平成28(2016)年 4月 1日 金曜日


  1. 世界遺産登録祝い大蛇山出展 どんたく隊 25日に結団式 パレード準備が着々 大牟田経済倶楽部
     三池炭鉱関連施設の世界文化遺産登録を記念し、博多どんたくに参加して行う祝賀パレードに向けての準備が着々と進められている。大牟田経済倶楽部(永松均会長)は3月31日、大牟田市西港町の旧三井港倶楽部で内部実行委員会の第2回を開き、概要や今後のスケジュールなどを報告した。詳細な日程は4月4日に決定される。

  2. 成婚が5倍増 大牟田・柳川・みやま結婚サポートセンター 見合い40組、結婚10組
     大牟田・柳川・みやま結婚サポートセンター運営協議会(会長・金子健次柳川市長)の総会が3月29日、柳川市民会館で開かれた。平成27年度事業報告で、結婚が前年度2組だったの が、10組と5倍になり、関係者を喜ばせた。役員選出や28年度事業計画、予算案なども全て承認した。

  3. 婚姻届 思い出に きょうから 記念ファイル配る 柳川市
     柳川市は1日から、同市へ婚姻届を提出した夫婦に婚姻届記念ファイルを配る。柳川、大和、三橋の各庁舎市民課・市民サービス課窓口で配布。ファイルは結婚届のコピーを入れて保管できるだけでなく、オリジナルで、水郷柳川ならではの写真や祝いの言葉、結婚記念日の名称を掲載。また柳川の四季ごとのイベントも紹介している。

  4. 小野家の歴史聞く 立花茂宗や戸次道雪、加藤清正らに仕える 三池史談会 末裔がルーツ話す 大牟田
     三池史談会(大城美知信会長)は、大牟田市中央地区公民館で講演会を開いた。柳川藩士の末裔がルーツや立花宗茂、戸次道雪、加藤清正、大友宗麟に仕えた先祖について話し、およそ100人が耳を傾けた。

  5. 心和むひととき過ごす 130人が昭和歌謡楽しむ エポック・荒尾
     「2016春爛漫コンサート」が27日、荒尾市働く女性の家(エポック・荒尾)で開かれた。約130人の来場者は「古賀メロディーアンサンブル」の奏でる懐かしい昭和歌謡などを楽しみ、心和むひとときを過ごした。


     「さあ、みんなで世界を作り直そう。一人は小さいけれど、きっとまだ間に合うはず。さあ、みんなで笑顔から始めよう。泣きながら笑えばいい、怒りながら笑えばいい」。大牟田市イメージソング「チャンス」の冒頭の歌詞だ▼この曲を制定したのは平成9年。同市は市制80周年記念事業で新たな郷土の「愛唱歌」づくりに乗りだした。この年の春に三池炭鉱が閉山しており人口減少に拍車が掛かるのも必至。市民は大きな不安を抱えていた▼そんな時に登場したのが「チャンス」。「さあ、始めは『こころ』で願うことから、歩き始めたら二度と道に迷わぬよう。さあ、自分で選んだ道、信じよう。疲れることばかりでも、泣くのはたどりついてから」▼新たな創作曲ではないが、オリジナルアルバムに入っていない隠れた名曲。新たなまちづくりへのスタートを切る市民の心を前向きに後押しする歌になったといえるだろう。だが、市民の多くの人たちに歌い継がれているとは言い難い▼そんな中で、先日の大牟田市内中学校吹奏楽部交流コンサート「スプリング・バンド・フェスティバル」のエンディング。中高生やジュニア合唱団員、大牟田奏友会のメンバーら約350人の出演者が約1100人の聴衆と一緒に歌い上げた▼「チャンス、それは誰にも、チャンス、平等にきっと、チャンス、与えられるべきもの。信じていいよ」。ステージも笑顔もみんな笑顔。炭鉱は郷土に世界文化遺産をプレゼントしてくれた。来年は市制100周年。また、新たなまちづくりに取り組もう。


平成28(2016)年 4月 2日 土曜日


  1. みやまスマートエネルギー 国内初の自治体売電 西原市長ら街頭PRも 家庭向けへ開始式
     家庭や店舗向けの低圧電力の小売り全面自由化が始まった1日、日本初の自治体による電力売買会社みやまスマートエネルギー(磯部達代表取締役社長)がみやま市瀬高町小川の同社ショールームで開始式を行った。西原親市長も出席し、「みやまが成功しないと他の自治体の成功はない」と意気込みを見せた。

  2. 新年度スタート 有明地域で辞令交付式
     平成28年度のスタートとなった1日、有明地域の官公庁などで人事異動の辞令交付式が行われた。各自治体のトップが新採職員や異動になった職員に辞令書を手渡し、一丸となって住民福祉向上やまちづくりに取り組むように激励。職員たちは気を引き締め、気持ちを新たにしていた。

  3. 柳川で春の温習会 花柳流緑水会 練習成果を披露
     日本舞踊の花柳流緑水会(花柳君美樹会主)の第6回春の温習会が柳川市大和町の大福会館であった。会員たちが日ごろの練習の成果を披露し、会場で見入っていた人たちの拍手を浴びた。

  4. 地域振興や世界遺産PRに 銀水、吉野駅の業務受託 無人駅化を回避
     大牟田観光協会(白石政嗣会長)は1日付で、JR九州より銀水駅と吉野駅の駅業務を受託。同日、JR銀水駅で駅業務引き継ぎ式が行われ、地域、学校、行政、JRと連携しながら、地域活性化や世界遺産のPRの拠点として生かしていくことを誓った。

  5. 作刀見学がグランプリに 松永日本刀剣鍛錬所 ふるさと名物≠ナ高評価 荒尾
     荒尾市川登、松永日本刀剣鍛錬所は、全国のふるさと名物≠世界に紹介するウェブサイト「NIPPON QUEST」の年間アワードでアクティビティ部門のグランプリを受賞。同鍛錬所の刀匠、松永源六郎さん(68)が3月31日に市役所を訪れ、山下慶一郎市長に報告した。


     今年もJRのダイヤ改正が3月26日に行われた。同日は、北海道新幹線の新青森―新函館北斗間が開業。同じく九州でも、熊本市が設置費用を全て負担した請願駅の西熊本駅が開業した▼請願駅と言えば、大牟田市の吉野地区住民の請願で命名された「吉野駅」がある。4月1日には「銀水駅」とともに、駅業務が大牟田観光協会に委託された。JR九州は経営効率化のため駅の無人化を進めており、両駅ともその対象だった▼同観光協会は、駅周辺の犯罪防止をはじめ、駅を中心とした地域コミュニティーの拠点としたり、世界文化遺産を生かす取り組みの場になればと考えている。地域や学校、行政、JRなどに協力を求め、さまざまな提案を打ち出したいという▼駅業務を、なぜ観光協会が―と驚いてしまった。しかし、考えてみると、旅行と駅は付き物。観光協会がその業務に携わったとしても、何ら、おかしくはない。むしろ、よくぞと言いたい▼吉野駅は、明光学園の敷地に直結する改札口が設けられ、ありあけ新世高の生徒たちも利用。銀水駅は、三池高や誠修高、大牟田学園の生徒たちが利用しているし、熊本方面の多くの列車の折り返し駅でもある。こうした点を考慮したホットな活用法はないものか▼時刻表を手にして、ページ端の「上り下り」「路線」を見ながら、ぱらぱら漫画のようにページを繰り目的の列車を探す。中身は数字の羅列なのに、なぜかわくわくする。時刻表を手にした人が、吉野、銀水駅を目的地にやって来るような、びっくりぽんな何か―を期待したい。


平成28(2016)年 4月 4日 月曜日


  1. 春の大川木工まつり 工場直送 最新家具1万点展示 9、10日 物産と食のテント村も
     第7回春の大川木工まつり(実行委員会主催)が9、10の2日間、大川市酒見の大川産業会館などで開催される。メーン会場の同館には約200店が出店し、工場直送の1万点がそろう「大川の家具・建具と名産市」を実施。まちの魅力を広く知ってもらおうと大川市料飲組合が協力する「物産と食のテント村」、雑貨や工芸品の「九州クリエイターズマーケット」などもある。

  2. 思い込めた短冊掘割へ 45年続く流し雛 さげもんめぐりフィナーレ 柳川
     柳川市の春の最大観光イベントである「柳川雛祭り・さげもんめぐり」のフィナーレを飾る「柳川流し雛祭」(柳川流し雛祭実行委員会主催)が3日、同市隅町の柳川橋河畔であった。子どもたち、保護者、関係者ら約450人がドンコ舟に乗り込み、夢や願いを託した短冊を掘割に流した。行き交うドンコ舟からや掘割両側から多くの人たちが見入り、撮影などしていた。

  3. 若鷹戦士とふれあい 週末でファンイベント ベースボールパーク筑後
     HAWKSベースボールパーク筑後で2、3日、ファンサービスイベントが実施された。選手とのキャッチボールをはじめ、試合に向かう選手とのタッチなどのふれあいがあり、子どもらが憧れの若鷹戦士に目を輝かせていた。

  4. 柳川藩の剣豪 松見さん講演 大石武楽を評価 来場者90人が聞く 大牟田
     傾聴ボランティアひかり(中川原広吉代表)の講演会が2日、大牟田市宮部の宮部の森で開かれた。大学の客員教授で小説の執筆もしている松見正宣さんが柳川藩の剣豪、大石武楽について話し、来場した約90人を楽しませた。

  5. 白くかれんな花楽しむ 元気ウオーク 650人が爽やかな汗 荒尾
     第14回あらお梨の花元気ウオークが2日、旧荒尾市観光物産館を発着とする約10キロのコースで開催された。子どもから高齢者まで約650人が参加。白くかれんなナシの花をはじめ、サクラ、菜の花など色とりどりの花や自然を楽しみ、爽やかな汗を流した。


     大牟田市石炭産業科学館で春の収蔵品展が開かれている。今年のテーマは「炭鉱の機械」。企画展示室や入り口前にいろんな機械が展示され、関連する写真や資料と併せて炭鉱の歴史をたどることができる▼採炭、運搬、岩盤掘削をはじめ用途はさまざま。戦前から終戦後間もないころまで使われていた小型機械は、簡単そうな構造であっても作業効率アップなどのため工夫が凝らされているのが分かり、新たな発見ができたようにも思える。今後もより多くの収蔵品を見る機会が欲しい▼三井三池炭鉱が閉山して19年の時が流れた。来年から閉山後に生まれた世代が成人を迎えることになり、時の流れを感じさせられる。江戸時代から300年近く石炭が掘られていた郷土の歴史を話でしか聞けない世代が増えていく▼炭鉱関連施設が世界文化遺産に登録を受け、PRや保存活用へ向けた取り組みが各方面で見られる。情報発信はもちろん大切だが、いかにして地元の若者に、より興味や関心を深めてもらうか―も大きな課題であろう▼それでも現場に触れるのはもう不可能だ。災害や戦争体験でいわれるのと同じ。語り継いで、次の語り手を育てねばなるまい。機械やそれについての資料、作業風景を撮った写真は大きな役割を果たすはず▼だがまだ眠ったまま、埋もれたままのものがあるだろうし、見つけることによって新たな発見もできるかもしれない。あらためて発掘するための呼び掛けも強めるべきではないか。知らなかったことが分かるのも大きな楽しみである。


平成28(2016)年 4月 5日 火曜日


  1. 人材育成や産業観光推進 将来は情報発信拠点建設も 3年間の成果を提言 大川商議所 「職人塾」充実させ継続
     大川商工会議所の津村洋一郎会頭らが4日、大川市役所を訪れ、大川インテリア産業振興強化に関する調査研究事業についてまとめた提言書を市へ提出した。「『人、技術、賑わい、産業の情報発信』による拠点づくり 大川市の新たなインテリア産業を目指して」として平成25年度から3年間の成果を盛り込み、将来的に情報発信など拠点施設の建設を見据えながら、今できる人材育成や産業観光を進めることなどを挙げている。

