三潴郡大木町でキノコを楽しむツアーイベントが行われた。「今が旬#味しいきのこを探す旅」と銘打って行われ、キノコ栽培現場の見学、収穫体験などがあり、訪れた人たちが秋の味覚・キノコを堪能した。


     筑後市子ども会連絡協議会がタマホームスタジアム筑後で陸上競技・綱引き大会を開いた。このスタジアムが野球関連イベント以外に使用されるのは初めてだった。ファームの選手たちが公式戦を戦っている球場が会場になったことで、子どもたちにもいい思い出になったはずだ▼福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地が筑後市に移転し、今年の公式戦から使用されている。筑後にあるファーム本拠地は国内では最大規模で、球場も人工芝のメインと天然芝のサブと二つあり、室内練習場、選手寮なども完備している▼広大な敷地内にある素晴らしい施設である。ここではファームの選手だけでなく、また著名な選手も調整のために訪れることもあった▼子ども会の大会は筑後市とホークス球団が交わした地域包括連携協定に基づき、昨年まで、羽犬塚中学校グラウンドが会場だったものをタマスタに変えて開かれた。子どもたちは人工芝の上を走り、綱引き。競技名にもホークスダイヤモンドリレー、若鷹ビクトリーランと命名されたものもあった▼筑後市とホークスは、相互に結んだ協定で協力を打ち出している。ホークスを活用した青少年育成もその一つ。野球観戦もそうだが、身近にホークスの施設や選手に触れることで、「自分も野球で活躍したい」と思う子どもが出てくるはず▼筑後市がホークス効果を十分に生かすとともに、筑後地区の各自治体も地域振興に役立ててほしい。それとともに、地元からホークスで活躍できる選手をできるだけ輩出してもらいたい。


平成28(2016)年 10月 17日 月曜日


  1. 大川市長選 新人、元職が一騎打ち
     前市長の辞任に伴う大川市長選挙と、欠員に伴う同市議会議員補欠選挙(改選数1)が16日、告示された。市長選は新人で元JA福岡中央会職員の倉重良一候補(39)、元職の江上均候補(54)=いずれも無所属、届け出順=が立候補し、一騎打ちとなった。それぞれ出陣式で第一声を上げ、23日の投票へ向けた選挙戦がスタートした。【写真】  倉重候補は鳩山二郎前市長の路線継承を掲げ、自民党大川支部が推薦。一方、江上候補は同党県連、民進党県連からの推薦を受け、市長の経験をアピールする。

  2. ひと月早い七五三にぎわう 伝統の風流、節頭奉納 荒尾
     旧荒尾郷(荒尾市、玉名郡長洲町)の「ひと月早い七五三」「のばらさん」として知られる荒尾市野原の野原八幡宮秋季例大祭が15日に開催され、境内は晴れ着姿の幼児や父母、祖父母の家族連れなど多くの参拝客であふれ、伝統芸能の風流や節頭もにぎやかに行われた。  

  3. 掘割の絶滅危惧種も やながわ有明海水族館オープン 学生ら引き継ぎリニューアル
     柳川市稲荷町に「やながわ有明海水族館」が15日、オープンした。以前までの「おきのはた水族館」を大学生、高校生らでつくる団体「有明海塾」が運営を引き継ぎ、リニューアル。絶滅危惧種のカゼトゲタナゴなど、市内の掘割に生息する生き物も展示した。同塾塾長も務める小宮春平館長(18)は「身近に貴重な生物がいることを知ってもらいたい。子どもたちが自然に興味を持つきっかけにもなれば」と話している。


     「今が旬#味しいきのこを探す旅」というツアーが行われた。10月15日の「きのこの日」に合わせてキノコ栽培の現場を見学したり、収穫を体験して秋の味覚キノコを堪能した▼その目的地が三潴郡大木町。グリーンアスパラガスは県内1位の生産を誇り有名だが、シメジやエノキなどの栽培にも力を入れている。キノコ類の施設園芸が盛んで、独自に開発したオリジナルの菌を生産農家が愛情を込めて育てている▼ツアーはNPO法人が主催する「久留米まち旅博覧会」の一つとして実施された。町内の農事組合法人が運営するブナシメジ工場を見学したあと、うどん店でキノコ料理を味わい、最後は道の駅おおきの「くるるん夢市場」で収穫体験を楽しんだ▼キノコといえば、今ではいろんな種類が出回り、鍋や炊き込みご飯、スパゲティなど、いく種類ものキノコを入れるだけで、その料理が完結してしまうほど。だがひと昔のキノコはシイタケが定番だった▼シイタケは、生もいいのだが、やはり干しシイタケのうま味はワンランク上だ。乾燥させる過程で酵素の働きにより、うま味成分であるグルタミン酸などのアミノ酸類が生成される。水で戻すことによって、さらに成分が増す。「どんこ」と呼ばれているのはシイタケの品種ではなく、かさが7分まで開ききらないうちに採取して乾燥させたものをいう▼シイタケ、エリンギ、ブナシメジ、シメジ、なめこ、エノキ、マイタケ、ヤマブシタケ…種類を挙げたら切りがない。普段は名脇役のキノコ。たまには鍋の主役にして、一杯。


