平成28(2016)年 7月 1日 金曜日


  1. 宿泊施設立地で合意 きょう芝浦グループと協定 みやま市
     みやま市と芝浦グループホールディングスは、同市瀬高町長田地区への宿泊施設立地について合意し1 日、同市役所で立地協定締結式が行われる。

  2. 柳川市地域公共交通 コミュニティーバス 利用増 1日平均77人 路線バスは減る
     平成28年度第1回柳川市地域公共交通協議会および同市地域公共交通会議が6月28日、市民会館会議室で開かれた。任命された19人の委員に委嘱状が渡され、会長に福岡大学の辰巳浩教授、副会長に成松宏副市長、監事に昭和タクシーの山田良治社長と柳川市観光協会の高橋努武副会長を選出(任期は2年間)。コミュニティーバスの利用状況の報告があり、生活交通確保維持改善計画などについて審議した。

  3. 公務員に夏ボーナス 地域経済へも波及か
     公務員の夏のボーナス支給が6月30日に行われた。有明地域でも先に支給済みの筑後市(24日)を除く8市町で支給され、地域経済への波及効果も期待されている。

  4. RC・LC・ソロプチミスト 新役員をよろしく 有明地域
     大牟田、荒尾、柳川、みやま、大川、筑後地区などのロータリークラブとライオンズクラブ、国際ソロプチミストの新体制が1日にスタートした。任期は来年6月30日までの1年間。ライオンズクラブでは地区役員として337―A地区5R・3Zのゾーン・チェア・パーソンに原口悳久さんが就任した。

  5. 茅の輪くぐって無病息災祈願 大牟田
     茅の輪をくぐり、無病息災などを祈る「大祓」の神事が6月30日、大牟田市鳥塚町の熊野神社(平川訓正宮司)、同市本町の大牟田神社(高尾友和宮司)で行われた。


     柳川市はコミュニティーバス等の利用状況を地域公共交通協議会および地域公共交通会議で報告。この冒頭、1人の委員から「危ないから運転免許を返したが、不便を感じている。交通機関の連携が取れていない」と指摘があった▼コミュニティーバスは市町村運営有償運送。柳川市の場合、柳川総合保健福祉センター「水の郷」、大和庁舎と三橋庁舎を発着地点として病院やショッピングモールなどを経由し、路線バスの通っていない地域を巡回している▼使用料金は1回100円の低料金。利用は年々増えており、平成27年度で2万3721人、1日当た り平均で77.3人になるという。高齢化が進み、車の運転ができないお年寄りが増えているのが、コミュニティーバスの利用に拍車を掛けている▼柳川市は23年3月に策定された「柳川市地域公共交通総合連携計画」の基本方針に基づき、コミュニティーバスを運行させたり、路線バスの維持確保に努めている▼しかし、路線バスの利用者の減少やコミュニティーバスでも、1日の便数が少なかったり、ルートによっては2時間以上かかって運行している状況。利用者からは使いにくい―との声があるという▼それを改善するため、協議会と会議が設置されている。利用者が少なくて民間の路線バスが運行できないところを、コミュニティーバスが補佐しているという役割を十分に果たしてほしい。「誰もが住みやすいまち」にするための一つとして、市民の足の確保は欠かせぬ重要な課題。交通網の整備とともに、公共交通機関の充実を望みたい。


平成28(2016)年 7月 2日 土曜日


  1. みやま市に大型ホテル 芝浦ホールディングスと締結 平成31年春オープンへ 誘致条例適用の第1号
     みやま市と芝浦グループホールディングス(新地哲己代表取締役会長兼CEO)の宿泊施設等立地協定締結式が1日、同市役所で行われた。ホテルに併設する日帰り温浴施設も計画されており、平成31年春ごろオープンの予定。西原親市長は「地元団体の期待も大きく、市として全力で建設に協力し、利用度を高めていきたい」と期待を寄せた。

  2. 混合名簿「まだ」の学校も 男女共同参画審 取り組み評価まとめる 大牟田
     大牟田市男女共同参画審議会(会長・古賀倫嗣熊本大学教授)は6月28日、同市企業局講習室で会議を開き、第2次おおむた男女共同参画プラン(平成25〜29年度)の27年度実施状況の取り組み評価について審議。担当課と委員の評価が違う推進項目もあったが、委員からの指摘を尊重、検討課題とした上で担当課の評価どおりに審議結果をまとめた。

  3. まちを元気に明るく 協力隊を任命 セールス隊辞令も
     大川市の地域おこし協力隊任命式が1日、市役所であった。都市部で培った経験を生かし、移住・定住などの分野でまちの活性化を担う隊員として新たに5人を任命。引き続き、市職員有志による「おおかわセールス隊」の辞令交付式もあり、新規採用職員のうち6人が辞令を受けた。鳩山二郎市長は「得意な分野を生かして。大川市を元気に明るくしてもらいたい」と期待している。

  4. 温暖化防止 町ぐるみ 南関町 県下初クールチョイス宣言 ポロシャツ姿や節電など推進
     政府が進める省エネの取り組み「クールチョイス」に熊本県で初めて、玉名郡南関町が賛同することを宣言した。今後、町職員と町民、町内の事業者などが協力してクールビズの推進や節電といった地球温暖化防止に取り組んでいく。

  5. 犯罪や非行なくそう 社会を明るくする運動始まる 有明地域
     犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深める全国的な運動、第66回社会を明るくする運動強調月間(1日〜31日)にちなむイベントが1日、有明地域で行われた。街頭啓発などを通じて、犯罪や非行のない地域社会の実現を訴えた。


     きょう2日は「タコの日」。タコについてさまざまな研究活動を行う蛸研究会が2001年に制定した。タコの足が8本あるので8月8日も、同じ記念日になっている▼有明海で捕れるタコでは、何と言ってもイイダコが美味。軟らかく煮付けたものは、酒の肴にも、ご飯のともにも格別。海の幸に感謝したい気持ちになる。イイダコの旬は、記念日とはかけ離れた冬。「飯蛸」と名前の由来になったように、卵を抱えた雌は煮付けるとご飯粒を詰めたようでモチモチ感がある▼イイダコは手のひらに乗るくらい小ぶりなのに、卵はタイ米か、それよりも一回り大きい。だから生まれる子も、卵からかえるときは既に1センチほど。しっかりと吸盤も付いている。成長も早く、子孫を残したあとは、わずか1年でその生涯を終えるという▼タコ類は低カロリーでミネラルやビタミンのバランスがよく、肥満や生活習慣病の予防にいい。海の幸につきもののタウリンは豊富に含まれており、血圧やコレステロール値を下げる効果があるため、高血圧症の人や動脈硬化予防にいい。特にインシュリンの分泌を促進する作用があり、糖尿病を気掛けている方にはお勧め▼イイダコ漁はタコ縄と呼ばれるタコつぼ漁で行われ、専用の小さな素焼きのつぼを結んで海底に沈め、数日後に引き上げる。レジャーとして干潟で巣穴を見つけて取ることもできるが、入漁料が必要な場合もあり地元の漁協に確認を▼海風に当たりながら、雲仙や多良岳を眺めながらの漁は楽しい。有明海の自然を心ゆくまで満喫したい。


平成28(2016)年 7月 4日 月曜日


  1. 海の事故ゼロ目指す 海難防止運動を推進 大牟田
     有明海海難防止対策推進連絡会(西田晴征会長)は1日、大牟田市新港町の三池港物流福祉センターで平成28年度定例会議を開いた。海の事故ゼロを目指し、海難防止運動を積極的に推進していくことを決めた。

  2. 筑後のお茶おいしいよ 児童が水と氷で入れる
     筑後市特産の「八女茶」に親しんでもらおうと、児童たちにお茶の入れ方を紹介する教室が1日、筑後北小学校であった。市内産の新茶で5年生約50人が冷たいお茶を入れ、「おいしい」と歓声を上げた。

  3. 11人が新たな一歩 認知症コーディネーターに 大牟田
     大牟田市認知症コーディネーター養成研修12期生の修了式が、市生涯学習支援センターであった。2年間の研修を終えた11人が修了証書を受け取り、地域による認知症ケアの担い手としての新たな第一歩を踏み出した。

  4. 盲導犬がいたからこそ 長洲町の寺田さん 経験交え絆語る
     玉名郡長洲町在住で、幼い頃に視力を失った寺田千奈美さんと盲導犬のラブラドールレトリバー、アドニスは1日、同町の腹栄中学校を訪れた。寺田さんはこれまでの思い出や絆について「盲導犬がいてくれたからこそ、広がった世界がある」などと自身の経験を交えながら講話。中学生ら76人は熱心に聞き入り、盛んに質問をしていた。

  5. 艶やかに日本舞踊見せる 錦泉会が80人魅了 柳川
     日本舞踊錦慧流錦泉会が2日、柳川市三橋町五拾町の特別養護老人ホーム、ありあけ園を訪問。艶やかな着物姿で舞いを披露し、入所者ら約80人を魅了した。


     「僕の名前はプー助。子犬の時に正ちゃんに道端で拾われて以来、ここ荒尾で毎日楽しく暮らしてきました。僕が拾われた1951年(昭和26年)ごろの荒尾は、大きな煙突から煙がモクモク立ち、たくさんの人たちが『炭鉱』別名『ヤマ』と呼ばれるところで仕事をしていました」▼そんな書き出しで始まる「プー助が見た荒尾炭鉱物語」では少年と犬の出会いから三池炭鉱の往時のにぎわいぶり、楽しかった大浴場や紙芝居、お祭りのような「金受け」(給料日)など炭鉱社宅の暮らしが描かれている▼「心で紡ぐ荒尾の物語」をテーマにした「あらお感動物語」の一つ。荒尾市は「街」を素材に「プー助が見た荒尾炭鉱物語」を作成。子どもたちにも炭鉱がどんなものだったか伝えている▼「山里」をテーマに「市の花・梨の花」を取り上げた「荒尾花物語」(小岱山とその山里)、人工島にある炭鉱の吸気口付近でけがをしていた渡り鳥を救った炭鉱マンの話から始まる「荒尾干潟物語」(干潟の向こうに夢みたもの)と合わせて3冊がある▼荒尾干潟は4年前、ラムサール条約に登録、国際的に重要な湿地として認められたが、その最初の一歩が鳥の「命」に情熱を懸けた1人の炭鉱マンだった。そんな地元の歴史や魅力などがよく分かる三つの物語だ▼「街はどんどん変わっていきました。でもね、家族みたいだった社宅のみんなとは今も心でつながっている。そしていつまでも、炭鉱で暮らした思い出は忘れないよ」。プー助は「宝物」を胸に四山神社から郷土を見守っているとか。


