平成27(2015)年 11月 2日 月曜日


  1. 大牟田男子 県30連覇達成 タイム2時間05分53秒の好記録 全国高校駅伝 福岡、熊本予選 女子は有明3位に 九州大会で全国目指す
     男子第66回、女子第27回全国高校駅伝競走大会の福岡県予選が1日、熊本県予選が10月31日、開催された。福岡県予選男子は大牟田が2時05分53秒で優勝し、県30連覇の偉業を達成。都大路への切符を手にした。柳川は2時間14分17秒で7位入賞。三池も入賞にあとわずか届かなかったものの、約20年ぶりの出場で9位と健闘した。同女子は柳川が1時間13分19秒で4位、大牟田が1時間13分28秒で5位に入賞。熊本県予選女子は有明が1時間13分18秒の記録で3位に入り、九州大会の出場権をつかんだ。

  2. 水上パレード始まる 柳川 3日まで 白秋のまち心に刻む
     柳川市出身の詩聖、北原白秋(1885〜1942)を顕彰する白秋祭水上パレード(柳川市観光協会主催、同市後援)が1日、市内の川下りコースの掘割で始まった。3日まで。雨となった初日、参加者は雨具でしのいでドンコ舟に乗り、白秋の詩情の育んだまちの情景を心に刻んだ。白秋の命日の2日は、午前10時から同市矢留本町の白秋詩碑苑で白秋祭式典がある。

  3. 越前町の児童らみやま市を満喫 幸若舞が結ぶ縁
     幸若舞を縁にみやま市と姉妹町を結んでいる福井県丹生郡越前町の小学生たちが1日まで、みやま市を訪れ、地元の小学生たちと交流。市の主要施設などを見学、花火づくりやミカン狩りなどの体験もあり、3日間、みやまを満喫した。

  4. 大牟田と荒尾合同 140人が施設回る 世界遺産で景観発見!!
     世界遺産登録記念、大牟田・荒尾合同景観発見ツアーが10月31日に行われた。午前と午後の各部に合わせて140人が参加し、郷土の誇る世界遺産の堂々たる姿に見入った。

  5. 列島クリーンに500人 三川坑・三池港など清掃 大牟田
     大牟田市の列島クリーンキャンペーン(大牟田市主催)が1日に三川坑一帯で行われ、市民約500人が 参加。世界文化遺産に登録された三池港の周辺も含め、みんなで清掃作業に励んだ。


     福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズ第5戦で東京ヤクルトスワローズに勝利し、2年連続の日本一になった。リーグ優勝と合わせて見事な制覇を成し遂げた▼福岡にホークスがやって来た当時を思い出すと、これほど強いチームに変わっていったのが夢物語のように感じる。今から27年前、昭和63年11月に南海ホークスが福岡ダイエーホークスに改められた。翌年から杉浦忠監督率いるホークスの選手が、平和台球場を本拠地にして試合を行った。元の本拠地、大阪球場でも数多く試合が開催された▼弱小チームであったが、ライオンズが福岡から去った後、待望の地元球団として、福岡県民に徐々に受け入れられていった。生え抜きの山内孝徳投手や移籍してきた島田誠外野手、池田親興投手など解説者としてテレビ出演している姿を見ると、懐かしい気持ちになる▼平成5年には、福岡ドームに本拠地が移転し注目を集めた。同7年に王貞治監督が就任し、秋山幸二外野手、小久保裕紀内野手、城島健司捕手、生え抜きのカズ山本外野手や藤本博史内野手などが活躍した。今でもチャンスになると藤本内野手の応援テーマが演奏されている。井口資仁内野手や松中信彦外野手も入団し、チーム力が増していった▼福岡にホークスが移転してからリーグ初優勝したのは、平成11年のことである。現在の監督、工藤公康投手が活躍した。日本シリーズでは、前監督の秋山外野手が活躍し日本一となった▼今では福岡県にホークス球団が、完全に定着している有様を大変うれしく思う。


平成27(2015)年 11月 3日 火曜日


  1. 電力の地産地消開始 みやま市 まず市役所へ供給 リスク軽減で 九大と実証実験
     日本初のエネルギーの地産地消都市を目指しているみやま市は第1弾として2日、同市瀬高町の市役所本所で庁舎への供給開始式と来年4月の電力自由化に合わせ一般家庭への供給を始める前に、インバランスが大きなリスクとなるため、それを解消するために九州大学と協力してビッグデータを活用した電力需給オペレーションシステム実証実験を開始すると発表した。

  2. 大牟田・荒尾 世界遺産の保全・継承・活用を重点課題
     大牟田・荒尾地域振興推進協議会の第35回総会が2日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開催され、両市共通課題であり重点課題の「近代化遺産の世界遺産登録へ向けた取り組みの推進」を「世界文化遺産に登録された三池炭鉱関連資産の保全、継承及び活用に向けた取り組みの推進」に変更。共通課題だった「水道の一元化」は事業の進捗に伴い削除した。

  3. 白秋祭 詩聖しのび献詩や歌 柳川 市外からも参列し式典
     柳川市出身の詩聖、北原白秋をしのび、白秋祭式典(柳川市主催)が白秋の命日の2日、同市矢留本町の白秋詩碑苑で行われた。白秋の詩「帰去来」が刻まれた詩碑や在りし日の写真の前で、市内をはじめ姉妹都市の大分県竹田市、友好都市の宮崎県延岡市などから集まった参列者たちが献詩や歌を通じて作品や人物像、功績に思いをはせた。

  4. 北高坂≠フ日々惜しむ 大牟田 校舎移転を前に文化発表会や同窓会
     大牟田北高校(長俊一校長)の校舎移転を記念し、10月30日から11月1日にかけて大牟田市甘木の同校で文化発表会や「大同窓会」が開かれた。在校生も卒業生も、思い出あふれる甘木山校舎や「北高坂」での日々を惜しんだ。

  5. 洋風かつ丼 おいしい!! 大牟田 学校給食に初登場
     大牟田市にあった百貨店、松屋デパートの名物メニューで、昨年再現・復活した洋風かつ丼が2日、同市内11小学校の給食で初めて登場。この日は大牟田小学校で古賀道雄市長や復活に携わったおおむた洋風かつ丼研究会の大塚力久会長らも試食。子どもたちは「おいしい」「初めて食べた」と笑顔を見せた。


     米国海軍の艦船が、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島にある中国が建設中の人工島12カイリ(約22キロ)以内の海域に入った。中国は南沙諸島の岩礁に3カ所、滑走路を備えた人工島を建設している▼中国の習近平国家主席との会談でオバマ米大統領は、人工島建設が国際法に違反するもので建設中止を対話により求めた。しかし、習主席はこれを断った。南シナ海は日本にとって重要なシーレーンである。マラッカ海峡やロンボク海峡を通過した貨物船は南シナ海を航行し、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過して日本へ向かう▼10月29日、中谷元・防衛相が佐賀県庁を訪れた。佐賀空港にオスプレイを配備するための説明である。山口祥義県知事と会談し、米海兵隊のオスプレイ訓練利用は行わず、自衛隊によるオスプレイ配備の方針を伝えた▼同時に佐賀県吉野ヶ里町にある陸上自衛隊、目達原駐屯地のヘリコプター部隊も佐賀空港に移設されることになる。柳川市の西部上空は佐賀空港を離着陸する進路となる。このため、防衛省も柳川市民への説明会を開いてきた▼当初は、沖縄の米軍利用の軽減策として、米海兵隊オスプレイ訓練の同空港利用が提案されていた。今回、自衛隊単独でのオスプレイ配備計画が提案された形となった。自衛隊のオスプレイ配備を認めた後に、米軍の訓練利用が再度、提案される可能性も十分に考えられる▼日本の防衛と日米安保条約、新たな安全関連保障法制、そして南シナ海の問題。今後の動向が気になるところだ。


平成27(2015)年 11月 4日 水曜日


  1. 近代化遺産へ人、人・・・ 炭鉱施設を一斉公開
     大牟田・荒尾の近代化遺産一斉公開(三池炭鉱の「近代化遺産」を活かしたまちづくり実行委員会主催)が3日、両市内外から延べ約2万人の来場者があった。世界文化遺産登録から初めての一斉公開で、秋晴れの下、繰り出した大勢の人たちで例年以上のにぎわいを見せた。

  2. 最優秀賞に徳永さん(荒尾署) 消防職員6人が意見発表 有明本部
     有明広域行政事務組合消防本部(宮本裕知消防長)の職員意見発表会が2日、荒尾市本井手のホテルヴェルデであった。6人の職員が、職務で感じた問題点を提起するとともに改善案を力強く発表。最優秀賞に荒尾消防署の消防士、徳永哲さんが輝いた。

  3. 市民ぐるみで子ども守れ スマホなどの悪影響排除 親が本気で取り組みを 大川
     大川市教育懇談会(大川市PTA連合会主催、市教育委員会共催)がこのほど市役所で開かれた。大川っ子のための安心ネット宣言に基づき、市民ぐるみでスマートホンやゲーム機などの長時間利用による生活・学習習慣への悪影響、不適切な利用でのトラブルなどから子どもたちを守る環境づくりを進める運動につなげるため、親が本気で取り組もうと意思統一がされた。

  4. 宮尾熊野座神社 秋の大祭 裸の男衆 白い息吐きみそぎ
     玉名郡南関町宮尾の宮尾熊野座神社の秋の大祭が3日、同神社で行われた。大祭の前には地域の男衆が裸になって身を清め、神前に供えるための餅つきをした。

  5. 全国水都ネット 柳川でフォーラム 水郷の未来を学ぶ
     全国水都ネットワークフォーラムin柳川が3日、柳川市の柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開催された。東京や大阪など10都市が連携。開催地・柳川市の合併10周年記念行事でもあり、「国指定名勝『水郷柳河』〜掘割の歴史と未来への活用〜」をテーマに環境保全や水辺を活用したまちづくりなどを考えた。市と柳川商工会議所、柳川市観光協会による柳川観光活性化協議会(立花寛茂会長)、全国水都ネットワークの主催。


     「光輝好齢者」。75歳以上の人のことだと聞いた。「後期高齢者」ではない。講師は大牟田市内で幼少期と社会人時代を過ごした化学会社OB。今は千葉県内に住んでいる。大牟田での文化講演会の講師に招かれた▼現在80歳で演題は「人生いろいろ、面白きかな人生」。元気はつらつ、笑顔でマイクを握る姿を見ると、なぜそんなタイトルが付けられたのか分かる気がした。会場には高齢者が多く、こちらもみんな笑顔▼講師は続ける。「65歳で判断能力が最高となり、75歳を過ぎても知的能力は向上できる」「長寿時代では、余生ではなく『もう一つの人生』」「後半生は、すべきことをする人生から、したいことをする人生に軸足を移す」と▼「無病息災」とまでいかないでも「一病息災」が良いと世間ではよくいうが、講師は「私は『百病息災』。婦人科と小児科以外のさまざまな病院にかかった。それでも健康に生きられる」▼病気で落ち込まないことが健康を回復する秘訣ということか。さらには「老後の備えは自助、共助、互助、公助」「自助の第一歩はお金の貯蓄ではなく、健康の貯蓄」とも▼講師の著書にエッセー集「反面教師」がある。吝嗇家(けちんぼ)と思っていた父に反発し、あえて違う道や生き方を選びながらも、父のおかげで職業を含め今の自分が成り立っていること、自分の前の鏡に父のような姿が映り、性格も似てきたことに気付く。以降は父を「両面教師」と感謝し朝夕、仏壇の前で手を合わせていると記している。聴衆は確かな「出会い」を実感しただろう。