平成28(2016)年 10月 18日 火曜日


  1. 有権者 次々に1票 投票箱 3つ並ぶ 期日前投票 22日まで 大川市
     大川市長選挙と同市議会議員補欠選挙の期日前投票が17日、市役所1階ロビーで始まった。投票日の23日に用事などで投票所へ行くことのできない有権者が次 々と訪れ、午前だけで205人が1票を投じた。22日まで。受け付け時間は午前8時半から午後8時まで。

  2. ノリ種付け解禁 海況順調 豊漁願い海へ 有明海
     福岡県有明海沖で養殖ノリの種付けが17日、解禁。各地の漁港では生産者が早朝から出航し、カキ殻を付けた網の張り込み作業に追われていた。福岡有明海漁連によると海水温、栄養塩など海況も順調で、約1カ月後の11月中旬ごろには収穫がスタートするという。

  3. 犯罪ふっとばせ 買い物客にPR 荒尾署など
     全国地域安全運動(11日から20日まで)の一環として16日、荒尾市緑ケ丘のあらおシティモール1階であいの広場付近で防犯キャンペーンが行われ、荒尾警察署員らが「犯罪をふっとばせ」と書かれたタオルなどを配布して、買い物客らに防犯意識の高揚を促した。


     プロ野球、福岡ソフトバンクホークスの2016年シーズンが終了した。3年連続日本一・リーグ優勝こそ逃したものの、ペナントレースでは143試合で83勝54敗6引き分けの2位。6割6厘という勝率は例年なら優勝チームのもの。胸を張っていい数字だろう▼そ の一方で、ここぞという時の勝負弱さ≠ェ目立った。勝てばマジック点灯という試合をことごとく落とし、4月19日から守ってきた首位の座を8月25日に北海道日本ハムへ明け渡しながらも、その後は一進一退▼ある意味で土俵際のしぶとさ≠燻ヲしながら9月2日にマジックを点灯させたが2日後に消滅。9月下旬の天王山2連戦で連敗すると一気に「逸Vムード」が漂い、あれよあれよという間にペナントを奪われた▼それでもクライマックスシリーズファーストステージでの千葉ロッテ相手の快進撃。ファイナルステージでの鮮やかな最終回逆転劇や横綱相撲といえる3本塁打で相手投手を打ち崩した2勝は来シーズンにつながろう▼一方で2軍は筑後市に拠点を移した初年度に優勝。ウエスタン・リーグ初の5連覇を飾った。ファーム日本選手権では巨人に敗れ、2年連続日本一を逸したが、来年は6年連続リーグ制覇を目指す熱い戦いが本拠地のタマホームスタジアム筑後などで繰り広げられる▼1軍も負けられまい。日ハムの「二刀流」大谷に一方的にやられ放題≠セった今年の雪辱にかける来年。越えねばならぬハードルは高いが、筑後で今年羽ばたいた若鷹たちが、早速その主役になってくれるはずだ。


平成28(2016)年 10月 19日 水曜日


  1. 防災意識を高めたい 家庭クラブ委が研究発表 三池高 筑後大会で最優秀賞 大牟田
     大牟田市草木の三池高校(西田智校長)家庭クラブ委員会が、平成28年度筑後地区高校家庭クラブ連盟研究発表大会で最優秀賞を受賞。11月8日の福岡県高校家庭クラブ連盟研究発表大会に出場する。生徒の防災意識を高めようと、非常食講習会などに取り組んだ。生徒たちは「できることから実行したい」などと話している。

  2. 受け継ぐ伝統芸能 住民が新開能奉納 10年ぶり「土蜘蛛」を披露 みやま
     住民によって受け継がれる、みやま市高田町北新開の宝満神社奉納能楽(新開能)が17日、同神社能舞台で行われた。今年は10年ぶりに能「土蜘蛛」が披露され、境内には多くの見物客が訪れ、長い歴史を持つ伝統芸能を鑑賞した。

  3. 白秋を合同合唱 中学音楽発表会 6校生徒が披露 柳川
     平成28年度柳川市中学校音楽発表会が17日、柳川市民会館大ホールであった。同市内6校の生徒たちがこの日のために練習してきた成果を発表。観客から盛んな拍手を浴びていた。柳川市中学校文化連盟主催、同市教育委員会後援。