平成28(2016)年 7月 5日 火曜日


  1. 有明海沿岸道路 難関工事区間に着手 徳益―柳川西IC間 29年度開通へ 西鉄線路またぐ高架設置 大牟田労基署が現場巡視
     有明海沿岸道路の柳川市内、徳益IC(インターチェンジ)―柳川西IC区間約4.5キロでは、平成29年度開通を目指して順調に工事が進んでいる。この区間で最大の難関工事とされる、西鉄大牟田線をまたぐ工事に着手した。4日は、大牟田労働基準監督署などが安全パトロールを実施。見て回った屋敷英臣署長は「よくやられている。災害対策も十分行われている」と評価した。

  2. リオ五輪出場 日本女子バレー代表 長岡選手 応援PV みやま 市制10周年で記念式典
     みやま市定例記者会見が4日、同市役所で開かれた。リオデジャネイロオリンピックバレーボール女子日本代表に同市出身の長岡望悠選手が選ばれたことを受け、試合のパブリックビューイング(応援PV)を計画していることや来年1月の市制施行10周年に向け、記念式典などイベントを行うことを発表した。

  3. 本番前に意気込み新た 自転車大会出場者を激励 長洲小
     第50回交通安全子供自転車熊本県大会に出場する玉名郡長洲町長洲小学校の児童たちを、中逸博光町長らが激励。児童たちは練習時間が残りわずかとなった大会本番へ向け、意気込みを新たにした。

  4. 正しい運転を学ぶ 緑ケ丘小4年の自転車講習 荒尾自動車学校
     荒尾市緑ケ丘小学校の4年生を対象とした自転車安全運転講習が3日、同市川登の荒尾自動車学校であった。児童58人が教習コース上での実践を通して正しい運転方法を学んだ。

  5. 商店街活性化に期待 街なかストリートデザイン 1号店がオープン 次の新規事業者を募集 大牟田
     大牟田市の中心市街地に空き地・空き店舗を持つ人と、新規出店者をマッチングする「街なかストリートデザイン」の第1号事業として開業準備が進められていたイタリアンレストラン「トラットリア・ニド」が1日夜、同市本町の辰巳屋ビル1階にオープンした。同日から新規出店者の募集も始まり、商店街のさらなる活性化に向けて期待が高まっている。


     みやま市の水上小学校で地域の住民を講師に招く授業が行われた。身近な歴史に興味を持ち、自分たちが住む地域に愛着を持とうと続けられている▼講師を務めたのは、延命地蔵世話人会メンバーである2人。世話人会は、江戸時代に矢部川の氾濫を抑えるために作られた「唐尾刎」と、その完成を願って人柱となった少女をまつる地蔵を後世に残そうと活動している▼矢部川は、江戸時代まで境目川と呼ばれていた。柳川藩と久留米藩を分ける境界だったから。今でこそ柳川の町は掘割が網の目のように巡り、水は潤沢にあるように見られているが、その実は決してそうではない。関ヶ原の戦い以後に柳川藩主となった田中吉政は、掘割を整備し稲作に必要な環境を構築した。だが水路は造られたものの、大本となる矢部川の水が欠かせぬ事情は変わらない▼かんがい用水を矢部川に求めた関係で、両藩は競い合うようにして堰を設け、わが領地へと水を取り込んだ。水流の激しいところでは、洪水の危機を避ける意味も含めながら、「羽根(刎)」を築いて対岸に流れが強く当たるようにと攻撃的な施設も設けた。いわゆる両藩の間で連綿と繰り返されてきた「水争い」だ▼その一つが唐尾刎。相次ぐ大雨で工事が難航したため、若い娘の命を水神にささげた。村人たちは、娘の供養をするため地蔵を刎のそばに建立。それが南筑橋のたもとに立つ延命地蔵の由来となっている▼多くの歴史が刻まれ、今へと続いている。歴史を一つ一つ紡ぎながら、住む町への愛着を深めていってほしい。


平成28(2016)年 7月 6日 水曜日


  1. 環境保全の大切さ学ぶ 「メダカの学校」に40人 飼育法など初級試験も 荒尾・二小元気会
     荒尾市万田地区の元気づくり組織、二小元気会(一二三宏会長)は3日、同市メディア交流館で環境講座「メダカの学校」を開いた。子どもからお年寄りまで約40人が参加し、メダカの生態の学習を通して環境保全の大切さに理解を深めた。

  2. 暑い夏控え網戸修繕 会員が熱く奮闘 高田町ボランティアの会 みやま
     みやま市の高田町修繕ボランティアの会(下瀬俊勝会長)は、自分たちで網戸や障子の修繕ができない世帯の貼り替えなどを手伝っている。夏の本格的な暑さ到来を間近に控え、少しでも涼しく過ごしてもらおうと、作業に追われている。

  3. 今年最高34.1度 厳しい暑さに注意を 大牟田
     九州北部地方は5日、高気圧に覆われて好天に恵まれ、厳しい暑さとなった。気象庁によると、大牟田市では同日の最高気温が最も暑い時季を上回る34.1度まで上がり、今年最高の数値。


     世界が固唾をのんで見守ったイギリスの国民投票。EU離脱派が僅差の勝利を収めてから2週間すぎた が、国内では混乱が続きそうな雲行き▼離脱に向けたEUとの交渉はもちろんだが、多数だったはずの離脱派が穏やかではないらしい。自分の一票でそんな結果になるはずがないと思い、本音は残留でも半ば面白半分で離脱に投票した有権者もいると聞く。そんな人たちが「こんなはずじゃなかったのに」と後悔しているのは想像に難しくない▼国民投票を決めた首相も間違いなく残留という結果になると踏み、離脱を望む国民を黙らせようと実施を決断したと聞く。こちらも驚きと「やらなければよかった」という悔恨でいっぱいになっているはず▼離脱派のリーダーは与党で首相の対抗馬だった。本音は残留だったが、対抗軸をつくろうという思惑で動いたとの話も伝わっているようだ。日本では国論を二分するような国民投票はまだされていない。憲法改正が発議されれば、その時が初めてということになるのだろうか▼こんな場面まで行かなくても、投票での意思表示は熟考の上、思ったとおりにせねばならない。当然のことを再度実感させられた。そうしたくても、できない国もあるのだから、まずそのありがたさをかみしめよう▼投開票が迫った参院選。老婆心ながら、新しく選挙権を得た若い人にも伝えたい。初めての選挙から「後悔先に立たず」とならぬため、国の進路に対する考えを行動で示せる権利を放棄せず、自分の意思で票を投じるよう願ってやまない。


平成28(2016)年 7月 7日 木曜日


  1. 差別のない社会へ 同和問題 街頭啓発や講演会 大川・大木
     福岡県の同和問題啓発強調月間(7月)に合わせ、大川市や三潴郡大木町で啓発活動があった。人権の大切さや差別のない心豊かな社会づくりなどを訴え、それぞれ街頭啓発や講演会に取り組んだ。

  2. 掘割に興味深める 柳川・矢留小 ドンコ舟で川上り体験 文化や仕組み、人の暮らし・・・
     柳川市矢留小学校(橋本真理子校長)の4年生児童が5日、郷土について学ぶ「柳川の掘割学習」に参加した。沖端町の船着き場を起点に、ドンコ舟に乗って川上りを体験。地域の人たちとふれあいながら、掘割や水資源環境への興味を深めた。

  3. 犬や猫の殺処分ゼロ 4−6月で 開設以来初めて 動物愛護団体と連携 飼い主探し幸せ願う 大牟田市動物管理センター
     大牟田市動物管理センターでは4月から6月までに殺処分された犬、猫がいなかった。昭和53年3月の開設以来初めて。生まれる子猫の多いこの期間がゼロだったことで、同センターは動物愛護団体とも連携して市民の啓発などに努め、平成28年度中の殺処分ゼロを目指している。


     柳川市の金子健次市長は、佐賀空港に全地球測位システム(GPS)を利用して飛行ルートを設定する「RNAV(アールナブ)広域航法」を導入するように佐賀県へ要請。県も「要請をしっかりと受け止め、引き続き国に対して働き掛けを行う」と応じた▼近ごろ、ようやくGPSという言葉が一般的に認識されるようになったと思っていたら、またも耳慣れぬ「RNAV」とやらが紙面へ進出してきた。取りあえず調べてみることにした▼RNAVとは、英語のエリア・ナビゲーションを略したもの。航空機の航法の一つ。従来からの航法は、地上の無線施設から発する電波を基に飛行。だから点在する無線施設に沿って蛇行するように飛び、遠回りのルートになるため、時間や燃料消費の面で無駄が生じる。RNAVは、GPSや無線施設の情報を基に、それを補正しながら航行。最短経路で飛行できる▼飛行ルート設定時の自由度が高まるため、避けたい場所の上空をよけて飛行することも可能だ。実際上は、極端な迂回は難しいだろうし、気象上の問題なども重なり、理想どおりにはいかないことも多いだろう▼柳川市は空港から近く、低空航路下にある。離着陸機の8割ほどが上空を通過。騒音や夜間照明が市民生活にも影響しているという▼RNAVを導入している空港は、全国に54カ所。国は5、6月に空港上空で、GPSを使った飛行検査を実施している。県と市が足並みをそろえて国へ強力に働き掛けてもらいたい。そして、さらに使い勝手のよい佐賀空港を目指してほしいものだ。


