平成28(2016)年 3月 1日 火曜日


  1. 全国の生活者と商品開発 ネット上で企画会議 アイデア2179件から実現 やなが「わ!」プロジェクト 新ブランド5品目を発表
     柳川市は2月29日、全国の生活者との共創「やなが『わ!』プロジェクト」から誕生した新商品を発表。新商品は「simama寝ござ」「マルホ○○海苔」「鶴味噌さんのみそチューブ」「ぎゅっと手塩にかけたゆず」「うまみ蒸豆」の5品目。各社の代表たちは新商品をアピールし、3月から販売、PR活動を展開していくという。

  2. 最多1881人が走る 木の香マラソン盛大に 大川
     「出あい ふれ愛 走りあい」をキャッチフレーズに第29回大川木の香マラソン大会(大川市、同市教育委員会、同市体育協会主催、有明新報社など後援)が28日、大川市大野島の筑後川総合運動公園周辺のコースで開かれた。参加はファミリーの部が新設されたこともあり、過去最多の1881人で好天気の中で走りを楽しんだ。

  3. 自然の恵み地域づくりに 豊富な湧水 神事で感謝 みやま市
     日本有数の炭酸含有量を誇る、みやま市瀬高町長田の長田鉱泉が今後も豊富に湧き出ることを祈願して長田鉱泉祭が2月28日、同鉱泉場で行われた。住民らはこれからも自然の恵みを大切にし、地域づくりに生かしていこうと思いを一つにした。

  4. 修学旅行 誘致しよう かっぽ飯作り、「炭坑節」踊る 世界遺産に絡めて 体験プログラムを準備 大牟田
     小中高校生を対象にしたイベント「かっぽ飯づくり体験」が2月28日、大牟田市四ケのリフレスおおむたで開かれ、参加者が竹と地元の食材を使ってご飯炊きに挑戦した。三池港など三池炭鉱関連施設の世界文化遺産登録を受けて地元への修学旅行誘致を図るモニター事業として実施。アンケート結果などを今後の活動の参考にする。

  5. 出来たて作品に熱視線 ふもと窯で初窯出し 荒尾
     荒尾市府本の小代焼ふもと窯(井上泰秋窯元)の「初窯出し」が2月27、28の両日、同窯で開かれた。多くの人が訪れ、窯から出されたばかりの出来たての作品に熱い視線を送っていた。


     「策士、策に溺れる」の、ことわざがある。今回の黒田東彦日銀総裁が発表した「マイナス金利」は、果たしてデフレ経済から脱却できる手法となり得るのか▼マイナス金利が発表されてから、長期金利の低下が進行している。国債は、ついにマイナス金利に突入し価格が上昇している。市中銀行は預金金利の引き下げを発表し、収益への影響に対応し始めている▼先日、金融法委員会がマイナス金利と預金・貸出金利についての法的な見解を発表した。預金の利息は、金融機関が預金者に支払うべきもので、預金金利をマイナスにすることは不可であると意見を述べた。貸出金利についても、借り手が支払う金利はゼロを下限にするのが合理的である―と見解を示した。社債についても同様としている▼長期金利が低下すると、1千兆円を超える借金を持つ政府債務の利払いが負担軽減につながる。大幅な金融緩和策を実施するため、多額の国債を買い集めた日銀にとっても、国債価格の上昇は市中への売却に有利に働く▼日本人は真面目な国民であるため、金利が低下したからといって借金してまでの消費拡大には、つながらないであろう。デンマークでは住宅ローンがマイナス金利となっているが、その半面、不動産価格が大幅に上昇しているという。マイナス金利が長期化すれば、今後、各方面での影響の拡大が予想される▼金融は、経済の血流ともいわれる基礎的な存在である。マイナス金利が金融の秩序を乱していくならば、まさに「策士、策に溺れる」状態と言えるのではないか。


平成28(2016)年 3月 2日 水曜日


  1. 巨大な天守閣現る 再建を願いプロジェクト 来月上旬まで設置 柳川城址に高さ15メートル
     柳河城天守閣再現プロジェクトでパネルを組み合わせて作られた柳河城天守閣の築城式が1日、柳川市隅町、柳城中学校前のへそくり山柳河城址で行われた。パネル110枚程度をつなぎ合わせたもので、足場を組んで展示。高さは15メートル、横幅も15メートルあり、「柳川は城下町であり、そのシンボルとなる」「本物を再現してほしい」などの声が聞かれた。

  2. ようこそ筑後市へ 若鷹選手 市民の仲間入り
     筑後市の「HAWKSベースボールパーク筑後」へのプロ野球・ソフトバンクホークスのファーム(2、3軍)本拠地移転が間近に迫り、パーク内の選手寮「若鷹寮」へ入寮する若手選手3人が1日、同市への転入手続きをした。

  3. 力強い音で600人魅了 全国大会前に定期公演 荒尾太鼓
     荒尾市の太鼓グループ、荒尾太鼓(古賀清子会長)は20日、大分県である第18回日本太鼓ジュニアコンクールに初出場する。これを前に2月28日、玉名郡長洲町のながす未来館で定期公演を開催。全国大会出場を勝ち取った実力を存分に発揮し、力強い音で約600人の聴衆を魅了した。

  4. 大牟田に春の声届く きょうまで 三池初市 植木市やステージ 竹細工、刃物並ぶ
     大牟田に春の声を届ける伝統行事「三池初市」が1日、大牟田市三池地区公民館前の県道などで開幕した。青空の下、植木や花てぼなどを買い求める人たちでにぎわいを見せている。2日まで。

  5. 観光シーズン幕開け 「お堀開き」で川下りの安全祈願 柳川
     水郷柳川の春の観光シーズンの幕開けを告げる「お堀開き」が1日、柳川市隅町の常設デッキで行われた。神事があり、その後、日吉神社まで川下りでパレードした。同市の掘割は2 月20日から川底を乾燥さ せ、清掃するために水を抜く「水落ち」が29日に終了。堀が水でいっぱいになったため、1年間の掘割での安全・無事故を祈願して神事などを催した。


     この時季は、各地でマラソン大会が開かれている。筑後地区でも盛んで、各自治体が主催団体に加わり、どこも多くの参加があるようだ。自治体は観光の一環として捉え、参加賞に特産品などをそろえている▼2月末にあった大川木の香マラソン大会は29回目だった。健康への意識の高まりを受けて、「誰でも」「いつでも」「どこでも」が実践できるジョギングを普及させ、健康で明朗な生活づくりに寄与することが大会開催の目的▼会場が広大な筑後川総合運動公園ということもあり、多くの参加者の受け入れが可能ということで、前回から一般の年齢制限を「18歳以上」から「15歳以上」に変更し、高校生も参加できるようにした。さらに新たな小学生・中学生・ファミリーの部を設けた。このことによって参加者数は過去最多の1881人になった▼新設のファミリーの部は4歳から小学生までの男女と、その保護者(1グループ3人まで)が一緒に走った。保護者が幼児の手を取り、走る姿はほほ笑ましかった▼また、福岡市在住の90歳男性も参加。男性80歳以上、女性70歳以上は26人もいた。幼児から高齢者も走り、楽しめる大会だった。遠来としては東京や神奈川、岐阜や愛知、大阪からも参加があった▼3月27日には柳川おもてなし健康マラソン大会がある。参加募集が締め切られ、申し込みは1690人。国内のみならず、海外(シンガポール)からも参加希望が。参加賞には、のりなどの他に、ウナギのかば焼き引換券もある。大いに観光柳川をアピールできる。盛り上げよう。


平成28(2016)年 3月 3日 木曜日


  1. 共に学び友情育む 今春統合 最後の卒業生「送る会」 山川南部小に仮設校舎 飯江小と合同で修学旅行 みやま
     4月に統合されるみやま市飯江小学校(屋形朋子校長)と同市山川南部小学校(堤美利校長)は2日、山川南部小体育館で合同の6年生を送る会を開いた。在校生は両校にとって最後の卒業生となる15人に感謝の言葉を送った。

  2. 春の訪れ告げる「関の初市」 きょうから南関町で 植木市やフリマ
     玉名郡南関町に春の訪れを告げる風物詩「関の初市」が3、4の2日間、同町の関町商店街で開かれる。さまざまな露店が並び、植木の販売やフリーマーケットなどが行われ、にぎわう。

  3. 日立ハイテク九州を新設 業務内容拡大、強化図る 大牟田
     鞄立ハイテクノロジーズ(宮崎正啓執行役社長)は2月29日、今年9月1日に大牟田市手鎌にある日立ハイテク大牟田センタを新会社、鞄立ハイテク九州として新スタートさせる構想を明らかにした。これによって業務内容は大幅に拡大。競争と変化の激しいバイオ・ヘルスケアの分野でスピーディーな製品開発と技術開発力の強化を図る。

  4. 開業5周年を祝う 九州新幹線 各駅で記念イベント
     九州新幹線開業5周年を記念して、新大牟田駅、筑後船小屋駅、新玉名駅ではさまざまな記念イベントを開催する。またJR九州の特別企画として12、13日は「お隣きっぷで九州新幹線に乗ろう!」も実施。隣の駅で行われているイベントにもワンコインで移動でき、各イベントは盛り上がりを見せそうだ。

  5. 江戸時代の銘酒が復活 「まひ鶴」酒造り 藩境まつりで販売 大川
     大川市鐘ケ江の若波酒造(今村寿男社長)による特別純米酒「まひ鶴」の酒造りの作業が2日、同酒造であった。「まひ鶴」は同市小保と榎津の人たちが江戸時代の銘酒の復活に取り組んだ「吉原氏酒場開き」限定酒で、4月23、24の両日に小保、榎津で開催の第17回「小保・榎津藩境まつり」に合わせて販売される。


     自他共に認める悪筆だ。高校のとき、前の席に座る女子生徒が後ろを振り返り、小生のノートをのぞき込んで言った。「わーっ、イトミミズがいっぱい」。傷ついた心は、40年以上経過しても、いまだに癒えない▼悪筆は試験の結果にも影響した。正解を書いていても、「×」を付けられたことは数えきれない。汚い字だと、採点する側も眉間にしわを寄せて、いら立ちのあまりに許容範囲を狭めるのだろう。きれいな字だと気分も良くなり、「○」を付ける勢いが増すに違いない。と邪見してしまう▼そんな悪筆者にとって「なにーっ」と、うならせるニュースが飛び込んできた。文化庁の文化審議会漢字小委員会が、漢字の「とめる」や「はねる」など細かい違いがあっても間違いではない―とする指針を示した。手書き文字の例も、同庁のホームページに掲載した▼これはパソコンの普及で多様な印刷文字が使われ、手書き漢字の正誤に混乱が生じている事態に対応するためだ。それによると、漢字の骨組みが合っていれば細部にこだわらなくてもよいとした▼例えば「天」の字の上下の横線が同じ長さだったり、下の線が長くてもよい。「保」の口の下は「木」でも「ホ」でもよいという。先生から熱心に指導してもらった記憶が、「いったい何だったのだろう」と思えてくる▼手帳や取材ノートには、今でもイトミミズがいっぱいだ。あとで読み返すと、判読できないものが多々ある。そういうときは、書き込んだときの場面を思い出し記憶をたどる。女子高生から、ばっさり切り捨てられた心の痛みは生かされていない。


平成28(2016)年 3月 4日 金曜日


  1. クリーン発酵九州の工場竣工 循環型社会へ一翼担う 地元から雇用25人 地域農業活性化に期待 荒尾
     荒尾市大島の工業用地、大島適地に建設が進められていた潟Nリーン発酵九州(八田富夫代表取締役社長)の熊本工場がこのほど完成。3日に同工場で竣工式があった。工場では下水汚泥を原料として有機肥料を製造。リサイクルを通して循環型社会構築の一翼を担う。

  2. 自然エネルギーを医療に 飯田クリニック含む6社 「省エネ大賞」受賞果たす 大牟田
     大牟田市正山町の飯田クリニック(飯田如院長)を含む6社が平成27年度省エネ大賞で資源エネルギー庁長官賞(支援サービス分野)を受賞した。自然エネルギーを効果的に活用し、省エネと省資源に配慮した「スマートクリニック」への取り組みが評価された。飯田院長らは3日、同市役所を訪れ、中尾昌弘市長に喜びを報告した。

