平成28(2016)年 8月 1日 月曜日


  1. 衆院6区補選 無所属でも出馬する 鳩山氏 9月中に市長辞職 大川 蔵内氏を公認申請 党県連
     自民党衆議院議員、鳩山邦夫氏の死去に伴う福岡6区補欠選挙(10月23日投開票予定)について、二男で大川市長の鳩山二郎氏(37)が7月31日、久留米市内の邦夫氏事務所で会見を開き、「父の遺志を引き継ぎ、命懸けで仕事をしたい」と正式に出馬を表明した。党の公認が取れない場合も「無所属で出馬する」と明言した。

  2. どこの高校選ぶ? 第10学区進路相談事業 学校行事や制服紹介 中学生400人が参加
     中学生の進路決定に役立ててもらおうと、平成28年度第10学区中学生進路相談事業が7月30日、大牟田文化会館で開かれた。大牟田、みやま、柳川、大川、大木などの公立高校がそれぞれの特色ある取り組みを紹介。来場した約400人の中学生は自分に合った高校はどこか熱心に説明に聞き入っていた。

  3. 荒尾干潟でマジャク釣り 市内外から800人参加 地域の魅力満喫
     第13回荒尾マジャク釣り大会(実行委員会主催)が7月30日に荒尾地先で開催され、市内外から約800人が参加。ラムサール条約湿地に登録されている荒尾干潟で家族や友人らと交流し、絆を深めた。


     8月1日は「水の日」。平成26年施行の水循環基本法で制定された。限りある水の大切さと、資源開発の重要性について国民の関心を高めてもらうのが目的▼水は命である。水を求めて人は争いを重ね、水をたくみに操ることで豊かな生活を構築してきた▼水争いと言えば、地元では柳川藩と久留米藩が矢部川の水を自領に取り込み農業用水にしようと、競って堰を造ることを繰り返してきた。柳川や大川をはじめ、この地域はクリーク(農業用水路)が張り巡らされて、豊かな水の都のように見えるかもしれないが、決してそうではない。水が乏しいからこそ網の目のようなクリーク整備が必要なのだ。水の一滴は、血の一滴に等しい▼明治時代から近代国家を支えた石炭産業。大牟田、荒尾は三池炭鉱の拠点として栄え、その地域づくりでは水政策も重要だった。水道施設を自前で整備したのが社水。閉山後は一元化として市の水道事業に移管が進められた。浄水施設など新たに建設されたが、社水時代の古い水道管の状況など明確に把握できていない。今後の対応が課題▼使った水を下水処理して川に戻す。これは市民に文化的な生活を提供し、健全な水環境の基本。ポンプ場施設も造られたことで過去に頻発していた地域の道路冠水は改善された。ただ近頃の異常気象で、すさまじい豪雨には対応しきれていない▼水を有効活用することで、豊かな生活が送れる。その水のありがたさを実感しながら、水行政の在り方がどうあるべきかを、「水の日」に当たりじっくりと考えてみたい。


平成28(2016)年 8月 2日 火曜日


  1. プロの技術に触れる バスケ選手が児童指導 大川
     プロ選手が指導するバスケットボール教室が7月30日、大川市大川小学校であった。Bリーグ・シーホース三河(愛知県刈谷市)のキャプテンで、日本代表にも選出された橋本竜馬さん(28)がコーチ役を務め、市内の小学生約60人がプロの技術に触れた。

  2. 滝修行や写経を体験 お寺でサマースクール 成田山大勝寺
     荒尾市下井手の成田山大勝寺(吉開照心主管)は7月30、31の2日間、同寺で第9回成田山サマースクールふれあい寺子屋を行った。同市や大牟田市、熊本市の小中学生23人が参加し、写経や作務などのお寺ならではの行事を通して夏の思い出をつくった。

  3. そうめん流しに歓声 笹原町三丁目公民館 身を乗り出しすくう
     大牟田市の笹原町三丁目公民館(栗原重行館長)は7月31日夜、同市笹原町三丁目団地公園でそうめん流しを実施。子どもからお年寄りまで約50人が集まり、次々と流れてくるそうめんをすくって堪能。涼しげな夏のイベントに、公園内には笑い声が広がった。


     大牟田市石炭産業科学館で新幹線、炭鉱電車をテーマに企画展が開かれている。それぞれの勇姿≠撮った写真、車両部品や記念グッズなどが見られる▼新幹線は北海道から九州までつながった。一方の炭鉱電車は閉山で役目を終えたが、保存されていた電気機関車が10月から一般公開となっている。走っているのを見たことはあろうが、どんな形か記憶になかったので実物と会うのが楽しみだ▼九州新幹線は開業から5年。必要に迫られなかったせいもあり、まだ乗ったことがない。高速化で便利になった半面、在来の特急が少なくなったのでかえって不便を感じる人、寂しくなったという鉄道ファンの声も聞く▼夜行列車も随分なくなった。深夜発の寝台車に駆け込み、寝るだけで目的地まで行ったのを思い出す。普通車にも乗った。途中の駅で夜食を取り、朝まで一睡もできなかったのは懐かしい。手持ちの現金が少ない金欠℃桙フ帰省では鈍行を何本も乗り継いだ。今思えば懐かしい▼なかなかその機会はないが、こんな旅行も楽しそう。明るい時間帯なら沿線のいろんなものをゆったりと見られる。何よりいいと思うのは幹線であっても、ローカル線の雰囲気を体感できそうなこと。旅番組のレポーター気分にも浸れるように感じる▼通勤用の電車もあった炭鉱電車。乗客が多かった炭鉱の最盛期でも、はたから見ればのんびり走っていたであろう。電気機関車が地元の基幹産業を支えてきた役割をしのばせてくれる。より多くの人の目に触れるようPRしたい。


平成28(2016)年 8月 3日 水曜日


  1. 環境整備や安全対策求める 小中学校PTA連合会 市や議会、教委へ陳情 大牟田
     大牟田市小学校PTA連合会(湯村知加会長)と同市立中学校PTA連合会(園田典巨会長)は、市役所で小学校や中学校の教育環境整備、児童生徒の安全対策充実などを市、市議会、市教育委員会へ陳情。教育相談体制充実、35人学級実現などを求めた。

  2. 地域貢献へ決意新た 協力体制で地産地消≠ 市建設業協会 沿岸道路や新病院事業など 荒尾
     荒尾市建設業協会(吉村厚司会長)は、「地元のことは地元業者で建設の地産地消≠ェできるように、協力体制で乗り切っていこう」などと、このほど開いた総会で誓い合った。

  3. 食中毒に注意を 南筑後食品衛生協会 啓発と優良施設表彰
     南筑後食品衛生協会(阿倍平会長)は2日、柳川、大川、みやま市と三潴郡大木町で食中毒予防の広報活動を実施。22人が3班に分かれ、大型店舗でうちわと啓発用チラシを買い物客に配り、食中毒予防のため手洗いの励行などを訴えた。また安全、安心、清潔をモットーに努力している施設を表彰し、「優良施設認定ステッカー」を手渡した。


     大川市長の鳩山二郎氏が、衆議院議員の福岡6区補欠選挙に出馬すると正式に表明した。選挙は、鳩山氏の実父で元総務相の邦夫氏の死去に伴って行われる。「父の遺志を継ぎたい」と遺影の前で固く決意。父との約束のようにも受け取れた▼自民党県連の選考委員会は、鳩山氏を含む8人の中から、県連会長の長男で林芳正前農相の秘書を務める蔵内謙氏の推薦を決定。党本部に公認申請を済ませた。麻生太郎副総理兼財務相を本部長とする選対組織も発足させたという。着々とことを進めている▼後になって思うのだが、鳩山氏が邦夫氏の逝去後、間髪を入れずに出馬へ手を挙げていれば、このような事態を招かなかったのではないか。鳩山氏は、大川市長の職を2期ほど務めて、その実績を礎に国政へ打って出たかったのだろうと推測する。だが思いもよらぬ父の死に際し、1期目の任期をあと1年ほど残す状態の中で、決断を下すのに時間がかかったようだ▼しかし、そこは鳩山氏や邦夫氏の後援会をはじめとする周囲が、もっと早く決断を促すようにすべきではなかったのか。鳩山氏は今後も党公認を求めて最大限努力するというが、無所属でも出馬する覚悟には変わりないと言い切った。本番に向けて、後援会の対応も重要な位置を占めてくるだろう▼今のところ自民党は、分裂選挙が避けられまい。民進党は新人で在インド日本総領事館元職員の公認を内定。先の都知事選に似たような構図だ。鳩山氏が辞職すると市長選挙も行われる。報道する側も色めき立ってきた。


平成28(2016)年 8月 4日 木曜日


  1. 荒尾の元気≠発信 7日 荒炎祭に向けて 市職員が総踊り練習
     7日の第23回あらお荒炎祭(荒尾運動公園ソフトボール球場)に向けて荒尾市職員は、「炭坑節」と「荒尾音頭」の総踊り練習に励んでおり、荒尾の元気を見せようと張り切っている。

  2. 息合わせた演奏に拍手 瀬高中ブラスバンド部 50人が練習の成果発表 みやま
     みやま市瀬高中学校(松藤桂輔校長)ブラスバンド部の定期演奏会「Enjoy! Summer Music〜届け!瀬中ブラス魂〜」が2日、同市まいピア高田で開かれた。部員約50人は軽快なリズムから重厚な雰囲気の曲までさまざまな曲を演奏。息の合った演奏が観客を楽しませた。

  3. 世界遺産どう生かす? まちづくりで意見交換 大牟田経済倶楽部
     まちづくりに世界遺産をどう生かす―。大牟田経済倶楽部(永松均会長)は3日、大牟田市有明町のだいふくで大牟田観光マーケティングセミナーを開催し、約100人が来場。同倶楽部が実施した大牟田市観光調査の分析やパネルディスカッションが行われ、今後の大牟田の観光やまちづくりの方向性を探った。


