平成27(2015)年 10月 1日 木曜日


  1. 来てもらう仕掛けづくりを 世界文化遺産登録祝いシンポジウム 観光にストーリー必要 勇気を持ち「負」の側面も 大牟田
     「有明地域が輝いて見えるまちになるために」をテーマにした「祝 世界文化遺産登録 講演会&シンポジウム」(実行委員会主催)が9月29日夜に大牟田文化会館小ホールで開催され、市内外から約150人が来場。「競争相手が多く、観光的には地味な産業遺産も、その普遍的な価値、歴史的な意義とメッセージ、分かりやすいストーリーによる『来てもらうための仕掛けづくり』が必要。『負』の側面も勇気を持って取り入れるべき」などということを学んだ。

  2. 安心安全なまち実現を 藤吉地域 パレードなどで決意 柳川
     柳川市防犯協会藤吉支部(下川三夫支部長)の第19回藤吉地域安心安全まちづくり推進大会が9月29日、藤吉小学校体育館で開かれた。地域住民ら約120人が参加。安全で安心なまち「藤吉」の実現にまい進すると大会宣言し、街頭パレードなどを行った。

  3. まち・ひと・しごと創生会議終了 統合戦略 月末策定 みやま
     みやま市まち・ひと・しごと創生会議(内田和実会長)の第5回会議が9月29日、同市役所本所会議室で開かれ、人口ビジョンおよび総合戦略(案)について説明を受けて意見を出し合った。この日が最後の会議で、出た意見をどう盛り込むかは会長、副会長に一任された。事務局は10月末の策定を目指しており、市議会に報告、市民へのパブリックコメントを経て西原親市長へ提出する予定。

  4. 五穀豊穣願い奉納 清源寺天満宮―「牛替え」 腹赤天満宮―「鬼神さん」
     玉名郡長洲町の清源寺天満宮と腹赤天満宮でこのほど、それぞれ秋季大祭が行われた。五穀豊穣や無病息災などを願い神楽や楽などが奉納され、いずれも多くの地域住民が参拝に訪れた。

  5. 救出や災害復旧訓練 市民ら防災意識高める 大川
     平成27年度大川市総合防災訓練が9月30日、大川中央公園グラウンドで開かれた。行政、防災関係機関、市民団体など19団体からおよそ400人が参加。台風接近による豪雨や越水、強風を想定した救出、救護、災害復旧などの訓練で参加者が防災技術向上を図り、「台風に万全の備えを」と意識を高めた。


     「気仙沼の1日も早い復興のため一生懸命頑張って参ります」。大牟田市職員が市長に決意を述べた後に被災地へと向かった。この41歳男性職員は企業局で上水道建設に携わっている。5年半前まで14年間にわたって区画整理業務を務めており、気仙沼ではその経験を生かすという▼大牟田市から東日本大震災被災地への職員派遣は24人目。宮城県気仙沼市に限れば6人目である。定年退職後の任期付職員だった男性は1年数カ月の派遣後、気仙沼市職員となり区画整理のノウハウを現地で駆使。65歳となった現在も活躍している▼気仙沼市と大牟田市には深くて強い絆がある。気仙沼に主力工場を置いていた調理冷凍食品メーカーは平成23年3月の東日本大震災で臨海部にあった気仙沼工場が甚大な被害を受け壊滅状態に▼そこで同社は大牟田市の九州工場を増設。気仙沼から従業員80人、家族を含め120人が引っ越してきた。現在も従業員51人と家族42人の計93人が暮らす▼震災の年の秋に気仙沼市内の高台で魚ラインのみ復活。現在54人が勤務しているものの本格的な工場再開のめどは立っていない。震災前に100人前後だった九州工場は現在3倍余りの規模に増強され主力工場に▼大牟田への異動をきっかけに結婚したカップルが数組あるし、大牟田で生涯の伴侶を見つけた人も複数いると聞いた。気仙沼の早期復興・復旧を願うとともに先日、九州工場であった「さんま祭り」のにぎわいやスタッフ、来場者の皆さんの笑顔から、両市の交流がこれからもずっと続くことを確信した。


平成27(2015)年 10月 2日 金曜日


  1. みなと産業団地の進出第1号 港と一体化が決め手 ノブハラ工場竣工 大牟田 地元から13人雇用
     大牟田市四山町、みなと産業団地の初進出企業、防獣対策用溶接金網や鉄筋格子などの製造会社、潟mブハラ(本社・岡山県備前市、延原巌代表取締役)の九州工場竣工式と祝賀会が1日に大牟田市内の現地などで行われた。同工場は同社で九州初の製造拠点。陸路の輸送コスト縮減が大きな課題だった同社にとって三池港と一体的にある同産業団地は「この上もない立地」だという。

  2. 予約型乗合タクシー発車 交通空白地帯を解消 南関町
     公共交通機関の空白地帯解消を目指して1日、玉名郡南関町予約型乗合タクシーの運行が始まった。乗客からは「広くて乗り心地も良い」と評判も上々で、町では平成29年3月末まで試験運行し、運行状況や利用者の声を聞きながら、より良いかたちでの本格運用を目指す。

  3. 大牟田V、八女工業準V 全国大会へ進出決める 三池工業は敢闘賞に 福岡県工業高校ロボット競技大会
     第17回福岡県工業高校ロボット競技大会がこのほど2日間にわたり、大牟田市岬町の帝京大学福岡医療技術学部アリーナで開かれた。大牟田が優勝、八女工業が準優勝して全国大会に進出。三池工業は敢闘賞を受賞した。

  4. 歴史的町並み形成を 柳川活性化へ意見交換
     柳川市の商店街やまちの活性化を目指す「まち歩きからの景観形成と街の賑わいづくり」の第2回会議がこのほど、同市辻町の辰巳屋で開かれた。故郷・柳川のまちづくりを考える市民の会会員や商店街関係者らが参加。歴史的な町並みの景観づくり、建物の保存や修復など意見を交わした。

  5. イチジクPRに協力を 生産者が市長表敬 大川 「甘くておいしい」
     大川市では特産品のイチジク出荷がピークを迎えている。市内の生産者が9月29日、市役所に鳩山二郎市長を訪問。試食してもらいイチジクPRへの協力を頼んだ。


     10月の声を聞き、今シーズンのプロ野球も終盤を迎えている。11月1日に第7戦が予定されている日本シリーズで終了する▼今年は例年になくベテランの引退が多いようだ。中日ドラゴンズでは多くの最年長勝利などプロ野球記録を塗り替えた50歳の山本昌投手をはじめ43歳の和田一浩外野手、41歳の小笠原道大内野手が球界を去り、44歳の谷繁元信監督兼捕手も現役を退く。いずれも一時代を築いたスターたちである▼とりわけ大リーグも含めた最年長勝利記録更新も目指していた山本昌投手は「中年の星」といった存在。目標達成を期待していたファンは多かった。若返りを図るチーム事情に「自分の居場所はもうないと思った」と理由を話していたそうだ▼一方、41歳の福岡ソフトバンクホークス松中信彦内野手は、退団し現役を続けると表明した。平成で唯一の三冠王もここ数年出場機会に恵まれず、今年は年間を通してファーム暮らしだった。「まだやれるはず。もう一花咲かせたい」との思いは強い。獲得に手を上げる球団があるだろうか▼少しでも余力を残して辞めるか、ぼろぼろになるまで続けるか。どのスポーツでも幾多のスターたちが選んできた道だ。葛藤が大きかった人もいただろう。だが一つの時代を彩り、自分で進退を決められる選手はほんの一握り。勝負の世界の厳しさも思い知らされる▼気の早すぎる話ではあるが、来年はどのような引退のドラマがあり、どんな選手が世代交代を果たすべく一線に躍り出てくるだろうか。また楽しみに見ていきたい。


平成27(2015)年 10月 3日 土曜日


  1. グッドデザイン賞に輝く 西鉄柳川駅周辺整備事業 みやまスマートコミュニティ
     公益財団法人日本デザイン振興会によるグッドデザイン賞の受賞結果が発表され、1337件の中に、柳川市が西日本鉄道株式会社と協働して取り組んだ「西鉄柳川駅周辺整備事業」とみやま市の「みやまスマートコミュニティ」が選ばれた。みやま市はベスト100に選出され、特別賞各賞の候補となった。

  2. 長洲創生≠フ一助に 町が情報通信技術を活用 NTTと包括連携協定
     玉名郡長洲町は2日、NTT西日本熊本支店と包括連携協定を締結した。長洲町版総合戦略に掲げる基本目標の実現のため今後、双方が連携しICT(情報通信技術)活用に向けて取り組むもので、関係者は長洲創生≠ヨの一助となることに大きな期待を寄せた。

  3. 3RCの会員増強を 本田ガバナーが提言 大牟田
     大牟田北ロータリークラブ(角誠一郎会長)、大牟田RC(古賀大策会長)、大牟田南RC(宮原謙二会長)は1日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで合同例会を開いた。国際ロータリー第2700地区の本田正寛ガバナーらが訪れ出席した104人は会員増強のために何をすべきかを考えた。

  4. できたー! ホテルセキアで講習 園児がテーブルマナー学ぶ 南関
     「できたー!」―。玉名郡南関町小原の南関こどもの丘保育園(菅原裕園長)年長児48人は1日、同町のホテルセキアを訪れ、テーブルマナーの講習を受けた。園児はナイフとフォークを器用に使ってバナナを食べることに挑戦した。

  5. マイナンバー 影響と対策は 70人が安全管理実務学ぶ
     会社として、どう準備する―。大牟田法人会(真次義彦会長)は2日、大牟田文化会館で今月から通知が始まるマイナンバー制度について影響と対策を解説するセミナーを実施。経営者や担当者ら約70人が参加して安全管理措置など、事業所での実務の要点を学んだ。


     いよいよマイナンバーの「通知カード」が、5日以降から発送開始となり、11月末ごろまでに届けられる。マイナンバー制度への対応について、検討が始まった企業が多いと思われる▼導入に当たって準備すべき項目は、@取り扱い担当者の明確化A取り扱う事務範囲の明確化Bマイナンバー管理方法の規程を作成C従業員への確認事項を作成―である▼前提として考えておかなければならないことは、マイナンバーの取り扱いに関するリスクについてである。従業員が通知カードの番号を会社などへ提出する際に、転記ミスがあること。さらに担当者が提出書類への記入やデータ入力する際の誤りがあること。さらにマイナンバーが記載された書類を紛失したり、盗難されるリスクがあること。事務手続き完了後に廃棄されるはずの書類が第三者に盗まれるケースが考えられること―など▼考えれば考えるほど、多くのリスクの可能性がある。マイナンバーが不正に流出してしまった場合、国民にどのような不利益が生じるのか。具体的な説明がなされていない。不安要素を多く含む制度である▼各企業においては、まず規定やマニュアルを作成することから始まる。担当者だけに丸投げしてはならない。組織全体の課題として取り組む必要がある。各企業の実態に即した、さまざまな角度から、情報漏えいに対する具体的な安全策が欠かせない▼従業員の理解も必要だ。説明会を開き周知徹底に努めることで、組織全体としての安全対策が構築される。拙速な対応は禁物である。


平成27(2015)年 10月 5日 月曜日


  1. きょうマイナンバー法施行 中旬以降に通知カード送付へ
     マイナンバー法(行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)が5日に施行され国内に居住する全ての人に国が個別の12桁の番号を振り分けるマイナンバー制度(社会保障・税番号制度)がスタート。今月中旬以降、全世帯へ個々の通知カードが発送される。有明地域各市町は「マイナンバーは今後一生使うもの。届いたカードは大切に保管を」と呼び掛けている。

  2. 柳川すいとーよ 観光列車運行開始 市民ら250人が歓迎
     西日本鉄道による柳川観光列車「水都―すいと―」の運行開始に合わせた歓迎セレモニーが4日、柳川市三橋町の西鉄柳川駅で行われた。福岡(天神)―大牟田間を運行し、柳川の四季をテーマにラッピングされた列車で、市民や西鉄関係者など約250人が手を振ったり、贈り物、吹奏楽演奏などでもてなした。