  2. アサリ漁 復活目指す 漁場の土質改善へ 焼いた貝殻まき干潟を中和 荒尾市 夏以降に事業着手
     荒尾市はアサリ漁獲量向上を目指し、加工した貝殻を活用した漁場の土質改善事業に着手する。同市によると全国でも珍しい取り組みといい、水産業振興のほか、干潟の環境保全や観光推進などへの効果も期待されている。

  3. 40年の活動たどる 筑後市出身の田島さん アート作品など展示 芸文館3周年
     筑後市出身、デザイナーなどとして活躍する田島照久さんの作品展「田島照久の全仕事展」が2日、同市津島の九州芸文館で開幕した。5月8日まで。芸文館の開館3周年を記念する特別展で絵画や写真など展示。浜田省吾さんや尾崎豊さんらミュージシャンの撮影やアート・ディレクターを務めたり、恐竜写真集、アニメ関連作品などを手掛けた田島さんの約40年の活動をたどっている。

  4. 白やピンクの花が魅了 17日までしゃくなげ祭 みやま
     みやま市瀬高町大草の八楽会教団奥之院でシャクナゲが開花し、白やピンクの花が訪れた人を魅了している。17日までは恒例のしゃくなげ祭も開かれ、甘茶が振る舞われる。入場は無料。

  5. ロケ活用し地域振興を セミナーに50人参加 経済効果生み出せ 大牟田
     ロケツーリズムによる地域振興セミナーin大牟田が、大牟田市西港町の旧三井港倶楽部で開かれ、約50人が来場。映画・ドラマのロケーションやご当地グルメを活用した地域振興の在り方を考えた。同市、大牟田商工会議所主催、大牟田観光協会共催。


     日本中が華やいで見える。サクラが満開だ。薄ピンクの控えめな色合いながら、それでいて華やかさを兼ね備えている。サクラは古来から受け継がれてきた日本人の謙虚さと美意識を代弁している▼有明新報では3月中旬から「さくら情報」を掲載。花見の参考にしていただくためと、紙面に季節感を彩るのが狙い。本誌エリア内の公園や名所、合わせて19カ所の開花状況を知らせている。筑後市方面へ新聞購読エリアを拡大したことから、窓ケ原公園も新たに加えた▼開花の状況は、各公園や名所を管轄している観光協会や市町の商工観光担当などから毎日、情報を得ている。「つぼみ」から始まり、「ちらほら」「一分咲き」「三分咲き」「五分咲き」「七分咲き」、そして「満開」、その後は「散り始め」「落花盛ん」、最後は「葉桜」で表現▼たまに読者から「現状とずれがあるのでは」と問い合わせがある。それは各所で観測していただいている標準木と、一見した全体的なイメージとの差、つまり言葉で表すならば「個体差」の違いと説明、納得していただいている▼今年は3月31日現在(4月1日付)で、全て「満開」になった。2日の土曜と3日の日曜が最高の花見になっただろう。これから数日は「花吹雪」となり、次の土曜と日曜が「名残花」といったところか▼先週末、数カ所の名所を巡った。サクラは満開だったものの、花見の人出は「三分咲き」。穏やかな気持ちで楽しめた半面、寂しさを感じた。もっと日本の風情を味わうことで、日本人の優しさ、潔さを取り戻したい。そう願っていた。


平成28(2016)年 4月 6日 水曜日


  1. 新たな歴史始まる 大牟田中央小 児童447人 大牟田市 桜舞館小 児童313人 みやま市
     学校再編に伴って開校した大牟田市大牟田中央小学校、みやま市桜舞館小学校の開校式が5日に行われた。児童や教職員が母体となった学校の伝統を受け継ぎ、新たな歴史や伝統をつくろうと誓った。

  2. 官民連携で水道業務 「あらおウォーターサービス」始動 経営計画や管理の支援も
     荒尾市から水道事業の包括委託を受けた「あらおウォーターサービス株式会社」が今月から事業を開始し、官民連携による水道サービスの提供が始まった。包括委託にはPPPの手法が取り入れられたほか、改正PFI法に基づく新制度が活用されており、全国の行政機関や民間事業者から注目を集めている。

  3. アジアへ教育拡大 少子化対応も タイに付属中を設立 柳川高 来月8日、入学式
     学校法人柳商学園柳川高校の古賀賢理事長・校長が5日、タイ南部のナコンシタマラート市に建設中の柳川高校付属タイ中学校の開校式と入学式を5月8日に現地で開くことを明らかにした。柳川市役所へ金子健次市長に出席を要請するため訪れ、代理で成松宏副市長が出席する予定。

  4. 独身寮リニューアル 三井三池製作所 名称も「翔山寮」へ 大牟田
     三井三池製作所(平川幸知代表取締役社長)の大牟田市三池にある独身寮の増築・リニューアル工事が終了し、竣工式が5日に同寮で開かれた。関係者らが出席して完成を祝い、名称を新たに「翔山寮」とすることも発表された。

  5. 安心安全守る拠点に 建て替え落成式 筑後署大川警部交番
     筑後警察署大川警部交番の建て替えに伴う落成式が5日、大川市郷原の同警部交番で行われた。同署や行政関係者、地域住民ら約60人が出席。「地域の安全安心を守る中核拠点に」と期待を込めた。


     柳川市がみやま市と大牟田市に呼び掛けて結成された「大牟田・柳川・みやま結婚サポートセンター」には累計で852人が登録。平成27年度は結婚したのが10組あり、前年度は2組だったことから、「大幅に伸びた」と行政の担当者を喜ばせている▼厚生労働省が発表している平均結婚年齢時は、23年で夫30.7歳、妻29歳。これは全国平均だが、九州の各県も大差ない数値。昭和50年は夫27歳、妻24.7歳だったことから、晩婚化傾向が進んでいるといえよう▼それに伴い、一人の女性が一生の間に子どもを生むと仮定したときの子どもの数に相当する出生率は17年に1.2。ベビーブームの4.3と比べて半数以下で、一人の女性が平均すると2人も子どもを生んでいないことになる▼これが人口減少に大きく関わる。特に人口流入が少ない地方都市では死亡が出生を上回る自然減少の状態が続いている。各自治体とも人口減少に歯止めをかけようと必死だが、特効薬の政策がないのが実情▼この状況が少しでも改善しないかと大牟田市と柳川市、みやま市は連携して結婚をサポートしている。それぞれの市が負担金を出し合い、それに会員登録料を加えて運営されている。行政としてやる事業であるが、もっとPRにも努めてもらいたい▼結婚を望む人たちは多いはず。出会いの場を設けたり、悩みなどの相談を受け付けたりと、サポートセンターの活動は幅広い。積極的な事業展開で結婚する人が増え、それが人口増に結び付き、活気につながればと願う。


平成28(2016)年 4月 7日 木曜日


  1. 大牟田北高 地域に愛される学校へ 新校舎でスタート 「鏡開き」は巨大カステラ
    大牟田市吉野の新校舎に移転した大牟田北高校(田中茂校長)の開校舎式が6日、同校体育館で行われた。生徒たちは「地域に愛される学校をつくる」と誓い、新たな出発を祝った。

  2. 新作家具9000点 ジャパンインテリア総合展 バイヤーの商談進む きょうまで大川
     ジャパンインテリア総合展2016(大川家具工業会主催)が6日、大川市酒見の大川産業会館などで始まった。7日まで。業者向けの展示会で、同工業会の組合員企業をはじめ全国から113社が参加。新作家具およそ9千点が出展さ れ、各地から集まったバイヤーたちが熱心に見て回り、商談を進めている。

  3. 筑後市創造戦略を策定 2040年に人口4万5千人台 雇用の場確保や子育て支援
     筑後市は国の「まち・ひと・しごと総合戦略」に基づき、人口減少抑止に向けた市の地方版総合戦略「元気な筑後市創造戦略」を策定した。国立社会保障・人口問題研究所が推計した2040年の人口約4万3千人に対し、目標人口を4万5千〜4万6千人と設定。行政だけでなく市全体で総力を挙げて推進する公共計画に位置付ける。

  4. 地域に密着した施設へ 延寿荘 民営化で引き渡し式 南関
     玉名郡南関町老人ホーム延寿荘の引き渡し式が、同施設で行われた。4月から運営を引き継いだ社会福祉法人三加和福祉会の尾浦武重理事長は「私たちは地域に密着した地域に喜ばれる施設づくりを目指す」と運営方針を話した。

  5. 平和への思い新たに 長洲町戦没者追悼式
     玉名郡長洲町の戦没者追悼式が3日、ながす未来館で開かれた。遺族をはじめとする出席者は戦争の犠牲となった英霊に鎮魂の祈りをささげ、平和への思いを新たにした。


     春本番を迎えた。行楽地は、家族連れや若者たち、シルバー世代などでにぎわいを見せ始める。海のレジャーの一つが潮干狩り。国内有数の干潟が広がる有明海では、その潮干狩りが楽しめる▼だが「宝の海」といわれた有明海に異変が起きて久しい。アサリやタイラギなどが激減。ほとんど採れなくなってしまった。タイラギに至っては休漁続きで、漁業者は他の漁にくら替えしたり、廃業した人もいる▼深刻さを増す中、荒尾市は今夏以降、アサリ漁獲量の向上を目指して対策に乗りだす。海岸に堆積している貝殻を使い、砕いて焼き、干潟にまいて酸性化した土質を中和するという。すでに岡山や広島で行われ、ヘドロの減少や水生生物の増加が実証されている▼荒尾地先は、20年以上前までアサリ漁に400人ほどが従事、年間2千トン以上の漁獲量があった。ところが水質汚濁や干潟へのヘドロの堆積などでアサリの生育環境が悪化。平成26年度は12トンまで落ち込んだ▼漁場の改善事業は国の地方創生加速化交付金を活用して実施。まだ研究段階の取り組みだが、水産業振興をはじめ、干潟の環境保全、観光推進などに効果を期待したい▼荒尾地先は遠浅で、干潮時には2キロほど先まで歩いて行ける。広大な干潟は、まさに潮干狩り天国だった。30年ほど前、取材を兼ねて観光地引き網に参加したことがある。網を引き上げるのは満潮時に近い時間帯で、その前後のイベントとしてアサリを採ったり、マジャクツりにいそしんだ。そんな楽しい一日を過ごせる干潟に、早くよみがえってほしいものだ。


平成28(2016)年 4月 8日 金曜日


  1. 平和誓い墓前に桜 大和と散った伊藤大将しのぶ 大牟田
     昭和20年4月7日、旧日本海軍第二艦隊司令長官として戦艦大和とともに、鹿児島沖で散ったみやま市高田町出身、伊藤整一大将をしのんで7日、墓前祭や追悼イベントが大牟田市岬にある墓地と大牟田文化会館で開かれた。出席者は伊藤大将や戦没者に祈りをささげ、これからの平和実現を誓った。

  2. 木工まつり準備盛ん まちへ活気呼び込む 大川 関家具に新入社員26人
     大川市幡保に本社のある関家具(関文彦社長)は今春、新卒の新入社員26人を迎えた。9、10日に市内で開催される第7回春の大川木工まつりを控え、新入社員たちは研修を兼ねてポスター貼りなど準備。入社後初めての一大イベントで、まちに活気を呼び込もうと張り切っている。

  3. 九州芸文館で「酒文化博」 9日 筑後七国の酒 飲み比べ
     筑後市の九州芸文館で9日、第2回筑後七国酒文化博がある。地元9カ所の蔵元が参加し、日本酒、焼酎やリキュール約40種の飲み比べが楽しめる。正午から午後8時まで。

  4. 日常離れ自分磨き 会員24人が座禅体験 山門青年会議所
     礼節を再確認し、自分自身を磨こうと、山門青年会議所(大城和記理事長)は5日夜、みやま市瀬高町下庄の二尊寺で座禅体験を行った。会員24人が参加し、忙しい日常から離れ、静かなひとときを過ごした。

