平成27(2015)年 12月 1日 火曜日


  1. 柳川ブランドをPR 東京浅草で全国へ情報発信 17日から 販路拡大や体験スペースも
     柳川市は17日から、東京都台東区浅草にオープンする商業ビル「まるごとにっぽん」に出展することを明らかにした。平成29年3月31日までで、同市の他に菊池市や鹿児島県薩摩川内市、北海道鷹栖町など全国から17市町が自治体PRブースに出展。「まるごと柳川情報発信事業」として、柳川ブランド認定品の販売などを通して、まちの魅力をアピールする。

  2. ホークス選手が指導 来春 ファーム本拠地開業で 筑後七国 野球教室に61人
     筑後七国ホークス野球教室が11月28日、筑後広域公園内で開かれた。筑後七国の筑後、柳川、みやま、八女市と八女郡広川町の軟式野球チームに所属している小学6年生61人が参加。福岡ソフトバンクホークスの選手、球団OBらの指導を受けた。

  3. 諦めずに壁乗り越えて 浦田さんが母校で講演 南関
     ロンドンパラリンピック・ゴールボールの金メダリスト、浦田理恵さん(38)が11月26日、出身校である玉名郡南関町南関中学校で講演会を行った。浦田さんは後輩たちに「諦めない気持ちを大事に、課題と向き合うことを楽しんで」と何事にも挑戦し続ける大切さを話した。

  4. 避難場所と経路確認 銀水校区で防災訓練 大牟田
     大牟田市銀水校区まちづくり協議会(森本正人会長)は11月29日、同校区の尾尻と橘地区で防災訓練を実施。住民約150人がそれぞれの避難場所と避難経路を確かめ、災害に備えた。

  5. 新たな歴史へ踏み出す 文化協会が40周年祝う 荒尾
     荒尾市文化協会(森島広二会長)の創立40周年祝賀会が11月29日、荒尾市本井手のホテルヴェルデであった。所属団体の代表ら約120人が出席して節目の年を盛大に祝い、新たな歴史に向けた一歩を踏み出した。


     おにぎりをテーマにした料理コンテストとして「我が家の味自慢コンテスト」が三潴郡大木町のアクアスで開かれた。おおき循環センター「くるるん」で作られた有機肥料で栽培した町内産米「環のめぐみ」を使用したアイデアあふれる14品が出され、町外からの出品もあった▼キノコ、枝豆、アスパラガス、のりなど米以外の食材も町内や近隣で採れたものが使われている。食の安全への関心が高まるとともに、地産地消に対する意識も浸透している。観光振興を図る上でも「食」は大きな力になると講演会、勉強会などでよく耳にする▼観光の形も変わり、住民とのふれあいや地元ならではの物語を知ることを求める人が増えているという。地元住民が自信を持って郷土食をアピールし、もてなすのがそういったニーズに応える一つの方法だ▼コンテストは今年で5回目。これまで漬物、がめ煮なども作られた。同町ではウオーキングと食事、住民とのふれあいが一緒にできるイベント「おおきさるこいフェスタ」も行われている。今年から校区単位での開催となったが、まず町内各地の人たちが他校区の魅力や良さを知ってほしい▼より多くの住民が郷土愛を共有することから地域づくり、まちづくりが始まる。これらのイベントがその契機になることを願いたい▼観光や地域活性化だけでなく食は家族、住民同士の心をつなぎ明日への活力を与えるものでもあるはず。長く受け継がれ、その場所ならではの生活の知恵も詰まった郷土の味をみんなで大切にしたいものだ。


平成27(2015)年 12月 2日 水曜日


  1. 特別警戒出発式 大牟田・筑後・柳川の警察署 年末年始も犯罪許さない
     人・物・金の動きが活発になる年末年始に地域の安全を守ろうと1日、大牟田、筑後、柳川警察署など各地で特別警戒活動出発式が行われた。出席した各署員は犯罪抑止に向け、師走のまちの警戒に出発した。

  2. セキアスターライン点灯 森に輝く幻想 ホテルセキア
     玉名郡南関町のホテルセキアで「森のイルミネーション セキアスターライン」が始まった。11月30日夜には点灯式が行われ、例年以上にパワーアップした光のオブジェが訪れた人々を楽しませている。来年2月29日まで。

  3. 大牟田市駛馬北小 世界遺産の保存に役立てて 児童がマスコットデザイン考案 「やぐらん煎餅」収益を寄付
     大牟田市駛馬北小学校(馬場直子校長)は11月27日、同市にある「明治日本の産業革命遺産」の保全に役立ててもらおうと、市に1万円を寄付した。同校が作成・販売している「やぐらん煎餅」の収益を充てたもので、宮原坑でも販売を始めた。

  4. 新たに14商品認定 柳川ブランド 公用車ラッピングでPR 情報発信し知名度アップへ
     柳川市の柳川ブランド推進協議会(会長・成松宏副市長)は11月30日、同市民会館で柳川ブランド認定式を行った。金子健次市長ら関係者が列席する中、14商品への認定証を交付。柳川ブランド認定品は、29事業者47商品に増え、パンフレットにまとめて掲載するとともに、新たに披露された認定品のラッピング公用車を活用し、市内外へ情報発信して市の知名度や地域イメージアップなどに結び付ける。

  5. 市民に募金呼び掛け 歳末たすけあいスタート 大牟田
     歳末たすけあい募金運動が1日、全国一斉にスタートした。大牟田市では大牟田駅や大型商業施設で街頭募金活動を展開。駅利用者や買い物客らに協力を呼び掛けた。


     アベノミクス「新三本の矢」の中に、希望出生率1.8が掲げられている。少子化に歯止めをかける目標である。出生率1.8の根拠は、結婚を希望する若者が約9割に上ることと、夫婦が希望する子どもの数を平均すると2人であることから、掛け合わせた数字としている。これを10年後に実現するための子育て支援を行うというものである▼出生率が低迷しているのは、日本の経済構造が大きく関わっている。若者の多くが東京に集中し、仕事に従事している。仕事を優先するため、晩婚化が進み、晩産化も進んでいる。20年以上デフレ経済が続き、所得が伸び悩んでいる▼雇用が改善されているとはいえ、非正規雇用が多く賃金水準は改善されていない。若者の経済力が伸びないため、結婚したくても躊躇していることも考えられる。結婚しても家計のことを考えると、育児費や教育費を心配するため、子どもを多く欲しがらない▼長年続いているデフレ不況は、節約志向を完全に定着させている。これは非常に厄介なことである。将来の人口減少が新たな投資を抑制し、労働力不足を補うため、パートなどの非正規雇用が増加している。介護・福祉や小売・飲食などサービス産業の低賃金水準も問題である▼デンマークでは出生率が1.8を上回っている。要因は家庭生活を重視する文化があり、男女が共同して子育てに当たっているからだ。日本は経済的支援だけでなく、父親の育児休暇や早期時間での退社など、ワーク・ライフ・バランスを見直していくことも重要である。


平成27(2015)年 12月 3日 木曜日


  1. 郷土へ愛着と誇りを 米生・勝立中学校再編協議会 新校名「宮原」と答申 大牟田 校区内に世界遺産あり
     大牟田市立米生・勝立中学校再編協議会(本田敏彦会長)は2日、同市役所を訪ね、市教育委員会に新校名案を「宮原」とするように答申した。

  2. 3期12年 財政再建など功績 古賀大牟田市長が勇退
     3期12年務めた古賀道雄大牟田市長(72)が任期満了で2日に退任。市政に関わったのは市議会議員3期12年と合わせて6期24年。市民や職員らに見送られて長年労苦を共にした市役所を後にした。

  3. 日韓2人のアート展 23日まで 九州芸文館で開幕
     ちくごアート往来2015「ダブルファンタジー」展が2日、筑後市津島の九州芸文館で始まった。この日はオープニングセレモニーがあり、主催する筑後市、福岡県、九州芸文館の代表らがあいさつして、関係者でテープカットして開幕を祝った。日韓アーティストによるダブル展示会で韓国釜山生まれのキム・ハンナさんと福岡教育大学大学院美術科卒業の武内貴子さんが出展。23日まで。

  4. きれいなエコ・シクラメン 萠友園でフェア 7日まで みやま
     みやま市高田町上楠田、社会福祉法人高田福祉会(平田憲治理事長)の障害者多機能型施設、萠友園の「エコ・シクラメンフェア」が同施設で開かれている。白やピンク、紫色の花を咲かせたシクラメンなどエコフラワーが会場を彩っている。7日まで。

  5. 出荷2割超減る 熊本県産初入札 秋芽のり赤腐れ病で
     熊本県産乾のりの今シーズン最初の入札会がこのほど、熊本市西区の県漁連会館であり、秋芽のり4011万5100枚が出荷された。県漁連によると、赤腐れ病被害のため出荷量は平年の同時期に比べ、2割から2割5分ほど減少しているという。


     今から107年前に竣 工した三池港の閘門。セピア色の写真には、その完成を祝う関係者の喜びがあふれている。閘門の別の写真は国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出された「明治日本の産業革命遺産」の日本政府からの推薦書の表紙にも使われている▼つまり三池港は今年7月に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」に不可欠な中核資産であるということ。現在も稼働している三池港に色とりどりの花を植え、憩いの場にもしようという取り組みがある▼それが「三池港花いっぱいプロジェクト2016」だ。来年3月に高速船乗り場横の三池港あいあい広場へ植栽する花苗を購入するため1口200円の募金を集めている。その協力者には前述の写真などを素材にした「三池港浪漫カレンダー2016」をプレゼントしている▼募金箱は大牟田駅東口付近の大牟田観光プラザに置いている。協力すれば、その場でもらえるというから、立ち寄ったばかりの観光客にも分かりやすい▼大牟田土産を200円でゲットした上でプロジェクトにも協力できる。近場の人なら、その花苗の育ち具合を確かめに、しばしば広場へ足を運ぶ。そうなると港に新たな人の流れや活気が創出されるというわけだ▼主催者は三池港にぎわい交流拠点づくり推進協議会。三池港100周年をきっかけに、地域を盛り上げようと設立。これまで10年近く活動を続けている。港があったからこそ、三池炭鉱が閉山してもこの地域があることを思い、活動の輪を広げてほしい。みんな笑顔で花植えをしよう。


平成27(2015)年 12月 4日 金曜日


  1. 中尾市長が初登庁 「大牟田の元気取り戻す」 訓示で意識改革と情報発信
     3日に就任した中尾昌弘大牟田市長(61)は市役所へ初登庁。「何事も市民一丸となって取り組む姿勢が大事」とした上で、「意識改革をして市民へ積極的に働き掛けていく」「情報発信を常に心掛ける」、この二つを実践する重要性を強調。「一緒に大牟田の元気と活気を取り戻そう」と職員に呼び掛けた。

  2. 久留米と中枢都市圏移行へ 大川市議会定例会議案 斎場の利用拡大も
     大川市議会が7日に開会し、久留米広域定住自立圏を久留米広域連携中枢都市圏へ移行するための久留米市との協約締結、大川市斎場を通夜にも利用できるようにする条例改正、平成27年度一般会計補正予算など15議案が提出される。3日の議会運営委員会で会期を18日までの12日間とすることを申し合わせた。

  3. つどいで人権考える 決議読み上げ採択 坂本九の長女 大島さんが講演 筑後市
     第33回筑後市人権を考える市民のつどいが2日、サザンクス筑後で開かれ約420人が来場。「人権尊重のまちづくり」を目指し、地域、職場、学校、家庭で行動を進めていくことを決意する決議案を拍手で採択。日航機墜落事故で亡くなった歌手、坂本九さんの長女でシンガーソングライターの大島花子さんを講師に招き、「家族の絆〜父・坂本九が伝えたかったこと〜」の講演を聞いた。