     書店や文房具店などをのぞくと、来年用の手帳コーナーが広がっている。各メーカーはほとんどが9月中に出荷しているので、今月初旬から店頭に並べられ始めた。来年用にはいつもと違う手帳を手に入れようと、早々と足を運んだ▼いま使っているものは、見開きで1カ月を表示するカレンダー形式。一目でひと月の予定や動きが把握でき、スケジュール管理もしやすい点が便利だ。この形式を使い続けて18年。同じメーカーの同一シリーズで10年になる▼一短の部分が増したのは記入欄が限られる点。書き込み量が増えてきたのだ。不足分を補うためにメモ紙を挟み、用が済めば破棄している。そういう使い方をして1年、2年が経過。なくしたことはないが、ようやく手帳を変えるすべに気付いた▼店頭で、あれこれ手に取ってみる。長く品定めをしない間に、進化していることに驚く。極めつけは、スマホやパソコンと連動しているものも。こんなの、はなっから手帳など使わねばいい。と思ってしまう▼感心したのは、ページの上側にヨコ並びに日付が振られ、手帳を90度右回転させると左側にタテ並びに日付がある。同じ日の欄をタテ・ヨコに使い分けができる。仕事とプライベートを書き分けると、手帳の方向を変えることで頭も切り替えられる▼購入したのはこれまでと同様に見開きのカレンダー形式だが、各月の間にメモ書きページが挿入されている。これで来年の準備を一つクリア。今年も残すところ2カ月余り。やらねばならぬことがまだまだある。馬力をかけなければ。


平成28(2016)年 10月 20日 木曜日


  1. 鳩山候補が優位に 衆院補選 大川市長選 市議補選 一騎打ちの激戦
     23日に投開票を迎える衆議院福岡6区補欠選挙、大川市長選挙、同市議会議員補欠選挙。衆院補選は無所属新人の鳩山二郎候補(37)が優位に選挙戦を進め、民進党新人の新井富美子候補(49)、無所属新人の蔵内謙候補(35)が追い掛ける展開。市長選は無所属新人の倉重良一候補(39)、無所属元職の江上均候補(54)が懸命に支持拡大を図っている。

  2. 復興への願い、花に託す 大牟田から熊本支援 心に咲く花for西原村 ”思い”届ける
     第1回熊本地震チャリティーイベントとして19日、大牟田文化会館大ホールで100万輪の花プロジェクト「心に咲く花for西原村」が催された。演奏やフラワーショー、被災地の現状報告などが行われ、多くの人が来場。復興を願う人々の思いを「花」に託して被災地へ届けた。有明新報社など後援。

  3. 盤上で静かな熱戦 200人が腕前競う みやま
     第6回囲碁フェスティバルINみやまが16日、みやま市まいピア高田で開かれた。クラス別囲碁戦には、市民をはじめ、福岡市や熊本市などから約200人が参加。優勝を目指し盤上で静かな熱戦を繰り広げた。子ども・初心者囲碁教室もあり、みやま市観光大使の稲葉禄子さんが優しく指導し囲碁への関心を高めた。


     「百聞は一見にしかず」といわれる。人から何回も話を聞くよりも、自分で1回見た方がよく分かることを意味するのは言うまでもない▼最近強く実感させられたことがあった。大牟田市内の高校から4人の生徒が東日本大震災、それに伴う原発事故で大きな被害を受けた福島県を訪れた。15人で被災地支援プロジェクトを組み、交通費の大半を自分たちでつくっての訪問だった▼「復興にも格差があるのが分かった」という言葉には、あらためてハッとさせられた。震災から5年半過ぎ、テレビ番組などを見て復興も進んでいると思っていたら、ある地区で倒壊した建物がまだそのままだった光景を見てがくぜんとしたそうだ▼耳にしたことに話し手の主観が混じったり、誇張が入ったりすると「見ると聞くでは大違い」となってしまう。他人をだまそうという悪意はなくても、伝聞を間違って次の人に言えば虚偽の事実が伝わる。大勢が信じ込み、流言飛語になって拡散したら大変なことにもなりかねない▼「行ってみないと分からなかったことばかりだった」とも生徒たちは言う。いいと思ったこと、見るのがつらかったことのどちらもありのまま、友人や他の生徒に伝えるよう努力してほしい。どう言えばいいか難しいこともあるだろうが▼記事を書き、読者に伝えるというなりわいも同じ。何事も自分の目でしっかり見て、事実を知らせること。自分の考えや意見を述べるのであれば、そこから始める。当たり前のことだが、自戒しておかねばならないと教えられた思いだ。


平成28(2016)年 10月 21日 金曜日


  1. オスプレイ 県南の関心高まる 来月11日、県庁で連絡会
     防衛省は中期防衛力整備計画(平成26年度〜30年度)で自衛隊に17機のオスプレイを導入し、佐賀空港への配備を打ち出している。オスプレイ初号機が納入される30年度末に合わせ、駐屯地開設を目途とし、佐賀空港の西側に駐機場、格納庫や隊庁舎などを整備する構想。所在地の佐賀県や佐賀市はオスプレイ配備に賛成か、反対か態度を鮮明にしていない。飛行ルートに予想される福岡県南の柳川市、大川市、みやま市、大牟田市などでも関心が高まっている。

  2. 三池港の役割理解 天領小とみなと小 児童が世界遺産学習 大牟田
     大牟田市天領小学校、みなと小学校の6年生の世界遺産学習が19日、三池港で行われた。児童が港の役割などを学び、海洋環境の大切さを理解した。国土交通省九州地方整備局博多港湾・空港整備事務所の出前講座として実施。天領小で昨年初めて行い、今年はみなと小も加わった。