  3. 囲碁文化の復興へ 14自治体代表集いサミット みやま・柳川
     全国で囲碁文化の振興に取り組む14の自治体の代表が集い開かれた囲碁サミット2015inみやま・柳川が3、4の両日、両市で開かれた。基調講演やパネルディスカッションには約250人が参加。関連事業の第5回囲碁フェスティバルinみやま・柳川には約200人が参加し、クラス別で対局して囲碁を楽しんだ。

  4. 来年も元気に お年寄りへ感謝 大牟田 柳川 各地で敬老会
     大牟田、柳川市の各地で4日、敬老行事が開かれ た。お年寄りに楽しんでもらうため各種イベントが用意され、来年もまた元気な姿で会えるよう願いを込めて長寿を祝った。

  5. 母校で「ヒロシです」 荒尾三中 後輩にエール送る
     「ヒロシです」のフレーズで大ブレークした荒尾市出身のお笑いタレント、ヒロシさん(43)が4日、母校の荒尾第三中学校で後輩らに講話した。「皆さんの年なら頑張れば大抵のことはできる。若さは宝」とエールを送った。


     安倍晋三首相は、新たな「3本の矢」を表明した。1本目は「希望を生み出す強い経済」としてGDP600兆円を目標にする。2本目は「夢を紡ぐ子育て支援」として出生率1.8人を目指す。3本目は「安心につながる社会保障」として介護離職ゼロを実現する。この三つの目標は、将来の日本のあるべき姿≠描いたものであろう▼しかし、これには、おかしなところがある。本来、3本の矢は、デフレ脱却を目指すためのアベノミクス経済政策の手法であったはずだ。矢であるからには、それ自体は手段を説明するものでなければならない。今回の新3本の矢は、手段ではなく、目標を示したものになっている。このため、アベノミクスの行き先が見えなくなってしまった。それに3項目の目標を実現するための具体策が不明。論理的におかしなスローガンになっている▼そもそも以前の3本の矢は、どうなってしまったのだろう。「大胆な金融政策」によって確かに円安と株高が実現された。「機動的な財政政策」では、巨額の補正予算を実施したが、大した効果が表れなかった。「民間投資を喚起する成長戦略」は、世界に勝てる若者づくりや女性の活躍を喚起したが、腰砕けになっている▼8月の消費者物価指数は、2年4カ月ぶりに前年比でマイナスとなった。原油価格が下落基調にあることが要因とされている。日本の国内景気は、なかなか回復しない。結局、振り出しに戻った格好。日本経済がデフレから脱却できるのは、一体いつ。政府は具体策を打ち出すべきだ。


平成27(2015)年 10月 6日 火曜日


  1. 市長の「超軟弱地盤」発言 2議員が緊急質問 内容調査求める 荒尾
     荒尾市議会定例会の本会議が5日にあり、2議員が緊急質問で今定例会の山下慶一郎市長の答弁内容を追及した。市民病院の移転先候補の一つ、旧・荒尾競馬場跡地に関し「有明海沿岸は超軟弱地盤というのを国の幹部職員から聞いた」と述べた点について、誰の発言か公表を求めたが、市長は「熊本河川国道事務所の幹部職員」と説明するにとどめた。

  2. みやま市総合美術公募展 池上さんが協会賞 ジュニア大賞に溝口さん
     第9回みやま市総合美術公募展の入賞作が決まった。最高賞のみやま市美術協会賞は日本画部門の池上一臣さん(筑後市)の作品「恵」。同展は10日から15日まで、みやま市のまいピア高田で開催され、入賞作品などが展示される。

  3. 木工まつり楽しんで 大川活性化協議会 会場やベンチきれいに
     大川活性化協議会(納戸教光会長)は4日、大川市の大川中央公園で清掃、木製ベンチのペンキ塗り替えなどを実施。10日から12日まで行われる同市最大のイベント、大川木工まつりを前に来場者に気持ち良くまつりを満喫してもらおうと会員が汗を流した。

  4. 宗茂公描く1000点 立花家史料館が表彰式 柳川
     公益財団法人立花財団立花家史料館による初代柳川藩主・立花宗茂公を描いたイラストコンテストの表彰式が3日、柳川市新外町の柳川藩主立花邸御花で行われた。「立花宗茂○○の地に立つ」をテーマに力作約千点から選ばれたイラストなど各部門入賞者に賞状や賞品が贈られた。

  5. 大同市交流団が表敬 環境事業を視察へ 大牟田
     大牟田市と友好都市の中国山西省大同市からのエコロジー環境保護交流代表団(団長・段建華大同市人民政府秘書長)の一行6人が大牟田市を訪れ、5日に視察を開始。同日に古賀道雄市長や境公司市議会議長らを表敬訪問した。


     熊本県宇土市にある住吉公園には、ノリの生態を解明した英国人海藻学者のドゥルー女史の記念碑が建っている▼住吉公園は、宇土半島北側の付け根、緑川河口の近くにある。現在は陸地の一部となっているが、元は陸繋島であり、東側に広がる干拓によって接続された島である。国道57号から進入すると、西側が有明海側となる直線に伸びた堤防を見ると、以前は島であったことが理解できる▼100メートルくらい直進すると、島であった名残である円形の丘陵の前にたどり着く。周囲の海岸沿いには、紫陽花が多く植えてあり、熊本県有数の花の名所である。島の北側にある階段を登っていくと住吉神社が祭られている。ここから北側の海上すぐ近くに、たはれ島(たばこ島)がある。小さな岩礁だが神社の一部であり、鳥居が建てられている。伊勢物語や枕草子などの歌枕として使われるほど、当時の都にも知られる存在だった▼ドゥルー女史は、1949年にマンチェスター大学でノリの人工採苗技術を解明。親交があった九州大学の瀬川宗吉教授に研究の成果を知らせた。さっそく瀬川教授は熊本県水産試験場の太田扶桑男技師に伝えた。しばらく研究が続き、53年に太田技師はノリの人工採苗に成功した▼これにより、日本のノリ養殖技術が飛躍的に進歩。採取量が安定化した。日本のノリ養殖、とりわけ有明海におけるノリ養殖生産が発展。3人の功績に敬意を表するものである▼ノリのシーズンが始まろうとしている。おいしいノリをみんなでたくさん食べよう。


平成27(2015)年 10月 7日 水曜日


  1. 世界遺産など一斉公開 11月3日 浪漫フェスタ 炭鉱電車公開や三池港遊覧も
     世界遺産登録記念「世界遺産三池港浪漫フェスタ」(三池港にぎわい交流拠点づくり推進協議会主催)と「大牟田・荒尾の近代化遺産一斉公開」(三池炭鉱の「近代化遺産」を活かしたまちづくり実行委員会主催)が11月3日に開催される。浪漫フェスタは午前10時から午後3時まで、三池港あいあい広場(高速船乗り場横)で一斉公開関係の行事は夜も含めて行われる。

  2. 大川が木の香にあふれる 10日から木工まつり 市民参加型イベントや展示即売
     大川市で最大のイベント、大川木工まつりが10日から12日まで大川産業会館、大川中央公園をメーン会場に開かれる。大川木工の技をアピールする家具や建具の展示販売、大川クイズ王決定戦をはじめ市民参加型イベントなどがあり、期間中は市内が木の香であふれる。

  3. 電話でお金の話は詐欺 学生が劇で呼び掛ける 九州大谷短期大学 筑後署が協力要請
     筑後市蔵数、九州大谷短期大学の学生が10日、サザンクス筑後である同市二川校区の高齢者福祉大会で、高齢者を狙うニセ電話詐欺被害防止防犯劇を披露し、注意を呼び掛ける。5日に学内で練習を行った。

  4. おにぎえ前に池清掃 三柱神社 有志らバケツリレーも 柳川
     柳川市三橋町高畑、三柱神社の池の清掃が、このほどあった。同神社の青年会「三志会」のメンバーや同市水路課職員らの有志が参加。10日からある秋季大祭「おにぎえ」を前に、池の水が干され、底にたまった泥をバケツリレーで取り除くなど神社の美化作業に汗を流した。

  5. 一ノ瀬さんが歌声響かせる トーク&コンサートに140人 長洲
     高次脳機能障害を抱えながら活動する山鹿市の歌手、一ノ瀬たけしさん(38)のトーク&コンサートが4日、玉名郡長洲町中央公民館であった。一ノ瀬さんの響かせる力強い歌声が、約140人の来場者を感動の渦に巻き込んだ。


     「パワー・ハラスメント」の語彙がある。他にも数多くの「○○ハラスメント」が拡大しており、流行の衰えを見せないでいる▼ハラスメントとは、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけるなどの不利益や脅威を与える「嫌がらせ」や「いじめ」の行為を指す。ところが最近の風潮は、必要以上に過敏に反応する傾向になっている。受ける側がすぐ「ハラスメント」だと声を上げることで、周囲の人たちは腰を引いてしまう。自己愛が強いのは結構だが、すぐに極大化し、他人のせいにされては、たまらない▼職場においては、管理職が職場の指導・教育を行う。どうしても思うように理解が進まないと、指導側が感情的になる場合もある。立場や権力をかさに着るのは論外。だが部下の育成のための指導や教育は、組織の一員として仕事を遂行する能力を習得させる上で必要だ▼英語の「education」の本来の意味は、教えられる側が潜在的に持っている能力や可能性を引き出す、とされる。しかし、これを日本語で教育と訳してしまったため、強制的に教え込むような印象が定着してしまった。本来の意味を表現するならば、支援と訳すのが適切だと言える▼組織の機能を持続的に活性化させるためには、組織のメンバー一人一人の個性が発揮されることが必要である。個々の力を結集し、組織力を高めていくため、支援の役割が重要になっている▼支援する側も、支援を受ける側も、何のための支援なのかを理解しなければならない。あらためて発想の転換が求められている。


平成27(2015)年 10月 8日 木曜日


  1. 130社が新作家具披露 大川FF展 木工まつりで一般公開
     「OOKAWA The Future Furniture2015」(大川FF展2015)が7日、大川市内の3会場で始まった。メーン会場となる同市酒見の大川産業会館には主催する大川家具工業会の組合員企業、全国各地からのゲストメーカー合わせて130社が1万点の新作家具を出展。各社のブースでは担当者が来場したバイヤーらに素材、デザイン、安全性などセールスポイントをアピール。商談を進めていた。8日まで。

  2. 世界遺産まんじゅう作ろう 大牟田 児童が菓子店で挑戦
     大牟田市をPRするオリジナル饅頭の製作に向けて、同市中友小学校(本村勝則校長)の4年生28人は7日、同市西浜田町の菓子処つる本舗で郷土の誇る「かすてら饅頭」作りに挑戦した。

  3. 広田さん、大淵さんを委嘱 東京で集う 柳川観光大使21人に
     柳川市の「柳川観光大使の夕べ」(実行委員会主催)がこのほど、東京で開催され、十数人の大使が集った。任命式もあり、ALSOK新潟綜合警備保障代表取締役社長の広田幹人さん(54)と日本棋院囲碁棋士九段の大淵盛人さん(50)に、金子健次市長から委嘱状が手渡された。平成27年度は3人が加わり、大使の人数は21人となった。

  4. 野球少年 ドーム招待へ ホークス自販機設置 筑後市
     筑後市は市中央公民館(サンコア)にホークスチャリティー自販機を設置。6日に除幕式があり、中村征一市長、自販機メーカーのサントリーフーズの大沼潔さん、筑後市のPRキャラクターのはね丸で除幕した。売上金の一部を地元の少年野球チームに還元し、ヤフオクドームでの公式戦に招待する資金とする。

  5. デザートにジャンボナシ 荒尾、長洲の小中学校20校で 地元秋の味覚頬張る
     荒尾市と玉名郡長洲町の小中学校などで5、6の両日、給食に同市特産のジャンボナシ「新高」が出された。「デザート梨の日」として毎年行われているもので、子どもたちが地元の秋の味覚を頬張った。