平成27(2015)年 11月 5日 木曜日


  1. 世界遺産を地域振興に 大牟田商議所、経済倶楽部、観光協会 3団体が要望や提言
     世界遺産をこれからのまちづくりに生かそうと、大牟田商工会議所(板床定男会頭)、大牟田経済倶楽部(永松均会長)、大牟田観光協会(白石政嗣会長)は4日、大牟田市役所を訪れてそれぞれ要望書・提言書を提出した。各団体が考えをまとめ、「世界遺産を活用して地域振興につなげてほしい」と訴えた。

  2. 市民の安全確保を オスプレイ配備計画 佐賀県知事へ要請 柳川市
     柳川市の金子健次市長は4日、佐賀県庁を訪れ、有明佐賀空港へのオスプレイ等配備計画について同県の山口祥義知事へ配備の是非を判断する際に柳川市の意向を十分踏まえることなどを要請した。「国との協議が急速に進められていくのではないか。市民の安全安心を確保し、市民の生活環境を守るため強く要請する」との意向に山口知事は「真摯に受け止め、しっかり対応したい」と述べた。

  3. JAXA宇宙を学ぶ 80人が関心高める 現状と今後について講演 中央公民館
     荒尾市中央公民館の平成27年度市民講座がこのほど、同公民館であった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部産業促進課課長の青柳孝さんの話を通して、約80人の受講者が宇宙への関心を高めた。  青柳さんは「僕らの地球号〜日本の宇宙開発の現状と今後について〜」と題して講演。同機構の活動概要や日本の宇宙開発の歩みに続いて、H―UBロケットによる宇宙ステーション補給機「こうのとり」などの打ち上げの模様を動画を用いて説明した。

  4. 未病と健康のつどい 丁さんら専門医が講演 7日 大川
     大川市「未病と健康のつどい」が、7日午後2時から同市酒見の大川シネマホールで開かれる。がんにならない生き方、健康寿命の延ばし方をテーマに、テレビでもおなじみの丁宗鐵さんら専門の医師の話を聞くことができる。

  5. 御神幸行列練り歩く 芳司・本郷ドンキャンキャン みやま
     福岡県指定無形民俗文化財の芳司・本郷ドンキャンキャンが3日、みやま市瀬高町文広、本郷地区であった。五穀豊穣などを願い、御神幸行列が地域を練り歩いた。


     政府与党は、2017年4月の消費税増税に伴う緩和策として、軽減税率の検討を行っている。消費税は全ての消費者に課税される仕組みである。このため所得の中で消費が占める割合の高い低所得者にとって、負担となる課税比率が高くなる逆進性を構造的に持っている▼今回、議論されているのは、食料品に軽減税率を適用する案である。生鮮食料品・加工食品・酒類を除く飲食料品など品目の線引きが議論されている。さらに、低所得者への現金給付を組み合わせる案も出てきている▼そもそも税金は、社会全体の所得を再配分し、住みやすい社会にするための仕組みである。消費税増税は、日本国の財政を健全化し、社会保障関連を充実していくために必要として計画されたものである▼消費税が初めて導入されたときから、逆進性の問題は議論されてきた。逆進性は認めるが、消費税の仕組みを生かしていくには、軽減税率が適切であるとしているのだ▼一方で低所得者のみならず、全国民に軽減税率が適用されるため、効果が少ないとする考えがある。しかも、その分の税収が減るからだ。そこで、給付金の案が出されてきた。理論上は確かに低所得者への軽減策である。しかし、自己申告制で書類等をそろえなければならない手間や、あえて申告しない人が存在する。このため、実際の給付率は低くなってしまう▼軽減税率を導入すると、品目の線引きに加えて、事務手続きが煩雑化することも問題視されている。どうすれば良いのか。妥協点を見つけ出すしかないようだ。


平成27(2015)年 11月 6日 金曜日


  1. 「津波防災の日」各地で避難訓練 地域住民も意識高揚 生徒が園児迎え誘導 長洲中学校 周辺住民含め430人参加
     「津波防災の日」の5日、各地で防災訓練が行われた。地震や津波を想定した避難訓練に、地域住民も参加して防災に対する意識を高め、万が一に備えた。

  2. 荒尾市民病院建て替え 野外音楽堂が適地 2724人の署名提出
     混迷が続く荒尾市民病院の建て替え問題をめぐり、市民グループの「野外音楽堂に建設を求める会」(早野正矩代表)は5日、山下慶一郎市長に宛てて、 市民病院の移転先を荒尾運動公園内の野外音楽堂とするよう求める要望書と2724人の署名を提出した。

  3. 失敗恐れず挑戦して 町長が高校生にエール 南関高校
     玉名郡南関町の南関高校(重岡忠希校長)は「南関高校の日」に合わせて佐藤安彦町長を招いて講演会を行った。佐藤町長は生徒に「人生は一度しかない。失敗を恐れず、やりたいことをやって」とエールを送った。

  4. 恋愛かなうように 恋木神社 良縁成就祭 女性たちが祈願 筑後
     筑後市の水田天満宮内にある恋木神社で3日、良縁成就祭が開かれ、多くの女性たちが訪れ、良縁を祈願。この日特別に手に入る「縁のいと守」を求める列ができていた。成就祭を盛り上げようと飲食や雑貨などのブースが並び、にぎわいを見せた。

  5. 夢と笑顔を忘れないで 母校大正小で弾き語り 日高さん 後輩にエール 大牟田
     大牟田市出身の歌手、日高美子さん(58)のコンサートが4日、同市大正小学校で開かれた。約45年ぶりに訪れた母校でギターの弾き語りを聞かせ、「夢と笑顔を忘れないで」と呼び掛けた。


     大牟田市と荒尾市にまたがる三池炭鉱関連遺産が世界文化遺産に登録されて、4カ月が経過しようとしている。世界遺産は、人類の大切な宝として保存していくことが目的である▼世界遺産に登録されると観光客が来訪するため、あらためて観光資源としての注目が集まる。決して観光推進を目的にするのではないが、世界遺産を核にした「まちづくり」は、地域の発展に必要なことである▼優先すべき課題として、第一に全市民的な組織づくりを行うべきだ。市役所、商工会議所、観光協会、各種ボランティア団体、教育機関、市民代表などから構成される世界遺産活用を推進する委員会を設立する。それぞれの活動が有機的に結ばれ、同じベクトルで進んでいくことが効果的だ▼次に、大牟田市と荒尾市が県境を超えて、活動の推進に協働で取り組む。情報を相互に発信し、各種イベントを協働で行う。サイクリングコースの設定も離れている施設を結ぶ手段として必要だろう。三池港の有明海クルージング、石炭を燃やす実験など、体験型イベントを実施すれば、数多くのリピーターも訪問するであろう▼さらに全市民が世界遺産を中心にして、地元へのさらなる郷土愛を深めていく。市民が一体となって来訪者に、おもてなしの心でお迎えする雰囲気づくりを醸成していく。「いらっしゃいませ、世界遺産のマチ、大牟田・荒尾へ」など看板や案内標識、ポスターなどを市内の至る所に掲示していくのも必要だ▼特に、みんなが協働して取り組むことが、全体の魅力を高める近道となる。


平成27(2015)年 11月 7日 土曜日


  1. 無投票へ 大牟田市長選 あす告示 中尾氏を自民県連も推薦
     任期満了に伴う大牟田市長選挙は8日告示される。立候補の動きを進めているのは前副市長の中尾昌弘氏(61)の1人だけで、無投票となる見込み。6日に自民党福岡県連(蔵内勇夫会長)から中尾氏に推薦状が交付された。同氏はこれまで政党関係で自民党大牟田支部や公明党福岡県本部から推薦を受けている。

  2. 未成年者の喫煙防ぐ 駅で通学客らに啓発 荒尾たばこ販売協同組合
     未成年者の喫煙を防止しようと荒尾たばこ販売協同組合(藤本嗣司理事長)は6日、荒尾市のJR荒尾駅と南荒尾駅でキャンペーンを実施。組合員が通学客らにポケットティッシュを配り啓発に努めた。

  3. 年末年始 買い物は地元で 商工会議所、サービス連合、全商連 消費購買へ理解を 大牟田
     年末年始、買い物は地元で―。大牟田商工会議所(板床定男会頭)、大牟田サービス連合会(大坪和彦会長)、大牟田全市商店連合会(内田康雄会長)は6日、大牟田市役所などを訪れ、「地元消費購買」の積極的推進に関する要望書を提出。地域経済活性化のため地元での消費購買へ理解と協力を求めた。

  4. 子ども守る「スマホ宣言」 学校、家庭でルールづくり 筑後市 児童生徒へチラシ配布
     筑後市の小学校長会、中学校長会、PTA連合会、教育委員会は一緒に、インターネットを利用することで起きるさまざまな問題から子どもを守るため、「恋のくに ひと想うまち筑後のスマホ宣言」を行った。作成したポスターやチラシを市内小、中学校を通して児童、生徒へ配布。インターネットなどを使用する際の学校内・家庭内などでのルールづくりを進める。

  5. 9日から秋季全国火災予防運動 原因に多い寝たばこ
     「無防備な 心に火災が かくれんぼ」を統一防火標語にして平成27年度秋季全国火災予防運動が9日から15日までの7日間、展開される。住宅の防火対策や放火火災防止対策などに重点を置き、啓発活動などを行う。


     暦は11月。秋が深まり朝晩はめっきり寒くなった。この時季の旬の味覚といえば塩焼きにしたサンマ。多くの人がそうだと思うが、レモンなどの搾り汁を大根おろしに添えて食べると味は格別。搾り汁に限らず、しょうゆをかけてもおいしい▼子どものころ、サンマを焼く七輪からもうもうと煙の上がるのをよく見ていたのが今も思い出される。サンマを焼いていた煙を火事と間違って、119番通報したという人のニュースを聞いたのが懐かしい▼もう一つ、東京の下町で暮らす人たちの人情を歌った「さんま焼けたか」という歌もこの季節になると思い出す。40年ほど前の発売なので懐メロに入るだろうか。メジャーな楽曲とは言えないが、「さんま焼けたか 粋な親父の声がする」というサビの部分が気に入っている▼今は年中食べられるものが増え、それに伴い旬を実感することは減ってきた。そんな中でもサンマはそれを感じさせてくれるのがうれしい▼だが近年は気候変動や中国、台湾の乱獲で漁獲量が減っているのがテレビ番組の特集で取り上げられた。中国などでも消費が多くなっているから捕るのではあるが、巨大な漁船や網を使って文字どおり一網打尽にする。付け加えれば、他の魚も大量にその網にかかってしまうとのことだった▼言うまでもなく資源は無限にあるものではない。乱獲をやめなければそれだけ早く枯渇してしまう。絶滅が近くなってから慌てても遅いのである。資源保護の視点からも日中台できちんと協議されるよう望みたい。