  4. 福祉への功績たたえる 全民児連永年勤続表彰 宮崎さんが町長らに報告 長洲
     玉名郡長洲町民生委員児童委員協議会会長の宮崎ミツエさん(67)=長洲町折崎=はこのほど、全国民生委員児童委員連合会より永年勤続表彰を受けた。2日、同町役場に中逸博光町長らを訪ねて報告。中逸町長が町の福祉への多大なる功績をたたえた。

  5. 柳川の清柳食産 「賄KING殿堂入り」に認定 まちを盛り上げたい 金子市長へ報告 奇跡のカレーパン
     筑後七国まかない飯グランプリ実行委員会主催の第5回「まかない飯グランプリ?」に出場した柳川市沖端町の「柳川肉匠職人 有限会社清柳食産」の堤清美社長らが11月30日、市役所柳川庁舎を訪れ、居酒屋八蔵八女本店と共に「賄KING殿堂入り」に認定されたことを金子健次市長に報告した。昨年2回目の優勝を果たした同社。今回は殿堂入りのため投票の対象外だったものの、エントリー店舗の最高という1700食を提供した。


     日本版CCRCの導入が政府主導により進められている。CCRCとは「Continuing Care Retirement Community」の略称。高齢者が健康な時期から介護や医療サービスを受ける時期まで、移転することなく継続的な手当てが受けられる共同体のこと。米国で発達した高齢者向けの社会システムである▼特に後期高齢者が激増する2025年には、首都圏で病床不足が発生し医療対応が困難になると予測されている。そこで現在の段階から地方への移り住みを推進しようと計画されたものである▼さらに少子高齢化を原因とする人口減少問題と「まち・ひと・しごと総合戦略」の地方創生を、ひとまとめに解決する手法として政府は期待している▼内閣府が2014年、首都圏の住民に調査した結果では、50歳代男性の50.8%、女性の34.2%が、地方への移住を検討したいと答えている。ところが60歳代の男性では36.7%、女性では28.3%と減少している。高齢になると、住み慣れた便利な都心を離れ、地方へ移住することに不安を感じていることがうかがえる。健康なうちは住み慣れた自宅に居続けたいと考えているのだ▼地方での受け皿づくりも容易ではない。訪問介護サービスは存在するが、介助介護サービスを受けるためには、自宅を退去して別の介護施設に移らなければならないケースが多い。有料で高額の老人ホームをイメージする面もある▼地方に、首都圏の高齢者を引き付ける魅力が果たしてあるのか。課題が多いCCRCである。


平成27(2015)年 12月 5日 土曜日


  1. 大川商議所 女性会が設立 資質高め商工業振興を 目標2倍の会員57人で
     大川商工会議所の女性会設立総会が3日、大川市向島の料亭三川屋で開かれ、役員や平成27年度事業計画を決めた。目標の約2倍に当たる会員数での門出となり、会員が連携を深め、さらに仲間を増やして女性の資質向上、商工業振興、地域発展に力を尽くそうと決意を固めた。

  2. 柳川冬の風物詩 暖 こたつ舟運航
     柳川市の冬の風物詩「こたつ舟」運航が始まった。川下りの乗船客が暖を取りながら水郷のまちの情景を眺める旅のひとときを楽しんでいる。

  3. 安心安全なまつりを!! おおむた「大蛇山」 来夏向け準備始動 財源確保でポロシャツも
     安心安全なまつりを―。来年の夏に行われる第55回おおむた「大蛇山」まつりの第1回実行委員会が3日夜、大牟田市中央地区公民館で開かれた。今後のスケジュールの説明や公式Tシャツのデザイン公募などが話し合われ、来夏のまつりに向けて本格的な準備がスタートした。

  4. 地域福祉振興へ善意 ”大切に”と喜びの声 荒尾で車両など寄贈
     荒尾市で福祉施設を運営する博愛福祉会と同市社会福祉事業団に、福祉車両や車いすが寄贈された。個人、団体から地域福祉の振興に貢献しようと善意が届けられ、施設からは「大切に使いたい」などと喜びの声が聞かれた。

  5. 労働災害ないように 大牟田労基署 柳川で現場パトロール
     大牟田労働基準監督署(河野智章署長)は4日、柳川市三橋町棚町の柳川療育センター移転新築工事現場で河野署長によるパトロールを実施した。年末年始の労働災害防止に向けた取り組みで、「今後とも、けがのないように」と啓発。安全への意識を高めた。


     小代焼は、小岱山山麓で焼かれたことに由来している。そこは花こう岩の粘土や木材、水といった焼き物に必要な資源が備わった場所である。荒尾市の府本や樺には古窯跡が残っており、熊本県指定史跡となっている。須惠器や瓦を焼いていたもようである▼1632(寛永9)年に加藤忠廣が改易されて、細川忠利が豊前国より転封した。このとき、豊前国上野から朝鮮系陶工が肥後国に移住してきた。八代(高田)焼の上野喜蔵、山鹿上野焼の上野少三郎、そして小岱山山麓一派の3集団である▼小代焼の始まりは、牝小路家の源七と葛城家の安佐衛門が、現在の南関町宮尾に登り窯を開窯したときからである。両家とも、一子相伝を原則として陶業を続けた。天保7(1836)年には瀬上窯が開窯されて、小代焼の生産力は増大したといわれている。その後、牝小路家は明治31年に廃業。葛城家は大正10年に廃業した。瀬上家は昭和12年に廃業し、およそ300年続いた小代焼はいったん、中断した。この3家による作陶を古小代焼と呼ぶ▼明治時代に、荒尾市万田でタコつぼを製造していた近重松太が小代焼に興味を持った。2代目の治太郎が昭和6年、熊本市に健軍窯を開窯した。これを契機に戦後、昭和21年には城島平次郎が、荒尾市大島に小岱焼しろ平窯を開き、現在の小代焼へと発展していった▼小代焼は、粗めの土と素朴な釉薬の流し掛けによる大胆で力強い焼き物である。古風でありながら、斬新さを感じる魅力を持っている。


平成27(2015)年 12月 7日 月曜日


  1. 柳川市合併10周年・柳川古文書館開館30周年記念 安東省菴を世界へ発信 文化交流など意見交換 国際シンポ キャンベルさんら講演
     柳川市合併10周年と柳川古文書館開館30周年記念の国際シンポジウム「世界のなかの安東省菴」が6日、市民会館大ホールで開催された。柳川藩学の基礎を築いた儒学者、安東省菴に関する講演や討論があり、学問に励んで心を磨くとともに明の儒学者、朱舜水らと交流を持った省菴の生き方や考え方に触れ、「柳川から世界に発信を」などと意見を交わした。市と市教育委員会主催。有明新報社など後援。

  2. 日中友好の原点 孫文と滔天史料展開幕 10日まで荒尾
     中国・辛亥革命の指導者、孫文と彼を支援した宮崎滔天の交流を示す史料などを展示した「推心置腹―孫文と宮崎滔天」史料展が滔天の命日の6日、荒尾総合文化センターで始まった。開幕に当たって式典が行われ、荒尾市の山下慶一郎市長、中国駐福岡総領事館の李天然総領事らによるテープカット、来賓あいさつなどがあった。

  3. 古賀誠氏を名誉市民に みやま 市議会が選定同意
     みやま市議会定例会は4日の本会議で元衆議院議員、古賀誠氏(75)の名誉市民選定に同意した。

  4. 筑後七国の芸能堪能 卑弥呼の火祭り 地酒や食も
     筑後七国卑弥呼の火祭りが、筑後市津島の九州芸文館で開かれた。多くの人たちが来館し、筑後七国の郷土芸能を見て、地酒や地元産の食を堪能した。ちくごJR芸術の郷事業団の主催、福岡県や筑後七国の自治体と教育委員会、筑後七国商工観光推進協議会が後援した。

  5. 感謝込め休ませる 紫苑学院で針供養 大牟田
     大牟田市本町、専修学校紫苑学院(清水世紀子学院長)は5日、同学院で「針供養」を行った。約40人が針を持ち寄り、感謝の気持ちを込めて休ませ、これまでの労をねぎらった。


     NHK連続テレビ小説 「あさが来た」で筑豊の炭鉱が登場する。その坑内作業の場面。カゴに飼われるメジロの姿が描かれている。これは坑夫たちが愛鳥家で、一時もメジロと離れたくないとかわいがり、坑内にまで持ち込んでいる―というのではない▼ちょっと残酷なことなのだが、メジロはガス探知機の役目を果たしている。坑内は、いろんな事故が起きる。ガスの発生もその一つ。小さな鳥は、いち早く反応し、その一命を賭して坑夫たちに危険を知らせるのだ▼父が、仕事先からカナリアをもらって帰って来たことがあった。坑内機械メーカーに勤めていたため、現場での稼働状況を確認する目的で坑内に下がったというのだ。そのときの連れである▼小欄で紹介したこともあるが、30年ほど前、報道陣へ三川坑内が公開された。大斜坑から入坑し、石炭層を削り取る切り羽までの所要時間は片道約2時間。人車を乗り継いだ先は徒歩で目的地を目指した▼そのとき持たされたのが、気密性の高い防爆フラッシュだ。日常使っているものは、接点などから火花が飛び散る危険性がある。坑内では、事故の可能性を回避するため、ありとあらゆる措置がとられている。坑内の撮影は、それでしか許可が下りない。バッテリー一体型で、重くて大きい。およそ4時間後、坑口から出たときには倒れそうだった▼万が一に備えていても、事故は起きた。あってはならないことだが、それが炭鉱。地底から日本の近代化を支えた功績。そして負の歴史も重ねてきた。未来へ伝え継ぐ責務がある。


平成27(2015)年 12月 8日 火曜日


  1. 関心高く 延べ1257人 9カ所で「市長と語ろう会」 荒尾市民病院建て替え地問題 意見や質問180件寄せる 今定例会中に建設地決定へ
     荒尾市民病院の建設予定地や新病院のあり方を調査・研究する、市議会「新病院建設に関する特別委員会」が7日にあった。移転先選定に向け、11月下旬から12月にかけて全9回行われた市民説明会について、山下慶一郎市長が議員に報告した。

  2. TPP合意内容公開を JAと農政連が請願提出 大牟田
     JAみなみ筑後(乗富幸雄代表理事組合長)と農政連南筑後(江崎三男委員長)は7日、TPP(環太平洋経済連携協定)に関する請願を大牟田市議会へ提出。10月のTPP閣僚会合で大筋合意した内容を公開することなどを求める意見書を国に提出するよう、境公司議長に請願書を手渡した。

  3. ふるさとの水辺環境守る 花宗川沿い 市民ら200人がアシ刈り 大川
     花宗葦の会(中村亮会長)は5日、大川市の花宗川沿いでアシ切りを実施。ふるさとの水辺環境を保全し、原風景であるアシ原を後世に引き継ごうと、およそ200人が参加し汗を流した。

  4. 江崎さん技能功労者に 盆ちょうちん手描き絵師 柔らかな色合い、新たな創作活動 柳川市
     柳川市は4日、平成27年度技能功労者表彰式を市役所柳川庁舎で行い、盆ちょうちん製造卸小売業の江崎静子さん=柳川市三橋町枝光=(56)に表彰状などを贈呈した。盆ちょうちんの明かりを覆う火袋に手描きで絵付けを行う絵師としての長年の功績が評価されたもので、江崎さんは「頂けると思っていなかったので、本当にありがたい」と喜びを述べた。