     ふるさとは、そこに住み続けると「大好き」な中にも多少の不満が出てくる。割と近くに住んでいるならば「いつでも行ける」と、そんなにその存在を気にせず過ごしがちだ。逆に、遠くで暮らしている場合は、心のどこかに、しっかりと、そのスペースや引き出しがあるものではなかろうか▼テレビやラジオのニュース、新聞の記事、故郷やその近辺の地名、知人の姿や名前を目や耳にすると、思わずその情報の中に入り込んでしまいがち。それは当然のことだ▼大牟田市は三川坑敷地内に炭鉱電車(機関車)を保存展示するために、インターネットなどを通じた資金調達をしている。9月1日の開始から同月末まで、前半の30日間で集まったのは288万2千円。目標達成率は9.61%にとどまっている▼ネットでの申し込みは市内外の51人から170万2千円。このうち東京都内が2割で、関東地区に広げると4割。福岡県内からの4割と合わせると、それだけで全体の8割という状況▼関東地区からの寄付者の大半は出身者や勤務経験者、親せきや友人・知人がいる「大牟田ゆかり」の人たちだという。県内に住む人たちにとって、三池炭鉱関連施設・資産は愛すべき身近なもの。一方、遠くで暮らす人たちにとって炭鉱は、ふるさとそのものなのだと推察できる▼現在は市内企業敷地の中にある大型テント内で保管されている国内外産の炭鉱電車4両。三川坑に移設して保存展示できたら新たな名所になる。支援の輪をもっと広げ、ぜひとも実現させたいものである。


平成27(2015)年 10月 9日 金曜日


  1. 来月3日 万田坑ウェルカムフェスタ 石炭2トンで地上絵 荒尾 無料開放やライブ
     近代化遺産全国一斉公開日の11月3日に合わせ、荒尾市は万田坑一帯で世界文化遺産登録記念イベント「万田坑ウェルカムフェスタ2015」を開く。施設を無料開放し、石炭地上絵の制作など多彩なプログラムがある。雨天決行。

  2. 選挙違反許さない 市長選に向け取締本部設置 大牟田署
     大牟田市長選挙の告示まで1カ月となった8日、大牟田警察署(大倉英治署長)は選挙違反取締本部を設置した。「ルール違反は許さない」と約20人が専従し、警戒に当たる。

  3. 木工のまちアピール 大川活性化協議会 佐賀空港にベンチ設置
     大川活性化協議会(納戸教光会長)は6日、佐賀市川副町の有明佐賀空港ターミナルビルに木製ベンチを設置した。空港利用客に木工のまち大川をPRするのが目的。

  4. 有明海 ゆれて輝く 海とのり 武田さんが最優秀賞 漁連 児童対象に標語募る
     福岡有明海漁連(西田晴征会長)はこのほど、柳川市三橋町高畑の県有明海水産会館で平成27年度の標語入賞者表彰式を行った。「宝の海 有明海」と「福岡のり」をテーマに同市や大川、みやま、大牟田市の小学6年生を対象に募集。大牟田市天の原小学校の武田真嬉さんの作品「有明海 ゆれて輝く 海とのり」が最優秀賞を獲得した。

  5. 先輩とトークも 山門高で中学生体験入学 みやま
     みやま市瀬高町上庄、山門高校(木本和宏校長)はこのほど、同校で第2回中学生体験入学を開催。参加した中学生たちは同じ中学校を卒業した先輩の高校生たちとの座談会や授業を体験し、山門高校へ理解を深めた。


     日本政府は、TPP(環太平洋連携協定)に大筋合意した。日本は、農産物市場の大幅な開放を迫られることになった▼TPPは、2006年にシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国による協定からスタートした。10年には米国が、アジアでの自由貿易圏確立を目指してTPPに参加。同年にオーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシア、12年にメキシコ、カナダ、そして日本は最後の13年に参加。合わせて、この12カ国である▼日本では10年に民主党の菅直人首相が、TPP交渉参加の検討を表明。13年に政権復帰した自民党の安倍晋三首相は、正式にTPP交渉参加を表明した▼TPPに合意したのは自動車・医薬品・著作権・乳製品・コメや牛肉など農産物を含め、全部で31分野の多岐にわたる。農産物で譲歩しながら、自動車の輸出を強化する狙いがうかがえる▼TPPは全品目の関税撤廃を原則としている。今回の合意は、急速な変化を避けるため、一定の歯止めをかけたものになっている。特別輸入枠やセーフガード、関税率の段階的削減により、無制限での輸入拡大ができない仕組みになっている。しかし安価な外国産が国内市場に流通することで、国産品の価格が引きずられて値下がりすことは十分に予測される。市場の需要も奪われることにつながる▼有明地域は、コメ・麦の生産者が多く存在している。直接的な影響が今後、起きてくるだろう。その他、さまざまな産業の分野においても、その動向に注目していかなければならない。


平成27(2015)年 10月 10日 土曜日


  1. 交流プラザに映画館 あす40年ぶり復活 学生の声受けて設置 大川
     国際医療福祉大学・高邦会グループ(高木邦格理事長)が大川市酒見で運営している「おおかわ交流プラザ」4階に11日、映画館「大川シネマホール」がオープンする。同日から11月6日までのオープニング記念「名画まつり」では週替わりで2014年度の国内外映画祭受賞作品が上映される。大川市内に映画館が復活するのは約40年ぶりという。

  2. 新たなにぎわいの場に 「みなと憩い広場」が完成 長洲港
     熊本県と玉名郡長洲町が長洲港に共同で整備を進めていた「みなと憩い広場」が、このほど完成。18日に記念式典が行われる。同町は「新たなにぎわい創出の場に」と大きな期待を寄せている。

  3. 九州芸文館 秋イベント 筑後の鉄道展覧会 船小屋今昔物語も
     筑後市津島の九州芸文館秋のイベントとして同館で筑後の鉄道や船小屋今昔物語の展覧会が開かれている。11日は「ミニ新幹線に乗ろう」、11、12日は「カプラ積木で遊ぼう」のイベントも行われることから来場を呼び掛けている。

  4. 韓国の元炭鉱マン 万田坑へ 国内の関連施設を見学 荒尾
     韓国の元炭鉱マンらが8日、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ、荒尾市の万田坑を訪ね、立て坑櫓や巻き揚げ機室を見学して回った。

  5. 怪しいと思ったら相談を ニセ電話詐欺に独自対策 大牟田署
     病院を訪れる高齢者を対象にニセ電話詐欺への注意喚起をしようと、大牟田警察署(大倉英治署長)は9日、大牟田市天領町の大牟田天領病院で啓発活動を行った。同署独自の取り組みで、署員と同病院の職員10人は訪れた高齢者に詐欺の手口を紹介し、「怪しいと思ったら、身近な人に相談して」と呼び掛けた。


     福岡ソフトバンクホークス2軍は、宮崎市で行われたファーム日本選手権で読売ジャイアンツ2軍に勝利し、ファーム日本一になった。これで2年ぶり3度目のファーム制覇である。この選手権は、出場資格者名簿に記載された選手から試合の出場登録がなされる。1軍で活躍する選手は記載されていない▼筑後市に来春完成するファーム本拠地の名称が「HAWKS ベースボールパーク筑後」に決定した。いよいよホークスファームが筑後にやって来る時期が近づいてきた▼プロ野球2軍の試合は、3月上旬の春季教育リーグから始まる。中旬には2軍の公式戦、ウエスタン・リーグが始まり本格的にシーズンインとなる。1軍より早く始まるのは、9月末までにリーグ戦を終了するため。10月には秋季教育リーグ、別名、みやざきフェニックスリーグが行われる。1軍でおなじみの交流戦も試合数は少ないものの、今年は7月にイースタンの読売ジャイアンツと3試合があった▼ファーム新球場は、メーンスタジアムが、人工芝グラウンドの「ホークススタジアム筑後」、サブスタジアムが天然芝の「ホークススタジアム筑後第2」の2球場体制。ヤフオクドームのように遠巻きに観戦するのとは異なり、選手を間近に見ながら観戦できるのが、2軍公式戦の魅力である▼来年のホークスのウエスタン・リーグ主催試合は、ヤフオクドーム、北九州、小郡、久留米の各球場でも開催される。その中で、筑後の開催が中心となるのは間違いない。新球場での観戦が今から楽しみである。


平成27(2015)年 10月 11日 日曜日


  1. 展示販売や教室にぎわう 大川木工まつり開幕 200社の家具一堂に
     大川木工まつりが10日、大川産業会館や大川中央公園、大川市文化センター、同市民体育館の4会場で開幕した。家具、建具などの展示販売、木工教室、木製の板を履いて走る小学生のジュニアむかで競走、芸人のお笑いライブなどでにぎわった。12日まで多彩なイベントが繰り広げられる。

  2. おにぎえ始まる 柳川
     柳川市三橋町高畑の三柱神社秋季大祭「おにぎえ」が10日に始まった。12日まで。福岡県無形民俗文化財の囃子山車「どろつくどん」や踊り山が巡行。露店も並び、にぎわいを見せた。メーンの御神幸行列は11日にある。

  3. ボートレーサーへ第一歩 やまと学校に36人入学 柳川
     柳川市大和町大坪、日本モーターボート競走会やまと学校(植木通彦校長)は9日、第119期選手養成員入学式を同校で挙行。新入生36人が新たに同校の門をくぐり、ボートレーサーへの第一歩を踏み出した。

  4. 総合美術展が開幕 入賞作など展示 授賞式も みやま
     第9回みやま市総合美術公募展が10日、まいピア高田で始まった。まず、授賞式が行われ、各賞受賞者に賞状と記念品が贈られ、その後、作品が公開された。展示は15日までの午前10時から午後5時まで(最終日のみ同4時まで)。みやま市美術協会主催、同市教育委員会共催、有明新報社など後援。

  5. 心込めた一振を 奉納する日本刀制作 四郎国光
     大牟田市の刀鍛冶、四郎国光は10日、宮崎県宮崎市にある青島神社へ奉納する日本刀の制作を始める「火入れ式」を、大牟田市倉永の天地剣稲荷神社で行った。刀匠たちは真剣な表情で燃え盛る炎と向き合い「心を込めた一振を作り上げたい」と目を輝かせた。


     筑後市には、綿スフ織物業の日本有数の産地がある。綿スフ織物とは、綿ステープル・ファイバー織物の略称である。筑後市の産地が得意としているのは、袢纏用の織物である▼日本で木綿の栽培が始まったのは16世紀。三河地方(現在の愛知県東部)が最初である。その後、さつま木綿など、全国各地で木綿の栽培が盛んになった。綿織物の生産拠点は当初、木綿の産地を中心に存在していた。それが飛脚の取り次ぎによる買継商が発展していき、織元が発生した。織元は、手機織機を農家に貸与して綿織物の生産量が拡大していった▼綿糸紡績は、幕末の鹿児島に島津斉彬が鹿児島紡績所を開業して以来、全国に発展していった。明治日本の産業革命遺産の一部でもある鹿児島旧集成館に紡績所跡が残っている。明治23年に豊田佐吉が人力織機、30年に動力織機を発明。綿織物業が日本の主力産業として発展していった▼現在、日本国内での綿織物の産地は、愛知をはじめ岐阜、静岡、石川、福井の各県、それに近畿一円と岡山、広島、愛媛県と広がり、そして九州の福岡県である。筑後市の高江、久富の両地区を中心に、綿織物の会社十数社が活動している▼袢纏用の織物は先染め糸を使用し織り上げていく。格子柄を基調にしたデザインが主流である。主に綿入り袢纏として使用される。織物工場では、綿入れ作業も行われているが、筑後地方一円で内職による袢纏の綿入れ作業も行われている。冬の防寒具として、おなじみの綿入れ袢纏は、地元の筑後市で生産されている。