     暑い夏の夜の風物詩である花火大会が各地で開かれている。いろいろな種類の打ち上げ花火が夜空を彩る。まるで光の大輪の花が咲くようだ。多くの人出があり、会場のみならず、遠方でも花火を楽しんでいる▼県営筑後広域公園であったのは筑後船小屋花火大会。50回の節目を迎え、8千発の花火が打ち上げられた。筑後市は福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地となり、多くの野球観戦者が訪れ、活気が出てきた。花火大会会場はファーム本拠地の近く▼メインは「花火でプロポーズ大作戦」。今年も福岡市の整体院経営者の男性が宮崎県日南市の保育士女性への花火でのプロポーズが成功した。一方、広い公園で行われるが、駐車場不足が課題。それに帰りの混雑はすごい。全く車が前に進まないのには驚かされる▼柳川市では21日に有明花火フェスタがある。ここでも8千発の花火が打ち上げられる。目玉は世界最長の長さとしてギネス記録に認定されているナイアガラ▼各地とも花火を楽しんでもらおうと、多彩なイベントなどで盛り上げている。ナイアガラは堤防約1キロにわたって仕掛けるというから、時間的には数分と短いながらも壮観だろう▼打ち上げ花火は光が同心円状に広がるものが多い。かつて同心円状に広がるものは製造が困難で一部の武家花火師のみの秘伝とされていたが、明治時代になって普及。近場では、みやま市高田町が花火の産地とされる。花火大会は多くの人が集まるが、さらに楽しめるイベントにしてほしい。


平成28(2016)年 8月 5日 金曜日


  1. 沿岸道路の整備促進を 国、県へ要望活動展開 有明海沿岸道路福岡県期成会
     平成28年度有明海沿岸道路建設促進福岡県期成会総会が4日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれた。本年度の事業計画案や国などに対する要望書案などを承認。今月18、19日に国や県に対して要望活動を行い、沿岸地域の交流促進による一体的な活性化や経済浮揚のために有明海沿岸道路のさらなる整備促進が必要であることを訴える。

  2. みやまの魅力想造 各団体連携して活力に 山門JC
     地域の活性化を目指している山門青年会議所(大城和記理事長)は2日夜、筑後市津島の筑後船小屋公園の宿で「郷土の魅力想造サミット」を開いた。行政や観光資源開発に取り組む団体などを招き、今後の活動に役立て、互いの連携を深めようと、まちづくりについての各団体の取り組みなどを聞いた。

  3. カートで追い詰める イオン大木と筑後署 不審者想定し訓練
     三潴郡大木町蛭池のイオンスーパーセンター大木店で3日、不審者侵入を想定した訓練が行われた。店内で刃物を振り回す不審者に対して、店員らが刺股と買い物カートを使って追い詰めるなど、万が一の事態に備え動きを確認した。


     「てんとう虫」の愛称で親しまれた軽自動車「スバル360」が、機械遺産に認定される。富士重工業が1958年に販売を開始。70年の生産終了までに39万台を売り上げ大ヒットとなった▼スバル360は、当時の通産省が55年に国民車構想を打ち出し、それに呼応する形でつくられた。戦後の混乱の中、自家用車が夢の時代に、低価格の普及車を目指した。富士重工業の前身である中島飛行機の技術者たちが、航空技術を応用して開発した▼幼い頃、近所の家に車が来たと聞いて見に行けば、大抵はこの車だった。そのうちに、空き地で捨てられた車を見掛けるようになったときもこれ。いたずら好きな子どもらは、運転席に乗り込んで「ブーン、ブーン」と口でエンジン音をまねてハンドルを動かし、運転することに憧れた。中学時代の担任教諭が大事に乗り続けていたのが、身近で見た最後の勇姿▼機械遺産は、日本機械学会が歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、2007年から認定を始めた。その歴史的に貴重な機械遺産が、この有明地域に二つも存在している▼一つは、国指定重要文化財の筑後川昇開橋。機械遺産として初年に認定された。学会の権威を懸けて、機械的に価値が高いと判断しての認定だ。二つ目は翌08年の認定で、昨年、世界文化遺産に登録された三池港水圧式閘門と蒸気式浮きクレーン大金剛丸▼人の生活を豊かにし、国を繁栄させてきた機械技術。その恩恵に感謝する記念日「機械の日」は8月7日。


平成28(2016)年 8月 6日 土曜日


  1. 9日 岩国基地を視察 柳川市議会 オスプレイ配備で
     柳川市議会オスプレイ等の配備に関する調査特別委員会(伊藤法博委員長)は9日午後1時半から同3時半まで山口県岩国市役所に行政視察を行う。同特別委の全委員12人と事務局職員1人の13人が参加予定。

  2. 大川の底力を見せた 全国建具展 全社入賞する初快挙
     大川建具事業協同組合(石橋正年理事長)は4日、大川市文化センターで「第50回全国建具展示会」の入賞報告会を開いた。今年は、同市から出品した全社が入賞。組合員、来賓ら約70人が出席し、初めての快挙≠たたえた。

  3. 地域経済活性化に プレミアム商品券の引換始まる 大牟田
     地域経済の活性化を目指す「おおむたプレミアム商品券」(大牟田商工会議所主催、大牟田全市商店連合会共催)が5日に発売された。今年は予約販売制となっており、31日まで引換期間が設けられているが、「早く手に入れたい」と初日から多くの人たちが同商議所を訪れていた。


     「この石橋は阿蘇南部南郷谷から阿蘇(山)方面へぬける主要な道路に架かる橋で一九一八年(大正7年)頃の架橋とされている。石工等は定かではない。長さ十四メートル、径間長九メートルで村内の数少ない石橋の中では大きな方で…」▼7月下旬に荒尾市の蔵満海岸に1本の木製標注が打ち上げられているのを市民が発見した。漂着したのは阿蘇郡南阿蘇村河陽の村指定有形文化財建造物「床瀬川橋」の標注で東海大学阿蘇キャンパス東側の同橋にあったもの▼4月14日の熊本地震前震では無事だったこの橋は同16日の本震で付け根の周辺が傷み、周囲が大きく崩れ標注などは倒れた。そして梅雨期の大雨で黒川から白川、さらには有明海に流れ込み、荒尾の海岸にたどり着いたもよう▼この標注が荒尾市環境保全課職員により南阿蘇村教育委員会に届けられた。村教委は「この縁を大事にし、橋が復旧したら元の場所に立てる」と喜んでいる。復興を目指す被災地を励ます話題になったようだ▼荒尾市は「地震では甚大な被害があり、多くの大切なものが失われた。被災地の復興はまだ始まったばかり。私たちは今後も息の長い支援を続け、これをきっかけに南阿蘇村の方々との交流も進めていきたい」という▼黒川と白川が交わる渓谷に架かっていた阿蘇大橋は本震に伴う土砂崩れで崩落した。傍らのコンビニエンスストアとアパートまで土砂が迫る報道写真も見た。何度もこの橋を渡り、たくさんの思い出を持つ者としては一日も早い復興を願うばかり。今回培った市と村の絆も深め強めてほしい。


平成28(2016)年 8月 7日 日曜日


  1. 白球追い 熱闘プレー展開 28校26チームが堂々行進 有明地区中学野球大会 開幕
     第41回有明地区中学校軟式野球大会(全日本軟式野球福岡県連盟大牟田支部、同熊本県連盟荒尾支部、有明新報社主催、各市町教育委員会後援)が6日に開幕。福岡、熊本の県境を超えた有明経済・文化圏の28校26チームによる3日間の炎天下の熱闘プレーが始まった。

  2. 盛大に水まつり 掘割でソーラーボートやカヌー、うなぎつかみも 柳川
     水郷柳川夏の水まつり「スイ!水!すい!」(水郷柳川の水の祭典実行委員会主催)が6日、柳川市弥四郎町のからたち文人の足湯公園一帯で開かれ、多彩な水のイベントがあり、にぎわった。7日まで。

  3. 進路決定に役立てて 入試解説や授業体験 大川樟風高
     中学生の進路決定に役立ててもらおうと、大川市向島の大川樟風高校(山田和弘校長)で6日、「中学生のためのキャリアガイダンス」があった。福岡県高校入試の解説やICT(情報通信技術)を活用した授業の体験があり、中学生らが熱心に耳を傾けた。


     柳川市出身の俳優・妻夫木聡さん(35)が、女優のマイコさん(31)と結婚することを発表した。2人の出会いは2012年ドラマの共演がきっかけ▼妻夫木さんは01年、玉木宏さんらと共演した「ウォーターボーイズ」で注目され、10年の「悪人」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、若手演技派の一人。マイコさんはモデルでデビュー。08年の「山のあなた〜徳市の恋」で映画初出演し、ドラマや舞台で活躍▼妻夫木さんが世間から注目を浴びるようになったのは、09年NHK大河ドラマ「天地人」に直江兼続役で、大河初出演にして初主演を果たしたことから。上杉氏の家老として戦国時代を明朗快活に生き抜いた役どころを演じ切った。側室を持たず正室おせんを愛し、具足の兜の前立に「愛」の字をあしらった兼続の姿が記憶に残る▼文禄・慶長の役では、豊臣秀吉が今の佐賀県唐津市に築いた巨城・名護屋城の周辺に全国から参集した大名の陣屋が130以上も建てられた。兼続も、上杉景勝の陣屋の隣に構えている。名護屋城の北西方角で、玄界灘に突き出た波戸岬に位置。その反対方向、城の南東側には柳川藩主立花宗茂の陣屋があった▼柳川市の金子健次市長は、宗茂と正室ァ千代姫を大河ドラマに取り上げるよう、機会あるごとに口にしている。この際、同市出身という縁で、妻夫木夫妻を主役に抜てきして大河実現を目指してみてはどうか▼ところで「妻夫木夫妻」は、下から読んでも同じく読める回文。世界が逆さになっても、変わらぬ愛でお幸せに。