  5. ベトナム人もタスキつなぐ 町内企業で働き初参加 南関町駅伝大会 住民が国旗振り声援
     玉名郡南関町を走る「第39回南関町駅伝大会」が6日に開かれた。今年は初めて町内の企業で働くベトナム人選手も参加。沿道からの温かい声援を受けながら、町民と一緒にまちを駆け抜けた。


     12月に入り、季節外れの暖かさがようやく終わり、冬らしくなってきた。イチョウの葉が黄色く色づき、紅葉の季節が到来している▼イチョウはイチョウ科の中で唯一、現存する種の植物である。葉の大きさは広く、黄葉する。広葉樹に分類されがちなのだが、針葉樹に当たる。イチョウ科の植物は、中生代から新生代にかけて世界中に繁殖し、多くの化石が発見されている。生きた化石ともいわれている。イチョウは雌雄株に分かれるのも特徴である▼イチョウの実は銀杏として食される。硬い殻を割って中の仁が料理される。モチモチとした食感に独特の苦みと臭気があり、茶わん蒸しや酒の肴として人気がある。銀杏は日本全国で生産されているが、愛知県稲沢市が生産量、日本一である。市内の祖父江町では晩秋になると町全体が黄金色に染まるほどたくさんのイチョウが植えてある▼イチョウの街路樹は多い。銀杏の実がなり落下すると、自動車に踏みつけられ辺りは異臭が漂う。大阪市の御堂筋では毎年の風物となっている。近隣では広川町の太原地区に見事なイチョウの林があり、黄金色に埋め尽くす様子は見事である。広川町では、イチョウを町の木に指定している。柳川市の鷹尾神社境内にあるイチョウの大木も見事である。熊本城は別名、銀杏城とも呼ばれている。熊本市の市の木に指定されている。佐賀市の市の木もイチョウである▼銀杏黄葉と書いて「いちょうもみじ」と読む。秋の季語である。寒暖の差が大きい季節。風邪には、くれぐれもご用心を。


平成27(2015)年 12月 9日 水曜日


  1. 荒尾の宝 花園で暴れて 全国出場を市長へ報告 荒尾・岱志高ラグビー部
     荒尾市荒尾の荒尾・岱志高校ラグビー部の徳井清明監督や選手らが8日、同市役所に山下慶一郎市長を訪問。27日に大阪府で開幕する全国高校ラグビー大会に2年連続8回目の出場を報告した。予選の熊本県大会を制してつかんだ花園の切符で、主将の徳井彰真選手(3年)は「新チーム結成以降、ずっと目標だった1月1日に花園で試合ができるよう、まず初戦の仙台育英戦、続く流通経済大付属柏に勝ちベスト16に進みたい」と意気込みを話した。

  2. 自慢できないまちは消滅 長洲、南関、玉東町商工会が講習会 活性化のアイデア学ぶ
     長洲町、南関町、玉東町の3商工会の合同講習会が7日、玉名郡長洲町長洲のホテル有明会館であった。参加者約40人が講演を通して、まちの活性化に向けたアイデアや取り組みを学んだ。

  3. 絵本の魅力伝えよう 看板設けギャラリーPR 大牟田
     幅広い年代の人たちに絵本の魅力を伝える「ともだちや絵本ギャラリー」が19日から大牟田市不知火町の大牟田商工会議所で開かれる。本番を控えた4日には同商議所に看板を設置し、まち行く人たちにアピールしている。

  4. 音楽で人権考える 大和公民館 寿大学受講生が学習 柳川
     柳川市大和公民館の寿大学第7回教養講座が7日、同公民館で行われた。10日までの人権週間に合わせた人権学習「いのちのコンサート」が行われ、受講生が音楽を楽しみながら人権について考えた。

  5. 交通安全功労者ら表彰 大川、大木から13人 事故防止などに尽力
     筑後警察署(柴藤一署長)と大川大木交通安全協会(福山満博会長)は4日、同署大川警部交番で優良運転者と交通安全功労者の表彰式を実施。大川市と三潴郡大木町の13人の安全運転励行や交通事故防止への尽力をたたえた。


     勢いよく火と煙を噴く「黒い大蛇」、怖い顔をして泣きじゃくる幼児を口にする「かませ」、色とりどりの炎を放ちながら勇壮かつ派手に躍動する「大蛇山」、大蛇山の上に威勢よく立つ若衆とそれを見て喜ぶ観衆を描いた「ことしのだいじゃやま」▼さらには勇壮さに加えて重厚な歴史も感じさせる「三池がいどう」。大牟田市の「景観はがき絵カレンダー」に採用された作品のうち、郷土のシンボルである大蛇山を素材にしたものだ▼同市は「守っていきたい おおむたの景観」をテーマに「景観はがき絵」を小学生の部、一般の部に分けて募集。市民からの投票を得て上位16作品ずつでカレンダーを作成した。今もこの地や近隣で暮らす人にも魅力的だが、故郷を離れている出身者には里帰りしたような気持ちにさせる暦だろう▼表紙には葦ペンで有明海と人工島を表現し、のり養殖の光景もよく分かる夕暮れ時の作品、大牟田のランドマークともいえる化学工場と周辺の住宅街や大牟田川を描いた作品の二つが選ばれた▼世界文化遺産となった宮原坑や三池港、レトロムード漂う旧三井港倶楽部、春の到来を告げる臥龍梅、情緒あふれるあじさい寺、待望久しかった九州新幹線開通など、どれも歴史あふれる郷土の今≠伝え、未来への希望を示す▼カレンダーは市役所4階の都市計画・公園課で1人当たり両部門のいずれか1部ずつを無料配布中だ。各50部でなくなり次第終了するという。地区公民館などの公共施設には展示されている。季節とともに郷土の景観の魅力を再発見しよう。


平成27(2015)年 12月 10日 木曜日


  1. 戦争の記憶忘れない 桜ゆりかご会 荒尾二造市民の会 真珠湾歌った軍歌を記録 証言集から再現 CD化
     戦前、玉名市の旧制玉名中学校、高瀬高等女学校で口ずさまれていた、ハワイ真珠湾攻撃を歌った軍歌を「戦争の記憶」として残そうと、荒尾市内で9日、この歌を「記録する会」があった。

  2. 有明圏域4市2町 共生ビジョン懇談始まる 観光振興を戦略的に
     平成27年度第1回有明圏域定住自立圏共生ビジョン懇談会が9日、大牟田市役所で開催され、28年度から32年度まで5カ年の「(仮称)第2次有明圏域定住自立圏共生ビジョン」策定に向けて、4市2町の民間や地域の代表がビジョン案を基に議論。今回は主に「戦略的な広域観光の振興」へ意見交換。「まだ点≠ナある各市町の観光資源をしっかりとした線≠ニしてつなげるため連携しよう」などと話し合った。

  3. 功労者や優良運転者を表彰 柳川 交通安全宣言も採択
     平成27年度柳川地区優良運転者等表彰式(柳川警察署、柳川市交通安全協会主催)が8日、柳川警察署で開かれた。交通安全功労者や優良運転者、交通安全図画コンクール優秀者を表彰するとともに、安全で快適な交通社会実現を目指す交通安全宣言を採択。福岡県交通安全協会長表彰伝達もあった。

  4. 大木町の思い出つづる 図書・情報セ 春日市児童が壁新聞に
     三潴郡大木町が実施した「子ども都市農村滞在型交流事業『おおきに きたっこ プロジェクト』」に参加した春日市の児童が活動記録などをまとめた壁新聞の展示が町図書・情報センターで開かれ、農業体験や受け入れ家庭との交流、思い出などを紹介した新聞が並んでいる。27日まで。

  5. 赤穂事件をテーマに 端切れでジオラマ 大牟田柳川信金勝立支店
     大牟田市新勝立町の大牟田柳川信用金庫勝立支店(村上修一支店長)は同支店ロビーに、江戸時代に起きた赤穂事件を取り扱ったジオラマを展示。松之大廊下の刃傷、浅野内匠頭の切腹、討ち入りの3場面を表現。浅野内匠頭らの登場人物は端切れなどを使い、屋根や廊下は発泡スチロールや木材で作成。来店者がじっくりと鑑賞している。18日まで。


     「新聞の教科書は新聞」。新聞人となり、いつしか身に付いた言葉だ。取材の仕方や紙面の作り方などを解説する参考書は、ほとんど見当たらない。だから手当たり次第に新聞を読み込む。ただ、ひたすらに読むのだ▼記者の教育訓練は、大手も小さな社も、それほどの大差はない。もっぱら主体となるのは、先輩記者に新人を同行させて見よう見まねで体得させる。職人技を盗み取るというニュアンスに近い▼駆け出しのころ、他社の記者に気に入られ、「行くばい」と自分で見つけたネタなのに連れて行ってもらい、一緒に取材をしたことがしばしば。翌日の紙面で、記事の仕上がりを比較することが勉強になった。同じものを見て、同じように取材したのに、真逆の視点で捉えた記事は全く別の結果を生み出すこともある▼毎朝、全紙に目を通すときは読む順番を決めている。そうすることで、新聞ごとの主張や紙面の作り方を容易に比較し把握することができるから。読んでいる途中でも、書き方が何番目の新聞と同じだ、違っている、と見直さなくても分かる▼新聞は、全国紙から地域紙までいろいろある。紙面の主張が違えば、読者へ問い掛ける姿勢も違う。特に読者に近いところにあると自負する弊紙では、同じ生活者としての立場で紙面を作ることに心血を注いでいる。また、そうであらなければならないと自らに言い聞かせている▼「有明は一つ」のキャッチフレーズのもと、有明地域の情報を広域的に包括する地元紙となって1年余り。まだまだ努力は足りぬ。


平成27(2015)年 12月 11日 金曜日


  1. 来年4月開校 大牟田中央小学校 校歌・校章決まる 上官・大牟田小再編協
     大牟田市立上官・大牟田小学校再編協議会(会長・田上幸裕大牟田小校長)の最後の会議が9日夜、大牟田小学校で開かれ、新校・大牟田中央小学校の校歌と校章が発表された。

  2. 役割分担の大切さ再認識 筑後警察署 強盗事件想定し訓練 福銀大木支店
     筑後警察署(柴藤一署長)は8日、三潴郡大木町八町牟田の福岡銀行大木支店で、強盗を想定した防犯訓練を行った。同町や大川市内の金融機関職員が万一の事態に備え、役割分担の大切さなどを再認識した。

  3. 大賞は手嶋さんの洋画 筑後市美術展 サザンクスで展示 13日まで
     第36回筑後市美術展がサザンクス筑後で開かれている。最高賞である筑後市大賞は洋画T部門の手嶋瞳さん(筑波大)の「標本箱」。各賞と入選作品が展示されている。13日まで。表彰式とギャラリートークは13日午後3時からサザンクス筑後で行われる。

  4. 飼料用米 利用拡大へ 九州地域推進会議 大川市の農家視察
     平成27年度九州地域飼料用米推進会議(九州農政局、一般社団法人日本草地畜産種子協会主催)の参加者が8日、大川市三丸の畜産農家倉庫を訪問。飼料用米の推進などに取り組む九州地域飼料用米推進会議構成機関や九州各地の稲作、畜産用米の粉砕や保管などを現地視察した。

  5. 5分で完売 世界遺産まんじゅう 大牟田 今年最後の十日市
     今年最後となる十日市が10日、大牟田市の中心地区商店街で開かれ、多くの人が訪れてにぎわった。銀座通りでは中友小学校の4年生児童による「〜中友小学校発〜子ども世界遺産まんじゅう」の販売もあり、売り出しから5分で完売するという人気ぶりだった。