  3. 有明海を大切にしよう 図画・ポスターコンクール 柳川 14校から816点応募 入賞者たたえ表彰
     平成27年度「有明海を大切に」図画・ポスターコンクール表彰式が2日、柳川市の柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開かれた。最優秀賞、優秀賞、入選の入賞児童たちに表彰状と記念品を贈った。最優秀賞受賞作品はパネルにして7日から18日まで西鉄柳川駅自由通路に掲示され、市役所柳川庁舎前の広告塔に1年間掲げられる。

  4. タスキつなぎマラソン 参加33チーム全てが完走 筑後市
     第1回恋ぼたるリレーマラソンが2月28日、筑後市の筑後広域公園内芝生広場で開かれた。福岡県内を中心に遠くは埼玉県などから参加した33チーム約180人が、タスキをつないで健脚を競った。

  5. 春の風物詩 きょうまで 関の初市 南関 陽気に誘われにぎわう
     玉名郡南関町の春の恒例行事「関の初市」が3日、同町関町商店街一帯で始まった。初日は晴天に恵まれ、会場は植木市やフリーマーケットなどの店が並び、商店主らの活気のある声と品定めをする来場者でにぎわっていた。4日まで。


     「そりぁときどきゃ俺たちも、淋しか夜ば過ごすこつもあるばってん。二人きりの暮らしも長うなって、これが当たり前のごつ思うよ」。演歌歌手の島津亜矢さんが歌う「帰らんちゃよか」の冒頭部分の歌詞。九州出身者の琴線に触れる言葉だ▼作詞・作曲したのは荒尾市出身のシンガーソングライター、関島秀樹さん。この人の信条は「もっと優しくたって生きてゆけるだろう」。島津さんは鹿本郡植木町(現熊本市)出身の同郷人。この曲の虜になった一人▼わが子は数人いるけれど、子宝になかなか恵まれなかったり、結婚が遅かったり。「どこかの誰かれが結婚したとか、かわいか孫のできたて聞くとも、もう慣れた。ぜいたくば言うたらきりんなか。元気でおるだけ幸せと思わんなら」▼老境に入り始めた仲睦まじい夫婦の会話。「心配せんでよか、心配せんでよか。けっこう二人でけんかばしながら暮らしとるけん。帰らんちゃよか、帰らんちゃよか。母ちゃんもおまえのこつは、わかっとるけん」▼この歌が昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」で全世界へ放映された。素直に親や子を思う心。郷愁を揺さぶられた人たちから大きな反響があったという。画面には「作詞・作曲 関島秀樹」の文字も▼関島さんは阪神・淡路大震災被災地近くの滋賀県大津市に住み、東日本大震災復興支援CD「がんばる君のために」などを作った。近く東日本被災地を訪ねる旅・復興応援コンサートを始める。真の「優しさ」とは何か。はにかむ笑顔でそれを教えてくれる歌手である。 


平成28(2016)年 3月 5日 土曜日


  1. 瀬高公民館 改修は有効でない みやま市 検討委が新築を提言
     みやま市総合市民センターあり方検討委員会(木庭誠委員長)は3日、市民センターの整備計画について、安全性の観点から瀬高公民館の改修は「有効ではない」とする提言書を西原親市長に提出した。同市は今後、建て替えに向けての基本構想をつくり、さらに検討を進めていく。

  2. 荏原製作所が工場増設 投資額68億円で26人増員 南関町
     化学機械などの製造販売を手掛ける荏原製作所(前田東一代表執行役社長)は玉名郡南関町肥猪の熊本事業所の増強を決定。2日には熊本県庁で前田社長と佐藤安彦町長、蒲島郁夫県知事が出席し、立地協定の調印式が行われた。

  3. ミニ鳥居くぐりで安産祈願 筑後 粟島神社 初のハイハイ大会も
     筑後市羽犬塚の粟島神社(大島靖彦宮司)で3日、恒例の大祭があった。境内には、くぐると安産や婦人病にご利益があるとされる二つの「ミニ鳥居」があり、多くの参拝客が集まった。併せてこの鳥居を使った「赤ちゃんハイハイ大会」も初めて開かれた。

  4. ライダーショーに大声援 人気アニメ「ONE PIECE」も 春催事”こども博”開幕 6月5日まで グリーンランド
     荒尾市のグリーンランドは4日、春催事「2016こども博」のオープニングセレモニーを開催した。テープカットなどで催事のスタートを祝福。「仮面ライダーゴースト 魂バトルステージ」のプレショーがあり、目の前で躍動するライダーたちに子どもたちが「頑張れー」と大きな声援を送った。人気アニメ「ONE PIECE」のイベント内覧会も行われ、アニメの世界を満喫した。催事は6月5日まで。

  5. 倉永小児童がお手柄 認知症の女性を自宅へ 大牟田
     大牟田市倉永小学校(永尾一幸校長)の5年生女子7人が2日、下校中に道に迷った認知症の高齢女性に声を掛け、自宅へ送り届けた。3日には女性の夫が同校を訪問し「助けがなかったら、命を落とすなど大変なことになったかもしれません。ありがとうございました」と感謝。児童は「命を救えて良かった」と胸をなでおろしていた。


     「ウメにウグイス」といえば、仲のよい間柄や取り合わせがよく調和したものの例えとして使われる。恥ずかしいことに、長い間、メジロをウグイスと勘違いしていた▼ある時、外でウグイスの鳴き声がしていたので、窓越しにそっとのぞいてみたが、姿が見えない。じっと観察して、さえずる方角に視線をやると、そこにはスズメのような鳥が。はたと思い調べてみると、ウグイスと思っていた鳥はメジロだったことが分かった▼面白いことに、花札の「ウメにウグイス」に描かれている鳥は、メジロによく似ている。ただし目は赤色のものが主流。メジロならぬ赤目。図柄的に、見た目がいいように描き換えられたのだと推察する▼メジロはスズメより一回り小さく、緑がかった背色。ヒヨドリと共に国内では数少ない熱帯産の鳥だ。特徴は、名の由来となる目の回りの白色。それを刺繍に見立てて「繍眼児」ともいう▼甘いものが好きで、ウメやサザンカなどの蜜を吸いにやって来る。砂糖水やジュースも好物。舌は先端が筆のようになっていて蜜を吸うのに適している。早春に集団で花の蜜に集まり、木の枝に並ぶように止まる。その様子から、人などが込み合う「メジロ押し」の語源となった▼週末をピークに、春の訪れを体感する陽気となりそうだ。有明地域のウメの名所は、ほぼ満開を迎える。「ウメにウグイス」というよりは、個人的には「ウメにメジロ」がピタリとくる。世間では、ウグイスは歌になるが、メジロはちょっと。でもファインダー越しに見るウメの相棒は、メジロで決まりだ。 


平成28(2016)年 3月 7日 月曜日


  1. 大阪場所でぜひ綱取りを 琴奨菊関おめでとう
     柳川市出身の大相撲佐渡ケ嶽部屋、大関琴奨菊関の優勝祝賀水上パレードと優勝報告会が5日、同市で開催された。大関らを乗せたドンコ舟は沖端水天宮前から同市三橋町高畑の三柱神社まで川上り。優勝報告し、市から市民栄誉特別賞を受け、大関は「苦しい時期に支えていただいた皆さんに笑顔をもっと届けたい。まずは大阪場所、頑張ってきます」と応援に感謝した。

  2. 会員増強テーマに勉強会 8RCの200人が交流 大川
     「ロータリーの魅力と会員増強」をテーマに、国際ロータリー第2700地区第7グループのインターシティミーティング(IM)が5日、大川市の大川産業会館であった。同グループの8ロータリークラブの会員、合わせて200人が参加し、講演やパネルディスカッションに耳を傾けた。

  3. 動物園周辺にモミジ植樹 大牟田南RC 新しい名所へ
     大牟田南ロータリークラブ(宮原謙二会長)は4日、大牟田市にモミジ10本を贈呈。訪れる人に喜んでほしいと延命公園駐車場そばの遊歩道沿いに植えた。続いて、贈呈式も行われた。

  4. 技術や意識高める 山林火災想定し訓練 春の火災予防運動 ポンプ操作も実践 大牟田・長洲
     春の火災予防運動(7日まで)の一環として、大牟田市、玉名郡長洲町で6日、消防署員や消防団員が山林火災防ぎょ訓練や水利用ポンプ昇降機の操作訓練などを実施した。参加者は消火技術、日ごろの資機材や車両点検の大切さを再確認し、防火意識を高めた。

  5. 卒業前の思い出に 府本小児童 カライモ苗床作る 荒尾
     荒尾市府本地区協議会(荒川博隆会長)は、同市金山の金山公民館近くにある畑で、カライモの苗床作りを行った。府本小学校6年生の15人も参加し、卒業前の思い出をつくった。


     創建から1800年を超えるとされ、本殿と五重塔が国の重要文化財に指定されている大川市の風浪宮で、その大祭の幕開けとなる行事「裸ん行」。今年まで2月8日に開かれていたが、来年から10日に変わることとなった▼大祭最終日は「建国記念の日」の11日。曜日が毎年変わるのなら祝日の前日に固定した方が参加しやすいというのが理由。裸ん行は例年500人ほどが市中を駆ける勇壮な火祭り。市外からの参加者も見られるようになった▼同宮は大川市の観光スポットの一つ。近くには筑後川昇開橋や藩境のまちもある。これらも含めて知名度が上がるのは喜ばしいこと。裸ん行で走った市外の人が地元でアピールしてくれれば口コミで大川の情報が発信されるのである▼大祭自体もずっと現行の日程だったのではない。かつて1月末の開催だったが、2月になったという経緯がある。確実に祝日が入るため、暦の関係で3連休になることも。休みが入る方が祭りに力を注ぐことができるのは言うまでもない。盛り上がりも期待できる▼遠方の人の参加はもちろん歓迎。だがやはり市内からも増えてほしい。伝統行事に触れることで郷土をもっと理解できるはず。裸ん行開催日変更がそのきっかけの一つになればと願いたい。親子での参加などをより積極的に呼び掛けてみるのはどうだろう▼地域を盛り上げるためには多くの人が集まる場が必要。祭りもその大きな力になる。1年後の2月10日夜、「ワッショイ、ワッショイ」の声が市中に響きわたるのが、今から楽しみだ。


平成28(2016)年 3月 8日 火曜日


  1. 定数 2削減の「15」へ 大川市議会 定例会最終日に提案
     大川市議会議員定数削減調査特別委員会の会議が7日に開かれ、定数は2削減の「15」とし、さらに議席削減の努力を続ける方向でまとめた。開会中の市議会定例会最終日に委員長報告を行い、可決されれば議員提案して決定するという。

  2. 7500人が食と農体感 イベントで地元農業PR JAみなみ筑後
     「第5回JA農業まつり〜食と農を体感しよう!JA20周年祭〜2016」が5日、大牟田市諏訪公園で開かれた。地元で採れた新鮮な野菜や料理の販売をはじめ、ステージイベントなどがあり、訪れた約7500人に地元農業をPRした。

  3. 「琴バウアー」で沸かせる みやま市で優勝報告会
     大関琴奨菊関のみやま市優勝報告会は5日、みやま市瀬高町大江、道の駅みやまで開催。ファン約500人が来場し、ごった返した。

  4. 柳川のまち知って 市民の会がゆるり旅
     故郷・柳川のまちづくりを考える市民の会(松尾久世話人)は6日、柳川市京町、辻門広場に集合し、城下町の町並みや寺院などを巡る水郷柳川ゆるり旅を実施。約20人が参加して、柳川について理解を深めた。

  5. 坑内の貴重な写真80点 21日まで 故高木尚雄さん作品展 荒尾
     元炭鉱マンの故・高木尚雄さんが生前に撮影した三池炭鉱の写真展が、荒尾市のあらおシティモール2階の特設会場で開かれている。21日まで。坑内での採炭作業の様子などを捉えた貴重な作品80点が並び、当時の炭鉱の記憶を伝えている。入場無料。