平成28(2016)年 8月 8日 月曜日


  1. 「世界遺産のまち」アピール がんばろう熊本!!支援の輪も あらお荒炎祭 行灯パレードや石炭積み
     第23回あらお荒炎祭(実行委員会主催)が7日、荒尾運動公園ソフトボール球場一帯で開催。万田坑の世界文化遺産登録1周年にちなみ「世界遺産で感動全開!」を合言葉に、市内外へ荒尾の元気を発信。熊本地震被災者支援のため、「がんばろう熊本!!」とも来場者へ呼び掛けた。

  2. インターハイ 初出場で銀メダル 明光学園高ハンドボール部 創部3年 快挙に拍手
     平成28年度全国高校総合体育大会(インターハイ)ハンドボール競技の女子決勝戦が7日、山口県周南市で開催された。福岡県代表として出場した明光学園高校は23―28で水海道第二高校(茨城)に惜敗。優勝こそ逃すも、初出場で準優勝の健闘を見せた。

  3. 素晴らしい玄関できた 新酒見橋の完成祝う 大川市
     福岡県による大川市酒見の県道宮本大川線酒見橋の架け替え工事が全て終わり、7日に旧酒見橋で完成式が開かれた。地元住民や県、市、工事関係者ら約50人が出席し、久留米市と大川市を結ぶ路線の利便性向上を祝った。


     7日の「立秋」をすぎ、暦の上ではもう秋になったというが、季節はまだ夏真っ盛り。9月までは平年より気温が高くなると予報が出ている。熱中症に用心せねばならない日々が続く▼「あれ松虫が鳴いている ちんちろちんちろちんちろりん」で始まる唱歌「虫のこえ」。数匹の虫が登場し、「秋の夜長を鳴き通す ああおもしろい虫のこえ」と結ばれる▼夜になると草むらからいろんな虫の鳴き声が聞こえる。歌に出てくる鈴虫の澄んだ「りんりんりんりん」はまだだが、この数年耳にしなくなっていたくつわ虫の「がちゃがちゃがちゃがちゃ」という大きな声も。いなくなったのかと思っていたが、聞き損なっていただけなのか▼虫たちの世界ではもう秋の準備が始まっている。まだクマゼミやアブラゼミが多い昼間、合唱しているセミたちは、次第にツクツクボウシが増えていくだろう。暑さにぐったりしバテ気味になっているわれら人間も、秋に備えて心身を整えておかねばならない▼読書の秋、スポーツの秋、文化の秋、行楽の秋などといわれるように、秋はいろんなことをするのにいい季節だ。もう一つ食欲の秋でもある。夏に落ちた反動に加え、いろんな食べ物が旬や収穫の時を迎える実りの秋だからか▼秋を元気に過ごすには、夏の疲労を残さないこと。これがなかなか難しい。規則正しい生活をするのが肝心だ。オリンピックも始まり、深夜のテレビ観戦も増えようがほどほどに。みんなが心身とも充実し、夢や目標に向けて前進できる「実りの秋」になるといい。


平成28(2016)年 8月 9日 火曜日


  1. 白光 優勝旗を初獲得 岱明が健闘 準V 有明地区中学野球 好天に恵まれ閉幕
     第41回有明地区中学校軟式野球大会(全日本軟式野球福岡県連盟大牟田支部、同熊本県連盟荒尾支部、有明新報社主催、各市町教育委員会後援)は最終日の8日、大牟田市営延命球場で準決勝と決勝の3試合が行われた。決勝では大牟田市の白光と玉名市の岱明が対戦。白光が熱戦を制して初優勝を飾り、平成19年の第32回大会以来9年ぶり2度目の優勝を目指した岱明はあと一歩及ばなかった。大会期間中は好天に恵まれ、3日間の幕を閉じた。

  2. 学友よ安らかに 大牟田空襲で7人犠牲 面影しのび最後の慰霊
     大牟田空襲で亡くなった勤労学徒の慰霊祭が7日、大牟田市草木の三池高校に建立されている「学徒勤労戦没学友の碑」前で開かれ、同期生が若くして散った学友の面影をしのんだ。慰霊祭は39年続いたが、今年で最後になるという。

  3. 勇壮になんかん大蛇山 30日まで フォトコン募集も
     玉名郡南関町の夏の一大イベント「なんかん夏まつりぎおんさん」が6日、同町関町商店街一帯で行われた。大蛇山が火花や煙を上げながら町内を巡行すると、勇壮な姿を一目見ようと多くの人が集まり、にぎわった。


     この暑さはいったい何なのだろうか。7日に「立秋」を迎えて、暦の上ではもう秋だというのに。連日うだるような暑い日々が続いている▼気象庁のデータによると、大牟田では日中の最高気温が7月14日以降、ずっと30度を超えている。同18日に梅雨明けして、翌19日以降からは33度以上が続く。30日は35.3度を記録して、今シーズン初の猛暑日。8月に入っても、気温は猛暑日ラインにまとわりつく毎日。じっとしていても汗が噴き出してくる▼昨年と比較しても、その差は歴然。7月の1カ月間を比べると、日中の最高気温が30度に満たなかった日が、昨年は16日間あり、ほぼ半月は真夏日に到達していなかった。ところが今年はたったの3日間だけ。あとは真夏日や猛暑日▼この暑さを物語るように、本紙の「こちら110番」では、昨年まで見掛けることがなかったような通報が目立つ。柳川署管内8月6日午後6時22分「大和町中島でトラックが路上に長時間止まっています」交番員出動、運転手が熱中症でぐったりしていた、病院へ搬送。大牟田署管内同2日午後2時36分「日出町で作業中の70歳代の男性が熱中症のようです」交番員出動、救急隊が搬送。この他にも、病院搬送を伴う通報があった▼昨年の8月は、10日ごろをピークに徐々に気温が下がる傾向だった。今年は、もうしばらく酷暑の日々が続きそう。熱中症は、決して他人ごとだと高をくくらないでいただきたい。屋内でも油断はできない。小まめに水分補給をして、無理をしないで休むことを心掛けてほしい。


平成28(2016)年 8月 10日 水曜日


  1. 筑後七国 ホークスで地域活性化 連携協議会を設立 1軍選手の野球教室も
     HAWKSベースボールパーク筑後を地域で活用する「筑後七国ホークス連携協議会」の設立総会が8日、筑後市中央公民館(サンコア)であった。筑後、柳川、みやま市など筑後七国の市長、町長らが出席。福岡ソフトバンクホークスの1軍選手ら現役選手による野球教室などの事業で、地域活性化へ取り組んでいくことを確認した。

  2. 夜の生態 間近に 大牟田市動物園 家族連れが楽しむ
     大牟田市動物園(椎原春一園長)のイベント「夜の動物園」が6日、同園で開かれた。家族連れなどが来場。キリンやレッサーパンダなどの生態を学び、ふれあったり、昼間とは違った一面を間近にして動物や園への親しみを深めた。

  3. 金魚が飛び出した シアターオープン ふれ売り師も登場 長洲町
     玉名郡長洲町の金魚と鯉の郷広場内の「金魚の館」に360度のスクリーンで立体映像が満喫できる「ギョギョっと4D!シアター」が7日にオープン。同町特産の金魚をPRする映像作品の公開が同日に始まり、子どもたちだけでなく、大人も喜ばせている。


     リオデジャネイロオリンピックが始まった。みやま市と柳川市出身の選手が出場していることで、両市ではパブリックビューイングが開かれ、みんながテレビを観ながら盛んな応援を送っている。多くの人たちが集まって一緒に声援を送るのは盛り上がる▼五輪は世界大会であるから、日本チーム、選手を応援するが、さらに郷土で生まれ、育った選手が出場しているとなれば、より身近に感じて応援にもより一層力が入ろう▼みやま市出身はバレーボール女子の長岡望悠選手。母校の山川東部小学校のイベントに駆け付けた長岡選手を見たが、児童たちの質問に答え、アタックを披露したりしていて、気さくな人だと感じたものだ▼柳川市出身は競泳男子200メートルバタフライの坂井聖人選手。いろいろな場所であいさつする金子健次市長は坂井選手について城内小学校、柳城中学校、柳川高校を卒業している「生粋の柳川っ子」と表現。さらに「世界ランキング4位の記録を持ち、メダルの可能性がある」と期待している▼バレー女子では日本はメダル獲得に厳しい戦いとなっているが、まだまだ。長岡選手の活躍で盛り返せるはずだ。坂井選手は個人戦である。自己新の泳ぎをみせてもらいたい▼4年後には東京で五輪がある。この時の日本代表選手に現在の高校生も入ってくるはず。インターハイや国体などの出場報告が相次いでいる。郷土の若い人たちが日本である五輪で活躍している姿をみたいものだ。そのためにも応援態勢を整え、五輪選手を輩出してほしい。


平成28(2016)年 8月 11日 木曜日


  1. 銀メダル おめでとう 坂井選手 驚異の追い上げ リオ五輪競泳男子200メートルバタ 柳川熱狂、市民栄誉賞へ
     リオデジャネイロ五輪競泳男子200メートルバタフライに出場した柳川市出身の坂井聖人選手(21)は決勝で1分53秒40の記録で銀メダルを獲得した。自己ベスト(1分54秒21)を大幅に上回る力泳に10日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」でパブリックビューイング(PV)で応援した地元柳川の人たちは熱狂。坂井選手がゴールすると万歳の連続だった。