     毎月8日は「歯ブラシの交換日」だという。歯ブラシは1カ月ほどで弾力が弱まってしまい、まだ使えそうに見えても十分な歯磨きができなくなるとして、平成9年に「歯ブラシ交換の日」が制定された。日本人は年明けに換えようと12月は古いものを使い続ける人が多いため、特に12月の交換が重視されている▼あらためて今使っている歯ブラシを見た。毛先が広がっているのがすぐに分かり、前回の交換から1カ月は軽く過ぎてしまっている。特に熱心に磨いているわけでもないが、たとえ一生懸命にしてもこれでは効果がないと実感。さっそく取り替えよう▼子どもの虫歯は以前と比べて大きく減っている。20年前の4分の1ほどという。歯と口の健康週間などでの予防啓発が進み、親も昔に比べて子どものケアに気を配っているようだ▼それなのに大人の虫歯は減少していないそうだ。以前に治療した詰め物と歯の間にできた隙間などに菌が入りやすいというのが原因の一つに挙げられている。またわが身を省みると、詰め物が外れたのに放置したままの箇所がある。特に不都合はなかったからそうしていたのだが▼高齢化社会が進み、元気な高齢者を増やすためにどうすべきかが、さまざまな視点から論議されている。不自由なく食事を取るには歯と口の健康を保つことが欠かせない▼80歳で自分の歯を20本残そうという「8020運動」もある。虫歯にならないよう心掛けることも、元気で長生きするための秘訣であることを、もう一度かみしめよう。


平成27(2015)年 12月 12日 土曜日


  1. 20日決戦へ気持ち新た 都大路に向け必勝祈願 大牟田高駅伝部
     男子第66回全国高校駅伝競走大会に福岡県代表として出場する大牟田市草木の大牟田高校駅伝部(赤池健監督)は11日、同市草木の草木八幡神社で必勝祈願をした。赤池監督や選手らが20日の都大路決戦に向けて日ごろの練習成果が発揮できるよう気持ちを新たにした。

  2. 冬季の宿泊増目指す 柳川市 登録施設へ助成金
     柳川市は冬季期間中の宿泊者増を目指し、ふるさと旅行助成事業を実施している。市内の登録宿泊施設を対象に助成し、宿泊を伴う観光客を呼び込み、滞在時間の延長や地域での消費拡大につなげることが目的。期間は平成28年2月29日まで(3月1日チェックアウト分まで有効)。

  3. ホークスを支援 筑後市 スポ施設誘致条例制定へ
     筑後市は開催中の市議会定例会に「筑後市スポーツ施設誘致条例制定」を追加提案した。条例は福岡ソフトバンクホークスが九州新幹線筑後船小屋駅北側にファーム本拠地を建設し、来年3月に開業することをきっかけに固定資産税に相当する額を奨励金として交付する奨励措置を適用するため定めるもので、他の民間事業者も対象としている。

  4. 有明新報社に全国功労賞 本社で伝達式 報道通して人権擁護
     報道を通して人権擁護活動に積極的に協力しているとして、有明新報社(大賀茂功社長)が全国人権擁護委員連合会会長表彰を受けた。11日には大牟田市有明町の本社で表彰伝達式が行われ、大賀社長に表彰状が渡された。

  5. 荒尾海陽中 善意続けて20年 赤い羽根共同募金へ寄付 「おいしい≠ェうれしくて」
     荒尾市荒尾海陽中学校(川並満徳校長)の茶道部は10日、校内で開いたお茶会の売り上げから2万5千円を赤い羽根共同募金へ寄付した。同校を訪れた熊本県共同募金会荒尾市支会の鶴弘幸事務局長へ、部長の坂井梨亜羅さん(3年)が「おいしいと言ってもらえるようお茶をたてた。寄付につながって良かった」と手渡した。


     宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」が、金星を回る軌道に投入が成功したと発表した▼金星は太陽系の中で水星の次に太陽に近く、地球に最も近い惑星である。大きさや質量が地球に似ているため、地球の双子星と呼ばれている。地上からは明け方と夕方に観測できる。今の時季は明け方、東南の空を見上げると明るい光を放つ「明けの明星」を見ることが可能だ▼金星は二酸化炭素の厚い雲で覆われている。膨大な量の二酸化炭素による温室効果が働き、地上の温度は400度を超え、平均で460度とされている。自転と公転が逆に回っているので、1日の時間が地球の117日間に相当。金星の大気は時速300キロメートルを超える猛スピードで動いている。そのため地上では猛烈な風が吹き荒れていると想定される▼11月末からフランスのパリでは、地球温暖化防止を目的に第21回締約国会議(COP21)が開催された。産業革命以後、石炭や石油など化石燃料の使用が増加していき、大気中の二酸化炭素の濃度も上昇している。このまま進めば21世紀末には現在より気温が約3度、海面が約50センチメートル上昇すると予測されている▼一方で地球は、氷河期が10万年周期で繰り返されている。既に氷河期に突入しても不思議ではない時期になっているそうだ。太陽と地球の距離の変化で、地球に届く太陽エネルギーの減少を理由とする仮説である▼今後、金星探査機「あかつき」は、地球規模の気候変動を解明する手掛かりを発見できるのでは、と期待されている。

平成27(2015)年 12月 13日 日曜日


  1. 建設業者が高齢者見守る 荒尾市、警察と3者協定締結 日々 作業者400人の目で
     荒尾市建設業協会と荒尾市、荒尾警察署は11日、高齢者や障害者、少年などの見守り活動に関する協定を結んだ。建設業界、行政、警察が連携したこのような取り組みは熊本県内で初めて。

  2. 業界と地域発展を誓う 28社が賛助会員に 大牟田建設業協同組合 発会式で結束
     大牟田建設業協同組合(末吉人士理事長)の賛助会員発会式が11日夜、大牟田市有明町のだいふくで開かれ、会員、賛助会員、来賓が出席。発会を祝い、力を合わせて業界全体とまちの発展を誓った。

  3. 好物の湯豆腐に思い 長谷健顕彰しとうふ祭り 柳川
     柳川市出身の芥川賞作家を顕彰する「長谷健とうふ祭り」(柳川文化協会主 催)が12日、同市坂本町の柳城児童公園内の長谷健文学碑前で行われた。約150人が参加。文人で郷土の文化発展に尽くした長谷健に思いをはせながら歌い、好物だった湯豆腐を味わった。

  4. 税に助けられている 中学生の作文 大川、大木の12人入賞
     平成27年度中学生の税の作文で入賞した大川市大川南中学校生徒2人の表彰式が10日、同校であった。作文は国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が募集。大川税務署管内の同市、三潴郡大木町の5校から539点の応募があり、12人が入賞した。

  5. 年末 事故なく安全に 県民運動スタート 飲酒運転撲滅など重点
     飲酒運転の撲滅、子どもと高齢者の交通事故防止に重点を置いた「年末の交通安全県民運動」が11日、福岡県で始まっ た。初日には大牟田市や柳川市などでキャンペーン活動が行われ、ドライバーや歩行者双方に交通ルールの順守を呼び掛けた。運動は31日まで。


     第67回人権週間の活動が、今月4日から10日までの期間に行われた。人権週間は、1948年に国際連合の第3回総会の中で、世界における自由・正義・平和の基礎である基本的人権を確保するため、世界の人民と国が達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」を採択されたことに始まる▼翌年の49年には、法務省と全国人権擁護委員連合会が毎年、12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定めた。期間中は、世界人権宣言の趣旨、その重要性を広く国民に呼び掛けるとともに、人権尊重の普及と高揚を図るための活動が行われている。シンポジウムや講演会、座談会などが開催され、各種マスメディアは、その啓発活動を行っている▼本年度の重点活動目標は、「みんなで築こう、人権の世紀〜考えよう相手の気持ち、育てよう思いやりの心〜」が掲げられている。21世紀は人権の世紀といわれているにもかかわらず、世界ではテロや戦争が続いている。民族間の差別的言動は、ヘイスト・スピーチとして取り上げられ、差別意識を増大しかねない状況である▼日本国内においても、いじめや児童虐待といった子どもに関する人権問題が後を絶たない。インターネットの普及による誹謗中傷やプライバシー侵害が常態化している▼相手の気持ちを考え、思いやりの気持ちを大切にしていくことは、相互に共存し、平和で豊かな社会を築いていく上での基本的な姿勢である。あらためて、一人一人が人権を尊重することの重要性を認識していかなければならない。

平成27(2015)年 12月 15日 火曜日


  1. 大牟田 頑張れ 激励受け都大路へ出発 全国高校駅伝 駅頭壮行会に200人
     20日の全国高校駅伝競走大会に出場する大牟田市草木、大牟田高校駅伝部(赤池健監督)の駅頭壮行会が14日、新大牟田駅で開かれた。決戦の地、京都へと旅立つ選手たちを見送ろうと、市民ら約200人が詰め掛けた。主将の鬼塚翔太選手(3年)が「県30連覇という節目の年にふさわしい走りで、全てを出し切り、良い形でここに戻ってきたい」と決意を表明。「頑張れ」などと大きな拍手や激励の声が送られた。

  2. 食と観光の魅力発見ツアー 筑後の伝統産業に触れる 福岡都市圏から20人が体感
     筑後田園都市推進評議会は12日、みやま市と三潴郡大木町内で「食と観光の魅力発見ツアー」を実施。福岡市や周辺から参加した20人が伝統産業などへの理解を深めた。

  3. 児童が声優の仕事知る アフレコにも挑戦 大牟田
     夢を実現するきっかけをつくる講座「子ども未来デッサン」が13日、大牟田市新栄町の「えるる」で開かれた。福岡県出身の声優、山村響さんが声優の仕事について児童に話し、「夢を持ち続けて頑張って」とエールを送った。

  4. けん玉でふれあう 蒲池公民館 親子60人が学ぶ 柳川
     柳川市蒲池公民館(甲木次雄館長)の親子けん玉教室が12日、蒲池農村環境改善センターで開かれた。校区内の児童と保護者約60人が参加し、全身を使いながらけん玉を練習。けん玉を使った遊びや技を学びながら、親子のふれあいを楽しんだ。

  5. ボール抱え全力疾走 ラグビー熱で初参加も多数 タグラグビー教室・荒尾
     荒尾市と荒尾・岱志高校ラグビー部が主催する、タグラグビー教室が12日、荒尾運動公園陸上競技場で開かれた。冬の全国大会出場を決めている同部の選手たちがコーチを担当。全国的にラグビー熱が高まる中、初めて参加した児童も多く、合計で約40人が参加。ボールを抱えて芝生の上を全力疾走し、ラグビーの魅力を満喫した。


     クリスマスが近づいてきた。その前に受賞者発表と表彰式が行われるのがノーベル賞。今年は日本から物理学賞の梶田隆章さんと生理学・医学賞の大村敏さんの2人が受けた。日本人受賞者が増え、注目を浴びるようになったのは喜ばしい。日本人には一足早いクリスマスプレゼントと言えよう▼プレゼントの他にも、クリスマスに彩りを添えるものとしてイルミネーションがある。単なる電飾というだけでなく、まちづくりや地域活性化のためにという点灯活動がニュースで取り上げられることも少なくない▼大川市で数年前までイルミネーションの名所として話題になったスポットがある。こちらの点灯者もまちづくりの一助になればと続けられていたが、「10年で区切りをつける」という言葉どおり打ち切られた▼自分の活動が若い人たちのまちづくりへの意欲の呼び水になれば―との考えだった。誰かが魂を受け継いでほしいものだ。イルミネーション点灯に限らず、年末年始のイベントにカウントダウンも行われる。これらでまちが少しでもにぎわうといいが▼クリスマス、正月商戦もさらに熱を帯びてくる。「お買い物は地元で」の呼び掛けもあり、地域にお金がたくさん落ちるようになれば万々歳だが、売り手も消費者の心をくすぐる工夫が必要。主体的に動かねばなるまい▼まちや地域を盛り上げるにはいろんな分野、人の力を結集しなければならない。クリスマスなど世間の耳目が集まる時を利用して、何か新しいことを始めてみるのはどうだろう。


