平成28(2016)年 2月 1日 月曜日


  1. 伝えよう戦争の悲劇 平和のつどいで市民誓う 大牟田 宣言文朗読や講演
     大牟田市の核兵器廃絶平和都市宣言30周年記念「おおむた平和のつどい〜伝えよう戦争の悲劇、つなげよう尊い平和〜」が1月31日、大牟田文化会館大ホールで開かれた。平和宣言文の朗読や戦場カメラマン・渡部陽一さんの講演を通し、あらためて平和を守ることを誓った。

  2. 職人技とデザイン性 家具工業会 東京ショーでアピールへ 大川
     大川市と大川家具工業会は産学連携で作られた木工製品を首都圏で売り込もうと、3日から5日まで東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2016」に出展する。市は「大川の職人技とデザイン性をアピールしたい」としている。

  3. 「教育問題」で新春座談会 みやま 課題と展望など学ぶ
     学習ボランティア団体のみやま市葦の会(石井美枝子会長)は同市瀬高町の正龍館で新春座談会を開催。西原親市長や中村隆柳川警察署長らを招いて意見を交換。また、長岡広通教育長を講師に招き「教育問題を考える」のテーマで、同市の学校教育と社会教育の現状と課題、その展望を学んだ。

  4. 連絡協議会を立ち上げる 筑後警察署 ドローンを安全利用
     筑後警察署小型無人機安全対策連絡協議会の発足式が1月28日、同署会議室で開かれた。小型無人機「ドローン」による事件事故の未然防止、安全利用推進を目指し、会員が質疑応答や意見交換をした。

  5. 九州中部地域を活性化 企業や行政関係者が交流 玉名で
     県境を越えた取引拡大や雇用創出を図ろうと、有明圏域などの企業や行政の関係者を集めた「九州中部地 域企業交流会」が1月29 日、玉名市立願寺の司ロイヤルホテルで開かれた。昨 年2月にあった荒尾・玉 名、鹿本地域を対象にした交流会を拡大、今回は両地域をはじめ大牟田、みやま市、長崎県島原市から約130人が参加した。


     2月20日に福岡市内で開かれる、鈴木静一チクルスマンドリンオーケストラの演奏会で「柳河抄」というタイトルの音楽詩が演奏される▼「柳河抄」では柳川市出身の詩人、北原白秋の詩集「思ひ出」から「生い立ちの記」の一節を題材にした朗読があるという。作曲した鈴木さんは黒沢明監督の映画「姿三四郎」の音楽、「たんたんたぬきの〜」の替え歌でもおなじみの「煙草屋の娘」など数多くの楽曲の作曲、藤原義江歌劇団の編曲、指揮などを手掛けた人▼学生を中心とする多くのマンドリンクラブ指導にも力を注いだそうで、明治大学マンドリン倶楽部の設立メンバーに名を連ねている大川市出身の作曲家、古賀政男と共通点もあるようだ▼演奏会でタクトを振る指揮者は同オーケストラ紹介に音楽を通じた地域のPR、その活性化に期待するという一文を寄せている。鈴木さんの名を聞いたのは初めてだが、思わぬところで地元と有名音楽家との接点を見つけた思いがする。調べてみれば、まだいろんな人とのつながりが発見できそうだ▼文化、スポーツ、学術などさまざまな面でその情報を出していけば、より幅広い分野の人たちに郷土の名を売り込むことができる。「あの○○さんと…」と心に刻んでもらえるだろう。ターゲットを絞った情報発信である▼調べるのはただ。もちろん何かの折に、たまたま分かることもある。それを家族や友人、知人に教えれば一人一人が情報マンになり、口コミで広げられる。情報発信と固く考えず、身近にできることをしよう。


平成28(2016)年 2月 2日 火曜日


  1. いすゞ自動車が進出 みやま市と立地協定を締結 投資額10億円、従業員40人
     みやま市にサービスセンター(支店)を開設するいすゞ自動車九州と同市は1日、同市役所で企業立地協定を締結した。立地場所は同市瀬高町大江、道の駅みやま前の約1万1千平方メートル。総投資額は約10億円で、40人程度の従業員を予定、今年いっぱいで竣工させ、来年2月からの営業開始を見込んでいる。

  2. インフルエンザ 大牟田に流行注意報 小学校で学年閉鎖 荒尾、南関も広がる
     大牟田市保健所(中村泰久所長)は1日、市内全域に「インフルエンザ流行注意報」を発令した。今後さらなる感染拡大が予想されることから、市民全体にインフルエンザの感染予防を呼び掛けている。同市教育委員会は同注意報発令を同日、市立の全小中学校・特別支援学校の校長宛てに通知し、注意を喚起した。

  3. 難攻不落の柳川城 商工会議所プロジェクト 3月から城址に再現 高さ15メートル 巨大パネル設置
     柳川商工会議所(荻島清会頭)による「柳川城天守閣再現プロジェクト」のパネル塗装作業が1月31日、柳川市本町の柳川商工会館で行われた。快晴の下、集まった市民らがパネルを広げて青や茶などに色塗り。パネルはつなぎ合わせ、3月から1カ月ほど柳川城址に展示する。

  4. 藩境の魅力に触れる 旧吉原家住宅 ぜんざい食べまち歩き 大川
     藩境のまち小保・榎津新春節分ぜんざい会(藩境のまちづくりを考える会主催)が1月31日、大川市小保の旧吉原家住宅であった。約150人の来場者がぜんざいでもてなしを受けながら、同住宅や古い町並みの魅力に触れた。

  5. 万田坑見学 絵本朗読も 元気づくり会の勉強会 荒尾
     「地域元気づくり事業」に携わる荒尾市内12地区の代表者の交流会が1月31 日、同市の万田坑などで開かれた。「万田坑施設見学と荒尾の魅力を知る勉強会」と題してあり、約30人が参加した。


     柳川城の天守閣を再建しようと、市民を巻き込んだ動きが広がってきた。川下りやうなぎのセイロ蒸しで知られる柳川観光だが、柳川城がそれに加われば強力な目玉となるだろう▼その動きとは、柳川城の天守閣再現プロジェクトだ。高さと幅共に約15メートルの巨大パネルに、柳川城を描いて、柳川城址に足場を組んで設置。3月1日から約40日間、観光客や市民に再建をアピールする▼柳川城の再建を目指す運動は、市民有志がNPO法人を組織して5万人の署名を目標に活動。柳川商工会議所が地元経済の発展に寄与する動きだとして、今回のプロジェクトを推進している▼パネルに描く城の絵は、県立伝習館高校美術部の生徒らが協力。パネルの色付け作業は、広く市民にも呼び掛けて1月31日に行われた。参加者たちは、パネルの城が再建されることを願い、夢を膨らませながら絵筆を振るっていた▼柳川城は、明治5年に焼失。天守閣は5層5階建て。豊臣秀吉の九州平定に伴い、柳川藩の初代藩主となった立花宗茂が城郭を整備。関ヶ原の戦いで西軍についた宗茂が藩主を解かれた後、東軍で石田三成を捕縛した田中吉政が藩主となり、天守閣や掘割を整備。田中氏が家系断絶したことにより、宗茂が藩主に返り咲いた。西軍の将で藩主に復帰したのは宗茂ただ一人▼柳川城趾は柳城中学校の一角にあり、石垣で囲まれ数メートルの高さがある。中学校前の通りは観光バスが行き交い、巨大パネルの柳川城は観光客の目を引くことは間違いない。城再建の動きが一気に加速しそうだ。


平成28(2016)年 2月 3日 水曜日


  1. サンデン本社屋 土穴のエノキ 重要な景観に 大牟田 適正管理を促し優遇も
     第3回大牟田市景観審議会が2日、市役所職員会館で開かれた。景観重要建造物としてサンデン本社屋(旧三池炭鉱三川電鉄変電所)、景観重要樹木として土穴のエノキがそれぞれ審議され、承認。この答申を受けて今後、市長が決定し、指定告示される。

  2. 荒尾・玉名スタンプラリー 特産品が当たる
     荒尾・玉名地域11カ所の物産館や直売所でつくる「アラ!たまきな菜都」のスタンプラリーが今月から始まった。各店舗に備え付けのパンフレットにスタンプを集めるとオリジナルの記念品がもらえるほか、抽選で特産品が当たる。29日まで。

  3. 業界発展に尽力を 大川建具事業協同組合 新春のつどいで誓う
     大川建具事業協同組合(石橋正年理事長)の「平成28年新春のつどい」が1月29日、大川市文化センターで開かれた。組合員や商工関係団体、行政、市議会の来賓など約100人が出席。建具、インテリア産業のさらなる発展への尽力を誓い合った。

  4. 節分前に巨大ボード設置 ながす未来館 鬼≠追い出そう
     未来館から鬼≠追い出そう―。3日の「節分」を前に、玉名郡長洲町のながす未来館はこのほど、鬼を模した巨大ボードを設置。ボールを投げ付けて豆まき感覚のゲームが無料で楽しめ、子どもたちの人気を集めている。2月末まで。

  5. ニセ電話気づかせ、被害防ぐ マイスター称号贈る 大牟田と筑後署 有明地域で初めて
     ニセ電話詐欺の防止に貢献したとして、福岡県警は2日、大牟田警察署と筑後警察署管内の2人に「ニセ電話気づかせマイスター」の称号を贈った。有明地域で初めて。ニセ電話詐欺の被害が急増している中で、県警は詐欺撲滅を掲げて今後も、広報活動など被害防止に取り組んでいく。


     福岡県南部地域の5市2町 (柳川、大川、八女、筑後、みやま市、八女郡広川、三潴郡大木町)の5商工会と4商工会議所で構成される筑後七国商工連合会が筑後七国の魅力をPRする実地検証(モニターツアー)を実施。報道や旅行関係者が参加して貸切バスで巡った▼筑後七国は柳川の川下り、大川の木工業など全国に知られるものもあり、特産品としては八女茶などが代表格であろう。それらで観光客を誘致しようとすれば、日帰りはいいが、宿泊型となると魅力に欠けるところがある▼一つの自治体では観光振興が難しくとも、広域で取り組むのであれば、よりアピールできる。だからこそ、筑後七国の商工会議所、商工会が一緒になって、商工業の発展、観光の振興を目指しているのだ▼今回のモニターツアーは柳川市ののりや漬物加工・販売の店舗やみやま市の酒造を訪れた。有明海はのりの生産地としては全国一とされる。そこで採れたのり作りと味付けのり作りを体験▼酒造では実際に蔵を見て回り、仕込み中の神酒作りを目の当たりにした。地元の名産物として味わっているものでも、それを作っている現場で体験するとまた新たな魅力を感じるもの▼酒造の説明で「地元の米と水を使って作り、全て地元で消費している」というのが、印象に残った。名の通ったメーカーとは違う地元密着の手づくりが興味をそそる。筑後地区は酒どころで、多くの酒造があったが、現在は最盛期の半分以下になったという。筑後の魅力を守り、継承していってもらいたい。


平成28(2016)年 2月 4日 木曜日


  1. 14日開業 JR駅横に観光案内所 ホークス情報も発信
     筑後市は、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地(HAWKSベースボールパーク筑後)のオープンを前に、すぐ近くのJR筑後船小屋駅南側に筑後船小屋観光案内所を設置した。開業は14日から。管理運営を委託された同市観光協会の職員が常駐して対応。筑後七国(筑後、柳川、大川、みやま、八女、大木、広川の5市2町)情報を発信するとともに、ファーム本拠地で行われた試合結果など、ホークスの情報も提供する。