平成27(2015)年 10月 12日 月曜日


  1. 秋空の下 世代超え笑顔 「体育の日」前にスポーツ満喫 大牟田、荒尾、長洲
     「体育の日」(12日)を前にした11日、大牟田、荒尾、玉名郡長洲町で全市、全町を挙げてのスポーツイベントが開催された。秋空の下、子どもから大人まで世代を超えて運動を満喫。爽やかな汗を流し、笑顔が広がった。スポーツ振興への功労者や優秀な成績を残した人への表彰も行われた。

  2. ありがとう 山川南部小 閉校前に看板3カ所 全児童が似顔絵を自作 みやま
     みやま市山川南部小学校 閉校事業で実行委員会は11日、校区内の国道443号沿いの3カ所に「ありがとう南部小」の看板を設置した。看板は同校の児童たちが8月に1週間以上かけて校舎と自分たちの顔、名前などを描いたもので、児童たちの思いを訴えている。

  3. 大牟田に滞在し創作活動 エストニアの作家 市長表敬 炭都国際交流芸術祭
     第3回炭都国際交流芸術祭in大牟田で、エストニアから招聘された現代アーティストのカイドウ・オレさん(52)が9日、大牟田市役所を訪ね、古賀道雄市長に表敬した。約1カ月間、同市に滞在し、創作活動を行うもので、「人と密にふれあえる大牟田での暮らしをありがたく思う」と目を輝かせていた。

  4. まちづくりに活用を 壇ふみさんらフォーラム 大川シネマホール 400人が完成祝う
     国際医療福祉大学・高邦会グループ(高木邦格理事長)運営の映画館「大川シネマホール」の完成記念行事として式典、フォーラム、上映会が10日、大川市酒見の「おおかわ交流プラザ」4階にある同シネマホールであった。主催者や約400人の出席者が完成を祝い、まちづくりへの活用などを考えた。

  5. 小岱松の松ぼっくり採取 府本小の貴重な原木から 荒尾
     荒尾市の木「小岱松」の保護、育成や普及に取り組む市小岱松保存会(浜崎隆義会長)は10日、府本小学校で小岱松の松ぼっくりを採取した。会員が脚立やのこぎりを取り付けた竹竿などを使って、樹上から50個ほどを集めた。


     コスモスが、いたるところで咲いている。コスモスの花季が終わると、野外で見掛ける花ではツバキやサザンカがあるくらいだ。春から始まった花のシーズンの有終の美を飾るかのように、見事な咲きぶりを見せている▼コスモスは別名、秋桜という。春のサクラはバラ科である。コスモスはキク科。植物のタイプは異なるが、花の形と色合いが似ていることから呼ばれている。メキシコの高原地帯が原産である。白い花やオレンジ色の花もあり、コスモス畑は鮮やかな色彩を帯びる▼コスモスの語源は、秩序や調和のとれた状態のことを意味するギリシャ語に由来する。本来の意味では宇宙を指している。対義語は混沌を意味するカオスである。それから派生して、秩序正しく整然とした状態は美しいことから、飾りや美麗の意味を持つようになった。コスメティック(化粧品)は、コスモスの派生語である。花のコスモスは宇宙と親戚関係にあるのだ▼大木町の町の花はコスモスである。久留米市も市の花に指定している。有明地域では、いろんなところで見ることができる。日当たりと水はけの良いところであれば、やせた土地でも生育する。柳川市のむつごろうランドの近くでは、以前、有明海の潮風に揺らぐコスモスが鮮やかに咲いていた▼今年の10月は天候に恵まれ、運動会や行楽に最適のシーズンを迎えている。青い空と鮮やかなコスモスの花。宇宙と整然と咲く花の組み合わせは、コスモスの語源を十分に回想させてくれる。平和な毎日であることが何よりだ。


平成27(2015)年 10月 14日 水曜日


  1. 幻の曲♀y譜見つかる 「三池港音頭」と「三池港の歌」 大牟田の書家 松井さん調査 本誌で情報提供も求め
     「三池港音頭」「三池港の歌」の楽譜と歌詞が大牟田市本町の古書店、古雅書店で発見された。昭和27年に三井三池港務所で募集選定されたとみられているが、覚えている人も少なく「幻の曲」となっていた。

  2. 木工まつり会場きれいに シルバー人材セ 普及啓発へ早朝清掃 大川
     大川市シルバー人材センター(神野恒彦理事長)は13日、大川木工まつり会場で早朝清掃を行い、およそ130人の会員がごみ拾いに汗を流した。10月が シルバー人材センター事業普及啓発月間であることから、同まつりでのチャリティーバザーと合わせて同センターPR、会員の社会参加促進を目的として実施。

  3. 活力ある長寿社会へ 高齢者福祉大会 功労者表彰や宣言 柳川
     柳川市高齢者福祉大会がこのほど、市民会館大ホールであった。高齢者福祉功労者らの表彰や講演後に老人クラブ会員によるアトラクション。参加者が張りのある歌声などはつらつとしたステージを披露。活力ある長寿社会に向け、高齢者自ら地域の担い手として役割を果たし、健康・友愛・奉仕活動を広げることを盛り込んだ大会宣言が出された。

  4. 55周年を盛大に祝う 荒尾ライオンズクラブ 社会奉仕へ決意表す
     荒尾ライオンズクラブ(伊藤裕子会長)の結成55周年記念式典が12日、荒尾市本井手のホテルヴェルデで開かれた。会員や来賓など約300人が出席して節目の年を盛大に祝い、新たな歴史への第一歩を踏み出した。

  5. 2種公認死守≠ヨ 記念グラウンド改修 来年3月に完了 スポ振興補助金を活用
     大牟田市営記念グラウンドの2種公認(日本陸上競技連盟認定)再延長に向けた改修工事が13日、スタートした。摩耗しているトラック表面のウレタン表層の張り替えなどが行われ、来年3月末には工事が完了する見込み。2種は九州大会など地方の主要大会などが開催できる区分。同市は公認申請に必要な施設整備を行い、2種を「死守」して引き続きスポーツ振興を図りたい考え。


     秋バテという言葉を初めて聞いた。体がだるい、食欲がないなど夏バテに似た症状で体調が悪くなることをいうそうだ。寒暖の差が大きくなることによる自律神経の不調が大きな原因という▼現役時代にその種目で日本代表にまでなり、今はスポーツコーディネーターをしている元選手が秋バテと運動について話をしていた▼夏にそれなりのペースで体を動かしていればさほど影響はないが、夏場にセーブしたり完全に休んだ後、気候が良くなったからといって急にペースを上げるのがいけないとか。言われてみれば当たり前だが、徐々に体を慣らさねばならないのだろう▼例えば買い物に行った時には少し多めに歩く、見るものが多くて退屈しない場所を歩くなどで調子を整える方法がある。何事も地道に歩を進めていくべき、手軽にできることから実行しようということであろう。スポーツの秋ともいわれるが、やり方によっては体調を崩し逆効果になってしまうということだ▼何か始めるに当たっては、三日坊主にならないためにも最初から大風呂敷を広げない方がいい。それと同じだと思った。身の丈に合ったレベルからスタートし、一つずつ目標をクリアしていく。あらためて継続の大切さも認識させられた思いだ▼普段の生活では暴飲暴食をしない、寝る直前にゆるめの湯でゆっくり入浴するなどが秋バテ防止法とされている。今年も猛暑が終わったと思うと急に涼しくなった。体を慣らすのが難しい状況だ。秋バテに気を付け、心身共に充実した実りの秋にしたい。


平成27(2015)年 10月 15日 木曜日


  1. 豊作へ願い込め網張る 有明海 のりシーズン開幕 早朝から採苗作業始まる
     福岡県沖の有明海などで今シーズンの養殖のり種付けが14日に始まり、柳川、大川、みやま、大牟田市沖でも採苗作業の光景が見られた。生産者たちは早朝から作業。漁港を一斉に出港し、網を張りながら豊作やおいしいのり作りへと願いを込めた。

  2. リン君の婚活 大成功 募金総額は1800万円 雌キリン輸送などに活用 大牟田市
     大牟田市は14日、雌キリン購入のための募金プロジェクト「リン君の婚活大作戦」の募金総額が1818万5278円だったことを報告。思わぬかたちで雌キリンの来園が決まったが、結果的にリン君の婚活は大成功に終わった。

  3. 新開能を奉納 17日 宝満神社舞台で みやま
     福岡県指定無形民俗文化財の宝満神社奉納能楽(新開能)が17日午後3時から、みやま市高田町北新開の宝満神社能舞台で開かれる。新開能狂言保存会(神崎正守会長)は来場を呼び掛けている。雨天の場合はまいピア高田である。

  4. 風流 伝統の「笠切り」 例大祭前に住民ら作業 荒尾市野原
     荒尾市野原の野原八幡宮例大祭を前に、奉納される「風流」の野原地区の笠作りが13日、野原公民館であった。15日の祭りで稚児が身に着けて舞を演じる。

  5. 組曲「世界遺産」が完成 来月1日 CD発売と公演 リヴィエール
     九州各地を中心に演奏活動を展開しているピアノトリオ「リヴィエール」は「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録を記念し、組曲「世界遺産」を制作。11月1日に初のCDを発売予定で、お披露目のコンサートも行う。作曲した大牟田市在住のバイオリニスト、ドロシーみきこさんは「力作なので、ぜひ皆さんに聞いてほしいです」と話している。


     「私たちは、みずからの責任において、互いに力を合わせ、未来にはばたく大牟田の町をきずくため、この憲章を定めます」。大牟田市民憲章(昭和57年制定)の前章の後半である。憲章は法律でも条例でもない。市民が「自らの判断に基づく行動」の指針にするか否かだ▼市民憲章推進委員会の学習会があり「ひろげよう、つなげよう、心のまちづくり(市民憲章が目指すもの)」と題した講演が行われた。その講師は「市民憲章運動は市民を前向きにする」「日本には日本人らしいまちづくりの志と作法がある」と強調した▼「住民の自発的行動がなければ行財政は破綻する」「信頼関係がなければ『協働のまちづくり』は成立しない」「皆が納得する規範を基にしないと活動は広がらない」とも▼つまりは「肯定的人間観」(性善説)を前提に、良心と善意を重んじることが助け合い、支え合いにつながり、「志の輪」や「同志の絆」を重視することが市民憲章運動だという▼「活気ある豊かな町にしましょう」「自然と調和したきれいな町にしましょう」「教育を重んじ、文化をはぐくむ、健やかな町にしましょう」「親切な、心あたたかい町にしましょう」「きまりを守り明るい町にしましょう」。市民憲章の本章にはそう謳われている▼これらを励行しなくても普通の日常生活はできる。でも「心豊かに暮らすため、できればこのような精神を大切にしませんか」というもの。郷土の宝物が世界遺産になった。これらの思いや行動を生かし、心豊かなまちをつくる好機ではなかろうか。


平成27(2015)年 10月 16日 金曜日


  1. 伝統の「節頭」「風流」奉納 一足早い七五三のお参りも 荒尾
     荒尾市野原の野原八幡宮で15日、例大祭「のばらさん」があり、760年以上の伝統を持つ「節頭」「風流」が奉納された。一足早く七五三祭りも行われ、境内はお参りする晴れ着姿の子どもとその家族、見物客らでにぎわった。

  2. くもで網500人体験 家族連れなどに好評 柳川
     柳川市有明海ツーリズム研究会の体験メニューで伝統漁法を楽しめる「くもで網」は10月末で今シーズンの実施期間を終了する。柳川市橋本町の柳川ひまわり園近くにあり、今年7月に開始。家族連れなどに好評で、9月末までに約500人が体験したという。

  3. 循環型社会づくりなど啓発 大川環境王 リサイクル品抽選会も 18日
     大川市は18日午前8時45分から市清掃センターで「大川環境王2015」を開催。さまざまなイベントを通して循環型社会づくり、地球温暖化防止などを市民に啓発する。

  4. あす60周年記念式典 功労者表彰と意見交換 南関町
     玉名郡南関町合併60周年記念式典が17日、同町関町の南の関うから館で開かれる。功労者表彰やパネルディスカッションなどがあり、60年の歴史を振り返り、これからの町の展望を考える。