平成27(2015)年 12月 16日 水曜日


  1. 高泉市住の重傷火災受け 警戒活動強化、予防徹底へ市と消防本部が2600世帯にチラシ配布 大牟田
     大牟田市歴木の高泉市営住宅で13日に2世帯、6人が重傷となった火災が発生したことを受け、同市消防本部と同市建築住宅課は15日、市営住宅に住む約2600世帯にチラシを配布。同本部ではパトロールも始めており、火災予防の徹底を呼び掛けている。

  2. 新嘗祭献上のアワで給食 柳川市両開小 育てた猿渡さんら招待
     柳川市両開小学校(近藤博俊校長)は14日、同校ランチルームで新嘗祭に献上されたアワを取り入れた給食を実施した。アワを育てた両開生産組合の猿渡昭光組合長やJA柳川の成清法作組合長らを招待。日ごろ口にする機会の少ないアワの入ったご飯に、児童は「おいしい」と声を上げるとともに食物の歴史に理解を深め、食や作る人への感謝の心を新たにし味わった。

  3. イチゴを盗難から守れ 大川市の若手生産者 年末夜警始まる
     JA福岡大城いちご部会大川地区F―1委員会(辻利功委員長)の年末夜警が14日に始まり、参加者が大川市内のイチゴハウスを巡回。大切に育てたイチゴが盗まれないよう目を光らせた。

  4. 駅前広場が彩られる 花650株を植栽 荒尾
     荒尾市万田地区の行政協力員らを中心とした、駅前広場の会(上村公弘会長)は13日、JR荒尾駅前広場で花植えと除草作業を行った。同会会員と地域住民ら約40人が参加し、多くの人が往来するまちの玄関≠ノ650株の花を植えた。

  5. 詐欺から高齢者守れ 今年最後の年金支給日にキャンペーン
     今年最後の年金支給日である15日、各地で特殊詐欺などの被害防止に向けたキャンペーンが展開された。詐欺被害から高齢者を守ろうと、参加者が啓発に努めた。


     政治参加を学ぶ主権者教育。公選法改正で選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、来年夏の参議院議員選挙から高校3年生の一部も1票を投じることになる。これを受けて、教育現場でも主権者教育が押し進められる▼とは言うものの、教育現場では相当に悩ましい課題となっているようだ。今の政治をどう捉えて、どのように考えさせていけばいいのか。中立で公正な立場を維持しながら指導ができるのか。校外でのデモの参加など選挙運動の線引きがうまくできるのか。公選法違反が起きないようにちゃんと教えることができるのか▼団塊の世代を、常に追い掛けるようにして生きてきたわが身。高校でも、大学でも、学校の棚の上や倉庫の隅には、学生運動で使われたヘルメットが埃をかぶって転がっていた。受けてきた教育では、政治がタブーの世界として映り、またそのように指導されてきた▼いま振り返ると、それは1969年、当時の文部省が、学校の内外を問わず政治活動を禁止する通知を出したことに端を発していたと、容易に想像することができる。今回の18歳選挙権を踏まえて、その通知は廃止される▼選挙離れから、少しでも有権者の数を増やしたいという政治家の腹の内も見え隠れする選挙権年齢の引き下げ。それもあろうが、若いころから政治を積極的に考えることができるなんて、うらやましい限りだ▼1票の高齢化が進み「シルバー民主主義の時代」ともいわれる。若い人たちの政治参加で、幅広い世代の意見で築く「あすの国・まち」にしたい。


平成27(2015)年 12月 17日 木曜日


  1. 安全守り続けた山ノ神 真新しいしめ縄で新年を 世界遺産・国重要文化財の山ノ神祭祀施設 万田坑ガイド中島さんら飾る
     新年を前に、世界文化遺産となった荒尾市の万田坑で、山ノ神祭祀施設にしめ縄が飾られた。元炭鉱マンで現在は万田坑ファン倶楽部のメンバーとしてガイドを務める中島智さん(70)が手作りした物で、真新しいしめ縄が観光客らを迎えている。

  2. 柳川の魅力 海外へ 三神丸を再現 PR動画で発信 19日 市民エキストラ撮影も
     柳川市は、まちの魅力を海外に発信するPR動画の制作に取り組む。国外からの観光客が増える中、柳川の認知度向上や誘客拡大につなげることが目的。クライマックスには、沖端水天宮祭の5月3日から5日までしか登場しない、舟舞台「三神丸」を再現するといい、19日に市民にエキストラとして参加してもらい、市民挙げての撮影にしたいという。

  3. 福祉巡回車を贈る 生保協が社協へ 筑後
     筑後市社会福祉協議会は16日、生命保険協会福岡協会から福祉巡回車を寄贈された。同市総合福祉センターで贈呈式があり、車のキーのレプリカを受け取った社協の中村紀穂副会長は感謝状を贈り、謝辞を述べた。

  4. まち活性化へ意見出し合う 高校生が町の現状学ぶ 南関 主権者意識を高める
     生徒に自分たちと地方自治や政治のつながりを学んでもらおうと玉名郡南関町関町、南関高校(重岡忠希校長)は、同町職員を講師に招いて授業を行った。3年生20人は町の現状や同町が行っている定住促進事業について理解を深めた。

  5. 米寿の母思い浄財贈る 地域見守る13地蔵きれいに 大牟田 管理する住民も感謝 久福木
     大牟田市久福木の13地蔵がきれいに塗装され、地域を見守っている。親を思うある男性からの浄財で整えられたもので、管理する住民は「立ち寄ってお参りする人もいて、大変ありがたい」と話す。


     「情報モラルを守る(ネット上で仲間はずれにしたり、悪口や個人情報を書いたりしない)」「自転車運転中(法律で禁止)や歩行中は使用しない」「利用時間は1時間以内とする」「小学生は午後9時以降、中学生や高校生は午後10時以降は使用しない」▼大牟田地域教育力向上推進協議会が定めた「児童生徒の携帯電話等の利用に関する指針」の児童生徒対象の部分である。子ども同士の交流が広域化し、インターネットなどに関わる被害やトラブルなどが多発しており、その防止が目的▼最近の家庭では食事で家族がテーブルを囲む際も子どもや若者は携帯電話やスマートホンなどを操作しっぱなし。なかなか会話ができず、一番身近な人とのコミュニケーションがしづらいようだ▼当然ながら、勉強もはかどらない。「LINE(ライン)」などのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でのグループ内のやりとりで即座に反応しないと仲間はずれにされることも珍しくない▼「携帯電話等」とは携帯電話、スマートホン、パソコン、タブレット端末、ゲーム機、音楽プレーヤーなどネットに接続可能な情報通信機器を指す。これらの急速な普及は家計さえも圧迫している。恐ろしいことだ▼指針で保護者には「必要のない携帯電話等は持たせない」「購入契約時には有害サイトの閲覧を制限するフィルタリングを設定する」「家族で使用に関する約束を決める」などと促している。非行や犯罪のきっかけにもなる。指針励行を徹底し、みんなの力で子どもたちをしっかりと守ろう。


平成27(2015)年 12月 18日 金曜日


  1. 市民病院建設地 野外音楽堂に 山下荒尾市長が表明 災害リスク低く「安全安心だ」
     老朽化した荒尾市民病院の移転先について、同市の山下慶一郎市長は17日、新たな病院の建設地を荒尾運動公園内の「野外音楽堂周辺地域」とすることを表明した。

  2. 理科に興味持って 緒方財団が学校へ寄付 柳川市
     柳川市西蒲池、公益財団法人緒方記念科学振興財団の緒方忠悟常務理事らが16日、市役所柳川庁舎を訪れ、寄付金約186万3千円を贈った。1人でも多くの子どもたちが理科への興味を持つよう願うもので、浄財は教材購入費などに活用される。

  3. 「木」の字 キーワードに 有識者会議 創生総合戦略へ提言 大川市
     大川市まち・ひと・しごと創生有識者会議(永島守会長)は16日に同市役所で、大川市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)に関する提言書を鳩山二郎市長へ提出した。市が設定した四つの基本目標に沿って産業や観光の振興、まちづくり、子育て支援、大学との連携などについて提案をまとめ、大川の独自性を打ち出すため「木」を使った単語をキーワードとして盛り込むことも求めている。

  4. 中国はどんなお正月? 児童が留学生と交流 大牟田市平原小
     大牟田市平原小学校(松延隆広校長)は16日、同校で中国人留学生らとの交流会を開いた。全校児童138人が参加し、旧暦の正月「春節」の伝統や友好都市である山西省大同市について教わり、中国への興味を深めた。

  5. 音と光のファンタジー 19日から 輝く花のオブジェも グリーンランド
     荒尾市のグリーンランドで開催される「ウィンターイルミネーション 光のファンタジー2015」の本番を控え、試験点灯が15日夜、同園で実施された。今年は音楽に合わせて花のオブジェが輝く新エリア「イルミナード」も登場。園内に100カ所以上のイルミネーションスポットが設置され、幻想的な光で来場者を迎える。


     全国高校駅伝競走大会が、いよいよ近づいてきた。今大会が京都にコースを移して50年を迎えるため、例年より、男女共に12校の参加が増える記念大会として開催される▼駅伝競走は日本が発祥であることから、「EKIDEN」と世界中で呼ばれている。日本最初の駅伝競走は、大正6(1917)年に行われた「東海道徒歩競走」とされる。京都の三条大橋から東京の上野不忍池まで、約500キロメートルの区間を昼夜、休むことなく走り継ぐレースとなった▼駅伝の歴史は古く、律令国家時代にさかのぼる。五畿七道と呼ばれた当時の広域行政区域を支配するため、駅伝制による連絡網を設置したことに始まる。30里(約16キロメートル)ごとに駅を設置し、人と馬を配置した。急を要する地方への伝達手段として活用された▼江戸時代には徳川幕府が伝馬制度を定め、各宿場に人・馬を配置した。緊急を要する連絡や機密情報を伝達するのではなく、公的な交通インフラとして活用された。駅伝制や伝馬制に類するものが、諸外国でも設置されており活用された▼前述の東海道徒歩競走は、大成功となり、3年後の大正9年に箱根駅伝が誕生する。早稲田大と慶應義塾大、明治大、東京高等師範(現筑波大)の4校の参加により開催された。第1回全国高校駅伝競走は、昭和25年に男子のみの大会として開催された。堺市石津川折り返しの6区間、32キロメートルで行われ、広島県世羅高校が優勝している▼毎年の恒例となっている年末の全国高校駅伝。今年は20日が号砲。地元、大牟田高校の活躍が楽しみだ。


平成27(2015)年 12月 19日 土曜日


  1. 児童の思い 大分、愛媛へ 閉校記念で飛ばした風船に便り 感謝の手紙やビデオ送る 飯江小 「みやま市に来てください」
     閉校記念事業の一環で、飛ばした風船が大分県や愛媛県で発見され、見つけた人たちから手紙などが届いているみやま市飯江小学校(屋形朋子校長)の児童たちは手紙に感謝し、お礼の返事やビデオレターを製作している。児童たちは「ありがとう。ぜひみやま市に来てください」など全員がコメントを寄せている。

  2. 家具職人育成に支援を 大川 商議所が市長へ要望
     大川商工会議所(津村洋一郎会頭)は17日、家具産業の担い手育成など四つの平成28年度事業に対する支援を鳩山二郎市長へ要望した。対象にしているのは大川家具職人塾事業、プレミアム付き商品券発行事業、中心商店街空き店舗対策事業、創業塾・経営革新塾実施事業。