     あす9日は、日本全国で部分日食が観測される。太陽に絡む天体ショーとしては、2012年5月20日の金環日食フィーバー以来、4年ぶりになる▼日食とは、月が太陽の前を横切るために、太陽が隠される現象のこと。その隠れ方によって、一部が隠れる部分食、全てが隠れる皆既食、それに太陽の方が月より大きく見えるため月の周りから太陽がはみ出して輪に見える金環食の三通り▼今回、インドネシアなどで皆既食となり、日本では部分食。国内でも地域によって食の割合が違う。国立天文台によると、福岡の食分は約20%で、太陽の左下が隠れる。午前9時56分ごろ始まり、同10時45分ごろが最大。同11時37分ごろに終わる▼観測方法を誤ると、網膜を損傷したり、最悪の場合は失明する危険があるので十分な注意が必要。肉眼では太陽を絶対に見ないこと。サングラスや色付きの下敷き、CDなどの使用もダメ。昔、小学校の授業で、すすを付けたガラス板で観測した覚えがあるが、これも間違った指導だ▼観測は専用の日食グラスを使い、時間も短くして見続けないこと。厚紙などに小さな穴を開けて、投影板などに映すのが安全。前回の金環食では、日食グラスが爆発的に売れ、観測のために登校時間をずらす措置をとったところもあった。だが残念なことに天候には恵まれなかった▼今回も予報では観測日和ではない。興味と時間のある方は、雲の切れ間から観測できることを祈りながら、危険のないよう十分に気を付けて、太陽と月が演じる久しぶりの天体ショーを楽しんでいただきたい。


平成28(2016)年 3月 9日 水曜日


  1. 花嫁 プリンがやって来た 動物園 長旅終え大牟田へ 27日に来園記念&お披露目イベント
     大牟田市動物園(椎原春一園長)に8日、雌キリン「プリン」が到着した。同園の雄キリン「リン」の花嫁になるプリン。動物園の新たなアイドルとして、注目を集めそうだ。

  2. 綱取りを応援しよう 琴奨菊後援会がPR 柳川
     大阪で13日から開催される大相撲春場所(3月場所)を前に、横綱を目指す大関琴奨菊関(32)=佐渡ケ嶽部屋=の故郷柳川などで応援ムードが高まる一方、琴奨菊後援会(立花寛茂会長)は「皆さんの応援で、ぜひとも綱取りを成功させていただきたい」と入会を呼び掛けている。

  3. 市立図書館へ児童書贈る 筑後 クロレラ工業が地域貢献で
     筑後市久富に主力工場のある健康食品メーカー、クロレラ工業株式会社(本社・東京、板波淳三代表取締役会長兼社長)は8日、同市立図書館へ児童書168冊(30万円相当)を贈った。板波社長が図書館を訪ね、中村征一市長へ目録を手渡した。

  4. 春の陽気に誘われて 陶器・梅まつり 2万1000人でにぎわう 南関町
     玉名郡南関町の春の恒例行事「南関町合併60周年記念第16回なんかん古小代の里陶器・梅まつり」が5、6の2日間、同町宮尾の古小代の里公園で開かれた。晴天に恵まれた会場には春の陽気に誘われてか、昨年より多い約2万1千人が来場。見ごろを迎えた梅を見ながら、お気に入りの逸品を探した。

  5. 公立高校で入学試験 合格目指し挑戦 福岡、熊本
     福岡県の公立高校で8日に一般入学試験があり、熊本県の公立高校でもこの日、入学試験後期(一般)選抜が始まった。大牟田、荒尾、柳川、大川、みやま、筑後市内の各校でも受験生が合格を目指して挑んだ。


     柳川市本城町、柳城中学校敷地内の通称へそくり山に、高さ約15メートルの巨大な天守閣が登場した。明治5年に焼失し、城跡だけが残っていたところに、再現プロジェクトでまずはパネルを組んで作り上げたのである▼それに市議会一般質問では蒲池城の建設を求める質問があった。議員によると、開通したばかりの国道385号三橋大川バイパスに蒲池城跡と記された信号機が存在し、その付近にかつては城があったらしい。地元住民は建設を願っているという▼織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と続く、戦国時代末期は多くの人たちが興味を持つ。現在、放映されている大河ドラマ「真田丸」も人気。柳川市教育委員会が発刊した「やながわ人物伝」に立花宗茂、田中吉政が詳しく記されている▼立花宗茂は豊後の国(現在の大分県)に大友氏の家臣の家に生まれた。薩摩(現在の鹿児島県)の島津氏との戦いで豊臣秀吉の軍に加わり、目覚ましい活躍をして、柳川城と領地が与えられた▼ところが、関ヶ原の戦いで豊臣家への忠誠から西軍に加わり、東軍が勝ったことで、改易となり所領を失った。代わって領主となったのが田中吉政。吉政は筑後の国30万石を与えられ、本城を柳川城として柳川の町を整備した▼田中家は跡継ぎがなく、取りつぶされ、再び、立花宗茂が領主に。一度、領地を失い、返り咲くのは珍しいこと。柳川は城下町。そのシンボルの再現は面白い。城は観光の目玉にもなる。多くの市民を巻き込んで行政を動かし、実現させてほしいプロジェクトだ。


平成28(2016)年 3月 10日 木曜日


  1. 「石炭ラーメン」で世界遺産のまちPR 12日の新幹線開業イベントに出展 大牟田の3店舗 「味に自信あり」
     12日の九州新幹線新大牟田駅開業5周年・新大牟田駅観光プラザ開設3周年記念感謝祭に出展する大牟田ラーメン会(代表・江崎大宗さん)はイベントに向けて、新メニューを開発。3店舗がコラボした「石炭ラーメン」で世界遺産のまち大牟田≠PRする。

  2. 甘くて、おいしい 柳川市内の小中学校 給食に「あまおう」
     「あまーい」―。柳川市内の小中学校給食に9日、地元産イチゴ「あまおう」が登場した。同市農業振興活性化会議が提供したもので、子どもたちはあまおうを大きな口で頬張り、「甘くて、おいしい」と笑顔を見せていた。

  3. 笑い声響く憩いの場 田中さん夫婦 さげもん飾る みやま
     誰もが集える憩いの場をつくろうと、みやま市瀬高町大江の田中勝義さん(73)と妻のチカ子さん(67)は自宅近くの民家にひな人形や手作りのさげもんを展示し、一般に開放している。連日、地域住民が気軽に立ち寄り、笑い声がにぎやかに響いている。

  4. 大きな声響き渡る 民児協があいさつ運動 荒尾
     荒尾市民生委員児童委員協議会連合会(植松陸郎会長)による朝のあいさつ運動が8日、荒尾第一小学校であった。校門では「おはようございます」の大きな声が響き渡り、児童が元気にあいさつを交わした。

  5. 間近で文化財観賞 門外不出の「三十六歌仙図屏風」 国内初授業 伝統工芸職人らが複製 南関中
     子どもたちに文化財に触れてもらおうと、酒井抱一の「三十六歌仙図屏風」の複製を鑑賞する授業が8日、玉名郡南関町南関中学校で開かれた。この屏風の複製品を使った授業は国内で初めての取り組み。同校の2年生86人は屏風を間近でじっくりと鑑賞し、伝統美術への関心を高めた。


     モクレンの白い花が咲き始めた。通勤途中の道沿いの民家の庭先に、軒を超える高さのモクレンの木がある。その開花が、いつも春の訪れを教えてくれる。今年は、ここ数日、暖かな日が続いたため、開化が早まったようにも思える▼モクレンとコブシはよく似ている。車で走っているときは、通りすがりで見掛けても、判別がつかないときがある。それもそのはず、両方ともモクレン科モクレン属で同じ花の仲間だから▼見分け方は、四つのポイントがある。まず花の形は、モクレンがチューリップのように半開きで、コブシは開ききっている。花の向きはモクレンが上方向であり、コブシは横向き。花びらの厚みはモクレンが厚そうなのに対して、コブシは薄く見える。最後に決定的に違うのが花びらの枚数。モクレンは9枚で、コブシが6枚▼原産国でいえばコブシが日本で、モクレンが中国になる。開花の時季は、正確には分からないが、通勤途中にあるコブシは今から。ちらほらと咲き始めたくらいだ。コブシは街路樹としてよく見掛ける。道路沿いの植え込みにあるのはほとんどがそうだ。その他、目に付くものにハナミズキがあり、ブームなのかなと感じる。大牟田では市の花ヤブツバキが中心街で多い▼通勤途中のわずかな時間だが、季節の移ろいを感じさせる幸せなひとときである。チューリップやサクラ、ナノハナなどの花々を目にすると、自然と慣れ親しんだ歌が頭をよぎる▼♪白樺、青空、南風、コブシ咲くあの丘北国の…♪。もちろん声には出しません。心の中でつぶやくだけで―。


平成28(2016)年 3月 11日 金曜日


  1. 新たに三池炭鉱ツアー 21日からバスで世界遺産巡る 大牟田 荒尾 昼食は洋風かつ丼
     大牟田市と大牟田観光協会の企画・主催による「文化財専門ガイドとめぐる世界遺産三池炭鉱(大牟田・荒尾)モニターツアー」が21日から4月17日まで計7回運行されることが、10日に発表された。

  2. 三つどもえの争い 17日間の選挙戦スタート 熊本県知事選
     任期満了に伴う熊本県知事選挙が10日告示された。出馬したのはいずれも無所属で、弁護士で新人の寺内大介候補(50)、3選を目指す現職の蒲島郁夫候補(69)、前熊本市長で新人の幸山政史候補(50)=届け出順=の3人。それぞれ熊本市内で第一声を上げ、三つどもえの争いの火ぶたが切って落とされた。投開票は27日。

  3. 地域全体で新型インフル対策 荒玉の2市4町 連携協定を拡大
     有明地域保健医療推進協議会(会長・平山晴章玉名郡市医師会会長)は9日、熊本県玉名総合庁舎で会議を開き、有明地域医療構想検討専門部会や救急医療専門部会の報告や第6次有明地域保健医療計画の進捗状況を確認した。

  4. つやおとめ 特別純米酒が完成 みやまの米、水、技術で JAと菊美人酒造が共同開発
     みやま市の米、水、技で作った日本酒「つやおとめ特別純米酒」が完成した。JAみなみ筑後とみやま市瀬高町上庄の菊美人酒造が共同開発したもので、豊かなうまみが好評だ。

  5. 巨大さげもん活用 恵美須ひな小路も 柳川
     柳川雛祭り・さげもんめぐりに合わせて展示されている巨大さげもんがある辻門広場で、辻門マルシェが5、6の両日、開かれた。巨大さげもんと一緒にイベントを楽しんでもらおうとの企画でクレープ専門店などの出店もあり、観光客などは巨大さげもんに見入り、記念写真を撮ったり、柳川商店街の各店舗に展示してあるさげもんなどを見て回っていた。


     最近、仕事で柳川方面を訪れることが多い。この10年間は大牟田中心の担当だったから、新たな気持ちで身が引き締まる。そんな中で気付くのが有明海沿岸道路の便利さ。大牟田市内の移動と同じ、というか市内に行くのより早く柳川や大川の中心部に着くことができる▼これには今さらながら驚かされる。まさに「有明地域は一つ」を体感する日々だ。現在は大牟田市の三池港から大川市中心部まで。佐賀県内でも随時整備が進んでおり、九州佐賀国際空港の使い勝手が良くなるのも確か▼荒尾、長洲方面への延伸計画が進み、いずれは熊本市から鹿島市まで一本の道でつながるから、有明海を囲むこの沿線都市同士の絆は強固なものになる。新たな枠組みの誕生である▼九州自動車道、JRの九州新幹線や鹿児島本線、西鉄天神大牟田線、それに高速船三池島原ラインや有明フェリーもあるこの地域は九州の人口重心に近いだけでなく、九州の交通ネットワークの中心といえよう▼「人が住み、自然とやさしさあふれる活気ある圏域」。これは4市2町の有明圏域定住自立圏共生ビジョンで掲げる将来像だ。今年4月に始まる第2次の5年間でも変わらない。同定住自立圏を形成するのは大牟田、みやま、柳川、荒尾の4市と玉名郡南関、長洲の2町▼大川市や筑後市、三潴郡大木町はこの枠組みに入っていないが八女郡市も含めた「筑後七国」を構成する。世界文化遺産も、若鷹軍団拠点も、琴奨菊も、みんな地元の話題。広域住民全体の声援や後押しを期待しよう。それでこそ連携・連帯だ。


平成28(2016)年 3月 12日 土曜日


  1. 情報共有し防災力強化 消防団災害覚知システム導入 全国で初運用 伝達訓練も実施 大牟田市
     東日本大震災発生から5年を迎えた11日、大牟田市消防本部(中嶋晃消防長)は同本部で、全国で初となる「消防団災害覚知システム」の運用を開始。同システムを使った参集と情報伝達訓練を同日に行い、大規模災害発生時に消防団と情報を共有し、さらなる防災力の充実強化を図っていくことを確認した。