  3. みやま自慢の 「北原早生」出荷 やや小玉 糖度は高い
     みやま市特産のミカンの出荷が行われ、同市で誕生した新品種・北原早生が出荷を迎えている。オレンジ色に染まった果実が次々にJAみなみ筑後山川選果場に運び込まれ、職員らが選別などの作業に追われていた。同選果場は「今年はやや小玉のものが多いが、糖度が高い。内容は例年以上に良い仕上がり。ぜひ食べてほしい」と同市自慢のミカンをアピールしている。


     栗原孝氏が大牟田市のかじ取り役になった当時、市政の担当記者をしていた。栗原市長は三池炭鉱閉山前後の地域振興に尽力。市民を挙げて大陳情団を編成して上京したときにも同行取材した▼栗原氏は元通産省の職員。国とのつながりを強化する意味で、市助役として迎えられた。着任時、高いところから街を一望したいと、黒崎山の公園から地図を広げて俯瞰。自然、気候、風土、地形と共生した街づくり。役に立てるのだろうか―と緊張と闘志が体中を駆け巡る日々の始まりだった▼単独インタビューにも、よく応えていただいた。有明海沿岸道路をつくり、九州自動車道と三池港を結び、周辺地域との流通経済効果を高める。沿岸道路で隔たれた地域には環境リサイクル産業を構築。「三池港に沈む夕日は素晴らしい。大牟田で大好きなところ」と話していた三池港には公共埠頭を整備。「港にはショッピングモールやホテルなどのウオーターフロントをつくり市民の憩いの場に」と。栗ちゃん≠フ愛称のごとく親しみのある笑顔を満面にたたえ、地図を指し示しながら構想を語った▼三川坑跡で始まった炭鉱電車の一般公開。展示されている4両は、栗原市政時代に市が譲り受けた。有効活用されている姿を見て、あの栗ちゃんスマイルで喜ばれているだろう▼だが三池港は市民の憩いの場とは程遠い。世界遺産の活用にしろ、行政が取り組む事業テンポは財源不足を盾に牛歩だ。「もっと、もっと、もっとスピーディーに」。栗原氏の声が聞こえてきそうだ。来月15日、1周忌を迎える。


平成28(2016)年 10月 22日 土曜日


  1. RDF発電 県と電源開発が撤退 事業継続に大規模改修必要 難しい判断迫られる 大牟田
     RDF発電を行う大牟田リサイクル発電事業について、福岡県は「発電事業を終了せざるを得ない」とし、プラントの運転・保守を行う電源開発も「平成34年度末をもって事業参画を終了する」と撤退の意向を示した。さらに県は大牟田リサイクル発電事業に参加する県内の5組合に、35年度以降のリサイクル発電施設の活用について検討を迫っている。事業を継続するには施設の大幅改修が必要となり、今後、大牟田市は他の組合の意向を踏まえながら荒尾市と協議を進めるが、大規模改修などを含めた難しい判断を下さねばならない。

  2. 都計審が否決 新市民病院建設に影響 荒尾
     荒尾市都市計画審議会(会長・秋元一秀崇城大学教授)は21日、荒尾運動公園内の野外音楽堂への市民病院建て替えに向け、同一帯を運動公園から除外するなどの都市計画変更案を賛成少数で否決した。

  3. 目で見た現状伝える 旅費つくり被災地訪問 ありあけ新世高生徒が福島へ ”できること続けたい” 大牟田
     東日本大震災被災地支援プロジェクトに取り組んでいる大牟田市吉野、ありあけ新世高校(木本和宏校長)生徒たちが旅費を捻出して福島県内を視察。家が崩れたままで復興の遅れている場所があるなど、自分の目で見た被災地の現状を伝え、福島のためにできることを続けたいと思いを新たにした。


     衆議院福岡6区補欠選 挙、大川市長選挙、同市議会議員補欠選挙は23日に投開票される。大川市ではトリプル選挙となり、開票は大変だろうが、スムーズな作業を行ってもらいたい。会場には多くの人たちが駆け付け、開票作業を見守り、開票結果が出るたびに、携帯電話で連絡を取る人の姿が見られる▼報道各社とも有権者への聞き取り調査などで、選挙情勢を伝えているが、まだ、投票する候補を決めていないという人が多く、変わる可能性があることも紹介している。それに期日前投票も含めて、テレビ放送局は出口調査を行うところがある▼状況によっては開票作業が始まると当時に当選確実が出ることも。一刻も早く当落の結果を知りたいという人たちの要望に応えたものだろうが、驚くばかり▼選挙管理委員会は過去の選挙などから、結了時間の予想を発表しているが、ほとんど深夜。大川市のようにトリプルとなると難しい。どの開票作業を優先するかによっても変わってきそう▼今回の衆院補選は保守分裂と野党共闘で注目された。それに市長選と市議補選は一騎打ちで、大川市民の関心度は高いのではないか。「この候補が当選」と思っていても、予想に反することもままある▼投票率がどうなるかも注目。関心が高いとされてもそれが投票率に結び付くかは分からない。棄権をしないようにしてほしい。開票作業が少し遅れても投票率は高くなってもらいたい。特に投票できる年齢が18歳以上に下がったことから、若い人たちの投票を望みたい。