  3. オリーブ使い商品開発 黄色に布染まり歓声
     オリーブを使った商品開発に向け、一般社団法人「九州荒尾オリーブ村」(広川昭敏代表理事)は17日、荒尾市みどり蒼生館でオリーブ染め講習会を行った。参加した約10人はオリーブオイルのような黄色に布が染まると、歓声を上げていた。

  4. 公民連携に理解深める 長洲町企業等連絡会議
     玉名郡長洲町や同町の企業などで構成する「長洲町企業等連絡会議」の研修会が16日、同町長洲のホテル有明会館で開かれた。参加者は講演を通して、民間の資金とノウハウを活用する公民連携の手法について理解を深めた。

  5. 実習へ気持ち新た 学生70人に戴帽 大牟田
     大牟田市不知火町、大牟田医師会看護専門学校(杉健三校長)の第64回戴帽式が17日、大牟田文化会館でを行われた。准看護科の生徒70人がナースキャップをかぶせてもらい、病院での実習に向けて気持ちを新たにした。


     自民・公明両党は、2017年4月から消費税を10%に引き上げる際に、税率を8%に据え置く軽減税率の対象品目の内容に合意した▼軽減税率は、景気が回復する見通しが立たない中、再来年の増税時に景気が腰折れしないよう出てきた対応策である。来年の7月に予定されている参議院議員選挙の対策ともいわれている。誰でも増税には賛成したがらない。しかし、今回の軽減税率には、問題点が多く散見される▼そもそも軽減税率の話題が頻繁に行われるのは、景気回復にマイナスの影響を持つ。第一に、消費税増税を常に想起させている。日本の財政赤字は1千兆円を超えている。 少子高齢化が進み社会保障費が増大していくなど、将来への不安要素を考えさせる機会となっている。景気を回復させるためには、将来への明るい展望がなければ消費の拡大は難しい▼実施には、1兆円の財源不足が発生するといわれている。アベノミクスが成功した場合での税収増を見込んで計画されているというものの、本当に大丈夫なのかと感じざるを得ない▼一般的に恒久財源を確保するためには、増税か、歳出削減の二つの方法を組み合わせるしかない。政策で必要となる費用を税収で賄うプライマリー・バランス(基礎的財政収支)の黒字化も先送りとなる▼現在の請求書に印を付ける簡易インボイス方式を、経過措置として認めるとしているが、事務処理の手間が増える上、事業者間の決済金額に差異が頻繁に生じるなど、さまざまな弊害が今から予測される。もっと十分に検討してほしい。


平成27(2015)年 12月 21日 月曜日


  1. 全国高校駅伝競走大会 福岡県代表大牟田高校のタイム 2時間5 分9秒 大牟田 惜しくも10位 ゴール前 激しい入賞争い
     第66回全国高校駅伝競走大会が20日、京都市の西京極陸上競技場を発着とする7区間42.195キロのコースで開催。福岡県代表の大牟田高校駅伝部(赤池健監督)はゴール前で激しい入賞争いをしたが、2時間05分09秒のタイムで10位。優勝は世羅(広島)で2時間01分18秒の大会新記録をマークした。

  2. 冷凍網で挽回へ 福岡県沖有明海 のり生産者が張り込み
     福岡県沖の有明海などの養殖のりの冷凍網張り込み作業が20日に始まり、柳川、大川、みやま、大牟田市沖でも作業光景が見られた。秋芽のりの厳しい状況を挽回し、おいしいのりを届けるため、生産者が作業に励んでいた。

  3. 無線で世界遺産PR 愛好家が宮原坑で公開運用 大牟田
     三池炭鉱関連施設など福岡県にある世界遺産をアマチュア無線でPRしようと、「ユネスコ世界遺産記念局」が11月に開設され、今月から筑後地区での運用がスタート。このほど宮原坑と三池港で公開運用があり、愛好家が来場者に活動をアピールした。

  4. 大川木工まつり反省会 過去最高売り上げる 会場案内の充実を
     大川木工まつり全体反省会が17日、大川商工会館であった。家具や特産品の展示販売など産業祭部門メーン会場となった大川産業会館の入場者が約5万人、売上額は過去最高と思われる1億6000万円ほどに達したとする事業報告がされ、会場案内の充実や子どもが参加できるイベントを増やすなどの提言がされた。

  5. 客にひと声 ニセ電話詐欺防ぐ 筑後署 平川さんへ感謝状贈る 被害防止キャンペーンも
     筑後警察署は18日、大川市上巻の西日本シティ銀行大川支店ゆめタウン大川出張所課長の平川徳洋さんにニセ電話詐欺被害防止で感謝状を贈呈。署長室で贈呈式を行った。同支店などは式の後、同出張所前で被害防止キャンペーンも行った。


     リーダーシップとは、一般的に組織において統率力・指導力・率先垂範力が発揮されることを指している。しかし、人それぞれの価値観によって、リーダーシップの解釈が異なる▼人が動く理由を動機付けと言う。達成感、やりがい、責任感、評価・承認、自己成長・自己実現などである。人は理論よりも感情によって動くものである▼リーダーの持つ価値観は、リーダーシップに強い影響を与える。まずリーダーにモラルを備える必要がある。部下に悪影響を与えるようでは、やる気をなくしてしまう。言行不一致であってはならない。信頼を失うからだ。そういった人柄や人間性は、とても重要である▼リーダーシップの進め方として、第一に組織の進むべき方向性を分かりやすく示すことが大切だ。ただし、細かな部分は示さず方向だけを示すことが重要。部下に自由裁量を持たせた方が、動機付けができやすいから。部下の欲求を探るため、部下の話に傾聴し、意見やアイデアを積極的に取り入れることは、大きな動機付けとなる。適切に褒め、注意することで、日ごろのコミュニケーションを密に行う▼このように計画・実行・評価・改善を繰り返すPDCAサイクルを回すことで組織が機能していく。リーダーシップの意味は、人の上に立つことだけではない。誰もやらないことを進んで引き受ける責任感でもある▼現在の職場では少人数で行う組織が多い。「これは私の仕事ではない」と言う人に信頼は集まらない。積極性、自主性の高さがリーダーシップの基本と言える。


平成27(2015)年 12月 22日 火曜日


  1. 正月準備 大しめ縄奉納 大川の風浪宮
     大川市酒見、風浪宮(阿曇史久宮司)の北酒見町内の氏子たちが20日、新年を迎える準備として同宮本殿向拝柱に飾る大しめ縄を奉納。現在のものと取り替えた。

  2. 憧れの選手とふれあう 大牟田で野球教室 児童130人を指導
     プロ野球選手を講師に招いた第3回チャリティ野球教室が20日、大牟田市延命球場で開かれた。会場には第一線で活躍しているプロ選手を一目見ようと約700人が来場。約130人の児童が北海道日本ハムファイターズの中田翔選手と福岡ソフトバンクホークスの福田秀平選手から指導を受け、ふれあった。

  3. 目標に向け頑張って ラグビー部に浄財続々 荒尾・岱志高校
     第95回全国高校ラグビー大会に出場する荒尾市荒尾の荒尾・岱志高校ラグビー部(徳井清明監督)に21日、同市スポーツ振興基金から助成金と、商業施設や団体などからの寄付金が贈呈された。「元日に試合をするという目標に向けて頑張って」などと善意と共にエールを送った。

  4. 木蝋でキャンドル 竹灯籠の中コンサート みやま
     第18回木蝋の里みやまキャンドルナイトが19日、みやま市瀬高町高柳の保健医療経営大学で開かれた。電気を消灯して市特産品の木蝋でできたろうそくをともしてイベントを実施。来場した人たちは竹灯籠の中の和ろうそくの光とコンサートを楽しんだ。

  5. まち明るく照らす オームタ☆イルミナーレ きょう点灯式 大牟田
     大牟田駅一帯をイルミネーションで明るく照らす「オームタ☆イルミナーレ」の点灯式が22日午後5時15分から、大牟田観光プラザ前で開かれる。4万5000個のLEDが輝き、点灯式後には同プラザ裏の公園、シティコートでクリスマスイベントも開かれる。


     マイナンバー制度の運用が平成28年から開始されるに当たり、各会社や各事業所などでは、個人番号の取得が実際に始まろうとしている▼個人番号は取り扱いが必要になったときに、取得するのが原則となっている。ただし、税や社会保障関係において、届け出や申請が必要であることが明らかな場合は、事前に従業員からマイナンバーの提供を求めることができる▼個人番号を従業員から取得する場合には、必ず利用する目的を伝えなければならない。例えば、源泉徴収票の作成、健康保険や厚生年金保険の届け出など具体的な書類を特定して、明確にすることが義務付けられている▼従業員から取得する方法としては、個人に通知カードの保管責任があるため、通知カードのコピーを提出することが確実であろう。番号の書き写し間違いを防ぐこともできる▼個人番号が本人の番号であることを確認するために、運転免許証などを使用する。小規模の会社など従業員を十分に把握していれば、その必要性はない。扶養家族の個人番号については、世帯主が管理責任者となるため、会社が家族の本人確認を行う必要はない▼税や社会保障関係の事務取り扱いとなるため、総務や経理が取り扱い担当者となるケースが多い。取り扱い担当者を選任し明確にした上で、組織として取り扱い担当者と全従業員に、マイナンバー制度についての十分な説明が求められている。代表や所長などは、その責任者となる▼取得方法を考えただけでも、十分な準備が必要となることが分かる。


平成27(2015)年 12月 23日 水曜日


  1. 「胸を張れ」「よく頑張った」 大牟田高駅伝部が帰着 市民ら100人出迎え
     第66回全国高校駅伝競走大会に出場した、大牟田市草木の大牟田高校駅伝部(赤池健監督)が22日、京都から大牟田市へと帰着。到着した新大牟田駅では市民ら約100人が集まり、「胸を張れ」「よく頑張った」と温かい声で出迎え。主将の鬼塚翔太選手(3年)が「入賞には届きませんでしたが、力を発揮できました。3年生は大学で箱根駅伝へ、1、2年生は来年の都大路で優勝、入賞を目指して頑張ります」と話し、応援に感謝を述べた。

  2. 市民病院資料≠ナ百条委 荒尾
     荒尾市議会定例会の本会議が22日にあった。市民病院の建設候補地選定をめぐり、専門業者の調査資料、市議会や市民への説明資料が、建設地として山下慶一郎市長が表明した「市野外音楽堂」の有利になるよう作成されているなどとして、地方自治法第100条に基づく、調査のための特別委員会設置の決議が賛成多数で可決された。同市では昭和58年以来のこと。

  3. 有明工場に「研究室」設置 来年1月 最先端技術を導入 日立造船
     日立造船梶i本社・大阪市)は21日、玉名郡長洲町有明の同社有明工場に平成28年1月1日付で「有明研究室」を設置すると発表した。同工場への最先端技術の導入が目的で、今後同社の「ものづくり技術」の開発拠点の役割を担っていくという。

  4. 小中学生1392点応募 柳川市立図書館 ヤング川柳大会で表彰 「友だちが大きく見えた新学き」
     第21回ヤング川柳大会の表彰式が20日、柳川市の柳川あめんぼセンターで開かれた。小中高生から1392点の応募があり、優秀作品の「友だちが大きく見えた新学き」「本の中まいごのしおりがこんにちは」など入賞、入選作品を寄せた児童生徒をたたえた。

  5. ミュージカルも披露 大川児童合唱団 定期演奏会で熱演
     大川児童合唱団の第41回定期演奏家鵜が20日、大川市文化センターで開かれた。団員が合唱ミュージカルなどで練習の成果を披露。古賀メロディーも聞かせ、客席の拍手を受けた。