  2. 猛暑 続く有明地区 大牟田で最高36.9度
     連日、有明地区でも猛暑が続く中、気象庁によると、大牟田市では10日午後3時半に今年の最高気温で、昭和52年以降、観測史上3番目に並ぶ36.9度を記録。まち行く人たちはタオルやハンカチで汗を拭いながら歩いた。延命プールでは家族連れなど多くの人が訪れ、ひとときの涼を楽しむ姿が見られた。

  3. 竹灯籠が迎える 本吉地区清水山 夜観音で参道に みやま
     みやま市瀬高町本吉の清水寺参道に9日夜、竹灯籠が並べられた。本吉地区里山を守る会が同寺の夜観音・朝観音の行事に合わせて飾ったもので、参拝者の足下を夜風にほのかに揺れる灯が照らしていた。


     リオ五輪で、日本代表選手たちの活躍にわくわくする毎日だ。地元、有明地域からは、柳川市出身の競泳男子200メートルバタフライ坂井聖人選手が、地元市民の熱い応援に背中を押されるようにして、みごと銀メダルを手中に収めた。女子バレーボールでは、みやま市山川町出身の長岡望悠選手がエースアタッカーとして出場。同市ではパブリックビューイングを開いて熱狂的な声援を送っている▼パラリンピックでは、南関町出身のゴールボール女子日本代表主将・浦田理恵選手が金メダル2連覇を目指す。車いすテニス競技には大牟田市出身の川野将太選手が2度目の出場。地元の声援を受けてメダル獲得を誓った▼この他、体操男子団体はアテネ五輪以来、12年ぶりに金メダルを獲得。あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒、ゆかと6種目もこなす選手たちは、まさに超人▼次に金メダルに輝いたのは柔道男子73キロ級の大野将平選手。豪快な内股やともえ投げなど、きれいな一本勝ちで王者となった。礼に始まり礼に終わるという、大野選手らしい柔の心も素晴らしい▼競泳男子400メートル個人メドレーでは萩野公介選手が金、ライバルの瀬戸大也選手が銅を獲得。1956年メルボルン大会以来60年ぶりに、同じ種目で2人が表彰台に上がる快挙を達成▼きょう8月11日は「ガンバレの日」。1936年ベルリン五輪女子平泳ぎ200メートル決勝の中継で、アナウンサーが先頭を泳ぎ優勝した前畑秀子選手に「前畑ガンバレ」を38回繰り返したことで生まれた記念日。選手の皆さん、ガンバレ。


平成28(2016)年 8月 12日 金曜日


  1. 夜空に輝く6000発 大蛇山まつりのフィナーレ飾る マッピングも観客魅了 来年の大牟田市制100周年祝う
     第55回おおむた「大蛇山」まつりのフィナーレを飾る「おおむた海上花火大会」が11日、大牟田市岬町の帝京大学福岡キャンパス駐車場と市石炭産業科学館駐車場で催された。大牟田をテーマにしたプロジェクションマッピングや高校生が企画したイベントも会場を盛り上げた。

  2. 市が地方創生で 全国信金網使い調査 家具小売業者を対象 大川信用金庫と連携協定
     大川市は10日、大川信用金庫と地方創生に関する連携協定を結んだ。市と金融機関の協定締結は初めて。同信金の地域金融機関としての知見や全国の信金とのネットワークを、市の経済活性化に向けた政策立案や実施に生かすという。

  3. 詐欺防止に「かもめーる」 漫画で手口を紹介 署員手描きの力作 筑後
     ニセ電話詐欺被害を防ごうと、注意を呼び掛ける暑中・残暑見舞いはがき「かもめーる」が12日から、筑後市内の3300世帯へ届けられる。はがきには還付金詐欺、オレオレ詐欺の手口を分かりやすく紹介した筑後警察署員お手製の4コマ漫画を掲載した。


     「大牟田や荒尾には友人・知人がたくさんいるので毎年来ています。もちろん、今後も何度でも参ります」。大阪府から中学生の息子と訪れた夫婦が笑顔で取材に応じてくれたのは荒尾市の万田坑ステーション▼この施設内で万田坑世界遺産登録1周年記念事業の一つである巡回展「デジタルドキュメンテーション展」が行われており、来場者は7面の大型ディスプレーを用いたパノラマ映像やグーグルアース・ストリートビューを使い、世界各地の産業遺産の魅力を味わっている▼親子は日本で初めてこの巡回展で一般公開された映像を見ながら、三池炭鉱関連施設を含む「明治日本の産業革命遺産」やその他の産業遺産を実際に訪ねて行った場合よりもリアルだといえる映像を見て、その魅力などを学んだ▼「軍艦島」と呼ばれる端島炭坑もその構成資産の一つ。年々と老朽化が進んでおり、「廃墟」ともいえるその一角に立っているかのような感覚が味わえるパノラマ映像が来場者を喜ばせている▼両親と大阪府内から来た中学生は大牟田育ち。6年前まで5年間暮らしたこの地は「第二の故郷」どころか立派な「第一の故郷」。幼稚園の「同窓会」に参加するために訪れたという。この地をまた訪れることができた感動を話す親子の姿にこちらも、うれしさがこみ上げてきた▼一般公開開始時にガイド役をしていた産業遺産国民会議の広報担当者は「これをきっかけに産業遺産全般へ興味を持っていただきたい」という。公開は10月末まで。まずは夏休み中にその魅力を体感してほしい。


平成28(2016)年 8月 13日 土曜日


  1. 力合わせて続けよう そよかぜ学童 25周年祝いつどい 大牟田
     大牟田市今山の学童保育所「そよかぜ学童」の25周年記念のつどいが11日、同学童そばの大塔公民館で開かれた。入所している児童や保護者、卒所生ら100人近くが出席して祝い、みんなの力を合わせて長く続けようと思いを新たにした。

  2. 原爆の悲惨さ伝える くもで座「長崎の鐘」上演 柳川
     柳川市民劇団「くもで座」の8月公演、朗読劇「長崎の鐘」が11日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」で上演された。原爆の投下された長崎を舞台に、決死の救護活動に当たった長崎医科大学(当時)助教授の永井隆の姿を描き、戦争の悲惨さ、過酷さを伝えた。

  3. 元気な歌声響かせる 筑後児童合唱団 曲に合わせダンスも
     筑後児童合唱団の第13回定期演奏会が11日、サザンクス筑後で開催された。「365日の紙飛行機」や「ちっご児童マーチ」など、小中学生の団員40人と卒団生が伸びやかな歌声やダンスを披露。会場いっぱいに元気なハーモニーを響かせた。


     11日、大牟田市で日中の最高気温が37.5度に達した。観測史上で、これまでのものを上回り、記録を更新。今までで一番暑い日となった▼気象庁によると、これまでで一番気温が高かったのは2009年8月7日の37.2度だった。同市では7月14日から連日、30度超えの真夏日の日々が続いていた。下旬からは猛暑日となる35度前後と、うだるような暑さの連続。そして8月9日には、これまでの6位と並ぶ36.4度。10日には観測史上3位となる36.9度を記録。このままいけば観測史上最高となるのではないか―という予感が的中▼37.5度といえば当然、人間の平熱よりも高い。日中の外は、ちょっと具合を悪くして発熱した人と密着している状態と同じ。考えただけでも脱力感が漂ってくる。仕事で外回りをしている人などは、冷房が効いた部屋と灼熱下の外気との気温差で相当に体力を消耗してしまうことだろう。万全の備えで乗り切っていただきたい▼こぼれ話になるが、炎天下で触れるのもやけどしそうな車のボンネット上で、目玉焼きができるのかというテーマで、ある小学生が夏休みの宿題で実験をした。その父親が消防署職員であることを知った弊社の担当記者が尋ねたところ、職員はその事実を知らなかったそうだ。真実を探求しようとする素晴らしい行為ゆえに大目に見てほしい▼気象状況に話を戻すが、今年の大牟田市は最低気温でも観測史上1位を記録している。あの緊急断水を引き起こした大寒波のときで、1月24日のマイナス7.4度。まさに異常気象だ。


平成28(2016)年 8月 14日 日曜日


  1. 女子バレー予選突破を ロシア戦 市民がエール みやま市
     リオデジャネイロオリンピックバレーボール女子日本対ロシア戦が、13日に行わ れた。みやま市まいピア高田ではパブリックビューイング(PV)があり、集まった市民らが同市出身の長岡望悠選手や日本代表メンバーへ声援を送り、勝利を願った。

  2. 赤い腰紐が語る空襲の惨状 戦争の記憶 紙芝居で次世代へ 松井さん 16作品目 大牟田
     戦争体験を題材にした「命の紙芝居」で平和の尊さを訴えている大牟田市東新町の松井小百合さん(61)は今年、大牟田空襲を描いた新作「赤い腰紐」を完成させた。「戦争は決して遠い世界の話ではない。これからの世の中の人のためにも戦争の悲劇を伝え続けたい」と小中学校の平和授業や慰霊祭などで読み聞かせ、次世代への記憶の継承を図っている。

  3. 人命守る思い伝える 自衛隊 ポスターを共作 消防 大牟田、みやま
     自衛隊福岡地方協力本部は、大牟田市消防本部、みやま市消防本部などと協力して、それぞれの隊員・職員の募集ポスターを制作した。すでに大牟田、みやま市内の公共施設などに掲示してあり、国民・市民の生命と財産を守る自衛隊と消防の思いを伝えている。