平成27(2015)年 11月 8日 日曜日


  1. 炭都をアートで彩る 国際交流芸術祭in大牟田が開幕
     第3回炭都国際交流芸術祭in大牟田が7日に開幕した。大牟田市石炭産業科学館で「国際交流展覧会」、同市の新栄町商店街で「新栄町街中Art」が開かれ、アートが炭都を彩っている。15日まで。

  2. 町政功労者らたたえる 31人1団体へ賞状贈る 大木
     三潴郡大木町の町政功労者・社会功労者表彰式と感謝状贈呈式が6日、町役場で開かれた。地方自治、スポーツ振興、子育て支援などの分野で長年尽力した町政功労者13人と社会福祉功労者6人に表彰状、12人と1団体へ感謝状を贈り、功績をたたえた。

  3. 園児が交通安全学ぶ 大牟田柳川信金 住みよい地域づくりへ
     大牟田柳川信用金庫(小柳敏明理事長)が主催するしんきん交通安全教室が5日、柳川市金納の蒲池保育園(金納満貴子園長)で開かれた。3歳児から年長児までの園児約110人が参加。横断歩道は手を上げ左右をよく見て渡ること、踏切の遮断機はくぐらないことなどを約束した。

  4. 地域美化に努める 土木組合 柳川で道路清掃
     福岡県土木組合連合会柳川支部(鍋田政則支部長)はこのほど、柳川市三橋町今古賀の柳川土木会館付近など道路の清掃に取り組んだ。ボランティア活動の一環。雑草を刈り取るなど作業に汗を流し、地域の美化に努めた。

  5. 新ルートの運行開始 世界遺産シャトルバス 西鉄と産交使い 大牟田・荒尾
     大牟田市と荒尾市による土曜・日曜・祝日の「世界遺産巡り無料シャトルバス」の新ルート運行が7日にスタートした。これまでの両市内の全対象施設を循環するものから3ルートに分けての運行となったもので12月末までの2カ月間。


     現代経営学の父といわれるピーター・ドラッカーの問い掛けに、「われわれの事業は何か」がある。答えるためには徹底的な思考と検討が必要で、しかも正しい答えは、分かりきったものではない▼これに答えるためには「われわれの顧客は誰か」「顧客にとっての価値は何か」を明確にする必要がある。検討すべき顧客は目の前の顧客に限らない。複数に考えられる顧客を見直して初めて、顧客にとっての自社の存在意識が見えてくる▼企業存続において最も重要なのは、販売促進である。商品開発やマーケティングも重要だが、最終的に販売成果につなげるのは、営業力である。小さな組織の企業では、看板をよりどころにした営業活動ができない面もあり、大企業と違い困難である。しかし組織が小さいことは、顧客に合わせ柔軟で素早い対応が可能。営業活動と商品やサービスの開発を密接に連携することができるのは、小さな組織の方がシンプルな意思決定が可能であるからだ▼的確に顧客の抱える課題を捉えて、解決に向けた適切な提案を考えられるかに懸かってくる。営業活動における課題の把握、仮説の設定、情報の収集が重要なプロセスとなってくる▼課題の把握には「なぜ」「具体的には」「本当に」の三つの質問による切り口が有効だ。仮説の設定にも、この三つの質問で堀り下げていき分析していく。情報の収集は、何もインターネットに限らない。新聞や雑誌の記事、伝聞情報も重要であり、営業活動においては、足を使った生の情報が特に重要である。


平成27(2015)年 11月 10日 火曜日


  1. 中尾氏が初当選 大牟田市長選 来月3日初登庁 68年ぶり無投票で 「活気ある豊かなまちへ」
     任期満了に伴う大牟田市長選挙が8日に告示され、元副市長の中尾昌弘氏(61)以外に立候補者がなく、中尾氏が無投票当選した。祝勝会で中尾氏は「山積する本市の課題を解決するのが私の使命。市民の皆さんと一丸となって頑張り『活気ある豊かなまち大牟田』を取り戻したい」と決意を述べた。

  2. 音楽に親しみつながろう 大川JC音楽会 児童や中沢さん出演
     「大川青年会議所音楽会〜音楽でつながる 心はひとつ〜」が7日、ワークピア大川で開催。来場者が大川市内の児童やシンガーソングライターの中沢けんじさんらの歌や演奏に耳を傾け、 楽しいひとときを過ごした。

  3. 看護科86人 決意新た 厳かな中で戴帽式 荒尾・有明高
     荒尾市増永の有明高校(片山盛雄校長)で7日、病院実習に臨む看護科生徒の戴帽式があった。厳かな雰囲気の中、2年生86人がナースキャップを身に着け、看護の道に進む決意を新たにした。

  4. 「火の用心」呼び掛ける 自転車で運動PR 有明消防本部
     有明広域行政事務組合消防本部(宮本裕知消防長)は9日、同本部管内で自転車を使った火災予防運動のPR活動を行った。職員が自転車に乗って玉名市、荒尾市、玉名郡長洲町などを巡回し「火の用心」を呼び掛けた。

  5. 命日に三川坑で慰霊 被災者の会 炭じん爆発から52年
     三川鉱炭じん爆発から52年が経過した9日、三池大災害被災者の会(藤田幸次郎会長)は荒尾市下井手の有明成田山大勝寺敷地内「三池炭鉱災害犠牲者の碑」前で三池大災害抗議集会を開催した後に大牟田市所有の三川坑を訪ね、第2斜坑付近で犠牲者を慰霊した。


     運転免許証を自主的に返納するお年寄りが増えている。高齢となり運転に自信がなくなったり、交通事故を心配する家族の勧めを受け入れて、免許証を返納しているという▼大牟田署の免許証返納数は昨年10月末までに162件だったのが、今年同時期で206件に増加。荒尾署では昨年1年間で50件だったのに対して、今年10月末までで80件と大幅に増えている▼これは高齢者による事故を防ぐ対策の一つとして推進されているためだ。昨年6月の道路交通法改正に伴い、免許更新の際に統合失調症や認知症などの症状がないかを確認するようになったことも大きな理由となっている▼大牟田署管内では、今年9月末までに発生した人身事故が534件。このうち65歳以上の高齢者が第1当事者(発生した事故で過失が重かった人)だったのが118件。全体の2割に。荒尾署管内においては同期間で発生96件のうち50件にのぼり、なんと半数以上を占める結果となっている▼ハンドルを握る高齢者の多くは、法令を順守し安全運転に徹しているに違いない。だが身体的には、若いころに比べて機敏性に欠け、瞬時の対応が遅れ気味になっていることは否めないだろう▼高齢者が関わる痛ましい事故のニュースは日々聞かれている。運転に不安を感じたときや家族からの勧めがあったときには、人生の先輩として大きな度量を持ちそれを受け止めることも必要だ。また周りの人たちも、何か異変を感じたら、本人の尊厳を損なわぬように諭すことを求めたい。


平成27(2015)年 11月 11日 水曜日


  1. 伍位軒に農水大臣賞 2度の打撃乗り越える ミカンの里を再生 みやま 日本一の「北原早生」導入 所得向上し若い世代が帰郷
     ミカンの里、みやま市山川町甲田の伍位軒集落が豊かなむらづくり全国表彰である農林水産大臣賞を受賞した。同集落は昭和48年のオイルショック、平成3年のオレンジ輸入自由化と2度にわたり、ミカン栽培が打撃を受け、集落の維持・存続が危ぶまれたが、「ミカンの里」を守るために、「行政任せではなく、自分たちでやれることは自分たちでやろう」をスローガンに、さまざまな活動を通して集落を再生させている取り組みが認められた。

  2. 大川舞台にコンテスト ショートフィルム制作 4校の学生が挑戦 アジアドラマカンファレンス
     第10回アジアドラマカンファレンスin kyushu記念企画の学生ショートフィルムコンテストに出場する大学、専門学校の学生たちが7日から9日まで大川市内の文化財、観光地などを舞台に撮影した。学生たちは「足を止めて見てもらえる映像を作りたい」とカメラを回していた。

  3. 華やかな行列続く 水田天満宮 稚児風流を奉納 筑後
     天下太平・五穀豊穣を祈る筑後市水田天満宮稚児風流が行われた。鼓、鉦、太鼓などを肩に掛けて20人ほどの子どもたちが「栄えあれ」の意味の「ハーエンヤアイ、ヤーアイ」の掛け声を上げながら、水田天満宮周辺を行列し、戻って天満宮に奉納した。昭和11年に福岡県の無形民俗文化財に指定されている。

  4. 炭じん爆発など犠牲者悼む 慰霊碑の説明板除幕 三池工業高定時制
     大牟田市上官町の三池工業高校定時制(江口明利校長)は9日夜、同校で三川鉱炭じん爆発事故などで亡くなった生徒を悼む「勤労学徒慰霊碑」の説明板の除幕式を行った。 

  5. ご当地グルメ好調 石炭ゴロゴロ万田焼 認定店は12店に 荒尾
     荒尾市のご当地グルメ「石炭ゴロゴロ万田焼」が登場しておよそ半年。世界文化遺産に登録された万田坑への観光客増加に比例し、提供する認定店の客足は軒並み好調だという。今月から認定店が4カ所増えて12店になり、案内リーフレットが一新された。


     消費税軽減税率導入の経理方式が、与党の自民・公明両党で調整されている。日本版ともいえる簡易インボイス方式が検討されているようだ▼簡易インボイス方式とは、現行の請求書の中で軽減税率品目に印を付ける方法である。消費税の合計額は請求書に記載される。買い手は、その請求書を基に経理処理を行う。今回の案では、計算を間違えて納税しても罰則を科さないとしているようだ。しかし、企業間の決済金額に差異が頻繁に起きてしまい事務負担が増す▼このため課税売上高が5千万円以下の企業には、みなし課税方式を選択できるようにする案が出ている。みなし課税は、軽減税率の対象となる売上比率を業種別に算出する予定。これでは売り手にも、買い手にも、納税額の算出が正確であるとは言えない。不正の温床となる可能性もある。売上高が1千万円以下の免税事業者でも同様である。品目の線引きは理解が難しく、都合の良いように解釈される▼9月に総務省が発表した8月の全国消費者物価指数は、生鮮食料品を除く指数が2年4カ月ぶりにマイナスとなった。10月末、日銀は物価上昇率2%の達成時期を、従来の想定より半年遅い来年の後半ごろと先送りした。アベノミクスが筋書きどおりに進んでいないことを示している▼日本はいまだデフレ経済から脱却できずに、低成長が続いている。来年7月には参議院議員選挙が予定されている。安倍総理はいったん、消費税増税を1年半延期した。再度、延期を発表することで選挙に備える可能性も考えられる。


平成27(2015)年 11月 12日 木曜日


  1. 筑後市 空き家見学バスツアー 人口5万人目標に移住促進 転入理由「結婚」が圧倒的 来月6日 4軒巡る バンク事業登録50軒
     筑後市は12月6日に空き家見学バスツアーを実施、参加者を募集している。福岡市近郊に住む移住検討者などが対象。博多駅に集合し、九州新幹線で筑後船小屋駅に来て、貸切バスで筑後市内にある4カ所の空き家を巡る。

  2. オリーブで地域振興 荒尾 加工品開発、担い手育成も
     オリーブを使った地域振興を進めようと、一般社団法人「九州荒尾オリーブ村」が設立され、荒尾市樺の拠点施設で11日に記念式典があった。