  2. 荒尾市長を書類送検 熊本県警 公選法違反の疑い
     荒尾市の山下慶一郎市長(56)が市議選当選者全員にコチョウランを贈っていた問題と市内複数箇所の神社に酒を持参していた問題で、熊本県警は3日、山下市長を公職選挙法違反(寄付行為)の疑いで熊本地方検察庁に書類送検した。

  3. 見守り活動ありがとう 大川市三又小 隊員を給食に招待
     大川市三又小学校(武下英俊校長)は2日、登下校する児童の見守り活動をしている子ども見守り隊、子どもサポート隊を招いてのふれあい給食を実施。児童や教職員が日ごろの活動に感謝の気持ちを表した。

  4. グローバル社会生き抜く 国際理解教育の研究大会 大牟田
     筑後地区国際理解教育研究会(山田耕二会長)の第25回研究大会が、大牟田市平原小学校で開かれた。「グローバル化が進む社会を生き抜く子どもが育つ国際教育の創造〜多面的なものの見方・考え方、複眼的な思考に広げる学習活動を通して〜」を研究主題に公開授業や講演を実施した。

  5. みんなを笑顔にしたい ちょんまげ侍が全国行脚 あと一歩で「天下笑一」へ
     みんなを笑顔にしたい―。頭を月代にし、歩いて日本縦断しているちょんまげの侍、渡辺好博さん(35)が3日、大牟田市に入った。渡辺さんは全国各地を自分の足で踏みしめ「無謀と思えるようなことも一歩ずつ歩いていけば、必ず成し遂げられる。そして、みんなの笑顔のために旅を続けたい」と語った。


     戦時中、荒尾市にあった火薬工場の東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所(略称・荒尾二造)の保存活動などに取り組んでいる「近代化遺産・荒尾二造変電所跡等をいかす市民の会」(福田和寛代表)。いま荒尾二造の正門があった市民病院前に不戦の願いを込めた記念碑を建立しようと建設費の寄付を募っている▼同会は戦後70年の昨年、荒尾二造で働いた職員や工員、学徒動員された人たちの体験をまとめた証言集「70年目のよみがえる青春」を発刊。その本に体験談を寄せた人や読者などから「荒尾に軍直轄の大火薬製造工場があったことを忘れてはならない」と、記念碑建立の声が上がり、実現させることになった▼荒尾二造は、市民病院や市水道局から運動公園当たりまでの一帯に造られた。昭和17年から終戦まで稼働。技官や職員、工員として学生など3千人ほどが動員された。火薬は石炭酸から黄色火薬を製造。施設は専用鉄道(延長約5キロ)や排液路(同約15キロ)など整備された▼記念碑は、土台の上に石柱を立て、横に石造りの案内板を設置する計画。建設費は約100万円。証言集の売り上げと民間のNPO助成で約70万円を調達。残りの30万円ほどを寄付として集めている。同会は3月の除幕を目指す▼いまや人口の8割は戦争を知らない世代。戦争の悲惨さを本当に知る人が少なくなっている。平和を守るためには、戦争の悲劇を語り継ぎ、二度と繰り返さぬようにしなければならない。戦争があったことを身近に知らせる記念碑は意義あるもの。除幕の日を待ちたい。


平成28(2016)年 2月 5日 金曜日


  1. 開所以来、初の1倍台 久留米職安大川出張所管内 有効求人倍率伸びる 昨年12月
     久留米公共職業安定所大川出張所(重松秀樹所長)は昨年12月分の管内(大川市、三潴郡大木町、久留米市城島町)雇用失業情勢をまとめた。有効求人倍率は1.00倍。前月比0.07ポンイト、前年同月比0.04ポイントいずれもアップし、平成5年3月の開所以来初めて1倍台に届いたが、「1月は例年、求職者数が増加するため、若干下降するのではないか」と同出張所は見ている。

  2. 新大牟田駅に光竹オブジェ 利用者を楽しませる 世界文化遺産アピール
     三池光竹実行委員会(森田紘知会長)は大牟田市の世界文化遺産をアピールするため、宮原坑の立て坑櫓を竹に彫ったオブジェを同市岩本の新大牟田駅に飾った。隣には同市港まつり運営委員会ランタン部会の製作による、同坑の立て坑櫓と第2立て坑施設のオブジェも置かれ、駅利用者らを楽しませている。

  3. 的ばかい写真コンテスト 力作141点寄せられる 特選に吉田さん(島原) 長洲
     玉名郡長洲町の四王子神社で1月にあった祭り「的ばかい」の写真コンテスト審査会が3日、同町のながす未来館で行われた。県内外各地の57人から141点の力作が寄せられ、吉田隆さん(長崎県島原市)の「熱気が沸き立つ」が特選に選ばれた。

  4. 盆栽梅 咲き始める 山川町の青輝園と梅花園
     お座敷梅が見られることで知られる、みやま市山川町尾野の青輝園(田中克治代表)、梅花園(田中賢司園主)の盆栽梅が咲き始めた。今年は例年に比べ、やや早めで、五分咲きのものもあるが、全体では二、三分咲き。今月中旬ごろが見頃で、3月上旬まで優しい香りとかれんな花が楽しめるという。

  5. 園児が退散豆まき 飲酒運転鬼 あっちいけ 柳川
     「節分」に合わせた「やながわ飲酒運転撲滅・不審者退散豆まきキャンペーン」が3日、柳川市坂本町の日吉神社であった。柳川幼稚園の年長児や職員、保護者、柳川警察署員、市職員らが参加。子どもを誘う不審者鬼、酒を飲んで車に乗ろうとする飲酒運転鬼が現れ、園児たちが「怪しい鬼あっちいけ」「飲酒運転はだめ」と元気に豆をまいた。


     「近代化遺産の保存は使ってこそのもの」という言葉がそのまま当てはまるのが旧三川電鉄変電所、現在のサンデン本社屋である。かつての三池炭鉱専用鉄道の高架土盛り、現在の有明海沿岸道路を挟んで三池港の東に隣接する優美な赤れんが造りの建物だ▼窓や出入り口などの開口部は全て上部をアーチ型にれんがを組んでおり、かなりしゃれた風貌を持つ。建築から100年以上が経過しているが、とても保存状態が良い。大牟田市内の近代化遺産の中でも来訪者からの人気が高い▼四山発電所で起こした電力を鉄道用に変電する施設として明治42(1909)年に建造。当初は四山変電所と呼ばれた。発電側が三川発電所と改称されたのに伴い、四山から三川という名前に変わったという▼平成9年3月の三池炭鉱閉山で変電所としての機能を終えた段階では「不要な施設」として解体の危機に陥ろうとした。現在の所有者である潟Tンデンが閉山の翌年に取得。その2年後には国の登録文化財となった▼同社の社長夫妻は会社が稼働している時間でも、来訪・見学者を快く歓迎してくださる。それだけでなく、近代化遺産一斉公開の際にはイベント会場として社屋を開放。「郷土の宝を守ろう」という熱き志とおもてなしの心を持ったご夫妻である▼サンデン本社屋が大牟田市の景観重要建造物に指定される見通しになった。「郷土の宝」の保存へ行政も積極的な支援をしようということ。建造時から、多くの人たちの熱意で守られた近代化遺産を未来につなげよう。


平成28(2016)年 2月 6日 土曜日


  1. まちづくり考えよう 「2030年問題」を体感 超高齢化社会に向けてシュミレーションする 11日 大牟田・えるるで
     対話型自治体経営シミュレーションゲームを使って「2030年問題」を体感する「SIM2030@omuta」が11日午後1時から大牟田市新栄町の「えるる」で開催される。運営チームは「行政へ不平・不満を持つだけで課題は解決できません。みんなでまちづくりを考え、対立を対話で乗り越えましょう」と参加を呼び掛けている。

  2. 孫文も、めでた 白梅の古木咲く 荒尾 月末まで宮崎兄弟生家
     荒尾市宮崎兄弟の生家施設にある樹齢250年以上とされる白梅の古木が花を付け始めた。今月10日前後から下旬ごろまでが見頃だという。

  3. きょう6日は「海苔の日」 柳川市内小中学校へ贈る 福岡有明海漁連 郷土の特産物に理解
     福岡有明海漁連(西田晴征会長)は4日、柳川市内の25小中学校へ袋入りの新のり約5800食を贈った。このうち蒲池小学校では漁連役員らが児童と給食を試食。児童は手巻きずしなどにして頬張り、満面の笑みを見せながら郷土の特産物への理解を深めた。

  4. 今を大切に生きよう 大川樟風高 非行防止教室で理解
     大川市向島、大川樟風高校(山田和弘校長)は、3年生の非行防止教室を実施。生徒たちが飲酒運転撲滅への講話を通して「今を大切に生きよう」と訴える講師の話を聞いた。

  5. 和やかに内裏びな作る 松ぼっくりと古布使い 長洲町下東区
     玉名郡長洲町下東区自治会(中逸博区長)は4日、同区の介護予防拠点施設「はっとり荘」でものづくり教室を開いた。約20人が松ぼっくりと古布を素材にした内裏びな作りに和やかに取り組んだ。


     記録的な寒波で、有明地域は断水など日常生活に大きな影響が及んだ。北国と違い、寒さに対する構えは行政も市民も甘さがあった▼全域で断水した大牟田市は、復旧作業が完了した1月29日に会見を開いて経緯を説明。市民への周知が遅れたことを反省した。25日午後10時から断水作業を開始したが、広報車を出したのはその少し前から。市民はこれで断水を知るよりも、朝になって身をもって体験したというのが多かったのではないか▼断水の危機に陥った大きな要因は、民家での凍結防止策が徹底しなかったことと空き家などの漏水の把握が遅れたことにある。市内の空き家は2800軒を超えるという。その対応をどのようにしたのか。問われるところだ▼みやま市では、ほぼ全域で断水したといっても、一部を除いて減圧の措置でしのぐことができ、混乱は少なかったようだ。屋外スピーカーで、苦情を覚悟の上で夜間や早朝も、断水予定や給水所設置の情報を流し続けた▼今回の寒波は、大牟田でマイナスの気温が35時間続いた。最低はマイナス7度を下回った。水道管はマイナス4度程度になると凍結する。寒冷地と違い、民家では地上からむき出しになっている水道管が多く見られる。布を巻くなどの保温が欠かせない。水道の水を微量出し続けることも効果がある▼企業誘致のうたい文句の一つに「温暖な地」を挙げているが、全国ニュースとなってしまい大きなイメージダウンだ。行政は災害マニュアルを作るとともに、市民の寒波への認識を高めるよう周知を図るべきだ。


平成28(2016)年 2月 8日 月曜日


  1. 観光や物流面で弾み 385号バイパス 全線開通を祝福 柳川・大川
     国道385号三橋大川バイパスが7日開通した。同バイパスは、柳川市と大川市を結ぶもので、3.86キロが全線開通。有明海沿岸道路へのアクセス性向上などで、観光や地域産業の活気づけとなることが期待される。当日は開通記念行事があり、柳川、大川両市や事業主体の福岡県の関係者、地元住民らが新たな道路の完成を祝福した。