  2. 深刻な有害鳥獣被害 追い付かない駆除の実態 有明圏域自立圏対策に期待
     有明地域ではイノシシ、カラス、ドバトなどによる農漁業などの被害が相次いでおり、各市町は猟友会などの協力を得て独自または広域的連携による対策事業に取り組んでいるが、対策がなかなか追い付かない状況だ。

  3. 全国の銘酒ずらり 320人が地酒を楽しむ 荒尾
     全国36の地酒、地焼酎の蔵元などが一堂に会したイベント「第2回地酒、地焼酎を楽しむ会」が10日夜、荒尾市本井手のホテルヴェルデで開かれた。会場は昨年より多い320人が来場。訪れた人は各地の銘酒をじっくりと味わっていた。

  4. 絆を大切に夢かなえて 有明地域 中学校で卒業式
     有明地域の6市3町の中学校で11日、卒業式が開かれた。卒業生が教職員や在校生に見送られ、思い出多い母校を巣立った。

  5. 炊き出し料理を体験 柳川市皿垣校区 災害時の対応学ぶ
     柳川市皿垣校区公民館(北島則行館長)は、公開講座「災害発生、あなたはどう動く」を皿垣コミュニティセンターで開いた。地域の児童から高齢者まで約50人が参加。炊き出し料理体験や講話、消火訓練が行われ、参加者が災害時の行動を再確認した。


     今年初のツクシを見た。ウメの名所に出掛けたのだが、足元に群生しているツクシにびっくりポン。そのあまりの多さに圧倒され、ウメの花をそっちのけで写真を撮り続けてしまった▼ツクシにお目に掛かったのは久しぶり。子どものころは、小川の土手や畑のあぜで見掛けた。家族と出掛けた帰り道などで見つけると、今晩のおかずにと摘んで帰った。そんなときの調理法はおひたしが定番▼3分間クッキングとまで簡単ではないが、難しくもない。下ごしらえは、茎の2カ所ほどに節のように付いているはかまを取る。茎に傷をつけないように、はかまの輪をつめで切り、クルッと1回転させて外す▼軽く水洗いした後、あく抜きのため酢と塩を少し入れたお湯で2〜3分ゆがく。食感とやや苦味を楽しみたいならば、ゆで過ぎないこと。ザルに上げ冷水でしめる。だし汁に、しょうゆとみりんを加えて味を調え、水切りしたツクシを入れて1時間もすれば食べられる▼ツクシは、形が筆のように見えることから「土筆」の字を当てる。「つくし/だれのこ/すぎなのこ」と歌があるように、ツクシという植物はない。シダ植物の一種でスギナの胞子茎だ。ビタミン欠乏症などを起こす恐れもあり、多量の摂取は控えてもらいたい。一方で、最近は花粉症対策の効能もあるのではないかと注目が集まっている▼ちゃんとしたレシピにならなかったかもしれない。そこは専門家ではないので、ご容赦を。ツクシは春の風物詩の一つ。季節を体感するつもりで、散歩がてらツクシ狩りでも、楽しみあれ。


平成28(2016)年 3月 14日 月曜日


  1. 多くの人でにぎわう 九州新幹線5周年・新大牟田駅プラザ3周年 特色ある地元の味堪能
     九州新幹線全線開業5周年と新大牟田駅観光プラザ開設3周年記念感謝祭が12日、同駅西口会場広場で開かれた。この日は好天に恵まれ、家族連れなど多くの人でにぎわった。また、会場では黒いラーメン「石炭ラーメン」、こんにゃくが入ったお好み焼き「こんダゴ」、復活した「おおむた洋風かつ丼」など特色ある地元の味を堪能する人が多く見られた。

  2. ゆるキャラ盛り上げる 筑後船小屋駅
     九州新幹線全線開業5周年記念「筑後船小屋GOGOまつり」が12日、筑後市津島のJR筑後船小屋駅一帯で行われた。メーンイベント「福岡ゆるキャラふぇすてぃばるin恋くに筑後」や新幹線ホームの見学会、鉄道模型の展示などを実施。多くの家族連れなどでにぎわった。

  3. 60世帯が入居予定 市営東宮永団地落成式 柳川
     柳川市営住宅東宮永団地の落成式が12日、同市佃町の団地敷地内で行われた。市や工事関係者、地権者、行政区長らが出席し、新しい市営住宅の完成を祝福。今月中旬から鍵の引き渡しや住民の入居が始まり、今月末までに全60世帯の入居を予定している。

  4. 63年の歴史に幕 万田保育園で別れ惜しむ 荒尾
     荒尾市万田保育園(山本修子園長)の閉園式が12日に同園で行われた。園児や教職員、保護者らが63年間、地域に愛され、多くの子どもたちを育んできた同園との別れを惜しんだ。

  5. 2種公認 再延長へ トラック真新しく 改修し検定受ける 大牟田市営記念グラウンド
     日本陸上競技連盟から2種公認を受けている大牟田市営記念グラウンドで12、13日、2種公認再延長の検定が行われた。今回は公認再延長に必要な基準を満たすため、トラックやフィールド競技エリアなどの改修工事を実施。両日は同連盟の検定員らが訪れ、真新しい青のトラックの走路幅などを調べていた。関係者によると検定は合格の見込みが高く、今後は指摘を受けた点を修正。今月下旬には正式な通知が届くと見られる。


     3月の時候のあいさつ用語の一つに「早春の候」がある。暖かさと寒さを繰り返しながら次第に春めいていくイメージだが、今年はどうもそんな気になれない▼一日の最高気温が20度を超えたと思えば、10度に届かなかったりと上がり下がりが極端なのである。本格的な春と冬が交互に訪れるような感覚。季節は変わっていくのだろうが、この先どうなるのか先が思いやられるといった感じだ▼近年は異常気象によって大きな災害が頻発している。4年前の九州北部豪雨もまだ記憶に新しいのに、その後も各地で雨や台風、猛暑や寒波などのニュースが絶えない。どこで何があったか、なかなか思い出せない。世界的に見てもそれは同じである。まず今年は平穏であってほしいと祈るばかり▼数十年前、地球はこれから冷えていくという予測が主流だったようだ。しかし大都市の中心部で周囲より気温が高くなるヒートアイランド現象がクローズアップされ始め、今は地球温暖化が叫ばれている▼人間は平均気温が1度違っても変化を感じないが、動植物は敏感で生息域の南限や北限が大きく変わると聞く。研究とまではいかなくても自然をしっかり見てていれば何かおかしいと思うこともあるだろう。もっともそんな意図での観察は何か寂しい▼リサイクル品で作った家具などを販売する展示即売会に行った。きちんと修理、整備されて見た目は新品と何ら変わらない自転車も見られ、温暖化防止のためにも循環型社会を目指さねばならないとあらためて感じさせられた。


平成28(2016)年 3月 15日 火曜日


  1. 認知症高齢者SOSネットワーク模擬訓練 初取り組みに50人参加 柳川市と社協 一般市民へ啓発を
     柳川市で初めて認知症高齢者SOSネットワーク模擬訓練が13日、矢ヶ部校区であった。約50人が参加し、認知症による行方不明者役3人を見つけて声掛けを実施。訓練終了後に意見交換や反省会を開いたほか、認知症サポーター養成講座もあった。市と地区社会福祉協議会の主催。

  2. さようなら甘木山校舎 大牟田北高 さらなる飛躍誓う
     大牟田市甘木の大牟田北高校(長俊一校長)は14日、同校体育館で閉校舎式を実施。生徒、教職員らが甘木山校舎や「北高坂」と呼ぶ坂道に別れを告げ、新しい校舎でのさらなる飛躍を誓った。

  3. まちをもっと便利に!! 大牟田ハッカソン 公開データでソフト作成
     公開データなどを使ってプログラムをつくる「オープンデータで街の魅力を伝えよう!〜大牟田オープンデータハッカソン〜」が、大牟田市の銀座通り商店街内にあるまちなかシリコンバレー設立準備会オフィスで開催された。学生、一般の5チーム25人が参加。独自の視点で制作されたソフトが作成され、まちの魅力を伝え「もっと便利に」を目指した。

  4. 万一に備え職員が実践 初の図上シミュレーション 長洲町
     万一の災害に備えようと、玉名郡長洲町は、同町役場で図上シミュレーション訓練を行った。今回が初めての試みで、町職員ら約20人が参加。実践形式で職員の災害対応能力向上を図った。

  5. 瀬高中が聴衆魅了 スプリングコンサートに350人 みやま
     「第5回青少年健全育成スプリングコンサート」が、みやま市まいピア高田で開かれた。瀬高中学校ブ ラスバンド部とブリヂストンK2バンドが息の合った演奏を披露。来場した約350人の聴衆を魅了した。


     琴奨菊関の綱取りの場所が始まった。地元柳川や有明地域はもちろんのこと、日本中が注目している場所だ▼初場所では、連勝を続けて中日で勝ち越しを決め、一気に注目を集めた。そして怒濤のごとくに3横綱を倒し日本中を沸かせた。親友の関脇豊ノ島に1敗したが、その後は連勝して、みごと幕内初優勝。日本出身力士では10年ぶりの快挙だった▼場所後は、祐未夫人との披露宴や優勝祝賀水上パレード、多くのテレビ出演など忙しい毎日が続いた。次の綱取りの場所に支障が出るのではないか、と心配してしまうほど。それについて大関本人は「大丈夫です」と、しっかり答え自信をみせていた▼その自信は、半年ほど前から始めた体幹トレーニングにある。優れたバランス感覚と体力を身に付け、長い相撲でも力負けしない。また琴奨菊関の代名詞にもなっている「琴バウアー」をはじめ10のルーティンで、その時々の体調をチェック▼今場所に向けては、各場所で使われる土俵の土質が違うため、稽古場に大阪場所と同じ土で土俵をつくり稽古に励んでいる。自らの相撲を知り、対戦相手の攻略を練り、環境づくりを工夫するなど、大関はプロとして頭脳的な一面を持っている▼琴奨菊関の初優勝は他の力士の発奮材料になった。横綱陣も綱の意地に懸けて挑んでくるだろう。周りの重圧に負けることなく、大関が得意としている、左を差し、前へ前へとがぶり寄せる相撲を、15日間取りきり、白星を積み上げてもらいたい。そして師匠琴桜と同じく32歳横綱を現実に。


平成28(2016)年 3月 16日 水曜日


  1. ファーム本拠地が完成 タマスタから地域発信を 王会長「選手の成長見届けて」 ホークス 19日、広島戦で開幕 筑後
     筑後市に完成したプロ野球・福岡ソフトバンクホークスのファーム(2、3軍)新本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」の竣工式が15日、現地であり、球団、工事、行政の関係者ら約160人が出席した。併せてメーンスタジアム「タマホームスタジアム筑後」の除幕式、同パークのキャラクター「ひな丸」のお披露目などもあった。

  2. 1年間の努力たたえる 閉講式で修了証書授与 荒尾少年少女発明クラブ
     荒尾少年少女発明クラブの平成27年度閉講式が13日、荒尾総合文化センター子ども科学館であった。クラブ員の児童・生徒に修了証書を授与し、1年間の努力をたたえた。

  3. 見守り活動ありがとう 大牟田市平原小 児童が隊員に感謝
     「いつも見守り活動をしていただきありがとうございます」―。大牟田市平原小学校(松延隆広校長)は、同校体育館で平原校区子ども見守り隊(宮地保博隊長)への感謝の会を実施。児童が隊員に感謝の手紙などを贈った。

  4. 山林火災想定し訓練 防災ヘリとの連携も 有明広域消防本部
     有明広域行政事務組合消防本部(宮本裕知消防長)の大規模災害対応訓練が、小岱山で行われた。同本部や玉名市消防団、熊本県防災航空隊から121人が参加。防災ヘリも出動し、山林火災時の救助や消火活動における連携を実践形式で確認した。

  5. 公立高校合格発表 「あった」「やったー」 歓声響く
     福岡県と熊本県の公立高校で15日、入学試験の合格発表があった。大牟田、荒尾、柳川、大川、みやま、筑後市の各校でも春≠フ訪れを喜ぶ受験生が見られた。