  3. 「大牟田中央小」来春開校 市立学校再編整備計画 現米生中通学にスクールタクシー
     大牟田市教育委員会は10日、市立学校再編整備の進捗状況について市議会市民教育厚生委員会に説明。学校再編整備第2次実施計画関係では右京・船津・延命の3中学校再編で今年4月に「宅峰中」が開校しており、上官、大牟田の2小学校の再編による来年4月の「大牟田中央小」開校に向けて準備作業中。上内小での小規模特認校制度の実施状況も報告された。

  4. 119番を一括受け付け 筑後地域消防司令セ きょうから大牟田市も
     大牟田市からの119番通報の受け付けが、12日から久留米市山川沓形町の「筑後地域消防指令センター」に変更される。今年12月8日までに筑後地域10市4町1村の119番通報を一括して同センターで受け付ける。

  5. 集落営農で農地守ろう 南関町 組織設立へ説明会 地区代表30人が参加
     自分たちの農地を自分たちで守ってもらおうと玉名郡南関町は10日、同町公民館で集落営農組織設立に向けた説明会を開いた。参加者は地域の農業者が協力して農地などを管理する集落営農について理解を深めた。


     「立冬」を過ぎたにもかかわらず、暖かい気候が続いている。気象庁は、今年の冬は暖冬になる―と予測を発表している。今から30年くらい前は、11月の大相撲九州場所が開催されるころには、木枯らしが吹き霜も降り始めていた。温暖化が確実に進行しているのが実感できる▼暖冬になる原因は、太平洋の赤道付近にある海面の温度が異常に上昇し、エルニーニョ現象を引き起こしているからだ。確かに今年は台風が10月になっても発生し、日本に影響を与えた。このエルニーニョ現象が冬まで続き、日本の太平洋沿岸地域に暖かい大気が流れ込んでいる▼地球規模の気温が上昇する地球温暖化は、20世紀後半から地球全体の問題とされている。温暖化の原因は、世界規模で人が化石燃料の使用や森林の伐採を続けていることで、大気中に含まれる二酸化炭素などの温室効果ガスが増加しているためである。地球の外に放出される熱を大気中に蓄積させる温室効果が年々、強まってきている▼このまま温暖化が進むと地球の平均気温が21世紀末には、20世紀末に比べ、3〜4度上昇すると予測されている。北極海の氷が夏期には完全に溶けてしまい、海面が50センチ以上、上昇することになる▼地球温暖化の進行を抑えるために、国際連合枠組条約の下で条約締約会議(COP)が毎年開催されている。今年、21回目となるCOP21が、今月30日からフランスのパリで開催される▼暖冬と温暖化は直接的に関係していないが、地球規模で関連している。決して喜べない気象の変化である。


平成27(2015)年 11月 13日 金曜日


  1. 世界遺産でまちづくり 大牟田・荒尾・宇城市がセミナー 保全活用と活性化学ぶ
     「世界文化遺産登録記念セミナーin三池」(大牟田市、荒尾市、宇城市主催、大牟田市近代化産業遺産を活用したまちづくり協議会共催、福岡県後援)が12日、大牟田市岬町の帝京大学福岡キャンパスで開催され、福岡、熊本の両県内外から約320人が来場。世界遺産の次世代への継承と課題、近代化産業遺産を活用したまちづくりの重要性などを学んだ。

  2. 運動公園除外を 荒尾市民病院建て替え問題 1万3182人の署名提出
     荒尾市民病院の建設候補地をめぐる問題に関連して、同市体育協会の山口賢一会長らは12日、同市役所に山下慶一郎市長、小田龍雄市議会議長を訪問。候補地から荒尾運動公園を外すよう求める、市民ら1万3182人分の署名を提出した。署名では「運動公園内への病院建設は、総合運動公園としての機能を低下させ、スポーツ振興を後退させる」として、運動公園一帯の候補地除外を要望している。

  3. 小保・榎津藩境まつり あんどん生かしライブも 大川
     柳川藩と久留米藩の境に位置する大川市小保と榎津の両地区で開く「小保・榎津藩境まつり」の実行委員会は10日、藩境のまち広場休憩所で第1回会議を開いた。17回目となる来年は4月23、24の両日開催。会議で藩境検定、藩境対決など主なイベントを確認した。地元住民の手作りあんどん点灯中のイベントを初めて企画し、ライブを行う。

  4. 地域の伝統文化に親しむ 長洲町腹赤小 児童が清源寺神楽を体験
     子どもたちに地域の伝統文化へ親しんでもらおうと12日、玉名郡長洲町腹赤小学校(高森秀一校長)で児童の神楽体験があった。3年生35人が舞や楽器演奏に取り組み、校区内に伝わる「清源寺神楽」へ理解を深めた。

  5. 租税教育推進に貢献 三池工高、大川小へ感謝状
     長年にわたって租税教育の推進に大きな貢献があったとして、大牟田市の三池工業高校と大川市の大川小学校へ12日、大牟田、大川の各税務署からそれぞれ感謝状が贈られ、これまでの功績をたたえた。


     「三池の山から望むふるさと 有明の海は輝き満ちて」「偉業を映す不知火の 澄んだ水面へ心は飛び立つ」「港の遺産の名は世界に 大蛇の炎は天空へ広がる」「いにしえの歴史を未来へとつないでゆく 友愛と向学の学び舎」▼「きょう、高らかに(校歌を)歌っていただき、目が潤んでいます。どうか未来永劫、この歌が歌い継いでいかれますように」。大牟田市中心部の3校再編で今春誕生した「宅峰中学校」の校歌を作詞作曲した大牟田市出身のミュージシャン、長友仍世さんは開校式で熱く語った▼実に大牟田愛≠ふれる人である。ロックユニット、infixのメーンボーカルでオカリナ奏者。担当するラジオ番組では大牟田弁丸出しの絶妙なマシンガントークでリスナーを喜ばせている▼その仍世さんが故郷をテーマにしたオカリナ&バラードのCDアルバム「帰郷〜おかえり〜」を完全リニューアルして10月7日、50歳の誕生日に発売。先日は帰郷して「ぜひ多くの人、特に地元の人たちに聴いてもらいたかですね」と笑顔を見せた▼ラジオでのトークや曲作り、さらにはアルバムのジャケット写真などでも徹底的に故郷へのこだわりを表現。自分を生み育ててくれたまちへの愛や感謝の念がそれを支えていることを実感した▼仍世さんの歌声、彼が奏でるオカリナの音色からは有明海に沈む美しい夕日が浮かんでくる。このまちで暮らす人たちの郷土愛を高め、出身者が聴くと久しぶりに故郷へ帰りたくなる。そんなアルバムが発表されたことが実にうれしい。


平成27(2015)年 11月 14日 土曜日


  1. 粗朶沈床で水位変化に強い 若津港導流堤調査工で判明 重要文化財へ≠フ声 大川で中間報告会
     NPO法人大川未来塾(阿津坂芳徳理事長)はこのほど、大川市榎津のヴィラベルディホールで公開例会として有明海沿岸道路筑後川橋梁の橋脚が架かる若津港導流堤(通称デ・レーケ導流堤)調査工の中間報告会を開いた。オランダから伝わった水位の変化に強い「粗朶沈床」 と呼ばれる工法が見られたなどの発見が報告され、参加者から「導流堤を国の重要文化財に」という声が聞かれた。

  2. 後輩に伝統つなごう 杉森高校 創立120周年 式典や文化祭で祝う
     柳川市奥州町、学校法人杉森学園杉森高校の創立120周年記念式典が13日、同校で行われた。約700人が出席し祝福。記念の講演や文化祭もあり、生徒たちは創立者・杉森シカの教育への思いや先輩たちが築き上げてきた伝統を後輩につないでいこうと心を新たにした。文化祭は14日に一般公開される。

  3. 市民文化祭が開幕 15日までサンコア 500点の作品展示 筑後市
     第52回筑後市民文化祭が13日、同市中央公民館(サンコア)で始まった。市文化連盟文化部門会員、市連合婦人会、はつらつサークル会員の作品約500点を展示、体験コーナーも設けられている。市民文化祭は15日まで。

  4. 園児が火の用心訴える 岩田幼稚園防火パレード みやま
     みやま市高田町岩津、認定こども園岩田幼稚園(宮本真二園長)は12日、園前道路歩道で防火パレードを実施。年長児と年中児で編成したパレード隊が地域の人たちに火の用心を呼び掛けた。

  5. 進捗率75% 年内に完成 大牟田高、耐震化進む
     大牟田市草木、大牟田高校(天河晃洋校長)の校舎耐震化工事の見学会が11日、同校で行われた。耐震化、防火対策、電気や水道、通信などライフラインの整備といった工事が行われ現在の進捗率は75%、今年12月末に完成予定となっていることが説明された。


     国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門について、開門差し止めを命じた長崎地裁に、国は異議を申し立てていた。これを受けて、このたび長崎地裁は仮処分を維持する決定を下した▼諫早湾干拓事業をめぐる裁判は、漁業者側が起こした二つの訴訟がある。その結果、開門を命じるものと、開門を認めないものとの、相反する判決が下されている。営農者側の訴訟では、開門差し止めの仮処分が出されている▼潮受け堤防を建設するときにも、漁業者側と長崎県・諫早市が争った。防災のため必要とする理由で工事が押し切られていった。このような事態に陥ることは、容易に想像できたはず。干拓事業の主体者である国には、漁業者側と営農者側の話し合いによる和解を進めることが求められている▼国営三池干拓事業が完成したのは昭和42年、国営大和干拓事業は45年に完成。54年には県営昭代干拓事業が完成している。三池干拓ではカドミウム汚染地域があったが、土壌改良により除染が行われた。干拓前の黒崎海岸へ遠足に入ったときを懐かしむ話を聞くことがある▼これらの干拓地は、コメ・小麦・大豆の栽培が主として行われている。三池干拓は真ん中を有明海沿岸道が縦断。諫早湾干拓のような対立問題が発生しなかったことは幸いであった▼有明海では干潟の形成が毎年進んでいる。柳川市のむつごろうランドの沖合も干潟が形成されている。干潟は自然の浄化装置。宝の海といわれた有明海を復活させるためには、もうこれ以上の干拓事業は行われてほしくない。


平成27(2015)年 11月 16日 月曜日


  1. 大牟田 準Vで弾み 有明は全国出場逃す 九州高校駅伝
     男子第68回・女子第27回全九州高校駅伝競走大会が15日、宮崎県西都市役所前を発着するコースで開催された。男子は、大牟田が2時間08分24秒の記録で準優勝。好成績を収め、都大路に向けて弾みをつけた。女子は有明が1時間13分29秒で16位。全国大会出場はならなかった。

  2. 古賀メロディー継承誓う 生誕祭で偉業しのぶ 大川
     大川市出身の作曲家、古賀政男の顕彰行事として古賀政男生誕祭が15日、同市三丸の古賀政男記念館玄関前で開かれた。古賀メロディーの合唱や演奏で昭和の歌謡界に大きな足跡を残した古賀政男の偉業をしのび、あらためて古賀メロディー継承を誓った。

  3. 有明ノリ 摘み取り本格化 初入札会は25日
     養殖ノリの摘み取り作業が福岡県沖の有明海で本格的に始まった。消費者へおいしいノリを届けようと、夜間や早朝、船に乗り込んで作業に励む漁業者の姿が見られた。初入札会は25日に予定されている。