  2. 性別にとらわれない社会を 荒尾でフォーラム 男女共同参画へ理解 メッセージ作品表彰や講演
     平成27年度荒尾市男女共同参画フォーラムが6日、荒尾総合文化センターで開かれた。男女共同参画についてのメッセージ優秀作品表彰や自立した生活についての講演などがあり、来場した約300人は楽しみながら性別にとらわれない社会づくりについて理解を深めた。

  3. 総決起大会に700人 安全安心の地域づくり誓う 大川・筑後・大木 暴力団を追放するぞ
     大川市・筑後市・大木町合同暴力団追放総決起大会が6日、大川市文化センターであった。共同アピールなどで参加者約700人が暴力団追放に団結し、安全安心の地域づくりを実現しようと誓い、気勢を上げた。

  4. 大川を映画で発信 全国学生フィルムコンテスト 10日 シネマホールで上映 4作品を披露
     全国学生ショートフィルムコンテストの上映会が10日、大川市酒見の大川シネマホールで開かれる。学生が同市で撮影した短編映像4作品が披露され、観客の投票による賞も決める。午後6時開場、同6時半開演。入場無料。

  5. 飲酒運転見掛けたら通報を 大牟田 撲滅目指し啓発活動
     飲酒運転を撲滅しようと5日夜、西鉄大牟田駅前でキャンペーン活動が行われた。大牟田警察署や大牟田交通安全協会、大牟田地域交通安全活動推進委員協議会、大牟田市から14人が参加。チラシを配布し、「飲酒運転のない社会をつくりましょう」と呼び掛けた。


     大川市中央公民館市民学習講座が閉講した。平成27年度は初めての2コースを含む11コースが設けられ、それぞれのコースで前期と後期10回ずつの講座があり、延べ320人ほどが受講。最後に発表会で学習成果を披露しあった▼成人に楽しく学んでもらい市の生涯学習推進を図るのを目的とする講座だが、平日の昼間であることから受講者のほとんどは高齢者。高齢化が進む中で新たな生きがいづくり、仲間づくり、趣味の発見などができるとよい▼講座の特徴として学習支援ボランティアが挙げられよう。支援の希望があった学校、高齢者施設などに受講者が出向いて学習、趣味の活動をするものだ。小学校で高齢者が書道、民謡を児童に教えている様子を見たことがある▼参加した受講者は楽しそうに目を細め、児童も興味いっぱいのようだった。核家族が増えて子どもと高齢者のふれあう機会は減っている。貴重な世代間交流の場としてこれからも続けてほしいものだ▼高齢者の生きがいにつながるのは、自分が地域や社会のために役立っているという思い。多くの高齢者がこれを共有し、元気な高齢者が多くなるよう願いたいが、まず地域で高齢者と住民が共に集える場づくりも必要▼商店街に目立つ空き店舗を生かした取り組みも提言されている。今の高齢者は若いころ地元の商店街が買い物の中心だった世代なので、なじみや親近感は深かろう。大学に近い商店街では学生もその輪に加われる。医療福祉系の学校であれば勉強にも生かすことができるはずだ。


平成28(2016)年 2月 9日 火曜日


  1. 旧会館 取り壊す 大牟田商議所 跡地利用を検討へ
     大牟田商工会議所(板床定男会頭)は8日、同商議所で常議員会を開催。大牟田市有明町にある旧商工会館について協議し、安全面や財政面を考えて「これ以上存続させるのは難しい」との判断を示し、取り壊す方針を決めた。

  2. 食べめせ 柳川 名物巡りで再認識 11日からスタンプラリーキャンペーン
     柳川市などによる柳川ブランド推進協議会は11日から、「食べめせ柳川」と名付けたスタンプラリーキャンペーンを開催。市内の11店舗が参加し、地元の農水産物を活用した菓子など「うまかもん」17商品を用意。市民や観光客らに、まちの散策とともに各店の名物巡りを楽しんでもらう。

  3. 8基目の井戸贈る 筑後支部は文房具も 福岡・ウガンダ友好協会
     NPO法人福岡・ウガンダ友好協会(チェユネ・リヴィングストーン会長)は、ウガンダ中部のカブルブート村に井戸を寄贈した。ウガンダに井戸を贈ったのは8基目。同協会筑後支部の有志はこれに合わせ、学校がない同村の子どもたちと近くのブコメロ村の小学校児童およそ850人に文房具を届けた。

  4. 食と農の大切さ考える 地域フォーラム 道海島小児童が発表 大川・城島・大木
     「食と農をむすぶ大川・城島・大木地域フォーラム」が7日、大川市小保のワークピア大川であった。同市道海島小学校など児童の農業や調理体験発表、食育についての講演があり、来場者が食や農業の大切さを考えた。

  5. 政治へ関心高める 南関町 議場で高校生議会 町長らに身近な質問
     高校生に政治への関心を持ってもらおうと8日、玉名郡南関町議会議場で高校生議会が開かれた。南関高校3年生が議員役を務め、地域に関する身近な議題を通して政治の仕組みを体感し、関心を高めた。


     平成28年有明新年文芸ジュニアの部の表彰式が終了した。入賞した児童や生徒たちの各学校を訪問して、表彰状などを贈呈した。2週間をかけての学校巡りである▼今回から応募要項を筑後・大木を含めた有明新報エリア内の各学校へ送っていたため効果があり、前年の約2倍の延べ684人から1297作品が寄せられた。その中から入賞できたのは29人の狭き門となった▼各学校を訪問してうれしく感じるのは、入賞した児童、生徒たちの喜びの笑顔である。素直に喜んでくれる笑顔が、学校訪問の楽しみである▼表彰式が終わるとインタビューを行っている。入賞作品をその場で読み上げて、創作のことを話してもらう。すると意外な答えが返ってくる。作品の背景が理解できて納得させられる▼小学校では、俳句や川柳を盛んに創作させているところがある。書き慣れていて、さらなる工夫を作品に入れているようだ。羽犬塚中学校からは、2年生の多くから詩が投稿された。それぞれ個性があり、選者の働淳先生が感心されていた。「情景を描きながら創りなさい」と授業で教わったとおりに、比喩や擬人、擬音の技法を駆使してユニークに表現されていた。高校からは、文芸部活動を通しての投稿が多い。創作は小・中学校のように授業では扱われないからだ▼荒尾市平井小学校の石橋正教君からは、表彰のお礼の手紙が届いた。短歌でそのときの気持ちを表現してくれた。「書いた詩の賞状をもらう校長室ぼくの胸はどきどきしてる」。お手紙ありがとう。次回も素晴らしい作品を投稿してください。


平成28(2016)年 2月 10日 水曜日


  1. 世界最大級で最先端 30年ぶり自動車運搬船建造 普通車なら7500台 新幹線も積める 見学会に町民ら500人 長洲町のJMU
     玉名郡長洲町有明のジャパンマリンユナイテッド(JMU)有明事業所で建造された世界最大級の大型自動車運搬船の見学会があり、参加した町民ら約500人が最先端の技術が盛り込まれた船の内外に見入った。前身時代も含め自動車運搬船の建造は約30年ぶり。9日に「DRIVE GREEN HIGHWAY」と命名され、船主の川崎汽船鰍ヨの引き渡しが完了した。

  2. 観光PR動画を試写 柳川の魅力 世界へ さげもんガールズも舞台に登場
     柳川市の観光PR映像「SAGEMON GIRLS」が8日、世界一斉配信された。同市の魅力を海外に発信しようという動画で、市民も参加し市内の観光スポットなどで撮影したもの。7日に柳川総合保健福祉センター「水の郷」で試写会が開かれ、市民らが観賞。映像に登場する、さげもんガールズも駆け付け、「柳川は自然が多く景観がきれい。市民の皆さんが温かい」などと話した。

  3. 少しの協力で命助ける 大高へキャップ500キロ寄贈 大牟田中央LC
     大牟田中央ライオンズクラブ(西山政満会長)は8日、大牟田市草木の大牟田高校(天河晃洋校長)にペットボトルのキャップ約500キロを寄贈。同校ではキャップを回収してポリオワクチンに替える活動をしており、西山会長は「市民らの少しの協力をいくつも集めて、命を助けられる。これからも続けたい」と意欲を示した。

  4. 市中駆ける 裸ん行 風浪宮大祭が開幕 11日まで大川
     「おふろうさんまつり」として親しまれている大川市酒見、風浪宮(阿曇史久宮司)の大祭が8日夜の火祭り「裸ん行」を皮切りに始まり、約550人が1年間の無病息災や家内安全を祈って市中を走った。11日まで「お潮井詣り(巡幸祭)」などの神事が繰り広げられる。

  5. 大牟田の逸品が好評 東京で開催 ギフトショー 洋風かつ丼などアピール
     大牟田の逸品が好評―。大牟田商工会議所(板床定男会頭)のメンバーらは5日までの3日間、東京で開催された第81回東京インターナショナルギフトショーに、ご当地グルメとして「おおむた洋風かつ丼」と「おおむたブランド」の8品目を出展。いずれも好評で「今後、検証作業を行い、地元産品の良さをさらに外部へアピールして地元経済の活性化につなげていきたい」と手応えを感じている。


     梅の花はやがて見頃。ミカンの産地として知られるみやま市山川町は西日本最大の盆栽梅の産地でもあるという。そこで平家の里梅まつりを開催。会場には盆栽梅がずらりと並び、多くの人たちが見入っていた▼山川町は瀬高町、高田町と3町合併してみやま市になった。合併して10年が経過したが、人口減少が進み、山川町に二つあった小学校は高田町の二つと統合され、4月からは高田町の旧飯江小学校跡地に新校が誕生▼「山川町から小学校がなくなる」と残念がる人もいたが、閉校行事に地域の人たちは一生懸命。母校への愛着は深いようだ。そんな山川町は源氏との戦で敗れた平家の人たちが落ち延びて暮らしていたという言い伝えがあり、平家の里ともいわれる▼昨年、山川町の伍位軒集落が豊かなむらづくり全国表彰を受け、話題になった。若い人たちが少なくなり、ほとんどがミカン生産農家という住民たちは厳しい状況になったのだが、自分たちでむらづくりをして、元気を取り戻しつつあるという▼東京への一極集中が続き、九州では福岡市都市圏へ人が集まっている。そんな中で、過疎化に悩む自治体は人口定住策を打ち出して人口減少に歯止めをかけようと必死だ▼山川町には盆栽梅を栽培しているところがある。その代表がお座敷梅として知られる2カ所だが、有名で訪れる人も多い。民家のようで、庭園内と家屋内に鉢植えの梅が並べられ、盆栽好きではない人も楽しめる。一度は山川を訪れ、ミカンや盆栽梅を堪能してもらいたい。


平成28(2016)年 2月 11日 木曜日


  1. 巨大さげもん飾る 11日から雛祭り 水郷に春 赤や金 華やぐ柳川のまち
     水郷柳川の春を彩る柳川雛祭り・さげもんめぐり(柳川雛祭り実行委員会主催)が11日に開幕する。柳川商店街では、柳川市京町の辻門広場に巨大さげもんを展示するなど市内各地で準備が進み、赤や金、ピンクなど華やかな飾りがまちに施され、訪れる人の心を沸き立たせている。

  2. かわいい稚児も参拝 大川 風浪宮大祭お発座祭
     大川市酒見、風浪宮(阿曇史久宮司)の大祭で10日、お発座祭が行われた。着飾った稚児が少童命を祭る同宮そばの年塚宮へ参拝。参拝者や地元住民がかわいらしい子どもたちに目を細めた。