     有明高専は平成28年4月から学科を改める。入学当時は創造工学科の1学科に変わる。定員200人の大くくりで学生を募集。2年後期から6コースに分かれる▼同高専は、大牟田・荒尾地域にある唯一の工学系高等教育機関である。教育理念は創造性・多様性・学際性・国際性に富む実践的な技術者を育成すること▼従来の学科構成では、学科という均質化した集団の中で、同質性の枠にとらわれる傾向があるのは否めない。現代社会は、高度に複合・融合化しており、多面的に物事に対応できる国際的な知識を有する実践型技術者が要求されている▼技術全般に関する基礎的素養を身に付け、問題を発見し課題を解決していく講義を基軸とした創造実践型教育を目指す。学科の枠を超えた横断的教育システムで、現場に即した総合的な実践力を習得していく▼くくり入学では1年半の間に、工学全般の基礎知識を学びながらコミュニケーション能力の向上を図る。自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとれる自主性を身に付ける。そして自分の将来を考え進路を選択。環境・エネルギー工学系の環境生命、応用化学、エネルギーの3コース、人間・福祉工学系のメカニクス、情報システム、建築の3コースのいずれかに進む。3年から5年では、専門工学科目だけでなく、横断的な創造実践型科目群が用意されている▼同高専は、環境・エネルギー・食料の各問題をはじめとした諸課題に取り組んでいる。学生や卒業生が活躍していくことは、地域の誇りである。今後も応援していこう。


平成27(2015)年 12月 24日 木曜日


  1. 26日 創業支援施設オープン 柳川 商店街へにぎわいを
     柳川市の創業支援拠点施設「KATARO base 32」が26日、柳川商店街内の同市京町にオープンする。市内の創業促進に向けたもので、施設の維持管理は同商店街振興組合に委託。商店街のにぎわいづくりや空き店舗の解消にもつなげる。

  2. 法人化で活動を拡大 藩境のまち保存会設立 小保・榎津の町並み残す 大川
     江戸時代から昭和前期までの多様な伝統家屋が残る大川市小保、榎津地区の町並み保存活動の幅を広げようと、特定非営利活動法人「小保・榎津藩境のまち保存会」の設立総会が22日、小保公民館であった。事業計画案などを決め、25日に福岡県への認証申請を行う。

  3. 後輩よ!世界へ挑め 技能五輪銀の池上さん講演 八工祭
     筑後市羽犬塚、八女工業高校の八工祭(文化祭)が22日に同校であり、卒業生で第43回技能五輪国際大会プラスチック金型部門銀メダリストの池上惣一朗さん(22)が講演。聞き入った後輩たちに「世界へ挑むように頑張れ」とエールを送った。

  4. ジャガイモ掘りに挑戦 荒尾市農業後継者クラブ 親子で自然を満喫
     20歳代の農業者らでつくる荒尾市農業後継者クラブ(森田光会長)は、同市金山の畑で「金山ジャガイモ『収穫&味わう会』」を開いた。子どもたちがはしゃぎながらジャガイモ掘りに挑戦。ふかしたジャガイモも食べて自然を満喫した。

  5. オームタ☆イルミナーレ 世界遺産のまち照らす 4万5千個LED点灯 輝く光で観光客迎える
     大牟田駅前を幻想的な光で彩る「オームタ☆イルミナーレ」の点灯式が22日、大牟田観光プラザ前で行われた。点灯式には多くの市民が集まり、カウントダウンで点灯スイッチが押されると4万5000個のLEDが一斉に輝きを放ち、会場は光に包まれた。来年1月31日まで。


     大牟田・荒尾の世界文化遺産などを巡るシャトルバスの来年1、2月の運行ルートが発表され、荒尾駅発着のルートがなくなることが分かった。荒尾市内の万田坑へは別ルートがあり「世界遺産巡り」に大きく支障が出るわけではないが▼無料シャトルバス運行は世界遺産登録後の8月にスタート。当初はジャンボタクシーとの併用だったが9、10月は万田坑を含め全対象施設を循環するものに変更。11、12月は大牟田駅発着2ルートの循環便と荒尾駅から万田坑を経て、宮原坑へ行き折り返す往復の計3ルートに▼大牟田市内の2ルートの大牟田駅からの乗車数は11月の9日間に計293人、今月は13日までの4日間で115人。一方で荒尾駅からの乗車は同期間で25人▼「宮原坑から乗り万田坑に向かうのは62人だったし、三池港などと万田坑をセットで楽しむシャトルバス利用者も多数いることで荒尾駅発着はなくしてもいい」と判断されたようだ▼福岡県以北から大牟田、荒尾を訪れる人の多くは福岡空港や博多駅方面から来るので、大牟田駅からシャトルバスに乗り込む傾向が強い。今回の決定は仕方ないだろうが、世界遺産を活用したまちづくり・地域おこしへの両市連携の今後さらなる強化を期待する▼新年のシャトルバス運行は三が日はなく、1月9日から。世界遺産ばかりではなく、石炭産業科学館や旧三井港倶楽部・三川坑にも行けるので両市外からマイカー以外で訪れる人にも貴重で分かりやすい交通手段だ。大いに利用し、当地域の魅力を体感してほしい。


平成27(2015)年 12月 25日 金曜日


  1. 頑張れ いってらっしゃい 声援受け花園へ出発 荒尾・岱志高ラグビー
     第95回全国高校ラグビー大会に出場する、荒尾市荒尾の荒尾・岱志高校ラグビー部(徳井清明監督)が24日、決戦の地・大阪へと出発。玉名市の新玉名駅で出発式が行われ、同部主将の徳井彰真選手が、「1月1日に試合をする目標を達成し、いい結果を残せるよう頑張りたい」と抱負。集まった約100人の市民らから「頑張って」「いってらっしゃい」と声援を受けながら、新幹線へと乗り込んでいった。

  2. 今年の頑張り振り返る 冬休みへ 各校で終業式
     大牟田、みやま、柳川、大川、筑後市の小・中・特別支援学校で24日、2学期の終業式が行われた。児童生徒は今年の頑張りを振り返り、新年に向けての目標を描きながら、2015年の学校生活を終えた。3学期の始業式は来年1月8日に行われる。

  3. 全漁連表彰など受ける 福岡有明海漁連の西田会長と園田副会長
     福岡有明海漁連会長の西田晴征さん(71)=柳川市大和町中島=と副会長の園田照彦さん(74)=同市大浜町=が22日、柳川市役所柳川庁舎を訪れ、全国漁業協同組合連合会などから表彰されたことを金子健次市長に報告した。2人は喜びとともに「漁業発展に頑張りたい」などと意欲を新たにした。

  4. 規則正しい冬休みを 大牟田 チラシを配り街頭啓発活動 教育力向上推進協
     大牟田地域教育力向上推進協議会(会長・安田昌則教育長)は2学期の終業式に合わせて24日、大牟田市旭町のゆめタウン大牟田で街頭啓発活動を実施。実行委員ら20人が「規則正しい生活で、楽しい冬休みを!」などと記されたチラシ約600部を配布した。

  5. 50周年でパトロール車贈る 瀬高LC 来年5月に音楽教室も みやま
     瀬高ライオンズクラブ(江崎俊介会長)は結成50周年記念事業の一環で、みやま市に「青色回転灯パトロール車」を贈った。24日に市役所本所玄関前で贈呈式があり、江崎会長が西原親市長にレプリカキーを手渡し、市からの感謝状を受けた。


     本紙21日付の1面トップ記事の写真は、全国高校駅伝競走大会で福岡県代表として出場した大牟田高校駅伝部アンカーがゴールしたときのショット。もちろん同行取材した本紙記者が撮影した▼インターネットが当たり前となり、記事や写真のデータを遠く離れたところから難なく送受信できるようになった。デジタルカメラで撮影した写真データをノートパソコンに取り込む。そして携帯電話やモデムでインターネットにつなぎ、本社へ送信。場所移動などの時間を含めても、ものの30分ほどで完了した。本番前の送受信テストなどは欠かせないが、まさに技術革新のたまもの▼アナログ時代の写真撮影は、フィルム選びから始まり、カメラの絞りとシャッタースピードを決めて適切な露出を確保し、狙う被写体にピントを合わせる。まさに職人技の領域▼今では、これらの作業を全てデジカメが自動でやってくれる。撮ったものは、その場で確認できる。新人記者がやらかすフィルムの入れ忘れや感光、現像ミスなど考えられない▼近ごろは、一般のデジカメやスマートホンの撮影機能が向上し、読者から写真を提供していただく機会も増えた。撮影することが日常になっているのか、構図もしっかりしていて感心させられることがある▼そんな中、今月15日付7面の中高層建物火災の写真は、本社総務部員が撮影した。読者に訴える紙面にしたいという社員の意気込みの表れでもある。いかに情報技術が進んでも、新聞の根底は手作り。見る人、読む人の心に訴える紙面が目標だ。


平成27(2015)年 12月 26日 土曜日


  1. 南関町 定住政策 実を結ぶ グリーンヒル契約第1号
     玉名郡南関町が分譲している宅地「グリーンヒル二城」の契約第1号が成立した。25日には同町役場で契約式が行われ、佐藤安彦町長が「皆さんが住みやすいように、しっかりした支援をしていきたい」と話した。

  2. 若者の地元定着促進へ 大学・短大生にも奨学金 大川 市内居住で返還を免除
     大川市奨学会(会長・鳩山二郎市長)は大学等奨学金として大学生、短大生を対象にした奨学金を新設。平成28年度奨学生を募集している。若者の地元定着促進のため、卒業した奨学生が市内に一定期間居住すれば返還を免除する。

  3. 大高吹奏楽部に学ぶ みやま市の児童たちが鑑賞
     みやまアンビシャス連絡協議会事業の音楽鑑賞「先輩に学ぶブラスバンドの響き」が24日、筑後市の県営筑後広域公園体育館で開かれた。みやま市の水上、清水小学校の児童たちを中心に約200人が大牟田高校吹奏楽部の演奏を鑑賞し、楽しんだ。

  4. 大牟田市の10大ニュース 1位 世界遺産登録 次いで「新市長誕生」
     大牟田市は25日、同市の平成27(2015)年10大ニュースを発表した。1位には「『明治日本の産業革命遺産』世界文化遺産登録(7月)」が選ばれた。2位には「市長選挙68年ぶり無投票(11月)、中尾新市長誕生(12月)」、3位には「中学校完全給食スタート(4月)」が入った。

  5. 飲酒の危険性知ろう みやま市東山中 ゴーグル着けて体験
     みやま市東山中学校(長裕二校長)は24日、全校生徒を対象にした飲酒防止講習会を同校で実施した。危ない誘惑が増える冬休みを前に、生徒がゴーグルを使って飲酒状態を体験。飲酒や飲酒運転の危険性を身をもって学んだ。


     「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」。学校で教えられた太陽系惑星の覚え方。太陽に近い方から順に並べた空読みだ▼社会に出て、しばらくしてのこと。学校の教え方が変わっていることに気付き驚かされた。惑星の順番の最後が「冥・海」と入れ替わっていた。つまり冥王星が、海王星よりも太陽に近い内側に位置しているように教えていた▼調べてみたら、太陽を中心とした惑星の公転が、海王星までがほぼ円軌道を描いているのに対して、冥王星だけが楕円になっていた。ちょうど、その時期の冥王星の軌道が、海王星よりも内側に入っていたということ。どのくらいの年数を経過したのかは覚えていないが、また軌道が外側になったことから、元に戻って教えられるようになっていた▼ところがである。その冥王星。今度は惑星の座から外されてしまった。地球の周りを公転する衛星・月よりも小さいこと。そして海王星の外側を公転し、冥王星に似たような天体が続々と発見されたことが理由。太陽系の惑星は9個と覚えていたのに、今の教科書では8個だという▼このように昔、教科書で覚えたことが違う内容になっていることはかなり多い。まさに、本当のことが解明(海・冥)されたということ。「今を知る」のが、いかに大切なことか。常に新しいことを学び吸収する姿勢は持ち続けたい▼米国の無人探査機ニューホライズンズが冥王星を観測している。惑星の座を逃したものの、人々の関心を集め続けている冥王星。ままならぬ世に親しみを覚えさせる存在だ。