  4. みやまをアピール 越前がに、ホークスも 秋穫祭
     第5回まるごとみやま秋穫祭(実行委員会主催)が14、15の両日、みやま市立図書館駐車場周辺で開かれ、多くの来場者で会場はにぎわいを見せた。「元気発信!みやまの熱食」のタイトルで、幸若舞が縁で姉妹都市縁組を結んでいる福井県越前町から解禁直後の越前がにを持ってきて販売、隣接の筑後広域公園近くに福岡ソフトバンクホークスのファーム拠点が間もなく完成することから、ホークス関係イベントもあって盛り上がり、大いに「みやま」をアピールした。

  5. 「エコ」「不思議」を体験 大牟田フェア 3500人が来場し楽しむ
     大牟田市と同市地域活性化センター主催、有明高専共催の「エコタウンフェア2015」が15日、同市健老町のエコサンクセンターで開催され、市内外から約3500人が来場して「エコ」や「不思議」を通して環境の大切さを実感。秋晴れの一日を楽しんだ。


     大牟田市長選挙は無投票となり、元大牟田市副市長の中尾昌弘氏に決まった。同市生まれで、上官小学校、延命中学校、三池高校、京都大学を卒業。市役所では34年間、公務員を務め、平成24年4月から副市長に就任した。市政に詳しい新市長の誕生だ▼公約の中で目を引くものが2点。「世界文化遺産(近代化遺産)など地域資源を活用したまちづくりを進める」「効果的で効率的な都市経営を実現するとともに、快適で魅力ある都市生活を送ることができるようコンパクトな都市づくりを進める」である▼三池炭鉱関連遺産が世界文化遺産に今年7月に登録された。市民にとって三池炭鉱は良くも悪くも重要なキーワード。現在に至っては、創業当時を懐かしむノスタルジー的存在となっている▼地方創生を目指し全国の各自治体で総合戦略が策定されている中、三池炭鉱は重要な地域資源。世界文化遺産に登録されたことは、またとない絶好の追い風である。ぜひとも、これを活用したまちづくりを進めてもらいたい▼同市では広範囲に市街地が形成されている。以前の中心商店街は空洞化しドーナツ化現象が起きている。人口減少社会を考えると、分散化した市街地を各地区において、住居・医療・買い物など生活に便利な機能を持たせたコンパクト化が必要となる。特に再開発を伴う都市計画を実施していくためには、居住者、地権者、事業者、金融機関など関係者の合意を形成し、まとめていくための強いリーダーシップが首長に求められる。新市長のかじ取りに期待したい。


平成27(2015)年 11月 17日 火曜日


  1. 炭鉱電車の移設展示に 大牟田市 森商事が100万円寄付
     大牟田市草木に本社を置く株式会社森商事は16日、炭鉱電車の移設・展示に役立ててほしいと、同市に100万円を寄付した。寄付金には同社代表取締役の森史朗さん(58)が描き、大牟田観光プラザで販売中の炭鉱電車絵はがきの収益も含まれている。

  2. 火災予防意識高める 防火図画・ポスター 入選の児童表彰 柳川
     柳川市消防本部(橋本祐二郎消防長)による第40回小学校児童防火図画・ポスター入選者表彰式がこのほど、同本部であった。同本部や同市防災協会が賞状を贈り、入選した児童をたたえた。作品は23日まで柳川あめんぼセンターで展示、消防車の絵や「火の用心」「油断大敵」の言葉が見る人の火災予防への意識を高めている。

  3. 大名行列に歓声 にぎわった関所まつり 南関町
     玉名郡南関町合併60周年記念「第27回南関町ふるさと関所まつり」が15日、同町関町の南の関うから館特設会場一帯で開かれ、会場は多くの人でにぎわった。関所のまちならではの大名行列があり、白馬に乗った殿さまや華やかな衣装をまとったお姫さまが練り歩いた。

  4. 「なかじー」宣伝部長に 大牟田出身・中島浩二さんを任命 市制100周年 「踏み込んで情報発信」
     通称「なかじー」として有名な大牟田市出身のタレント、中島浩二さん(49)=福岡市在住=が16日、同市から市制100周年宣伝部長に任命された。中島さんは「12月に50歳となる節目の年にこのような大役を拝命できて何かの縁を感じる。テレビやラジオで『大牟田がどんなところか』をもう一歩踏み込んで情報発信し100周年を盛り上げたい」と決意表明した。

  5. 議会報告会 議場を開放 市民ら率直に要望伝える 荒尾市
     荒尾市議会の議会報告会が14日にあらおシティモール、15日に市役所の市議会議場であった。「開かれた議会づくり」の一環で、平成24年に始まり今年で4回目。初日は約120人が来場し、2日目は約50人が参加した。


     ミャンマーで実施された総選挙は、アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)が大勝し、政権交代が確実となってきた。ミャンマーは今後、長年続いた軍事政権による一党支配から、国民に選ばれたNLDによる民主化が進むことになる。今まで経験のなかった民主的な議会運営を始めていくには、大変な試行錯誤が必要となるであろう▼ところで、日本は本当に民主主義が機能しているのだろうか。主権者である国民の意思が反映されているだろうか▼選挙は民意を表すための制度である。議会は選挙で選ばれた代議士により行われ、首長は直接選挙により選ばれる。国政選挙では一票の格差が存在し、選挙のたびに話題となる。前回の衆議院議員選挙では、小選挙区で自民党が圧勝した。このため比例区での自民党と公明党の得票率が46%であったが、全議席の68%を獲得した。現在の国政選挙制度は、巨大政党にとって有利に働いている▼地方選挙では、立候補者数が減少している。選挙資金が必要となる一方で、報酬が少ない。しかも落選した場合のリスクが高い。無投票となれば政策論争が行われず、選択の余地がなくなる。選挙は、政治を考える絶好の機会である▼若年層の投票率が低いのは、何も若者が政治に無関心であるだけが原因ではない。政治や政治家に対しての不信感や抵抗感があるからとも思える。18歳以上への選挙権の引き下げでは、政治に対して積極的に考えることができる環境をつくるべきである。決して押しつけてはならない。


平成27(2015)年 11月 18日 水曜日


  1. 絵本の魅力に触れて 原画展など企画多彩 大牟田
     幅広い年代の人たちが絵本の魅力に触れる「ともだちや絵本ギャラリー」の実行委員会メンバーは17日、大牟田市役所を訪れて記者会見を開いた。同市出身の絵本作家、内田麟太郎さんの絵本原画展や社会体験型イベント「ミニおおむた」といった多彩な企画内容を説明。「ぜひ家族で足を運び、絵本で楽しいひと時を過ごして」とPRした。

  2. 万一の意識高める 火災予防運動後も継続を 大牟田、長洲
     秋季全国火災予防運動最終日の15日、大牟田市や玉名郡長洲町で訓練や啓発活動が行われた。消防署員や消防団員らが火災発生時の連携体制を確認し、地域住民へ防災意識の高揚を呼び掛けた。

  3. 町展望など理解求める 磯町区座談会 地域の問題点指摘も 長洲町
     玉名郡長洲町の磯町区住民を対象とした座談会が16日、同区の介護予防拠点「磯の館」であった。住民が町の現状と今後の展望について理解を深めたほか、地域の問題点を指摘した。

  4. 多彩な体験イベント楽しむ 環境フェスタにぎわう 荒尾
     環境保全への意識を高めてもらおうと「あらお環境フェスタ」が15日、荒尾市中央公民館と同市働く女性の家(エポック・荒尾)であった。多彩な体験型イベントがあり、ものづくりなどを楽しむ親子連れなどでにぎわった。

  5. みやまの米はうまか 食味鑑定コンクール 金賞に小川さんら
     第5回福岡みやま米食味鑑定コンクール(実行委員会主催、みやま市、同市食生活改善推進協議会、道の駅みやま、松尾米穀店共催)の第2次審査が15日、みやま市瀬高公民館であり、金賞7人、銀賞8人が決まった。コンクールは市内で生産された米を食味分析測定の審査によって15人の入賞者を選んだ。


     有明海の対岸に見える山々は、北から経ヶ岳をはじめ多良岳、五家原岳からなる多良山系である。南北に連なる山体であるため、大きく広がって見える。第4世紀に噴火した火山である▼北に位置する経ヶ岳は1075メートルの標高があり、佐賀県の最高峰である。意外と知られていないこととして、日本にある千メートル以上の標高がある山では、もっとも西に位置している。山頂へ登山するためには、鹿島市の国道444号を上りつめた平谷温泉の先、奥平谷キャンプ場からの登山道がメーンルートである▼中央に位置する多良岳は多良山系の中心に位置しており、標高は996メートル。登山ルートは、太良町から多良川に沿って上り、中山キャンプ場の先にある道路の終点からの登山ルートがメーンとなっている。頂上には、太良嶽神社が祀られている。佐賀県と長崎県の県境を経ヶ岳へと縦走する人も多いようだ▼南に位置する五家原岳は長崎県にあり、標高が1057メートルである。頂上には、テレビやラジオの中継局がある。このため、頂上までの車道が造られている。天気の良い日には、対岸から夕刻の残照の中で電波塔が確認できる。視力の検査として、利用できるかもしれない▼地質学的には、別府・島原地溝帯の上に現れた雲仙岳噴火により島原半島を形成した。この地溝帯は、地殻変動により沈み続けている。多良山系は活火山に分類されてはいないが、有明海はこの二つの火山によって囲まれている。その真ん中のくぼ地が有明海になったのである。地勢の雄大さを感じる多良山系である。


平成27(2015)年 11月 19日 木曜日


  1. 荒尾市民病院建て替え問題 候補地の調査結果報告 26日から 市内9カ所で説明会
     荒尾市民病院建て替え問題の移転先選定に向けて、市は26日から12月1日まで、市内の9カ所で市民説明会「市民病院の建設地を市長と語ろう会」を開く。事前の申し込みなどは不要。

  2. 旧吉原家住宅を知って トールペインティング展 藩境の魅力伝える
     大川市小保にある国指定重要文化財の旧吉原家住宅で18日、アトリエMiyakeトールペインティング作品展が始まった。同住宅について幅広い人に知ってもらうとともに、柳川藩と久留米藩の境だった藩境の町並みの魅力を伝えようと、藩境のまちづくりを考える会が主催。23日まで。

  3. 柳川よかもんまつり ○×クイズやセリ体験 こっぽりーテーマソング披露も 21、22日
     第11回柳川よかもんまつり(実行委員会主催)が21、22の両日、柳川市上宮永町の有明地域観光物産公園で開かれる。同市合併10周年行事の一環で、ジャンボ巻きずしや魚市場セリの体験などを実施。また、同市出身でプロデューサー、作曲や編曲も手掛けるtatsuoさんが作詞作曲を担当した「こっぽりー」のテーマソングが披露される。

  4. 薬の正しい使い方は? 乱用の恐ろしさも学ぶ 大牟田市天の原小
     大牟田市天の原小学校(横大路智毅校長)は17日、同校で薬の役目と薬物乱用についての教室を開き、6年生34人が参加。京都市内で小学6年生が大麻使用を告白して波紋を呼ぶなど、低年齢層への危険ドラッグなどのまん延が問題視されている中、児童は「薬」の正と負の側面、乱用の恐ろしさを学んだ。