平成28(2016)年 7月 8日 金曜日


  1. ゼロにならぬ待機児童 新制度で定数拡大するが・・・ 荒尾市 入所希望 増え続ける
     荒尾市では共働き世帯、ひとり親世帯の増加などで保育所入所希望者が増加する一方。保育所定員が1120人だった平成25年度当初に11人いた待機児童は、新制度の認定こども園の保育所部分を含め定員が1640人になった28年度の現在でも待機児童はゼロになっていない。同市は今後も定員増を図っていき、待機児童ゼロを目指す。

  2. 筑後南部地盤沈下 変動が沈静化 最大は大牟田4.7ミリ 農林事務所 柳川2カ所を注視(有明筑後版)
     福岡県筑後平野南部地域地盤沈下対策協議会と有明海東部地区農地海岸事業推進協議会(両協議会とも会長は金子健次柳川市長)の総会が7日、柳川市のランヴィエール勝島で開かれ、提案された議案を全て拍手で承認。福岡県筑後農林事務所発表の地盤変動量調査(平成28年1月〜3月実施)によると、最大沈下量は大牟田市のマイナス4.7ミリ、最大隆起量は旧柳川市のプラス8.1ミリ。最近5年間では全体的に変動量は極めて小さいという。

  3. 「働く大人」育てるには 荒尾支援学校 ハートフルシンポジウム 卒業後の就労考える
     荒尾市増永の荒尾支援学校(宮田寿光校長)の「オープンスクール・ハートフルシンポジウム」が、同校であった。シンポジウムでは生徒たちが実習体験を発表したほか、「はたらく大人に育てるために」をテーマに対談があり、生徒の卒業後の就労について考えた。


     柳川市の小学3年生の女子児童が環境省(前環境庁)の「日本の絶滅のおそれのある野生生物―レッドデータブック―」で近い将来における絶滅の危険性が高い絶滅危惧種にランクアップされた希少淡水魚「ヤマノカミ」をつかまえた▼環境学習の時間に学校近くの水路で小さい網ですくったという。初めての魚とりで、偶然に網の中に入っていたというから、ビギナーズラック。学校では驚き、指導していた専門家も「初めての採取で、こんな珍しい魚を捕獲するとは」とびっくり▼この魚は有明海で産卵。稚魚はつながる河川を上って来て、河川で10センチから20センチ前後まで成長し、翌年の1月ごろに海域の繁殖場に戻る。1年しか生きていないことから、なかなか見ることがないとされる▼有明海周辺と、それにつながる河川にしか生息していない。海と河川環境の悪化もあり、その数は激減し、絶滅危惧種になっている。柳川市の児童が見つけたのは二ツ川と田んぼをつなぐ水路。二ツ川が淡水魚がすめるほどきれいだということ▼このきれいな川では、ウオッチングの環境学習も行われている。子どもたちが郷土の河川に関心を深め、環境を守るようにするためだ。有明海やその周辺の河川にしかいないヤマノカミが、久しぶりに見つかったというのは明るい話題▼環境学習は25年ほどの歴史があるが、ヤマノカミの捕獲は初めて。住民の意識も高まり、河川の環境は改善傾向にあるとされるが、かつていた多くの水生生物がいるような環境に早く戻ってほしい。


平成28(2016)年 7月 9日 土曜日


  1. 県外にも魅力発信 ”日本一の子育て支援のまち” 南関町 住んでよかったプロジェクト
     さまざまな定住促進策などを盛り込んだ「住んでよかったプロジェクト推進事業」を展開している玉名郡南関町は平成28年度、新たに手厚い子育て支援事業を追加した。新事業を紹介したパンフレットも完成し、担当する同町まちづくり課は「日本一の子育て支援と自負しています。多くの人に知ってほしい」と自信を持ってPRしている。

  2. 喜ばれる仕事しよう 荒尾市府本小 起業体験推進へ講演会
     荒尾市府本小学校(栗原豊子校長)は7日、平成28年度小中学校における起業体験推進事業の一環として講演会を実施。全校児童が茶に関する仕事の話や「喜ばれる仕事をしてほしい」という講師の思いを聞いた。

  3. 大牟田を盛り上げたい 世界文化遺産登録 児童生徒が1周年祝う
     大牟田市内の多くの小中学校は8日、三池炭鉱関連施設の世界文化遺産登録1周年記念行事を実施。児童が遺産の素晴らしさを伝え、大牟田を盛り上げようと思いを新たにした。


     三池炭鉱関連施設を含む「明治日本の産業革命遺産」が、世界文化遺産に登録されて1年を迎えた。何年も前から待ちわびて、かなえられた夢。だが夢から覚めてみて、何が変わったのか、変わろうとしているのか▼大牟田市にある宮原坑や専用鉄道敷跡、三池港、荒尾市の万田坑などの構成資産、それに説明施設の石炭産業科学館など、登録前に比べると来訪者数は何倍にも膨れ上がった。ただ、それは点と点を結ぶ動きのカウントでしかなく、経済的効果や観光振興にはつながっていない▼市民の心の動きはどうか―。学校では、子どもたちが「まちの宝が、世界の宝になった」と郷土の歴史や施設を学び、住むまちへの誇りを身に付け始めた。大人たちも、施設周辺に花を植えたり、清掃活動に取り組んだり、ガイド役を担うなど、おもてなしの気持ちを芽生えさせている▼来訪者たちが受けたイメージはどうだったろうか。この地が、日本の近代化を下支えした事実を学ぶことはできただろう。だが旅を楽しんだという満足感を得ることができただろうか▼各施設の周辺整備はできていない。修復を含めた活用計画などは来年度になってから作成される。なぜ、今ではないのか。今後、注目を集めるであろう三川坑跡の整備も、これから何年もかけて行うというスローペース。誰も見向きもしなくなってからでは、遅きに失するというもの▼「人」がみる「夢」を漢字一字にすると「儚い」になる。かなえられた夢が、はかなく終わっていいはずはない。宝は生かしてこそ、宝だ。


平成28(2016)年 7月 11日 月曜日


  1. 大牟田・宮原坑 世界遺産登録1周年祝う 2200人が食やステージ満喫
     「世界遺産登録1周年記念in宮原坑」が9日、大牟田市の同坑で開催され、家族連れなど約2200人が訪れて、にぎわいを見せた。ステージイベントで盛り上げ、食のブースでは郷土の味を堪能。来場者たちは世界文化遺産に登録された宮原坑に見守られ、1周年を祝ってた〜んと♀yしい一日を過ごした。

  2. 夢の球場で入場行進 筑後市長旗少年野球大会 元気にタマスタ開会式
     第25回筑後市長旗争奪少年野球大会(筑後市少年野球育成会主催)の開会式が10日、HAWKSベースボールパーク筑後のメインスタジアム、タマホームスタジアム筑後で行われた。大会には近隣市町などから56チームが出場。選手たちは人工芝を踏みしめながら、元気に入場行進した。

  3. 長友さんが生特番 「FMたんと」開局
     大牟田、みやま、荒尾の3市が主なエリアのコミュニティー放送「FMたんと」が9日に開局した。開局特別生番組2日目の10日には大牟田市出身のミュージシャン、長友仍世さん(ロックバンド「インフィクス」ボーカル)が「ぎゃんよか!FMたんと」と題して地元情報盛りだくさんで大牟田弁丸出しの「マシンガントーク」を5時間ぶっ通しで披露した。


     「華やかな観光地があるわけでも、唯一無二の絶景が広がっているのでもなく、ここにあるのは、普通の人々の普通の暮らし。何世代にも渡って続けられてきた生業に向き合い、喜びも哀しみも織り交ぜながら、ひたむきに日々を紡いでいます」▼大牟田、荒尾、みやま、柳川の4市と玉名郡南関、長洲の2町は「有明圏域定住自立圏」を形成している。その中でも柳川市は観光都市といえようが、それ以外の市町はどうか。連動していないのが現実だ▼荒尾市にはグリーンランドがあり、たくさんのレジャー客が訪れているものの、来園者には荒尾市に来ている意識が乏しく、「荒尾に行って楽しかった」とあまり実感していないもよう▼そこで作成されたのが広域観光パンフレット「生業のある風景」。地元の人たちには昔から慣れ親しんだ当たり前の光景でも従事者の高齢化や後継者不足という問題や課題を抱えており、これからもずっと見られる景色ではないのかも▼そんな風景の素晴らしさ、いとおしさを地元の人たちも再発見することができる広域観光パンフレット。「地元意識」の範囲を居住・出身市町の中だけでなく、近隣市町にしっかりと広げ、その知識もきちんと得ることが「戦略的な広域観光の振興」につながっていくはず▼そのための「バイブル」となるのが今回完成したパンフレット。地元の人でもあまり知らない情報も掲載されており、大人の含めた郷土愛醸成のための副読本といえそうだ。表紙と裏表紙は一体化された河口の漁港の風景。望郷の念も呼び起こしてくれる。


平成28(2016)年 7月 12日 火曜日


  1. 衆院福岡6区補選 鳩山市長「時間かけ考える」 邦夫後援会は推す方針 あす 党県連選考委員会
     自民党衆議院議員の鳩山邦夫氏の死去に伴って10月に実施される福岡6区の補欠選挙をめぐり、二男で大川市長の鳩山二郎氏(37)が11日、現在の心境を明かした。記者団に対し「市長を続けたい気持ちの一方で国政に打って出たい気持ちもある」と答えた。

  2. 親子で七夕を満喫 図書館、御茶屋跡にぎわう 南関
     五節句の「七夕」にちなんで10日、玉名郡南関町立図書館で七夕おはなし会、同町関町の南関御茶屋跡で七夕まつりがそれぞれ開かれた。訪れた子どもたちは保護者らと一緒に、絵本の読み聞かせや昔遊びなどを楽しみ、季節のイベントを満喫していた。