     柳川市三橋町の中山大フジは樹齢300年を迎え た。地元住民の全世帯で構成する保存会は大フジの前に記念碑を建立。300年の節目を祝ったものだ。保存会は訪れた人たちに喜ばれるようにと、大フジの前で記念写真を撮るときに目印になるからという思いもあり、記念碑を建てたらしい▼フジの花は日本では古来から親しまれてきた。福岡県内では国の天然記念物にも指定されている八女市の黒木の大フジが樹齢600年として知られる▼中山の大フジと同様に樹齢300年とされるのが、みやま市高田町の上楠田天満宮の大フジ。各地にフジの名所があり、巡るのも楽しい。4月中旬から5月の上旬が見頃。開花に合わせてのイベントも多彩に行われる▼中山大藤まつりは4月16日から28日ま で。フジ棚の広さは約1200平方メートル。そこに1.2メートルほどになる花房が垂れ下がり、花を咲かせる。立花いこいの森公園も隣接していて、まつり期間中にはイベントがあり、見物客を楽しませる▼柳川市はこの大フジを観光の目玉の一つとしている。市によると、まつり期間中には毎年約17万人が訪れるという。ピーク時には駐車するのに苦労するなど、課題もあるようだ▼記念碑側水路にはかなりの高さの横線が引いてある。北部九州豪雨の際にはここまで水に浸り、大フジも被害を受けたというのである。保存会会長は「幾度となく、自然災害に見舞われたが、守り続けていかなければならない」という。この思いがあれは、いつまでもきれいな花が咲き続けるはずだ。


平成28(2016)年 3月 17日 木曜日


  1. まちを女性の力で元気に 地域活性化策考える 活躍推進フォーラム 視点と行動力生かす 大牟田
     女性活躍推進フォーラム「女性が活躍すれば地域が元気になる」が13日、大牟田市新栄町の「えるる」で開かれ、約100人が来場。基調講演やパネルディスカッションがあり、女性の視点と行動力を生かした地域活性化策を考えた。

  2. 平和の花咲かせて 大学に苗を寄贈 大和さくらの会 伊藤大将ゆかりの桜 みやま
     みやま市高田町出身の伊藤整一海軍大将が生前に植えた桜の植樹を行っている大和さくらの会(岡部挙会長)が同市瀬高町高柳の保健医療経営大学に桜を寄贈した。15日に植樹が行われ、同大学を運営するありあけ国際学園の麦谷真里理事長や岡部会長らが正門付近に桜を植えた。

  3. 家庭教育の重要性周知を 大川 社会教育委員の会が提言
     大川市社会教育委員の会(遠藤博昭会長)は現在の家庭教育憲章を見直した新たな案をとりまとめ、市教育委員会へ提言書を提出した。児童虐待など昨今の社会情勢を踏まえ、「子どもたちの健やかな育ちの基盤で、すべての教育の出発点」として家庭教育の重要性をあらためて周知、啓発するよう提言している。

  4. 津麻の生きざまへ敬意 命日に供養祭 奉公しながら父母を世話 荒尾
     奉公をしながら父母を世話し、孝行の限りを尽くした江戸時代の女性「津麻」の供養祭が命日に当たる15日、荒尾市本井手の川北区にある孝女津麻顕彰碑広場で行われた。参列した住民約40人は津麻の生きざまに敬意を表し、祈りをささげた。

  5. 元の軍船調査など聞く 有明高専で講演会 水中考古学で歴史知る
     水中考古学をテーマにした歴史・文化・地域を見つめる講演会が、大牟田市東萩尾町の有明工業高等専門学校であった。参加者が沈没した元の軍船調査などの話に耳を傾け、新しい考古学の一分野として注目されている学問への理解と興味を深めた。有明高専地域共同テクノセンター主催、有明広域産業技術振興会共催。


     want(〜したい)・must(〜しなければならない)・should(〜すべき)は、いろんなビジネスシーンに活用できる。消費者が購買するのは、欲しいから買うという単純な理由がある。だから必要とされるものを提案することが、ビジネスにおいて最も成約の確率が高まる▼shouldが最も、うまくいかないシーンであることは、ビジネスに経験がある人に限らず多いはずだ。例えば健康管理で「喫煙はやめるべきである」と勧めても改まるのは少ない▼mustは可能性が少なからず残されている。先ほどの例で言えば、「病気にならないようにしなければならないでしょう」と諭してみれば聞く耳を持つかもしれない▼職場においてもトップは、やりたいことを言う立場。管理職は、やるべきことを部下に伝える立場。現場職は、やるべきことを実行する立場。立場の違いが原因で組織内がうまくいかないのも、この理由が適用される。だからshouldを担当する管理職は大変だ。また現場職は新たなmustが増えることを面倒に思う傾向を持っている▼だが、どんな組織においてもビジョンと呼ばれる進む方向性は必ずある。ビジョンがなければ、「船頭多くして船山に登る」状態になる。トップは大いに「自分はこうやりたい」と打ち出すべき立場である。wantとshouldが混在しているのだ▼新しいことに取り組める組織とは、shouldを実行し、souldをmustに変え、wantに発展させる機能を持っている。この点は行政も民間も変わらない。


平成28(2016)年 3月 18日 金曜日


  1. 「三川グルメの朝市」 港倶楽部で朝食を 27日 新鮮野菜も販売 大牟田 NPO三池港未来のまちづくり会
     NPO法人三池港未来のまちづくり会(入江裕二郎理事長)は27日、大牟田市西港町の旧三井港倶楽部庭園で「三川グルメの朝市」を開催する。地域の商店が出店するのをはじめ、新鮮な野菜や雑貨も販売。出来たてのオムレツや特製スープも売り出され、爽やかな朝の空気の中、緑の庭園でゆっくりと朝食を楽しむことができる。雨天時は中止。

  2. オリーブを強い℃Y業へ 新加工品お披露目 荒尾
     オリーブをより強い産業へ―。荒尾市オリーブ生産組合(南嶋英雄組合長)が開発した、新たな加工品のお披露目会が17日、荒尾市役所で行われた。黄金色に染まったオリーブ染めの服飾品、オリーブの灰を釉薬に活用した小代焼、ペースト風調味料のタプナードソースの3種が会場に並べられた。オイルを作る工程や栽培過程でできた副産物などを活用したもので、出席した山下慶一郎市長は「とても面白い商品。今後もできる限り応援して産業化を進めてもらいたい」と話した。

  3. HAWKSベースボールパーク筑後 開業イベント多彩に 19、20日 物産展や秋山前監督トークも
     プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのファーム(2、3軍)新本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」の開業に合わせ、筑後市の同パークやJR筑後船小屋駅周辺などで19、20の両日、記念イベントがある。メーン球場のテープカットや筑後七国の物産展、特設ステージでの出し物など、多彩に催される。

  4. お好み焼き作り体験 マスキーガンの高校生ら 大牟田 ありあけ新世高生と交流
     姉妹都市の大牟田市に滞在している米国ミシガン州マスキーガンの高校生14人が17日に同市吉野、ありあけ新世高校(下川雄一郎校長)を訪れて同校生徒と交流。お好み焼きやパン作りを体験した。同校生徒も海外の高校生との交流で国際感覚を磨いた。

  5. 滞在型観光強化へ モデル事業でモニターツアー 柳川
     柳川市は地域版DMOによる滞在力強化モデル事業を実施しているが、17日に同市橋本町の学童農園むつごろうランドで体験プログラムのモニターツアーを行った。モニターたちはノリすき、くもで網漁、アスパラ収穫・ジェラード体験、さらに自分たちですいたノリやくもで網で収穫した魚介類、アスパラを食材にバーベキュー、さらに田舎クレープといわれるフナ焼きを調理し、試食。最後に夕日ヨガをした。


     実に素晴らしい施設が筑後市に完成した。プロ野球、福岡ソフトバンクホークスのファーム(2、3軍)の新本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」が竣工。19、20日に広島東洋カープとの本拠地開幕2連戦が行われる▼地元住民はもちろん、球団職員や報道陣も「これがファームの施設なんて信じられない」と驚くほどの豪華版。ここで思う存分練習した選手たちが試合で実力を発揮して、福岡市のヤフオクドームで大きく羽ばたくことが期待される▼それにしても施設は「すごい」の一言に尽きる。メーン球場「タマホームスタジアム筑後(タマスタ筑後)」は両翼100メートル、中堅122メートルでヤフオクドームとほぼ同規格。観客席は3113席、LED照明灯6基があり、ナイトゲームや夜間練習に対応できる▼クラブハウスや若鷹寮(合宿所)に加え、内野守備練習やシート打撃ができるダイヤモンドがある屋内練習場は屋根付き球場≠フ様相を呈しているほど本格的。さらに整備中のサブ球場「ホークススタジアム筑後第二」が来年から使用開始される▼1軍の3年連続日本一、2軍の日本一2連覇を達成するための大きな力となるはず。ファームは選手を育てるのが究極の目標だが、育てながら勝てればそれが一番▼プロ野球に導入したばかりのころの人工芝は足腰にかなり負担がかかったようだが、タマスタで実際にグラウンド上を歩いてみると上質な天然芝のように柔らかい。こんな場所で野球ができる選手たち、それを間近に見て楽しめる地元ファンは実に幸せだと思う。


平成28(2016)年 3月 19日 土曜日


  1. 閉校する6校 最後の巣立ち 有明地域で卒業式
     有明地域の5市1町で17日から18日にかけて、小学校や特別支援学校の卒業式が行われた。学校再編により、3月で閉校する6小学校では最後の卒業生の巣立ちが祝福され、愛する学びやとの別れを惜しんだ。

  2. 歴史語る重要なもの″B内で使われた機械贈る 大牟田
     三池炭鉱などで活躍していた土砂運搬機械のロッカーショベルと小型電気機関車のバッテリーロコが17日、山本製作所(山本伸一代表取締役社長)から大牟田市石炭産業科学館へ寄贈。同施設入り口付近に設置され、19日から開かれる春の収蔵品展「炭鉱の機械」に合わせて公開される。同製作所が所有するもう1台のロッカーショベルは近々、荒尾市にも贈られる。

  3. プロの料理おいしい 司厨士会が腕振るう 荒尾・シオン園
     子どもたちにプロが作ったおいしい料理を味わってもらおうと、公益社団法人全日本司厨士協会大牟田支部(上田勝久支部長)が16日、荒尾市の児童養護施設シオン園を訪問。洋食シェフが真心を込めた料理に「おいしい」と子どもたちは笑顔を見せていた。

  4. 藤吉コミセンが完成 20日落成式 全校区に整備 柳川
     柳川市は同市三橋町高畑に藤吉コミュニティセンターを整備。工事が終わり完成したことで、20日午前10時から落成式を開き、地元住民たちと祝う。これで柳川市は全校区にコミュニティセンターが完成。小学校区単位だが、昭代のみ中学校区であるため、18施設。

  5. 道の駅みやま 開駅5周年 鮮度の高さ評判 直売所を増床 観光案内所も新しく
     みやま市瀬高町大江、道の駅みやま(大坪利博駅長)が開駅5周年を迎えるとともに、直売所の面積が増床された。施設内には観光案内所もリニューアルオープンし、18日には記念行事が行われ、多くの人でにぎわっていた。大坪駅長は「独自に農薬チェックを行うなど食の安心・安全も徹底しています。利用者の方々に楽しんでもらえる施設を目指していきたい」と話していた。


     佐賀市の高伝寺を訪ねた。樹齢およそ400年の老紅梅・霊徳寿梅など梅の名所として名高い。明治4年に佐賀藩最後の藩主で11代鍋島直大が、鍋島家先祖と、戦国時代に佐賀を治めた龍造寺家の墓を集めた寺である▼戦国時代、九州三強の一人の龍造寺隆信は、佐賀を統治する前、肥前を追われて筑後に逃れ、柳川城主蒲池鑑盛の下に身を寄せたことがある。勢力を盛り返した隆信は後に、柳川の蒲池氏を攻め落とすという因縁がある▼その蒲池氏の子孫は、柳川藩主となった立花宗茂の家老格の家臣となり、正室・ァ千代姫の菩提寺である良清寺の住職を歴代務めている。幕末の蒲池鎮之丞は、歌手の松田聖子(本名・蒲池法子)さんの高祖父。松田さんは法事で良清寺を訪れたこともある▼幕末のころ柳川藩は、徳川幕府の動きなどを知るために、日ごろから交流のある小城藩から情報を得ていた。小城藩は佐賀藩の支藩として創設された関係であり、佐賀藩との結び付きが強い。佐賀藩は、福岡藩とともに、当時外国の艦船がたびたび来襲していたことから、長崎・出島の警備を任されるなど幕府とのつながりがある▼小城藩から情報を得るために、同藩の武士と接見した場所の一つが、大川市小保にある国指定重要文化財の旧吉原家住宅である。ここは江戸時代に柳川藩内の西の端に位置する別当職(町の役人)の住宅兼公務を行うところ▼肥前佐賀と筑後は、地理的に隣同士であることから、昔から関係は深い。歴史をたどっていくと、いつの時代でもつながっている。足でひもとく歴史は面白い。