  5. 子どもたちの力作並ぶ 文化祭入賞作品を展示 書道と絵画、活動パネルも 20日まで 長洲
     玉名郡長洲町子ども会連合会(高松孝二会長)主催の第16回子どもたちの文化祭作品展が、同町中央公民館で開かれ、書道と絵画の力作が来館者を楽しませている。20日まで。


     野球の第1回プレミア12が開かれ、日本でも代表チームの動向がファンの耳目を集めている。今後は4年に1度開催されるワールドベースボールクラシックの中間年に行われるとのこと。隔年で国際大会が見られるようになった▼野球の国際大会など考えられなかった昔を振り返れば、よくここまで来たと思う。代表には「侍ジャパン」なる愛称も付けられ、大会のたびにプロ野球の公式戦も上回るような盛り上がりを見せる▼今はオリンピックも含めて国際大会には全てプロ、それも各球団の主力選手が集められている。取材先でプレミア12が話題になり、野球に詳しそうな女性が「アマチュアを出した方がいいと思うけど」と言った▼大きな目標を持てる方がアマチュアの底上げ、日本野球のレベルアップになるのでは―というのが理由だ。個人的にアマチュアもしくはプロアマ混成、大会によってプロとアマを分けてはと考えていたが、同じ声を直接聞いたのは初めてだと思う▼プロの方が好成績を残せる可能性は高いが、そう思うようになったのは、まだアマチュアだけでチームが編成されていたころ、「オリンピックに出たい」とプロ入りしなかった社会人投手がいたのを思い出したから▼プロアマ混成になった五輪でも数少ないアマチュアとしてメンバーに選ばれ、大リーグチームの元監督から「メジャーで投げてほしい」と言われたほどの実力でも眉を動かさなかったと聞く。アマチュアのモチベーションを高めることが競技人口を増やすきっかけにもなるのでは。


平成27(2015)年 11月 20日 金曜日


  1. 芥川賞作家長谷健とうふ祭り 冨安君(六合6年)が最高賞 柳川 市内全校から125点応募
     柳川市出身の芥川賞作家、長谷健の偉業をしのぶ「長谷健とうふ祭り」(柳川文化協会主催)が12月12日午前10時から、同市坂本町、柳城公園内の長谷健文学碑前で催される。これを前に市内の小学生を対象にした「長谷健を偲ぶ作文コンクール」(長谷健顕彰会主催)の入賞者が決定。長谷健賞には六合小6年生の冨安大喜君の作品「今年こそ楽しい夏休みに」が選ばれた。

  2. モデル地区に 銀座通り・本町 街なかストリート事業 大牟田
     第2回街なかストリートデザイン事業推進委員会が、大牟田商工会議所で開かれた。これまでの経緯の説明や今後の取り組みについて話し合われ、コンパクトな範囲で成功事例をつくるためにモデル地区を「銀座通り・本町地区」に設定。今後、さらに新規開業希望者と空き店舗所有者とのマッチングに取り組み、まちの活性化を図る。

  3. 20年ぶり献上を報告 23日の新嘗祭前に 柳川
     宮中で催される新嘗祭(11月23日)を前に、柳川市良質米生産支援協議会会長でJA柳川の成清法作組合長らがこのほど、市役所柳川庁舎を訪れ、市内で生産した穀物(米とアワ)の献上について金子健次市長に報告した。同協議会は生産者や地元の人たちと協力し、柳川では20年ぶりという献穀の役目を務めた。

  4. コウノトリ 羽休めて旅立つ 6羽飛来を発見 長洲
     玉名郡長洲町清源寺、サンコーモータース長洲工場の工場長代理、安達信広さん(56)は16日、同工場前の田んぼに国の特別天然記念物、コウノトリが6羽飛来しているのを発見。翌17日に飛び立つまでしばらく滞在し羽を休めていたという。

  5. 英語検定料 市が負担 万田坑の世界遺産登録を機に グローバルな人材育成 荒尾 セミナーで意欲高める
     荒尾市の中学1年生に実用英語技能検定(英検)受験への意欲を高めてもらおうと、市内の各中学校で19日、日本英語検定協会職員を講師に迎えた「英検セミナー」があった。


     「こんにちはー。よろしくお願いします」「頑張ります」。その人は会場に入った途端、記者や市の担当職員らに笑顔であいさつしてくれた。初対面だが見慣れた顔。「なかじー」こと、大牟田市出身の中島浩二さんはトレードマークのサングラス(っぽい眼鏡?)を掛けて会場に現れた▼大牟田市は平成29年3月1日に市制100周年を迎える。その宣伝部長に中島さんは市長から任命された。九州全域で知名度が高いタレントで、情報発信力の高さに期待が懸かる▼そんな有名人なのに、実に気さくなお兄さん。ずっと昔からの友人のように思えるほどだ。どこでも、ことあるたびに「大牟田出身」と発言している。そのこと自体は視聴者にもかなり知られている▼12月上旬に50歳となる中島さん。「節目の年にこのような大役を拝命できて何かのご縁だと感じています。テレビやラジオで『大牟田がどんなところか』をもう一歩踏み込んで情報発信し、大牟田の市制100周年を盛り上げます」と、にこやかに力強く決意表明▼兵庫県尼崎市生まれ。親の出身地の大牟田で小学3年生から育った。「18歳まで人間の根幹になるような時期をこの大牟田で過ごし、たくさん思い出も詰まっており、年齢を重ねると、ふるさとのことをよく考えるようになります」とも▼映画「フラガール」を見て、福島県いわき市の常磐炭鉱の社宅の風景を見て「やはり自分は炭鉱社宅に懐かしさを感じる人間なんだ」と思ったという。世界文化遺産のまちになった大牟田に、新たなパワーが加わった。実に頼もしい。


平成27(2015)年 11月 21日 土曜日


  1. 「野外音楽堂」「競馬場跡地」に絞る 荒尾市民病院建て替え地 市が議会へ提示
     老朽化した荒尾市民病院の建設候補地や新病院のあり方を調査・研究する市議会「新病院建設に関する特別委員会」が20日、山下慶一郎市長ら執行部も出席して開かれた。候補地6カ所のうち、専門業者の調査などを踏まえて絞り込んだ結果、市側は「市野外音楽堂」「旧・荒尾競馬場跡地」の2カ所を候補地として提示した。

  2. JAみなみ筑後20周年 記念式典と祝賀会で祝う
     平成7年4月1日に大牟田市、瀬高町、山川、高田町の4農協が合併して誕生したJAみなみ筑後(乗富幸雄代表理事組合長)は20日、みやま市のまいピア高田と大牟田市内の料亭で20周年記念式典と祝賀会を開いた。多くの組合員らが参加して、20周年を祝い、今後の発展を誓い合った。

  3. 児童が古賀政男描く 絵画コンクール 入賞作品36点展示 大川
     大川市出身の作曲家、古賀政男をテーマに小学生の絵画コンクール入賞作品展が、同市三丸の古賀政男生家で開かれている。楽しい個性あふれる力作を来館者が目を細めながら観賞している。29日まで。

  4. 「エコアくまもと」へ壁画など贈る 町の発展願って 南関高生徒3人が制作
     玉名郡南関町関町の南関高校(重岡忠希校長)美術工芸部の生徒が19日、今月に落成する同町下坂下の熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場「エコアくまもと」へ壁画とオブジェをプレゼントした。生徒が町の未来や住民への感謝を込めて制作した作品が訪れた人を温かく迎えている。

  5. 世界遺産まんじゅう ぜひ、作ってください!! 児童がアイデア発表 大牟田市中友小 地元菓子店 試作へ
     世界遺産まんじゅうを考えました―。大牟田市中友小学校(本村勝則校長)の4年生児童が考案した世界遺産まんじゅうのアイデア発表会が19日、同校で開催。地元の菓子店に独創的なまんじゅうの案を披露し「ぜひ作ってください」と元気な声で要請した。


     マイナンバーの通知カードが、簡易書留で発送されている。住民票の住所に世帯単位で届けられる。平成28年1月から、社会保障関係・税務関係・災害対策の分野で利用が開始される▼社会保障と税の法定調書へのマイナンバー記載基準は、それぞれ申告の制度により異なる。早期に番号の記載が必要となる例としては、短期アルバイトへの報酬、講演など外部者への報酬、3月の退職や中途退職、4月の新規採用などが考えられる▼厚生年金や健康保険は平成29年1月からの運用開始である。ある程度、早めに従業員のマイナンバーを収集しておかないと、中にはカードを紛失してしまい、マイナンバーが不明となるケースも出てくるかもしれない▼マイナンバーを収集するに当たって、準備と留意をしておかなければならないことがある。第一に、マイナンバーを扱う事業所内の担当者を決めて、利用目的を明確化し、従業員から取得する際の番号と身元の確認を行うことである。事業所の担当者は、従業員全員のマイナンバーに責任を持って扱う立場となるため、組織の規定やサポートを構築しておく必要がある。世帯主であれば、家族のマイナンバーを代表して扱うことも忘れてはならない▼第二に、収集したマイナンバーを厳重に保管する対策である。書類の取り扱いでは漏えいを防ぎ、パソコンでの管理はウイルス対策を最新版にして行う。必要がなくなったマイナンバーを確実に廃棄する。さらに組織が一体となり、マイナンバー制度についての研修や勉強会が必要となる。


平成27(2015)年 11月 23日 月曜日


  1. 南関町の最終処分場完成 29日落成式―エコアくまもと 屋根と壁で覆う 使用水も無放流
     玉名郡南関町下坂下に完成した熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場「エコアくまもと」の落成式が29日に行われる。それを前に20日、報道機関向けに施設が事前公開され、運営する熊本県環境整備事業団の職員が機能や安全性について説明した。

  2. 大銀杏黄葉楽しむ 野だてや物産展などでにぎわい みやま
     第13回長田の大銀杏黄葉祭りが22日、みやま市瀬高町の上長田公民館と老松神社周辺であった。来場者は黄金色に染まったイチョウの木を眺めながら茶を味を味わうなどして過ごした。

  3. 幻想 三池光竹 竹灯籠1万本で魅了 大牟田
     1万本の竹灯籠がともる「龍神伝説三池光竹」が21、22の両日、大牟田市三池の三池公園で開かれた。灯籠の光に照らされた会場には多くの人が来場。幻想的な雰囲気に包まれ、竹のオブジェをゆっくりと鑑賞していた。

  4. 古民家に木工作品展示 大川の江頭さん オブジェ風の30点並ぶ
     大川市榎津の江頭家具店代表、江頭良介さん(61)による「江頭良介 木の作品展」が20日から同店向かい側の江頭さん方玄関で開催。築後約200年になる古民家にマッチした独創的な木工作品が来場者の目を引いている。24日まで。

  5. 実戦形式で万一に備える 荒尾市総合防災訓練 関係機関、団体が連携強化
     荒尾市の平成27年度総合防災訓練が22日、荒尾消防署などであった。関係機関や団体が実践形式の訓練を通して災害時の行動を再確認。防災体制の確立や連携強化などを図り、万一に備えた。