平成27(2015)年 12月 28日 月曜日


  1. 運転教習に長年尽力 地域の交通安全センターを掲げる 堤さん・柳川自動車学校 警察庁長官ら連名表彰
     柳川市大和町豊原、福岡県公安委員会指定、柳川自動車学校設置者の堤久臣さん(66)=大牟田市=が警察庁長官と全日本指定自動車教習所協会連合会会長の連名表彰を受けた。長年、自動車の運転教習に尽力し、教習水準の向上や教習所業の健全な発展に功労があったことが認められたもので、堤さんは「皆さんのおかげ」と感謝するとともに「交通事故のないよう教習、社会に貢献していきたい」と心を新たにしている。

  2. ノリ分離装置を開発 大牟田・荒尾・大木の中学生12人 次世代科学者養成プログラム 実用化へ成果披露 有明高専
     環境問題の解決を担うエリート科学者養成プログラム「有明次世代科学クラブ」の成果発表会が25日、大牟田市東萩尾町の有明工業高等専門学校(福島健郎校長)で開かれた。河川の浄化につながるノリ分離装置の実用化に向けて取り組んできた成果を披露した。

  3. 簡単に 個人情報 載せんばい いじめ防止で成果発表 児童生徒代表96人 携帯電話の使い方標語も 大牟田
     いじめ・不登校防止子どもプロジェクト推進事業として25日、大牟田文化会館小ホールで平成27年度第2回児童会・生徒会リーダーミーティングが開かれた。大牟田市内の全市立小・中・特別支援学校の児童会、生徒会の代表96人がいじめ撲滅のための取り組みについて発表。携帯電話の正しい使い方に関する標語も決めた。

  4. 帰省始まる 30日ピークに
     年末年始をふるさとや行楽地で過ごそうと、各交通機関で帰省ラッシュが始まっている。27日には空港や駅、港で旅行用のカバンやお土産の袋を持った利用客が目的地へと向かう姿が見られた。30日が帰省のピークとみられる。

  5. 横倉さんの遺徳しのぶ みやま市でお別れの会
     みやま市の名誉市民で医療法人弘恵会、社会福祉法人光輪会の会長、横倉弘吉さんのお別れの会が27日、同市のまいピア高田で催された。医療、行政、企業などから約千人が訪れ、横倉さんの遺徳をしのび、別れを告げた。


     少子高齢化が進む現代社会では、人口減少による労働力不足が今後の課題となる。地方創生が各自治体で策定される中、安倍政権は1億総活躍社会を目標として宣言した。「子育て支援・介護離職率ゼロ・経済成長」がアベノミクス新3本の矢である▼1億人が総活躍していくためには、多様な人材を柔軟に受け入れる職場が出現していくことが前提となる。女性や若年者、高齢者などの多くが、職場に参加できる環境づくりである。個人が持つ性別・年齢・国籍・価値観・ニーズなどに対応する、多様な職場体制が求められる社会が到来する▼この形態を一般にダイバーシティー・マネジメントと呼ばれている。異質や多様性を受け入れることで、企業の発展や競争力の向上を図るとする考えである▼ところで日本では職場風土において、協調性を基軸とする単一的な価値観を重視する傾向が根強く存在する。いろいろな属性の人材が入ってくると、職場の人間関係に軋轢が生じることが懸念される。年上の部下や時短勤務といった扱いが、周りが気を使う原因になり、不公平感につながると考えるからだ▼ダイバーシティーの前提は、職場が求める結果を出せるようにするため、個人の属性や事情を認め受け入れることである。一方で、受け入れられ働く側も積極的に取り組まなければならない。ルーティン・ワークや、言われたことしか動かないようでは、職場の多様性とは言えない▼労働力不足と職場の多様性は、従来の職場の概念を変革する動きにつながっていくだろう。


平成27(2015)年 12月 29日 火曜日


  1. 師走の大牟田に経済効果も 会長旗争奪高校剣道大会 九州内外から71校集結
     第21回大牟田市剣道連盟会長旗争奪高校剣道大会が28日、同市民体育館で開催された。九州各地や遠くは京都府から男女合わせて71校103チームが出場。インターハイ男子団体ベスト4の東福岡(福岡)をはじめ、強豪校も多く集い、ハイレベルな争いを繰り広げた。また26、27日には高校選抜剣道錬成大会も開催され、会長旗大会と合わせて市内で延べ約300人が宿泊。師走の大牟田にスポーツで大きな経済効果を生んだ。

  2. 新年も郷土発展へ 各自治体で仕事納め
     有明地域各市町で28日、平成27年の仕事納めが行われた。各自治体職員たちはさまざまな出来事があったこの1年間を振り返り、首長からねぎらいの言葉を受けながら、正月休みで英気を養い、新年に郷土発展に貢献しようと決意を新たにした。

  3. 掘割と親しむ仕組みへ 柳川 若者が定住促進を提言
     柳川市定住促進若者会議(会長・安立清史九州大学大学院教授)のメンバーが24日、市役所柳川庁舎を訪れ、同市の定住促進に向けた提言書を提出し、金子健次市長と意見を交わした。グリーンツーリズムの振興や子育て世代が集うコミュニティーの場づくり、掘割(水)と親しむ仕組みづくりなど16の提案を挙げ、若者の心や意識を理解した上で共に「地元」づくりを行うような若者と行政や市民との協働のプロセスが必要―などとしている。

  4. 「寿限無」暗記に挑戦 小学生が落語を体験 長洲町
     冬休みを迎えた小学生に体験学習の場を提供しようと、玉名郡長洲町の各小学校区で25日から28日にかけて「長洲ふるさと塾!」が開かれた。27日は長洲校区の磯の館(磯町区公民館)で「落語体験」があり、1年生から3年生まで5人が所作などを学び、「寿限無」の暗記にも挑戦した。

  5. 火災なく新年迎えて 消防団などが年末警戒 荒尾・南関・長洲
     荒尾市や玉名郡南関町、長洲町で27日、消防団などによる年末警戒が始まった。団員らは自分たちのまちを火災から守ろうと気を引き締め、パトロールや住民への啓発に出発した。


     横倉弘吉先生の追悼式が27日、みやま市のまいピア高田で開式された。横倉先生は、有明新報社の取締役を長きにわたり務めていただいた。弊紙の事業に理解の深い先輩である▼横倉先生は大正7年生まれ。鞍手郡宮田村の出身で九州帝国大学医学部を卒業後、海軍軍医として赴任。戦後、家族が疎開していた高田村で、村長からの強い要望を受け止め、高田村中央診療所を開設した。その後、横倉病院と名称を改め、地域で唯一の一般病院として発展していった▼特筆すべきは昭和23年、青少年の健全育成のために、「仔鹿子供会」を立ち上げたことである。子どもたちと童話を読んだり、キャンプに行ったりして、社会教育に取り組まれた▼終戦後、日本の文化を否定する風潮がある中で、日本人としての誇りを大切にする気持ちを若者に伝えていく教育に努められた。青少年論文大会の審査員を務められ、熱心に応募作品を読まれていたそうである。医療とともに、青少年の育成に尽力された▼昭和34年に大牟田ロータリークラブに入会。ロータリーの理念に共感され、自らの行動に活用された。特にロータリーの理念を表す「四つのテスト」を好まれていた。真実かどうか・みんなに公平か・好意と友情を深めるか・みんなのためになるかどうか。解釈は人それぞれ異なる。横倉先生の解釈は、若者への育成の情熱であった▼酒は全く飲まれない。それでも晩年の健康な時期は、会合に必ず出席されていた。平成25年には、みやま市の名誉市民を授与されている。横倉先生ありがとう。


平成27(2015)年 12月 30日 水曜日


  1. 迎春準備進む 正月用品ずらり並ぶ
     年の瀬も押し詰まった29日、有明地域の各地で迎春準備が進んでいる。生鮮食料品などを扱う個店、商業施設や市では、しめ縄飾りをはじめとした正月用品がずらりと並んだ。多くの人が笑顔で買い求め、売り場はにぎわいを見せていた。

  2. シカの目撃相次ぐ 四ケや甘木山で繁殖か 大牟田 専門委員 「注意深く見守る」
     平成26年から今年11月にかけて大牟田市の甘木山や同市四ケ一帯で、これまで生息していなかったニホンジカの目撃が相次いでいる。同市自然環境調査専門委員の尾形健二さんは「筑後地域ではまだ生息密度が小さいので、すぐに被害が出る可能性は低いが、今後被害が増える可能性があり、注意深く見守っていく必要がある」と危惧している。

  3. 歩こう会が神社参り 無事に事業でき感謝 荒尾市有明地区
     荒尾市有明地区の元気づくり会「有明元気づくり」(小柳健一委員長)の「歩こう会」が27日、同市蔵満の有明公園を発着するコースであり、地域住民ら約10人が参加した。5月から月2回開かれ、この日が今年の締めくくり。コース途中の蔵満八幡宮に立ち寄り、お参りもした。

  4. 皆さんの善意に感謝 大牟田市社協 募金塔へ41万円
     大牟田市社会福祉協議会(西村直会長)は28日、同市役所など市内2カ所に設置している「愛の助け合い募金塔」を開け、今年1年間に寄せられた浄財を回収した。「皆さんの善意に感謝し、地域福祉のため有効に活用させてもらいます」と同市社協。

  5. 社協へ5万円寄付 ふれあいチャリティー実行委 みやま
     みやま市の瀬高公民館大ホールでふれあいチャリティーコンサートを開催した実行委員会は、28日に同市社会福祉協議会にコンサート益金5万円を寄付。同実行委の久保田信子さん、中山君子さん、高山加代子さんの3人が瀬高老人福祉センター・かたらい館を訪れ、市社協の内山田建夫会長に手渡した。


     年の瀬も迫り、まさに「もういくつ寝ると…」のカウントダウンが始まった。読者の皆さんは忘年会はお済みでしょうか。忘年会というより、この時季は、帰省して来た家族や知人、仲間との語らいのときを過ごされるタイミングなのだろう▼ところで「忘年」とは、年末にその年の労苦を忘れるという意味のほかに、老年を忘れるほど面白く思うこと、と手元の辞書にある。この意味で忘年会を持てたとしたなら、とても幸せなことである▼また「忘」を調べてみると、心にあったものが隠れていなくなること、心が失われていることを意味している。心そこにあらずだから、忘れ物をしたりする。ちょっとしたものを忘れるくらいならまだいい。大切な思い出や忘れてはならない人の記憶を取り戻せなくなったとしたら、寂しく悲しくなってしまう▼年末年始を、家族とゆっくり過ごされる人、懐かしい顔と再会がかない心温かな時間を共有する人、はたまた仕事や勉学に励まれる人、それぞれがさまざまな時間を費やして、新たな年を迎える▼新年を前にして、少しの時間でもいい。この一年を振り返っていただきたい。新たに出会った人と何ができて、これから共に何を生み出していくのか。心の絆があるのに、久しく交流かなわぬ人がどのように暮らしているのか。そして惜しくも生が絶えた人と過ごした時間や伝えたかったことを▼忘れてしまいたいことは、きっぱりと忘れてしまおう。心に留めておきたいことは、しっかりと刻んでおこう。ゆく年、くる年。よいお年を。