  3. 次世代へ息吹つなぐ 大牟田文化会館 30周年祝い文化祭
     大牟田文化会館の開館30周年記念事業が9、10の2日間、同館大ホールやホワイエで開かれた。各団体が芸能や展示を披露。節目の年を祝い、次世代に文化の息吹をつなごうと思いを新たにした。大牟田文化振興財団主催、大牟田文化連合会と大牟田市共催。


     毎月12日は「わんにゃんの日」。犬と猫の鳴き声からきている。動物愛護の精神を広めて、人と動物とが住みよい社会づくりを目指すのが狙い▼犬猫のペットに関するニュースが話題を呼んだ。猫の飼育数が、犬を上回ったという。人にとって、犬は最も忠誠心にたけた動物であり、家族としての位置付けも強い。マイペースな猫はその点で犬の次にあった▼しかし高齢化で、散歩の必要性や飼育費などの問題もあり、敬遠気味になっている。その点、猫はそれほど大きくならず、散歩の心配もいらないので、飼い主の負担感が少ない。また人とつかず離れずの関係がほどよく、「ふてニャン」などが人気を集めているように、テレビCMなどの露出度も高くなっている▼もう一つの統計は、全国で飼育されている犬猫の数が1979万頭(平成27年ペットフード協会)で、15歳未満の子どもの数1605万人(28年総務省)を上回った。ペットの犬猫が子どもの1.2倍以上になった。空前のペットブームであり、ベビーブームは今は昔ということか▼大牟田市動物管理センターでは、4月から6月までに殺処分された犬猫がいなかった。昭和53年3月に開設されて以来、初めてのこと。生まれる子猫が多いこの時期にゼロだったことから、同センターでは平成28年度中の殺処分ゼロを目指す▼この快挙は、動物愛護団体と連携して新たな飼い主を探したり、市民の啓発に努めたことから達成した。ペットを飼うならば、家族として愛し、最後まで責任を持って面倒を見る覚悟が必要だ。


平成28(2016)年 7月 13日 水曜日


  1. 人を裁く重さ知る 南関高校 授業で模擬裁判 3年生が弁護人、検事、裁判官に
     裁判制度への理解を深めてもらうことなどを目的に、玉名郡南関町の南関高校(重岡忠希校長)は8日、熊本地方検察庁職員を招き、模擬裁判の授業を行った。3年生、15人は弁護人や検事、裁判官などの役に分かれ、刑事裁判の流れを体験した。

  2. 地域へ感謝表そう 大牟田北高 ごみ拾いに汗流す
     大牟田市吉野の大牟田北高校(田中茂校長)は、同校周辺の通学路や駅で美化活動を実施。地域に感謝しようと生徒たちがごみ拾いなどに汗を流した。

  3. 「悩みは相談を」と助言 蒲池中 全生徒へ進路講話 柳川
     柳川市蒲池中学校(本園清高校長)は11日、同校体育館で進路講話を開いた。全生徒189人が、昭和54年3月に同校を卒業している先輩で佐賀大学教授、池上康之さんの「蒲池から新しいエネルギーへの挑戦〜海洋温度差発電に学ぶ〜」と題した講演を聞いた。


     おおかわセールス隊員の辞令交付式が行われた。同隊は大川市職員有志によるチーム。シティセールスの担当課をはじめ関係する課の職員が、各課の業務などを生かしてPRに努める。今回は新規採用の6人が辞令を受けている。若い力への期待も大きいだろう▼同市のゆるキャラ「モッカくん」はイベント出演中のアクシデントで着ぐるみの頭が外れ、他のキャラたちが周囲に殺到。その光景がテレビに映り動画投稿サイトにもアップされた。市職員が選んだ年間の10大ニュースで堂々の2位になっている▼それがきっかけでモッカくんの知名度が飛躍的に上がったかといえば、現状ではそこまでいっていない。市内のイベントで「くまモン」とコラボした時はいつの間にかすごい人だかりができ、どこにこれだけの人がいたのかと思ったくらいだった▼セールス活動は、このように一朝一夕で成果が上がるものではない。地道な取り組みである。PR用のかぶり物を着けて勇姿(?)を見せた職員にぜひ頑張ってほしい。もちろん市を挙げたバックアップも不可欠▼地方創生が叫ばれるようになり、セールス活動に力が入っているのはどの自治体も同じ。大きなインパクトを与えられるやり方も当然模索されていようが、簡単には見つからない▼小規模な自治体はマンパワーや予算の面でも苦しい。だがそうとばかり言ってはおれない。市民や町民への意識づけも大切ではなかろうか。口コミの力は大きい。まず遠方に住む知人らに、わがまちの宣伝をしてみてはどうだろう。


平成28(2016)年 7月 14日 木曜日


  1. 「鳩山市長を国政へ」 後援会が出馬後押し 大川
     自民党衆議院議員の鳩山邦夫氏の死去に伴う福岡6区の補欠選挙(10月23日実施予定)について、二男で大川市長の鳩山二郎氏(37)の地元後援会(園田雄司会長)は、出馬を後押しする方針を固めた。園田会長は「後援会として(出馬を)決断しやすいフォロー体制を整える」と話した。このことで二郎氏の補選に向けた準備が進むとみられ、同市では次の市長選にも関心が高まりそうだ。

  2. 夏を豪華、勇壮に さのよい踊りも 1万発の大花火大会 17日 グリーンランドで
     「さのよいファイヤーカーニバル2016〜がんばろう熊本〜」が17日、荒尾市のグリーンランドなどで開催される。連続1万発の打ち上げ花火に加え、九州各地や山口県から80チーム以上が集うさのよい踊りコンテストも実施。夏を豪華に、勇壮に彩る。

  3. 戦前のフィルム発見 軍事教練や坑内実習も 三井工業学校 同窓会が保管 「広く紹介を」18日に上映会
     大牟田市上官町の三池工業高校の前身、三井工業学校で行われた軍事教練、実習の様子などを収めた戦前の16ミリフィルムが残されていたことが分かった。三井工業学校・三池工業高校同窓会「同帰会」に保管されていた。デジタル化で復元され、同帰会は大牟田市史編さん事業のため同市へ提供。同市の戦前の動画はほとんど残っていないことから、関係者は「非常に貴重な資料。広く紹介していきたい」と考えている。


     梅雨も終盤を迎えている。明け間近になると大雨の降ることが多い。ここ数日も猛烈な雨が降り続いている。災害などにつながらなければよいがと、祈るばかり▼この時季、よく見掛けるのがアメンボ。雨上がりの小さな水たまりに、その姿を見つけると、「えっ、何でこんな所に」と驚いてしまう。考えてみると、何のことはない。アメンボは空を飛ぶことができる。あちこちにできた水たまりを、ジャンプして移動してきたわけではない▼アメンボは、水面をスイスイと滑るように動き回る姿が特徴的。6本の足を水面につけて浮いている。足先には短い毛が密生していて水をはじき、その表面張力で体を浮かせている。水深の浅いところでは、足先の水面のへこみがレンズ越しの光の輪のように見えてきれいだ▼縦横無尽に動き回っているのは、水面に落ちてくる虫などの餌を求めているため。獲物を見つけるやいなや、目にも止まらぬ速さで襲いかかる。針のようにとがった口を突き刺して、その体液を吸う。タガメのようである▼アメンボの名前の由来は「飴棒」から。捕まえてみると、飴のような甘いにおいがする。そして体が細い見掛けからである▼柳川市出身の詩聖・北原白秋の作品に「五十音」がある。出だしは「水馬赤いな。アイウエオ。浮藻に小蝦もおよいでる」。アナウンサーなどの発声練習で使われている。「4・4・5型」の決まった音律で構成されていてリズミカルだ。白秋は、水面を軽快に動き回るアメンボを見て、この詩を作ったのだろうか。そんな気がする。


平成28(2016)年 7月 15日 金曜日


  1. 17日 祇園六山みこし祭り 三池藩 初代の逸品¥oす 大牟田
     おおむた「大蛇山」まつりの一環として、祇園六山みこし祭りが17日午後5時半から同9時まで、大牟田市三池地区公民館付近で開かれる。第15回の今年は節目を記念し、三池藩大蛇山三池新町弥剣神社が初代の本みこしを出場させる。

  2. 半世紀続く供養祭 観光柳川 うなぎに感謝
     柳川うなぎ料理組合(川口治彦組合長)は14日、柳川市坂本町の日吉神社近くにあるうなぎ供養碑前で供養祭を実施。神事の後、感謝を込め神社前の掘割にうなぎ200匹を放流した。うなぎ料理は川下りとともに柳川市を代表する観光資源で、年間消費量は約300トン、120万匹。うなぎの供養は今年で50回目。

  3. 筑恋邸 「まちづくり皆恋板」披露 筑後市 定住促進に活用
     筑後市常用のちくご暮らし体験施設「筑恋邸」の敷地内に掲示板が設置され、14日に除幕式が行われた。地域住民など関係者が除幕を行い、「まちづくり皆恋板」を披露。運用などについて話し合うワークショップもあり、掲示板を生かしたまちおこしの意見などを出し合った。