  5. 多発するニセ電話詐欺 年金支給日に啓発活動 大牟田・荒尾
     年金支給日の15日、大牟田、荒尾市など各地で高齢者に対してニセ電話詐欺への注意を呼び掛ける啓発活動が行われた。警察官が金融機関を訪れた高齢者などに詐欺の手口を紹介し、防犯意識を高めた。


     大川市に40年ぶりとなる映画館「大川シネマホール」がオープンした。国際医療福祉大学・高邦会グループの100周年記念事業として建設された「おおかわ交流プラザ」の4階にある▼同大学の学生にアンケート調査をしたところ、「映画館が欲しい」「書店が少ない」「カフェが増えてほしい」といった回答が数多く寄せられた。しかも、卒業後は大川市から転出する学生が多いことから、今回のプロジェクトが始まった。若者にも大川市に魅力を感じる文化教養の発信拠点。それに子どもから高齢者まで、幅広い世代が集う複合施設が誕生したのである▼オープニング・セレモニーでは、パネルディスカッションが行われた。女優の檀ふみさんが、「映画は映画館で見るように制作されている」という言葉は印象的であった。祝辞で鳩山二郎大川市長は、市庁舎の目の前にある新施設に、「公務で忙しく見に行くことはできないが」と前置きされた。パネリストとして参加した鳩山市長は最後に、「映画を見に来ている私を見ても、さぼっているとは言わないでください」とリップサービスされた。檀さんは、「仕事のチャージに必要ですから」と後ろを押した▼大川市は木工の街のイメージが主流。国際医療福祉大学には1100人を超す学生が学んでいる。若者にも魅力ある大川市に変わっていくことは、地方創生にとって参考となる事例である。この取り組みを注目してきたい▼60歳以上の方にはシニア割引がある。一般の方も含め、大川シネマホールへ映画を見に行こう。


平成27(2015)年 10月 17日 土曜日


  1. 旧産炭地の研究者一堂に 石炭ルーツ探り世界遺産巡る あす開館20周年フォーラム 九州大オープンキャンパスも 大牟田市石炭館
     旧産炭地の博物館関係者や研究者が一堂に集う「全国石炭産業関連博物館等研修交流会in三池」が16日に大牟田市で始まった。同市石炭産業科学館を拠点に19日まで行われる予定で、これに合わせ、同館では18日に「石炭館開館20周年記念フォーラム」を開催。17、18日に「九州大学オープンキャンパスin大牟田」も催される。

  2. 安心安全なまちに 全国運動で街頭啓発 柳川、みやま
     全国地域安全運動に合わせた街頭キャンペーンが15日、柳川市、みやま市で行われた。同運動は子どもと女性の犯罪、特殊詐欺の被害防止を重点に今月11日から20日までの10日間実施。参加者は安心して暮らせる街づくりを目指して呼び掛けなどを行った。

  3. 武田さん、福山さん、安部さん 税務署長賞に輝く 税を考える週間 14中学校から156点応募 大牟田間税会
     大牟田間税会(山本和夫会長)が主催する平成27年度書写コンクールの審査会が14日、大牟田市大正小学校で行われた。最優秀賞となる大牟田税務署長賞には武田怜奈さん(柳城中1年)、福山成美さん(白光中2年)、安部桃加さん(瀬高中3年)が輝いた。

  4. 支援学校のキャリア教育 研修会で理解深める 荒尾市民児協
     荒尾市民生委員児童委員協議会連合障がい者部会(前川ふみ子部会長)の研修会がこのほど、同市増永の荒尾支援学校で開かれた。委員ら20人が参加し、同校のキャリア教育について理解を深めた。

  5. 大牟田市大正小 長崎市大浦小 世界遺産で友情築く 互いに施設紹介し合う
     大牟田市大正小学校(平河良校長)は同市と同じく「明治日本の産業革命遺産」を抱える長崎への修学旅行で現地の小学校と交流した。大正小の6年生55人と長崎市大浦小学校(山崎直人校長)の6年生77人が互いのまちの世界遺産を紹介し合い、友情を築いた。


     二十四節気の第17に「寒露」がある。今月8日がそれに当たる日であった。24日には、第18の「霜降」を迎える。冬が近づいている感じを日増しに受ける季節となった▼二十四節気とは、1太陽年を24等分し、その分割点に当たる日に、季節を表す名称を付けたものである。1年を24等分しているので、15日間隔となる。名称は、昼と夜の長さを基準にした「春分」「夏至」「秋分」「冬至」、その中間の日となる「立春」「立夏」「立秋」「立冬」がある。気温を基準にしたものに、「小暑」「大暑」「処暑」「小寒」「大寒」がある。気象を基準にしたものに、今月に現れる「寒露」「霜降」などがある。他に「啓蟄」や「穀雨」などの名称が知られている▼江戸時代のころから用いられているので、現代の感覚と異なるところもあるが、天気予報では季節の変わり目を表すものとして必ずと言っていいほど紹介されている▼「寒露」とは、露が冷気によって凍りそうになる様を表す。「霜降」は文字どおり、露が冷気で冷やされ霜が降り始めるころを表す。いずれも露を表現したものだ。「立冬」は11月8日である。このころになると木枯らしが吹き始める▼最近は温暖化傾向であるため、紅葉の時季は11月中旬から下旬になっている。二十四節気の表現が、実際の季節感を先行するかたちとなっている▼日本は正月を一年の大きな節目とする風習がある。このため、冬支度は年内に済ませる習慣がある。これから何かと気ぜわしい季節となっていく。今年の冬の平均気温は向こう3カ月、平年並みか高いと予想されているそうだ。


平成27(2015)年 10月 19日 月曜日


  1. 町の歴史に新たな一歩 合併60周年盛大に祝う 南関町
     玉名郡南関町の合併60周年を祝って17日、記念式典が同町関町の南の関うから館で開催された。関係者ら約200人が出席し、60年の節目を盛大に祝福。これからの町の発展へ向け、新たな一歩を踏み出した。

  2. 大牟田市明るい町づくり推進協 気持ち新た半世紀 先人の教え受け継ぐ
     大牟田市明るい町づくり推進協議会(圓佛洋右会長)の創立50周年記念式典が18日、大牟田市中央地区公民館で開かれ、約70人が出席。活動に貢献した個人や団体に感謝状や表彰状を贈るなどしてたたえ、記念講演も行われた。半世紀を振り返り、先人の教えを受け継ぎ、さらなる事業推進に向けて気持ちを新たにした。

  3. 「みなと憩い広場」完成祝う 式典後ウオーキングも 長洲
     玉名郡長洲町と熊本県が長洲港に共同で整備した「みなと憩い広場」の完成式典が18日、現地であった。住民、来賓ら約250人が出席し、新たな地域の交流、にぎわいづくりの場の誕生を祝った。式典後はウオーキング大会も開かれた。

  4. 温暖化防止やリサイクル 環境王で呼び掛け 大川
     大川環境王2015(大川市主催)が18日、大川市清掃センターであった。さまざまなイベントを通じて来場者に地球温暖化防止、リサイクル推進、省エネなどを呼び掛けた。

  5. 匠の技や食アピール 「えるる」がまるごと物産館 大牟田
     郷土の逸品をアピールする第13回ふる里おおむた屋物産展(大牟田物産振興会主催)が17、18の2日間、大牟田市新栄町の「えるる」で開かれ、館内がまるごと物産館へ変身。匠の技や地元の食の良さを来場者たちへ紹介し、初日は長さ約6メートルの「大蛇山ロールケーキ」のカットで祝った。


     みやま市の清水山には、小学生時代から遠足に行っていたものだ。瀬高駅からスタートし山腹にある古刹、清水寺を通り、頂上へ上るコースである。山頂は広々としていて眺めが良い。気軽なハイキングコースである▼自動車でのアクセスならば、山麓の本坊に駐車場がある。そこを拠点にして登ると便利だ。本坊には、室町時代に雪舟が築庭したと伝えられる本坊庭園もある。清水寺へ参拝するにも本坊駐車場からとなる▼清水寺は、最澄(伝教大師)が創建したのが起源。唐から帰国した最澄は、有明海東側にある丘陵に光明を見た。山に入り、キジの導きで合歓の木を見つけた。最澄は、この合歓の木を刻んで千手観音を作ったとされる。本堂には千手観音菩薩が本尊として安置されている▼参道には五百羅漢、仁王門があり、石段を登っていく。立花貞則公が建てたとされる山門をくぐり、最後の石段を登ると本堂に到着する。京都の清水寺の流れをくむ天台宗の古刹。山号は本吉山。裏手には朱塗りの三重塔がそびえる。清水寺の象徴である。柳河領内の住民と近国信者の寄進により建てられたという由来を持つ。清水寺が古くから信仰を集めていたことがうかがえる▼有明海沿岸道路の徳益IC(インターチェンジ)から三橋瀬高バイパスを東に進み、九州自動車道みやま柳川ICのガードをくぐれば、清水寺の案内がある。これから紅葉の季節となっていく。本坊庭園を含め、訪れてみてはいかがだろうか。帰りには、道の駅みやまに寄ると、ちょうど良い日帰りコースになる。


平成27(2015)年 10月 20日 火曜日


  1. スクールサポーター知ってますか? 子どもと向き合い非行防止 大牟田 警察と学校つなぐ
     警察と学校をつなぎ、子どもたちの非行を防ごうとスクールサポーター制度が各地で行われている。大牟田警察署のスクールサポーター、垣田博幸さん(67)は元警察官としての知識と経験を生かし、非行に走った子どもの立ち直りに取り組んでいる。

  2. ふるさとの川を調査 子どもらが水辺探索 みやま市南校区
     みやま市南校区青少年育成会(紫牟田一彦会長)は17日、同市高田町亀谷の飯江川上流で第1回水辺 探索教室を開催。南小児童やその保護者らの約40人 が参加し、魚とり網などを使い水生生物を採取して、調査した。福岡県南筑後保健福祉環境事務所が講師などを派遣して協力。

  3. 住みよい地域づくりへ 柳川で社会福祉大会 功労者表彰や活動報告
     第11回柳川市社会福祉大会が17日、同市の柳川総合保健福祉センター「水の郷」で開かれた。テーマは「そだてよう福祉の心 ひろめよう福祉の輪」。社会福祉功労者をたたえ、安全安心の住みよい地域づくりへ大会宣言を採択。住民の活動報告や俳優の増岡弘さんの講演もあった。

  4. 20周年記念し自然満喫 大川市ふれあいの家 100人がウオークラリー
     大川市ふれあいの家開館20周年記念ウオークラリー大会が18日、同市大野島地区で開かれた。参加者が秋晴れの空の下で筑後川河口に広がる大野島の自然を満喫。気持ち良く汗を流した。

  5. 創作ステージ 1000人楽しむ 荒尾の2つの宝℃轤
     荒尾総合文化センターで18日、自主事業の創作ステージ「世界が二つ あらお」が上演された。世界遺産に登録された万田坑、ラムサール条約登録湿地の荒尾干潟を「荒尾市の宝」として取り上げ、演劇やバレエで表現、来場者約千人が楽しんだ。


     有明新報では、毎週金曜日に「有明特集」を連載している。学校紹介の中でESD(持続可能な開発のための教育)を取り上げている▼各学校で、どのような取り組みを行っているのか、具体的な内容を紹介している。大牟田市は、市立小中学校全校が、ユネスコスクールに加盟する全国でも有数の自治体である。日本では今年6月現在で、939校が加盟。世界では181カ国、約1万校の学校が加盟している▼ユネスコスクールとは、ユネスコ憲章に示された平和や国際的な連携を実践する学校のこと。その中でESDは、中心的な役割を果たす教育概念である。環境、エネルギー、国際理解、世界遺産や文化財、将来の担い手づくり、防災、生物多様性、気候変動などをテーマにした教育である▼身近なテーマをグローバルに捉え、各地域で活動していくことを内容としている。全国・世界のネットワークを活用して、地球規模の諸問題に対処できるように、「発信」と「つながり」をキーワードにしている。点から線へ、線から面へ発展していくことが目的▼同市吉野小学校では、宮城県気仙沼市鹿折小学校へ桜の苗木を寄贈。トルコの学校と学校新聞を交換した。シンガポールとカナダの学校との交流では、左右に分かれて絵を描き、つなぎ合わせて一枚の絵を完成させた▼ESDは、名称の呼び方から内容が理解しにくい。愛称の募集から、「今日よりいいアースへの学び」が選ばれた。有明特集のESDコーナーから、地球の未来をつくる学習に理解を深めていこう。