  3. 子どもたちが火の用心 火災予防で町内歩く 荒尾
     2月の荒尾市火災予防強調月間に合わせ、同市大正町自警団が町内の夜警を行っている。6日には子どもたちも参加しての地域の巡回が行われ、まといを持ち、拍子木をたたきながら歩き、火災予防を呼び掛けた。

  4. 優れた世界遺産技術 今も現役 三池港の閘門 仕組み伝える 石炭館に再登場 有明高専が模型修復
     世界遺産に登録された三池港で今も活用されている素晴らしい技術を知ってもらおうと、大牟田市東萩尾町の有明工業高等専門学校(福島健郎校長)は7年前に製作した同港閘門の技術模型を復活させた。同市石炭産業科学館に置かれ、閘門の仕組みを分かりやすく伝えている。

  5. 乗合タクシー 試験運行4カ月 南関町 利用数順調に伸びる 多くが免許不所持 買い物便利に 土、日も乗りたい
     住民サービスの向上を目指して試験運行が行われている玉名郡南関町の予約型乗合タクシーが運行開始から4カ月を経過した。利用者数は毎月伸びており、「乗合タクシーが始まって良かった」や「試験運行後もぜひ続けて」という声が聞かれ好評だ。


     日銀はマイナス金利政策の導入を決定した。思うように進まないデフレ経済からの脱却を目指してのものである。これによるアナウンスメント効果により、市中銀行の貸し出し金利を低下させることで投資意欲を促進することを狙いとしている▼今回の政策は、日銀が銀行から預かる当座預金の金利の一部をマイナスにするもので全てではない。銀行の収益性を著しく弱めるものではないと日銀は考えている。しかし全ての銀行の株価が急落している。市場では今後、銀行の収益に悪影響を及ぼすと判断している▼さっそく大手銀行の中では、大企業対象に定期預金の金利引き下げや普通預金の口座手数料を導入することが検討中と報道されている。中小企業で困るのは、当座勘定取引など手数料が引き上げられることだ▼銀行には三つの機能がある。金融仲介機能、信用創造機能、決済機能である。そのうち金融仲介機能は、個人や企業から預金を集め、その資金を個人や企業に融資すること。デフレ経済が続く中、先行きの景気が良くならないため、多くの企業が投資に慎重なのが現状である▼銀行は融資先を探しても見つからない。余った預金の運用先をマイナス金利が奪うとなれば、預金金利の引き下げが進むだろう。機関投資家である生命保険会社も資金の運用が難しくなることが予想される▼アベノミクスを進めるために、2%物価上昇目標を是が非でも実現しようとマイナス金利導入を決めた感がある。政府も日銀の金融政策に過度に期待している。だが、日本経済の混乱だけは避けるべきだ。  


平成28(2016)年 2月 12日 金曜日


  1. まち・ひと・しごと創生 人口減少へ積極対応 出生率向上など高いハードル 大牟田市
     大牟田市は同市の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(平成27〜31年度の5年間)の案を市議会全員協議会で説明した。同市が今後の喫緊課題として人口減少対策へ取り組むため策定しているもので、基本目標や各施策が目指す共通の目標として「人口減少社会への対応」を掲げ、これを念頭に積極戦略と調整戦略を仕掛けていく。

  2. お潮井詣りでまち清める 風浪宮大祭 古式ゆかしく市中歩く 大川
     筑後地方三大まつりの一つといわれる大川市酒見、風浪宮(阿曇史久宮司)の大祭は最終日の11日、まちを清める「お潮井詣り(巡幸祭)」があり、古式ゆかしい行列が同市の中心部を練り歩いた。

  3. さげもんめぐり開幕 柳川 4月3日まで催し盛りだくさん 台車に稚児乗せパレード
     柳川雛祭り・さげもんめぐり(柳川雛祭り実行委員会主催)が11日、「おひな様始祭」で開幕した。お内裏さま、おひなさま、稚児らが乗り込み、さげもんで華やかに仕立てた台車や山車が柳川市内をパレードし、市民や観光客を楽しませた。さげもんめぐりは4月3日まで催される。

  4. 将来への思い新た 140人が「立志式」に臨む 長洲中・腹栄中
     平成27年度長洲中学校・腹栄中学校立志式が、玉名郡長洲町のながす未来館で開かれた。両校の2年生約140人が出席し、将来の夢や目標への思いを新たにした。

  5. 国の歴史に思いはせる 建国記念日 各地で奉祝行事
     「建国記念の日」の11日、大牟田、荒尾市の各地で奉祝行事が行われた。多くの人たちが神事、式典に参加して国の成り立ちや歴史に思いをはせ、発展を祈念した。


     「あなたの意見や市民の声が市議会に反映されていると思いますか」の問いに対する答えで一番多かったのが「あまり思わない」で30.7%、これに続くのが「分からない」の25.8%や「思わない」の21.2%▼大牟田市議会が昨年10月、20歳以上の市民千人を無作為に選んで実施したアンケート結果の一部だ。千人のうち538人が回答。市民が議会にどれほどの関心を持ち、その活動をどのように感じているか、その姿がおおよそ見えてきた▼前述の問いに「ある程度は思う」が18.6%あったものの「思う」はわずか1.7%。これに「ある程度は思う」を合わせても20.3%にしかなく、「思わない」と「あまり思わない」の計が51.9%で過半数なのとは対照的だ▼では市民は議会に関心がないのか。それは否である。「市議会に関心がありますか」に「少しある」の60.0%がトップ。これに次ぐ「ある」の21.4%を合わせれば81.4%と非常に高いものの、6年前の前回調査時と比較すれば市民意識は「ある」から「少しある」に移行する傾向だと見受けられる▼「市議会の改革は必要と思いますか」と聞かれれば50.0%、ちょうど半数が「思う」と回答。その人たちに「どのような改革に取り組むべきか」と問えば「議員数・議員報酬の検討」「市民の声を聞き取る広聴機能の充実」「議会の審査機能の向上、政策提言機能の強化」などがその上位▼二元代表制の一方として市長と対峙、緊張関係を持ちながら、しっかり連携・協調できる。そんな市議会を市民は望んでいる。  


平成28(2016)年 2月 13日 土曜日


  1. 大蛇山の荒々しさ表現 大牟田 Tシャツのデザイン決まる 堀さんの作品を採用 55回節目で記念ポロシャツも
     おおむた「大蛇山」まつりの今年の公式Tシャツデザインが決定し、12日に発表された。採用されたのは堀奈津美さん(32)=大牟田市手鎌=の作品で、「大蛇山の荒々しさを筆の勢いで表現しました」という。

  2. 全国学生ショートフィルムコンテスト 大川ロケの4作品上映 文化発展と観光開発に
     第10回アジアドラマカンファレンスin九州記念企画として開かれた第1回全国学生ショートフィルムコンテストの作品上映会が10日、大川市酒見の大川シネマホールであった。大川市で撮影、制作された4本が披露され、来場者は映像クリエイターの卵たちの力作を熱心に見た。

  3. 的ばかいの熱気伝える 写真コンテスト作品展示 長洲・金魚の館
     玉名郡長洲町の四王子神社で1月にあった伝統の祭り「的ばかい」の写真コンテスト作品展が10日、金魚の館で始まった。全応募作品が展示され祭りの熱気を伝えている。3月末まで。

  4. 子どもの無病息災祈る にしばるさんにぎわう 荒尾
     「にしばるさん」の愛称で親しまれる荒尾市西原町の西原大神宮(弘格宮司)の春季大祭が11日にあった。同宮は「子どもの神様」として広く信仰を集め、この日も同市内外から多くの家族、親子連れが参拝に訪れた。

  5. 2030年問題 人口減少・超高齢化社会へ 自治体経営を模擬体験 税収減や支出増に苦悩 市内外の官民21人参加 大牟田
     対話型自治体経営シミュレーションゲームを使って「2030年問題」を体感する「SIM2030@omuta」が11日に大牟田市新栄町の「えるる」で開催され、福岡県内外の男女21人が参加した。


     一般家庭でも、電力を自由に買うことができる時代がやってきた。4月1日からは電力小売りが全面自由化される。地元の有明地域では、みやま市が太陽光発電の買い取りや電力販売事業に着手。全国の自治体や事業所はもちろん、福岡アメリカ領事館領事からも視察に訪れるなど注目を浴びている▼家庭向けの電気は現在、九州電力など大手10社で独占されている。電力会社間の競争はなく、消費者の自由な選択もない。しかし全面自由化後は地域独占がなくなり、料金は競争で決まる▼九州での電力小売り事業者は20社を超えるといわれている。新出光や西部ガスなどの地場大手のほか、丸紅やソフトバンクなど多種多様な業種からの参入が見られる。その中でも、みやま市の「みやまスマートエネルギー」は自治体が手掛けることで異色を放っている▼自由化に伴い、多くの選択肢がある中で、選ぶ基準の一つは料金だろう。契約容量(アンペア)と使用量で決まり、各社で違いがある。それに参入会社の持ち味を生かしたセット割引などが加わり、選択の幅が広い▼みやま市では水道とのセット割引を打ち出すようだ。家庭用電力販売の受け付けを17日から開始。その前日に記者発表して内容を明らかにするという▼電力自由化の発想は「地球温暖化の阻止」や「原子力発電の抑制」から生まれた。太陽光や風力など再生可能なエネルギーを推進し、電力の地産地消を掲げて地域で賄おうとする会社と契約できるというのが原点。損得だけでなく、未来を見据えた「選択の自由」ではなかろうか。


平成28(2016)年 2月 14日 日曜日


  1. ウナギ絶滅させない 柳川 伝習館高生ら 稚魚を特別採捕
     柳川市本町、伝習館高校生物部などによる環境活動の一つとしてウナギの稚魚・シラスウナギの特別採捕が同市内の河川で行われた。 採れたシラスウナギは、同校生徒や同市を拠点に「宝の海」有明海の再生活動に取り組むNPO法人SPERA森里海・時代を拓くのメンバーらが育てて掘割に放流する予定。うなぎ料理が名物の柳川のウナギを増やし、地産池消に役立てるとともに国際的絶滅危惧種であるニホンウナギの資源回復を目指す。

  2. 壮麗な調べでホール満たす 大牟田 日本フィルが聴衆魅了
     日本フィルハーモニー交響楽団の大牟田公演が13日、大牟田文化会館大ホールで開かれた。壮麗な調べがホールを満たし、聴衆を魅了した。同楽団、大牟田日本フィルの会主催、同館共催。有明新報社など後援。

  3. 女声合唱団せたか みやま ウィーンの舞台に 西原市長へ コンサート出演を報告
     女声合唱団の「合唱団せたか」(高山加代子代表)団員8人が12日、みやま市役所本所を訪れ、西原親市長にオーストリアのウィーンで開かれるコンサートに出演することを報告。団員たちは「特訓してきた成果をウィーンの素晴らしい舞台で発揮してきたい」と張り切っている。

  4. 資源循環へ理解深める 大木町木佐木小 児童が堀干し体験
     三潴郡大木町木佐木小学校(池田隆校長)は「オープンデー」を実施。総合学習などに基づいた体験活動を学年ごとに行った。6年生は学校近くの堀で堀干しをして、水とともに生きてきた先人の知恵、農業に果たしてきた堀の役割などを学び、資源循環の大切さに理解を深めた。