     「花を好む人が多く観光面でも集客力があり、効果がある」と柳川市役所観光担当職員。柳川市には50万本の大輪の花が咲く、ひまわり園がある。柳川観光PRリーフレットには中山大藤まつりと市の花であるハナショウブに加え、ひまわり園も大きく取り扱われている▼ひまわり園は今年で18回目の開 園。有明海の堤防沿いの干拓地を整備し、ヒマワリの種を植えた。ここは市有地で平成26年は3.5ヘクタールに35万本、27年は4ヘクタールに40万本、今年は5ヘクタールに50万本と年々、スケールアップしている▼柳川は立花宗茂が藩祖の柳川藩の城下町で、詩聖北原白秋など多くの文化人を輩出したところ。掘割をドンコ舟で巡る川下りで知られる。特に夜間に多くの人たちが川下りをする白秋祭は、盛大で印象深い。それにウナギめしは好まれる▼春の雛祭り・さげもんめぐりは柳川を代表する行事に成長。多くの人がさげもんが飾られたところを巡っている。観光客はきれいで、華やかなところを好む。柳川はさげもんでいっぱいになり、活気が出るのがいい▼ひまわり園は、地元住民や各種団体などで構成する柳川むつごろう会が主催。市有地ということで、行政がバックアップするが、多くの市民が加わることで盛大になるというもの▼広大な敷地で種まきや草取り、水やりなどの作業は大変。それに訪れた人たちを気持ち良く迎える「おもてなし」イベントも。何より、柳川駅から現地を往復するシャトルバスが走るのがうれしい。今年は長雨だが、ヒマワリを見て気分爽快になってほしい。


平成28(2016)年 7月 16日 土曜日


  1. 五輪競泳200メートルバタフライ 坂井選手 頑張れ!! 柳川で応援機運高まる 市はPV 出身校に横断幕
     柳川市出身の坂井聖人選手(21)=早稲田大学3年=がリオデジャネイロ五輪競泳男子200メートルバタフライに出場することで、ふるさとの同市では応援の機運が高まっている。市は、庁舎など3カ所に激励の懸垂幕を掲げた。レースが行われる準決勝と決勝は、柳川総合保健福祉センター「水の郷」でパブリックビューイング(PV)を予定。「皆さんの熱い声援を」と多くの来場を呼び掛けている。

  2. 演芸などにぎやかに 勝立大蛇山まつり 17日
     勝立大蛇山まつり(実行委員会主催)が17日午後5時から大牟田市馬渡町のミスターマックス東側駐車場で行われる。舞台演芸などで天の原、玉川の2小学校区が連帯を深め、地域を元気にしようと毎年開催。舞台演芸などがにぎやかに繰り広げられる。

  3. おおむた「大蛇山」まつり 本番へ準備大詰め 熱心に総踊り練習
     第55回おおむた「大蛇山」まつりのメイン行事の一つ「一万人の総踊り」を間近に控えた14日、大牟田商工会議所で合同練習会が開かれた。同日には、まつり前の最後の実行委員会もあり、各部会が最終報告。本番に向けての準備がいよいよ大詰めを迎えている。


     毎月17日は語呂合わせから「いなりの日」。日本人に親しまれているいなりずしを普及させるために制定された。いなりずしと言えば、巻きずしが付き物。セットにしたものを「助六」という▼助六は、歌舞伎の演目の通称からきている。正式には「助六所縁江戸桜」。江戸時代に市川団十郎のお家芸として大流行。主人公・助六の愛人が吉原の花魁で「揚巻」▼当時、江戸ではぜいたくを禁止する倹約令が出され、魚を使ったにぎりずしに代わって、いなりと巻きずしが庶民に親しまれていた。これを詰め合わせたすし折りが、歌舞伎の演目の合間に出されていて人気だった。セットの呼び名を「揚巻」とせずに「助六」としたのは、江戸っ子のしゃれっ気から▼江戸時代の助六の巻きずしは細巻きだったといわれている。現代は太巻きも細巻きも決まりなく取り入れられている。太巻きの具は地方や家庭でさまざま。卵焼きやかんぴょう、シイタケ、キュウリなどいろいろで楽しい▼いなりずしの由来は、稲荷信仰に関わりが深くキツネの好物が油揚げであることからきている。形は関東から東が四角で、西は三角が主流らしい。具は、かんぴょうやニンジン、シイタケなどをみじん切りにして酢飯に混ぜたものなどさまざま。揚げは、味が薄くパサついたものもあるが、甘辛のだしをしっかりと含んだものがうまい▼揚げといえば、やはり地元の南関揚げだろう。パリッと割ってみそ汁などに入れれば最高。ただ南関揚げで巻いた巻きずしといなりの組み合わせもあるが、これも助六?


平成28(2016)年 7月 18日 月曜日


  1. 三池港から元気発信!! おおむた港まつり 総踊り、ランタンで盛り上がる
     第55回おおむた港まつりが16、17日、有明海沿岸道路三池港インター近くの会場で催された。総踊りやランタンフェスタ、ステージイベント、「うまいもの市」などに多くの人が来場。三池港からにぎわいを発信し、おおむた「大蛇山」まつりのスタートを飾った。18日は三池島クルーズが行われる。

  2. 開園50周年を盛大に グリーンランド夏催事開幕 さのよい踊りも会場沸かす
     荒尾市のグリーンランドの夏催事が16日、開幕した。初日は開園50周年セレモニーも行われ、1歳から50歳までの50人による豪華なテープカットで、節目の年を盛大に祝福。今催事の目玉イベント、「出現!妖怪ウォッチランド〜キミも妖怪と友だちになろう!〜」もスタートし、子ども連れらでにぎわった。また17日には「さのよいファイヤーカーニバル2016」も開催され、勇壮な踊りで会場を沸かせた。

  3. ひまわり園オープン 50万本の黄色い大輪 壮観に咲き始める 遠方から家族連れも来場 柳川
     柳川市橋本町にある柳川ひまわり園がオープン。16日の開園式ではテープカットで祝い、翌17日の日曜日は好天気に恵まれ、家族連れでにぎわった。長雨の影響で開園の16日はやっと咲き始めの状態だったが、17日は二分咲き。広大な敷地に約50万本が咲き始め、訪れた人たちはヒマワリの前で写真撮影するなどして楽しんでいた。同園は31日まで。


     「もうすこうしでちつこうのさきにはいるお日さん がたにひかつて まばゆい まばゆい」。天才少女詩人の海達公子が大正末期、荒尾北尋常小学校(現万田小学校)2年生の時に書いた詩「夕日」である▼「ちつこう」とは築港のこと。石炭産業都市としての息吹が感じられる施設を背景にした沿岸の夕暮れの光景を子どもらしい感動で描いた。公子の代表作の一つだ。この詩が掲載された児童文芸誌「赤い鳥」で自由詩の選者をしていた北原白秋の評は特筆すべきものだった▼「海達君はもう三度続いて推奨になりましたが、直覚的で簡潔で珍しい詩才の持ち主です。その『夕日』の鋭さを御覧なさい。築港の突堤の先に入る夕日と全面の潟の反射。これはまるで後期印象派の絵画のようではありませんか」と▼評はさらに続く。「潟のこうした眺めは筑紫潟をいつも見て育った私には、いかにも懐かしく思われます」とも。柳川出身の詩聖、白秋が実際に生まれたのは荒尾市の隣の玉名郡南関町▼公子の詩は同郷人≠フ白秋、さらにはみやま市瀬高町出身の與田凖一らの心を捉えた。その絶賛、称賛により公子は世間から脚光、注目を浴びるようになった。このこともまさに運命的な出会いだといえようが、16年余りの生涯はあまりにも短かった▼荒尾総合文化センター開館30周年記念の自主事業の創作ステージとして「もうすこうしでちつこうの…海達公子〜ふるさとの少女詩人に思いを馳せる〜」が10月16日に上演される。有明地域全体の魅力を再認識できる舞台になるはずだ。


平成28(2016)年 7月 20日 水曜日


  1. いよいよ梅雨明け 荒尾消防署 水難防ごうと講習
     福岡県、熊本県など九州北部地方が18日に梅雨明けし本格的な夏、水のシーズンに入った。有明広域行政事務組合消防本部荒尾消防署は19日に荒尾市有明小学校(浦部真校長)で水難防止講習会を開き、着衣のままでの泳ぎ方、ペットボトルを投げて助ける方法、水上での浮き方などを指導した。

  2. 夜空埋め尽くす1万発 3連休でにぎわう 新アトラクションも列 グリーンランド
     荒尾市のグリーンランドなどで17日、さのよいファイヤーカーニバルが開催された。九州内外からダンスチームが訪れ、夏の熱気を吹き飛ばす勇壮な踊りを披露。夜には連続1万発の花火大会も開催され、大輪の花が鮮やかに夏の夜空を彩った。また同日は3連休の中日ということもあり、多くの人でにぎわい、新アトラクション「ドキドキおばけ屋敷 どろろん病院」には長蛇の列ができていた。

  3. 大蛇山をリニューアル 勝立まつり 住民が交流深める 大牟田
     勝立大蛇山まつりが17 日、大牟田市馬渡町のミスターマックス東側駐車場であり、舞台演芸やバザーなどがにぎやかに繰り広げられた。同まつりは地域住民の交流、青少年健全育成を目的に実行委員会が毎年行っている。16回目となった今年は大小二つの大蛇山のうち、大の方は顔が作り直されて登場した。


     各地で観光ボランティアガイドが活躍している。観光を主要な産業である自治体はもちろん、縁遠そうだったところでもガイドの会があり、新しい仲間を増やすための研修など行われている▼観光は、まちの個性をアピールする重要なアイテム。地方創生が叫ばれたことから、今後ますます地域おこしに占める比重が大きくなるだろう。まして観光の主流は今や大人数でお決まりの場所を物見遊山するのでなく、その場所ならではのストーリーを知ることに変わったといわれている▼食やもてなしなども重視されるようになった。そこでガイドの力が試されるが、それだけに頼ってもいけない。住民こぞって来訪者を迎え、歓待するのも大切なことだ▼大牟田市では世界文化遺産に登録された宮原坑で児童がボランティアガイドをしている。原則として日曜日を利用し、月に1回という。先日は福岡県南筑後教育事務所管内の8市町から視察に訪れた教育長、教育委員を案内していた▼自分たちで作ったパネルなどを持ち、はきはきと話す姿が見られた。学校側からは郷土の伝統を児童に受け継がせたいとのコメントが聞かれ、進学や就職で大牟田を離れてもふるさとを忘れずにいてくれるのではないかと期待が膨らんだ▼わがまちの魅力を多くの人に伝えることで、郷土への愛や誇りも生まれよう。そんな思いを持つ住民を増やすことが観光振興にもつながる。児童によるガイドが長く続き、大牟田の知名度も高くなるように教育委員会や関係機関もバックアップしてもらいたい。