     今年も8月15日が近づいた。戦後71年。戦争体験者は年を追うごとに減り、「戦争を知らない子供たち」を歌っていた終戦直後生まれの「団塊の世代」も高齢者になった。あらためて時の流れを感じる▼今月に入ってから大牟田市でも戦没学徒、町内戦没者の慰霊祭、小学校での平和学習などが行われた。勤労・戦没学徒慰霊祭は同期会、同窓会が主催。2校を取材し一方は今年が最後、もう一方では校舎新築工事で中止が続いた後で5年ぶりに再開とのことだった▼被爆体験を次の世代へどう語り継ぐかがよく話題になるが、慰霊祭も同期生が高齢化し、続けるのが難しくなっての中止だという。身近なところで戦争体験風化が進むのを実感させられた思いだ▼同期生たちはそれぞれに慰霊碑へのお参りを続けることになるはず。だが小学校での平和授業のように、年に1度でも歴史を在校生に話し、慰霊することはできないかと思う。そして同窓会による慰霊祭は長く続けられるようにしてほしいものである▼長崎原爆の日の9日にあった平和学習では教諭が児童へ原爆について伝え、広島の原爆体験者の話を基にした絵本を朗読。戦争は人の心が起こすものだと教えていた。戦争を知る人から伝えてもらえればいいのだが、いつまでそれができるか。これからは知らない世代の者が継承する努力をせねばならない▼あすはテレビなどでも戦争関連の話題がクローズアップされよう。いろんな機会を通じ戦争の悲惨さ、平和や命の尊さを考え、かみしめるようにしたい。


平成28(2016)年 8月 17日 水曜日


  1. みやま市 福岡市にアンテナショップ 来年度開設 特産やイベント情報発信
     みやま市が平成29年度、アンテナショップを福岡市でオープンさせることを計画していることが分かった。すでに基礎調査が終わっており、都市圏でみやま市の特産品やイベント情報などの魅力を発信する。

  2. 高齢者や子ども連れに配慮 柳川市 窓口をローカウンターに
     柳川市は市役所柳川庁舎1階フロアの福祉課・子育て支援課窓口を座って手続きができるローカウンターに改修。高齢者や子ども連れの人でも安心して手続きができるようにしたもので、来庁者には好評。改修費用は251万1086円。

  3. 県無形民俗文化財の盆網曳き 真っ黒な鬼@り歩く 全身にスス塗り「ワッショイ」 筑後
     筑後市久富地区で14日、伝統行事の「久富観音堂盆綱曳き」(久富観音堂盆綱曳き保存会主催)が行われた。全身にススを塗り、真っ黒な鬼に扮した約60人の子どもたちが「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声を上げ、汗を流しながら綱を引いて地域を練り歩いた。


     大牟田のソウルフード「おおむた洋風かつ丼」が漫画雑誌に登場した。扉のページは世界文化遺産の宮原坑が描かれ「懐かしく新しい。大切に守り続けたい味がここにある」と巻頭の言葉▼作品は講談社刊の雑誌「モーニング」に掲載の料理漫画「クッキングパパ」。作者は日本漫画家協会九州支部長で、福岡で活躍するうえやまとち氏。この作品は28年続く長寿漫画で、もめごとや難題も、料理が全て解決するという内容▼ページを繰ると、JR大牟田駅前から物語が始まり、この回の主役が「おおむた洋風かつ丼」ののぼりや立て看板に気付いて、彩花やだいふく、旧三井港倶楽部へと次々に立ち寄って行く。洋風かつ丼の歴史や味の違いを知り、大牟田が炭鉱で栄えたことや洋風かつ丼への思い、大蛇山なども紹介されている▼洋風かつ丼は、戦前から大牟田のシンボルとして市民に愛された百貨店「松屋」の食堂の人気メニュー。おしゃれして松屋へ行き、買い物がてらにこれを食べるのが市民の楽しみだった。だが時代の流れで、松屋は惜しまれながら平成16年に閉店。往時をしのぶ声が多く、町の経済活性化に役立てばと大牟田商工会議所はプロジェクトを立ち上げ、味を知る人などの協力を得て復活させた▼洋風かつ丼の提供店は約30店舗。松屋の味を忠実に再現したしょうゆあん系と、アレンジ派のデミグラスソース系がある。当時を知る者として前者の味は外せない。かつにからめたあんが絶品のように、世界遺産とかつ丼とをからめながら、もっと売り込まねば。


平成28(2016)年 8月 18日 木曜日


  1. 久留米柳川線促進期成会 道路整備の充実求める バイパス化や沿岸道付近
     主要地方道久留米柳川線道路整備促進期成会(会長・石川潤一大木町長)の平成28年度総会が17日、三潴郡大木町役場大会議室で開かれ、提出された全議案を承認。道路整備の充実を求める決議を採択した。終了後に福岡県久留米と南筑後の両県土整備事務所から事業状況の説明があった。

  2. 空き家を社会資源に 居住支援協 相談会で活用策探る 大牟田
     空き家を社会資源として生かし、地域の活性化につなげようと、空き家所有者向け無料相談会が、大牟田市労働福祉会館で開催。同市内外から相談者が訪れて活用策を探った。大牟田市居住支援協議会主催。

  3. 火災から高齢者守る 警報器20個を寄贈 みやま市防災協会
     みやま市防災協会(大塚直会長)は16日、同市社会福祉協議会へ住宅用火災警報器20個を贈った。同市民生委員・児童委員やボランティアが市内の高齢者宅に設置し、高齢者を火災から守る。


     各地で夏祭りが開かれている。1日に数件の祭り会場を訪れたこともあったが、浴衣姿の若い人たちや子ども連れが多く、どこもにぎやか。定番の盆踊りは中央にやぐらを組み、その周りをみんなが踊る総踊りはメイン行事▼盆踊りは僧侶が念仏を広めるために、ひょうたんを手に持ってたたきながら、節に合わせて念仏を唱えたとされる。それが念仏踊りとして広まり、やがて先祖を供養する盂蘭盆会と結び付いて「盆踊り」になったといわれている▼盆供養で寺の住職から聞いたが、お釈迦様の十大弟子の1人である目連は長い間の修業で神通力を得たことから、亡くなった母親が死後、どこにいるか探したという▼死後は人間界を除く、天上界、極楽、餓鬼、地獄のどこかにいるということで、天上界から隅々まで探したが見つからず、母親はなんと餓鬼の世界にいたらしい▼この世界は食べ物が火となり、口にできないことからやせ細り、腹だけ膨らんだ姿になることで知られる。目連はお釈迦様に相談したところ、10万の僧侶へごちそうを与え、供養することを勧められ、それを実行。母親は救われ、それを喜んだ目連が踊り狂ったといわれるのが盆踊りの始まりとなったとの説▼お釈迦様は「目蓮の母親はわが子かわいさに罪を犯した。これを救うためには10万の僧侶の力が必要」と説いた。すごい高僧の肉親が重い罪を犯すというのはショックだが、他人にも尽くせという教えであろう。今は宗教色が薄まり、盆踊りは楽しむもので、和気あいあいが一番。


平成28(2016)年 8月 19日 金曜日


  1. 緑平ジュニア賞を新設 顕彰会が小中学生の作品募る 来月5日締め切り 自由律の俳人しのぶ 柳川
     三潴郡浜武村(現柳川市)南浜武で生まれた層雲文化賞受賞の層雲派俳人、木村緑平をしのび、たたえている木村緑平顕彰会(椛島守会長)は第1回「緑平ジュニア賞」を設けたことから、作品を募集している。柳川市内の小・中学生が対象で締め切りは9月5日。

  2. 昔の道具とくらし展 昭和30年代を再現 大牟田 三池カルタ・歴史資料館 黒電話やちゃぶ台 64年 東京五輪展も
     大牟田市立三池カルタ・歴史資料館の「昔の道具とくらし展」が、カルタックスおおむたで開かれている。昭和30年代の生活を再現したもの。同年代に普及が進んだテレビなど当時の人々の生活がしのばれる道具の数々が飾られている。

  3. 地震犠牲者ら弔う 金剛寺が精霊舟流す 荒尾
     強制連行先で死亡した殉難者や原爆犠牲者などを慰霊する特別大法要が17日夜に荒尾市宮内出目の金剛寺で開催。約100人の参列者は海岸まで提灯行列を行い、精霊舟を有明海に流して恒久平和を願った。今年は熊本地震が発生したことから、その犠牲者も弔った。


     8月の「食品衛生月間」にちなんで、夏休み手洗い教室が大牟田市で開かれた。食品衛生協会の手洗いマイスターが、児童たちに正しい洗い方を教えた。市と協会の共催で、初めての試み▼手洗いの重要性など、知識を深めることで食品衛生思想を一層推進するのが狙い。手洗いは風邪やインフルエンザ予防にも効果がある。人の手を介した2次汚染による食中毒を防ぐことにもつながる▼日本食品衛生協会では手洗いマイスター制度を進めている。大牟田市の協会では4人が資格を持っている。手洗いマイスターは、地域巡回で手洗い指導をしながら食品衛生の重要性を説き啓発活動や衛生指導を行う。協会の認定講習を修了して資格を得る。制度は昨年4月から始まった▼手洗いは、誰もが1日に何回も行っている。ただ衛生面できちんと洗えているのかが問題。流水で手を洗った後、洗浄剤を手に取り、手のひらや指の腹、手の甲や指の背、指と指の間、親指の付け根、爪の間や手首など洗い残しがないように。ぬれた手を拭くタオルやハンカチにも気を付けたい。時間があれば2度洗いが効果的▼手洗い後にアルコールで消毒すればなおさらいいが、ノロウイルスには効果がないことを知っておいてほしい▼食品衛生の基本は手洗い。「手洗いに始まり、手洗いに終わる」というフレーズは食品を取り扱う人の常識。もちろん食中毒を防ぐには、原因菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」の3原則も欠かせない。食中毒が起きやすい時季はまだまだ続く。さぁ手を洗って…。


平成28(2016)年 8月 20日 土曜日


  1. 夏休みに工作教室 昭代第一学童保育所 シルバー会員が指導 柳川
     柳川市昭代第一学童保育所の夏休み工作教室が19日、同市久々原の市就業改善センターで開かれた。小学1年から4年まで42人の児童が参加。市シルバー人材センター子育て支援サークルの会員10人の指導を受けて牛乳パックを利用したパズルキューブと折り紙で「ぴょんがえる」を作った。