  5. 他校の取り組み学ぶ 荒尾市内3中学校 生徒会役員が交流
     荒尾市内三つの中学校(荒尾海陽、第三、第四)の生徒会役員が集い、テーマに沿って話し合う学習会が4日、市役所であった。参加した24人の生徒たちは、他校の取り組みやアイデアを取り入れようと活発に意見を交わし、交流を深めた。  生徒会同士の交流を通して仲間づくりの大切さや、より良い学校をつくるための道筋を学んでもらおうと平成26年度から始まったもので、28年度で3年目。初顔合わせとなったこの日は、まず全員の自己紹介と各校が取り組んでいる活動のPRがあった。


     若鷹たちは筑後の地で躍動している。福岡ソフトバンクホークスの2軍はウエスタン・リーグで6日現在10勝6敗で中日ドラゴンズに次ぐ2位。3月19日のタマホームスタジアム筑後での開幕戦を2―1の劇的なサヨナラ勝ちで飾ったのは、まだ記憶に新しい▼チームは3月最後の試合をサヨナラ勝利した勢いをそのままに4月初戦もサヨナラ。スタンドは万歳、万歳の歓喜に包まれた。2年連続日本シリーズ制覇の1軍に負けじと、2軍はリーグ4連覇。昨年は2年ぶりの日本一に輝いた▼ファーム(2、3軍)でも勝負が大切なのは当然だが、1軍で活躍するための試合内容が重要。開幕戦で記念すべき勝ち星を得たロベルト・スアレス投手は以来、自責点ゼロを続けてきた▼ベネズエラ出身で一昨年までは工事現場の建設作業員や自動車運転手などをしながらアマチュアでプレー。昨年、メキシカン・リーグで活躍すると大リーグからも注目された逸材。野球漫画「あぶさん」の主人公・景浦安武が付けていた「90番」を背負っている▼160キロに迫る速球が魅力。6日のドラゴンズ戦では1点リードの9回表に2点を失い、無念の逆転負けを喫したが、ハングリー精神旺盛な新外国人投手がタマスタで飛躍。ヤフオクドームに舞台を移して羽ばたく姿が楽しみだ▼首位争いを演じる2軍の一方で工藤公康監督率いる1軍は一進一退が続く。今は我慢の時。しっかり5割ラインに乗せ貯金を一つでも多く積み上げた後は、例年どおり交流戦で白星街道をひた走るものと期待する。いざゆけ若鷹軍団。


平成28(2016)年 4月 9日 土曜日


  1. 創部2年目で全国8強 前回王者も下す快挙 明光学園高ハンドボール部
     大牟田市倉永の明光学園高校ハンドボール部(積孝也監督)は、兵庫県で開かれたジャパネット杯第39回全国高校ハンドボール選抜大会でベスト8に入った。創部2年目にしての快挙。2回戦では前回大会王者の白梅学園(東京)を下した。安田七海主将は「接戦を勝ち抜く強さがついてきたし、全国の上位チームにも力を発揮できれば通用することが分かった。準々決勝で負けた悔しさもあるので、全員で勝ちたいという気持ちを強く持ち、インターハイ優勝を目指したい」と抱負を話した。

  2. 釈迦の誕生祝う 各地の寺で「花祭り」 有明地域
     釈迦の誕生を祝う「花祭り」行事が8日、各地の寺院で行われた。信徒らは「誕生仏」と呼ばれる釈迦像に甘茶を注ぎ手を合わせた。

  3. ようこそ!世界遺産のまちへ! 工夫凝らした看板設置 大牟田
     世界文化遺産に登録された三池炭鉱関連施設を見に来た人たちへ「世界遺産のまち大牟田」をより広くアピールしようと、宮原坑、三池港、高速船三池島原ライン発着場桟橋横の各所に工夫を凝らした看板が設置された。来場者たちを出迎え、記念写真を撮る人の姿も見られている。

  4. 海達公子大賞など発表 児童文芸・美術展に933点 荒尾
     一般社団法人海達公子顕彰会(松山厚志代表理事)は「第7回海達公子まつり」の行事の一環として、児童文芸・美術展を開催した。自由詩、書道、絵画の各部門に合わせて933点の応募があり、審査の結果315点が入賞。同会は各部門の海達公子大賞、金賞、銀賞、銅賞、佳作、努力賞を発表した。

  5. スポーツで地域貢献 木庭さんが県功労表彰受ける みやま
     地域スポーツの振興に努めてきたみやま市瀬高町下庄の木庭誠さん(79)が福岡県スポーツ功労者表彰を受けた。7日に西原親市長へ表彰を報告し、「生涯スポーツで地域貢献が目標。これからも頑張りたい」と笑顔で抱負を語った。


     ニラと間違えてスイセンを食べた熊本県の一家が、食中毒症状を訴えて医療機関を受診したという。全員が快方に向かっているから、まずは一安心▼スイセンに毒があるということは聞いていたが、本当にそうした事故が起きるとは。調べてみると結構、間違って食べたという事例があった▼その理由の一つは、モグラやネズミなどから田畑を守るために、その周囲に植えられてきたからという。同じ理由ではヒガンバナ(曼珠沙華)があり、田んぼのあぜ道に多く見られるのも納得できる▼ニラとスイセンの葉は、一見したところよく似ている。違いがあるとすれば、スイセンの葉は幅が広く、厚くて全体に大きい。根元は白くて太く、引っこ抜けば丸い球根があるところが決定的に違う。それでも迷うときには、においを嗅げばいい。スイセンは無臭で、ニラは特有のにおいがある▼他にも食用にされている植物と類似していて注意しなければならないものはたくさんある。春の旬として、てんぷらの具材に挙げられるフキノトウ。ソックリなのがハシドコロ。耳にしたこともないというのが大方だろうが、若芽のころは見分けがつかない。ゲンノショウコとトリカブトも似ている。これら毒性のものを食べると、比較的短時間で中毒症状が出るらしい。万一の場合は、すぐに医療機関へ▼スイセンの花の香りはとてもよく、一般的に人気の花だ。花壇などで好んで植えられることが多い。自生力も強く、家庭菜園の周囲に人知れず増えることもある。当然のことだが、口にするものは十分に注意したい。


平成28(2016)年 4月 10日 日曜日


  1. 電力小売自由化 相談会で浸透図る みやま市 さっそく契約者も
     みやま市が設立した電力売買会社、みやまスマートエネルギー(磯部達代表取締役社長)の大相談会が9日から、同市内4カ所で始まった。磯部社長は「料金だけでなく、サービスも充実しています。手続きも簡単なので、ぜひ一度、会場に足をお運びください」と呼び掛けていた。

  2. 地域から求められる教育へ 杉森高 来年度、普通科を新設 医療進学とファッションの2コース
     柳川市奧州町、杉森高校(志賀建一郎校長)は、平成29年度から普通科2コースを設立する。現在、食物科、看護科、福祉科があるが、普通科を復活し、医療系進学コース(募集定員20人)とファッションコース(同)を新設する。

  3. 春の木工まつり 大川の家具・建具アピール 名産市もにぎわう きょうまで
     第7回春の大川木工まつりが9日、大川市酒見の大川産業会館などで始まった。10日まで。約200店が出展した「大川の家具・建具と名産市」を中心にしたイベントが繰り広げられ、多くの人でにぎわっている。大川商工会議所、大川市内業界団体などで組織する実行委員会主催。

  4. 交通事故に気を付けて 始業式迎え街頭指導 南関
     玉名郡南関町内の小中学校で始業式が行われた8日、佐藤安彦町長らが町内の交差点で交通安全の街頭指導を行った。新年度を迎え、学校へと急ぐ子どもたちに「おはよう、気を付けていってらっしゃい」と声を掛け、安全を見守った。

  5. 新1年生に黄色の帽子 LCや交通安全協 柳川
     柳川市の19小学校で8日、入学式が開かれた。式典では柳川ライオンズクラブ(長野裕之会長)や同市交通安全協会(江口吉男会長)などが交通安全を願って新1年生全員の560人分のに黄色の帽子、ランドセルカバー、傘などを贈った。


     ボートレーサーを養成する柳川市のやまと学校で入学式が行われ、次代を担うホープたちがプロを目指して第一歩を踏み出した▼ボートレースの世界を紹介するテレビ番組に女性トップクラスのレーサーが登場していた。ところで有明地域出身の女性レーサーもいる。大牟田市出身の森田太陽選手、柳川市出身の大橋栄里佳選手、大川市出身の小城千奈選手だ▼小城選手には同学校入学のころから応援している市民らのグループがある。近隣にゆかりのある選手たちにもエールを送ろうと、他の選手も招いた激励会なども行うようになり、さらに輪が広がっているようだ▼地元からのバックアップは選手たちにとって大きな力、励みになるのは言うまでもない。それに応えようと選手も気合が入るはず。大橋選手や小城選手と会った時には「競技を通じてふるさとをアピールしたい」という思いも語っていたのは、その表れだろう▼小城選手は他のスポーツの道も考えたというが、「男性とも勝負ができるから」とボートレーサーを志したという。応援団はその意気込みにも共感したはず▼中央競馬では16年ぶりに女性騎手が誕生した。その藤田菜七子ジョッキーは競馬関係者、ファン以外からも大きな話題を集め、プロ野球の始球式に招かれるなどすっかり時の人≠ニいう感じだ。今後が注目されるが、地元出身の女性レーサーたちにも実力、人気を兼ね備えた選手になってふるさとの発信もしてほしい。そして、いろんな分野で頑張っている人を紙面で知らせていきたい。


平成28(2016)年 4月 12日 火曜日


  1. 柳川出身の坂井選手 男子200メートルバタフライ リオ五輪出場へ 指導した徳丸さんらTVで見守る メッセージで感謝表す 「応援ありがとう」
     柳川市出身の坂井聖人選手(早稲田大学3年)が10日まで、東京都で開催の日本選手権水泳競技大会兼リオデジャネイロオリンピック競技大会代表選手選考会に出場。男子200メートルバタフライで決勝2位、1分54秒21のタイムで派遣標準記録を突破し、オリンピック出場内定を決めた。

  2. 有明海沿岸の警備強化を 国際情勢踏まえ呼び掛け 大牟田
     大牟田地区沿岸警備協力会(板床定男会長)は7日、大牟田警察署で平成28年度定期総会を開いた。国際情勢を踏まえ、有明海沿岸での警備と防犯活動をより強めていくことが呼び掛けられた。

  3. ウィーンで歌う 合唱団せたか 黄金ホールで喝采浴びる
     女声合唱団の「合唱団せたか」(高山加代子代表)は11日、みやま市役所を訪ね、オーストリアのウィーンで行われた「日墺親善コンサート」に出演、北原白秋の作品などを歌い、会場から大きな拍手を受け感動を受けたと報告した。

  4. 心一つに吹奏楽演奏 子どもから大人まで サークルオブブラス 大川
     大川児童吹奏楽団第39回定期演奏会、おおかわサークルオブブラス演奏会が、大川市文化センターで開かれた。子どもから大人まで世代を超え、心を一つにした演奏が会場に響き渡った。大川児童吹奏楽団や実行委員会の主催。市教育委員会と大川文化協会の後援。

  5. 県内で最も早い茶摘み 児童や親子連れ80キロ収穫 筑後
     「福岡の八女茶」をPRしようと、新茶の手摘み体験が10日、筑後市前津の茶畑であった。招待された地元の少年野球チームの児童や親子連れら約50人が茶摘みをにぎやかに楽しみ、約80キロを収穫。試飲や茶葉の天ぷらの試食もあった。