平成28(2016)年 10月 24日 月曜日


  1. 大川市長 倉重氏 衆院6区 鳩山氏 初当選
     衆議院福岡6区補欠選挙、大川市長選挙、同市議会議員補欠選挙(欠員1)が23日、投開票された。衆院補選は前大川市長で無所属新人の鳩山二郎氏(37)が他候補を大きくリードして圧勝。市長選は元JA福岡中央会職員で無所属新人の倉重良一氏(39)が初当選した。同市では初のトリプル選挙で、盛り上がりが期待されたが、市長選の投票率は59・94%と振るわなかった。

  2. 色鮮やかに美しく 金魚と鯉の郷まつり 長洲町 品評会など雨でも盛況
     玉名郡長洲町と同町養魚組合主催の第29回金魚と鯉の郷まつり(長洲町商工会、同町観光協会など共催、熊本県、有明新報社など後援)が23日、金魚と鯉の郷広場で開催され、雨の中、町内外から約8千人の来場者があり、にぎわった。

  3. 来月8日、佐賀空港周辺でデモフライト オスプレイ
     九州防衛局は、11月8日に佐賀空港周辺で米軍によるオスプレイの展示飛行を実施すると発表した。柳川市は同市上空でのオスプレイのデモフライトを要望したことで、それが実現することになる。実施時間帯や飛行ルートなどは調整中としている。


     大牟田と荒尾の市民生活に直結する深刻で大きな問題が表面化してきた。福岡県と電源開発が、RDF発電事業から撤退する。同事業は、大牟田と荒尾の両市民が出している「燃えるごみ」を燃料として処理している施設だ▼RDFは、燃えるごみを乾燥させてコルク状に固め、これを燃料に燃やした熱で発電する。悪臭を放ったり、腐敗したりすることがない。輸送や貯蔵などにも便利。ごみを燃やすのとは違い、高温で均一的に燃焼させることができ、ダイオキシン類の発生を抑えられる▼環境にもやさしいと、リサイクル発電事業は国の強い推進力を得て、全国に先駆けて大牟田でスタート。他に国内3カ所で稼働した が、大牟田と同様に施設使用の期限が迫り、うち2カ所で事業中止が決まっている▼RDF発電事業会社「大牟田リサイクル発電」は、県や電源開発、大牟田市をはじめ参加市町村などが出資して設立。その県と電源開発が平成34年度をもって撤退。参加自治体で三セクを維持するのか、新たに組合を組織して事業継続するのかなど迫っている▼菊池市や阿蘇地域の組合は2年後に不参加を決めている。残りの福岡県側の四つの組合と調整を進めなければならない▼現状の施設を大規模改修するのか、RDFから撤退して焼却施設を建設するのか、いずれにしても巨額の費用がかかる。石炭産業に代わる地域振興策の一つだったが、それを引きずる必要はない。いかに今後の負担を少なくするか。市民生活に直結する問題だけに、滞りなく事態の解決を図るべきだ。


平成28(2016)年 10月 25日 火曜日


  1. 希望の持てる大川を 倉重新市長が初登庁
     23日の大川市長選挙で初当選を果たした倉重良一氏が24日、市役所へ初登庁した。玄関前で多くの支援者、職員らの出迎えを受け、緊張した面持ちで花束を受け取った。初めて座った市長のいすの感触を尋ねられ、「身が引き締まる思い。一つ一つ市民の声に応えていきたい」と意気込みを表した。

  2. ”今後もおいしいミカンを” 小川知事が園地視察 みやま・伍位軒
     福岡県の小川洋知事が21日、みやま市山川町甲田の伍位軒集落を視察した。集落が一致団結して基幹産業のミカン収益向上に励んだ結果、若者のUターン就農、子どもの増加につながり、「地方創生のモデル」とも評される同集落を訪問。ミカン栽培の現場を見学し、「これからも消費者においしいミカンを届けて」と農家らを激励した。

  3. 若い力が田舎を盛り上げる 里山保全で人つなぐ NPO法人「いろね」 南関
     「自分たちが住む田舎を盛り上げていこう」と玉名郡南関町などで活動する若者たちがいる。NPO法人「いろね」のメンバーだ。里山の保全活動に留まらず、さらに地域活性化につなげていこうと若い力を生かして活動に励んでいる。


     「まちづくりは駅伝競走であり、与えられた区間を全力で走り切って次のランナーにタスキを渡すことが肝要。3期12年の長距離区間となったが、市民から与えられた区間を私は走り抜きたい」。地元の市長が4選不出馬の勇退表明をした際の言葉だ▼この人は父を早く亡くし祖父母から厳しくしつけられた。当時は「なぜだろう」と恨むこともあったというが、後になって人間として根源的な教えであり、貴重な人生訓であることに気付いたという▼今、思い出す言葉は「真面目に努力せよ。誠実が第一」「悪いことはするな。お天道さまが上から見ているので、必ず見つかるぞ」「他人に後ろ指さされるようなことはするな。恥を知れ」だという。幼少期にどんなことを身に付けるかは、その人や周囲の一生を左右する▼市議会議員12年、市長12年の計24年間にわたり地方政治に携わる中、炭鉱閉山や財政破綻危機の顕在化、地域コミュニティー崩壊の懸念、世界文化遺産登録への取り組みなど、さまざまな困難やハードルがあった▼世界文化遺産登録を含めた近代化遺産を活用したまちづくりへも賛成ばかりではなかった。表立って出てくるのは反対意見が主体。歴史にも残る「負の遺産」と、いかに向き合うかも大きな課題となった▼「批判を恐れては何もできんぞ。言われてなんぼだ。自らの信念どおりに頑張りなさい」。市役所の廊下で時にそんな激励を受けた。その人が著書を出した。題は「財政再建から市民協働のまちへ」。一通り読んだが、再度じっくりと読み返したい。