  2. 大牟田の自然知って 親子連れら生物観察 ワクワク展
     大牟田の自然を知ってもらおうと、「第6回自然の生きものワクワク展〜見直そう!ふるさとの自然〜」が23日まで、大牟田市動物園内のレクチャー室で開かれている。生きた動物や植物などが展示され、親子連れなどが間近で生き物の様子を観察している。

  3. 夏休みの思い出つくる 児童が寺子屋体験 荒尾
     荒尾市万田の妙国寺(渡辺義俊住職)は19日、同寺で第4回一日寺子屋を開いた。同市と大牟田市の児童40人が参加し、吹き矢などで遊び、流しそうめんに舌鼓。経も唱えたりして夏休みの思い出をつくった。


     日本人選手のメダルラッシュ≠ノ沸くリオデジャネイロ五輪でまたも「大牟田」がクローズアップされた。テニス男子シングルスで錦織圭選手が銅メダルに輝いたが、同競技での日本勢のメダルは実に96年ぶりの快挙だ▼大正9(1920)年のアントワープ五輪では大牟田市出身の熊谷一弥さん(1890〜1968)が男子シングルスと同ダブルスでいずれも銀メダルを獲得し、日本人初の五輪メダリストとなった。全競技通じて日本最古の五輪メダルである▼熊谷さんは柳川の旧制中学伝習館(現伝習館高校)から実兄が通う旧制宮崎中学(現宮崎大宮高校)に移り、野球部の主将を務める傍らで陸上競技の中距離走でも活躍した万能アスリートだった▼慶應義塾大学に進学してテニス部に入った。当時はテニスボール製造に必要なゴムの輸入が難しかったので、日本独特の軟球を使う軟式テニスが考案されていたものの、彼らは日本で最初に硬式テニスに挑戦した▼まさに日本テニス界の基礎をゼロから構築したメンバーの一人。軟式テニスの標準的な握り方「ウエスタングリップ」を左利きで駆使して世界の大舞台で活躍。98年前には全米選手権で日本人選手として初のベスト4進出を果たし、これも錦織選手のおかげで2年前に「96年ぶり」と騒がれたことは皆さんの記憶にも新しかろう▼みやま市山川町出身の長岡望悠選手はバレーボール女子日本代表のベスト8入りの原動力となり、4年後の東京大会での中心選手として期待されている。さらなる飛躍を願おう。


平成28(2016)年 8月 22日 月曜日


  1. 福岡6区補選 弔い合戦で勝利を 故鳩山氏後援会 220人が会合 二郎氏「命懸けで戦う」と決意
     6月に亡くなった自民党衆議院議員、鳩山邦夫氏の連合後援会幹部会議が21日、久留米市のハイネスホテル久留米であった。死去に伴って実施される補欠選挙(10月11日告示、23日投開票)を「弔い合戦」と位置付け、鳩山氏の二男で大川市長の二郎氏(37)を支えて国政へ送り出そうと気勢を上げた。

  2. 生活支援相談 昨年度378件 大牟田市 同規模自治体の2倍水準 制度の認知度29% 今後も周知啓発図る
     大牟田市総合福祉センター内に開設されている生活支援相談室に、平成27年度は378件の相談があった。今月開催された市地域福祉計画推進委員会の報告によると、昨年4月の生活困窮者自立支援法に伴い開設され、制度周知がまだ十分でないものの、相談件数は同規模の自治体と比較して2倍程度の水準という。28年度も変わらないペースで相談が寄せられていて、困りごとを抱える人の支援を進めている。

  3. 最高のプレー誓う 少年ソフト レインボー九州開会 みやま
     第36回レインボー九州少年ソフトボール大会が21日、みやま市高田中学校で開会した。地元みやま市をはじめ、長崎県や宮崎県、熊本県などから48チームが出場した。


     「ガッター、ガッタ、ガタガタ…」。展示されている足踏みミシンが、今にも音を立てて動きだしそうだ。重い本体を向こう側へ押し上げ、手前のふたを開いて「ヨイショ」と本体を持ち下げながら収納する。子どもの頃、ミシンのセットや収納を手伝った思い出がよみがえる▼大牟田市立三池カルタ・歴史資料館で「昔の道具とくらし展」が開かれている。昭和30年代に普及したテレビや洗濯機、黒電話などの道具の数々が飾られ、当時の生活をしのばせている▼展示コーナーの中央に置かれた「ちゃぶ台」。脚を畳んで部屋の隅などへ収納できる。何の変哲もない食卓。だが、ちゃぶ台を中心に家族が集い、食事を共にする。憩い、たまにはけんかもする。昭和の家族の原点であったように思える▼白黒テレビや洗濯機、電気釜などの家電3品目は「三種の神器」といわれた。時代の移り変わりで、冷蔵庫も加わるようになった。戦後日本が高度経済成長を遂げ、人々は豊かさに憧れ、実現させていった▼そんな新時代を象徴し、昭和30年代を締めくくったのが東京オリンピック。これを機にカラーテレビが爆発的に普及。展示コーナー一角には、当時の資料として「東洋の魔女」といわれ金メダルを獲得した日本女子バレーボールが紹介されていた。テレビにかじりついて応援した記憶がよみがえる▼半世紀前の五輪は、日本が国際社会に復帰するシンボル的な意味を持っていた。次の東京五輪は、どんな大会になるのか。リオの盛り上がりに興奮しながら、ふと考えてしまった。


平成28(2016)年 8月 23日 火曜日


  1. 炭鉱電車 4両が勢ぞろい 三川坑跡 大牟田市 新たな交流拠点に
     炭鉱電車がやって来た―。大牟田市が所有する炭鉱電車の移設作業が22日未明に実施され、4両の車両が三川坑跡へ勢ぞろい。多くの人がまちなかを移動する炭鉱電車の様子を見守り、到着を喜んだ。炭鉱電車は10月中旬から一般公開される予定。市内外の人へ世界文化遺産である三池炭鉱関連施設をより深く理解してもらうとともに、新たなにぎわい交流拠点としての役割に期待がかかる。

  2. 花火8千発が彩る 柳川 五輪銀祝う打ち上げも
     第18回有明海花火フェスタが21日、柳川市学童農園「むつごろうランド」周辺で開かれた。主催者の実行委員会によると、昨年より多い約12万人が訪れ、約8千発の打ち上げ花火などを堪能した。花火大会は同市出身の坂井聖人選手がリオ五輪競泳男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得したことを祝う打ち上げ花火で始まり、ギネス記録のナイアガラを進化させたスカイナイアガラもあった。

  3. 高野副市長を職務代理者に 西原市長の復帰長引く みやま
     みやま市は22日、病気入院中だった西原親市長(78)について、9月の市議会定例会までの復帰が間に合わないことから、高野道生副市長(71)を職務代理者に指定したことを発表した。西原市長は同日午後に退院したが、しばらくはリハビリが必要で、復帰時期は未定という。


     2週間余りにわたるリオデジャネイロオリンピックが幕を閉じた。深夜のテレビ観戦による寝不足から解放されホッとしている人がいる一方で、オリンピック・ロス°C味の人もかなりあるのでは▼夏冬を問わず五輪開会前の恒例行事ともいえる日本勢のメダル獲得予想。終わってみたら「風呂敷を広げ過ぎたな」と思わされることも多いが、今回はそう感じなかった。結果も出した選手たちの頑張りに拍手▼地元出身選手の活躍も楽しませてもらった。競泳男子200メートルバタフライの坂井聖人選手が銀メダルを取り、準々決勝で敗退した女子バレーボールの長岡望悠選手も健闘。それぞれの出身地、柳川市とみやま市のパブリックビューイング会場も熱気に包まれた▼両選手とも年齢的に4年後もまだ十分に期待できる。また力を見せてほしいし、郷土から彼らの後に続く若い力が台頭するよう願いたい。原石を発掘するのも報道に携わる者の楽しみの一つだ▼次のホストは言うまでもなく東京。リオが競技施設整備、運営などでトラブルが続き、日本からも「大丈夫か」と心配する声が聞かれていた。しかし東京についても、コンパクト五輪をうたったにもかかわらず、当初計画より経費が大きく高騰。エンブレム問題などでもごたごたが続いた▼選手たちにいいパフォーマンスをしてもらい、競技を盛り上げるには運営サイドのしっかりしたバックアップが必要なのは言うまでもない。4年後はすぐに来る。国も人心も平穏で、国民こぞって歓迎できるイベントにしなければ。


平成28(2016)年 8月 24日 水曜日


  1. 同級生・棚橋さんが詩碑建立 荒尾 笑顔で除幕式出席 天才少女詩人 顕彰会発足から30基目 海達公子 100歳誕生日
     郷土が生んだ天才少女詩人、海達公子の生誕100年の記念日(誕生日)の23日、荒尾市の一部漁港区域内で、公子の同級生の棚橋芳子さん(99)=荒尾市荒尾、旧姓・高口=が建立した「濱邉」の詩碑除幕式が行われた。

  2. 歌の力で大川 元気に 古賀メロディーのふるさとPR 民謡歌手 藤堂さんを音楽大使委嘱
     大川市は23日、東京都在住の民謡歌手、藤堂輝明さん(73)に市の音楽親善大使を委嘱した。鳩山二郎市長が「歌の力で大川を元気にしてほしい」と委嘱状を手渡した。

  3. 宮原坑やまちづくりに 考案した「やぐらん煎餅」益金 駛馬北児童が市へ贈る
     世界文化遺産の環境保全やまちづくりに役立ててもらおうと、大牟田市駛馬北小学校(坂本美也子校長)の児童らは23日、同市役所を訪れて、中尾昌弘市長に児童たちが販売した「やぐらん煎餅」の収益金、2万円を手渡した。