     大牟田市やみやま市などでは、高菜の収穫がピークを迎えている。畑では、濃い緑色に成長した高菜が、車の荷台へこぼれんばかりに山積みされ、集荷場や契約先の漬物会社へ持ち込まれている▼この地方で栽培されているのは「三池高菜」。大牟田の三池山で栽培されていたことから、この名が付いた。紫色の入った大きな葉と厚い葉脈が特徴。高さは1bほどに達するものもある。種は秋にまき、今が収穫の盛り▼この品種改良を行ったのは、明治時代に柳川市三橋町中山(現住所)にあった「中山農事試験場」。現在は「立花いこいの森」という公園になっている。当時の試験場の広さは公園の1.5倍ほどあり、南側にも広がっていた▼試験場を設立したのは、最後の柳川藩主である立花鑑寛の次男・寛治だ。明治の世となり、「もはや殿様の時代ではない。これからの進むべき道は農業だ」として、終生この試験場の運営に心血を注いだ。国内外から種苗を取り寄せ、この地に適合するのかを試した。農談会や種苗交換会を開き、「果樹及穀菜便覧」という書物もまとめた。柑橘類品評会にも力を入れ、そうした中で生まれた「宮川みかん」は有名▼三池高菜は漬物として食するのが一般的。塩漬けにして乳酸発酵させる。細かく刻んで製品化しているのが多い。油で炒めた高菜炒めが美味。おにぎりやチャーハン、ラーメンの具材として人気が高い▼「九州と言えば高菜」と言われるほどの特産品になっている。その中心となるのが三池高菜。食卓の名脇役を、もっと誇らしく自慢していこう。


平成28(2016)年 4月 13日 水曜日


  1. 100周年盛大に祝おう 市民提案型事業募る すでに4催事決定 7月以降実施する企画 新規は上限50万円補助 5月31日締め切り
     大牟田市が平成29年3月に市制100周年を迎えることから、28年度にはさまざまなプレ事業、29年度には多彩な記念事業を開催し、全市的に盛大にを祝う。また、その一環として市では市民や各種団体が自ら企画運営し、実施する「市民提案型事業」を募集しており、「大きな節目の年を一緒に盛り上げましょう」と呼び掛ける。

  2. 地域発展に期待込める 入社・入店式で新社会人を激励 大牟田・柳川
     今春、就職した新社会人らを対象とする入社・入店式が12日、大牟田市や柳川市の商工会議所で開かれた。地域経済発展への期待を込め、大きな希望を抱いて一歩を踏み出した新社会人らを激励。式終了後はビジネスマナー講座も行い、社会での心構えを伝えた。

  3. ホークス選手の背番号くじで読書 スタンプラリー始まる 筑後市立図書館
     「こどもの読書週間」(23日から5月12日まで)に合わせ、子どもたちに読書の楽しさを知ってもらおうと、筑後市立図書館はプロ野球・福岡ソフトバンクホークスにちなんだ読書スタンプラリーを始めた。市内にファーム(2、3軍)の新本拠地が開業し、子どもたちが親しみを持つホークス選手をきっかけに、読書に触れてもらおうという狙い。

  4. 和やかなひととき まち歩きイベントで 大木
     三潴郡大木町のまち歩きイベント・菜の花さるこいが行われ、家族連れなどが同町八町牟田の天然温泉大木の湯アクアスから、「菜の花まつり」会場まで3.5キロほどを歩いて、季節の花を眺めながら和やかなひとときを共有した。

  5. 駅前が社交の場に早変わり ねぎだれ市でにぎわう 偶数月の第1土曜日開催 JR南瀬高駅前 みやま市
     みやま市のJR南瀬高駅前に2カ月に1度、朝からにぎやかな声が響く。恒例のねぎだれ市だ。地元の新鮮な野菜や魚、手作りのお菓子などが並び、普段は静かな駅前が人々の社交の場に早変わりする。


     柳川市が今月から始めた柳川、大和、三橋の各庁舎で婚姻届を提出した夫婦に配っている婚姻届記念ファイルが好評だ。無料ということもあり、断る夫婦はなく、記念になると喜ばれている▼現在の柳川市は平成17年3月に1市2町が合併して誕生した。当時の人口は約7万6千人。現在は約6万8千人。この11年間で8千人ほどが減少したことになる。観光都市であり、訪れる人は多く、にぎわいはあるようだが、定住人口は減少の一途▼市は市民や市議会定例会一般質問で、人口減少の歯止め策を求められ、婚姻届記念ファイルを作成することを決め、さっそく配布を始めた▼26年度の実績で、柳川市が婚姻届を受理したのは1044件、このうち、286件が市の窓口に届けられ、758件は他市町村窓口に提出された。婚姻届は本籍地だけでなく、現所在地でも提出できることから、受理した市町村から本籍地の柳川市に送付されてくる▼このファイルは結婚届のコピーを入れて保管できるだけでなく、表紙はドンコ舟で掘割を行く相合い傘の夫婦の写真が飾り、祝いの言葉、結婚記念日を掲載。さらに裏面には柳川の四季ごとのイベントも紹介している▼市は2年間分の650部を作成。かかった費用は印刷、デザイン料込みで20万円。2年間での予算であることを考えると少ない投資といえよう。だが、結婚した人たちがそれを機にさらに柳川に愛着を持つことで定住人口が維持でき、夫婦に多くの子どもが誕生すれば、ファイル事業は大きな成果となる。


平成28(2016)年 4月 14日 木曜日


  1. コールセンター導入を説明 費用対効果と利便性向上 中尾市長記者会見 開設時期など検討重ねる 大牟田
     大牟田市の中尾昌弘市長は13日、4月定例記者会見を開き、新たに就任した2人の副市長の選定理由や平成28年度に予定しているコールセンター導入のメリットなどを説明。副市長について「連携して一丸となって課題解決に取り組みたい」、コールセンターは「議会での指摘を踏まえて開設日、時間など再度検討し、可能な限り経費縮減に努め、費用対効果が向上するようにしたい」などと話した。

  2. みやまスマートエネルギー 3日間で48件契約 電力小売り自由化 大相談会の前半
     みやま市が設立した地域電力会社、みやまスマートエネルギー梶i磯部達代表取締役社長)の電気料金生活支援サービス大相談会は、前半(9、10、11の3日間)に同市内の4会場へ167組が来場、この中から48件の申し込みがあった。

  3. 選挙は政治参加の機会 八女高生が投票を体験 筑後
     選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことを受け、筑後、八女市、八女郡広川町の選挙管理委員会などでつくる八女地区選挙啓発推進協議会(栗原浩暢会長)は12日、筑後市和泉の八女高校(内田武文校長)で出前講座を開いた。3年生約230人が投票を体験した。

  4. ボタン眺め春満喫 宮崎兄弟の生家で茶会 荒尾
     荒尾市宮崎兄弟の生家施設で10日、「春の牡丹茶会」があった。来場者は抹茶を味わうとともに、庭に咲き誇るあでやかなボタンを眺め、うららかな春のひとときを満喫していた。

  5. 16日から中山大藤まつり 待ち焦がれ見物客も ライトアップや句会 柳川市
     柳川市三橋町中山、熊野神社境内に、福岡県の天然記念物に指定されている樹齢300年の大フジの花が咲き始めた。まだつぼみが多いが、所々に花が見られ、咲くのを待ち焦がれる人たちが見物に訪れている。ここでの第13回中山大藤まつりは16日から。


     街路樹のハナミズキの花が咲き始めた。サクラが潔く散った後の寂しさを、ほんわりと包んでくれるような、そんな優しさを感じさせる花である▼大牟田市では、いくつかのハナミズキ通りがある。築町交差点から西へ踏切を越えて「エヌシーみいけ前から中友小学校北側」までが平成元年から整備された。「大牟田郵便局前から上官交差点」までは同10年からの整備。そして「九州新幹線新大牟田駅前から周辺の大通り」が同23年から植樹された▼これらは都市計画道路事業の一環。その他も含めて市が管理しているハナミズキは191本。通りでピンクの花が咲き並ぶのもきれいだが、市役所の庁舎前に数本点在しているものも見応えがある▼ハナミズキはアメリカ原産で、別名アメリカヤマボウシ。花はピンクの他に白もある。ただし花のように見えるのは、実は苞といってつぼみを包んでいた葉。実際の花は中心の粒状に見えているもの▼市が管理する街路樹は、高木で数千を数える。ケヤキやクロガネモチ、クヌギ、コブシなどが大半。市の花のヤブツバキは、それほど多くない。固まってあるものでは市役所周辺くらい。増やさない理由は、ツバキ特有の落花が原因。市民の苦情が寄せられるから。同じ理由でイチョウも減っている▼ハナミズキが注目を浴びたのは、2010年に新垣結衣が主演した同名の映画「ハナミズキ」から。キャッチコピーは「君と好きな人が、百年続きますように」。人口減少で消滅都市とされる大牟田市。100年後も、元気なまちでありますように―。


平成28(2016)年 4月 15日 金曜日


  1. 一生の思い出を有明地域で 世界遺産£ヌい風に 修学旅行の誘致 本番へ 「グリーンランド」「マジャク釣り」人気 荒尾玉名・大牟田観光推進協議会
     一生の思い出を有明地域で―。世界文化遺産や豊かな自然、グリーランドを活用して、有明地域に修学旅行生を呼び込もうとする活動が展開されている。荒尾玉名・大牟田観光推進協議会では関西の中学校を主なターゲットにして売り込み、地域資源やモデルコースなどをまとめたパンフレットで魅力をPR。「修学旅行は実施の2、3年前にはコースを決めてしまうことが多い。本年度や来年度から世界遺産の効果が出てくるのでは」と期待を寄せる。

  2. 副市長人事は慎重期して 荒尾市政懇談会 市民の質問に答える
     荒尾市の市政懇談会「タウンミーティング」が13日夜、同市大正町のメディア交流館で開かれた。約10人の市民が参加し、山下慶一郎市長から平成28年度の施政方針や当初予算などの説明を聞いたほか、質疑応答もあった。

  3. テロは絶対に阻止する 三池港の水際対策を協議 大牟田
     第14回三池港危機管理コアメンバー会合が13日、大牟田市新港町の三池港湾合同庁舎で開かれた。三池海上保安部をはじめ九つの関係機関の代表者が集まり、G7伊勢志摩サミットや関係閣僚会合を見据えた三池港の水際対策について協議。テロを絶対に阻止することを確認した。

  4. 消防職員の士気高揚 県内24人が意見発表 みやま
     第39回福岡県消防職員意見発表会が13日、みやま市のまいピア高田で開かれた。県内24の消防本部や消防局職員が壇上でより良い防災活動へのアイデアや取り組みなどを紹介した。

  5. 「橘香園」 観光農園として再出発 食と農と福祉の拠点に 収穫体験やピクニックも 大牟田
     大牟田市上内のミカン園「橘香園」が農作物の収穫体験やピクニック、バーベキューなどを楽しめる観光農園「アールズファーム橘 香園」として再出発し、15日にオープンす る。同園の立花民雄代表(68)は「園芸療法など福祉の分野でも活用してほしい。食と農と福祉の拠点、農と観光の拠点となり、地域に貢献できれば」と意気込んでいる。


     街路樹のハナミズキの花が咲き始めた。サクラが潔く散った後の寂しさを、ほんわりと包んでくれるような、そんな優しさを感じさせる花である▼大牟田市では、いくつかのハナミズキ通りがある。築町交差点から西へ踏切を越えて「エヌシーみいけ前から中友小学校北側」までが平成元年から整備された。「大牟田郵便局前から上官交差点」までは同10年からの整備。そして「九州新幹線新大牟田駅前から周辺の大通り」が同23年から植樹された▼これらは都市計画道路事業の一環。その他も含めて市が管理しているハナミズキは191本。通りでピンクの花が咲き並ぶのもきれいだが、市役所の庁舎前に数本点在しているものも見応えがある▼ハナミズキはアメリカ原産で、別名アメリカヤマボウシ。花はピンクの他に白もある。ただし花のように見えるのは、実は苞といってつぼみを包んでいた葉。実際の花は中心の粒状に見えているもの▼市が管理する街路樹は、高木で数千を数える。ケヤキやクロガネモチ、クヌギ、コブシなどが大半。市の花のヤブツバキは、それほど多くない。固まってあるものでは市役所周辺くらい。増やさない理由は、ツバキ特有の落花が原因。市民の苦情が寄せられるから。同じ理由でイチョウも減っている▼ハナミズキが注目を浴びたのは、2010年に新垣結衣が主演した同名の映画「ハナミズキ」から。キャッチコピーは「君と好きな人が、百年続きますように」。人口減少で消滅都市とされる大牟田市。100年後も、元気なまちでありますように―。