平成28(2016)年 10月 26日 水曜日


  1. 水辺の環境守ろう ノーポイ運動 矢部川流域で580人参加 みやま・柳川
     第31回筑後川・矢部川河川美化「ノーポイ」運動が23日、みやま市と柳川市の矢部川流域などで行われた。参加した人は堤防や河川敷を歩いて捨てられたごみを拾い、水辺の環境保全に励んだ。

  2. 熊本地震復興チャリティー グリーンで交流 28日 有明地区親善ゴルフ大会 本社主催
     平成28年熊本地震復興支援「第28回有明新報社杯有明地区親善ゴルフ大会」が28日、大牟田市岬の有明カントリークラブで開催される。約100人のアマチュアゴルファーが参加予定で、技を競い、交流を深める。

  3. 水難事故に連携対応 三池海保と市消防署 有明海で潜水訓練 大牟田
     三池海上保安部と大牟田市消防署は24日、大牟田市の三池港で潜水合同訓練を行った。両機関の職員約20人が参加。同保安部の巡視艇と同市消防署潜水隊が協力して要救助者の捜索訓練に取り組み、水難事故発生時の的確な連携体制を確認した。


     キンモクセイが香り立っている。街を行けば、甘く芳しい香りが漂ってくる。普段は気付かないが、あのオレンジ色の花と濃い緑の葉が、この時ばかりはと、鮮やかなコントラストを醸し出して存在感をアピール。「秋の道案内人のお通りだい」と言わんばかりに▼キンモクセイの開花期は9月中旬から10月下旬。今年はいつもより遅い開花に思える。異常な夏の暑さが影響したのだろう。花の期間は短く、数日から7日間程度。あたり一面に漂う香りも、あっという間に消え去ってしまう▼キンモクセイの香りは、一部の年代層にとってトイレの香りを思い出させる。小生もその一人である。調べてみると、それはかつての芳香剤に起因している。1970年代初めから90年代前半まで、その香りはキンモクセイが主流だった。ニオイを強い香りで打ち負かしていた時代の立役者だったのだ▼その後、消臭技術が発達し、ニオイを抑制する作用が高まった。柔らかな香りで十分に対応でき、ラベンダーや森林、レモンなどの柑橘系、せっけん類と、さまざまなバリエーションを楽しむことができる▼現在は、トイレの消臭芳香剤にキンモクセイの香りはほとんど見られない。かつてのイメージを連想されることもなくなり、キンモクセイは本当の意味での「香りの王様」と思っている▼「謙虚、謙遜、陶酔」など多くの花言葉がある。その一つ「気高い人」は、秋雨の中で潔く花を散らせる様になぞらえている。そんなキンモクセイに誘われた秋も、足早に過ぎ去って行きそうな気配だ。


平成28(2016)年 10月 27日 木曜日


  1. テーマは柳川藩埋蔵金伝説 柳川などロケ「まちぼうけ」 29、30日 水の郷で上映会
     柳川市を中心に筑後市や大川市などでロケが行われた映画「まちぼうけ」の上映会が29、30の両日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」ホールで開かれる。

  2. 平和の大切さを次代に語り継ぐ 戦没者追悼式で誓う 荒尾
     荒尾市主催の平成28年度戦没者追悼式が26日、荒尾総合文化センター小ホールで開催され、遺族や来賓合わせて130人が出席。恒久平和を誓い合った。

  3. 高み目指しまい進を 10周年記念式典 長岡選手も祝う みやま市体協
     みやま市体育協会創立10周年記念式典・祝賀会が、同市のまいピア高田で開催された。同協会の各スポーツ種目部関係者ら92人が出席。より高みを目指し、まい進していくことを誓い合い、同市体育協会設立に尽力したとして、旧瀬高、高田、山川町の合併当時の体育協会会長を表彰した。