  5. 参拝者がご縁くぐり 荒尾の「こくんぞさん」
     荒尾市大島の四山神社(黒田明司宮司)で13日、春季例大祭「こくんぞさん」があった。時折雨の降る中、縁起物の「福銭」を求める参拝客が市内外から次々と訪れ、福銭をかたどった「ご縁くぐり」を通ってお参りした。


     「あこぎ」という言葉には「ずうずうしい」「あつかましい」などの意味がある。あこぎな商売といった使われ方がされる▼ところが新語の世界では片仮名表記で、アコースティックギターの略になる。アコギを弾くといわれているのを初めて聞いた時は「?」。何のことか全然分からなかったのはもちろん、見当もつかなかった▼後になって「『弾く』まであれば察しはつきそうなものなのに」と感性の鈍さを嘆いたが、最近はいろんな新語を目にする。侮辱したりばかにするといったような時は「ディスる」。英語の「リスペクト(尊敬する)」の反対語である「ディスリスペクト」が語源のようだ▼単語だけでなく用法にも変化が。「やばい」は状況がはかばかしくない、まずいなどという時に使われていたが、今では調子が良すぎる、うまくいきすぎているというような場合でも使われる。反動が怖いとの意味もあるのだろうか▼こんな現状をやばい≠ニ感じる人は日本語が乱れていると指摘する。新しい言葉は若者から広まるものが多いようなので、意識するとしないにかかわらず「今どきの若い者は」との思いもあるのだろうか。何にしても全てをフォローしていくのは難しい▼30年ちょっと前だったか、「ナウい」という言葉がよく使われていたのを思い出した。あまり長続きすることなく、すぐにナウいものではなくなってしまった。最近の新語がどのくらい命脈を保っていくだろうか。いろいろ姿や形が変わるのを見ると、言葉も生き物なのだと感じさせられる。


平成28(2016)年 2月 16日 火曜日


  1. 断面全体の展示 最優先に 若津港導流堤一部撤去で 大川 協議会が国へ求める
     有明海沿岸道路筑後川橋梁橋脚設置に伴い、一部が撤去される若津港導流堤(通称デ・レーケ導流堤)の展示活用を検討している大川市の民間団体、行政による協議会は15日、大川商工会館で幹事会を開催。国からの展示案に回答するため協議し、断面全体の展示を最優先に求めると決めた。

  2. 八女ICへアクセス向上 国道と市道を連結 野町北交差点改良が完成 筑後
     筑後市野町の国道209号線と市道山ノ井長浜線が連結する野町北交差点改良が終了したことで、14日、現地で完成式が開かれ、その後、一般開放された。同交差点は旧国鉄矢部線跡の跨線橋となっていたところで、市道から国道へは約5メートルの高低差があったため、相互乗り入れが不可能だった。立体を平面にする工事が終わったことから、筑後市南部と九州自動車道の八女インターチェンジ(IC)とのアクセス性が向上する。

  3. ボランティアに感謝 みやま市山川南部小 なんぶっこアンビシャス 閉校控え最後の行事
     みやま市の山川南部小学校が3月に学校統合に伴い閉校することで「なんぶっこアンビシャス」(江崎智行委員長)は最後の行事として13日、同校舎内で運営に協力したボランティア団体の人たちを招いて集いを開き、料理を作り、一緒に食べて感謝の気持ちを伝えた。カラフルな風船200個を用意し、児童や住民たちのメッセージを付けて大空へ飛ばした。 

  4. 災害に備えてスクラム 長洲町と郵便局が協定締結
     玉名郡長洲町と同町内の四つの郵便局などは12日、同町役場で災害発生時の協力に関する協定を締結した。万が一の事態に備え、町と郵便局ががっちりとスクラムを組んだ。

  5. 茶会で日本文化学ぶ 大牟田RC 外国人40人が交流
     大牟田ロータリークラブ(古賀大策会長)と茶道裏千家淡交会大牟田支部(圓佛洋右支部長)による国際交流体験茶会が14日、大牟田市原山町のグランドホテル清風荘であった。外国人約40人が、茶会を通して日本の伝統文化に理解を深め、交流を楽しんだ。


     日本の近代化を支えた三池炭鉱の石炭を陸路で運んだのが炭鉱電車。その立役者ともいえる電気機関車4両が、今も企業の敷地内に残されている。世界文化遺産に登録された同炭鉱をアピールするため、三池港近くの三川坑跡に移設展示しようと資金調達を目的として寄付が募られている▼資金集めの手法はガバメント・クラウド・ファンディング(GCF)。自治体がインターネットなどを通じて広く呼び掛けるもので寄付金は全てふるさと納税の対象となる。自治体が提案する課題に賛同者が応えるかたちで達成していこうという方式だ▼大牟田市の寄付呼び掛けは、昨年9月から始められた。目標額の3千万円に達成しておらず、期限は3月末まで延長されている。ネットに限らず、地元からは企業や団体、個人から直接持ち込みもあっており、課題の達成が待たれる▼電気機関車が炭鉱列車として活躍を始めたのは大正時代になってから。明治時代は馬が車両を引く馬車鉄道で、大正時代前半までが蒸気機関車だった。それでも移設展示する電気機関車は国内に現存する最古級のもの。百年の歴史を物語る貴重な証言者といえる▼三川坑跡では、大斜坑へつながる入坑口前に展示されるという。何十トンもある貴重な電車を移動し、適切な展示環境を整えるには高額な運搬費用と展示施設の建設費が発生する▼幕末から明治にかけて、世界が驚く近代化を成し遂げた日本。その下支えとなった一つが三池炭鉱。関連資産の電気機関車移設展示を、ぜひとも実現させたいものだ。


平成28(2016)年 2月 17日 水曜日


  1. 地域FMを国へ申請 エリアは大牟田、荒尾、みやま 「FMたんと」今夏開局目指す 有明ねっとこむ
     第3セクターの情報通信会社、蒲L明ねっとこむ(永利新一代表取締役社長)は事業化の検討を進めてきた大牟田、荒尾、みやまの3市をエリアとするコミュニティー放送「FMたんと」について、総務省九州総合通信局へ15日に無線局免許申請したことを16日に発表した。

  2. みやま 電力自由化に参入 きょうから受け付け 水道セット割引などプラン発表
     電力の地産地消を目指し、みやま市が設立したみやまスマートエネルギーは16日、家庭向け電気料金のプランを発表。名称も「みやまんでんき」とし、今年4月からの電力自由化に向け、17日から受け付けを始める。

  3. 生徒の手作り品販売 1時間で売り切れも 荒尾支援学校
     荒尾市増永の荒尾支援学校(中山龍也校長)の中学部、高等部の生徒たちが授業の中で手作りした製品の販売会が16日、同市のあらおシティモールであった。生徒約90人がそろいの法被を身に着けて「いらっしゃいませ」「お買い得ですよ」など元気な売り声を上げた。 

  4. 「良好」緑カビ多く 江浦八幡神社の粥占い みやま
     みやま市高田町江浦、江浦八幡神社で15日、粥に出たカビにより、その年の気象や農漁業の状況を予測する粥占御試祭が開かれた。今年は緑色の部分が多く、農作物などは良好。乾燥して、湿り気が少なく、気象も落ち着いている、ひび割れが見られることから、台風などの心配が少しあるとした。

  5. 支援の在り方考える 若年認知症フォーラム 全国から650人参加 荒尾
     若年認知症について広く知ってもらおうと、「第7回全国若年認知症フォーラム」が14日、荒尾総合文化センターであった。北海道から鹿児島県まで、若年認知症を抱える本人や家族、医療、福祉などの関係者ら約650人が参加し、講演やシンポジウムを通じて関わり方、支援の在り方などを考えた。


     JR在来線と九州新幹線の筑後船小屋駅に観光案内所がオープンした。筑後市が設置したもので、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」の開幕戦に間に合わせた。ホークスの情報も発信するということで、多くの利用が見込まれている▼筑後ではオープニングゲームがウエスタン・リーグの対広島戦。これがメーン球場を使用するこけら落とし。7月には交流戦として巨人戦も2試合予定▼3軍戦も含めると、かなりの試合が行われることになり、降雨の日以外は毎日試合が見られる感覚。ホークスはファームも含めて日本一になった球団で、選手層も厚い。2軍で調整する1軍メンバーがファームの試合に出場することもあり、ファームの試合でも楽しみ方はさまざま▼すでに試合チケットの販売も始まり、売れ行きは好調で一部を除いてほぼ完売状態らしい。チケット購入時などに特典がある筑後ファンクラブも誕生している▼筑後船小屋観光案内所は常時、市観光協会職員がいて、利用者に対応するという。ホークス情報や試合結果も知ることができることから、筑後で試合がある時は2人態勢になるらしい▼開業セレモニーで主催者の市長は「筑後七国の情報発信」を目的に掲げた。ホークスとは筑後七国の各自治体は地域連携協定を結んでいる。その他に、大牟田市や久留米市は地域包括連携協定を締結。観光案内所もホークスを縁に今以上に広域観光とし、筑後の魅力を増すことを検討してもらいたい。


平成28(2016)年 2月 18日 木曜日


  1. ァ千代姫(立花宗茂公の正室)墓を確認 供養塔文字に感嘆の声 久留米・善導寺 郷土会誌で紹介 柳川
     柳川藩の初代藩主、立花宗茂公の正室、ァ千代姫の墓が久留米市の善導寺にあることが柳川市の郷土史関係者らにより確認された。明治時代の郷土史家の記録を基に7年ほど前、同寺に問い合わせたが分かっていなかった。柳川郷土研究会の会誌「水郷」付録、瓦版第50号で現地視察を紹介。同寺には筑後国主を務めた田中吉政公の供養塔もあるという。

  2. 鳩山市長がスマホで 大川税務署 確定申告始まる
     平成27年分の所得税確定申告が始まり、大川税務署(佐藤温署長)は17日にICT(情報通信技術)を活用した申告のPR活動を実施。大川市の鳩山二郎市長がスマートホンで申告を行った。

  3. もうすぐ三池初市 のぼり旗でPR 大牟田 3月1、2開催
     三池初市実行委員会(中野義治会長)は14日、大牟田市三池地区公民館周辺に、初市を知らせるのぼり旗を立てた。会場となる三池新町から御幸返橋までの道路に並ぶ旗が近づく初市をPRしている。 

  4. 道路横断を疑似体験 交通安全意識高める 荒尾市中央地区
     荒尾市中央地区協議会(中村泰彦会長)は14日、中央区団地集会所で歩行環境シミュレーター「わたりジョーズ君」の体験会を開いた。子どもからお年寄りまで約30人が歩行、判断能力をチェックし、交通安全意識を高めた。

  5. 筑後七国とホークス情報発信 船小屋駅に観光案内所 記念式典とイベントで祝う
     JR筑後船小屋駅南側に筑後市が設けた「筑後船小屋観光案内所」が14日オープン。記念式典や関連イベントを行い、祝った。広さは18平方メートルで、委託を受けた市観光協会職員が1人常駐しているが、隣接の福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地で試合が行われる日は2人態勢にする。