平成27(2015)年 10月 21日 水曜日


  1. 世界遺産登録祝う 大牟田弁DVD完成 24日 全国サミットで披露 日本をささえて がまだした 世界に向けて がまだした みなと小 5年生が歌う
     大牟田市みなと小学校(立神裕輝校長)の5年生40人が歌う「大牟田弁もおもしろか2015(がまだせ大牟田)世界文化遺産登録おめでとうバージョン」のCD・DVDが完成。24日に開かれる世界遺産学習全国サミットでもDVDを流しながら合唱を披露する予定で、児童は張り切って練習に励んでいる。

  2. 御茶屋跡で歴史に触れる 南関町 10周年祝い「むかしむかし展」
     開館10周年を迎えた玉名郡南関町関町の豊前街道南関御茶屋跡で展示企画「合併前の南関むかしむかし展」が開かれている。戦前の写真などが並び、南関町の歩みや当時の人々の暮らしを知ることができる。25日まで。

  3. 音楽祭にぎわう 柳川JC 多彩なジャンル展開
     柳川青年会議所が主催する柳川音楽祭「YANAGAWA SOUND ENERGY〜市民が照らす郷土の誇り〜」がこのほど、柳川市京町の辻門広場で開かれた。まちに音楽が鳴り響く中、ダンスステージや太鼓演奏などのパフォーマンスが繰り広げられ、子どもから大人まで多くの人が来場し、にぎわった。

  4. 初の自主防災研修 区の取り組み充実図る 荒尾市高浜区
     荒尾市高浜区(片山秀人区長)の初めての自主防災研修会が18日、同区公民館であった。市職員が講話の中で「日ごろの情報伝達が防災につながる」と呼び掛け、参加した子どもからお年寄りまで約120人が耳を傾けた。

  5. 中学生とふれあう 美化活動やバーベキューで みやま市水上校区
     みやま市水上校区の町づくり協議会(大久保直喜会長)と青少年健全育成部(桜井圭部長)はこのほど、「中学生とのふれあい会」を実施。東山中学校生徒約70人が参加して、校区環境美化活動を行い、青少年の防犯に関する講座やふれあいバーべキュー大会で主催者団体の役員たちとふれあった。


     「29年余り食品衛生指導員をしていますが、他の人の役に立ったというより、自分自身のためになったと実感しています。きちんと整理整頓して、とても清潔にしているところに行くと『素晴らしい』と思い、とても勉強になります」▼取材に行ったのは蒲鉾製造会社。この社長は長年の功績を評価され、22日に東京で開催される食品衛生指導員全国大会で理事長表彰を受ける。話を聞き、業界全体の食品衛生意識向上のため尽力していることがよく分かった▼指導員は毎月1回、保健所に集合した後に3人前後で班をつくり、市内の各事業所を巡回。営業許可の確認、器材の整理整頓、手洗いの励行など食品衛生の基本的事項を守るための呼び掛けをしている▼行政と食品業者の心と心をつなぐパイプ役として「なぜ、きちんと守らないといけないか」を説いて回る中で大切にしているのは「同じ仲間」という意識。「確かに良くないところもあり、指導を行いますが、あとになって覚えているのは換気扇のレンジフードをピカピカにしているところなど、業者の皆さんの素晴らしいところばかり」と笑顔を見せる▼厳しく指導を受けるから食品衛生のルールを守らないといけないのではなく、常にお客さんのことを考えて業務に精励することが地域の発展、業界全体や個々の店の繁栄につながることを教えているのだろう▼事務所の壁に全国品評会で18年前と4年前に農林水産大臣賞を獲得した際の賞状を見つけた。「ものづくり」の伝統は「人づくり」が支えていることを再認識した。


平成27(2015)年 10月 22日 木曜日


  1. 将来のまちの姿考える 「再生計画」5案を提示 商店街空き店舗活用策探る 大牟田
     空き店舗の活用を考え、商店街再生の方策を探る「街なかストリートデザイン」発表会が20日夜、大牟田市新栄町の「えるる」で開かれ、空き店舗のオーナーなど約40人が参加。五つのグループが「再生計画」を披露し、これまでにないような利用方法や将来のまちの姿を提案した。

  2. 九州クリエイターズマーケットVOL.9 24、25日 筑後広域公園で 山門JCのGO婚も
     第23回ふくおか県民文化祭2015ものづくり、パフォーマンスの祭典「九州クリエイターズマーケットVOL.9」が24、25の両日、筑後広域公園で開かれる。福岡県などの主催で、協力する山門青年会議所は「YamatoへGO婚〜あなたの出会いをサポートします〜」、野外音楽イベントの「YAMATO MUSIC POWER」を実施することから、参加や来場を呼び掛けている。

  3. 台風18号被害に義援金 「音と光の祭典」で募る 荒尾市
     荒尾市荒尾地区の元気づくり会、一小校区元気づくり委員会(福田和寛委員長)は21日、9月に発生した台風18号による大雨災害の義援金約1万1千円を市役所へ届けた。

  4. 「受け手」でなく「担い手」に 柳川市シルバー人材センター 就業拡大支援求める
     柳川市シルバー人材センターの近藤善彦理事長らが20日、市役所柳川庁舎を訪れ、事業拡大支援に対する市への要請行動を実施した。保健・医療・福祉の「受け手」でなく「担い手」になることを目指した事業への理解を求めるとともに就業機会の確保・拡大に向けて予算の確保を要望した。

  5. ニセ電話詐欺や暴力追放を 大川ハゲます会 キャンペーンで啓発
     大川市の自営業者らによるグループ、大川ハゲます会(宮崎毅会長)は20日、同市上巻のゆめタウン大川で安全安心まちづくり防犯キャンペーンを実施。ニセ電話詐欺防止や暴力追放を呼び掛けた。


     「スクールサポーター知ってますか?」という見出しの囲み記事を掲載した。学校や警察に関わる人でなければ、あまり耳にしない言葉だ▼福岡県警察ホームページに、その説明がある。「福岡県内の各警察署に1人ずつ配置された非常勤職員で、経験豊富な警察官OB。管内の小・中・高校を訪問しています」。という書き出しで、発生した問題の対処に困ったり、警察への届け出を迷ったときに、相談することを勧めている▼この制度は、埼玉県警が平成14年に導入。各地に広がり、福岡県警は19年度からスタート。昨年度からは管内に学校がある全ての署に配置された▼大牟田署所属のスクールサポーターは毎日、数校を訪問。問題を抱える子どもの出席状況や学校での様子を聞き取るだけでなく、市内の犯罪や不審者情報などを学校へ提供。また直接、子どもたちの話を聞き、励まし、根気強く面談を繰り返すことで立ち直りを手助けしている▼学校が、その教育活動を展開していくためには、家庭をはじめ地域社会の支援が欠かせない。「開かれた学校論」の考え方から、学校支援ボランティアという言葉が生まれた。スクールサポーターもその一つ▼「小さいころからコミュニケーションをたくさんとり、子どもの話をよく聞いてSOSを見逃さないで」と同署所属のスクールサポーター。子どもたちの非行の低年齢化が進んでいる。昨年は小学校低学年の喫煙補導の事案も発生。家庭で、学校で、そして地域で、子どもたちに声を掛け、見守りを続けていきたい。


平成27(2015)年 10月 23日 金曜日


  1. 病院建て替えで意見交錯 市民同士対立する一幕も 荒尾 市長と気軽に語ろう会
     荒尾市民と山下慶一郎市長の意見交換会「市長と気軽に語ろう会」が20、21日夜、みどり蒼生館、メディア交流館でそれぞれ開かれた。いまだ先行きの見通せない市民病院の建て替え問題などについて要望や意見が寄せられ、参加した市民同士で議論が紛糾し、意見が交錯する一幕も見られた。議会傍聴も盛んに呼び掛けられた。

  2. 災害に遭わないために 児童が自ら考え発表 大牟田市みなと小
     福岡県教育委員会が進める実践的安全教育総合支援事業の学校防災アドバイザーを講師に迎え、大牟田市みなと小学校(立神裕輝校長)は22日、同校で5年生39人に防災教育を実施。児童は「激しい雨が降ったときどんな場所が危険か」「被害に遭わないためにどうするか」を考え、理由も含めて発表した。

  3. 夫婦恵比須像進呈 ミニしめ縄作りも 24、25日 フェスタ羽犬塚 筑後
     筑後市内の商店街などが行う物産展「フェスタ羽犬塚2015・夫婦恵比須祭り」が24、25の両日、同市役所駐車場特設会場で開かれる。同市の特産品を紹介するもので、24日午後2時半からステージで夫婦合わせて150歳以上に博多人形師が作製した「夫婦恵比須像」をプレゼント(先着20人)。カップル、夫婦が自分たちで作ったミニしめ縄を市役所近くの六所宮で祈願して持ち帰ることができるイベントも用意されている。

  4. あす柳川文化祭開幕 来月8日まで 白秋祭協賛 三橋は24、25日に
     柳川市の柳川文化協会が主催する白秋祭協賛・柳川文化祭が24日から始まる。同日と25日には、同市三橋文化協会主催の文化祭も開催。それぞれ日ごろの文化活動の成果を披露する。

  5. 県境越え連携強化 緊急配備訓練で犯人追跡 福岡、熊本県警
     拉致事件発生を想定した福岡、熊本両県警による緊急配備訓練が22日、みやま市瀬高町大江の道の駅みやま駐車場を起点に行われた。70人以上の警察官が、みやま、大牟田、荒尾市と県境を越えて犯人を追跡。両県警の連携と初動措置を確認し、強化を図った。


     有明新報社の生活情報誌「クレバ秋冬号」が発刊された。今号の特集は、高校駅伝競走である。毎年年末に京都、都大路で行われる全国高校駅伝競走大会は、注目を集める恒例の大会である▼大会出場資格を得るためには、各都道府県の予選会で優勝しなければならない。有明地域では、男子の大牟田高校が常連校。今年も福岡県予選の優勝候補だ。女子の有明高校は昨年、熊本県予選を見事に勝ち抜いて大会初出場を果たした。今年も、さらなる期待が高まっている。他に柳川高校の男子と女子チーム、大牟田高校の女子チームを紹介している。事前情報として見逃せない▼有明新年文芸の特集も楽しい。有明新報社では毎年、正月に発刊している元旦号に有明新年文芸を掲載している。今回、クレバではジュニアの部をクローズアップ。募集要項に従い有明地域の小学校、中学校、高校の全生徒、全児童が応募できる。入選者に対しては、各学校を訪問して表彰している。今号は、創作を指導されている選者のインタビューや平成27年の入賞作品の一部を紹介している。一般の部もあり、多くの方に応募していただきたい▼筑後市の観光紹介コーナーもある。有明新報は同市もエリアとして拡大、関係する記事を掲載している▼その他に「あの方言この方言」「記者を逆取材」「マスコット・キャラクター活動報告」「やぎさんゆ〜びん」も連載中である▼また「うまか版」も、11月中旬に発刊予定である。幹事さん必見のグルメ情報誌として定着。こちらも楽しみにしていただきたい。


平成27(2015)年 10月 24日 土曜日


  1. 大牟田市長選 無投票へ 共産党 候補擁立を断念
     任期満了に伴う大牟田市長選挙は11月8日に告示される。現時点で立候補の意思を表明しているのは前副市長の中尾昌弘氏(61)のみ。共産党大牟田地区委員会は独自候補擁立を断念した。同市長選として昭和22年以来68年ぶりの無投票となる可能性がますます高まった。