     「ナンプレ」と呼ばれるパズルを最近続けている。考えていると、いつの間にか時間が過ぎてしまっていて、秋の夜長にやりがいがある。特定のマスに入る候補の数字を選んでもなかなかうまく運ばず、「下手な考え休むに似たり」を実感しているが▼数字を使ったパズルの一つで、正式名称は「ナンバープレース」。3×3のブロックからなる9×9のマスに1から9までの数字を入れて縦、横のラインとそれぞれのブロック内で、同じ数字が入らずに埋められると完成だ▼新聞などでも見ることが多くなり、世界選手権も行われているそうだ。簡単な読み、書き、計算を続けることで認知症の予防、症状改善を図る学習療法にも用いられ、高齢者に人気だという。調べてみると解くこつも示されているが、こちらはまだよく読んでいない▼世にいろんなパズルが存在し、それぞれに熱心なファンやチャレンジャーがいる。身近なところではジグソーパズル。子どもたち、家族が挑戦して楽しんでいるのをよく見る▼だが世界選手権など大きな大会になると、プロの囲碁、将棋対局のように「頭脳の格闘技」といった雰囲気があるように思える。生ではもちろん、映像でもいいから一度見てみたいものだ▼ナンプレには対角線まで違う数字をそろえる、特定のマスに入る数字を制限するなどのルールも加えられている。そうなると、さらに難しくなりそう。進化と言っていいのだろうか。どこまでレベルが上がるか、瞬時に解けるソフトが開発されるのかなど興味は尽きない。


平成28(2016)年 10月 28日 金曜日


  1. 最優秀作品を表彰 平和標語コンクール 庁舎玄関に展示 大牟田
     大牟田市核兵器廃絶平和都市宣言記念事業「平成28年度平和標語コンクール」の表彰式が26日、同市役所で行われ、最優秀賞を獲得した児童、生徒たちに賞状が手渡された。最優秀賞と優秀賞を獲得した作品は、同日から11月14日まで市庁舎正面玄関で展示が行われる。

  2. 荒尾は”よかとこ” 市民文化祭 30日まで文芸展など
     第58回熊本県芸術文化祭参加の第41回荒尾市民文化祭「よかとこあらお市民文化祭」(荒尾市教育委員会、同市文化協会主催)は荒尾総合文化センターを会場に開催されており、26日から文芸展(短歌・俳句・狂句・川柳)と児童生徒作品展が行われ、来場する市内外の人たちを楽しませている。

  3. カップル6組成立 婚活イベントに手応え 筑後
     筑後市と久留米市の結婚式場、モーリアクラシック久留米迎賓館主催「恋のくに筑後の婚活イベント」が、筑後市内で行われた。同市は地域の「人」や施設、迎賓館が婚活パーティーやセミナー開催のノウハウと、互いの利点を生かして初めて開催。参加した男女20人中6組のカップルが成立。担当した同市地域おこし協力隊の溝口善也さんは「結果は大成功」と手応えを感じている。


     大牟田市と中国・大同市の友好都市締結35周年記念写真展「麗しい大同」を見に行った。世界文化遺産に登録された雲崗石窟などの仏教遺跡、近代化されたまちの風景など写真約60点を展示。20年前に見た景色もあり、懐かしい記憶がよみがえった▼1996年8月 末、友好都市締結15周年記念で日中友好第6次大牟田・高田経済文化交流訪中団が編成され、同行取材した。市民レベルの文化交流と経済交流が目的。市民吹奏楽団大牟田奏友会と、一般募集の団員を合わせて総勢98人▼大人数のため通常就航していないジャンボ機が用意されたが、その出発が遅れて5時間も足止めに。アクシデントの幕開けで、列車に乗り遅れた奏友会はパトカー先導のバスで列車を追跡。1時間余り突っ走り、二つ目の駅で追い付いて事なきを得た。こうした中国側の配慮が随所にあり、予定された奏友会の2回の公演や経済交流の情報交換など成果を挙げて帰国した▼大同市との交流は、78年に三井三池製作所が雲崗炭鉱と採炭プラント契約を結んだことがきっかけ。3年後に友好都市となり、行政職員の相互派遣や農業、環境、医療、文化面などの交流を重ねている。大同市からはレッサーパンダを、大牟田市からはリスザルやカンガルーを贈る動物交換もあった▼雲崗石窟が世界遺産に登録されたのは2001年。もっと真剣に見ておくべきだったと後悔の念に駆られる。登録を祝い緑化事業の支援も行われている。共に「世界遺産のあるまち」として、文化観光面で相互協力を強化してみてはどうか。


平成28(2016)年 10月 29日 土曜日


  1. 稚児風流 五穀豊穣願う 筑後・水田天満宮 赤い衣装で舞披露
     県の無形民俗文化財に指定されている水田天満宮稚児風流が25日、筑後市水田地区で行われた。陣羽織などの赤い衣装をまとった幼児から小学生までの子ども達が傘鉾に続き、鼓や鉦を手に行列。傘鉾の列に続いて地域を練り歩き、「ハーエンヤーアイ」と掛け声を上げながらおはやしに合わせて風流を舞った。

  2. 歴史や伝統に触れる 校主・江上氏を顕彰 南関高
     玉名郡南関町の南関高校(重岡忠希校長)は、同校体育館で「南関高校の日」を開催。同校創世期の校主・江上新氏を顕彰し、歴史を収めたDVDも上映が行われた。OBの漫画家、吉開寛二さんによる講演や平成音楽大学コンサートも実施。本年度をもって閉校するに当たり、あらためて歴史と伝統に触れた。