     「おはようございます」。編集部に明るくて力強い、朝のあいさつの声が響いた。制服姿に、斜め掛けしたタスキには「あいさつボランティア大使」と書かれている。そう、平岡三光さん=八女郡広川町新代=である。とても元気だ▼荒尾海陽中学校で、朝のあいさつ運動をした帰りに寄ってくださった。校門前に1時間ほど立ち、「おはようございます」を言い続けていたと想像する。それなのに、疲れを少しも感じさせないで、笑顔でお話しされて帰って行かれた。爽やかな風が通り過ぎたような一瞬だった▼平岡さんは元高校教頭。今年、75歳になる。あいさつ運動を続けて52年。半世紀を超える筋金%りだ。あいさつ日本一宣言都市のみやま市から2009年に「大使」の称号を贈られ、ますますその活動範囲を広げている▼北九州市出身の平岡さん。あいさつする人間に不幸はいないと両親にしつけられた。小学生で始めた新聞配達。誰も聞いていないと思いながらも「おはようございます。朝刊です」とあいさつしながら配っていたら、「いい声だね。頑張って」と励ましの言葉。うれしかった▼大学を卒業して、私立高校に赴任。荒れていた学校を立て直そうと、あいさつ運動を始めた。最初は見向きもしなかった生徒たちが、自然とあいさつを交わすようになった▼朝のあいさつ運動や講演といった日ごろの活動範囲は、筑後から熊本県北までと広範囲。運動の一環で海外6カ国へも出掛けている。「80歳、90歳…体の続く限り頑張りたい」。肌つやのいい笑顔。朝から、パワーをもらった。


平成28(2016)年 2月 19日 金曜日


  1. パームヤシ殻で電力5万世帯分 シグマパワー三川発電所 新ボイラー立柱式 大牟田
     潟Vグマパワー有明(本社・神奈川県川崎市、小平政宣代表取締役社長)は18日、大牟田市新港町の同社三川発電所でボイラーと付属設備更新工事の立柱式をした。新ボイラーはバイオマス燃料(パームヤシ殻)を主燃料に少量の石炭を混焼させるもの。パームヤシ殻を使う発電所はまだ珍しく九州では2カ所目。

  2. みやまをアピール 知事が「ふるさと訪問」
     福岡県の小川洋知事が県内各地へ出向き、その地の住民たちと直接ふれあう「知事のふるさと訪問」が18日、みやま市であった。小川知事は道の駅みやまや市役所、みやまHEMSプロジェクト体感ショールーム、山川総合集出荷施設(みかん選果場)、市消防本部を見て回り、意見交換した。

  3. 郷土の良さ再発見 大牟田物産展 逸品ずらり並ぶ
     郷土の良さ再発見―。地元・大牟田の逸品がずらりと並ぶ第24回大牟田物産展(大牟田物産振興会主催)が18日、大牟田市旭町のゆめタウン大牟田で始まった。今回は同振興会に加盟する23店舗が出展。実演販売コーナーも人気を集め、来場者たちに地元の良さを物産を通じてアピールしている。21日まで。

  4. 郷土の歴史に耳傾ける 12月まで毎月講演会 荒尾史学会
     荒尾市などの郷土の歴史を学んでもらおうと、荒尾史学会の講演会が16日夜、同市中央公民館であった。会員を中心に約15人が参加し、同会会長の諸隈征碩さんの「荒尾の歴史」「県北の古代官道」をテーマにした講話に耳を傾けた。

  5. 防火意識 身に付けて 柳川市防災協会 新入児童へ赤鉛筆
     柳川市防災協会(平川実夫会長)の第34回新入児童への防火鉛筆贈呈が17日、市役所三橋庁舎であった。今春小学校へ進学する児童に防火意識を身に付けてもらおうと、「ひのようじん」と書かれた赤鉛筆を日高良教育長へ手渡した。


     「ゲームの世界では辞令交付を受けた部長になりきること。そして、6人の部長みんなでさまざまな意見を交わすことはもっと重要。『しょせんゲームだから…』といって安易な判断をするのは厳禁!」。そんな言葉が参加者にすぐさま投げ掛けられた▼これは対話型自治体経営シミュレーションゲーム「SIM熊本2030」。熊本県職員の自主活動グループ「くまもとSMILEネット」が自主開発したものだ▼高齢化で社会保障に必要な予算が増え続ける中、何の予算を落とし、どんな事業を守り、残された予算でいかに幸せなまちづくりをするか。参加者は6人一組で架空都市の総務、企画、土木、農政、商工、健福の各部長になりきり直面する課題と向き合う▼そんなゲームに挑むイベント「SIM2030@omuta」が大牟田市内で行われ、福岡県内外から自治体職員も含め21人が参加した▼日本の人口の3人に1人が65歳以上の高齢者となり、戦後生まれの「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者どころか80歳代の大台に乗り始める「2030年問題」。というが、大牟田市はすでに3人に1人が高齢者という状況。近い未来ではなく今のまさに喫緊の課題▼事業選択過程で「高齢者と若者」「都市部と山間部(農村部)」などさまざまな対立が生じてくる。この対立を対話で乗り越え、みんなでまちづくりを考えることが大切。「行政任せ」でなく「何が自分らにでき、何を行政がすべきか」を絞り込む作業や提言も不可欠。今後も同様のイベントがあるという。良き体験となるはずだ。


平成28(2016)年 2月 20日 土曜日


  1. 野球通して県南振興 ファームホークス戦 3月19日開幕 タマスタ筑後 記念イベントも
     筑後市津島、九州新幹線筑後船小屋駅北側に建設された福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」は3月19日にオープン。メーンスタジアム「タマホーム スタジアム筑後」でのウエスタン・リーグの広島戦(午後2時から)がオープニングゲーム(こけら落とし)。球団は「野球を通して県南の振興に努める」との考えを示し、筑後市を中心に筑後七国や大牟田市、久留米市は地域連携協定や地域包括連携協定を締結し、ホークスの支援を打ち出しており、オープン戦は盛り上がりそうだ。

  2. タケノコ豊作 暖冬 県下一の早掘り
     春の味覚、タケノコの出荷作業が大牟田市銀水のJAみなみ筑後大牟田選果場で行われている。今シーズンは暖冬の影響でここ10年間で最も成長が早く、豊作だといい、職員らは傷がないかや大きさをチェックし、丁寧に箱詰めしていた。

  3. 議会活動に理解を 町民に報告し意見交換 大木町
     三潴郡大木町議会報告・意見交換会があった。12人の議員全員が顔をそろえて町内3会場で委員会活動報告、出席した住民との意見交換を行い、議会活動への理解を求めた。

  4. 手作りの卒業公演 南関高校 脚本から演者までやり切る 表現学び進路の悩みや葛藤
     玉名郡南関町関町、南関高校(重岡忠希校長)のヒューマンコミュニケーションコース3年生が18日、同校体育館で演劇卒業公演行った。脚本から演者まで自ら手掛けた劇を上演し、観客を楽しませた。

  5. 60人でウオーキング ごみ拾いにも取り組む 荒尾市有明地区
     荒尾市有明地区協議会(本村広範会長)は、同市蔵満の有明公園を発着する約3キロのコースで恒例の「歩け歩け大会」を開いた。園児からお年寄りまで約60人が参加し、ウオーキングを楽しみながら地区のごみ拾いもした。


     柳川藩の初代藩主・立花宗茂公の正室はァ千代姫。その墓が、久留米市の善導寺にあることが確認された。調査したのは柳川郷土研究会と柳川ふるさと塾で成果を小冊子にまとめた▼ァ千代姫が生まれたのは戦国時代の末期。父は豊後(大分県)の大友宗麟に仕える重臣・戸次道雪。跡継ぎの男子がいなかったため、道雪は一人娘でわずか7歳のァ千代姫に男性当主と同じ手続きを踏んだ。戦国時代にあって、まれな女城主の誕生である。色白の美人だが、当主教育で武芸にたけ、男顔負けの度胸を身に付けて後世にいくつもの逸話を残している▼宗茂の父は、同じく大友家の軍事を司る高橋紹運。同紋衆の間柄ながら、紹運が道雪に忠節を誓うため最高の人質として、15歳の長男・宗茂を婿養子に出した。ァ千代姫は13歳。宗茂が「立花」の姓になったのは婚儀の翌年▼「忠義も武勇も九州一」と豊臣秀吉から評価を得た宗茂は、直臣の大名に取り立てられ柳川城主に。このときァ千代姫19歳。関ヶ原の戦いで宗茂が西軍に加担して敗れ、城を没収されるまでの13年間を過ごした▼政にも積極的だったァ千代姫は、東軍の徳川氏につくよう進言。だが宗茂は忠義をとったのである。その後、西軍の将で藩主に返り咲いたのは、宗茂ただ一人だ。ァ千代姫は、柳川を追われた後、玉名郡長洲町腹赤で2年間暮らして亡くなった▼数奇な運命をたどった宗茂とァ千代姫。柳川市の金子健次市長は、2人を主人公にしたNHK大河ドラマを―と推奨している。この2人なら、柳川だけに視聴率はウナギのぼり≠ノ違いない。


平成28(2016)年 2月 22日 月曜日


  1. 災害覚知システム準備で連携強化 全国初の運用開始へ 有明地域消防が情報交換
     消防関係者の連携強化して、住民の安全確保につなげようと、第5回有明地域消防連絡協議会が19日、大牟田市上官町のモーリアクラシック大牟田迎賓館で開かれた。消防団員や消防職員28人が出席。同市消防本部が全国初の運用開始に向け準備を進める「災害覚知システム(仮)」についての説明などがあった。

  2. 滞在型施設づくりへ 道の駅おおき 女性用休憩室できる
     三潴郡大木町横溝、道の駅おおき(松藤富士子駅長)に授乳室と女性専用の休憩室が完成し、21日に落成式があった。「乳幼児を連れた女性、妊婦にも安心して利用してもらい、すでに整備している公園と合わせて滞在型施設づくりに生かしたい」と松藤駅長。

  3. 薬物から身を守って みやま 児童らが怖さ知る
     みやま市竹海小学校(古川睦子校長)は19日、同校で平成27年度学校保健委員会「薬物乱用防止に関する親子学習会」を開いた。15年度から同校の学校薬剤師を務め、学習会の講師をしてきた久芳恵子さんは「薬物から自分の身を守って」と訴えた。

  4. 豊かで明るい長寿社会を 高齢者が元気に歌や踊り 大牟田
     豊かで明るい長寿社会を目指して「長寿社会フェスティバル高齢者いきいき祭り」が18日、大牟田文化会館で開かれ、約300人が来場。大牟田市内7校区22組の高齢者たちが合唱、踊り、レクリエーションダンスなど、日ごろの練習の成果を披露。元気いっぱいな姿に来場者からは大きな声援や拍手が送られた。

  5. 掘割の環境守るため 伝統の水落ち始まる 柳川 3月1日に「お堀開き」
     柳川市の市街地を巡る掘割の水を抜く「水落ち」が20日夕に始まった。掘割の環境を守るため、江戸時代から続く堀干し行事。矢部川水系の二ツ川から流れ込む水をせき止めるために城堀水門を閉じ、下流の沖端地区の二丁いび(水門)が開かれた。3月1日には「お堀開き」がある。