平成28(2016)年 4月 16日 土曜日


  1. 長洲町 震度5弱 有明地域 避難所で不安な一夜
     14日午後9時26分ごろ、熊本県上益城郡益城町で震度7を記録する地震が発生。有明地域では玉名郡長洲町で震度5弱、大牟田市、荒尾市、玉名郡南関町、柳川市、みやま市、大川市、筑後市、三潴郡大木町で震度4の揺れがあった。各市町では被害の情報収集に当たる一方、避難場所を確保。余震が続く中、市民は不安な一夜を過ごした。

  2. 巡回連絡の技能向上を 若手警察官が競い合う 筑後署
     地域の住宅などを訪問し、情報収集や防犯指導をする「巡回連絡」の競技会が12日、筑後警察署(宮崎光一署長)であった。昨年4月に拝命し、管内の交番に勤務する23歳から28歳までの若手署員4人が挑戦した。

  3. 子どもの育成支援 大川市奨学会 27年度寄付者に感謝
     大川市奨学会(会長・鳩山二郎市長)は13日、同市役所で平成27年度寄付者への感謝状贈呈式を行った。同年度は10人(団体)から385万3823円の浄財が寄せられ、高校生ら郷土の将来を担う子どもの育成に活用。28年度からは大学進学者に対象を広げている。

  4. ニセ電話詐欺 未然防止 警察署員らが啓発活動 大牟田、筑後
     大牟田、筑後警察署は年金支給日に当たる15日、管内の金融機関などでニセ電話詐欺の防止を呼び掛ける啓発活動を実施。署員らが被害を未然に防ぐチラシを配布しながら、注意を呼び掛けた。

  5. 交通安全など呼び掛け 柳川、筑後でキャンペーン
     春の交通安全県民運動の 最終日となった15日、柳 川、筑後市で交通安全などを呼び掛ける街頭啓発キャンペーンが行われた。参加者が利用者らに「横断歩道のマナーアップ」「交通事故死ゼロ」など事故防止を訴えた。


     皆さん、大丈夫でしたか。けがは、なかったでしょうか。家族や知り合いと連絡は取れましたか。周囲に困っていたり、助けを求める人はありませんでしたか▼14日午後9時26分ごろ、熊本地方を震源地とする大きな地震が発生した。有明地域では長洲町長洲で5弱を観測したのをはじめ、大半が震度4。2005年3月20日の福岡県西方沖地震より、揺れは大きかった▼その後も余震が続き、不安をかき立てた。眠れぬ夜をすごした人もいただろう。発生直後は、携帯も固定の電話もつながらなかった。しばらくして連絡が取れるようになり、状況が少しずつ分かってきた。電気などライフラインへの影響はほとんどなかった▼各市役所、町役場では災害警戒対策本部などを立ち上げて、被害状況の把握に努めている。大牟田市では、地震発生後の午後10時ごろから屋外スピーカーや広報車で、余震が続いていることへの注意や避難所を確保したことなどを市民に呼び掛けた▼11年前の福岡の地震では、1カ月後に、再び大きな地震が発生した。今回は長く余震が続き、これからも安心はできない。いつ、また大きな地震が襲ってくるかもしれない。自分の身を守ること、家族の安全を確保すること、周囲と声を掛け合うことを忘れぬよう▼災害は、いつ起きるのか予測がつかない。この有明地域でも、今年1月の記録的な寒波、2012年の九州北部豪雨と記憶に新しい災害が続いている。万が一への備えを、いま一度しておこう。災害時の家族の取り決めや防災グッズの準備などを怠りなく。


平成28(2016)年 4月 18日 月曜日


  1. 有明地域にも影響大 地震で不安広がる
     広範囲に大きな被害を及ぼしている熊本地震。14日夜に続き16日未明には本震とみられるマグニチュード7.3の地震が発生、断続的に余震が続く。有明地域の各自治体では対策本部などを設置し被害状況などの情報を収集。避難所を開設するなど安全確保にも努めるが、住民生活に不安が広がっている。

  2. 中山大藤まつり始まる BABY GOイベントも 柳川
     柳川市三橋町中山の熊野神社境内で、第13回中山大藤まつりが16日に始まった。白や紫色の花を咲かせており、藤棚の下や近くでは特産品の販売なども行われ、にぎわいを見せた。主催する実行委員会は会場に熊本地震被災者への義援箱を設け、来場者に協力を呼び掛けている。最初の日曜日の17日は隣接の立花いこいの森公園で「BABY GO12」のイベントも催され、まつりを盛り上げた。大藤まつりは28日まで。

  3. 新たな地域防災拠点に 上庄分団格納庫の落成祝う みやま市消防団
     みやま市消防団上庄分団の新格納庫落成式が行われ、消防関係者など約70人が出席。新たな防火・防災の拠点として活用し、地域を守っていくことを誓った。

  4. 世界遺産登録で商品増える 万田坑の物産品販売所リニューアル 万田坑ステーションから移転 2倍の広さに 観光情報も発信 荒尾市
     荒尾市の万田坑ステーション内にあった物産品販売所が、移転してリニューアルオープン。名称も新たに「荒尾市物産館まるごとあらお万田売店」となった。運営する同市観光協会は「広くなり買い物がしやすくなりました。観光情報の発信もしていきますので、ぜひお越しを」とPRしている。

  5. 同窓生の思い受け継いで 桜井さん 旧校舎描かれた絵を寄贈 大牟田北高へ
     大牟田北高校卒業生で最高裁判所判事の桜井(旧姓・藤井)龍子さんが、平成27年度まで同校校舎のあった甘木山から望む風景が描かれた絵画を15日、同校へ寄贈。同窓生の思い、伝統を新校舎で受け継ぎ、新たな歴史や文化を築いてほしいと後輩たちに思いを託した。同市出身の画家で日本芸術院会員、大津英敏さんによる作品は校長室に飾られた。


     「筍医者」は技術が低い医者という意味。「筍生活」はタケノコの皮をはぐように所有する物を売って生活費に充当することで、第2次世界大戦直後によくいわれていたという▼このようにネガティブな響きを持つタケノコだが今の時季の味覚の一つだ。児童の食育として小学校で行われたタケノコ掘りを取材する機会があった。米作り、イモ植えと収穫などは何度も見たが、タケノコによる食育に接したのは初めて。気分をリセットされたような気もした▼ゲストティーチャーや教職員の手ほどきを受け、軍手姿でくわを振るって挑戦する児童たち。初めての体験に喜々としていた。自らが収穫して次の日に作り、味わったタケノコご飯もおいしかったことだろう▼季節を問わず食べられるものが多くなった。例えばスイカ。8月の盆前後に暑い中で冷やして食べるのを楽しみにしていた。今はいつでも売られている。生活様式も変わったからと言えばそれまでかもしれないが、季節を彩る旬の味が少なくなったようで残念でもある▼食育とは食べ物、それを生産したり流通させて食卓に届けてくれる人たちへ感謝する気持ちを養うのが目的である。だが先人たちが残したその土地ならではの食生活を体感し、生活の知恵を学ぶこともまた大切ではないか▼生きるために欠かせない「食」から学べることは多いし、何げなくしている食事もいろいろ考えれば奥が深い。食育は子どもだけでなく、大人にとっても必要だと思った。まず食べられるありがたさをかみしめてみよう。


平成28(2016)年 4月 19日 火曜日


  1. 被災地復旧へ思い強く 熊本地震 大川市消防本部 派遣隊員が帰還報告
     大きな被害が発生した熊本地震の被災地救援のため、活動していた消防署員が17日に帰還した。大川市消防本部では、熊本県知事の要請を受けて福岡県から派遣されていた緊急消防援助隊の第1陣5人の解散式を実施。頻発する地震により倒壊した家屋などを目の当たりにした隊員らが、被災地の早期復旧・復興へ思いを強めた。

  2. 何かできることを 八女高卒の熊大生ら募金活動 筑後
     熊本県を中心に頻発する地震の影響で、地元に帰省している筑後市の八女高校出身の大学生が18日、同市のJR羽犬塚駅前で募金活動を始めた。駅利用客らに被災地に送る義援金への協力を呼び掛けている。

  3. 児童が交差点の通行、実践し学ぶ 柳川市皿垣小
     柳川市皿垣小学校(松尾隆裕校長)の交通安全教室が15日、同校そばの栄伏木交差点周辺であった。1年生から3年生までの児童、33人が参加し、1、2年生が歩行、3年生が自転車での安全な交差点の通行方法を学習。実践しながら、交通ルールを身に付けた。

  4. 歴史と伝統の味食べて 三池高菜 収穫ピーク みやま
     みやま市の特産品、三池高菜の収穫がピークを迎えた。JAみなみ筑後によると、今シーズンは暖冬の影響で株が大きく、豊作だといい、生産者が手際良く大きく育った高菜を収穫していた。

  5. 苗や陶器がずらり 春の感謝祭 荒尾市社会福祉事業団
     社会福祉法人荒尾市社会福祉事業団(藤崎龍美理事長)の「春の感謝祭」が16、17日、荒尾市増永の同事業団グラウンドで開かれた。同事業団運営の小岱作業所利用者が心を込めて作った野菜や花の苗、陶器がずらりと並べられ、来場者が品定めしていた。


     いまだに強い地震が続いている。14日午後9時26分ごろ熊本地方を震源地として発生した地震はマグニチュード(M)6.5で、最大震度が7。その後は、余震が続くものとみらていた。しかし、16日午前1時25分ごろにはM7.3、最大震度6強が発生。前例を裏切る格好となった▼気象庁は16日の地震を「これが本震と考えられる」とし、前に発生したものを前震という見解を示した。分かりづらいのだが、地震の大小はマグニチュードの規模で格付けされている▼震度は、それぞれの地点で観測した揺れの強さ。マグニチュードは地震そのものの大きさを表す値。例えて言うと電球そのものの明るさがマグニチュードで、電球から離れたそれぞれの計測点の明るさが震度。つまりマグニチュードが大きくても、震源から遠いところでは震度は小さくなる▼地震のエネルギーは、マグニチュードの値が1増えると32倍の強さになる。2増えれば32倍の、さらに32倍で1024倍。M7の地震は、M6の32個分の強さになる。ちなみに広島原爆を地震エネルギーに換算するとM6.1だという。1995年の阪神大震災はM7.3で、今回の本震も同規模。共に広島原爆の32倍以上のエネルギーになる▼本震での有明地域の震度は「5強」を長洲町長洲、みやま市高田町、柳川市三橋町、大川市酒見で計測。やはり前震よりも揺れは大きかった▼余震が続いているが、震源地は北東、南西方面へ分散しているようにもみえる。被災地への支援が始動しているが、一日も早い終息を祈るばかりだ。


平成28(2016)年 4月 20日 水曜日


  1. 熊本地震 被災者を支援しよう みやま市 飲料水と毛布贈る トラックで合志市へ
     熊本地震の被災者を支援しようとみやま市は19日、水と毛布を熊本県合志市に送った。みやま市職員は「頑張ろう!!熊本」と書かれた横断幕を貼ったトラックに荷物を詰め込み、一日も早い復興を願い見送った。

  2. ホークスも被災地応援 タマスタ筑後に募金箱
     熊本地震の被災地を応援しようと19日、HAWKSベースボールパーク筑後に募金箱が設置された。チケット売り場の横に置かれ、訪れた人たちが善意を寄せていた。福岡ソフトバンクホークスでは今後も試合が地元開催される日に合わせて、募金箱を設置するという。