     炭都の栄華を力強くけん引した「炭鉱電車」。大牟田市が所有する電気機関車4両が、三池炭鉱三川坑跡に勢ぞろいした。「世界文化遺産に登録された三池炭鉱を、世界に発信する立て役者になるんだ」。4両が打ち並んだ様は、そう訴えている▼4両は、三池炭鉱の関連施設を結んだ専用鉄道で活躍。石炭や資材、坑夫などを乗せた貨車や客車を引っ張った。専用鉄道は明治42年から電化工事が始められ、45年に万田坑〜三池港間が電化された。大正12年に全線で完了▼電化に伴い、最初に輸入されたアメリカGE社製15トン級8両のうちの1両が、今回展示される。明治41年製造で、現存する電気機関車の中で最古級の貴重な存在。L型車体で一番小さい。愛称は「ガメ(大牟田の方言で亀のこと)」。扉がなく、運転席へは窓から出入りする▼続いて輸入されたのはドイツジーメンス社製20トン級。明治44年製造で凸型車体。閉山直前まで活躍していた。そして三菱造船製造の大正4年製20トン級は、ジーメンス社製をコピーしたもの。国内産で最古級。最後は東京芝浦製作所製造の昭和11年製45トン級。この3両の同型機は今も三井化学内で活躍している▼炭鉱電車の移設・展示費用は、インターネットを通して広く資金を調達。世界遺産登録後の昨年8月から募集を開始。今年春、目標額の3千万円に達した▼三川坑は、世界遺産ではないものの、三池炭鉱の「光と影」を色濃く物語る重要な資産。炭鉱電車が世界遺産をアピールするけん引役となるよう、力強い仕掛けを期待したい。


平成28(2016)年 8月 25日 木曜日


  1. 西鉄天神大牟田線 大牟田―久留米間 複線化を 期成会が要望活動 県と議会、西鉄本社へ
     西鉄天神大牟田線久留米大牟田間の複線化を目指す期成会(会長・金子健次柳川市長)は福岡県庁と西日本鉄道本社を訪れ、要望活動を行った。金子会長、副会長の中尾昌弘大牟田市長に各市議会議長ら17人が参加。県、県議会、西鉄に対して要望書を手渡し、同区間単線全区間の複線化の早期実現を求めた。

  2. 戦争や平和を題材に 創作朗読劇「生きてこそ・・・」 28日 公演向けて稽古 大牟田
     大牟田市を拠点に活動するグループ、朗読座おおむたのメンバーたちが28日の公演に向けて、稽古を重ねている。公演は同市立三池カルタ・歴史資料館の平和展2016「カルタでたどる戦後復興」の関連行事で、創作のオリジナル脚本による朗読劇「生きてこそ…」を上演する。

  3. 荒尾タクシー 招待続けて半世紀 シオン園児ら旅行楽しむ
     荒尾タクシー(山代秀徳代表取締役社長)は23日、荒尾市荒尾の児童養護施設シオン園(宮崎哲博園長)の子どもたちを佐賀県内へのタクシー旅行に招待した。同招待旅行は昭和30年代に始まったもので54回目。半世紀以上にわたって交流を続けている。


     筑後市の全小学校11校で日曜日の早朝にラジオ体操が行われ、約6千人が参加した。これは「筑後市民一斉ラジオ体操」で、今年で7回目だった。ラジオ体操で「元気な筑後市」づくりを目指しており、市が率先して推進することで市民にも定着している▼地域によっては今でも夏休み期間中に子どもたちがラジオ体操をしている。出欠カードに判を押してもらい、多く参加した子どもは賞品がもらえたものだ。だが、少子化に加え、核家族化でラジオ体操をするという慣習が薄れ、実施しているところが珍しくなった▼筑後市では最初に3地域で自然発生的にラジオ体操をするグループができた。市はこの動きを広げようと、笹川スポーツ財団が主催する「チャレンジデー」に平成16年から参加し、その予算を活用して実施地域の拡大を図った▼21年度末には24地域に増え、市を挙げて推進に取り組むことに。まずラジオ体操を実施する地域に対してCDラジカセ、ラジオ体操CD、乾電池、出欠カード、のぼり旗などを給付▼次に「市民ラジオ体操推進会議設置要綱」を定め、各地域の実施状況などの情報交換を行ってきたことで現在、実施グループは62に増加。ラジオ体操推進のメインは夏休みの最終日曜日を「筑後市民ラジオ体操の日」と定め、各小学校グラウンドで一斉に行う全市的な取り組み▼福岡ソフトバンクホークスのファーム拠点ができ、活気づく筑後市。元気な市になるためには市長を先頭に、行政の旗振りが大きく影響してくるということだろう。


平成28(2016)年 8月 26日 金曜日


  1. おもてなし&ェかりやすい日本語で 柳川市 増える台湾客に対応 地方創生交付金受け事業展開 「柳川方式」全国へ発信
     柳川やさしい日本語ツーリズムコンソーシアムキックオフミーティングが25日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開かれた。柳川市は内閣府の地方創生加速化交付金を受け、「やさしい日本語ツーリズム」事業を実施。その事業を推進するのが、この日発足したコンソーシアムで、海外からの観光客、特に台湾からの増加に対応し、日本語での「おもてなし」ができる環境を目指す。取り組みは「柳川方式」として全国に発信される。

  2. 飲酒運転事故から10年 タマスタで撲滅呼び掛け 筑後
     福岡市で起きた幼児3人が死亡した飲酒運転事故から、25日で10年となった。筑後市津島のタマホームスタジアム筑後では、警察官や市職員らが野球観戦に訪れた観客に呼び掛けを行い、「飲酒運転撲滅をお願いします」などとアピールしていた。

  3. 荒尾市民病院建て替え 説明会で賛否両論 山下市長 「運動公園と相乗効果発揮」 「建設費詳細の試算ない」
     荒尾市の都市計画公園の変更および都市計画緑地の決定に係る第2回住民説明会が24日夜、荒尾総合文化センター小ホールで開催され、市民74人が参加。荒尾運動公園内の野外音楽堂への市民病院建て替えに向け同音楽堂一帯を運動公園から廃止(除外)することについて市民から賛否両論が出た。


     ここ数日、通勤途上が物静かになっている。夏のギラギラと照り付ける日差しとともに、耳元で騒ぎ立てていたあのセミの鳴き声が、全く聞こえなくなった。まだまだ厳しい暑さは続いているが、季節の移ろいは確実に進んでいる▼家を出ると、「ワシワシ」と自己主張の塊のようにクマゼミが迎えてくれていた。あのクマゼミは、西日本を中心に分布している。子どもの頃、関西に住んでいたことがあるが、セミ取りでよく捕まえたのはアブラゼミか、ミンミンゼミ。クマゼミを取ったときには、仲間に自慢ができた▼クマゼミはどのセミよりも大きく、頭や胴も幅広い。透き通った羽根に緑色の筋がありオシャレっぽい。虫が苦手な方はそうは思えないだろうが。体格に比例して鳴き声もすさまじい▼ところが、最近はクマゼミが関東周辺の都市部でも見られるという。身近な昆虫の生息域の変化として取り上げられている。地球温暖化の影響ともいわれているが、人為的な理由とヒートアイランドも原因しているなどと、見解はさまざま▼この時季、道端で見掛けるのが落ちているセミ。靴先でつつくと、いきなり「ジワワワッ」と大きな鳴き声を立て、バタついて飛んでいくことがある。セミに驚かされないように、見分けるこつがある。足を開いていれば生きているし、閉じていればもう暴れることはない。遭遇したときは観察してほしい▼晩夏のセミといえばツクツクボウシだが、好みではヒグラシがいい。あの「カナカナカナ…」という甲高い鳴き声は哀愁を感じさせるから。


平成28(2016)年 8月 27日 土曜日


  1. オール電化プラン見直す ネット事業にも着手 スマートエネルギー 割安感出し攻勢かける みやま
     みやまスマートエネルギー(磯部達代表取締役社長)は26日、同社が提供する電力「みやまんでんき」の新プランを発表した。新たに登場するのは「オール電化N(ナイト)プラン」と「低圧動力プラン」で、これまで課題だったオール電化世帯の契約切り替えを目指し、9月5日から受け付けをスタートさせる。

  2. 世界遺産で愛をさけぶ 「100人に幸せを」と婚活パーティー 来月9日まで参加者募る 大牟田商議所青年部
     大牟田商工会議所青年部(古賀康児会長)は10月10日、婚活パーティー「市制100周年で100人の幸せを 世界の遺産で愛をさけぶ in  OMUTA」を開く。出会いの機会の提供とともに大牟田の魅力も感じてもらおうと、旧三井港倶楽部や世界遺産の三池港を会場に行うもので、9月9日まで参加者を募集している。同商議所共催、同商議所女性会協力、大牟田市後援。

  3. 飲酒運転撲滅へ 県下一斉に取り締まり
     福岡市で幼い子ども3人が亡くなった飲酒運転事故から10年が経過。「飲酒運転撲滅の日」に当たる25日、福岡県警は県下一斉に特別取り締まりを行った。大牟田警察署(大倉英治署長)、柳川警察署(中村隆署長)、筑後警察署(宮崎光一署長)はそれぞれの管内で検問を実施した。