     会社が繁栄し続けるためには、営業力が必要である。営業力の最前線は、営業員によるセールスである。その成績次第によって、会社の命運が左右される一面を持つ▼セールスの仕事は、営業員の素質や性格が表れやすい職業である。以前、マニュアルが流行した時期があった。マニュアルどおりでは、なかなか売れない。マニュアルがあったとしても、自分なりに加工し個性を発揮している営業員が活躍する。売買や商談は、人間同士が判断して行われるからだ▼セールスを成功させるには、豊富な商品知識や的確な意見を持つことが秘訣だと思われがちである。しかし、最終的に判断されるのは、営業員の気概や情熱といった人間性である。お客は心で納得して買おうと判断する▼とはいえ、現在の社会では、景気が良くないため、思うようには売れない。売れなくなると、売れない理屈や言い訳を考えがちになる。しかし、理屈や言い訳は何の役にも立たない。売れない理由を探すよりも、どうしたら売れるのかを具体的に考えて行動すべきだ。その方が面白いし、自分を強く大きくしてくれる▼営業員のイメージといえば、ジャパネットたかた前社長の高田明氏のような弁の立つ人が上手と思われる。しかし実際に重要なのは、聞き上手である。聞くことで、お客の気分を良くし本音をつかめるからだ。売る側が一方的にしゃべっていては絶対に聞き出せない。お客の秘密を決して漏らさないことも当然。信頼関係を構築した上で、お客に夢や満足を与えるセールスが最も喜ばれる。


平成27(2015)年 11月 24日 火曜日


  1. まちおこし ホークスと連携 大牟田市が包括協定締結 健全育成やPR事業など
     福岡ソフトバンクホークス鰍ヘ23日、福岡市中央区のヤフオクドームで、大牟田市との包括連携協定を締結。さらに筑後市のJR筑後船小屋駅付近に建設中の「HAWKSベースボールパーク筑後」のメーンスタジアム名称を「タマホーム スタジアム筑後」と決定したことを発表した。

  2. よかもんまつりにぎわう 柳川 ジャンボ巻きずし体験
     第11回柳川よかもんまつり(実行委員会主催)が21、22の両日、柳川市上宮永町の有明地域観光物産公園で開催された。地元の「うまかもん」を集めた店が立ち並び、ジャンボ巻きずし体験をはじめイベントをプログラム。同市のマスコットキャラクター「こっぽりー」のテーマソング披露や柳川観光大使の就任式や飛び入り参加もあってにぎわい、まちを活気づけた。

  3. 地域に根差し70年 ヨコクラ病院節目祝う 大牟田
     医療法人弘恵会ヨコクラ病院(横倉義武院長・理事長)70周年および社会福祉法人光輪会常照苑(横倉義英施設長)30周年記念祝賀会が23日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれた。政財界や福岡県医師会など医療関係者ら約220人が訪れ、それぞれの節目を祝った。

  4. グランプリに土俵うどん 28店舗がまかない飯提供 筑後七国
     第5回筑後七国まかない飯グランプリ(実行委員会主催)が22日、筑後広域公園で開かれた。28店舗が出店し、来場者の投票で決まったグランプリは三潴郡大木町の土俵うどんの「牛ホルモンうどん大木町の特産キノコ唐揚げ」に決まった。準グランプリは八女郡広川町のべジレスの「もちもち生パスタ渡り蟹のトマトクリームソース」。

  5. 定住推進事業スタート まちの魅力をアピール 移住考える4家族へ 南関 分譲地見学や農業体験
     移住を考えている人に玉名郡南関町について知ってもらおうと22日、「南関☆体感!実感!!事業(南関町移住定住推進事業)」の第1回が同町関村のホテルセキアで開かれた。福岡市や久留米市、大牟田市などから4組の家族が参加。南関の魅力に触れた。


     マイナンバーの運用が、平成28年1月以降に開始される。一斉にスタートするのではなく、必要とする場面が随時あらわれてくる。何しろ初めての制度であるため、経験しながら仕組みを習得していくことになる▼マイナンバーは、勤務先の事業所で源泉徴収票や支払調書、社会保険関係の書類に従業員や扶養家族のマイナンバーを記載し、行政機関に提出する。事業者が提示を求める場合には、利用目的を説明しなければならない。定められた書類以外への利用を図ろうとして提示を求めてはならない。従業員も記載が必要となる書類が何であるかを事前に知る必要がある。そのためには組織全体での勉強会を開き周知しなければならない▼通知カードと一緒に、個人番号カード交付の申請書が同封されている。同カードを作成するよう国や自治体は勧めている。これは身分証明書としても利用できる。裏面にはマイナンバーも記載されている。運転免許証や保険証と同じように利用できるが、裏面をコピーして渡す必要は絶対にない。しかし、第三者に漏えいする危険性がある▼個人番号カードにはICチップが埋め込んであるので、今後、マイ・ポータルのサイトに接続すれば、年金や介護保険料の納付状況などを見ることができるようになる。ただしカードスキャナーが必要となるが、自費での購入となる▼国民の利便性の向上をメリットとしているが、行政の効率化を裏返して説明したものでもある。国民はマイナンバーの運用について、これから学習しなければならない。


平成27(2015)年 11月 25日 水曜日


  1. 南関 便利な田舎<Aピール 初の町営分譲地 30日受け付け開始 支援策を用意 定住促進目指す
     玉名郡南関町が初めて分譲する宅地「グリーンヒル二城」の申し込み受け付けが30日から始まる。同町担当者は「文教施設が近く、自然も豊か。南関インターや新幹線など交通機関も発達しています」と暮らしやすさをアピールし、定住促進による人口増を目指す。

  2. 優良従業員を表彰 筑後商議所 特別功労者も
     筑後商工会議所は24日、筑後商工会館で会員事業所優良従業員表彰式を開いた。永年勤続優良従業員は勤務年数に応じて5年ごとに表彰、さらに日本商工会議所役員議員退任表彰と特別功労者表彰も行った。

  3. 中高生と住民が意見交換 柳川市城内校区 おもてなしの心テーマに
     柳川市青少年育成市民会議城内校区民会議(池末剛会長)の平成27年度中学生・高校生との意見交換会がこのほど、城内コミュニティ防災センターで開かれた。地元の柳城中学校、柳川高校の生徒と地区住民が参加。「おもてなしの心で住みよい柳川を」などをテーマに意見交換を行った。

  4. 大川市教育大綱決まる 学校・家庭・地域が連携を
     大川市総合教育会議の第3回会議が24日、市役所であった。バランスの取れた教育、まちづくりの主体となる人づくりなどを盛り込んだ大川市教育大綱を決めた。

  5. ホークス効果に期待 みやま市が宿泊施設誘致へ 条例制定し奨励措置
     みやま市は24日、「みやま市宿泊施設の誘致に関する条例」を制定すると発表した。条例は12月4日に始まる市議会定例会に提案し、可決されれば平成28年1月1日から施行。現状は同市内に大規模な旅館、ホテルがなく、市外の宿泊施設で対応している状態だという。宿泊施設の誘致に乗り出す背景には筑後広域公園に隣接し、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地である「HAWKSベースボールパーク筑後」が来年3月にオープンすることから、みやま市への観光客が増えることを見込んでいる。


     色とりどりのレプリカユニホームを着て笑顔を見せているのは大牟田市内の小中学生たち。その後ろには同市からプレゼントされた特産品を手にご機嫌の工藤公康監督。贈った側の市長もえびす顔。実に和やかな光景だ▼大牟田市は福岡ソフトバンクホークス鰍ニ包括連携協定を締結した。福岡市内のヤフオクドームで行われた協定締結式後の記念品贈呈式の模様。マスコットキャラクターのハリーホークも同市と球団が新たに結んだ絆を喜んで愛嬌を振りまいている▼ホークスは今シーズン、圧倒的な強さでパ・リーグ史上最速でペナントレースを制し、クライマックスシリーズを突破。日本シリーズでも勝ち、球団初の2年連続日本一を達成。チームには3連覇への大きな期待が寄せられる▼大牟田市は今年7月に「世界文化遺産があるまち」となった。市外からの来訪者が急増しているが、この勢いはいつまでも続くまい。世界遺産を含めた近代化産業遺産などの地域資源を活用し、地に足が着いた前向きで着実な取り組みが求められる▼その一つがホークスとの連携。ファーム(2、3軍)の本拠地施設が来春、筑後市内にオープンする。つまり近隣の大牟田と球団の連携がしやすくなる。プロ野球選手との交流の機会が増え、子どもたちの夢を育むことは地域の大きな活力になるだろう▼新ファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」のメーン球場の名称は「タマホーム スタジアム筑後」に決定し、発表された。シーズン終了直後ながらも、球春が今からかなり待ち遠しい。


平成27(2015)年 11月 26日 木曜日


  1. 荒尾市長 市民病院建て替え問題 「危険地帯」発言を撤回
     荒尾市の山下慶一郎市長は25日、市役所で定例記者会見を開いた。市民病院建て替え候補地の一つ、旧・荒尾競馬場跡地を「危険地帯」としていた発言について「誤解を生む」と撤回。先日の市議会「新病院建設に関する特別委員会」で示した資料が「恣意的」と受け止められたことに対しては、「データをストレートに出すことはあり得ない」と述べた。

  2. 秋芽のり初入札 福岡県沖有明海 厳しいスタートだが味良い
     福岡県沖の有明海で採れた秋芽のりの今シーズン最初の入札会が25日、柳川市大和町中島の福岡有明海漁連共販センターで開かれた。全国各地から訪れたバイヤーら約250人が、のりの色具合や味を確認しながら値段を付けた。赤腐れ病被害のため出品数は約8600万枚と昨年より約2600万枚少なく、厳しいスタート。硬さがあるものの味は甘みがあって良いといい、今後に希望を持っている。

  3. 重油流出事故を想定 巡視艇放水など海上訓練 三池港で関係機関連携
     有明海排出油等防除協議会の平成27年度流出油防除訓練が25日、大牟田市の三池港で行われた。船艇6隻や協議会のメンバー約120人が参加。関係機関が連携して重油流出事故への備えを整えた。

  4. 復刻「大牟田行進曲」に 振り付きで踊り広がる
     今年復刻されて話題を呼んだ昭和初期のご当地ソング「大牟田行進曲」。新たに振り付けされて、歌とともに踊りも楽しめるようになり、福祉施設などで広がりを見せている。

  5. 大名行列の足跡たどる 70人が豊前街道歩く 南関
     玉名郡南関町関町の国指定史跡「南関御茶屋跡」の10周年を記念して22日、豊前街道歴史探索ウオークが行われた。参加した約70人は参勤交代の大名行列も通った玉名郡和水町岩字池入の腹切坂から御茶屋跡までの約15キロのコースを歩き、街道の長い歴史に思いをはせた。


     有明地域の有名な郷土玩具に「きじ車」がある。きじ車は、全国でも福岡県、熊本県、大分県にしかみられない素朴な玩具である。木材をキジや馬の形に削り、車を付けて動くように作られている▼形や色付けから3系統に分類され、福岡県みやま市の清水系、熊本県南部の人吉系、大分県玖珠町の北山田系がある▼有明地域で一般的な清水系きじ車は、背中に鞍が付けられて4個の車を持つ。主に赤色と緑色で彩色され、黒色と黄色で加筆されている。キジと馬が合体したような形をしており、みやま市の清水寺を中心に製作されている。清水寺や三池初市、四山神社の例大祭「こくんぞさん」では土産物として販売されている。最澄(伝教大師)が、キジの導きで清水の山に入り、合歓の霊木を見つけたという伝説に由来している。清水寺第25代住職の隆安法師が製作させたのが始まりとされている▼人吉系は、人吉市を中心に製作されている。2個の車が付けられて、本体には鞍が無く、背中の部分は少し切りこんである。赤色と青色の彩色が多い。口には紐をつなげてあり、引いて動く構造である。「きじうま」とも呼ばれている▼北山田系は、玖珠町の旧北山田村を中心に日田市などで製作されている。本体は白木のままで彩色はされない。鞍を持ち2個の車が付けられている。たてがみを植えられたものもある。キジより馬の感じを強く持ち、「きじうま」と呼ばれている▼今では製作者が少なくなっている「きじ車」を大切な郷土玩具、工芸品として残していかなければならない。