  3. 三池山で山岳救助訓練 大牟田署 ヘリとの通信状況確認も 行楽シーズンに備える
     行楽シーズンの登山事故などに備えようと大牟田警察署(大倉英治署長)は27日、大牟田市の三池山で山岳救助訓練を行った。梅根徹二副署長ら署員15人と福岡県警航空隊のヘリコプターも参加して通信状況などを確認。事故発生に迅速に対応できるよう連携を深めた。


     白秋祭水上パレードが3日間行われる。1日に70隻を超えるドンコ舟が出て、柳川橋から沖端までの内堀コースで夜の川下りを愉しむことができる。ちょうちんやあんどん、花火などでの歓迎もある。それにドンコ舟で食べる弁当や飲み物は格別▼柳川は2000年以上前は湿地帯だつた。その湿地帯に掘割を掘り、水を確保。掘割の水は農業用水や生活用水として使用されてきた。現在も農業用水としてはもちろんのこと、川下りの舞台として観光柳川になくてはならない存在▼柳川は立花宗茂、田中吉政の大名が治めた地。その居城が柳川城で、川下りはお堀めぐりともいう。現在の川下りコースは吉政が整備した柳川城の城堀をそのまま利用したものとされる▼柳川市内には掘割が縦横に網の目のように走っている。その総延長は柳川市内全体で約930キロ。この長さは柳川市から横浜市くらいまで。このことから「水郷柳川」と呼ばれ、柳川における掘割はまち並み景観の意味からも欠かせない▼この素晴らしい景観によって、詩聖北原白秋に代表される多くの文化人を輩出している。その白秋の命日に催されるのが「白秋祭」。白秋詩碑苑である式典がメインであろうが、一般的には白秋祭といえば水上パレードだ▼この前、大牟田市に住む家族が北九州市や玉名郡内の親戚と一緒に川下りをした。十分に堪能できたというが、2人の幼児を喜ばせたのはウナギのせいろ蒸しだったらしい。観光柳川を支える川下り。地元の人たちのきれいな掘割にする活動は活発で、それが大きい。


平成28(2016)年 10月 31日 月曜日


  1. きれいな掘割で迎えよう 白秋祭 柳川RCと柳川高インターアクト あすから水上パレード ドンコ舟に乗り清掃奉仕
     11月1日から柳川市で開かれる白秋祭の水上パレードを前に29日、柳川ロータリークラブと柳川高校インターアクトクラブのメンバー約80人が掘割の清掃活動に取り組んだ。ドンコ舟に乗り、沖端水天宮周辺など三つの川下りコースに分かれて実施。網を使って、ごみや落ち葉などを集め汗を流した。

  2. 世界遺産を美しく 列島クリーンキャンペーン 環境保全に努める 大牟田
     大牟田市の列島クリーンキャンペーンが30日、同市の宮原坑周辺で開催。約500人が参加し、同坑周辺地区や三池炭鉱専用鉄道敷跡などのごみを回収。世界遺産の環境保全と美化に汗を流した。清掃活動の前に式典があり、さわやかまちづくり功労者や市内の小学4年生を対象に実施された環境ポスター・標語・感想文の最優秀賞の表彰も行われた。

  3. 万田坑 色鮮やかに D−Kライブ 来場者を魅了 荒尾
     「D―Kライブ・シンフォニー・オブ・ビジョン2016万田坑」(荒尾市観光協会主催)が30日まで3日間、夜に万田坑で開催され、万田坑の立て坑櫓やレンガの巻揚機室などを掛け軸に見立てて刻一刻と変化するデジタル画像がプロジェクターから映し出され、来場者たちを魅了した。


     渦中の人が、みやま市に姿を現した。福岡県の小川洋知事のこと。衆院福岡6区補選の告示日前後に、「腰痛の検査のため東京都内で入院していた」という。県議会決算特別委員会で追及された▼6区補選は、自民党系が分裂選挙を展開。知事が公務を離れたのは、17日までの1週間ほど。「どちらかの陣営に肩入れすることを避けた」と憶測を呼んだ▼知事の所在は、秘書室長などの一部を除き幹部職員の多くが知らなかったらしい。県議会特別委で「危機管理は大丈夫か。県民は不安に思う」と指摘があったのは至極当然。所在や入院日程を職員に明らかにし、携帯電話で連絡が取れるとしても、職務代理者を置くべきだった▼みやま市には、山川町の伍位軒集落の視察が目的で訪問。基幹産業のミカン収益向上に励んだ結果、若者のUターン就農、子どもの増加につながり「地方創生のモデル」と評価されている集落を目の当たりにした▼この視察が行われたのは21日。公務に復帰して間もなくのこと。当初は、お忍びの行動だとして同行の県職員が取材を拒んだ。公表した行動ではなかったので、他の新聞社は来ていない。取材ができるように強く要請し、本庁と連絡を取ってもらい承諾を獲得、紙面を飾った▼補欠選挙では、県知事が応援の態度を明らかにしなかったことで、ある陣営幹部は「誰のおかげで知事になれたと思っているのか」と。耳を疑う言葉だ。こういうやからは、誰のために政治をしているのかを見失っているとしか言いようがない。おごれるものは久しからず。