  2. 新たな歴史築こう 岱志高校の開校祝う 荒尾
     今年4月に開校した荒尾市荒尾の岱志高校(城戸申一校長)の開校記念式典が23日、同校で開かれた。生徒約140人は共に新たな歴史を築いていこうと思いを一つにした。

  3. 観光開発し利用促進を 旅行業者が大川、柳川へ 昇開橋視察や川下り
     佐賀市の有明佐賀空港と千葉県の成田空港を結ぶ成田便の利用促進へ向けたファムトリップが21日から23日まであった。23日には参加した旅行代理店関係者らが大川市と柳川市で筑後川昇開橋や川下りの視察、体験を行った。

  4. 商品券の追加販売開始 大牟田 初日は混乱もなく
     「おおむたスーパープレミアム商品券」の追加販売が23日、大牟田商工会議所で始まった。対象は追加販売抽選の当選者のみで、初日は大きな混乱はなくスムーズに販売され、訪れた人たちは笑顔で買い求めていた。

  5. 健康な体の維持を 三井島システム 700人が体操実践 柳川で
     実践体育学体操三井島システムの柳川地区合同練習会が19日、柳川市民体育館で開かれた。午前、午後の部の2回あり、近隣市町などから総勢約700人の会員が参加。体操などで汗を流し、健康でよく動く体の維持に努めた。


     TPP(環太平洋経済連携協定)に大筋合意した関税交渉の全容が発表された。海外から輸入する全9018品目のうち、95.1%にあたる8575品目で、関税が撤廃されることになった。関税が残るのは、全て農林水産物で1885品目である。工業製品は全品目が撤廃となる▼TPPは、米国・オーストラリア・カナダの農業大国を含む、12カ国で構成されている。日本政府は、国内農業を守る上で重要とした5項目の農産品、コメ・麦・牛肉豚肉・乳製品・甘味資源作物を中心に関税を残した。このため全品目での関税撤廃が基本となるTPP加盟国の中で、日本だけが95%と撤廃率が低くなっている▼日本の地方経済における農林水産業は、基幹産業となっている地域が数多く存在する。有明地域では、筑後平野を中心にコメ・麦・大豆・野菜の生産、山間部では果樹栽培など、有明海では、ノリをはじめとする水産業が盛んである▼政府は、重要5項目について関税を維持したことで、農林水産業への影響が大きく及ばないと説明している。その反面、農林水産業の中小企業が海外へ展開できるメリットを強調している。しかし、それでは生産者は非常に不安に思うだろう。これから、農林水産業の現場で、どのようなデメリットが出てくるのか、それぞれの品目について、具体的な影響を精査し公表するべきである▼有明地域の自然を生かした農林水産業は、今後、どのような変化をもたらすのか。行政はもちろんのこと、市民や町民も、注目していかなければならない。


平成27(2015)年 10月 26日 月曜日


  1. 教育関係者ら600人集う 大牟田で初 全国サミット 世界遺産 学び合う みなと小児童 登録祝い合唱披露 駛馬北小児童 ガイド活動を紹介 地元出身 北川さんが講演
     「第6回世界遺産学習全国サミットinおおむた」が24日、大牟田市旭町のホテルニューガイア・オームタガーデンで開かれた。「時をこえてひととつながり、未来へひろがる〜今 大牟田から始まる これからの学び〜」をテーマに行われ、全国各地から教育関係者を中心に約600人が参加。地域への誇りと未来を切りひらく力を育てるための学びについて考えた。

  2. 市民文化祭が開幕 文化協会40周年式典も 荒尾
     第40回荒尾市民文化祭が25日に開幕し、荒尾総合文化センターで開会式と併せて、市文化協会の創立40周年記念式典があった。式典では市の文化の振興、発展に尽力したとして21個人と13団体を表彰した。

  3. 本のお楽しみ袋用意 まいピア高田図書館 特設コーナーに80袋
     みやま市のまいピア高田図書館は23日、読書週間特別企画として特設コーナーを設け、本のお楽しみ袋の貸し出しを開始した。袋には3冊の本が入っており、どんな本が入っているか分からないが、袋に記入されているコメントがヒントになる。特設コーナーは11月25日まで。

  4. 「緑平賞」創設を検討 柳川で句碑祭 自由律の俳人しのぶ
     柳川市南浜武出身の自由律の俳人で、放浪の俳人・種田山頭火を物心両面で支えた木村緑平の句碑祭がこのほど、同市坂本町の柳城児童公園句碑前で行われた。木村緑平顕彰会(椛島守会長)の会員ら約40人が句碑に花を手向けて遺徳をしのんだ。また総会が開かれ、活動を後世に引き継ぐため、自由律俳句の「緑平賞」や「緑平ジュニア賞」の創設を検討することを決めた。

  5. クリエーター160組が集結 県民文化祭 山門JCのGO婚も
     第23回ふくおか県民文化祭2015ものづくり、パフォーマンスの祭典「九州クリエイターズマーケットVOL.9」が24、25の両日、筑後市の県筑後広域公園で開かれた。「パークサミット2015」と題してアート、音楽、食の祭典が繰り広げられ、広大な敷地の公園内は他県ナンバーの車もあり、多くの来場者でにぎわった。


     任期満了に伴う大牟田市長選挙。立候補予定者説明会では、出席したのが前副市長の中尾昌弘氏陣営の関係者だけだった。11月8日告示、15日投開票で予定されている同市長選挙は、昭和22年以来68年ぶりの無投票となる可能性が高まっている▼有明地域の首長選挙で無投票となったのは、平成25年の筑後市長選で現職の中村征一氏が再選。同年の長洲町長選で現職の中逸博光氏が再選を果たした。近年ではこの2件のみ。他市町の首長選では選挙が実施されている。今年春の県議会議員選挙では、無投票の選挙区が多く発生した▼無投票になるのは、いくつかの原因が考えられる。第一に、政治への関心の低下である。若者の政治離れといわれる。それに加えて、政治は特別な世界であり、若者に限らず政治に、距離を置く人が増えている▼第二は、政治家の職業としての魅力の低下である。税金から支払われる報酬は、少なくても構わないと思われる傾向が強い。その割に選挙の費用は、かなりの額がかかる。しかも立候補の際には、公務員や会社員の場合、その多くは退職が必要となる。選挙に敗れれば、新たな就職先を探さなければならない▼第三は、少数の政党の巨大化である。特に自民党が推薦した候補者に、民主党などの政党が相乗りして推薦する傾向が、多くなっている。地方選挙では、政党間の対立が少なくなったのも事実▼来年の参議院議員選挙からは、選挙年齢が18歳以上へと引き下げられる。政治への関心を高め、主権者教育をいかに進めるかが課題でもある。


平成27(2015)年 10月 27日 火曜日


  1. 通信指令を共同運用 119番 迅速な消防活動目指す 来月から 筑後地域15市町村で
     より良い消防、救急活動を目指して「筑後地域消防指令センター」での通信指令業務の共同運用が筑後地域で進められており、11月から12月にかけてスタートする。119番通報の受け付けや出動指令をまとめて行うことで筑後地域にある八つの消防本部の連携を深め、業務を効率的に行う。

  2. 古き良きもの再発見 大学生と高校生がまち歩き 柳川
     柳川市や市外の大学生と高校生による「柳川の古き良きもの再発見」が25日、柳川市内で開催された。4、5人のグループに分かれ、旧暦の「重陽の節句」に合わせて実施した「柳川菊の節句 柳川まちかどミュージアム」の各会場を巡りながらまちを散策。地元の古くからの風習にちなんだイベントを通して、次世代を担う若者たちがまちの魅力に触れた。

  3. 学習活動の成果披露 大川東中文化発表会 親子川柳作品披講も
     大川市大川東中学校(今村和博校長)の文化発表会が24日、同校体育館で開かれた。全校生徒が合唱コンクール、さまざまな作品展示などで文化学習や活動の成果を披露。PTAによる親子川柳大会の作品発表も行われ、学校生活や家庭生活などを詠んだ句が笑いを誘った。

  4. 散策マップで情報発信 立地活用 観光客取り込む 荒尾
     荒尾市のグリーンアベニュー地域振興会(河野浩明会長)は、加盟事業所の情報を発信する「散策マップ」を作った。店舗の「イチ押し」の情報や特典も掲載している。

  5. 「ノーポイ」で河川美化 筑後川・矢部川・嘉瀬川 地域住人が清掃活動
     河川に物を捨てない「ノーポイ」を合言葉にした、第30回筑後川・矢部川・嘉瀬川河川美化「ノーポイ」運動が25日、大川、柳川、みやま市などであった。地域住民らがごみ袋を手に堤防のごみを拾い、美化活動に努めた。


     福岡県赤十字血液センターは県内の小学生を対象にした献血セミナーを開いている。先に大川市内の小学校でも、奉仕事業として献血会に協力しているライオンズクラブが教育委員会に話を通して行われた。未来の献血協力者を増やしたいとの思いからだ▼献血は数回したことがある。最初は19歳の時。繁華街を歩いていたら採血車が目に入り、一緒にいた友人から誘われて特に深く考えるでもなく、何となく採血を受けた▼採られた血液の多くは言うまでもなく病気、けがの治療や手術に使われる。だが最近は輸血用血液が不足がちになっている。セミナーでも講師の同センター職員が、必要な時に足りなければ他県のセンターから融通してもらっていると教えていた▼それに加えて少子高齢化が進み、輸血を必要とする人は増えているのに、献血できる人が少なくなっていく。セミナーのテーマに「命の支え合い」という言葉があった。それが崩れてしまわないかと不安も覚える。小学生だけに限らず理解を広げる努力が必要だ▼献血をすれば会社などで行われる健康診断の血液検査と同じ項目の数値が分かる。自分の健康状態を把握できるメリットがある。人助けに加えて、普段健診を受ける機会のない人は無料で健康チェックもできることになる▼赤十字血液センターには、献血しようという住民の思いが少しでも高まるよう努めてほしい。そのことがみんなで支え合う共生社会づくり、誰もが安心して生活できる地域づくりへの意識づけにもつながりはしないだろうか。


平成27(2015)年 10月 28日 水曜日


  1. 災害時に相互応援 6市町が協定調印
     県境を超え有明圏域定住自立圏を形成する大牟田、柳川、みやま、荒尾の4市と玉名郡の南関、長洲の2町は27日、「災害時の相互応援協定」を締結。「中心市」である大牟田市と各市町はそれぞれ「定住自立圏協定の一部を変更する協定」を同日に締結した。

  2. 手鎌小 資源リサイクルに貢献 アルミ缶回収優秀校に 大牟田 感謝状を伝達
     大牟田市手鎌小学校(鶴信一校長、全校児童418人)は平成27年度アルミ缶回収協力者優秀校として表彰され、27日に同校で感謝状の伝達式が行われた。資源リサイクルと環境保全への貢献をたたえられ、「取り組みが認められ、うれしい」と喜んでいる。

  3. 県優秀技能者表彰受ける 家具の酒見さん 後継者育成にも意欲 大川
     大川市酒見の家具メーカー、株式会社丸庄社長の酒見俊郎さん(61)が平成27年度福岡県優秀技能者表彰を受け、26日に市役所で鳩山二郎市長に報告。後継者育成などに意欲を見せた。

  4. 安東省菴しのび例祭 顕彰会 論語音読し思い寄せる 柳川
     安東省菴顕彰会(立花民雄会長)は25日、柳川市旭町の浄華寺で例祭を行った。柳川藩学の基礎を築いた安東省菴(1622〜1701)をしのび読経。論語の音読などもあり、清貧な生活を送りながら修養に励み、心を磨いた省菴に出席者が思いを寄せた。

  5. 長洲の金魚に自信持って 吉田さんが町職員に訴える 長洲町
     玉名郡長洲町の職員を対象とした「金魚講演会」が26日、同町中央公民館であった。創業350年を誇る東京の金魚・錦鯉の卸問屋「葛g田晴亮商店」の代表取締役、吉田智子さんが長洲産金魚の魅力を力説。約40人の職員に「自信を持ってアピールして」と訴えた。