  3. 「まつりインハワイ」参加へ 女性会総会 井形会長を再任 大牟田商議所
     大牟田商工会議所女性会(井形ヤス子会長)は、大牟田市有明町のだいふくで平成28年度総会を開いた。本年度は恒例の「おおむた咲椿チャリティーパーティー」を催すほか、新事業として「まつりインハワイ」に初参加する。

  4. 柳川きれい。人も親切 米国生徒ら市長と交流
     米国セントジョーンズベリーアカデミーの生徒6人ら一行が18日、柳川市役所を訪れ、金子健次市長と土産の交換などを行い、懇談して交流を深めた。生徒らは16歳から18歳までで、日本語で「柳川はきれい。人もとっても親切」と感想を発表していた。

  5. 来月 チャレンジデー 大牟田が伊勢原市と対戦 目標70%達成へ多彩な催し 住民総参加型スポーツイベント
     住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー2016」が5月25日、全国130自治体や地域で開催される。郷土では大牟田市が11回目となる参加を決定し、今回の対戦相手は、3回目の参加となる神奈川県伊勢原市となった。大牟田市は目標参加率を70%に掲げ、盛りだくさんのイベントを開催。目標を達成し、通算5勝目を目指す。


     やがてゴールデンウイーク。長期の休みとなり、多くの人が動くことから、観光地は多彩な企画でアピール。水郷柳川では多くの人たちが訪れた柳川雛祭り・さげもんめぐりが終わり、今後、どう観光客を呼び込めるか、さらにPRに力を入れる時季かもしれない▼柳川は川下りとうなぎ料理が有名だが、有明海に面しており、のりなどの海産物、それに農産物も豊富。さらに立花宗茂が初代藩主の柳川藩の城下町であり、北原白秋など文学者も多く輩出していて、文化と歴史のあるまち▼柳川の魅力をアレンジした体験型のイベントを企画している水郷柳川ゆるり旅は春と秋の年2回実施。昨年は夏も小規模で行ったが、このイベントの中には通年になったものもある。年間を通してゆっくりと柳川を楽しんでもらいたいという願いもあるようだ▼市町合併によって旧大和町と旧三橋町も柳川市になった。観光柳川といえば旧柳川市が主だが、大和町、三橋町にも魅力がいっぱい。さらに隣接のみやま市との連携も活発▼柳川の特徴に神社・寺院が多いことも挙げられる。三柱神社、日吉神社に立花家ゆかりの禅寺の天叟寺などが知られるが、大和町には平安時代に創建され、長い歴史のある鷹尾神社もある▼柳川古文書館副館長の郷土歴史講座で、説明があったが、鷹尾神社は県社に昇格し、国指定文化財の文書もあるという。ゴールデンウイークに地元の文化財をゆっくりと巡るのは郷土への理解を深めることになろうし、新たな魅力の再発見にもつながるはずだ。


平成28(2016)年 4月 21日 木曜日


  1. 熊本地震 救援物資 確実に現地へ 大牟田市 官民連携で取り組む
     熊本地震の被災者を支援しようと有明地域では行政をはじめ、各団体が救援物資を被災地へ運んでいる。大牟田市では行政と民間のボランティア団体が連携。それぞれが得意とすることを最大限生かし、支援物資をスピード感を持って被災地へと送り「今、本当に物資を必要としている人へ確実に届けたい」と話す。

  2. 松坂が先発登板 ボール高めだった 最速144キロも2失点と課題
     福岡ソフトバンクホークス2軍戦(ウェスタンリーグ)で20日、松坂大輔が先発で登板。2イニング52球を投げて、直球は最速144キロを記録。失点2、被安打4、四球3、奪三振1で課題を残す内容だった。

  3. 世界遺産登録で入館者増 三池カルタ・歴史資料館 市民に身近な施設へ 大牟田
     大牟田市立三池カルタ・歴史資料館(梶原伸介館長)は平成27年度の入館者数をまとめた。前年度を338人上回る1万2466人が入館。18年度の開館以来、3番目に多かった。昨年7月の三池炭鉱関連施設の世界文化遺産登録が入館者増の大きな要因と見て、市民にも身近な施設づくりを図る。

  4. くもで網 新たに5基設置 柳川むつごろう会 安全祈願とお披露目会 有明海の伝統漁法伝える 体験型観光を推進
     柳川市橋本町のむつごろうランド南側堤防の海岸沿いに設置された「くもで網」の安全祈願とお披露目会が19日、現地であった。地元の両開地区の住民たちを中心に結成した柳川むつごろう会(関真喜雄会長)などが出席して、設置を祝い、安全を祈願した。くもで網は昨年完成した2基に加え新たに5基を設けた。

  5. 小保・榎津藩境まつり 23、24日 歴史感じる町で 花嫁道中や伝統工芸展 大川 西村さん里帰りライブも
     第17回小保・榎津藩境まつりが23、24の両日、大川市小保、榎津地区で開かれる。柳川、久留米両藩の境にあり、それぞれ宿場町、大川家具の技術の基を築き船大工の町として栄えた地区で歴史を感じる町並みを散策し、伝統ある職人の技に触れてもらう催し。花嫁道中や伝統工芸展、藩境対決駕籠かき競争などがある。また同市出身のジャズ・ボーカリスト、西村和真さんの里帰りライブが同時開催される。


     大牟田経済倶楽部は、世界遺産登録の資産を持つ大牟田市をPRするため、5月3日の博多どんたくパレードに出場する▼先頭に「おおむた世界遺産登録どんたく隊」の横断幕。続いて中尾昌弘大牟田市長、永松均大牟田経済倶楽部会長、板床定男大牟田商工会議所会頭、白石政嗣大牟田観光協会会長、熊崎俊春大牟田祇園六山振興会会長が隊を引っ張る。中ほどに大蛇山、後方には踊り隊の演舞が続く▼どんたく出場は昨年8月、大牟田経済倶楽部が開いた「三池炭鉱関連資産を活用したまちづくり提案」会議から始まった。三池炭鉱の関連資産が世界文化遺産に登録され、来訪者は確かに増加した。しかし11月をピークとして、今年に入ってからは減少。旬を過ぎてしまったのか▼大牟田経済倶楽部が設立されたのは第2次大戦後、全市が焼土と化したさなか。三井大手事業所と地元有力経済人が郷土の復興と経済発展を願い、協調融和を図るためだった。郷土愛が倶楽部の基本精神の根底に流れている▼地元の資産が世界文化遺産に登録されたことは、まちづくりにとって千載一遇の機会。だからこそ大牟田市をPRし情報発信するために、まず手を打たなければならないと会員の意見が一致した▼どんたくパレードには総勢200人が参加。大蛇山が注目されることは間違いない。テレビや新聞をはじめとする報道各社に取材要請している。大牟田の世界文化遺産などへの観光誘致、7月の大蛇山まつりの集客に格好のPRとなるだろう。今年の博多どんたくに注目していきたい。


平成28(2016)年 4月 22日 金曜日


  1. 熊本地震 映像とはぜんぜん違う 支援活動に取り組む青年会議所 大牟田JCの関雅美さんに聞く 「ストックAID」発送も
     熊本地震の発生を受け、各地の青年会議所(JC)は熱心に被災地支援活動を行っている。支援物資を届けている大牟田青年会議所(井形善徳理事長)に現地の状況と今後の活動を聞いた。

  2. 2016ミス・ユニバース日本 大牟田市出身 福島さんがベスト16に いろんなチャレンジ続ける
     2016ミス・ユニバース日本大会でベスト16に入った大牟田市出身の福島慶子さん(26)は18日、大牟田市役所を訪れて中尾昌弘市長に成績を報告した。福島さんは「今回の経験を生かしていろんなことにチャレンジしたい。大蛇山や世界遺産など、大牟田のこともアピールしていきたい」と今後の活動に向けての意気込みを語った。

  3. 万田坑前に新たな展示物 見学者の注目集める
     荒尾市の万田坑ステーション前に、実際に坑内で使用された機材や記念撮影用のパネルが新たに設置された。歴史の重みを感じさせる展示などが見学者の注目を集めている。

  4. 「地産地消」と「健康づくり」を 地元食材使う店舗登録 筑後市
     筑後市は4月から、市の食育推進計画に基づき、地元で取れた食材を使ったヘルシーなメニューを提供する店舗を登録し、市民に紹介する取り組みを始めた。地産地消を推進するとともに、市民の健康づくりに対する関心を高める狙い。「地産地消」「健康づくり」の両面を備えた事業は珍しいという。

  5. 郷土の天然記念物に親しむ 藤見給食で交流 柳川市中山小
     柳川市中山小学校(塩山卓司校長)は20日、中山大藤まつりが開かれている同市三橋町中山の熊野神社の藤棚下で「藤見給食」を実施。見頃となった花を見ながら、給食を食べて楽しんだ。全児童は48人。1年生から6年生までが縦割りにグループを編成し、異学年交流行事のスタートになった。


     「携帯電話などの『緊急地震速報』が怖い」「テレビニュースで地震被害や被災者の状況を見るのがつらい」。熊本地震の発生から1週間が過ぎたが、その被害や影響は家屋倒壊や避難生活の苦労だけでなく、広域に及んでいる▼有明地域でも日常生活に必要な物資が少なくなり、歩いて近くの店にしか行けない高齢者などを悩ませている。震源から割と遠い地域で損壊などがあることもあり、被害や影響の詳細はまだよく分からないともいえよう▼こんな時こそ「向こう三軒両隣」「ご近所支え合い」、つまりは人と人の緊密なつながりが大きな力を発揮する。いつも以上に買い物に困っている人が地域の中にいないかを考え、または調べ、そして行動することが大切だ▼「『緊急地震速報』が深夜や未明に鳴ると、それから眠れない」「多くの人がいる中で速報が響くとパニック状態になる」との意見がある一方、被災地では「速報のおかげでテーブルの下に隠れられて助かった」「わずかでも身構える時間があり、けがをせずにすんだ」との声も。貴重な情報であることには違いない▼大牟田、みやま、荒尾の3市を主なエリアとするコミュニティー放送「FMたんと」が7月に開局する。3市とそれぞれに防災協定を結び、臨時の放送にも対応。交通、電気、水などのライフライン情報も関係機関と連携し随時知らせるという▼何より、この地域に直結した密接な情報が流れるから必要以上の緊張状態に陥ることもない。ラジオ放送は災害時にも大きな力を発揮する。ぜひとも活用しよう。


平成28(2016)年 4月 23日 土曜日


  1. 炭鉱電車 見てもらおう 3団体が浄財寄付 目標達成あと少し 大牟田
     炭鉱電車の移設・展示に役立ててもらおうと、明治大学校友会大牟田地域支部(金森弘光支部長)、大牟田市シルバー人材センター(井形陽一理事長)と三池港未来のまちづくり会(入江裕二郎理事長)は22日、大牟田市役所を訪れて、それぞれ寄付金を贈呈。移設・展示のための善意の寄付は続々と集まっており、今回の3件の寄付で目標の3千万円に対して達成率は86.4%となった。

  2. 秋津島の供養塔 筑後 市有形民俗文化財に
     筑後市津島にある江戸時代の力士、秋津島浪右衛門(1697〜1743)の供養塔が同市の有形民俗文化財に指定され、19日に近くの津島東公民館で指定書の交付式があった。中村英司教育長から地元・津島東区の下川広志区長に指定書が手渡された。

  3. 地震にも備える 柳川市消防団が教養訓練
     柳川市消防団(中村明彦団長)の平成28年度教養訓練が20日まで3日間、柳川市の大和グラウンドで実施された。分団ごとに分けてあり、18日は190人、19日は150人、20日は178人が参加して夜にナイター照明の中で、行進訓練に励んだ。

  4. 誇り持ち職務に当たる 市職員を被災地へ派遣 大牟田
     熊本地震の被災者を支援しようと、大牟田市は被災地の上益城郡益城町などに職員を派遣。22日は大牟田市役所正面玄関で出発式を行い、中尾昌弘市長が激励。職員たちは職務遂行の安全と活躍を誓い、市幹部職員ら約30人に見送られて益城町へと出発した。