     「最近はハッとすることが増えてきたんですよ」―。取材先の人がこう言った。車の運転についての話だ▼この人は60歳代。大丈夫だと思って動かしても他の車などと接触しそうになり、驚くという経験が若いころと比べて多くなったとのことだ。フルマラソンで何度も完走したこともあるから体力的な衰えはないと思うのだが、反射神経などが鈍っているのか▼50歳代のわが身を考えながら話に応じた。例えば脇道から右折する際、左から来ていないのを確認して曲がろうとしたはずなのに、突然直進してきた車が目に入ってブレーキを踏むなどヒヤリとするケースが増えたような気がしているのだ▼加齢と関係あるかもしれないと感じ、「実は私もそうです」と言う。お互いに注意しようと確認し合った。この人は後退しての駐車、縦列駐車でもまっすぐ止めたはずだが斜めになっていることがあるとも言う。これも同じ▼全国的に見れば交通事故は減少傾向というものの、高齢運転者による事故は増加しているという。認知症の人が関係するものもしかり。何らかの特典を付与するなど高齢者に免許証自主返納を求める動きも目立っている。だが昔と比べて商店街に空き店舗が増え個人商店は減った。車がなければ日々の買い物にも困る高齢者の増加も大きな問題だ▼これが放置されたままでは、高齢化が進んで今の中年世代が年を取るとさらに厳しい状況に陥る。一方で、店が購入希望の高齢者に商品を宅配するなどという動きも見られる。知恵を出し合って解決したい。


平成28(2016)年 2月 23日 火曜日


  1. あいさつ日本一≠推進 住みよい「みやま」目指して大会 市民200人が誓い合う 意見発表や表彰
     第5回みやま市あいさつ日本一運動市民大会が20日、同市のまいピア高田で開かれた。小学生9人が「あいさつ」意見発表、あいさつ標語最優秀者と小学生あいさつチャンピオン大会皆勤者の表彰があり、来場者約200人は運動推進を誓い合った。

  2. 地域づくり団体が交流 荒尾 80人が詩碑巡る
     荒尾、玉名市、玉名郡長洲、南関、和水、玉東町の地域づくり団体でつくる「火の国未来づくりネットワーク荒尾玉名地域ブロック」の交流会が21日、荒尾市内で開かれた。同市ゆかりの少女詩人、海達公子の詩碑を巡るウオーキングなどがあり、各団体や一般から約80人が参加した。

  3. 5社がプロポーザル 柳川市 市民90人も提案聞く 文化会館設計社選定へ
     柳川市民文化会館(仮称)の設計者選定に向けたプロポーザルが20日、同市の柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開かれた。1次審査を通過した5社が施設計画などを提案。公開プレゼンテーション・ヒアリングとして行われ、傍聴に訪れた市民ら約90人も提案や質疑に聞き入った。審査結果は後日、発表される。

  4. 地域住民が災害対応学ぶ 防災運動会に105人参加 大牟田
     地域住民が一体となって災害への対応を学ぶ、第3回防災運動会が21日、大牟田市羽山台小学校で開かれた。同市羽山台校区住民ら105人が参加し、3チームに分かれて競技。子どもから高齢者までがバケツリレーなどを行い、災害へ備えた。

  5. インフルエンザ拡大 警報発令 大牟田や南筑後で
     大牟田市保健所(中村泰久所長)は22日、同市内全域に「インフルエンザ流行警報」を発令した。今年第6週(今月8〜14日)の1定点医療機関当たりの患者報告数が「34.83人」となり、流行警報レベルの「30.00人」以上に達した。


     柳川の「雛祭り・さげもんめぐり」が始まっている。まちを歩けば赤や紫、藍、黄、金など彩り豊かなひな飾りが人々を魅了。観光名所をはじめ商店の店先や飲食店など、まちを挙げて飾り付けられている▼ひなまつりは、女児の健やかな成長を願って行われる。ひな人形を飾り、ひし餅や白酒などを供えて祝う。けがれや災いを人形に移してはらおうとする風習が起源とされる▼柳川のひなまつりに欠かせない「さげもん」。直径40センチほどの竹の輪に紅白の布を巻き、7本のひもを下げて柳川まりを49個(1本のひもに7個)つるす。まりの代わりに、古着の端布で作った鶴や亀、えび、はい人形、三番叟などの縁起物もあり、ひな壇の左右に対で飾る▼その数の意味は、人生50年といわれた時代に、女性は一歩引いて49年と配慮。そして中央に特大のまりを2個加えて計51個にし、一年でも長生きをと願いを掛けている▼さげもん期間中は、柳川商店街の通りに明かりがともされ、巨大さげもんの展示、昭和の風情を体感する恵美須ひな小路(3月上中旬、西方寺周辺)、3月6日の還り雛祭りと柳川きもの日和、同20日のおひな様水上パレードなど盛りだくさん。パンフレットに掲載されるさげもん処は30カ所を超え、ピンクののぼり旗「柳川ひな祭り」が目印▼親から子へ、子から孫へと思いをつないでいるひなまつり。その心温まる思いやりは、地域の絆を大切にする心へとつながる。きらびやかな中に、心を温かくしてくれる柳川のおもてなし。さげもんめぐりは4月3日まで。


平成28(2016)年 2月 24日 水曜日


  1. 新市民文化会館 水上に浮かぶ柳川の舞台 設計者選定公募 日本設計に決定 掘割と一体を考慮
     柳川市は23日、同市民文化会館(仮称)設計者選定公募型プロポーザルの最優秀者が株式会社日本設計に決定したことを発表。同社は掘割と一体となった日常的な市民活動の舞台などを提案している。今後、契約に向けた協議が進められる。

  2. 大正は4月開設 校区コミュニティセンター 整備進み5カ所目 大牟田市
     大牟田市は地域コミュニティー形成の促進へ「校区まちづくり協議会」を結成した校区への支援策の一つとして「校区コミュニティセンター」の整備を進めており、平成27年度末までに大正校区コミュニティセンターを完成させ、今年4月に開設するため大正小学校敷地内で建設工事に取り組んでいる。同市で5カ所目の同 センターで新設は3カ所目。

  3. 来月から ANAが県産ブランド発信 佐賀牛や地酒を提供
     食、酒、スイーツ、文化などをテーマに日本各地の魅力を国内外に発信するプロジェクトを展開している全日空などのANAグループは、3月から5月まで佐賀県を特集する。同グループや佐賀県などの関係者が佐賀市内で記者発表会を行い、概要を説明した。

  4. 「学校がまるごと図書館」を実践 下庄小へ文科大臣賞 みやま市 いつでも本を手に
     学校図書館を活用した教育が認められ、みやま市下庄小学校(馬場英二校長)が第61回全九州学校図書館コンクールで「最優秀賞・文部科学大臣賞」を受賞した。子どもたちも読書がより好きになり、平成26年度の平均読書量は全国平均の1.7倍(175冊)に上るなど、取り組みの成果が着実に表れている。

  5. 無事故無違反たたえる 15事業所25チームを表彰 荒尾署など
     荒尾警察署(木村浩憲署長)と荒尾地区安全運転管理者等協議会(河部啓宣会長)は22日、同署で「第21回セーフティーチームコンクール」の表彰式を行った。100日間の無事故無違反を達成した15事業所25チームに表彰状を贈り、その偉業をたたえた。


     みやま市では、あいさつ日本一運動が推進されている。発祥の地である高田町のまいピア高田で市民大会が催され、約200人の参加者たちはあいさつ運動を展開していくことへ気持ちを新たにした▼市民大会を主催した推進委員会会長の西原親市長は「運動は住みよいまちづくりにつながる」として積極的に推進する考えを示し、市民へ協力を求めた。小学生があいさつに関する意見発表をしたほか、あいさつ標語の表彰などが行われ、参加した人たちは子どもたちのあいさつ運動への取り組みに刺激を受けたようだ▼みやま市のあいさつ運動は平成10年4月に二川小学校の校長として赴任してきた都英幸さんが毎日、校門に立ち、通学して来る児童たちに「おはよう」と声を掛けたことが始まり。在籍中の6年間、続けられた。定年退職した後もあいさつボランティア大使として活動▼都さんは現在、72歳。個人で始めた運動が拡大。やがて高田町で初めてあいさつボランティア協会が設立された。会長にマルヱ醤油社長(当時)の山本和夫さんが就任▼3町合併に伴い、みやま市あいさつボランティア協会へ。21年には市議会が「あいさつ日本一宣言都市・みやま市」を全員一致で採択。それを受け、市長が会長の推進委員会が発足▼個人が始めた運動が議会や市も動かした。都さんは「あいさつは金もいらない」が口癖。しかし、要する労力は大変だったろう。今、推進委員会には市の主な30団体ほどが加入。さらにあいさつ運動を定着させ、日本一のまち実現を。


平成28(2016)年 2月 25日 木曜日


  1. 世界遺産をどう生かす 商議所・観光協会・経済倶楽部 行政と意見交換 大牟田市
     世界文化遺産に登録された三池炭鉱関連施設をこれからのまちづくりに生かそうと、大牟田商工会議所、大牟田経済倶楽部、大牟田観光協会と大牟田市の意見交換会が23日、大牟田商工会議所で開かれた。3団体がそれぞれ提出していた要望書や提言書を基に行政が取り組みを説明。まちの活性化を目指して意見交換を行った。

  2. 伝統ある組子に挑戦 大川樟風高2年生ら 力作で校舎の窓飾る
     大川市向島、大川樟風高校(山田和弘校長)の住環境システム科の生徒たちによる組子が完成し、校長室などの窓を飾っている。建具産地として知られる地元の伝統の技を教わり、仕上げたもの。デザインに工夫を凝らし、2年生13人が9時間をかけて制作した力作という。

  3. いじめのない世界を ピンク色着て心一つ 大牟田
     ピンク色を着用して、いじめ撲滅への意志を示す「ピンクシャツデー」の取り組みが24日、大牟田市四ケのリフレスおおむたで行われた。2月の第4水曜日に世界各地で行われている活動で、職員や利用者は「いじめのない世界」を目指してピンク色をまとい、心一つにした。

  4. 延寿荘民営化を前に 三加和福祉会が方針説明 南関町
     4月1日からの玉名郡南関町老人福祉施設延寿荘民営化を前に、23日夜、同施設で利用者の家族向け説明会が開かれた。佐藤安彦町長や運営を引き継ぐ社会福祉法人三加和福祉会の関係者が出席し、今後の運営方針などを話した。

  5. 調査業者を証人尋問 百条委開かれる 荒尾市議会
     荒尾市民病院の移転候補地の調査・説明資料の食い違いなどを調べるために設置された市議会の調査特別委員会(百条委)が24日、全議員18人が出席し非公開で行われた。


     大牟田商工会議所の旧会館が取り壊されることが発表された。安全面や財政面を考えて、存続させていくことが困難であると判断を示したものである。だが、保存して活用する方法は考えられないものだろうか▼旧商工会館は、昭和11年に竣工した大牟田市役所庁舎と並ぶ同市の歴史的建造物である。建造時は地上2階、地下1階建てだった。後に地下は封鎖された。市役所庁舎と同様に地盤沈下が進んだからと聞く。確かに現在の1階部分は、周囲の地面の高さと変わらないくらいに低い▼外部は重厚な造りで、内部は西洋のモダンな造り。同市の本格的な常設の美術館として活用してはどうだろうか▼同市の発展を説明する常設の産業博物館もあって良いのではないか。採掘した石炭を利用した石炭コンビナートを中核とする産業の発展が、市の産業構造の特徴でもあるから▼旧商工会館が市役所庁舎と同じ国道208号に面していないのが残念だ。レトロな景観は、市の顔として親しまれるからだ。駐車場が狭く、来場者を呼ぶのが難しいのも残念な点である。大型観光バスが立ち寄るのが難しい。活用方法を考えると、安全面と財政面の問題に直面するのが現実である▼世界文化遺産のある大牟田市は、修学旅行の誘致や学習型観光を目指すのが最適と考えられる。三川坑跡が石炭公園建造に着手される予定である。同市の観光資源を考えると、これ以上は歴史的建造物を壊してほしくない。なくなってからでは、前には絶対に戻れない。何とか、保存できないものか。