平成27(2015)年 11月 27日 金曜日


  1. 荒尾市民病院建て替え問題 説明会始まる 関心高く初回160人参加
     老朽化した荒尾市民病院の建て替えに関し、移転先決定に向けた市民説明会が26日に始まった。初回の会場のみどり蒼生館には市民ら約160人が詰め掛け、建て替え問題への関心の高さをうかがわせた。

  2. 久留米大と連携へ 筑後市、協定書を締結 産業振興や人材育成
     筑後市と久留米大学との連携協定調印式が26日、久留米市旭町の同大学であり、中村征一市長と永田見生学長が協定書に署名押印し、握手した。協定は包括的な連携の下、双方の知的、人的、物的資源を生かして市民などの創造的な活動を支援する事業や教育文化、保健福祉、産業振興分野などで相互に連携・協力し、地域社会の発展と人材育成することが目的。

  3. 奨学会へ50万円贈る 大川家具工業団地協同組合 若者育て定住促進を
     大川家具工業団地協同組合(内田九州男理事長)は郷土の明日を担う人材育成や若者の定住促進にと、大川市奨学会へ50万円を寄付。24日に市役所で贈呈した。

  4. 女性の活躍で郷土発展を おおむた咲椿 330人が和やかに交流
     大牟田商工会議所女性会(井形ヤス子会長)の第3回女性起業家育成支援チャリティーパーティー「おおむた咲椿」が25日夜、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれ、約330人が出席。和やかな雰囲気の中で交流を深め、郷土の発展を目指して女性の活躍を誓い合った。

  5. 卑弥呼の火祭り 筑後七国伝統芸能 一堂に 29日 九州芸文館
     筑後七国(筑後、柳川、大川、みやま、八女市、三潴郡大木、八女郡広川町)卑弥呼の火祭りが29日正午から午後6時半まで、筑後市津島の九州芸文館で開かれる。筑後七国のシンボル的まつり(伝統芸能)と地酒、食が楽しめる。九州芸文館指定管理者のちくごJR芸術の郷事業団主催。


     荒尾市・玉名市・南関町にまたがる小岱山山頂の筒ケ岳を中心に、中世の山城であった筒ケ嶽城跡が残っている。16世紀末に廃城となるまで小代氏の居城であった▼小代氏は武蔵国小代郷の出身で、文永8(1271)年、鎌倉幕府より蒙古襲来に備えるために、小代重泰が野原荘に下向したことから始まる。小代氏は、大友氏、龍造寺氏、島津氏、豊臣氏の傘下、加藤氏、細川氏の家臣と変わりながら近世まで続いた▼筒ケ嶽城は、標高501メートルにある熊本県内で最大級の本格的な山城である。高所の山中にあるため、遺構が手つかずの状態で残っている。主郭は頂上にあり平たんにならされている。頂上の西斜面には石垣が残っている。山麓の集落側に限ったものであるため、張り子の虎とも言える。堀切、土塁、空堀といった遺構が、登山道沿いに確認できる▼筒ケ嶽城の山麓にある府本地区には、梅尾城跡がある。小代氏は普段、梅尾城に居住していたのかもしれない。筒ケ嶽城と連携した出城である▼府本地区から山頂までは、標高差が400メートルあり、登山するには約1時間を要する。有事の際に、敵は山頂まで攻め上がったのだろうか。素通りした場合もあったのであろう▼中世の戦いは稲刈りが終わった後の平地を舞台にしていたようだ。山中での白兵戦は最終局面となる。籠城した場合の食糧や水の補給はどうしていたのだろうか。平時は何人の兵士が駐在していたのか。建物は、どのような構造であったろうか。歴史のロマンを大いに感じさせてくれる山城だ。


平成27(2015)年 11月 28日 土曜日


  1. 大牟田の空襲 犠牲者名簿を発見 記録する会 900人超が判明
     大牟田市の行政資料の中から、個人を特定した空襲犠牲者名簿が初めて発見された。市の市史編さん室から昨年末ごろに調査を依頼された大牟田の空襲を記録する会(中嶋光秋代表)の会員、鈴木裕和さん(65)が調べ、900人を超える犠牲者名が判明した。

  2. 福祉関係者ら意見寄せる 新病院建設特別委で聴取 荒尾市議会
     荒尾市民病院の建設予定地や、新病院の在り方を調査・研究する市議会「新病院建設に関する特別委員会」が26日夜、市役所であった。市内の福祉、介護、医療関係者などから意見を聴取した。

  3. 技能功労者たたえる みやま市が3人を表彰
     平成27年度みやま市技能功労者表彰式が26日、市役所本所で開かれ、西原親市長が木彫工の宮本弥一郎さん(81)=みやま市瀬高町下庄=、漬物製造工の熊川一生さん(75)=同=、電気工事作業者の田中敏雄さん(74)=同=の3人に表彰状とガラス製の盾を手渡し、祝福した。

  4. 町名変更はしない 町界町名地番審議会が答申 小字廃止求める 柳川市
     柳川市町界町名地番整理審議会の蒲池康晴会長、園田勝義副会長が24日、市役所柳川庁舎を訪れ、柳川駅東部地区土地区画整理事業施行に伴う町界や町名、地番整理などに関する諮問に住民の意向も踏まえて町名は「変更しない」との答申を金子健次市長に提出した。さらに合併による新市誕生から10年、旧市町の壁を取り払った一体感のあるまちづくりの進捗が求められる中「旧町名の削除の是非を検討されても良いのでは」と意見を加えた。

  5. お相撲さんと交流 若津幼稚園 餅つきなど楽しむ 大川
     大相撲貴乃花部屋に所属する力士が26日、大川市向島の若津幼稚園(大渕麗湖園長)を訪問。餅つきやミニ相撲で園児とふれあい、喜ばせた。


     荒尾市に良好な状態で残る平山城として、屋形山城跡と井手城跡がある▼屋形山城跡は、通称・おかちやまと呼ばれる小丘の山頂部分に主郭を持つ。頂上南側の尾根には、市屋形山浄水場が建設され、大きなタンクが国道208号線からも確認できる。今は携帯電話の電波塔も立っている。浄水場からの眺めは雄大である。太平洋戦争末期、旧陸軍の通称・荒尾二造が稼働していた当時、浄水場タンクがある位置に陣地を構築していた。北側尾根の丘頂部分は、城跡の遺構が幸いにも残った▼屋形山城跡の南西部には、本村居館跡の遺構が残っている。荒尾市民病院の西側丘陵部分にある。屋形山城跡と同じ地域にあり密接な関係を持つ。本村地区の小領主が支配していた中世の遺構と考えられている▼屋形山城跡のような平山城は、有事の逃げ込み場として建てられたと推測されている。平時の丘頂では、のろしがたかれたり、物見が行われていた。領主と領民が歓談を行う交流の場だったとも推測されている▼井手城跡は、関川の南側に突き出たような丘陵の頂上に遺構が残っている。本井手地区の小領主が支配していたとみられている。遺構の造りが本村居館跡に似ているため、築城したのは同一人物といわれている。頂上には、権現宮が祭られている。辺りは開発されなかったため、良好な状態で遺構が残っている。同じく、有事の逃げ込みの場として、集落を守るシンボル的建物であったのだろう▼中世時代の近所付き合いは、現在よりも密接な関係であったことがうかがえる。


平成27(2015)年 11月 30日 月曜日


  1. 最終処分地「エコアくまもと」落成 県北の環境拠点目指す
     玉名郡南関町下坂下に完成した熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場「エコアくまもと」の落成式が29日、同施設で行われた。出席した関係者は完成を祝い、今後、施設が熊本県北の環境拠点として役割を果たすよう期待を寄せた。

  2. 九州青年美術公募展 来月5日まで 原君(大高)が最高賞に 大牟田
     第39回九州青年美術公募展が29日、大牟田文化会館で始まった。最高賞の文部科学大臣賞に選ばれた大牟田高校3年、原僚作君(筑後市)の作品をはじめ、個性豊かな力作が展示されている。12月5日まで。

  3. 地域で仲間づくり進める 大木町 サロン活動の事例発表
     第4回大木町ふれあいいきいきサロン大会(大木町ふれあいいきいきサロン連絡協議会主催)が27日、三潴郡大木町のこっぽーっとホールであった。各地域に開設されているサロンの活動発表などを通して、参加者が地域で仲間づくりをさらに進めようと思いを深めた。

  4. ニセ電話詐欺 注意して 児童がシナリオ書き寸劇に 大牟田市平原小 高齢者、警察から話聞き
     大牟田市平原小学校(松延隆広校長)の3年生23人はニセ電話詐欺を題材にした寸劇を制作。26日、同市の瓦町公民館で開かれている瓦町サロン(酒井ハツエ代表)で上演し、高齢者に注意を呼び掛けた。

  5. 文化協会 40周年記念で建立 海達公子28基目の詩碑 荒尾
     荒尾市で育ち早世した少女詩人、海達公子の詩碑が同市大島の四山神社表参道登り口に建てられ、29日に除幕式があった。海達公子顕彰会がこの事業を始めてから28基目。市文化協会が創立40周年を記念して建立者になった。


     あすから師走。1年の締めくくりの月を迎える。旧暦でいう師走の語源は諸説ある。師=僧侶が仏事で忙しく走り回るさまから、という説もある。この旧暦、一般的には使われないので、なかなか覚えづらい。そこで、こうして覚えている▼1月は、元旦に家族親族が仲睦まじく集い新年を迎えるので睦月。続いて2月は、睦月からのしり取りで如月。3月弥生は強引に覚えている。本当は草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」の意味合いらしい。4月卯月も強引に。5月は、花のサツキが咲くから皐月▼悩ましいのが6月。梅雨で水が多いのに「水無し」と書いて水無月。諸説では「無」が連体助詞「の」で「水の月」という意味もある。7月は、七夕の彦星が織姫にせっせと恋文を書くから文月。8月は、夏の太陽に照らされて葉も緑濃くなるから葉月▼9月は、秋の夜長で長月。10月は、出雲大社に神様が会合で集結するから神無月。だから出雲地方だけは「神在月」。11月は、寒くなり霜が降り始めるから霜月。12月は、冒頭に書いたとおりである▼以上が、旧暦の我流の覚え方である。本流に近い諸説もあれば、全くくだらないこじつけもある。ちょっとした参考にしていただけたなら▼兎にも角にも、今年もあと1カ月で終わりである。師走は、総仕舞いを意味する「仕極つ」がなまったという説もある。受験生にとっては、本番直前のラストスパートをかける時季でもある。心身共に健康で、仕事に勉学にベストを尽くし1年を締めくくりたい。