平成28(2016)年 7月 21日 木曜日


  1. 市民の善意1千万円超 昭代公民館5万円届ける 柳川
     柳川市昭代公民館(太田種生館長)は19日、熊本地震被災地への義援金5万円を市に届けた。太田会長ら同公民館役員5人が市役所を訪れ、金子健次市長に手渡した。これで市に市民や各団体から届けられた義援金は1千万円を超えた。

  2. 青少年健全育成へ 関係者が気持ち新たに 大川
     第66回社会を明るくする運動の大川市推進大会および平成28年度の市青少年育成市民大会が、同市文化センターであった。市内中高生の弁論、青少年健全育成をテーマにした講演を通じ、保護司、教育や青少年育成に関わる人ら約120人が日頃の活動推進へ気持ちを新たにした。

  3. 学生茶会でお点前披露 裏千家淡交会 9校部員がもてなす
     茶道裏千家淡交会大牟田学校茶道連絡協議会は18日、大牟田文化会館展示室で学生茶会を開催。大牟田市や荒尾市の中学、高校、高専の茶道部員がお点前を披露した。


     気象庁は、九州北部地方が梅雨明けしたと18日に発表。平年より1日早く、梅雨明けが遅れた昨年に比べると11日早かった。海に山にと夏を思い切り楽しむ季節の幕開けでもある▼同庁ホームページの天気図を見ると、梅雨明けの動きがはっきりと分かる。梅雨の象徴である梅雨前線は、梅雨の期間、中国大陸から九州や本州付近に延び、どっかと腰を据えていた。これが18日午前9時の天気図で、一気に動きを見せた。日本列島上にあった前線は西へ移動。東端は九州の鹿児島付近まで撤退。その後、前線自体が規模を縮小している▼梅雨前線は、梅雨入りから、明けるまでの間に現れる停滞前線のこと。大陸から冷えた空気を運びながら南下してくる寒冷前線と、南洋の熱帯から湿った空気とともに北上してくる温暖前線とが、ちょうど日本列島付近でぶつかり、押し合う力が拮抗しているために前線が停滞する▼春と夏の境界線である梅雨前線が動きだすきっかけの一つに、天気図にはない暖気がある。中国大陸から流れ込んでくるやや乾いた暖気と、フィリピン沖から流れ込む湿った暖気。両方の暖気が梅雨前線へと攻め込み、幾重もの押し合いへし合いを繰り返しながら、季節の変化をつくり上げていく▼おおむた「大蛇山」まつりは、港まつりで幕を開け、まちに夏の到来を告げている。今度の土、日曜には「一万人の総踊り」や「大蛇山大集合」などめじろ押し。まつりに懸ける大牟田市民の熱気が梅雨前線を吹き飛ばしたかのよう。この元気を、まちの活気を取り戻す源にしたいものだ。


平成28(2016)年 7月 22日 金曜日


  1. 花火8千発 夜空彩る 夏の風物詩を満喫 みやま
     第40回みやま納涼花火大会が20日夜、みやま市瀬高町上庄の瀬高橋付近で開催された。約8千発の花火が夏の夜空で輝き、訪れた人は矢部川沿いで涼みながら夏の風物詩を楽しんでいた。

  2. 前夜祭も幕開ける 「大蛇山」まつり 舞台芸能を熱演 大牟田
     2016年おおむた「大蛇山」まつり前夜祭の第1弾として「舞台芸能の夕べ」が21日、大牟田文化会館大ホールであった。出演団体が熱演を繰り広げ、祭りムードを盛り上げた。おおむた「大蛇山」まつり振興会(会長・中尾昌弘市長)主催、大牟田文化連合会(木村和子会長)が主管。

  3. 実践大切に心育てる 90人がトイレきれいに 荒尾海陽中
     「身を低くして実践を大切にすることで自らの人格を高める大切さを学ぼう」と、荒尾市荒尾海陽中学校で、掃除研修会が行われた。生徒や職員、地域住民に加えて、熊本県内の団体の呼び掛けで全国各地のボランティアなど約90人が参加。トイレ掃除できれいな心も育てた。


     せいろ蒸しに代表されるうなぎ料理店が多くある柳川市は毎年、ウナギの供養祭を催している。50年続いている行事で、供養碑があり、その前で神事を行い、碑前の掘割にウナギを放流。観光柳川を代表するうなぎ料理だが、ニホンウナギは絶滅が懸念される。消費が多い柳川では特にウナギへの関心が高いようだ▼供養祭は柳川うなぎ料理組合が実施。組合によると、うなぎ料理を提供しているのは柳川市内に30店舗ほどで、年間の消費量は約300トンになり、120万匹に相当するらしい▼かつてウナギは各地の河川にいて、釣りに出掛けると、コイやフナとともに、ウナギも捕れたことがあったものだ。それに岩の隙間などに餌をつけた棒で捕るウナギ専門の人もいたほど▼それが天然物は皆無となり、稚魚であるシラスウナギも減少しているという。柳川の料理店が扱うウナギは100%養殖。主に鹿児島、宮崎の産地から仕入れて調理しているのだ▼「消費量の多い柳川に養殖場を設ければいい」と考えられるが、ウナギ専門業者によると、コストやノウハウなどの問題もあり、柳川ではウナギを飼育するのは難しいということ。だが、柳川では掘割にウナギを復活させようとの活動も見られる。また住民などがきれいな掘割にしようと清掃しているところもある▼「天然のウナギが食べられる」となったら大きなセールスポイントになると思うのだが。今年、ウナギを食べる風習がある「夏の土用丑の日」は7月30日。本場柳川で食べられたら格別だろう。


平成28(2016)年 7月 23日 土曜日


  1. 「矢部川くすべぇ物語」始動 手作りでミュージカル 地域を知ってもらおう 11月 秋穫祭で上演 出演者を募集
     矢部川沿いのクスノキをモデルにした日本最大級のキャラクター、「矢部川くすべぇ」のミュージカル「矢部川くすべぇ物語」が11月にみやま市で上演されることが決まった。同市役所で公演発表記者会見が開かれ、矢部川くすべえプロジェクト実行委員会のメンバーが「これを機に地域を掘り下げて知ってもらえれば」と制作への思いを語った。

  2. オスプレイ 安全か 時局講演会で説明受け討論 柳川
     柳川絆の会と日本会議福岡支部が主催する緊急時局講演会「災害活動とオスプレイ」が21日夜、柳川総合保健福祉センター「水の郷」であった。約250人が来場。政治学者で元在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長のロバート・D・エルドリッヂさんを講師に迎え、オスプレイの説明と質疑応答、さらに会場から意見を求め討論した。佐賀空港にオスプレイが配備されると、柳川市も飛行ルートに入ることになることから、関心は高く、安全性などについて質問が相次いだ。

  3. 大牟田の宝 英語で発信 セミナー 開講 実践力高めガイドを 米生中
     中学生の英語実践力向上を目的としたイングリッシュ・セミナーの開講式が21日、大牟田市米生中学校(本田敏彦校長)で開かれた。生徒たちが世界文化遺産の宮原坑をはじめ、大牟田のさまざまな宝を世界に発信するため勉強する。


     今年も有明海の荒尾地先で30日、マジャク釣り大会が開かれる。13回目を数える恒例のイベント。毎年、大変な人気ぶりで、千人の募集枠もあっという間に締め切られてしまった▼マジャクというのは有明海の特有の呼び方で、全国的にはアナジャコのことである。大きさは10センチほどで、体は全体的に柔らかい。天ぷらや空揚げで食べることが多く、塩ゆでや素揚げなどでも食される。味はカニに似た濃厚さで美味。酒のつまみにもよい▼釣り方は、習字の筆を使う有明海独特の伝統漁法で行う。まず釜たてといって、鍬で干潟を10センチほど掘る。マジャクの巣穴は、潟の表面で直径数_ほどの小ささだが、掘ると3センチくらいに大きくなる。泥を穴に入れないよう表面をそぐように掘り、除いた泥で海水が入らないように土手をつくる▼いよいよ本番。巣穴はU字につながっており、一方に筆を差し込み、小まめに出し入れする。そして、入らなくなったらアタリだ。筆先まで上げたら、毛先を押し上げようとしているマジャクのつめを、両手で一気につかみ取る。その時、つめでひっかかれても、ひるんではいけない。つめが折れないように頭を上にして引き上げよう▼さも名人のように取り方を披露したが、さにあらず。ずっと以前、取材途中で1回試みただけ。「体験してみらんと記事は書けんばい」と勧められて挑戦。だが、みごと獲物に逃げられてしまい、お粗末な結果に▼大会に参加される方々は、有明海の夏を思う存分に楽しんでいただきたい。くれぐれも熱中症対策も、お忘れなく。


平成28(2016)年 7月 24日 日曜日


  1. 総踊りや六山巡行にぎわう おおむた「大蛇山」まつり
     第55回おおむた「大蛇山」まつりのメインイベント、大正町おまつり広場行事が23日、同広場で開幕した。「一万人の総踊り」で笑顔とパワーあふれる踊りを披露し、由緒ある「祇園六山」の大蛇山が勇壮に巡行。世界遺産登録1周年を迎え、来年には市制100周年となる大牟田の元気をアピールした。

  2. 十一面観音像を調査 市指定文化財 体内に銘文発見されず 柳川
     柳川市指定文化財である同市東蒲池、崇久寺本尊の「十一面観音像」調査が22日、行われた。佐賀県立博物館、福岡市博物館の学芸員のグループである中世美術史研究会が主体となり、福岡県や柳川市の文化財担当者らが参加。当初、体内をファイバーで観察することが予定されていたが、肉眼で調査した結果、体内に銘文などは発見されなかった。