     戦国武将・伊達政宗の名言は、数多く残されている。その中に五条訓がある▼前半は、仁義礼智信の五条の徳について説いている。「仁に過ぎれば弱くなる」「義に過ぎれば固くなる」「礼に過ぎれば諂いとなる」「智に過ぎれば嘘をつく」「信に過ぎれば損をする」。これは論語に「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とあるように、中庸の心を説いている▼後半は、倹約について説いている。「気ながく心穏やかにして、よろずに倹約を用い金を備うべし」「倹約の仕方は不自由を偲ぶにあり、この世に客に来たと思えば何の苦もなし」「朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし」「元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい」「今日の行くを送り、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆の御暇申するがよし」▼特に「この世に客に来たと思えば何の苦もなし」は、身に沁みる教えである。自分を中心にして考えるのではなく、この世に客に来たと思えば、不平不満や苦しみを感じないというものである。主観ではなく客観になることは、人生を楽しく過ごしていく秘訣になるというものだ▼主観的に過ごしている人間ほど、小さなことにも苛立ち不平を感じる。そうではなく、自分が客として招かれたと思えば、我慢するのは当然のことで、苦と考えることでもないのだ。政宗は、客としての立場を人生になぞらえた▼誰しも客に来たと考えていくならば、不平は生じない。不平がなければ愚痴も出ない。総じて住みやすい世の中になる。素晴らしい言葉である。


平成27(2015)年 10月 29日 木曜日


  1. 未来を紡ぐ 柳川プライド 創生総合戦略を答申 2040年人口5万4000人
     柳川市まち・ひと・しごと創生協議会は28日、金子健次市長の諮問を受けて調査検討を進めていた市のまち・ひと・しごと創生総合戦略について答申した。「柳川が好き!未来を紡ぐ 柳川プライド」をコンセプトに柳川市の歴史・文化・風土に誇りと愛着を持つふるさとづくりなどの基本目標を挙げた案が出され、今後、庁内での決定を経て公開する方針。

  2. 近く「三池炭訪」運用開始 現地でタブレットかざす 往時の宮原坑 再現し解説 4カ国語音声と画像 福岡県 スマホアプリも作成
     世界遺産の現地で仮想現実的な画像による解説を行う「三池炭訪タブレット」を、福岡県が完成させた。大牟田市に機器などが貸与され、近く運用が開始される。

  3. 児童が防犯呼び掛ける モデルポスター・標語 大川の8人入選 全国地域安全運動
     平成27年度全国地域安全運動モデルポスター・標語小学生以下の部で入選した大川市の児童8人への福岡県防犯協会連合会長表彰の伝達式が27日、市役所であった。児童たちは「地域の安全について考えていきたい」「ポスターが地域安全に役立てば」「ニセ談話詐欺でお金を取られそうな人を見たら声を掛けたい」などと話していた。

  4. 南関で芸術の秋満喫 31日から文化祭スタート
     第39回玉名郡南関町文化祭が31日から11月3日まで、同町関町の南関高校や同町公民館、南関御茶屋跡を会場に始まる。期間中は町民らによる多彩な作品展や秋バラと菊花展、舞台発表などがあり、芸術の秋を満喫できる。

  5. みやま市文化祭 濃施山公園で野外行事も 31日からまいピア高田
     第9回みやま市文化祭が31、11月1の2日間、同市のまいピア高田で開かれる。各団体の発表や作品展示が行われ、関連行事として31日に高田濃施山公園で俳句会とバンブーイリュージョンナイト2015が催される。30日は前夜祭として午後5時からまいピアで謡曲や日舞、フラダンス、ヨガ・カラオケなどがある。


     「三池炭鉱関連施設を含む『明治日本の産業革命遺産』が世界文化遺産になったのは先人のご努力のおかげ。團琢磨さんらに加え、多くの技術者、労働者の皆さんが炭鉱や国の産業発展のためにご尽力なさったことが世界から認められた」▼大牟田市長のあいさつは続く。「まちの宝物が世界の宝物になり、誇らしく思う。これからはこれらの宝物をまちの振興発展につなげていくために頑張っていかねばならない」と近代化遺産を活用したまちづくりへの協力を呼び掛けた▼ここは荒尾市内の炭鉱社宅跡地に建つホテル。九州内をはじめカナダ、北海道、東京、神奈川、大阪など国内外から約90人が駆け付け「三井鉱山OB会九州大会」が開催された。九州(三池)での開催は4年ぶりだという▼ホテルの辺りには、かつて炭鉱社宅や共同浴場、保育園などに加え、炭鉱電車の駅があった。労働者が三川坑などの職場を行き帰りするだけでなく、緑ケ丘などの社宅住民らを四ッ山県堺などまで運ぶ貴重な生活の足だった▼県堺とは大牟田市三川町、三里町などや荒尾市四ッ山町など県境を挟んだエリアのこと。ラインである県境とは意味が少し異なる。県堺に行くと品物があふれ、人でにぎわい、胸が躍ったことを思い出す▼大牟田市は炭鉱電車(機関車)を三川坑へ移転・展示するための寄付金募集活動をしている。60日間の期間が今月30日でひとまず終了。「三井鉱山OB会九州大会」でも、市の担当職員から説明と「お願い」が行われた。昔とは違う、新たなにぎわいづくりの正念場だ。


平成27(2015)年 10月 30日 金曜日


  1. 創生戦略と一本化 新・総合計画を答申 荒尾市 2060年―人口4万2000人設定
     荒尾市の新・第5次総合計画について話し合う、市総合計画審議会(会長・荒井勝彦熊本学園大学特任教授)は29日、まとめた計画案を山下慶一郎市長に答申した。2060年の人口を4万2千人に設定し、これに向けた雇用創出、定住促進、結婚・子育て支援、地域連携などの政策方針と各数値目標を定めた。

  2. 旭化成建材くい打ち 大牟田、大川で各1件
     神奈川県横浜市内のマンション傾斜問題で、旭化成の子会社である旭化成建材が過去10年間にくい打ち工事を請け負った建物は和歌山、沖縄を除く45都道府県の3040件のうち福岡県内は47件。県発注の大川市内の公共工事1件、大牟田市内の建物工事1件が含まれていたことが29日までに分かった。

  3. 白秋祭前に環境美化 柳剪定や花苗植える 柳川
     柳川市の沖端商店会(高田雄二会長)などは28日、沖端水天宮周辺の掘割沿いに並ぶしだれ柳の剪定や花苗植えを実施した。観光客の多くなる11月1日から3日間の白秋祭水上パレードなどに向け、地元の人たちと一緒になって環境美化に努めた。

  4. ニセ調査員に注意を 国税調査票だまし取る 大牟田
     今月10日午後、大牟田市三池と同市草木で国勢調査員をかたって調査票や免許証のコピーをだまし取る事案が2件発生していたことが29日に分かった。同市の担当者は「調査員が免許証のコピーを求めたり、所得などを聞くことはない」と警戒を呼び掛けている。

  5. 往時の宮原坑再現 リアルに三池炭訪 大牟田 タブレット貸し出す
     世界文化遺産となった大牟田市の旧三池炭鉱宮原坑で古写真やバーチャルリアリティー(仮想現実)により往時の姿を再現する「三池炭訪タブレット」を福岡県が完成させ、30日から現地でタブレット機器を一般来場者に貸し出す。


     「芸術の秋」の季節が到来した。有明地域では、各市町で美術公募展が開催されている。常設の美術館を有しない市町が多いため、美術を身近に鑑賞できる絶好の機会となっている▼美術は、日本では視覚芸術を指して言う。視覚によって鑑賞するために表現された造形芸術である。代表的な美術としては、洋画や日本画などの絵画、彫刻や陶芸などの工芸、そして書道や写真などがある。イラストレーションやアニメ、映画も美術の分野に入る▼日本を含む東洋では、元来、美術品は実用品であった。屏風絵は家具の一部であり、工芸品は生活道具、絵巻物は読み物の挿絵というように、西洋の芸術の定義では、応用美術に相当する▼鑑賞のための純粋な芸術は、18世紀に西洋で確立した。ファイン・アートと呼ばれるもので、実用性から独立した芸術性を重んじるものである。作家の個性が発揮される創作品が、商品として売買される社会的背景が形成されていった▼日本には明治維新後、西洋文化が大量に入ってきた。その際にファイン・アートが美術と翻訳された。そして文芸・音楽・演劇を含む広義のファイン・アートは、芸術という言葉が使われるようになった。書道は、東洋に独特の歴史を持つが、西洋には存在しない。このため、書道が美術の分野となっているのは、東洋においてのみである▼美術は、創作者の感覚や感情、思想や信念を伝えるものである。表現されている中から気持ちを汲み取るのは興味深い。「芸術の秋」を楽しんでいただきたい。


平成27(2015)年 10月 31日 土曜日


  1. 白秋祭 1日から水上パレード 225隻が掘割巡る
     第63回白秋祭水上パレード(柳川市観光協会主催、柳川市後援)が11月1日から3日まで開催される。観光柳川の最大のイベントで「白秋のふるさと水郷柳川」を全国に紹介。225隻が掘割に沿って同市出身の詩聖、北原白秋(1885〜1942)の詩歌の母体となったまちを巡る。

  2. グッドデザイン金賞に みやま市のスマートコミュニティ
     みやま市のスマートコミュニティづくりが2015年度グッドデザイン・ベスト100の中から厳選され、金賞(経済産業大臣賞)を受賞した。同市は「受賞を契機に、市政と市民が一 体になって地方創生の実行力を高める」とコメント。具体的には「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中で、住んでよかったと思われる暮らしやすさや安心感を実感できるまちみやま≠フブランドイメージ向上に努めたい考え。

  3. やったぞ!!ホークス日本一 商業施設で祝勝セール
     やったぞ!!ホークス日本一―。福岡ソフトバンクホークスの2年連続日本一を祝うセールが30日、有明地区の各商業施設で始まった。店内では応援歌が流されて優勝ムードを盛り上げ。工藤公康監督の背番号「81」にちなんだ本体価格の商品も売り出された。

  4. 筑後市役所庁舎内に大型ポスター掲示
     福岡ソフトバンクホークスファーム本拠地の建設が進む筑後市は30日、日本シリーズ制覇を祝う大型ポスターを市役所庁舎内の総合案内窓口に設置。「日本一連覇おめでとう」の文字とともに、来年3月に誕生するファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」を訪れる人にアピールしている。

  5. 公営ポスター掲示場設置作業スタート 無投票になりそうだが 大牟田市長選
     11月8日に告示される大牟田市長選挙の公営ポスター掲示場設置作業が30日にスタートした。告示前日までに市内221カ所へ設置される。


     今年6月に改正公職選挙法が成立し、選挙権の年齢が18歳以上へと引き下げられた。若者の政治に対する関心を高めることなどを目的とした法律改正である▼年代別の平均的な投票率では、60歳代が最も高く、50歳代、70歳代と続いている。最も低いのは20歳代、次いで30歳代が低い。若者の政治意識は本当に低いのであろうか▼若者に限らず、全ての世代で選挙の投票率が年々低下している傾向にある。政治への関心が低下しているのは、政治そのものにも原因があると言える。国会で、あれほど紛糾して審議された安保法案においても、決議された後、法律が及ぼす影響について、明確な説明が全くといっていいほど行われていない。国民は国会審議に振り回されているだけなのか。主権者にとっての民主主義の限界を感じる▼今回の18歳以上選挙権の導入は、大人たちが、若者に対して先輩づらをして受け入れてはいけない。自分たちが20歳になり、初めて投票に行った時を思い出してほしい。自分なりに考え、判断し投票したはずだ。それに投票に関しては主権者に平等である。私たち大人と、社会の価値観を、若者に決して押しつけてはならない▼これから、高校や大学などの学校で、主権者教育が盛んに行われていくようになるだろう。若者は政治に無関心だ―と勝手に決めつけるような先入観を捨てる必要がある。若者にきちんと向かい合って、政治について聞いてみるとよい。大人たちがやっていること自体を、振り返ってみて考えることが、改正の本質でもあると思う。