平成28(2016)年 2月 26日 金曜日


  1. 三川坑跡保存 実施計画を来月末策定 執行部で安全確保も 大斜坑を一部修繕 第2巻揚機室再現 大牟田市
     大牟田市は25日、三川坑跡保存・活用計画(実施計画)策定の状況や、同計画策定予算の執行残を活用して平成27年度中に行う整備の内容を明らかにした。

  2. 英語に興味深まる 城内小で外国語活動成果測定 ALTが児童インタビュー 柳川市教委
     柳川市城内小学校(池上龍矢校長)で25日、5、6年生児童の外国語(英語)活動成果を測定するアセスメント(評価)が行われた。ALT(外国語指導助手)が児童に対して、1対1のインタビューを実施。インタビューを終えた児童が「全部答えられた」と笑顔を見せるなど、外国語に興味を深めるきっかけになっている。

  3. ホークスとの連携も 教育大綱に盛り込む 筑後市
     第4回筑後市総合教育会議が23日に開かれ、同市教育大綱の最終案が示され、協議。意見交換された内容を反映して正式には3月に策定し、公表される。最終案には、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地が3月にオープンすることで、基本方針に「福岡ソフトバンクホークスとの連携協定」が盛り込まれた。

  4. 次は金メダル目指す 荒尾市長へ報告 スペシャルオリンピックス フロアホッケー 県代表出場で「銀」獲得
     次は金メダルだ―。全国の知的障害のあるアスリートが競う「第6回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・新潟大会」に熊本県代表として出場し、フロアホッケー競技で銀メダルを獲得した選手らが23日、荒尾市役所を訪問。山下慶一郎市長に入賞を報告した。

  5. 魅力発信にショールーム 藩境のまち ひな飾りや資料展示 大川
     藩境のまちづくりを考える会(宮崎辰実会長)は大川市小保の国指定重要文化財、旧吉原家住宅そばの空き店舗にショールームを開設。ひな飾り、地元の古い写真や資料などを展示している。柳川藩と久留米藩の境にある江戸時代の面影を残す古い町並みの魅力発信、にぎわい創出や住民が交流する場づくりを目的に3月21日まで開いている。時間は午前10時から午後4時まで。月曜日は閉館。


     「向こう3軒両隣」とは当たり前のことだった。みそ、しょうゆの貸し借りはもちろん、近所のおっちゃん、おばちゃんが子どもたちがいたずらしたら叱りつける。良いことをしたら褒める。地域全体が大きな家族のようだった▼家庭でも当たり前のようにおじいちゃん、おばあちゃんがいて、たとえ両親が共働きでも、家庭の温かみや昔遊び、人として在るべき姿などを優しく、時には厳しく教えてくれた▼昨今では町内公民館の役員のなり手が少なく、地域の世話役の高齢化に拍車が掛かっている。近所付き合いを敬遠する傾向も顕著。輪番で役員が回ってこようかとすると、その時点で公民館を脱退する人もいて加入率は低下する一方▼大牟田市の町内公民館加入率は昨年4月1日現在で31.1%。3世帯に1世帯も入っていない状況。この流れにどうにかして歯止めをかけないと近いうちに地域全体が崩壊してしまう。その危機感を持つ人が少ないのも困ったものだ▼「これからのまちづくりは我々の手で」とは、あす27日に大牟田文化会館で開催される第44回大牟田市町内公民館研究大会のテーマ。言うまでもなく「住みよいまち」は行政が自動的につくってくれるわけではない▼「自分たちには、みんなでこのことができるから、行政には、そのことをしっかりとやってほしい」。住民が一つになって行政に掛け合うことができる地域なら、行政は支援がしやすいだろう。無理なく楽しく、活動にやりがいを感じる人が多いまちには活気がある。そんなところを増やしていこう。


平成28(2016)年 2月 27日 土曜日


  1. 琴奨菊関 おめでとう 勝つことで恩返しを 祐未夫人と優勝報告 柳川
     柳川市出身の大相撲佐渡ケ嶽部屋、大関琴奨菊関が26日、市役所柳川庁舎を訪れた。地元での結婚披露宴を控え、祐未夫人と共に来訪。「地元の皆さんに優勝報告をできてうれしい」と笑顔で喜びを表し、「今までやってきたことを信じて、いい感覚を持って土俵に上がりたい」と3月場所への決意を示した。またふるさと寄付金の14万円を同市に贈った。

  2. 災害時の救援円滑に 荒尾市と社協が協定締結
     荒尾市と同市社会福祉協議会は25日、同市役所で災害ボランティアセンター設置および運営に関する協定を締結した。大規模災害発生時にボランティアの受け入れ体制の確保や救援活動を円滑かつ効果的に展開するよう連携することを確認した。

  3. 安全安心のまちに 署員らが市内を夜警 大牟田
     大牟田警察署(大倉英治署長)は「飲酒運転撲滅の日」の25日夜、大牟田市大正町や新栄町を中心に「大牟田オペレーション25」を実施。安全安心のまちをつくるため、署員や地域住民約20人が飲酒運転の抑止や少年への声掛けなどをしながらパトロールした。

  4. 大牟田市駛馬北小 宮原坑を花で彩る 「やぐらん煎餅」の益金活用
     「宮原坑を訪れた人たちが楽しく明るい気持ちになれるように」と大牟田市駛馬北小学校(馬場直子校長)は25日、「やぐらん煎餅」の益金で購入した花のプランター8鉢を同市へ寄贈し、同坑に設置した。

  5. 大川市議会の定数削減 来月へ結論持ち越す
     大川市議会議員定数削減調査特別委員会の会議が26日に開かれた。削減後の定数について意見が二分し、川野栄美子委員長は「もう少し時間が必要」と述べ、この日は結論は出なかった。3月中に再度会議を開き、決めたいという。


     「三寒四温」という気象を表す言葉がある。今では春の到来を待ちわびるように使われている▼もともとは、冬季の気候の特徴を表現するもの。寒い日が3日続くと、その後は温暖な日が4日続き、また寒くなるという具合に、7日周期で寒暖が繰り返される現象を指したものらしい▼朝鮮半島や中国東北部では、シベリア高気圧の勢力がほぼ7日周期で強まったり弱まったりすることから、この言葉が生まれたと考えられている。日本付近では、このシベリア高気圧だけでなく、太平洋高気圧の影響も受けるので、三寒四温がはっきりと表れることはないという▼このことを裏付けるように、テレビの気象コーナーでも統計結果を報じていた。昭和61年から平成27年までの30年間で、東京の2月と3月の寒暖の周期をまとめたものだ。それによると一番多かったのは「一寒一温」で、次が「二寒一温」。「三寒四温」は12位で、たったの6回あっただけ。だから日本では、春先に低気圧と高気圧が交互にやって来たときに、周期的な気温の変化を捉える表現として一般的に使っていることになる▼有明地域ではこの週末、梅の花が三分咲きから五分咲きとなり、見頃の時季に入る。柳川市の七ツ家梅の木街道ではお茶のサービスが行われる。大牟田市今山の普光寺にある臥龍梅も有名だ▼週間天気では、来週半ばの日中の気温が15度くらいまで上がるという。春を呼ぶ風物詩として知られる三池初市が、ちょうど開催されるころだ。三寒四温で表現される「温」の日となりそう。薄手のコートで身軽に出掛けてみよう。


平成28(2016)年 2月 29日 月曜日


  1. 記念事業を決定 大牟田市制100周年 多彩に盛り上げ祝う 庁舎ライトアップや創作劇、市民提案募集も
     第3回大牟田市制100周年記念事業実行委員会総会が26日夜、市労働福祉会館で開かれ、具体的な事業内容が決定。平成29年3月1日には100周年オープニング事業として市庁舎ライトアップ点灯式や記念事業のオープニングセレモニー、同年7月9日には記念式典を開催。28年度にはさまざまなプレ事業もあり、100年という節目を盛大に祝って全市的に盛り上げる。

  2. 水落ちの掘割きれいに 柳川市 2000人がクリーンアップ おもてなしの思い込めて
     柳川堀と道<Nリーン アップ大作戦〜おもてなしの思いを込めて〜が掘割の水落ち期間である28日、あめんぼセンターや沖端 水天宮の周辺など市内全域で行われた。川下り会社や観光協会、婦人会、学校など各種団体から約2000人が参加して、掘割を中心にきれいにした。

  3. 職人の技に触れる 大牟田市大正小で 畳手縫い実演し授業 県畳工業組合青年部支部
     福岡県畳工業組合青年部大牟田支部(平湯聡支部長)は25日、大牟田市大正小学校(平河良校長)で畳表替え手縫い実演を披露。児童が職人の技に触れ、畳の構造や歴史、効能などを学んだ。

  4. 業務のスキル向上へ インテリア産業従事者 製作図ソフト学ぶ 大川
     大川インテリア振興センター(土井弥一郎理事長)はCAD基礎講座を実施している。製作図ソフトウエア(JW―CAD)操作を学ぶことで、インテリア産業従事者のスキル向上を図ってもらうのが目的。

  5. ボウリングで親睦 会員、家族ら一緒に楽しむ 荒尾市商店連合会
     荒尾市商店連合会(清田裕幸会長)は、同市本井手のパスカワールドグリーンランド店で第25回会員親睦ボウリング大会を開いた。会員や家族、従業員ら、中学生から70歳代まで73人が一緒にプレーを楽しんだ。


     今日よく耳にする言葉の一つに「こだわり」がある。「こだわりが強い」といえば拘泥や粘着が激しいといったように、もともと肯定的な意味では使われていなかったが、今は違っている▼多くの人に知られた有名な観光地を見て回る「物見遊山」的な形が主流だった観光。今は知名度などさほど重視されず、その場所ならではの独自性ある物語、魅力を知りたいという欲求が高まっていると観光振興をテーマとする講演などで聞くことが多くなった▼そこで「こだわり」が登場する。例えば食、伝統的な地場産業などに対する地元住民の思い入れ、従事する職人のポリシーを紹介する時。「創作家具とこだわりもんたち」というタイトルの家具展が開かれたのを思い出した▼そして日本人の国民食と言ってもいいラーメン。九州の豚骨ラーメンをはじめ、みそラーメンやしょうゆラーメンなど各地に名物ラーメンがある。同じ麺類のうどん、そばなどと比べて、食べる側の味や店への思い入れが強いように思える。それも「こだわり」だ▼このように考えると、使われ方が大きく変わったと言えよう。だが言葉にこだわる人にとっては、違和感を覚えることだと書かれていたのも目にした。何もかもひとくくりで同じように表現するのは変だというのである▼だが、こだわる姿勢は大切。諦めないのと同じだろう。最近大きなニュースになった重力波現象の観測も、そこから生まれた快挙だ。地域づくりや観光振興にも、困難があろうとネバーギブアップの思いで取り組もう。