     「ありがとう ありがとう 感謝しよう」「手を振ってくれて いつもありがとう 気づかってくれて本当にありがとう つながってくれて毎度ありがとう」。介護福祉士の男性2人はステージで熱唱しながら感謝の気持ちを力いっぱいに表現した▼ここは荒尾総合文化センター大ホール。同センター開館30周年記念「NHKのど自慢」には700組を超える応募があり、250組による予選を勝ち抜いた20組が本選に出演。9組が合格するハイレベルの歌声が披露された▼「ありがとう」を歌った2人は熊本地震の被災地の施設で働いており、復興・復旧へ多くの人たちからの支援や応援を受けていることに感激。その熱い思いを歌に込め、特別賞を獲得した▼炭鉱マン姿の男性2人組や「おてもやん」で会場を沸かせた女性、荒尾市出身のシンガーソングライター関島秀樹さん作詞・作曲の「帰らんちゃよか」を家族を思いながら歌い上げた男性など郷土色豊かな舞台となった▼前震10日前に訪れた阿蘇郡南阿蘇村の温泉旅館では、いつものゆったりとした時間が流れており、少年野球をする男児やその両親らと楽しく懇談した。しかし、12日後の本震で道路が倒壊、この旅館は孤立したためヘリコプターで宿泊客らが救出された▼幸い泉源が無事で旅館のスタッフは再開に向け動きだしたが、梅雨期の豪雨で土砂崩れが押し寄せ旅館の大半が埋まってしまった。そんな状況の中、多くの人たちがボランティアで復旧作業を手伝うなど支援の輪が広がっている。まさに「ありがとう」である。


平成28(2016)年 8月 29日 月曜日


  1. 沿岸道路建設現場を見学 「おやじの日」 高所作業車も体験
     国土交通省福岡国道事務所と福岡建設業協会は27日、有明海沿岸道路工事現場で、おとうさんの仕事場見学会「おやじの日」を実施。約50人の親子が参加。2カ所の現場を見て回り、高所作業車に乗ったり、ボルト締めの体験も行った。

  2. ばさらか焼酎「呑鷹」ね ネーミングコンテスト表彰式 西吉田酒造 オール筑後市産で誕生
     筑後市和泉の西吉田酒造が、同市産の原料にこだわって造ったいも焼酎ネーミングコンテスト表彰式が26日、同市中央公民館(サンコア)で開かれた。名前は地元の方言と福岡ソフトバンクホークスファーム本拠地であることを生かした、ばさらか焼酎「呑鷹」に決定。最優秀賞に選ばれた大川市津の公務員、中村隆年さん(51)は2.5升入り「呑鷹」を贈られ、「ホークスの3連覇が決まったら、開けてお祝いしたい」と笑顔だった。「呑鷹」は9月中旬から市内の酒店で販売される。

  3. 地震と津波想定し訓練 大牟田 18機関300人が参加
     平成28年度大牟田市総合防災訓練が28日、同市岬町の諏訪公園イベント広場で行われ、防災関係18機関と市民ら約300人が参加した。市内で観測された震度6強の地震と有明海沿岸への津波を想定し、より実践的な訓練を展開。参加機関が円滑な連携を発揮し、災害対応力を強化した。


     「台風10号が迷走している。日本列島東側の太平洋上で発生し、列島に沿うように距離を置きながら南下。沖縄の南東方向の洋上で数日停止。きびすを返すように180度方向転回して進路を北東に取った。あす関東から東北地方にかけて上陸の見込みだ▼今年の台風発生は、例年に比べて遅かった。1号は7月3日。日本列島に接近したのは今月5日発生の5号。続けざまに6、7、9、11号と関東から北海道をなぞるように通過。うち7、9、11号は上陸。特に北海道は甚大な被害を受けた▼台風の発生が早い年は年明け早々からだが、今年は平成10年に次いで観測史上2番目に発生が遅かった。理由は、南米沿岸の海面水温が高いエルニーニョ現象が終息に向かったから。台風発生が3番目に遅かった昭和43年も同じだったという。逆転現象のラニーニャの夏は厳しい暑さといい、そのとおり7、8月ともに猛暑が続いた▼ただ、今年が特異なのは猛暑の原因となる太平洋高気圧の張り出しが、それほど強くはないこと。それは、大陸からのチベット高気圧が西側から異常に強く張り出しているため▼それを如実に表したのが、台風10号の動き。太平洋高気圧に押されて西へ向かったものの、今度はチベット高気圧にぶつかり方向転換。今まで居座っていた海域は海水温が高く、温かく湿った上昇気流がエネルギーを供給し、非常に強い勢力となっている▼進路方向に、家族や知り合いが住まれている方は心配であろう。早めに連絡を取り、万全の対策を取られるように促していただきたい。


平成28(2016)年 8月 30日 火曜日


  1. ふるさとの応援が力に 火の鳥NIPPON ベスト8の原動力 長岡望悠選手がみやま市表敬
     リオデジャネイロ五輪バレーボール女子日本代表(火の鳥NIPPON)のメンバーとして活躍し、ベスト8進出の原動力となった長岡望悠選手(25)が29日にふるさと、みやま市を表敬訪問した。市役所では長岡選手を一目見ようと集まった市民や市職員が出迎え、全国に感動を与えたとして感謝状が贈られた。

  2. 戦争、平和、命 考える 三池カルタ・歴史資料館 大牟田舞台に朗読劇
     大牟田市立三池カルタ・歴史資料館の平和展にちなんだ朗読劇「生きてこそ…」が28日、カルタックスおおむたで上演。第2次世界大戦を経て復興の道をたどる大牟田を舞台にした創作劇を通して戦争と平和、命について考えた。

  3. 歌を頑張る≠ォっかけに 関島さん 復興応援へコンサート 荒尾
     荒尾市出身のシンガーソングライター、関島秀樹さん(61)=滋賀県大津市在住=の「熊本地震復興応援『誓春』コンサート」が28日、荒尾総合文化センター小ホールで開かれた。


     夏休みの終わりが近づいた。始業式は9月1日という固定観念があるが。2学期制導入や授業時間数の確保などで、もう終わった学校も見られる。まだまだ暑いが、児童生徒には秋を有意義に過ごすため力を蓄えてほしい▼夏休み期間中にいくつかの高校が夏休みの宿題サポート、工作教室、ものづくり教室を企画した。工作の作品も「宿題をしました」と提出できるので好評のようだ。ものづくりの楽しさを知ったのがきっかけで、地域の産業を担う力が育ってくれるといいのだが▼大牟田市では地元企業による小学校での科学教室も1学期のうちに行われた。光などを使った実験や観察に子どもたちが目を輝かせていた。理系離れといわれるが、子どもの好奇心は時代が流れても変わらない▼自由研究の成果を発表する展示会も夏休み明けの恒例行事。会場で見て回ることが多い。生物やいろんなものの観察、植物栽培など目の付けどころもさまざまだ。宿題でなくとも疑問に感じたらそのままにせず、答えや理由を考える姿勢は大切。これは何も子どもに限ったことではない▼子どものいろんな質問に電話で応じるラジオ番組がある。小学生を中心に未就学児、中学生からも問い掛けが。夏休み中の期間限定で昆虫、植物、動物、天文宇宙、心と体などジャンルはさまざまでそれぞれの専門家が回答する▼質問を聞いていると、子どもの目の付けどころに驚かされ、感心させられることもしばしば。仕事にも役立ち、新鮮な感性を保てるように何事も漫然と見過ごさないようにしたい。


平成28(2016)年 8月 31日 水曜日


  1. 町内の全小中学校に整備 エアコン一斉始動 長洲 しっかり勉強します
     玉名郡長洲町は、夏休み期間中に六つの町立小中学校普通教室へのエアコン整備を行い、29日に使用を一斉にスタート。長洲小学校5年1組の教室で運転開始式をした。

  2. 静かな駅前に多くの人 おせってい祭りで地域おこし みやま
     みやま市瀬高町太神の延命地蔵を祭る「おせってい祭り」が、JR南瀬高駅前一帯で行われた。和太鼓演奏やエイサー踊りの音楽がにぎやかに鳴り響き、普段静かな駅前は多くの人でにぎわった。

  3. 水上で220人が運動会 掘割に歓声響く 大木町
     三潴郡大木町横溝の道の駅おおき近くの掘割で28日、水上運動会「おおき堀んぴっく2016〜リオに続け!目指せメダリスト!〜」があった。町内外から延べ約220人が参加し、水上走、「はんぎり」と呼ばれる木おけを使ったレースなど、水の上ならではの競技を楽しんだ。


     「秋麗」とは、秋の陽気が晴れ晴れとしてのどかなことを指す。ビールの銘柄にもありそうだが、きょうは梨の話である▼荒尾は梨の産地。取材でも、梨園にはかなり足を運んだ。担当を離れて久しいが、耳慣れない品種として「秋麗」を聞くようになった。幸水と筑水の交配で誕生した青梨という。小ぶりで果汁が多く、果肉は柔らか。上品な甘みで、リンゴの爽やかさと梨のあふれる果汁の特性を合わせ持つ。今が収穫期の盛り。生産農家はまだ少ないが、人気を呼んでいる▼荒尾ジャンボ梨の代名詞で知られる「新高」は、新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」という品種を交配したもので、両県の1文字ずつを取って名が付けられた。荒尾は新高の産地として、国内でも有数の栽培面積を誇る▼三池炭鉱に全国から人々が集まり、それぞれの故郷や知り合いに荒尾梨を送ったことも、その名を広げた要因の一つ。それに完熟&朝もぎ≠モットーにした生産農家の努力があったからにほかならない▼荒尾梨の主な品種と収穫期は、青梨系が「幸水」8月中、「秋麗」8月中旬〜9月上旬。赤梨系は「豊水」8月下旬〜9月中、「あきづき」9月中、「新高」9月下旬〜10月中▼梨狩りが楽しめる観光梨園もある。収穫に、はさみはいらない。ぶら下がる実を、枝を支点に半回転するように持ち上げるだけでいい。文字どおりもぎる≠セ。茎の繊維は下方向に強い。だから逆に、巻き上げる風に弱く、台風のときには被害が大きくなる。秋の思い出に、家族で梨狩りを体験してみてはいかが。