平成28(2016)年 3月 21日 月曜日


  1. ソフトバンク 新本拠地オープン ファーム こけら落としで劇的勝利
     プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのファーム(2、3軍)新本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」が19日、筑後市にオープンした。メーン球場「タマホームスタジアム筑後」のこけら落としとして行われたウエスタン・リーグ、広島東洋カープ戦は、ホークスが逆転サヨナラで勝利するという劇的な展開を見せ、約3千の客席を埋めたファンを沸かせた。

  2. 「8020運動」強化へ 大牟田歯科医師会 病院・施設と連携
     大牟田歯科医師会(永江正廣会長)は17日夜に同市不知火町の歯科医師会館で臨時総会を開き、「8020運動推進特別事業など県歯科医師会の地域保健関連事業の推進協力」などに力を入れることを含めた平成28年度事業計画などを決めた。

  3. 学びやとの別れに涙 みやま市 4小学校で閉校式
     みやま市の小学校4校の閉校式が19日と20日、各校で開かれ、児童はこれまで親しんだ学びやとの別れを惜しんだ。地域住民や卒業生も訪れ、学校の思い出を振り返り、母校との別れに涙を流す人もいた。

  4. 稚児愛らしく 柳川で水上パレード さげもんめぐり
     柳川雛祭り・さげもんめぐり(柳川雛祭り実行委員会主催)のメーン行事である「おひな様水上パレード」が20日、柳川市内で開催。みやびやかな衣装の「お内裏さま」や「おひなさま」、稚児らを乗せたドンコ舟の行列が川下りコースを上った。稚児は「こんにちは」と手を振るなど愛らしい姿を見せ、市民や観光客ら見物客の笑顔を誘っていた。

  5. 山川バイパス全線開通 安全高め地域発展 みやま
     みやま市山川町甲田と同町清水を結ぶ「国道443号山川バイパス」が20日、全線開通した。山川町のバイパス上で行われた完成行事には関係者や地域住民らが集まり、道路の完成による地域の発展に期待を寄せた。


     少し先のことだが,3月27日は「さくらの日」。サクラと「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせだとか。いろんな語呂合わせができるものだと感心した▼かつてサクラでいっぱいだったという大牟田市の吉野地域。だが今は数が減り、そこで吉野小学校児童と地元住民がサクラを増やそうとプロジェクトを進めている。校内や地域でのサクラ植樹に加えていろんな活動も展開中だ▼児童はあいさつ運動、清掃、住民もバザー、募金などである。明るいあいさつが聞こえるきれいな地域をつくり、子どもから高齢者まで住民同士の絆を深めたいとの思い、子どもたちの願いをかなえたいという心も込められている▼橘中学校の生徒会は例年、集めたプルタブを換金して車いすを購入。職場体験で世話になった福祉施設や病院へ贈っているが、今年はサクラも買って吉野小学校へ贈った。プロジェクトの輪がさらに広がっていくのが楽しみだ▼サクラは日本人にとって思い入れの深い花。開花すると本格的な春が到来したと感じるし、俳句や和歌にもよく詠まれる。例えばサクラを多く詠んだという西行の「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月の頃」はあまりにも有名である。そんな花が地域づくりにも生かされるのはうれしい▼花が開けばもちろん花見という風物詩もあちこちで目にする。羽目をはずさない範囲で飲んで歌っての気晴らしも人間関係づくりにはいいが、みんながめでることのできるサクラによって明るくなる地域もあちこちに生まれてほしいものだ。


平成28(2016)年 3月 22日 火曜日


  1. 世界遺産めぐるモニターツアー始まる 炭鉱の歴史を理解 専門ガイドが同行 買い物や食も楽しむ 大牟田
     「文化財ガイドとめぐる世界遺産三池炭鉱(大牟田・荒尾)モニターツアー」の第1回が21日に実施された。初回は大牟田市内外から16人が参加。世界文化遺産に登録された三池炭鉱関連施設などを訪れて炭鉱やまちの歴史に理解を深め、お土産などの買い物や地元の食も楽しんだ。

  2. 児童が考案「古川ライス」 おにぎりや弁当を販売 筑後
     筑後市古川小学校(小川恭一校長)の5年生がレシピを考案した「古川ライス」が18日、この日だけの限定で同市北長田の北長田ふれあい農園直売所で売り出された。児童14人も販売を手伝い、「いらっしゃいませ」と声を掛けた。

  3. 今年は程よく「可」 三島神社で「粥開き」 柳川
     柳川市今古賀の三島神社で20日、伝統行事「粥開き(占い)」があった。生えたカビの色などで今年1年の気象状況や作物の出来などを占うもので、今年は優良可では「可」。だが、赤色がないため、それほど大きな作物の被害はなく大丈夫と判定。さらに南北は青色が多く、農作物は恵まれるが、北は白カビがびっしりで、自然災害の心配があるとした。

  4. 災害への心構え新たに 全職員を対象抜き打ち訓練 有明広域消防本部
     有明広域行政事務組合消防本部(宮本裕知消防長)は、消防長以下約200人の全職員を対象とした非常災害警備訓練を行った。日時や内容を知らせずに「抜き打ち」で実施された訓練を通して、職員はいつ起こるか分からない災害への心構えを新たにした。

  5. 感動と笑顔を発信 スローすてっぷ春まつり 長洲
     NPO法人スローすてっぷ(松岡友美理事長)主催の「第3回春まつりinスローすてっぷ」が20日、玉名郡長洲町長洲のスローすてっぷで開催された。  町内外から約300人が来場。同町内で障害福祉に関わるメンバーが作った製品や地域の人たちによる手作り雑貨などを買い求める人たちらでにぎわった。


     佐賀市の世界遺産・三重津海軍所跡を見学した。筑後川の支流・早津江川沿いにある。江戸幕府時代、佐賀藩は福岡藩と1年交代で長崎の警護を任されていた。そこで海外の情勢を知ることになり、欧米列強に対抗するため和船を管理していた三重津に洋式海軍所を創設▼そこは洋式船を動かす訓練所の船屋地区、海軍の教育訓練を行う稽古場地区、洋式船の修理や建造を行う修覆場地区でなっている。日本初の実用蒸気船「凌風丸」もここで建造された▼世界遺産の構成資産の一つになったのは、幕末の海軍の様子や日本の伝統技術と自然環境を巧みに利用して洋式船の運用方法が具体的に分かる貴重な遺産と認められたから▼国内最古のドライドックは、木と土による伝統的な土木技術でドック護岸を築き上げた。西洋の石やレンガによるものとは違っている。大きさは全長約60メートルで、幅約20メートル。有明海の干満の差を利用し、満潮時に船をドック内へ誘導。干潮時に入り口をせき止めた▼残念なことに現在、このドライドックを見ることはできない。劣化や腐食を防ぐため、発掘調査後に埋め戻されている。今は発掘された場所に原寸の写真パネルや案内板を設置。売りとなっているVRスコープで、音声ガイダンスを聞きながらパノラマ画像を見るスタイルだ▼「みえない世界遺産、みえつ」。歴史を知り、遺構の価値を学ぶには面白味を感じさせた。ただ再訪するには物足りない。それは大牟田、荒尾の世界遺産も同じ。まち全体に興味を持たせなければ、リピーターはあり得ない。


平成28(2016)年 3月 23日 水曜日


  1. ぜひ炭鉱電車移設を 3団体から寄付38万円 達成率は64.1%に 大牟田市
     炭鉱電車の移設・展示に役立ててもらおうと22日、大牟田市役所で市が移設・展示のために行っているGCF(ガバメント・クラウド・ファンディング)への贈呈式が行われた。座・未来塾(矢納明子代表)は8万円、大牟田鉄工業協同組合(内田一良理事長)・大牟田鉄工業異業種交流部会(斉藤誠会長)は合わせて30万円を贈った。

  2. オスプレイ調査へ 柳川市議会が特別委設置
     柳川市議会定例会は22日、本会議が開かれた。各委員長が審査結果を報告し、採択が行われ、全議案を可決。また。平成27年度一般会計補正予算として基金運用のため増額した議案を追加提案し、可決。さらに議員が動議で「オスプレイ等の配備に関する調査特別委員会の設置」を提案。賛成多数で可決し、委員を決めて、閉会した。

  3. 「海達公子まつり」始まる 公募作品展や詩碑巡り 荒尾
     海達公子顕彰会(松山厚志代表理事)による「第7回海達公子まつり」が20日、開幕した。子どもたちの公募作品展や詩碑を巡るウオーク&ラリーなどが行われ、多くの人が今年生誕100周年を迎える少女詩人に思いをはせている。

  4. 大きくなーれ 園児らホタル幼虫放流 荒尾
     荒尾市大島浄化センターの維持管理を委託されている、キュウセツAQUA荒尾事業所は、同センター内の「ホタルせせらぎ水路」で園児らを招いてホタル幼虫放流式を行った。園児らは「大きくなーれ」の掛け声とともに約800匹の幼虫を水路に流し、無事に成虫になるのを願った。

  5. 新しい車ありがとう 日本財団が宝箱に贈る 柳川
     柳川市下宮永町の社会福祉法人たからに日本財団から福祉車両が贈られ、配備される同市本町の放課後等デイサービス、宝箱放課後くらぶ「リック」で、受け取り式があった。利用者たちは「ありがとう。大事に使います」と感謝していた。


      柳川市民団体のまちづくりネットワーク柳川が実施している健康・文化ウオーキングが150回を数え た。毎月第4日曜日に定例開催されていることから、12年半続いていることになる。柳川の歴史・文化の施設などを歩いて巡る行事で、市民が柳川をアピールしているのである▼このウオーキングは観光振興の意味合いもある。今回は水郷柳川ゆるり旅の一環行事となり、さげもん巡りを取り入れた。それに柳河城再現プロジェクトでできたパネルの天守閣を見た▼4月3日まで柳川雛祭り・さげもんめぐりが開かれており、多くの観光客が訪れ、にぎわっている。大相撲の大関琴奨菊関が初優勝し、出身地の柳川も水上パレードなどでスポットライトを浴びた。市民も期待し、大きな声援を送っている。琴奨菊関が勝った日には高畑公園で花火が打ち上げられており、その音を聞くのが楽しみというファンも多い▼市長はことあるごとに琴奨菊関をPR。大いに柳川の知名度を上げるのに貢献しているというのだ▼それと市観光PRビデオに登場するさげもんガールズが好評と喜んでいる。柳川市を国内だけでなく、海外にもPRするため結成された10歳代の少女3人組のダンスユニットで、ひな人形の3人官女を擬人化したキャラクター▼着ている着物や髪飾りにさげもんが使われ、「かわいい」と評判。ビデオがインターネットで配信され、海外でも見られているというのである。明るい話題が多い柳川市だが、さらに活気づくよう市民の思いを高めたいものだ。


平成28(2016)年 3月 24日 木曜日


  1. 79.3メガヘルツ FMたんと 予備免許を受ける 7月開局目指す オープンスタイルのスタジオに 設備備え試験電波 大牟田・荒尾・みやま
     蒲L明ねっとこむ(大牟田市不知火町、永利新一代表取締役社長)が事業化への取り組みを進めてきたコミュニティー放送「FMたんと」に対して総務省九州総合通信局から23日付で予備免許が付与された。

  2. 雨量、台風に要注意 鷹尾神社で粥占御試祭 柳川
     柳川市大和町鷹ノ尾、鷹尾神社(河野一昭宮司)で23日、年の「吉凶」を占う神事「粥占御試祭」があった。石橋守史禰宜、地元区長、総代らで占い、「総体的には平年並みであるが、雨量や台風には要注意」との総評を出した。