  3. 標語表彰式 諸藤さんが最優秀賞に 大川市川口小
     大川市の川口コミュニティ協議会(石川善孝会長)の「あいさつ運動標語表彰式」が20日、同市川口小学校であった。最優秀賞には諸藤由衣さん(5年)の「あいさつで きみもわたしも いい笑顔」が選ばれ、石川会長から表彰状が手渡された。


     「どうしたの?どんなことでも聴くよ」という心構えが援助の基本。まずはじっくり話を聴いた後に情報提供やアドバイスをすべきだという。荒尾市老人クラブ連合会が同市内で開催した本年度シルバーヘルパー養成講習会でそれらの説明があった▼在宅福祉を支える友愛活動の主なことは「いつも笑顔で話し相手になること」だとも。相手の話を途中で遮り、話の先を勝手にしゃべる、話の内容を勝手に分析し、相手に押しつけるなどは論外のようだ▼活動実践のポイントは「対等の友人として支え合おう」「対応は無理せず柔軟に」「家族への理解と信頼関係を大切に」「ひとりで抱え込まず相談しよう」「地域のネットワークを知ろう」などとも呼び掛けがあった▼友愛活動の目的は「ひとり暮らし高齢者などの心と生活の支援」「高齢者虐待の早期発見」「認知症高齢者の早期発見」など。元気な高齢者が要介護高齢者を支援すれば「明るく住みよい社会」が現実のものになる▼思いやり支え合う心豊かな地域社会づくりの基本ともいえよう。ひとり暮らしの高齢者は話し相手を求めている。高齢者の孤立を防ぐとともに日常生活を支えるのが友愛活動。その実践へ、シルバーヘルパー養成の取り組みが行われているわけだ▼ヘルパーになるのも高齢者。肩肘張らずに気楽に始めることも大切。できる範囲を急に広げようとは思わず、徐々に拡大していくことが笑顔の輪を大きなものにしていく。シルバーヘルパー養成講習会で知ったことを、着実に実践することから全てが始まるだろう。


平成28(2016)年 7月 25日 月曜日


  1. 要望に沿い進めたい 荒玉期成会 国などの考え確認 有明海沿岸道路
     有明海沿岸道路「荒尾・玉名地域」整備促進期成会(会長・那須良介荒尾商工会議所会頭)は21日まで、国土交通省や同省九州地方整備局、財務省、地元選出国会議員らに対して、同沿岸道路(U期)の大牟田市(三池港IC=インターチェンジ=)〜長洲町間の整備についての要望活動を実施。「国の財政状況も厳しいが、期成会の要望に沿う形で進めたい」などという国の考えを確認した。

  2. 股をくぐって無病息災 上庄八坂神社 25日まで大人形さん みやま
     福岡県指定有形民俗文化財でもあるみやま市瀬高町、上庄八坂神社の「大人形」の神事が24日から始まった。源義家と安倍貞任の人形が並び、参拝客は人形の股の下をくぐって、無病息災を祈願していた。25日まで。

  3. パールくん、サニーちゃんに 命名した結惟ちゃん表彰 長洲町金魚の館
     玉名郡長洲町が公募していた「金魚の館」の館長=u長洲ジャンボシシガシラ」の名称が「パールくん」(白)と「サニーちゃん」(赤)に決定。命名者表彰式が22日、同館で行われ、中逸博光町長から伊藤結惟ちゃん(3)=長洲町腹赤=と両親に表彰状と副賞の金魚グッズセットが手渡された。


     ♪ジャンジャンジャン、ジャジャリコジャン♪。鉦と太鼓が打ち鳴らされ、大蛇山が火を噴きながら勇壮に頭を振った。「一万人の総踊り」では、おまつり広場を埋め尽くす101団体が「炭坑節」と「大蛇山ばやし」に合わせて踊り、大牟田市民の熱い心意気をアピール▼港まつりに始まり、おおむた「大蛇山」まつりまで9日間にわたる大牟田の夏イベントが幕を閉じた。開催期間中は天候に恵まれ、予定された行事が無事に執り行われた。あとは花火大会を残すばかり▼メイン行事の一つ、祇園六山巡行では5年の節目として、三池本町祇園宮と三池藩大蛇山三池新町弥剣神社が所有する「御前山」が繰り出し、沿道の市民を沸かせた▼三池の大蛇山は平成22年、三池地区祇園社の祭礼行事として市の無形民俗文化財に指定された。三池本町祇園宮の御前山は、柳川藩の家紋と雲竜の彫刻が施されている。三池新町の大蛇山は、昇天竜や金のひずめを持つ謎の動物、それに三池藩の祇園守紋などが彫られている。共に江戸時代に両藩から下賜された▼御前山の巡行をきっかけに、あらためて三池大蛇山のルーツを考える好機を得た。人の営みの中で、恵みを願った五穀豊穣の祈り。その民衆の信仰が大蛇山の起源となった。この歴史と文化を地域の宝として、さらに観光資源の要素を取り入れながら多くの人を魅了してもらいたい▼由緒あるものを核に据えて、新しく加わろうとするものを受け入れながら、大蛇山まつりを盛大にしていこう。それが、まちの活気につながるはず。


平成28(2016)年 7月 26日 火曜日


  1. 憧れの選手が指導 野球教室で子どもら笑顔 タマスタ筑後
     福岡ソフトバンクホークスの現役選手が指導する「筑後ファーム野球教室」が24日、筑後市のタマホームスタジアム筑後で開かれた。市内の少年野球チームに所属する小学5、6年生約70人が参加し、ドラフト1位で今年入団した高橋純平投手など、試合を終えたばかりの選手16人が直接手ほどき。子どもたちは憧れの選手のアドバイスに、熱心に耳を傾けていた。

  2. 荒尾の魅力満喫を プロモーション上映イベント 市長らがPR
     荒尾市プロモーション映像上映イベントが24日、あらおシティモールであいの広場で行われ、上映を前に山下慶一郎市長が出演者のタレント・山澤理央さんらとトークセッション。山下市長は「一つの自治体にこんなにたくさんの魅力があるところは珍しい。荒尾市にたくさんの人が訪れ、その魅力を満喫してほしい」と呼び掛けた。

  3. 「五足の靴」「邪宗門」学ぶ 柳川 白秋を語る夕べに60人
     白秋を語る夕べが24日、柳川総合保健福祉センター「水の郷」であり、約60人が参加。佐賀女子短期大学名誉教授の横尾文子さんを講師に招き、「五足の靴」と「邪宗門」について、説明を聞き、学んだ。柳川白秋会(大城昌平会長)主催。


     アサガオは夏の風物詩の一つ。小学生の観察教材としてもよく使われる。成長が早くて大きく育ち、花を付ける期間も長い沖縄産のリュウキュウアサガオは緑のカーテンとしても重宝される▼だが名前のとおり朝咲くのではない。日が沈んで暗くなってからおよそ10時間後に開花するという。だから日の長い7、8月で午前5時から同4時ごろ、9月や10月になったら同3時から同2時ごろにと次第に早くなる▼真っ暗な時間からでも咲くのである。人間の場合は体内時計と呼ばれる生物時計を持っているからだ。日没後に人工の光を当てられるとその時間だけ開花も遅れる。ヒル<Kオやユウ<Kオにもなる▼体内時計も昼間は心身が活動状態、夜には休息モードになる。朝の光でリセットされるそうだ。子どものころ早寝早起きするよう親から口酸っぱく言われていたのも、成長期にこのリズムを崩さないためだったから▼夜間の活動や人工照明に当たることが増えた人間たち。小さな子どもと親が一緒に夜間営業している店にいるのも当たり前のようになってきた。小中学校では「早寝早起き朝ご飯」と児童生徒の生活習慣改善が叫ばれるようになったが、一度身に付いたリズムを変えるのは容易でない▼例えば時折、普段より早い時間に寝ようと思ってもなかなか寝付かない。眠ってもすぐに目が覚めてしまう。子どもたちも眠くならなければ、夜の時間つぶしをしたくなるはず。早寝早起きができるよう生活習慣を変えることは、社会全体で考えるべきことではないか。


平成28(2016)年 7月 27日 水曜日


  1. 休床再開や救急設備拡張 新規入院患者が過去最多 熊本市民病院から 看護師ら26人受け入れ 大牟田市立病院
     大牟田市立病院は8月1日から、熊本地震で被災した熊本市民病院の職員26人を受け入れることを決定。大牟田市立病院は機能の充実に努めてきたことで利用者が増加傾向にあり、今回の職員受け入れによって人員体制が強化されることから、10月には現在休床している病棟を再開。急性医療を担う地域の中核病院として高度で専門的な医療の提供、救急医療の強化など、さらなる地域医療の充実を図る。

  2. 災害特殊消防車を導入 有明行政組合 長洲分署と緑丘庁舎へ
     有明広域行政事務組合議会臨時会が26日、熊本県農業共済組合玉名支所で開かれ、荒尾消防署長洲分署と同署緑丘庁舎へ災害対応特殊水槽付き消防ポンプ自動車計2台の導入に関することなどの議案をいずれも原案どおり可決または承認した。

  3. 古賀メロディー後世に 昭和の大作曲家しのぶ 大川
     大川市出身の作曲家、古賀政男の命日祭が25日、同市三丸の古賀政男記念館・生家で営まれた。顕彰会のメンバーや遺族、地元市民ら約50人が昭和を代表する大作曲家をしのび、ギターで奏でられる古賀メロディーに耳を傾けた。