  5. 荒尾の強み生かす 山下市長が例会卓話 経済倶楽部
     荒尾経済倶楽部(那須良介会長)の4月例会が21日、荒尾市のホテルブランカであった。山下慶一郎市長が卓話を行い、今後の施政方針や平成28年度当初予算などを説明。「問題解決へ荒尾の強みを生かす必要がある」と強調した。


     熊本地震が発生してから1週間が過ぎた。有明地域でも、毎日のように余震が続いている。余震と言っても、これまでに経験してきた大きめの地震が、際限なく襲い掛かっている。家屋はミシミシ、ガタガタと震える。ここにいて安全なのかと不安が募る▼地元自治体が開設した避難所には、多くの住民が着の身着のままやって来て不安な夜を過ごした。これまでの台風や暴風雨の災害時に比べて、今回の利用者数は多い▼大牟田市の場合、14日夜の地震で24カ所の自主避難所に90人余りの市民が身を寄せた。次の16日未明の地震では、指定避難所も含めた全ての避難所50カ所に、同日と翌17日も、それぞれ千人を超える利用があった。これだけ多くの人が恐怖を実感し、自主避難を決意した▼いつの時点で避難すればいいのか―。いざというときの判断は難しい。目安となるのが災害時に行政から出される避難情報であり、「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」の3種類がある。日本では避難命令という制度はない。東日本大震災の原発に関して出されている「警戒区域の指定」(警戒区域の立ち入りに罰則あり)がこれに近い▼今回は多くの市民が自主的に避難することを選択した。迷うときは、一度体験してみよう。まず揺れが収まってから行動する。家を出るときは、玄関先から頭上や周囲に注意を払う。避難所には毛布や食料がないので、最小限持ち込みたい▼繰り返される緊急地震速報。あの音を耳にするたびに、胸が締め付けられる。早く静まってくれ。祈るしかないのが悔しい。


平成28(2016)年 4月 25日 月曜日


  1. 「未来構想会議」設置 大牟田商工会議所青年部 中長期的事業の検討・企画 古賀会長を再任 商工業発展とまちづくり
     大牟田商工会議所青年部の平成28年度通常総会が21日、大牟田市本町の新みなとで開かれた。地元商工業の発展やまちづくりへの貢献を目指して、中・長期事業の検討・企画を行う「未来構想会議」を設置するなど本年度の事業計画案を承認。役員選任では古賀康児会長が再任された。

  2. 掘割にウナギ復活を 伝習館高生徒や九大生ら 稚魚放流と生息調査
     柳川市の掘割にウナギを復活させようと取り組んでいるNPO法人SPERA(スペラ)森里海・時代を拓くと九州大学望岡ゼミ、伝習館高校生物部は24日、あめんぼセンター前の堀にウナギの稚魚を放流した。稚魚にはワイヤータグを装着しており、今後金属探知器でどこに生息しているか調査する。

  3. 被災者の力になろう 各団体が募金活動
     広範囲にわたって大きな被害をもたらしている熊本地震の被災者を支援しようと、有明地域ではさまざまな団体が募金活動を展開している。「皆さんの協力をよろしくお願いします」との大きな声が響き、支援の輪が広がっている。

  4. 若鷹戦士ら募金活動 タマスタ 多くの来場者が善意寄せる
     HAWKSベースボールパーク筑後では23、24の両日、選手らによる募金活動が行われた。試合開始前に若鷹戦士たちが球場入り口に立ち、熊本地震被災地支援へ募金の協力を呼び掛けた。子どもからお年寄りまで多くの来場者が訪れ、善意を寄せていた。

  5. 7月9日開局へ FMたんと 有明ねっとこむ 共に地域盛り上げよう 募集説明会へ22人
     有明ねっとこむ(永利新一代表取締役社長)は22日夜、大牟田商工会議所で7月開局予定の「FMたんと」の放送スタッフ(パーソナリティー)募集説明会を開催したところ22人が参加。同社からは、周波数の「79.3MHz(メガヘルツ)」に合わせて「7月9日午後3時」の開局を目指して作業を進めていることも明らかにされた。


     4月も終盤。新社会人は就職から1カ月近くが過ぎた。地域の未来を担う若者の前途が輝かしいものであるよう願っている▼新入社員らの入社・入店式では激励を受け、ビジネスマナーセミナーも行われ、社会人としての心構え、守るべきマナーなどを学んだ。参加者が社会人としての自覚を新たにしただろう▼本紙の「いきいきレディー」「ヤングくん」にも今月、何人かの新しい社会人が登場。「あいさつを大切に」「早い仕事、正確な判断ができるようになりたい」「愛される職員に」など抱負を述べてくれた。「地域に密着した職場だから」と就職先を決めた人もいる▼いつまでも初心を忘れずに頑張ってほしいものだ。同じような思いを抱いたであろう先輩たちも後輩を迎えたこの機会にあらためて自分を振り返り、見直してみるのもいいのではないか。よい手本となるのと併せて、さらにスキルアップを目指すために▼激励イベントの参加者が以前より減ったと聞く。人口減少の影響がここにも出ている。ある大学の入学式では「卒業後に少しでも多くの人が(地元に)残ってくれれば」という思いのこもった来賓祝辞も聞かれた。働ける場所が増えればいいのだが、短期間では無理。魅力あるまちづくりが、まずやるべきことではないか▼近隣に就職できれば、このまちに住み続けて通勤してもいいと思わせるまちにしなければならない。そのため必要になるであろう若い力を、新社会人たちにもぜひ発揮し、知恵や感性も出し合って地域に貢献してほしいものである。


平成28(2016)年 4月 26日 火曜日


  1. 荒炎祭は8月7日 実行委で決定 世界遺産で感動全開! 運動公園ソフト場を会場に
     荒尾市の夏祭り「第23回あらお荒炎祭」の実行委員会(会長・山下慶一郎市長)が24日、市役所であった。開催日を8月7日、メイン会場を前回に引き続き荒尾運動公園ソフトボール場とすることが決まった。万田坑の世界遺産登録決定から1年を迎え、再び決定時の感動を分かち合おうと「世界遺産で感動全開!」を全体テーマに掲げる。

  2. 小保・榎津藩境まつり 大川市 江戸時代のまち歩く 多彩な催しでにぎわう
     第17回小保・榎津藩境まつりが23、24の両日、大川市小保、榎津地区で開かれた。柳川、久留米両藩の境でそれぞれ宿場町、大川家具の技術の基を築き船大工の町として栄えた同地区。 雨天などの影響で一部イベントが変更となったものの、2日目は晴天に恵まれ、国指定重要文化財の旧吉原家住宅をはじめ江戸時代の面影のある地区内を歩きながら、展示や即売など多彩な催しを楽しむ人でにぎわいを見せた。

  3. 山梔窩を通年公開 勤皇志士ゆかりの家屋 筑後市
     筑後市は4月から、同市水田にある福岡県指定史跡「山梔窩」の通年公開を始めた。一昨年、昨年と期間を区切って実施した試験公開を経て、「通年で開けてほしい」という声を受けてのこと。来年3月まで、土、日曜、祝日、休日の午前10時から午後4時まで。

  4. 地震時に妻から送り出された 「行って来て」と 新団員入団式 46人が決意新た 大牟田市消防団
     大牟田市消防団(堺蔵次団長)の平成28年度新団員入団式が24日、同市消防本部で行われた。女性3人を含む新入団員46人は防災への市民の期待に応えるために決意を新たにした。

  5. 偶然の出会い 救援活動を支える 大津市社協職員受け入れ みやま市 宿泊場所探しに困惑 八楽会教団教主 小川さんが協力
     熊本地震の本震から1週間以上が過ぎた現在も余震が続く熊本県。被災地には復興の手助けをしようと全国各地から支援の手が差し伸べられている。支援活動は有明地域も無縁ではない。みやま市瀬高町大草の八楽会教団の教主、小川大和さん(46)は、ある偶然から支援に駆け付けた滋賀県大津市社会福祉協議会の職員を受け入れている。


     きょうは、語呂合わせで「よ(4)い風呂(26)」の日。大ヒットした邦画「テルマエ・ロマエU」制作委員会が制定した。古代ローマの浴場設計技師が現代日本にタイムスリップするSF(すごい風呂の)映画で、「風呂」映画史上最高傑作という触れ込みのもと、2014年4月26日の公開日に合わせて制定された記念日▼風呂といえば、子どものころ親に連れられて通った炭鉱社宅の共同風呂が、遠い記憶として残っている。社宅は大牟田市にあった三井の銀水社宅。共同風呂は、露天掘り横と社宅東端にあったものを覚えている。いつもは東端を利用した▼親があいさつを交わしていたのは職場の顔見知りだったのだろう。だが社宅の住人は数多くいて、互いに名前も知らない人もいたはず。けれども、どこか親戚の集まりのような雰囲気。のんびりとした時間が流れていたように思える▼いつか、共同風呂横の広場で、スクリーンを張り野外映画の上映会があった。大人は立ち見でも楽しんでいたようだが、子どもたちはつまらなかった。そこでは盆踊りのようなまつり行事なども開かれていた。共同風呂は、心が解け合う社交場だった▼今年1月末、有明地域は大寒波で断水となり、災害派遣された自衛隊の車が給水活動のためにまちを行き交った。わが家も2日間、断水。当然、風呂に入ることはかなわない。蛇口から水が出ない生活にすぎなかったが、不便で不安な時間は長く感じられた▼地震災害に見舞われた人たちが、ゆったりと風呂に入れる日々が早く訪れるよう祈るばかりだ。


平成28(2016)年 4月 27日 水曜日


  1. 世界遺産と大蛇山PR 5月3日 博多どんたく参加 結団式で意気込み新た 大牟田
     博多どんたく港まつりに参加してパレードする「おおむた世界遺産登録祝賀どんたく隊」の結団式が25日夜、大牟田商工会議所で行われた。大牟田市の官民が一丸となって世界遺産と大蛇山をPRするとともに、熊本地震の被災者も応援しようと意気込んだ。

  2. 農業の素晴らしさ知って みやま市教委に教材贈る JAみなみ筑後
     JAみなみ筑後(乗富幸雄組合長)が26日、みやま市教育委員会に食と農業に関する補助教材を寄贈した。乗富組合長は「農業には大変なこともあれば、喜びもある。農業の素晴らしさを学んで、関心を高めてほしい」と話していた。

  3. 故郷のため頑張る ジャズボーカリスト西村さん 3人目の親善大使 音楽で大川をPR
     大川市出身のジャズボーカリスト、西村和真さんが同市の音楽親善大使として委嘱された。大使は3人(団体)目。23日に市内であった里帰りライブで記伊哲也教育長から委嘱状を手渡され、「音楽を通して大川のために頑張りたい」と故郷への思いを言葉にした。

  4. 故郷へ恩返しに歌 民謡の藤堂さん 大川の永寿園訪問
     民謡歌手の藤堂輝明さんが、大川市道海島の介護老人福祉施設「永寿園」で歌声を披露した。日本民謡界の四天王と呼ばれる藤堂さんは、久留米市三潴町の出身で、故郷への恩返しとして同市をはじめ、近郊の施設を訪問。福岡を代表する民謡「黒田節」や柳川市出身の大相撲佐渡ケ嶽部屋、大関琴奨菊関にちなんだ相撲の呼び出しなどで利用者を喜ばせた。

  5. 元気な高齢者増やそう 健康づくり推進員協総会 体力アップ体操充実へ 荒尾
     荒尾市健康づくり推進員協議会(秋富しつえ会長)の平成28年度総会が、市中央公民館であった。本年度も元気な高齢者を増やすために「体力アップ体操」の普及や内容充実に向けて活動することを確認した。