  3. 思い出詰め込み土掛ける 8年後の成人式まで 児童がタイムカプセル埋設 長洲小
     玉名郡長洲町長洲小学校(松永光親校長)の6年生40人は22日、卒業を前に同校校庭でタイムカプセルの埋設を行った。カプセルは長洲有明ライオンズクラブ(浦辺朝章会長)が寄贈したもの。思い出の品を詰め込んだカプセルは、児童たちが成人式を迎える8年後に掘り起こす。

  4. 孫文生誕150年記念 滔天の著書など展示 荒尾・宮崎兄弟資料館
     荒尾市宮崎兄弟資料館で孫文生誕150年を記念し、企画展「世界の孫文記念館展」が開かれている。海外の記念館から贈られた宮崎滔天の著書の中国語版などの展示を通じて、孫文の功績や滔天との友情を今に伝える。27日まで。

  5. 市民の森公園を美化 「愛する会」が解散 筑後
     筑後市の市民の森公園の環境整備などに取り組む市民ボランティア「市民の森公園を愛する会」(石橋利徳会長)の解散式が20日、同公園であった。長年にわたって公園美化に献身的に尽力したとして、集まった会員へ中村征一市長が感謝状を手渡した。


      大相撲春場所が佳境に入っている。地元柳川市出身・琴奨菊関の毎日の活躍に、 有明地域の市民はもちろん、日本中が一喜一憂している。その大相撲で、幕内と十両の力士が取組前に土俵の上で行う儀式を「土俵入り」と言う▼新聞社でも業務上、土俵入りの言葉を使うことがある。その日の紙面で、どの記事を何面に掲載するのか、どれを大きく目立つように扱うかなど、紙面づくりを話し合う打ち合わせのこと▼会議に参加するメンバーが円陣を組むように向き合って話し合うことから、そう呼ばれている。わが編集部では、まず夕刻に次の日の紙面について話し合う。各記者が出稿予定の記事項目を出し、それをもとに意見を出し合う▼記者は、記事内容について説明するプレゼンテーション能力が問われる。視点が浅ければ突っ込みも入る。それは取材の深みを増すことにつながり、結果的に記事内容を充実させる利点となっている。記事項目は本社と柳川総局ですり合わせを行っているので、連携した取材活動につながる。出稿当日は、プレゼンになかった新たな内容の説明や、項目に上げていなかった記事について伝える▼土俵入りは日々の訓練の場であり、記者同士が互いに何に興味を持ち、どのように活動しているのかを確認することができる。そしてコミュニケーションをとる重要な意見交換の場だ▼この「むつごろう」欄の上に掲載している琴奨菊関の戦績を伝える記事も、この土俵入りから生まれた。綱とりを目指す郷土の英雄の後押しになれば―の切なる思いを込めている。


平成28(2016)年 3月 25日 金曜日


  1. 在宅医療も重点項目に 帝京大と連携し人材確保 大牟田医師会 会館建て替え意向示す
     大牟田医師会(杉健三会長)は23日夜に大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで臨時総会を開き、平成28年度事業計画や同収支予算など15日の理事会で決めた内容を具体的に報告。地域包括ケアシステム構築や医師会館建て替えの取り組みを明らかにした。

  2. 上官小が閉校式 大牟田 103年の歴史に幕 有明地域小中学校で修了式
     大牟田市の小中学校、特別支援学校や柳川市、大川市、筑後市、三潴郡大木町の小中学校、閉校する小学校を除くみやま市の小中学校、玉名郡長洲町と南関町の中学校で24日、修了式が行われた。児童生徒が1年間を締めくくり、4月からの進級へ思いを新たにした。大牟田市上官小学校では体育館で閉校式も行われ児童、教職員、卒業生、保護者、地域住民らが別れを告げた。

  3. 400年前の治水技術 今に 市指定へ文化財申請 唐尾刎を残そう みやま
     江戸時代に矢部川の氾濫を抑えるために造られた、みやま市瀬高町小田の唐尾刎を後世に残そうと、地域住民や有志でつくる延命地蔵尊世話人会が保存活動に取り組んでいる。市の指定文化財申請も出しており、同会は「当時の人々が地元のために協力して造ったもの。これからの子どもたちにも残して見せてあげたい」と思いを語った。

  4. 園児の記憶に残る作品を 福村さんがステンドグラス制作 「万田坑」鮮やかな輝き
     4月に開園する荒尾市万田、なかよしの森保育園の玄関上高窓に、世界文化遺産「万田坑」がデザインされたステンドグラスパネルが設置されている。制作した大牟田市馬場町のステンドグラスルーチェ主宰、福村浩輔さん(61)は「園児や保護者らに喜んでもらい、記憶に残るような作品になればと思い、作りました」と話した。

  5. 被災地復興を支援 音楽祭熱演に400人拍手 サザンクス筑後
     東日本大震災被災地の復興を支援しようと、筑後市のサザンクス筑後で21日、第1回サザンクス筑後音楽祭があった。約400人の観客を前に同施設を利用する八つの音楽団体が器楽合奏や合唱を熱演した。


      いよいよ郷土のコミュニティーFM放送局誕生がカウントダウン状態になった。大牟田、みやま、荒尾の3市をエリアとするコミュニティー放送「FMたんと」への予備免許が総務省九州総合通信局から付与されたのだ▼注目の周波数は「79.3MHz(メガヘルツ)」。この数字を具体的に出されると開局への期待が一段と高まってくる。放送設備が整い次第、試験電波を流し本免許を得た上で試験放送を行い、今年7月ごろの開局・本放送開始を目指すという▼三池山に設置する送信所から電波を発信。この3市の大半に加え隣接する柳川市、筑後市、玉名郡南関町、長洲町の一部でも受信できるというから、広域情報の相互発信が可能になり、地域内の一体感が高まっていく▼「たんと」には三池炭鉱で栄えた「炭都」の意味も含まれているが、地域情報をいっぱい集め、地域のたくさんの人たちに、ふんだんに伝えていきたい。そんな思いがたんと″桙゚られているのも確かである▼放送を行うのは第3セクターの情報通信会社、蒲L明ねっとこむで同社が事務所を構える大牟田駅前のNTT大牟田ビル1階にスタジオを設置。通りから生放送中の様子が見られるオープンスタイル。小学生の社会科見学や中学生の職場体験などもできるとか▼災害時に刻々と変わる情報がリアルに把握できるのも魅力だ。4年前の九州北部豪雨や今年1月の異常寒波による断水の際にこの放送があったら市民の助けになったはず。地域の人と人のネットワークを広げるのは命を大切にすることにもつながろう。


平成28(2016)年 3月 26日 土曜日


  1. 三池港を花でいっぱいに にぎわい交流拠点へ 園児ら60人が植樹作業 大牟田
     大牟田市と三池港にぎわい交流拠点づくり推進協議会は25日、同港あいあい広場で花の苗植えを実施。同推進協議会イベント部会のメンバーや不知火保育園の園児など合わせて約60人が参加し、世界文化遺産に登録された三池港を花でいっぱいにしようと、植栽作業に取り組んだ。

  2. 議員定数2削減 大川市議会 定例会が閉会
     大川市議会定例会の本会議が25日再開され、議案の採決が行われた。平成28年度一般会計予算案などとともに市議会議員の定数削減に関する条例の一部改正案を可決。次回の市議選の定数を現行の17から15へと2削減とすることと選挙後さらに1減の努力を図ることを決め、閉会した。

  3. 子ども向け機種充実 新アトラクション導入 グリーンランド開園50周年
     荒尾市のグリーンランドは、開園50周年を記念してアトラクション「プテラノドン」「エキサイトグランプリ」を新規導入。両機種は子どもが主なターゲットで、多くの親子連れに好評。またジェットコースター「ミルキーウェイ織姫」もサウンドコースターとしてリニューアル。多くの人が搭乗し、絶叫≠上げて楽しんでいた。

  4. 炭鉱で使われた機械並ぶ 石炭産業科学館 収蔵品を展示 大牟田市
     大牟田市石炭産業科学館春の収蔵品展が同館企画展示室で開かれ、採炭などに使われていた機械を見ながら来館者が炭鉱の歴史、仕組みに理解を深めている。5月22日まで。

  5. 若手警察官が技能磨く 柳川署で巡回連絡競技会
     柳川警察署(中村隆署長)は24日、若手警察官の巡回連絡技能向上などを目的にした「第2回巡回連絡競技会」を同署で開催した。同署の地域課に所属する6人が訓練員として参加し、日々磨く巡回連絡の技能を披露。今後への課題を確認し合った。


     あす27日、大牟田市動物園は仲間入りした雌キリン「プリン」の来園記念&お披露目イベントを開く。昨年、雄キリンにお嫁さんを迎えようと、市民ぐるみで取り組んだ「リン君の婚活大作戦」が実を結んだ▼その募金活動では、小さな子どもたちが小遣いを握り締めて、「リン君にお嫁さんが来ますように」と善意を寄せてくれた。幸いにして、埼玉県こども動物自然公園から繁殖を目的とした貸借(ブリーディングローン)が可能となり、雌キリンを迎え入れることになった。寄せられた募金は、輸送費や子どもの誕生の準備などに活用する▼リンとプリンは、いわゆる年の差婚。プリンが成長するまで、2世誕生は数年お預けとなる。だが動物園にとって、キリンは目玉の一つ。つがいでいることが、子どもたちに夢を与えるに違いない▼同園では1月にトラの雄トラジロウが死亡し、その後を追うように翌2月、ジャガーの雌しずかが息を引き取った。いずれも人気者だっただけに寂しさが増した。希少動物の海外取引を制限するワシントン条約により、国内の動物園環境は非常に厳しさを増している。今回成功したブリーディングローンなどで、将来の活路を見いだしていかねばならない▼同園は、動物たちの健康管理を目的とした採血を、全国に先駆けて麻酔なしで行っている。その他、飼育員体験やバックヤードツアーなど多彩なイベントを仕掛けている▼そうした取り組みが功を奏して、平成27年度の入場者数は3年ぶりに20万人を突破した。これからも注目され続ける、大牟田の宝であってほしい。


平成28(2016)年 3月 28日 月曜日


  1. リン君 結婚おめでとう 花嫁のプリンお披露目 大牟田市動物園 来園客の人気呼ぶ 婚姻届提出などイベントも
     大牟田市動物園(椎原春一園長)に仲間入りした雌キリン「プリン」の来園記念&お披露目イベントが27日、同園で催された。10歳の雄キリン「リン」との婚姻届も提出され、新婚夫婦≠フ明るい未来に祝福の声が送られた。

  2. 勇壮に流鏑馬 桜まつりにぎわう 柳川
     高畑公園桜まつり(実行委員会主催)の一環行事となる流鏑馬が27日、柳川市三橋町高畑の三柱神社参道であった。小笠原流による奉納で、馬場を駆け抜けながら的を狙う勇壮な姿を披露。桜の花の下、参道脇を多くの人が埋め、にぎわいを見せた。

  3. 薬物乱用ダメ。ゼッタイ。 生徒が危険性など学ぶ 荒尾
     荒尾海陽中学校(川並満徳校長)は、同校体育館で2年生177人を対象に薬物乱用防止教室を開いた。生徒らは「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」と題した講演を聞き、危険性や断り方などを学んだ。

  4. 農村と都市の交流促進 子ども夢学校ネットわーク ワークショップで考える 大木町
     総務省などの「子ども農山漁村交流による地域活性化モデル事業」を実施するため、三潴郡大木町で発足した協議会「おおきふるさと子ども夢学校ネットわーク」(中島宗昭会長)は、こっぽーっとホールで「農村と都市のパートナーシップを考える」をテーマにフォーラムを開催。約40人が参加して聞き入った。大木町との共催、有明新報社など後援。

  5. ペルーから感謝の手紙 慈善作品展浄財は施設運営に 支援呼び掛けた野口さんへ 大川
     大川市大野島の画家、野口忠行さんにペルーから感謝の手紙が届いた。昨年11月に野口さんの呼び掛けで同市で開いたペルーの慈善団体支援チャリティー作品展の際、集まった支援金に対する礼状。「皆さまに心から感謝申し上げます」の言葉とともに、浄財は老人ホームのために役立てることが書かれている。