     「この家、人は住んでいないだろうな」。まちを歩いていると、こう思える家屋が目立ってきた。人口減少と高齢化が進み、ますます増えてきそうだ▼本紙でも近年、空き家問題に関する記事をしばしば掲載している。地元自治体では、対策協議会を立ち上げて、空き家の実態把握をするための調査に乗りだした。どのような条例で対応すべきなのかなど検討に入っている▼こうした動きは、国が空き家問題に危機意識を持ち、全国の自治体に対策を促し始めたから。空き家対策特別措置法も制定して、生活環境の保全や空き家などの利活用を推進していく方針。適正に管理されていない空き家は、行政代執行で強制的に取り壊すことも可能になった。この判断などは、地元で設立された協議会などで行われる▼空き家が周囲に及ぼす影響は、建物が傷んで朽ち果てたり、雑草が生い茂り街並みの景観を損なうこと。不審者の侵入やごみの不法投棄など犯罪を誘発し、家屋倒壊で隣近所への迷惑や道路をふさぐなど、多くの問題がある▼空き家は全国で820万戸、率にして13.5%に上る。大牟田市では9510戸、16.2%。北海道夕張市は財政破綻時に33%、米国デトロイト市が29%で、30%を超えると危険ラインという▼空き家が目立つと、街の景観上よくない。何よりも新しい住民が引っ越して来ないし、税収も見込めなくなる。人はきれいな街並みを訪れると「ここに住んでみたい」と憧れる。みんなが住みたい、住んで良かったと思える、まちにしていこう。そこに未来がある。


平成28(2016)年 7月 28日 木曜日


  1. 鳩山大川市長 国政へ 福岡6区補選出馬の意志表明 「自民党公認で選挙戦いたい」
     自民党衆議院議員の鳩山邦夫氏の死去に伴う福岡6区の補欠選挙(10月23日実施予定)について、二男で大川市長の鳩山二郎氏(37)は27日、出馬の意向を明らかにした。「自民党の公認で選挙したいという強い意志がある」と語った。

  2. 優秀な人材確保へ 学校と企業が懇談会 大牟田
     大牟田雇用対策協会(堤峰敏会長)は25日、地場企業の優秀な人材確保を目的に大牟田市有明町のだいふくで進路指導担当者と求人企業との懇談会を開いた。学校や企業が情報交換などを通し、求人・求職の現状への認識を深めた。

  3. 児童が水に親しむ 荒尾で教室 生物や環境を調査
     大牟田市、荒尾市、玉名郡南関町で構成される関川・諏訪川流域会議は、荒尾市の関川中流域にある岩本橋付近で生物教室を実施。子どもたちが河川に生息する生物、川の水質を調査して水辺の環境に親しんだ。


     週末土曜日は「土用の丑の日」。こう呼ばれる日は今年、6日間あり、夏は7月30日になる。もちろん、うなぎを食べる日。「土用」の説明は長くなるので割愛させていただく。難しい言葉の解釈よりも、本題のうなぎの話へ移りたい▼なぜ、夏にうなぎを食べるのか。それはビタミンAやカルシウム、鉄分、亜鉛、コラーゲンなど夏バテ予防に必要な栄養素がいっぱいだから。特にビタミンAは、うなぎ100グラムで成人が1日に必要とする量を摂取できる▼好みの食べ方は、地元柳川で有名なせいろ蒸し。たれを絡めて味付けしたご飯に、かば焼きしたうなぎを乗せ、せいろで蒸したもの。甘辛のたれと、香ばしく、そしてふっくらと蒸し上がったうなぎが絶妙。柳川勤務のときから、好みの味を見つけようと食べ歩いた。結構な値段なので、何年もかかってしまった。ようやくたどり着いた店には、思い出したように通っている▼柳川でうなぎ料理を提供しているのは30店舗ほど。年間の消費量は120万匹、約300トンに上るという。国内で、うなぎの天然物は皆無と言っていい。稚魚を輸入し養殖しており、九州では宮崎と鹿児島が中心▼スーパーで買ってきたうなぎを、お店の味にできるとテレビでやっていた。フライパンにうなぎを入れて、ウーロン茶をひたひたになるくらいに少量入れ、ふたをして蒸し上げる。その後、パックに付いているタレに酒を混ぜてうなぎに塗り、グリルで焼く▼こんな手間をかけるよりも、たまには本場柳川で、至福のひとときを過ごしてみてはいかが?


平成28(2016)年 7月 29日 金曜日


  1. 佐賀空港へのオスプレイ配備 防衛局が柳川市議会に説明 「市民意見踏まえ判断」と市長
     柳川市議会全員協議会が28日、市役所委員会室で開かれた。九州防衛局から川嶋貴樹局長ら6人が出席し、議員の質問に答えた。柳川市から市民への説明会開催を求められていることに、川嶋局長は「できるだけ早い時期に行いたい」と前向き姿勢を示した。金子健次市長は「市としては現段階では反対とも推進ともいえない。説明会での市民の意見などを踏まえて判断したい」と述べた。

  2. まちの将来 より良くしよう 市長と小中学生が座談会 大牟田
     大牟田の将来をより良いものにしようと、中尾昌弘大牟田市長と小・中学生との座談会が28日、同市役所で開かれた。各校の児童・生徒が普段取り組んでいるESD(持続可能な開発のための教育)の内容を発表。その後、まちの自慢できることや将来像などを話し、郷土の未来像について意見交換した。

  3. 中学生の学力向上へ頑張る 寺子屋教室開講 保護者ら見守り指導 南関
     中学生の学習機会を増やし基礎学力を向上させようと「なんかん寺子屋教室」が27日、玉名郡南関町農就センターで始まった。南関中学校の生徒17人は保護者らに見守られながら、指導を受け、夏休みの宿題に取り組んでいた。


     「特定空家等とは」という質問があった。第1回柳川市空家等対策協議会で委員から出たのだが、市の説明によると、ガイドラインでは著しく保安上危険、衛生上有害、景観を損なう、生活環境の保全に不適切な状態にあると認められる空き家ということだった▼国は平成26年11月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」を公布。特措法は空き家の所有者の責務、市町村は空家等対策計画の策定、空家対策協議会の設置などを定めている▼市町村長に著しく保安上危険なものを「特定空家」と定め、所有者へ助言や指導、勧告、命令ができ、さらに要件が明確化された行政代執行の方法による強制執行が可能になった▼空き家の割合は25年度調査で全国が13.5%、福岡県は12.7%。観光都市で歴史のある旧家が多い柳川市では、市が昨年度実施した実態調査で1022戸の空き家があることが分かった。そのうち、特定空家等に近い危険空き家は85戸▼地方では、都市部に移住した人たちの住宅が誰も住まなくなり、管理維持されずに、そのままの状態で放置されているものや居住者の高齢者が施設に入所したことから、誰も住まない状態になったものなどがある。少子高齢化も影響している▼「空家等」というのは、民家の他に空き店舗などの建物とそれに付属する工作物およびその敷地と定義されている。各自治体でも空き家解消へ対策を講じているが、特措法でさらに推進しなさいということ。難しい面もあるだろうが、実効性のある対策を期待したい。


平成28(2016)年 7月 30日 土曜日


  1. 文化財標柱が漂着 被災地の南阿蘇から 来月1日 返還へ 荒尾
     熊本地震で倒れていた阿蘇郡南阿蘇村の文化財標柱が今月中旬まで続いた大雨で流され、荒尾市の蔵満海岸に流れ着いていたことが29日、明らかになった。この標柱は8月1日、荒尾市職員の手により南阿蘇村教育委員会に返還される。

  2. 鳩山大川市長 選ばれず 衆院福岡6区候補者選考委 蔵内氏を自民党公認へ
     自民党衆議院議員、鳩山邦夫氏の死去に伴う福岡6区補欠選挙について、同党福岡県連の候補者選考委員会が29日、福岡市博多区の県連本部であった。党公認候補として、参議院議員秘書で蔵内勇夫県連会長の長男、蔵内謙氏(35)を推薦することを決めた。鳩山氏の二男で大川市長の鳩山二郎氏(37)が出馬に強い意欲を示していたが、選考から漏れた。

  3. 倒産大型化し負債増加 上半期の筑後地区 6月は今年最多に
     民間の信用調査機関、東京経済久留米支店が発表した6月度の筑後地区企業倒産状況(負債1千万円以上)によると倒産件数は12件で、26カ月ぶりに10件を超え、今年最多の件数。負債総額は13億5500万円で、2カ月連続で10億円台を上回った。合わせて今年上半期(1〜6月)の倒産状況も発表。負債総額が大幅に増加し、倒産が大型化しているとした。


     「描いていて自分が楽しいものを作品にしてください」。有明海の堤防前に集まった生徒たちに、アトリエ主宰の夫婦は呼び掛けた。荒尾市の有明小学校区で地域元気づくり活動に取り組む「有明元気づくり」の「海の美術館」は壮観である▼「海と友達になろう」と「海の美術館」づくりを開始したのは11年前。荒尾干潟がラムサール条約登録湿地となる7年も前のことだ。有明海の再生、活性化、環境美化や公園化を目指して活動を進めている▼今年はアトリエの夫婦が指導する大牟田市内の2高校の生徒12人と、地元の中学校美術部員21人が、思い思いの絵を1枚ずつ水性ペンキで描き上げた。この作品たちは乾かした後の8月末ごろ、堤防に掲げられる▼中学生たちの今回の堤防壁画制作会は、集合時刻より割と遅く始まった。この間に、生徒たちは海岸で歓声を上げていた。対岸には、佐賀県の多良岳や長崎県の雲仙・普賢岳。限りなく青い、海と空。モクモクと立ち上る煙のような入道雲▼絵を描く前から生徒たちは、すっかり有明海の魅力を満喫していた。その効果が絵筆に乗り移ったかのように、みんなは生き生きと描いていた。ある男子生徒は、日常の中にある希望の光をつかみ取ろう―という気持ちで作品を仕上げた▼その光景を見ながら、取材する側も時間がたつのを忘れたほど。実に愉快なひとときだった。「海の美術館」の作品は、今回を合わせて約400枚になる。新作の分だけ入れ替えて、常時160枚前後を展示していくという。来月末が、とても楽しみだ。