     柳川市弥四郎町の作出地区にある社日神社が建て直された。新築で神社や鳥居などを新しくしたが、建設費は全額を地元住民が負担。新築実行委員の代表は「寄付に頼るのではなく、みんなで10年計画で積み立てた」と説明していた▼町内会の総会で建て替えの趣旨に賛同し、積み立てに応じたのは36 戸。これだけの戸数で1千万円を超える目標額を設定したのであるから、当然1戸当たりの負担は重くなる。だが、神社は公民館とともに地域の大事な施設▼神社は新興住宅地が密集しているところではなく、農漁村で見られるように感じる。社日は雑節の一つで「春分」「秋分」に最も近い前後の戊の日。社は中国で土地の守護神、または部族の守護神。東九州などでは田の神または作神様といい、田の神と山の神の去来信仰と同様の伝承がある▼作出社日神社は建て直しを機に名称を豊穀社日神社と改められた。住民たちの五穀豊穣を祈っての名称変更だろう。ここに設けられて百数十年が経過しているらしい。秋のまつりや春には粥開きが行われてきている▼神社は氏子、総代などが管理運営するが、資金面は町内会や公民館などに加入している住民たちが負担。だが、地域組織はひとり暮らし世帯の増加などにより、加入率が低下している▼神社の維持管理は大変だが、地域の守り神を祭るものであるし、住民たちの交流の場ともなろう。豊穀社日神社新築落成式にはほとんどの世帯から参加があり、「今後も地域の神社をみんなで守る」との言葉も聞かれた。


平成28(2016)年 4月 28日 木曜日


  1. 新校舎で次の時代開こう 何事も絶対諦めずに 大牟田北高 生徒が歴史振り返る
     大牟田市吉野の大牟田北高校(田中茂校長)は27日、開校記念式典を実施。100年を超える母校の歴史を振り返り、卒業生から「何事も絶対に諦めないように」とエールを送られた生徒たちが新しい校舎で次の時代を開こうと思いを深めた。

  2. 今年は2億20万円分発行 プレミアム商品券 5月1日から取扱店募集 柳川
     柳川商工会議所と柳川市商工会は、今年発行するプレミアム商品券「柳川藩札」の概要を決めた。まず5月1日から取扱店の受け付けを始める。チラシへの 店舗名の記載は同18日までの受け付け分で、早めの申し込みを呼び掛けている。

  3. 力合わせ住みよい環境を 大牟田中央校区 組織統合し新体制 まちづくり協議会設立
     平成28年度大牟田中央校区まちづくり協議会設立総会が24日、大牟田市中央地区公民館で開かれた。これまで上官、大牟田だった二つの校区が一つになって、地域住民たちが力を合わせて親睦と融和を図り、より住みよい環境づくりを目指す。会長には萬矢勝保さんが就任した。

  4. 10月に「いきいきフェア」 身障協総会 事業計画決める 荒尾
     荒尾市身体障害者福祉協会連合会(斎浩史会長)の総会が、同市ふれあい福祉センターであった。会員、来賓など約40人が出席。6月の健康福祉まつりに参加するほか、10月に「いきいきフェア」を2年ぶりに開催するなど年間の事業計画を決めた。

  5. 地域防災の拠点へ 平原分団格納庫が完成 大牟田市消防団
     大牟田市消防団平原分団の格納庫が同市瓦町に完成し、開所式が行われ、関係者が地域の安全を担う施設の完成を祝った。


     まちのあちらこちらで、こいのぼりを見掛けるようになった。1週間後は「端午の節句」。その光景は勇ましくもあり、懐かしくもある。男児の健やかな成長を願う親や家族の心の温かさが伝わってくる▼以前はこいのぼりやのぼり旗が立つと、交流のない、ちょっと離れたご近所さんでも家庭の様子が分かったものだ。今はこうした風習そのものが薄れてしまっている。核家族化もあろうし、住宅事情もある。何よりも、子どもの誕生が少なくなったからだろう▼有明地域では、家庭で眠っているこいのぼりを提供してもらい、たくさん掲げることでまちを活気づけようという動きがある▼まず荒尾市の平井校区元気づくり委員会は、県指定重要文化財の岩本橋周辺で催している。関川の上空が華やかなこいのぼりで飾り付けられ、こけむしたアーチ状の岩本橋との対象美を演出している。毎年5月3日には、子どもたちをはじめ住民の参加でまつりも開かれ、にぎわいをみせている▼世界文化遺産に登録された三池港近くの炭鉱施設三川坑跡では、三池港未来のまちづくり会がこいのぼり50匹を掲げた。港周辺に季節感のあるにぎわいを生むとともに、炭じん爆発事故の犠牲者への鎮魂の意味も込めた▼かつては、子どもの成長を願う気持ちを託され、空を泳いだこいのぼり。子どもたちが成長したであろうその後は、日の目を見ることもなく眠り続けていた。今度は、まちを元気にという願いを背負い、立夏の風をいっぱいに吸い込み悠々と泳いでいる。2カ所とも5月8日までの公開。


平成28(2016)年 4月 29日 金曜日


  1. 前畑さんら10人に栄誉 春の叙勲 地方自治、教育、消防など功労
     春の叙勲が29日付で発表され、有明地域からは10人が受章することが分かった。旭日中綬章には地方自治功労で前荒尾市長の前畑淳治さん(70)=荒尾市蔵満=、旭日小綬章には地方自治功労で元みやま市議会副議長の河野一昭さん(75)=みやま市瀬高町河内=、瑞宝小綬章には教育功労で元公立高校長の矢野誠一さん(76)=玉名郡南関町関下=が栄誉に輝いた。

  2. 一番人気は「のりネー酢」 スタンプラリーで選ぶ 柳川
     柳川市は28日、「食べめせ柳川スタンプラリーキャンペーン」で柳川肉匠職人清柳食産の「柳川のりネー酢」が「一番人気で賞」になったと発表。清柳食産の堤清美代表らが市役所を訪れ、表彰状を手に賞を獲得した商品をアピールした。

  3. 熊本を元気に 5月3、4日 金魚まつり 長洲
     玉名郡長洲町が主催する第21回火の国長洲金魚まつりが5月3、4の両日、金魚と鯉の郷広場で開かれる。金魚をはじめとする町の特産品の販売や九州金魚すくい選手権、フリーマーケットなど多彩なイベントが用意される。「明るい話題を発信して熊本を元気づけたい」と同町。有明新報社など後援。

  4. 県境で交通量増加 被災地支援車 4署が安全運転啓発 大牟田、柳川、荒尾、玉名
     大牟田、柳川、荒尾、玉名警察署は28日、福岡と熊本の県境で合同の交通安全啓発活動を実施。熊本地震の被災地支援などで交通量が増えている県境で、4署の署員がドライバーへ交通事故防止を呼び掛けた。

  5. 熊本地震被災者の力に 益城町へ職員16人派遣 みやま市
     熊本地震の被災者支援として、みやま市は職員16人を上益城郡益城町に派遣することを決めた。28日には同市役所で結団式があり、派遣される職員は「被災者の力になりたい」と思いを一つにした。


     ある職場で若手社員が驚いた。交通事故防止のための反射(夜光)タスキが新品のまま、袋の封も切らない状態でごみ箱に捨ててあったのだ。交通安全のイベントの際にもらったのだろう。自分が必要ないのなら誰かにあげれば活用できるのに▼「本品は、高輝度反射材を使用しています。車のヘッドライトなどの光を強烈に反射し、あなたの存在をドライバーに知らせますので、交通事故防止に役立つ製品です」と書いてある▼「うそだろう」。見つけた社員は、しばらく立ちすくんでいた。一つ数百円出してでも両親や友人・知人に反射タスキをプレゼントするような意識を持つ、優しい性格の青年だけに「交通安全へのみんなの願い」そのものを捨てた行為が信じられないとも▼早朝や夜間の散歩やジョギングの際に装着している人をよく見掛ける。靴のかかとや手首、足首などに着ける反射材もいろいろある。それだけで大事な命が守りやすくなると思うと、本当にありがたい▼20年ほど前の仕事帰り。もうすぐ自宅に着こうという際に暗がりから突然、人が現れた。相手は普通に歩いていたのだが、そのように感じた。それは母だった。反射材をしていない人が夜間にどれだけ認識しにくいかを実感したことを思い出す▼「車に気を付けて元気な1年生になります」。黄色いランドセルカバーと交通事故傷害保険付きのワッペン、防犯ブザーをもらった新入学児童代表の姿とコメントが今月初めの本紙にも掲載された。そんな心を大人もしっかり持ち続けたい。命の尊さを再認識した。


平成28(2016)年 4月 30日 土曜日


  1. GWスタート 有明地域 行楽地にぎわう
     ゴールデンウイーク(GW)が始まった29日は好天に恵まれ、各地のレジャー施設は春の陽気に誘われた多くの行楽客でにぎわいを見せた。

  2. 被災者の支援に役立てて 通う学校が休校に 高校生が街頭募金活動 4日間立つ 134万円義援金届ける 荒尾
     熊本地震の被災者支援に役立ててもらおうと、荒尾市在住の高校生が28日、市役所に山下慶一郎市長を訪ね、募金活動で集めた義援金134万5675円を手渡した。山下市長は「自ら企画し、行動に移した志と心根の温かさに感動しました」と述べ、生徒たちをたたえた。

  3. 功労者21人1団体表彰 筑後市 まちの力は交わりの密度で
     筑後市は26日夜、サザンクス筑後で「まちづくり講演会」を開いた。市民ら約440人が参加し、今後の地域づくりについて考えた。また市の発展に貢献したとして、市政、社会功労者21人と1団体を表彰した。

  4. 柳川LC55周年を記念 こども音楽祭 多彩なステージ披露
     柳川ライオンズクラブ(長野裕之会長)55周年記念事業、「第3回白秋のふるさと水郷柳川こども音楽祭」が29日、柳川市民会館で開かれた。地域に根差して活動する10団体の子どもたちが出演。柳川市出身の詩聖、北原白秋作詞曲のコーラスや詩吟、おはやし、ダンスなどさまざまな「音楽」が披露された。

  5. 暮らしの底上げを 各地でメーデー集会
     5月1日の「メーデー」を前に、連合福岡南筑後地域協議会や北筑後地域協議会の第87回メーデー祭典が29日、有明地域の各地で開かれた。「支え合い 助け合う 心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう!」のメインスローガンを採択。「働くことを軸とする安心社会」の実現を誓った。


     あす5月1日は「八十八夜」。「立春」の2月4日から数えて88日目。この日に摘んだ新茶は上等なものとされ、そのお茶を飲むと長生きするといわれる。「八十八夜」は二十四節気を補足する雑節の一つ。この日を過ぎれば晩霜も終わり、農家では種まきや茶摘みなど農作業を始める基準の日としている▼この時季のお茶がおいしいのには理由がある。新芽には、前年の秋からひと冬越えて蓄えられた成分があふれている。それを一つ一つ丁寧に手で摘み取っていく。雑多に摘み取る最盛期のはさみ摘みや機械摘みとは、大きな違いがある▼手摘みの新茶には、うまみのもとであるテアニン(アミノ酸の一種)が多く含まれている。テアニンは渋みや苦味を抑える効果がある。高級なお茶ほどたくさん含まれており、玉露や抹茶は煎茶の3倍以上▼荒尾市府本小学校には、校内に50eほどの茶畑がある。毎年、この時季に児童たちが茶摘みを行う。製茶した新茶は、地域住民や保護者、市役所などへ届けている。ずっと以前、取材がてら茶摘みを体験させてもらった。指先や腰が痛くなり、とても根気のいる作業。新茶の甘みとは裏腹に、ほろ苦い思い出となっている▼大牟田市のある茶舗では、現在88歳と今年88歳になる人を対象に八十八夜摘みの新茶をプレゼントする。社会奉仕活動として毎年行っている。おいしいお茶を飲んで長生きして―と同茶舗代表の心意気▼「八十八」という字を組み合わせると「米」になる。五穀豊穣を願うこの日に、特別なお茶を味わいながら健やかならんことを祈りたい。