     今年も卒業式が終わり、人事異動の時季になった。有明地域の各市町でも多くの人が部署を変わり、新しく来る人や去って行く人もいる▼「明日への大きな夢や希望、そして一抹の寂しさも感じる」―。卒業式の来賓祝辞でこんな言葉が聞かれた。当たり前のことだが、あらためて言われると何となく胸に響く。自身を振り返れば式の時はそれほど寂しさなど感じなかったが、校門を出てから切ない思いも▼人事異動では、ここが定年前最後の任地という人もおり、どんな思いでこの地を去るのかと、いつも気になっている。もちろん楽しい思い出をたくさん残してくれればいいのだが▼最近まで大川市の取材を担当していたが、市内で1年勤務して退職した人をその後、大川木工まつりなどのイベントで何回か目撃した。話を聞くと「ここは良かったよ」「温かい人ばっかりやった」などの言葉がみんなから。市民ではないがそう言われると何となくうれしかった▼退職後に福岡市近郊の自宅から彫刻職人のもとに通い、腕を磨いて大川市総合美術展に入賞した人もいる。こんなエピソードが今後も多く聞かれるよう願っている▼大川市のことを書いたが、同様の話はもちろん他の市や町でもあるに違いない。去っても後々まで忘れない人が多いところはいいまちだし、住民はそれを誇り、自信にしてよい。誰に対しても温かく迎え、接し続けていれば「ふるさとに残り、もっと住みよくしたい」という地元の若い世代も増えないか。小さくとも定住促進への第一歩になるだろう。


平成28(2016)年 3月 29日 火曜日


  1. 新しい学校でも頑張って みやま 筑後 閉校記念で飛ばした風船が縁結ぶ 世代や地域越え交流
     19日に閉校したみやま市山川南部小学校2年の松尾皆美さん(9)が閉校を記念して飛ばした風船を、筑後市下北島の有村幹郎さん(67)が拾った。風船が結んだ縁で、27日には松尾さんと友達や保護者が有村さんを訪問。世代や住む地域を越えて交流を深めた。

  2. 立花宗茂が東北など走る 観光PR広告トラックを披露 柳川
     柳川市の観光PR素材広告掲載トラックのお披露目が25日、柳川市役所庁舎玄関前であった。荷台の両面には柳川藩祖の立花宗茂と柳川城、市マスコットキャラクターの「こっぽりー」が描かれている。トラック所有者で市の補助金を申請して観光PR図を描いた柳川合同トランスポートの荒巻哲也社長は「柳川を知ってもらえるように安全運転を心掛けて走りたい」とあいさつしていた。

  3. 防火へ意識高めて 小学4年生に副読本贈る 大川
     大川市防災協会の阿津坂芳徳会長らが、市役所を訪れ、市教育委員会へ小学4年生の社会科の副読本「みんなを守る大川の消防」を贈った。防火思想普及事業の一環。消防活動の仕組みを学び、火災予防はもちろん、命の尊さや物の大切さなどに意識を高めてほしいと願いを込め、記伊哲也教育長に手渡した。

  4. 鍵はきちんと掛けて 侵入盗が多発 無施錠の民家に 大牟田署
     23日から27日までの 間、大牟田市内の無施錠の民家玄関から侵入、現金や貴金属が盗まれる窃盗事件が多発した。大牟田署では「鍵はきちんと掛けて」と注意を呼び掛けている。

  5. 世界遺産記念で活用を コンサート益金贈る 明治大学校友会大牟田地域支部
     明治大学校友会大牟田地域支部(金森弘光支部長)は28日、荒尾市役所に山下慶一郎市長を訪問。19日に荒尾総合文化センターで開いた「世界遺産登録記念 明治大学マンドリン倶楽部チャリティーコンサート」の益金20万円を寄贈した。山下市長に手渡したコンサートの千蔵忠尋実行委員長は「多くの市民の方にご来場いただきました。世界遺産記念としてご活用を」と話した。


     荒尾市のグリーンランドに「プテラノドン」と「エキサイトグランプリ」の新機種が仲間入りし、親子連れの人気を呼んでいる。開園50周年を記念して導入されたものだ。同園が地元に根付いて半世紀。全てにおいて試行錯誤の連続であり、並々ならぬ努力と苦労の積み重ねで築き上げられた歴史に違いない▼会社は昭和39年に三井鉱山の全額出資で設立され、同41年に「三井グリーンランド遊園地」として開園した。観光果樹園を主体に始められ、名称どおり緑の楽園のイメージだった。当時は「果樹園なんかに人が集まるのか」という声も聞こえた。時代は石炭から石油へとエネルギー転換が進み、先読みした事業が見事に成功したと言えよう▼そこに遊具を設けて、ホテルやゴルフ場をオープンさせ現在の基礎が固められた。遊園地周辺には数多くの娯楽施設が建設され、一大リゾートエリアを形成▼遊園地の運営で大きな一歩となったのが「こども博」。同51年に第1回九州こども博として、タイ国からゾウを呼びショーを展開。国柄の違う人たちとの意思疎通や動物の扱いなど大変な苦労があったと聞く▼平成元年には本店を現在地へ移転。同19年に遊園地の商標から「三井」をはずし「グリーンランド」になった。地元としての企業を意識した取り組みだ▼今では「九州のグリーンランド」と、全国に知れ渡っている。地元としても大きな誇りだ。「夢や感動を与える企業」を理念に施設運営を行っている。斬新な発想力と行動力の下、次の半世紀へ向けて、さらに発展と飛躍をしてもらいたい。


平成28(2016)年 3月 30日 水曜日


  1. 自治体間で電力連携 国内で初 みやま市と肝付町が協定
     みやま市と鹿児島県肝属郡肝付町は28日、日本で初めて「再生可能エネルギーの融通に係る連携協定」を締結した。地域の再生可能エネルギーを活用した自治体間での電力広域連携が始まった。

  2. 特産品で多彩な商品開発 雇用創造協が取り組みPR 長洲町
     玉名郡長洲町雇用創造協議会の成果物公開セミナーが、ながす未来館であった。町の特産品を生かした多彩な開発商品を披露して、約半年間の取り組みをアピールした。

  3. 春感じさせる作品で魅了 華道会が宮崎兄弟生家彩る 荒尾
     荒尾市の宮崎兄弟の生家施設を彩る「春の華展」が26、27の2日間、同施設であった。同市華道会の会員が手掛けた春を感じさせる約40点が並び、訪れた人々の目を楽しませた。

  4. 中高連携し揮毫 橘中と三池高書道部 生徒がスローガン大書
     大牟田市橘中学校(石橋宏宣校長)と同市草木の三池高校(内野孝一郎校長)の生徒が28日、合同で平成28年度橘中学校生徒会のスローガンを揮毫。中高連携を深めた。

  5. 石人山古墳をアピール 桜の下でイベント楽しむ 筑後
     筑後市から八女郡広川町にかけて存在する大型の前方後円墳の石人山古墳一帯で、第28回石人まつりが27日に開かれた。桜の下でさまざまなイベントを催し、この古墳をアピールした。筑後市一条行政区、筑後郷土史研究会、筑後市観光協会などで構成する石人まつり実行委員会主催。


     柳川市は観光広告物製作事業助成金交付要綱を定め、市内で主たる事業所を有する企業が自動車に市の観光推進のための広告物を製作し、掲載すると製作費の2分の1、25万円を限度として補助している。柳川をアピールする自動車が全国を走ると、宣伝効果は計り知れない。これを大きなプラスにしたいものだ▼この要綱は平成25年12月に施行されたが、これまで3台の車が適用された。全て柳川市内にある柳川合同トランスポートという運送会社である。大型貨物自動車の荷台部分の両面いっぱいに柳川を象徴するものが描かれている▼1台目が川下りとさげもん。2台目は北原白秋と並倉だった。出来上がったばかりの今回は柳川藩祖の立花宗茂公と柳川城の絵巻物がモチーフ。それに市マスコットキャラクターのこっぽりーも登場▼このトラックは車体分も含めて25トン車。主に大川家具を積んで遠くは青森県まで走るという。これまでと同様に補助適用の限度額ぎりぎりの予算で製作されている▼水郷柳川は観光推進に力を入れている。市も観光協会や商工会議所、市民団体などと一緒に盛り上げているが、全国や海外にアピールするためにはさらに有効なPR手段を模索すべきだろう▼柳川の広告を掲載した運送会社の社長は柳川への思いを口にし、「柳川の良さを乗せて走りたい」と抱負を語った。市長も立花宗茂が福島県の棚倉藩主だったことを紹介し、大いに期待した。大河ドラマで「真田丸」が好評だ。近い将来、柳川藩が題材となるかもしれない。


平成28(2016)年 3月 31日 木曜日


  1. 目標達成率77.7% 移設展示目指し寄付募る 炭鉱電車を公開 秋ごろ三川坑跡へ 大牟田
     三川坑跡へ今年の秋をめどに移設展示が予定されている炭鉱電車。古いものは明治41年に作られ、国内に現存する最古級の電気機関車として貴重な存在だ。現在は大牟田市内の事業所敷地内に4両が保管され、出番を前に30日、報道機関に公開された。市が移設・展示のために行っているガバメント・クラウド・ファンディング(GCF)の達成率は同日現在で77.7%となり、目標到達が近づいている。

  2. あらお梨の花元気ウオーク 旧観光物産館前を発着10キロで 4月2日 ナシ当たる抽選会も
     荒尾市の花「ナシの花」を眺めながらウオーキングを楽しむイベント「あらお梨の花元気ウオーク」が4月2日に開かれる。コースは旧市観光物産館前を発着し、野原のふるさと自然公園で折り返す約10キロ。午前10時から同館そばのあらおシティモールE駐車場で出発式がある。小雨決行。

  3. ぬくもりあるまちの家具 高田課長さんらが手作り 大川の2施設へ贈る
     福岡県を拠点に活動しテレビの情報番組でもおなじみの芸人、高田課長さんが大川市の職人の下で製造していた家具が完成し、28日に寄贈式典があった。家具のまち大川の魅力などを伝える取り組みで、家具は市内の高齢者、子どもの2施設で活用。このうち子育て支援センター「アップルランド」では利用者の親子との交流の機会がもたれ、集まった人たちが木や人の心のぬくもりを感じながら、和やかな時間を過ごした。

  4. 1700人が風景楽しみ駆ける おもてなし健康マラソン 桑原さん(柳川市)らが制す 柳川
     第2回柳川おもてなし健康マラソン大会(柳川市、同市教育委員会主催)が27日、有明地域観光物産公園を発着点に開催。市内外から参加の約1700人が、さげもんが飾られた沖端地区や有明海沿岸の風景を楽しみながら駆け抜けた。女子6キロを桑原知里さん(柳川市)、男子2.5キロは山田卓郎さん(同)が制した。

  5. 優良者385人を表彰 市民ラジオ体操推進会議 来年度取り組み確認 筑後
     市を挙げてラジオ体操を通じた健康なまちづくりを進める筑後市の63団体でつくる「市民ラジオ体操推進会議」(近本輝雄会長)の平成27年度3回目の会合が29日、同市中央公民館(サンコア)であった。各団体の代表者ら約50人が出席し、来年度の取り組みを確認した。積極的に活動に参加したとして32団体の385人の優良者表彰もあった。


     大牟田市は平成28年度中に大牟田市役所のコールセンターを設置する計画にあるという。外部へ委託することにより経費削減を図ることを狙いとしているようだ。同市の説明によると、問い合わせ内容を分析した結果、大半がFAQで対応できると判断している▼「小さな政府」という政策概念がある。英国で議論され始め、「夜警国家」「最小国家」ともいわれる。政府の経済政策の規模を小さくし、規制緩和など市場の自由競争によって経済を活性化させる考え方である▼国内においても日本国有鉄道、日本電信電話公社、日本専売公社の3公社、さらに日本郵政公社が民営化された。次元が異なるとはいえ、それに倣う方針なのだろうか▼コールセンターに委託されると、市民からの要望や提案、苦情などの問い合わせが直接、職員に伝わらないケースが発生するかもしれない。市民の声を聞くことは行政側にとって謙虚であるべきと思う。その中から行政の課題が浮かび上がってくるはずだ▼中尾市政の公約の中に地域づくりがある。地域コミュニティー活動を活性化するために情報の発信と共有を図るとしている。現在の地方都市は人口減少と核家族化により、以前は当たり前だった近所付き合いが薄れてきている。この時代の変化は、市民に開かれた身近な市役所であることが求められている▼いよいよ平成28年度が始まる。中尾市長のテーマである「誰もが住みやすく、あらゆる世代が成長できるまち」の実現を、どう進めていくのか注目していきたい。